JPH0322444Y2 - - Google Patents
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- JPH0322444Y2 JPH0322444Y2 JP14079186U JP14079186U JPH0322444Y2 JP H0322444 Y2 JPH0322444 Y2 JP H0322444Y2 JP 14079186 U JP14079186 U JP 14079186U JP 14079186 U JP14079186 U JP 14079186U JP H0322444 Y2 JPH0322444 Y2 JP H0322444Y2
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- heat pipe
- heat
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- pipe
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- Expired
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Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、電柱を支える支線に対する融雪を
行なう装置に関するものである。
行なう装置に関するものである。
従来の技術
送電線路の支持物のうち木柱やコンクリート柱
には、支線を設けて風圧荷重や水平荷重等に対す
る補強を行なつていることは、周知の通りであ
る。その支線としては、通常、直径4mm程度の軟
鋼線を3本もしくはそれ以上撚り合わせた撚線を
用い、電柱と地中のアンカーとの間に斜めに張り
渡している。この支線も送電線路と共に自然環境
下に置かれるから、環境変化を配慮して撚り本数
や素線の径を決め、また施工を行なつているが、
支線はいずれにしても無垢の線を用いるから、寒
冷地や想定していない環境下では異常が生じる場
合がある。すなわち多量の積雪によつて支線が雪
に埋つた場合や多量の着氷雪があつた状態で大き
な風圧荷重を受けた場合などにおいては、荷重が
極端に大きくなつて支線が切れたり、あるいは電
柱が倒れたりする事故が生じる。
には、支線を設けて風圧荷重や水平荷重等に対す
る補強を行なつていることは、周知の通りであ
る。その支線としては、通常、直径4mm程度の軟
鋼線を3本もしくはそれ以上撚り合わせた撚線を
用い、電柱と地中のアンカーとの間に斜めに張り
渡している。この支線も送電線路と共に自然環境
下に置かれるから、環境変化を配慮して撚り本数
や素線の径を決め、また施工を行なつているが、
支線はいずれにしても無垢の線を用いるから、寒
冷地や想定していない環境下では異常が生じる場
合がある。すなわち多量の積雪によつて支線が雪
に埋つた場合や多量の着氷雪があつた状態で大き
な風圧荷重を受けた場合などにおいては、荷重が
極端に大きくなつて支線が切れたり、あるいは電
柱が倒れたりする事故が生じる。
従来、このような事故を防ぐ装置として、地熱
を利用して雪を解かす装置が、実開昭60−152756
号によつて提案されている。この装置は、ヒート
パイプの一端部側を支線に接触させるとともに、
他方の端部を地中に挿入し、そのヒートパイプに
よつて地熱を支線の周囲に運んで雪を溶かす装置
である。
を利用して雪を解かす装置が、実開昭60−152756
号によつて提案されている。この装置は、ヒート
パイプの一端部側を支線に接触させるとともに、
他方の端部を地中に挿入し、そのヒートパイプに
よつて地熱を支線の周囲に運んで雪を溶かす装置
である。
考案が解決しようとする問題点
上記の従来の装置では、木柱やコンクリート柱
が設置される地域によつて積雪量が異なることか
ら、この積雪量に合わせて支線に添わせるヒート
パイプの長さを設定している。
が設置される地域によつて積雪量が異なることか
ら、この積雪量に合わせて支線に添わせるヒート
パイプの長さを設定している。
しかしながら、予想した以上の積雪があつたと
きには、ヒートパイプが完全に雪の中に埋つてし
まい、ヒートパイプよりも上方の積雪はヒートパ
イプで運ばれた熱で溶けず、積雪の荷重が支線に
作用してしまい、支線が切断する問題があつた。
きには、ヒートパイプが完全に雪の中に埋つてし
まい、ヒートパイプよりも上方の積雪はヒートパ
イプで運ばれた熱で溶けず、積雪の荷重が支線に
作用してしまい、支線が切断する問題があつた。
そこで、支線に添わせるヒートパイプの長さを
通常予想される積雪量よりも長く設定しておけ
ば、積雪による支線の切断事故を確実に防止でき
るものの、まれにしか起こらない大雪に合わせて
ヒートパイプの長さを設定することは無駄であ
り、またこれによるコスト高も無視できなくな
る。
通常予想される積雪量よりも長く設定しておけ
ば、積雪による支線の切断事故を確実に防止でき
るものの、まれにしか起こらない大雪に合わせて
ヒートパイプの長さを設定することは無駄であ
り、またこれによるコスト高も無視できなくな
る。
この考案は上記の問題を解決して、予想しない
積雪があつたときでも支線の切断事故を完全に防
止することができる電柱支線の融雪装置を提供す
ることを目的としている。
積雪があつたときでも支線の切断事故を完全に防
止することができる電柱支線の融雪装置を提供す
ることを目的としている。
問題点を解決するための手段
この考案では、ヒートパイプの上端側に、パイ
プ部材を支線に沿わせて固定して、ヒートパイプ
の上端側の長さを実質的に延長した場合と同様の
効果が得られるようにしている。
プ部材を支線に沿わせて固定して、ヒートパイプ
の上端側の長さを実質的に延長した場合と同様の
効果が得られるようにしている。
すなわち、ヒートパイプの上端側の部分を、電
柱と地中のアンカーとの間に斜めに張り渡した支
線に添わせて固定するとともに、そのヒートパイ
プの下端側の部分を、地中における温度の高い採
熱部に挿入してなる電柱支線の融雪装置におい
て、下端部が開口し、上端部が閉じた熱伝導性の
良い材料からなるパイプ部材を、その下端部の開
口部内に前記ヒートパイプの上端側一部分が挿入
されるようにして前記支線に添わせて固定してな
ることを特徴としている。
柱と地中のアンカーとの間に斜めに張り渡した支
線に添わせて固定するとともに、そのヒートパイ
プの下端側の部分を、地中における温度の高い採
熱部に挿入してなる電柱支線の融雪装置におい
て、下端部が開口し、上端部が閉じた熱伝導性の
良い材料からなるパイプ部材を、その下端部の開
口部内に前記ヒートパイプの上端側一部分が挿入
されるようにして前記支線に添わせて固定してな
ることを特徴としている。
作 用
パイプ部材の位置まで積雪があつた場合、パイ
プ部材の上端部内は積雪によつて温度が低くなつ
ているものの、パイプ部材の下端の開口部内はヒ
ートパイプによつて地中から運ばれてくる熱によ
り温度が高くなつていて、パイプ部材の上端部と
下端部との間に温度差が生じ、この温度差によつ
て空気の自然対流が生じる。すなわち、ヒートパ
イプから運ばれてくる熱によつて加熱されて軽く
なつた下端の開口部内の空気が上昇する一方、積
雪によつて冷却されて重くなつた上端部内の空気
が下降して、空気の対流が生じ、この対流の過程
でパイプ部材の周面全体に熱伝達される。
プ部材の上端部内は積雪によつて温度が低くなつ
ているものの、パイプ部材の下端の開口部内はヒ
ートパイプによつて地中から運ばれてくる熱によ
り温度が高くなつていて、パイプ部材の上端部と
下端部との間に温度差が生じ、この温度差によつ
て空気の自然対流が生じる。すなわち、ヒートパ
イプから運ばれてくる熱によつて加熱されて軽く
なつた下端の開口部内の空気が上昇する一方、積
雪によつて冷却されて重くなつた上端部内の空気
が下降して、空気の対流が生じ、この対流の過程
でパイプ部材の周面全体に熱伝達される。
したがつて、ヒートパイプの周囲の積雪は、ヒ
ートパイプによつて運ばれる熱によつて溶かさ
れ、またヒートパイプよりも上の積雪、すなわち
パイプ部材の周囲の積雪は、ヒートパイプから運
ばれてパイプ部材の周囲全体に熱伝達された熱に
よつて溶かされる。
ートパイプによつて運ばれる熱によつて溶かさ
れ、またヒートパイプよりも上の積雪、すなわち
パイプ部材の周囲の積雪は、ヒートパイプから運
ばれてパイプ部材の周囲全体に熱伝達された熱に
よつて溶かされる。
実施例
以下にこの考案の実施例を添付の図面を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す模式図であ
つて、電柱1を補強するための支線2が、その一
端部を電柱1に固定し、かつ他端部を地中のアン
カー3に固定することにより、電柱1に対して斜
めに張り渡されている。この支線2は例えば軟鋼
線を撚り合わせたものであり、そのほぼ中間部か
ら下側の部分にヒートパイプ4が添わされて密着
固定され、そのヒートパイプ4の下端部が、地中
の温度の比較的高い採熱部5にまで挿入されてい
る。ここで、ヒートパイプ4は、その内部に実質
的に凝縮性の流体のみを作動流体として封入した
構成であつて、支線2に添わせた上端部側の長さ
は通常の積雪量を想定して設定されている。
つて、電柱1を補強するための支線2が、その一
端部を電柱1に固定し、かつ他端部を地中のアン
カー3に固定することにより、電柱1に対して斜
めに張り渡されている。この支線2は例えば軟鋼
線を撚り合わせたものであり、そのほぼ中間部か
ら下側の部分にヒートパイプ4が添わされて密着
固定され、そのヒートパイプ4の下端部が、地中
の温度の比較的高い採熱部5にまで挿入されてい
る。ここで、ヒートパイプ4は、その内部に実質
的に凝縮性の流体のみを作動流体として封入した
構成であつて、支線2に添わせた上端部側の長さ
は通常の積雪量を想定して設定されている。
支線2の上部から中間部の部分には、アルミニ
ウム、銅などの熱伝導性の良い材料からなるパイ
プ部材6が添わされて密着固定されている。この
パイプ部材6の内径はヒートパイプ4の外径より
大きく設定され、その下端の開口部6a内にヒー
トパイプ4の上端部分が挿入され、またその上端
部6bは雪が入らないように閉じられ、ヒートパ
イプ4から運ばれた熱でパイプ部材6の内部で自
然対流が生じるようになつている。
ウム、銅などの熱伝導性の良い材料からなるパイ
プ部材6が添わされて密着固定されている。この
パイプ部材6の内径はヒートパイプ4の外径より
大きく設定され、その下端の開口部6a内にヒー
トパイプ4の上端部分が挿入され、またその上端
部6bは雪が入らないように閉じられ、ヒートパ
イプ4から運ばれた熱でパイプ部材6の内部で自
然対流が生じるようになつている。
上記実施例では、積雪時に地上側の温度が地中
の採熱部5の温度より低くなるから、ヒートパイ
プ4としては採熱部5に位置する下部が加熱部と
なり、また支線2に添わせてある上端部側が冷却
部となり、ヒートパイプ4の内部に封入してある
作動流体は、下端部側で蒸発しかつその蒸気が上
端部側に流れて放熱し、したがつて、ヒートパイ
プ4が地熱を地上側に運んで支線2の周囲の積雪
を溶かす。またこのとき、第2図に示すように、
ヒートパイプ4によつて地上側に運ばれた地熱で
パイプ部材6の下端の開口部6a内の空気は加温
されて軽くなり、パイプ部材6の上端部6bに上
昇し、また積雪によつて冷却されて重くなつた上
端部6b内の空気は下端部に下降し、この空気の
上昇、下降が繰り返されて自然対流が生じ、この
自然対流の過程で熱がパイプ部材6の周面全体に
熱伝達されて、同様に支線2の周囲の積雪を溶か
す。
の採熱部5の温度より低くなるから、ヒートパイ
プ4としては採熱部5に位置する下部が加熱部と
なり、また支線2に添わせてある上端部側が冷却
部となり、ヒートパイプ4の内部に封入してある
作動流体は、下端部側で蒸発しかつその蒸気が上
端部側に流れて放熱し、したがつて、ヒートパイ
プ4が地熱を地上側に運んで支線2の周囲の積雪
を溶かす。またこのとき、第2図に示すように、
ヒートパイプ4によつて地上側に運ばれた地熱で
パイプ部材6の下端の開口部6a内の空気は加温
されて軽くなり、パイプ部材6の上端部6bに上
昇し、また積雪によつて冷却されて重くなつた上
端部6b内の空気は下端部に下降し、この空気の
上昇、下降が繰り返されて自然対流が生じ、この
自然対流の過程で熱がパイプ部材6の周面全体に
熱伝達されて、同様に支線2の周囲の積雪を溶か
す。
考案の効果
以上説明したようにこの考案によれば、予想し
た以上の積雪があつてもヒートパイプの上端側に
設けたパイプ部材の内部で空気の自然対流が生じ
て積雪を溶かすことから、積雪による支線の切断
事故を確実に防止できる上に、ヒートパイプをま
れにしか起こらない大雪に合わせて長く設定する
必要がないことから、無駄がなく、低コストとす
ることができる。
た以上の積雪があつてもヒートパイプの上端側に
設けたパイプ部材の内部で空気の自然対流が生じ
て積雪を溶かすことから、積雪による支線の切断
事故を確実に防止できる上に、ヒートパイプをま
れにしか起こらない大雪に合わせて長く設定する
必要がないことから、無駄がなく、低コストとす
ることができる。
第1図はこの考案の一実施例を示す模式図、第
2図はパイプ部材内での空気の自然対流を説明す
るための説明図である。 1……電柱、2……支線、4……ヒートパイ
プ、5……採熱部、6……パイプ本体、6a……
下端部の開口部、6b……上端部。
2図はパイプ部材内での空気の自然対流を説明す
るための説明図である。 1……電柱、2……支線、4……ヒートパイ
プ、5……採熱部、6……パイプ本体、6a……
下端部の開口部、6b……上端部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ヒートパイプの上端側の部分を、電柱と地中の
アンカーとの間に斜めに張り渡した支線に添わせ
て固定するとともに、そのヒートパイプの下端側
の部分を、地中における温度の高い採熱部に挿入
してなる電柱支線の融雪装置において、 下端部が開口し、上端部が閉じた熱伝導性の良
い材料からなるパイプ部材を、その下端部の開口
部内に前記ヒートパイプの上端側一部分が挿入さ
れるようにして前記支線に添わせて固定してなる
ことを特徴とする電柱支線の融雪装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14079186U JPH0322444Y2 (ja) | 1986-09-13 | 1986-09-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14079186U JPH0322444Y2 (ja) | 1986-09-13 | 1986-09-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6346552U JPS6346552U (ja) | 1988-03-29 |
| JPH0322444Y2 true JPH0322444Y2 (ja) | 1991-05-16 |
Family
ID=31047977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14079186U Expired JPH0322444Y2 (ja) | 1986-09-13 | 1986-09-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0322444Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-13 JP JP14079186U patent/JPH0322444Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6346552U (ja) | 1988-03-29 |
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