JPH03228671A - マイコプラズマ除去用多孔性再生セルロース膜およびマイコプラズマ除去方法 - Google Patents

マイコプラズマ除去用多孔性再生セルロース膜およびマイコプラズマ除去方法

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JPH03228671A
JPH03228671A JP2213290A JP2213290A JPH03228671A JP H03228671 A JPH03228671 A JP H03228671A JP 2213290 A JP2213290 A JP 2213290A JP 2213290 A JP2213290 A JP 2213290A JP H03228671 A JPH03228671 A JP H03228671A
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JP
Japan
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mycoplasma
membrane
filtration
regenerated cellulose
aqueous solution
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JP2213290A
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English (en)
Inventor
Seiichi Manabe
征一 真鍋
Masuo Satani
佐谷 満州夫
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は塩水溶液又は蛋白質もしくはアミノ酸を含む水
溶液中に存在するマイコプラズマを除去する高分子多孔
膜および該多孔膜を用いたマイコプラズマの除去方法に
関する。ここで多孔膜とは電子顕微鏡を用いて10万倍
で観察した場合、明瞭に孔が観察される膜であり、いわ
ゆる透析型人工腎臓用の膜や脱塩用の膜のように分離機
能を有する膜の表面には10万倍での電子顕微鏡観察で
孔が明瞭には認められない膜は含まれない。換言すれば
高分子多孔膜とは水濾過速度法による平均孔径が10n
m以上の膜ともいえる。
本発明の好ましい適用例として下記のような用途が挙げ
られる。
(1)牛、馬等動物の血漿や血清等の動物由来の体液か
らのマイコプラズマの除去。
(2)細胞培養用の血清含有培地、あるいは無血清培地
からのマイコプラズマの除去。
(3)遺伝子工学等で使用される蛋白質を含む薬剤ある
いは水溶液からのマイコプラズマの除去。
(4)ワクチン製造工程中へのマイコプラズマの混入防
止。
本発明は、医学、生物化学、畜産分野、生化学工業を含
むバイオインダストリー分野等において広く利用できる
〔従来の技術〕
マイコプラズマは、人工無細胞培地で発育し得る最小の
微生物で、人をはじめ牛、馬、豚、羊、山羊、七面鳥、
鶏、鳩、犬、猫、ラット、マウス等のあらゆる動物に感
染する。細胞壁がなく、多形態性であり、自己増殖出来
る最小の増殖単位は125〜250nIlで大きいもの
は600〜900nI11に達する。細胞培養は、生化
学、医学、薬学の研究やバイオインダストリーでの生産
において欠かせない操作であるが、この細胞培養におい
てマイコプラズマが培養細胞系に混入すると、細胞膜の
性質が変化し、その結果細胞の形態が変化したり、細胞
の代謝系や染色体に異常を来たしたりすることがある。
そのためマイコプラズマの混入はバイオインダストリー
分野での研究や生産に大きな影響を与えることがある。
マイコプラズマの細胞培養系への混入ルートは、■空気
あるいは飛沫、■細胞・組織などの生物材料自体が既感
染し、これからの混入、■培地からの混入等多岐にわた
る。
マイコプラズマの除去方法あるいは不活化法としては、
(イ)高温・高圧の水蒸気による加熱滅菌法、(II)
殺マイコプラズマ化合物(通常抗生物質)を培養系に混
入する方法等がある。しかし加熱滅菌法では細胞培養系
の主として蛋白質の変性により、蛋白質の生理活性が低
下し、細胞が十分に成長しない等の問題点があり、又、
加熱滅菌出来ない組成の培地や血清には、加熱滅菌法は
適用できない、また化学薬品(殺マイコプラズマ用抗生
物質)の添加により不活化させることも一部では成功し
ているが、必ずしも完全不活化とはいえず、また添加物
の細胞への副作用の点において問題を残している。
一方、マイコプラズマの除去の方法として、濾過による
除去が採用されている。しかし、現在市販されているポ
リ塩化ビニル・プロピレンコポリマー製の膜(メーカー
公称孔径0.22μm)あるいはポリビニリデンジフロ
ライド製の膜(メーカ公称孔径0.1μ蒙)では1回の
濾過操作によって細胞培養用培地溶液から完全にマイコ
プラズマを除去することは不可能である。そのため、2
回あるいは3回と濾過を繰り返してマイコプラズマの除
去率を高めようとしているのが実情である。さらにこれ
ら市販の膜では、蛋白質水溶液を濾過する場合には、蛋
白質の膜への吸着による目詰りが起り、濾過速度が大幅
に減少する。このような濾過速度の低下のため1〜5k
g/c−の加圧が必要となり、加圧力が高まると蛋白質
の膜透過率が大幅に減少する。加圧力によるマイコプラ
ズマ自体の変形が起こり、あるいは膜のマイコプラズマ
除去率の加圧力の増大に伴う減少も起こっている可能性
も大きい。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、マイコプラズマの除去率が高く、動物
の血漿もしくは血清、又は蛋白質もしくはアミノ酸を含
有する水溶液からの蛋白質の回収率が高く、かつ短時間
で多量の濾過が出来る蛋白質水溶液からのマイコプラズ
マの除去用高分子多孔膜およびマイコプラズマ除去方法
を提供するにある。
蛋白質水溶液中のマイコプラズマを除去して蛋白質を回
収する場合、マイコプラズマ除去の要求達成水準は蛋白
質の膜透過の水準にくらべて格段に高い。たとえば、高
分子膜を用いて蛋白質と共存するマイコプラズマの除去
を行なう場合、蛋白質の膜透過率(=(炉液中の蛋白質
濃度/原液中の蛋白質濃度) X100 ) (χ)は
1〜99%の範囲での論議が、あるいは蛋白質の透過率
は高ければ高いほど良いとするのが一般的である。一方
、マイコプラズマの除去率(=(1−(F液中のマイコ
プラズマ濃度/原液中のマイコプラズマ濃度)〕X10
0 ) (χ)は、99.99〜99.999999%
またはそれ以上が問題となる。マイコプラズマの除去の
みが目的であれば、膜の平均孔径を小さくすれば、マイ
コプラズマの除去率は、ある程度向上するであろう。し
かし、溶液が蛋白質を含有する場合には、平均孔径を小
さくすることにより蛋白質による膜の目詰りが起り、蛋
白質の透過率が低下するとともに蛋白質を含む溶液の透
過速度も低下し、濾過前後における蛋白質の組成変化が
大きくなるといった問題が生じる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の目的を達成するために、本発明においては、水
濾過速度法による平均孔径2芹が30nm以上1100
n以下で膜厚dが20μm以上で下記式の範囲にあり、 (1000/7) (2石−)+10≦d≦(1500
0/7)(2五)−14(ただし単位は μm)かつ実
質的に多段濾過機能を有する多層構造膜で近似出来る孔
構造を有するマイコプラズマ除去用多孔性再生セルロー
ス膜が提供され、並びに該膜を用いて動物の血漿もしく
は血清、塩の水溶液又は蛋白質もしくはアミノ酸を含有
する水溶液からマイコプラズマを除去するマイコプラズ
マ除去方法が提供される。
本発明の第1の特徴は多孔性再生セルロース膜を採用す
る点にある。再生セルロース膜は水溶液中に存在する蛋
白質の吸着がきわめてわずかであり、またわずかに吸着
されている蛋白質は可逆的に吸脱着が生じており、吸着
に伴う蛋白質の生理活性の変化がほとんど認められない
。蛋白質の吸着性において再生セルロースの中でも銅安
法再生セルロースにおいて特に有機溶媒(たとえばアセ
トン)を20重量%以上含有する溶液で凝固して得た構
造物において吸着に伴う蛋白質の変性あるいは再生セル
ロースと蛋白質との相互作用が少ない。したがって銅安
法再生セルロースが本目的達成のために特に好ましい。
本発明の第2の特徴は、特定された孔構造を持つ点にあ
る。すなわち実質的に多段濾過機能を有する多層構造膜
で近似出来る孔構造を有する。ここで実質的に多段濾過
機能を有する多層構造膜とは、次のように説明される。
(a)高分子多孔膜の表面あるいは裏面(中空糸形状の
場合は内壁面あるいは外壁面)に平行な面内テは、セル
ロース凝集体がネットワーク状の組織を作り、比較的円
形状−楕円形状のいわゆる閉じた形(孔として観察出来
る形状)を持つ。
同一平面内では場所に依存せず、はぼ同一の孔径分布と
孔形状を持ち、この−枚の面の濾過性能の点において、
−枚のスクリーンフィルターと近似出来る。
(b)この−枚の面内での孔の相互の配置関係は実質的
に無秩序かあるいは多孔膜が中空糸の場合には再生セル
ロースで構成された粒子の流動に伴う孔の繊維軸方向へ
の配向かわずかに認められる。
(c)この面内ではある特定された孔径分布と平均孔径
、面内空孔率が電子顕微鏡写真より測定できる。
(cl)膜表面(中空糸の場合は内壁面)がらの膜厚方
向での距離を異にする面の相互の間には、平均孔径、孔
径分布、面内空孔率のいずれもが実質的には相関性はな
い。すなわちこれらの孔特性は膜表面からの距離の関数
として与えられる。
(e)膜厚方向から電子顕微鏡で膜断面を観察した場合
、膜表面に平行方向(中空糸の場合には円周方向)に沿
って再生セルロースで構成された粒子が連続化して一部
は棒状に変形した形態が観察される。層状構造をもつ多
孔膜は、これを液体窒素中で破断し、その断面を電子顕
微鏡で観察すると、直径0.05〜2μmの粒子(粒子
径の平均を232 (μII+)とする)の堆積物で近
似される。層状構造の暦数は、6””d/23zで与え
られる。dは膜厚(中空糸の場合の壁厚)(μm)であ
る。層数を10以上にするとマイコプラズマの除去率は
極端に大きくなる。
上記(a)〜(e)の特徴を持つ膜は濾過の際、実質的
に多段濾過機能を有する。
本発明の第3の特徴は特定された平均孔径2 rtと膜
厚dとの組合せを持つ点である。すなわち水濾過速度法
による平均孔径(2丘)が30nm以上で100na+
以下で膜厚d Cam単位)が20 μva以上で(1
)式の範囲内にある。
(1000/7) (2芹)+10≦d≦(15000
/7)(2rr)   14            
 (1)2丘が30nm以下の場合、蛋白質の透過性が
急速に低下する。特に人血漿あるいは牛血漿のように多
種類の成分を持ち、特に中性脂肪等のように水溶液中で
微粒子を構成する成分の濃度が高い場合、蛋白質の透過
性はより急激に減少する。蛋白質の透過性および濾過速
度、濾過容量の点では、2石−は大きければ大きいほど
良い。しかし2汗が1100nを越えると膜間差圧0.
1気圧以下での濾過での除去率が99.99%以下とな
るマイコプラズマ種がある。したがってマイコプラズマ
の除去率を99.99%以上にするには2■は100n
s+以下でなくてはならない。一方、2■が一定で膜厚
dを変化させた場合dを大きくするとマイコプラズマの
除去率は増大し、また濾過容量も増大する。ただし、濾
過速度は減少する。したがって濾過速度を増大させるた
めには2石−を増加させる。
しかし2■の増加はマイコプラズマの除去率を減少させ
る。そのため実用的に利用可能な濾過条件下で利用出来
るdと2芹との間には(1)式の関係が経験的に得られ
る。
蛋白質の透過性をより高く、また濾過速度、濾過容量を
大きくするためには素材として銅安法再生セルロースを
採用し、かつ見掛は密度法による空孔率(Prρ)が1
5%以上60%以下であることが好ましい。Prρが6
0%を越えるとマイコプラズマの除去率が急激に低下す
る。もし濾過対象とする溶液量が極端に少ない場合は、
多孔性膜の形状として中空糸が、また工業的に多量の濾
過が一定条件で行なわれるには中空糸が好ましい。
枦遇対象とする蛋白質含有の水溶液中にはマイコプラズ
マのみでなくウィルスが混入する場合も多い。この場合
には、両者を除去することが肝要である。両者を濾過に
よって除去し、かつ蛋白質の濾過率を高く維持するため
にはさらに特殊な孔構造を与えることが好ましい。すな
わち電子顕微鏡によって観察される膜面に平行な一平面
内での平均孔径2石−および電子顕微鏡法による面内空
孔率Preのいずれもが内壁面から外壁面に向って単調
的に減少し、かつ外壁面での近傍では二ニーロン様ボイ
ドーキャピラリ様の構造を持つ孔で構成されている中空
糸の膜という特徴を付与すればウィルスも除去可能にな
る。ここでニューロン様ボイド−キャビラリ様の構造と
は、直径50〜500n−の孔(これをボイドと呼称)
とこのボイドを中心に多数の直径10〜50nmの細管
状の孔(これをキャピラリと呼称)とで構成された神経
細胞に類僚した形状を持つ孔構造物を基本単位として構
成された孔構造を意味する。この構造の特徴はボイドを
連結するにはキャピラリを介してのみ可能である。この
ような孔の存在は■高分子のモノマーを中空糸を用いて
か過後加熱し、重合する、■重合後薄膜に切断し、電顕
用試料を作製する、■かくして得られた薄片を銅安液中
へ浸漬し中空糸の素材の再生セルロースを溶解除去する
、得られた電顕用試料を高倍率(5万倍以上)でフィー
ルドエミッション型の走査型電子顕微鏡で観察すること
によって確認される(この方法で得られる孔の像を孔の
ネガチブ像と呼称する)。
本発明で示された孔構造、特に好ましい孔構造の特徴を
持つ中空糸は紡糸時に(a)凝固前にミクロ相分離を発
生させ(b)該分離で発生した粒子(高分子濃厚相が粒
子となる場合が大部分である)を成長させ、(c)該分
離を膜の表裏面(中空糸の場合は内壁面、外壁面)に沿
って同時に発生させ、この相分離を膜厚方向(壁厚方向
)に進行させる。
(a)〜(c)を好適に実行するには厳密に原液および
凝固液組成および温度が制御され、かつ中空糸の紡糸の
際には糸長方向に張力が働くのを極力おさえる必要があ
る。
銅安法再生セルロース中空糸を例にして本発明の中空糸
の製法を説明する。セルロース濃度3〜9%の範囲内で
あらかじめ設定した溶液を調製する。紡糸原液から未溶
解成分および気泡を除去し、さらにより精密に炉遇しミ
クロ相分離時の核になる成分を極力除去する。紡糸原液
は15〜30°Cの設定された温度に厳密に制御(通常
±0.4°C以内)されている。環状紡出口の外側紡出
口より紡糸原液を吐出させる。環状紡出口の中央紡出口
よりは厳密に温度と組成が制御された凝固剤(中空剤と
略称する)を吐出する。吐出された原液はわずかな距離
、気体中を通過後ただちに凝固浴を通過する。この際の
凝固浴には中空剤と類似の成分で構成される溶液を採用
する。ただし凝固浴の液組成と液温度とは厳密に制御さ
れていることが必要である。中空剤と凝固浴中の液体に
より、紡糸された原液中でミクロ相分離が発生する。ミ
クロ相分離の後、凝固/再生/水洗/乾燥後の最終の中
空糸内部の再生セルロース粒子の直径は50〜1100
0nの範囲内ニアル。
多層構造を持つ本発明の膜を用いて溶液中に混入したマ
イコプラズマを効率良く濾過除去するには、を過の際の
膜間差圧を出来るだけ小さくする必要がある。すべての
マイコプラズマを99.99%以上の除去率で除去する
には膜間差圧は1気圧以内でなくてはならない。膜間差
圧が1気圧を越えると、濾過量がある一定量を越えた時
点よりマイコプラズマのわずかな炉出が始まる。また濾
過対象が動物の血漿あるいは血清、塩の水溶液あるいは
蛋白質あるいはアミノ酸を含有する水溶液の場合、濾過
方法として事実上垂直濾過(デッドエンド濾過方式)が
望ましい。垂直濾過により短時間にかつ多量の濾過が可
能である。
以下に本発明で測定される種々の物性値の測定方法をま
とめて示す。
蛋白質濃度:アルブミンの場合は紫外線吸収スペクトル
の波長280nmの透過率を測定し、予め定めた検量線
を用いて算出する。濾過前後の溶液中の総蛋白質は、ビ
ュウレット試薬による呈色反応を540nmでの吸光度
の測定で求める。
アルブミン透過率二人血清アルブミンを5重量%の濃度
で純水中に溶解する。得られた溶液を用いて膜間差圧2
00++oaHgで膜の有効濾過面積1Mあたり、1.
Olの濾過をした際、濾過前、及び炉液のアルブミン濃
度(それぞれC8およびcr)より次式で透過率を算出
する。
透過率(χ)= (c、/co)xtoo (χ)(2
)高分子多孔膜の構造:再生セルロース多孔膜を樹脂(
たとえば、アクリル樹脂)で包埋後、ウルトラミクロト
ーム(スウェーデンLKB社製Ult−ra tome
 m 8800型)に装着したダイヤモンドナイフを用
いて表面(中空糸の場合外壁面)から膜厚方向にそって
厚さ0.5〜1μmの試料を順に切りだす。その試料切
片を溶媒(例えばクロロホルム)で脱包埋後、それぞれ
の切片の電子顕微鏡写真を撮る。それぞれの切片の写真
より注目する一層内での凡手径分布関数N (r)が測
定される。ここでN (r)は注目する層の14あたり
、凡手径がr〜r+drに存在する孔の数をN(r)d
rと表示されるとし て定義された凡手径頻度分布関数である。平均孔径2′
i?および面内空孔率Preはそれぞれ次式で与えられ
る。
2 r@ =5:’2rN(r)dr/ 5r2N(r
)dr (3)Pre(%表示)= (πS r ”N
 (r) d r) X100 (4)水濾過速度法に
よる平均孔径(2rt  ;nm単位):純水をあらか
じめ平均孔径0.2μ閣のフィルターを用いてが遇し、
微粒子を除去した純水を作る。
この純水を20℃で膜間差圧(ΔP)200■Hgの一
定圧力に保持して濾過速度Jvを測定する。
ただし、Jvの単位は(M1/分)である。測定に使用
した高分子多孔膜の有効濾過面積をA (Cij)とし
、見かけ密度法で得られた該多孔膜の空孔率をPreと
すると、2丘は次式で与えられる。
2 rf =2.o (Jv・d−η/ΔP・A・Pr
e)”” (5)ここで、dは膜厚(μ−単位)、ηは
純水の粘度(センチポイズ単位)。Preは水膨潤時の
見かけ密度ρ、、セルロースの密度ρ、=1.561 
g/dを用いて、次式で算出される。
Pre(χ)−(1−ρ、、/ρp)xlOO(6)マ
イコプラズマの定量法:寒天培地上のコロニ形成能を指
標とするCFU法で測定した。
〔実施例〕
実施例1 セルロースリンターを精製しこれを公知の方法で調製し
た銅アンモニア溶液(銅アンモニア/水の重量比が3.
7/6.3 /90.1)中に4.9重量%で溶解し2
回濾過後脱泡し紡糸原液とした。この紡糸原液を25.
0±0.4°Cに制御しつつ紡口直前に多重メツシュフ
ィルターを設置し、環状紡出口の外側紡出口(外径2.
5mmφ、内径1.5 mmφ)より2.3d/分で吐
出させた。−力水/アセトン/アンモニアの重量比10
0.0151.410.91で厳密に組成が制御された
溶液(中空剤)を採用し、これを25.0±0.4°C
に温度制御しつつ中央紡出口(外径0.4圓φ)より4
.2m/分で吐出させた。
吐出された糸状物を約5Mの距離を空中走行後、水/ア
セトン/アンモニア(重量比100.0/60.0/1
.0 )の組成で厳密に制御された25.0±0.4°
Cの混合溶液中に導き該溶液中で5.Ota1分の速度
で巻き取った。この際糸長方向への張力が働かないよう
に凝固浴の形状および凝固浴中の凝固液の流れ等が制御
されている。吐出直後の透明青色状の繊維状物は次第に
ミクロ相分離を生起し、引き続いて凝固が起こり、繊維
としての構造が形成された。その後、25.0±0.4
℃で2重量%の硫酸水溶液で収縮率5%で設定された定
長下で再生し、その後水洗した。得られた中空糸中の水
をメタツルで置換後、20.0°Cで真空乾燥した。か
くして得られた中空糸の外径は380μ預、膜厚(壁厚
)は42μM、内径は295μmであった。該中空糸の
内外壁面の走査型電子顕微鏡観察によれば、両壁面はい
ずれもネットワーク構造をとり、また該ネットワークが
堆積した構造を示す。また該中空糸のネガチイブ像では
外壁面の近傍ではニューロン様ボイド−キャビラリ様の
構造を持つ孔で構成されている。2■よびPreは内壁
面から外壁面に向って単調に減少している。ただし、最
内外層のみは2GとPreは特に大きい値となる。粒子
直径2S、は0.14μm 、 21tは72 r++
++、 P reは43%であった。アルブミンの透過
率は、99.5%以上であった。この中空糸を250本
束ねて有効を過面積0.02 nfの円筒状の泥適用モ
ジュールを組み立て、マイコプラズマ除去用フィルター
モジュールとした。マイコプラズマMycoplasm
aoraleを5.lX10’ CFU/dの濃度で含
有する液をリン酸緩衝食塩水で2倍に希釈して濾過に供
する原液を調製した。サンプル液500dを200mm
Hgの加圧下で垂直濾過した。濾過は1回のみとした。
なお800閣Hgの加圧下での垂直濾過および200d
/分の流速で循環させながらの濾過ち実施した。なおポ
リビニリデンジフロライド製公称孔径0.1回mの膜を
用いて200mmHgの圧力で垂直濾過を比較例として
実施した。炉液をそれぞれの所定の濾過量において50
μ!とり、検定用シャーレに接種し、コロニー形成法に
よってマイコプラズマを定量した。結果を第1表にまと
めて示す。
第   1   表 *1 垂直濾過 200肛Hg (濾過圧)*2 垂直
濾過 800肛Hg *3 垂直濾過 200mm)Ig *4 垂直濾過 200mnHg *5 銅安法再生セルロース *6 ボリビニリデンジフロライド 実施例2 細胞培養用標準培地(MEM)溶液に、胎児牛血清を重
量ヘースで10%加え、この混合液に■マイコプラズマ
Acholeplasma laidlawiiを2.
4XIO7CFU/dの濃度になるように添加し、ある
いは■エイズ原因ウィルスHIVを5.5X10’ P
FU(プラークフォーミングユニット)/dになるよう
に添加した。これらの溶液801dを、実施例1と同様
の多孔膜および濾過条件下で枦遇した。炉液中のマイコ
プラズマ濃度および蛋白質の回収率をまとめると第2表
が得られた。
(以下余白) 第 表 * 1 *2 *3 *4 *5 *6 〔効 果] 垂直濾過 200−8g (濾過圧) 垂直濾過 800−8g 垂直濾過 200■Hg 垂直濾過 200■Hg 銅安法再生セルロース ポリビニリデンジフロライド 本発明により動物の血漿、血清あるいは細胞培養用培地
溶液、その他溶液に混入したマイコプラズマを高い除去
率たとえば99.999%以上で除去出来るとともに溶
液が蛋白質を含有している場合には、蛋白質の透過率が
80%以上でかつ回収率がり過後緩衝溶液等で洗浄が遇
することにより、90%以上が可能となる。また濾過速
度が大きく、濾過速度の経時的な減少が少ないために、
経時的な変質の恐れがある蛋白質等からのマイコプラズ
マの除去に適している。さらにウィルスの混入の恐れが
ある場合にもマイコプラズマのみでなくウィルスも同時
に除去が可能になる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水濾過速度法による平均孔径2@r_f@が30n
    m以上100nm以下で膜厚dが20μm以上で下記式
    の範囲にあり、かつ実質的に多段濾過機能を有する多層
    構造膜で近似出来る孔構造を有するマイコプラズマ除去
    用多孔性再生セルロース膜。 (1000/7)(2@r_f@)+10≦d≦(15
    000/7)(2@r_f@)−14(ただし単位はμ
    m)2、特許請求の範囲第1項記載の再生セルロース膜
    において、見掛け密度法による空孔率 (Prρ)が15%以上60%以下であり、膜を構成す
    る物質が銅安法再生セルロースであることを特徴とする
    蛋白質を含有する水溶液よりマイコプラズマを除去する
    多孔性再生セルロース膜。 3、電子顕微鏡法による平均孔径2@r_e@および同
    法による空孔率Preのいずれもが内壁面から外壁面に
    向って単調に減少しかつ外壁面の近傍ではニューロン様
    ボイド−キャビラリ様の構造を持つ孔で構成されている
    中空糸の膜であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    および/又は第2項記載のマイコプラズマを除去する、
    およびウィルスも同時に除去する多孔性再生セルロース
    膜。 4、特許請求の範囲第1および/又は、第2および/又
    は、第3項記載の多孔膜を用い、膜間差圧が1気圧以下
    で限外濾過をすることによって水溶液に混在するマイコ
    プラズマを除去するマイコプラズマ除去方法。 5、濾過対象とする水溶液が動物の血漿もしくは血清、
    塩の水溶液又は蛋白質もしくはアミノ酸を含有する水溶
    液であり、濾過方法として事実上垂直濾過であることを
    特徴とする特許請求の範囲第4項記載のマイコプラズマ
    除去方法。
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