JPH0322595Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0322595Y2 JPH0322595Y2 JP1981155363U JP15536381U JPH0322595Y2 JP H0322595 Y2 JPH0322595 Y2 JP H0322595Y2 JP 1981155363 U JP1981155363 U JP 1981155363U JP 15536381 U JP15536381 U JP 15536381U JP H0322595 Y2 JPH0322595 Y2 JP H0322595Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- seal body
- base
- sealing
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は軸受部シール機構の考案に係り、圧延
機や連続鋳造機などにおけるロール軸受部の如き
に簡易に装脱することができると共にシール部体
の基部奥部側で固定部材たるハウジングに対し安
定した装着関係を形成せしめ、しかも好ましい防
塵ないし防水シール作用を確保してベアリングな
どを用いた軸受部の保護を図り、軸回転時におけ
る摩擦抵抗も少ないと共に構成簡易で安定したシ
ール作用をなし、耐用性の高いシール機構を提供
しようとするものである。
機や連続鋳造機などにおけるロール軸受部の如き
に簡易に装脱することができると共にシール部体
の基部奥部側で固定部材たるハウジングに対し安
定した装着関係を形成せしめ、しかも好ましい防
塵ないし防水シール作用を確保してベアリングな
どを用いた軸受部の保護を図り、軸回転時におけ
る摩擦抵抗も少ないと共に構成簡易で安定したシ
ール作用をなし、耐用性の高いシール機構を提供
しようとするものである。
圧延機や連続鋳造機などにおけるロール軸受部
にはそれらの作業雰囲気におけるダストが侵入
し、このダストがベアリング部などに附着してそ
の平滑な回転性能を阻害し、摩耗を促進する。そ
こでこのような軸受部へのダスト侵入を阻止する
ようにシール機構を形成することについてそれな
りの工夫もなされているようであるが、これら従
来のものにおいてはダストの侵入阻止作用が必ず
しも的確に得られず、又このダスト侵入を有効に
阻止するようにしたものではその構成が複雑であ
つたり、取扱いが面倒で、軸回転によつて軸およ
びシール材の双方が摩耗し充分な耐用性が得られ
ないなどの不利、欠点がある。なおこの種シール
機構として特にシール部に関して単にゴム質のシ
ール部体のみのものは安定した設定ないしシール
が得られないとする傾向があり、これに金属質そ
の他の弾圧殻体を接着して用いることが多いが、
このようなものにおいては弾圧殻体とゴム質シー
ル部体が必ずしも一体化せず、接着剤を用いて接
着一体化しようとしても接着剤が耐熱性が乏しい
ことから例えば連続鋳造設備または圧延機のよう
な高温条件下で容易に接着部から剥離し、その利
用が制限される不利がある。特に弾性殻体による
弾圧作用が回転軸などに対するシール部に作用す
るので回転部材の作動を妨害する傾向が大で、上
記のような摩耗が著しく耐用性が乏しいこととな
り、シール性劣化も著しい。
にはそれらの作業雰囲気におけるダストが侵入
し、このダストがベアリング部などに附着してそ
の平滑な回転性能を阻害し、摩耗を促進する。そ
こでこのような軸受部へのダスト侵入を阻止する
ようにシール機構を形成することについてそれな
りの工夫もなされているようであるが、これら従
来のものにおいてはダストの侵入阻止作用が必ず
しも的確に得られず、又このダスト侵入を有効に
阻止するようにしたものではその構成が複雑であ
つたり、取扱いが面倒で、軸回転によつて軸およ
びシール材の双方が摩耗し充分な耐用性が得られ
ないなどの不利、欠点がある。なおこの種シール
機構として特にシール部に関して単にゴム質のシ
ール部体のみのものは安定した設定ないしシール
が得られないとする傾向があり、これに金属質そ
の他の弾圧殻体を接着して用いることが多いが、
このようなものにおいては弾圧殻体とゴム質シー
ル部体が必ずしも一体化せず、接着剤を用いて接
着一体化しようとしても接着剤が耐熱性が乏しい
ことから例えば連続鋳造設備または圧延機のよう
な高温条件下で容易に接着部から剥離し、その利
用が制限される不利がある。特に弾性殻体による
弾圧作用が回転軸などに対するシール部に作用す
るので回転部材の作動を妨害する傾向が大で、上
記のような摩耗が著しく耐用性が乏しいこととな
り、シール性劣化も著しい。
本考案は上記したような従来のものの不利、欠
点を改善するように検討して考案されたものであ
つて、その具体的な実施態様を添付図面に示すも
のについて説明すると、本考案では第1図に示す
ような断面構造を有し、且つ第2図に示すように
リング状に連続して一体成形されたシール部体を
用いる。即ちゴム質又は軟質合成樹脂の如きで成
形されたシール部体1は第1図に示すように外径
側に奥部側を漸次厚肉とした基部1aを有し、又
その一側に幅方向の半域以上に達したV形の凹入
部2を形成し、該凹入部2の内径側に少なくとも
中間部より先端側を略等厚状態としたシールリツ
プ3を前記基部1aより漸次薄肉化して設けたも
のであり、該シールリツプ3の軸材接合面に平坦
シール面4を形成し、しかもこのようなシール部
体1の凹入部2における奥部側に第2図に示すよ
うに一部に切欠部6をもつたロツド状弾性リング
部材5を埋装したものである。前記したシールリ
ツプ3先端側の略等厚状態は第1図に示すように
先端側に到るに従い例えば10%程度薄くなるよう
なものでもよい。
点を改善するように検討して考案されたものであ
つて、その具体的な実施態様を添付図面に示すも
のについて説明すると、本考案では第1図に示す
ような断面構造を有し、且つ第2図に示すように
リング状に連続して一体成形されたシール部体を
用いる。即ちゴム質又は軟質合成樹脂の如きで成
形されたシール部体1は第1図に示すように外径
側に奥部側を漸次厚肉とした基部1aを有し、又
その一側に幅方向の半域以上に達したV形の凹入
部2を形成し、該凹入部2の内径側に少なくとも
中間部より先端側を略等厚状態としたシールリツ
プ3を前記基部1aより漸次薄肉化して設けたも
のであり、該シールリツプ3の軸材接合面に平坦
シール面4を形成し、しかもこのようなシール部
体1の凹入部2における奥部側に第2図に示すよ
うに一部に切欠部6をもつたロツド状弾性リング
部材5を埋装したものである。前記したシールリ
ツプ3先端側の略等厚状態は第1図に示すように
先端側に到るに従い例えば10%程度薄くなるよう
なものでもよい。
なおこのような本考案によるもののロール10
に対する取付け状態は別に第3図に示す通りであ
つて、ロール10とその軸受ハウジング11との
間にオイルシール材9の如きと軸受ハウジング1
1に設けられた支持板14を介して背中合わせ状
に組合わせて用いられ、即ちオイルシール9も凹
入部12が形成され又その基部にロツド状弾性リ
ング部材15を埋装すると共にシールリツプ13
を有するもので、このようなオイルシール9のシ
ールリツプ13が面した側にベアリングなどを介
装させてロール10の軸部10aをハウジング1
1に回転自在に支持させる。
に対する取付け状態は別に第3図に示す通りであ
つて、ロール10とその軸受ハウジング11との
間にオイルシール材9の如きと軸受ハウジング1
1に設けられた支持板14を介して背中合わせ状
に組合わせて用いられ、即ちオイルシール9も凹
入部12が形成され又その基部にロツド状弾性リ
ング部材15を埋装すると共にシールリツプ13
を有するもので、このようなオイルシール9のシ
ールリツプ13が面した側にベアリングなどを介
装させてロール10の軸部10aをハウジング1
1に回転自在に支持させる。
上記したような本考案によるときはシール部体
1の幅方向における半域以上に亘る深い凹入部2
が形成され、該凹入部2の内径側にシールリツプ
3を設けたものであるからシール部体1はその厚
肉化した基部奥部側と該基部に埋装された弾性リ
ング部材5の縮径装着後における拡径弾力によつ
て固定部材であるハウジング11の軸装部におけ
る奥部に対し安定に装着され所定位置に保持され
る。即ち基部が固定部材(ハウジング)に対し安
定に保持された条件下で軸装時に拡径状態でセツ
トされたシールリツプ3先端が上記のような凹入
部2の構造を利用しゴム質のみによる有効な弾性
シール作用をなし、しかも平坦シール面4の先端
側が適宜に彎曲した状態でロール軸10aに接合
することとなり、つまりゴム質のみによるセツト
時の弾性作用とそれなりの面積をもつた面接触を
なすこととなるが、このセツト時の接触圧分布は
上記のように略等厚状態であるからシールリツプ
3の先端が最大で、それより凹入部2の奥部に到
るに従い小さいものとなり、その先端で有効な進
入排除効果が得られ、又このセツト時の接触圧分
布条件下において侵入圧が凹入部に作用するとこ
の侵入圧が一様に前記接触圧を増加し、それらの
結果として常にロール軸10a面に緊密な接合を
なし何れにしても的確なダストの侵入ないし冷却
水などの水分の侵入阻止作用を得しめる。しかも
回転する軸部に対しリング部材5による強制圧の
作用することがない。更にロール10の回転時に
おける負荷増大が殆どなく、集中的な発熱などを
見ることがないのでシールリツプ3に集中荷重に
よる焼き割れ等が発生しないことになり、その摩
耗量も僅少であつて、例えば連続鋳造設備におけ
る鋳片の支持、ガイドロールなどに適用して従来
のものの数倍に耐用性を高め得るなどの作用効果
を有しており、加うるに比較的コンパクトで、あ
るいは鋼製の如き弾性リング部材5を用いたもの
であつても該リング部材5が耐熱ゴム質のような
シール部体1に埋装されているので特別な接着剤
を必要とせず、又接着剤を用いたものとしても該
接着剤に外界の温度が直接作用しないから耐熱製
に優れたシール機構が得られる等、実用上その効
果の大きい考案である。
1の幅方向における半域以上に亘る深い凹入部2
が形成され、該凹入部2の内径側にシールリツプ
3を設けたものであるからシール部体1はその厚
肉化した基部奥部側と該基部に埋装された弾性リ
ング部材5の縮径装着後における拡径弾力によつ
て固定部材であるハウジング11の軸装部におけ
る奥部に対し安定に装着され所定位置に保持され
る。即ち基部が固定部材(ハウジング)に対し安
定に保持された条件下で軸装時に拡径状態でセツ
トされたシールリツプ3先端が上記のような凹入
部2の構造を利用しゴム質のみによる有効な弾性
シール作用をなし、しかも平坦シール面4の先端
側が適宜に彎曲した状態でロール軸10aに接合
することとなり、つまりゴム質のみによるセツト
時の弾性作用とそれなりの面積をもつた面接触を
なすこととなるが、このセツト時の接触圧分布は
上記のように略等厚状態であるからシールリツプ
3の先端が最大で、それより凹入部2の奥部に到
るに従い小さいものとなり、その先端で有効な進
入排除効果が得られ、又このセツト時の接触圧分
布条件下において侵入圧が凹入部に作用するとこ
の侵入圧が一様に前記接触圧を増加し、それらの
結果として常にロール軸10a面に緊密な接合を
なし何れにしても的確なダストの侵入ないし冷却
水などの水分の侵入阻止作用を得しめる。しかも
回転する軸部に対しリング部材5による強制圧の
作用することがない。更にロール10の回転時に
おける負荷増大が殆どなく、集中的な発熱などを
見ることがないのでシールリツプ3に集中荷重に
よる焼き割れ等が発生しないことになり、その摩
耗量も僅少であつて、例えば連続鋳造設備におけ
る鋳片の支持、ガイドロールなどに適用して従来
のものの数倍に耐用性を高め得るなどの作用効果
を有しており、加うるに比較的コンパクトで、あ
るいは鋼製の如き弾性リング部材5を用いたもの
であつても該リング部材5が耐熱ゴム質のような
シール部体1に埋装されているので特別な接着剤
を必要とせず、又接着剤を用いたものとしても該
接着剤に外界の温度が直接作用しないから耐熱製
に優れたシール機構が得られる等、実用上その効
果の大きい考案である。
図面は本考案の実施態様を示すもので、第1図
は本考案におけるシール部材の断面図、第2図は
その全般的構成を示した部分切欠正面図、第3図
はその軸受部への接着状態を示した断面図であ
る。然してこれらの図面において、1はシール部
体、1aはその基部、2は凹入部、3はシールリ
ツプ、5はロツド状弾性リング、6はその切欠
部、10はロール、10aはその軸部、11は軸
受ハウジングを示すものである。
は本考案におけるシール部材の断面図、第2図は
その全般的構成を示した部分切欠正面図、第3図
はその軸受部への接着状態を示した断面図であ
る。然してこれらの図面において、1はシール部
体、1aはその基部、2は凹入部、3はシールリ
ツプ、5はロツド状弾性リング、6はその切欠
部、10はロール、10aはその軸部、11は軸
受ハウジングを示すものである。
Claims (1)
- 軸部10aと軸受ハウジング11との間に介装
すべきリング状一体型連続シール部体1におい
て、該シール部体1はその一側にその幅方向の半
域以上に達したV形の凹入部2を形成し、しかも
その外径側に奥部側を漸次厚肉とした基部を有
し、又前記シール部体1の前記凹入部2における
奥部側に一部に切欠部6をもつたロツド状弾性リ
ング5を埋装し、更に前記凹入部2の上記シール
部体1内径側に少なくとも中間部より先端側を等
厚状態としたシールリツプ3を前記基部より漸次
薄肉化して形成すると共に該シールリツプ3の軸
材接合面に平坦シール面4を形成したことを特徴
とする軸受部シール機構。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981155363U JPS5861956U (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 軸受部シ−ル機構 |
| GB08229008A GB2121893B (en) | 1981-10-21 | 1982-10-11 | Sealing arrangements for bearings |
| AU89282/82A AU547382B2 (en) | 1981-10-21 | 1982-10-12 | Bearing seal |
| DE19823238158 DE3238158A1 (de) | 1981-10-21 | 1982-10-14 | Lagerdichtung |
| KR8204653A KR880000594B1 (ko) | 1981-10-21 | 1982-10-15 | 베어링용 밀봉장치 |
| MX82194838A MX154903A (es) | 1981-10-21 | 1982-10-19 | Mejoras en un mecanismo sellador para cojinetes de flechas de movimiento reciproco o rotatorio |
| CA000413801A CA1181107A (en) | 1981-10-21 | 1982-10-20 | Sealing mechanism for bearings |
| US06/435,850 US4449717A (en) | 1981-10-21 | 1982-10-21 | Sealing mechanism for bearings |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981155363U JPS5861956U (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 軸受部シ−ル機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5861956U JPS5861956U (ja) | 1983-04-26 |
| JPH0322595Y2 true JPH0322595Y2 (ja) | 1991-05-16 |
Family
ID=29947941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981155363U Granted JPS5861956U (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 軸受部シ−ル機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5861956U (ja) |
-
1981
- 1981-10-21 JP JP1981155363U patent/JPS5861956U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5861956U (ja) | 1983-04-26 |
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