JPH01254204A - ウイルス除去方法 - Google Patents

ウイルス除去方法

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JPH01254204A
JPH01254204A JP63078246A JP7824688A JPH01254204A JP H01254204 A JPH01254204 A JP H01254204A JP 63078246 A JP63078246 A JP 63078246A JP 7824688 A JP7824688 A JP 7824688A JP H01254204 A JPH01254204 A JP H01254204A
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JP
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membrane
filtration
protein
virus
rate
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JP63078246A
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English (en)
Inventor
Seiichi Manabe
征一 真鍋
Masuo Satani
佐谷 満州夫
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、蛋白質水溶液中に存在するウィルス除去方法
に関する。
本発明の好ましい適用例として下記のような用途が挙げ
られる。
(1)  ヒト血漿あるいは血液中からのウィルス除去
(輸血用血景の製造法) (2)プール血漿中あるいは血漿分画製剤の製造工程中
での蛋白質水溶液からのウィルス以外(血漿分画製剤の
製造) (3)遺伝子工学で使用される蛋白質を含む薬剤あるい
は水溶液からのウィルス除去 (4)細胞培養液中のウィルス除去 (5)蛋白質を含む臨床検査試薬中のウィルス除去 (6)蛋白質を含む注射用試薬中からのウィルス除去 (7)  ワクチン製造工程中での目的のウィルス以外
のウィルスの混入防止 この他、本発明は医学、生物化学、畜産分野等において
広く利用できる。特に生物由来の原料から有用物質を回
収する際、生物に混入する既知のウィルスあるいは将来
発見されることが予想されるウィルス、あるいは感染原
因物質の存在は認められるが、その物質がウィルスかど
うか明らかでない物質(例えばクロイッフエルト・ヤコ
プ病原因物質)の除去に本発明は利用できる。
〔従来の技術〕
水溶液中のウィルスを除去する方法として特開昭60−
142860号公報、特開昭60−142861号公報
に記載された方法がある。これらの方法に用いられる膜
は実効膜厚つが5μm以上で均質な膜構造を持つ膜、特
にポリオレフィンで構成表され、孔の形はスリット状(
短冊状)でしかも答礼は規則的に、かつ、平行に配列し
ている。例えば孔の相対的な位置関係は、はぼ繊維軸方
向に対して垂直な方向に隣接し、しかもスリットの長軸
方向と繊維軸方向とは一致し、孔の長軸方向の端はほぼ
一直線上に配列した構造を有する。この膜を用いた濾過
方法(特開昭60−142860号公報)ではウィルス
の培養液の上澄を塩類溶液で10倍希釈したいわばウィ
ルスを含む、蛋白質濃度が1%以下の蛋白質の低濃度水
溶液で膜間差圧(八P)が 100鶴Hg以下での濾過
が開示されているのみである。蛋白質濃度が1%以上で
、△Pが200wmHgと大きくなれば濾過速度の経時
的な減少が顕著となり、上記の公知の方法では、濾過速
度及び濾過容量の点で蛋白質やアミノ酸等を溶解する水
溶液中のウィルス除去の工業的手段として利用すること
は困難であった。また得られた濾液の生物活性は濾過前
のそれに比べて著しく低下する。
特開昭61−254202号公報には、最小の面内平均
孔径が0.02〜0.2μmで、かつ分離すべき微生物
粒子の最小の粒子直径の1.1倍以下、0.3倍以上で
あり、最小の面内空孔率が10%以上の銅アンモニアセ
ルロース多孔性中空繊維を用いたウィルス除去法が示さ
れている。具体例としてアルブミン水溶液中のタバコモ
ザイクウィルスを除去しアルブミンの透過率が0.43
でウィルスの除去率が99%の結果を得ている。ただし
タバコモザイクウィルスの大きさは直径0.158μm
であり最小の面内平均孔径は0.13μmでありウィル
ス径よりも小さい、ここで注意すべきことは、最小の面
内平均孔径は走査型電子顕微鏡法で測定される。この方
法で得られた平均孔径は本発明で採用される水濾過速度
法での平均孔径2rfの約3倍である。この方法に従う
と、直径0.042μmのB型肝炎ウィルスを除去する
には、最小の面内平均孔径(この公報では単に平均孔径
) 0.0484μm以下の中空糸を利用しな(ではな
らない。この際アルブミンの透過率は0.2以下である
。本公報にはタバコモザイクウィルスより直径がはるか
に小さな大腸菌ファージφx174 (該ファージの直
径25nm)を用いた例は示されていない。このウィル
スを除去するには、最小の面内平均孔径が0.0275
μm以下でなくてはならない。この場合、アルブミンの
透過率は0.1以下であることが予測できる。蛋白質と
ウィルスとが共存する液体を本公報に示された方法で濾
過しても、濾液中の蛋白質濃度は著しく低く、また濾過
速度の経時的な低下が大きい。
一方、特開昭61−168367号公報にはB型肝炎ウ
ィルス除去フィルターが開示されている。
本公報によればHBs抗原陽性のヒト新鮮血漿を濾過し
た濾液中には0.042μmのゾーン粒子は電子顕微鏡
観察では認められず、またアルブミンの透過率100%
、r−グロブリンの透過率96%であった。しかしその
際採用された濾過条件は膜間圧力(△P)が50mHg
以下である。そのため濾過速度が著しく小さく、工業的
に血漿中のウィルスを除去する用途には利用できない。
濾液中の蛋白質の生理活性を保持するためには、短時間
で濾過を終了する必要がある。濾過速度を大きくする一
つの方法として膜間圧力差を100鶴Hi以上にするこ
とが推測できる。しかし本公報に開示されているフィル
ターでは、この圧力を高めるほど蛋白質水溶液の濾過速
度の経時的な低下が著しく、同時に蛋白質の透過率が減
少する。
このような挙動は被濾過流体が純水または無機塩類のみ
を含む水溶液では認められなかった点である。これはこ
の除去フィルターを構成する高分子素材のアルブミンの
吸着量が100μg/rdをはるかに越えることに原因
しているものと考えられる。
さらに、実施例によれば、ゾーン粒子の阻止率は99%
程度(電子顕微鏡法によるウィルスの観察法を採用して
いるため、この方法での検出限界)であるから、ゾーン
粒子に比べて直径が約172にすぎない大腸菌ファージ
φx174の阻止係数は2未満である。
ここで阻止係数は次式で定義される。
ただし、被濾過液体はφx174の培養液からφx17
4を濃縮し、滅菌水で設定濃度10”PFU/−以上の
液体を意味する。
高分子多孔膜で平均孔径を小さくすればウィルスの除去
率は上昇するが濾過速度が減少し、濾液中の蛋白質濃度
が減少する。平均孔径が大きくなればウィルス除去率は
99%未満となりウィルス除去用膜として実用的には利
用できなくなる。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
蛋白質水溶液中のウィルスを除去して、蛋白質を回収す
る場合、ウィルス除去の要求達成レベルは、蛋白質回収
のそれに比べて格段に高い。多孔膜を用いてウィルス除
去を行う場合、蛋白質の透過率〔(濾液中の蛋白質濃度
7元液中の蛋白質濃度)xloO]は1〜99%の範囲
での議論が一般的であるのに対して、期待されるウィル
スの除去率((1−(濾液中のヘイルス濃度/元液中の
ウィルス濃度)) X100 )は99.99〜99.
999999%である。そこで、先ずウィルスの除去に
着目するならば、膜の孔径を小さくするか、孔径の代替
としてポリスチレンラテックス粒子のような特定粒子の
阻止係数を大きくすることによってウィルスの除去率は
向上するであろう、しかし、ウィルスの除去率の向上に
伴って蛋白質の透過率が低下すると共に、透過速度が低
下する、ウィルス除去前後における蛋白質組成の変化が
大きくなる、といった問題が生じる。
本発明は、蛋白質水溶液からウィルスの除去と蛋白質の
回収という相反する問題点を高レベルで解決する方法を
提案するものである。即ち、本発明の目的は、 (a)蛋白質の透過率および回収率が大きい。
(b)ウィルス除去前後で蛋白質の組成変化が少ない。
(C)ウィルスの除去率が大きい。
(dl上記(a)〜(C)が短時間で行われる。
+el上記(a)〜(C)の状態が長時間維持される(
経時変化が少ない) という要求を達成できるウィルス除去方法を提案するこ
とである。
〔問題を解決するための手段〕
本発明の目的は、大腸菌ファージφx174の阻止係数
(T)が2以上で、かつ、5重量%のヒト血清アルブミ
ン水溶液の濾過速度(Jp)と純水の濾過速度(Jw)
の比(Jp/J譬)が1150以上の高分子多孔膜に、
蛋白質水溶液を通して、蛋白質水溶液中に存在するウィ
ルスをこの膜で捕捉することにより達成される。
本発明で使用する高分子多孔質は、大腸菌ファージφx
174の阻止係数(T)が2以上で、かつ、5重量%の
ヒト血清アルブミン水溶液の濾過速度(Jp)と純水の
濾過速度(J鍔)の比(Jp/九)が115゜以上であ
ることが必要である。
Tが2以上の場合ウィルス種とは無関係にヒト血漿中の
既知ウィルスの除去率が99.9%以上となる。除去前
の蛋白質水溶液、中のウィルス濃度が極めて低い場合に
は透過率が99%以上であれば、ライスル除去の目的が
達成される場合もある。しかし、利用範囲を一層広げる
ためにはTが3以上であることが好ましい。
ウィルスを除去すると同時に蛋白質を効率良く回収する
ためにはJpとJ−の比を考慮することが必要である。
本発明者らは、Jp/Jwの異なる各種の高分子多孔膜
を用いて検討を行った結果、Jp/Jwが大きくなるに
伴ってウィルスの除去と蛋白質の回収が短時間で行われ
ると共に、ウィルス除去前後に於いて蛋白質の組成変化
が少なく、しかも、これらの経時変化を少なくすること
ができることを見だした。かかる観点がら、Jp/Jw
は1150以上であることが必要であり、好ましくは1
/20以上、より好ましくは1 /10以上である。
このような高分子多孔膜ではTが2以上であればヒト血
漿中の既知ウィルスの除去率が99.9%以上となる。
J 1) / J w  が1150未満ではウィルス
除去と蛋白質の回収の効率が低いのみならず、時間の経
過と共に多孔膜表面に蛋白質のケーク層が形成され、−
層これらの効率が低下する。
高分子多孔膜のアルブミン透過率(アルブミンを5重量
%溶解した水溶液を高分子多孔膜で濾過した際に濾過1
0分後のアルブミン透過率)が60%以上の場合には、
蛋白質のケーク層が形成され難くなり、蛋白質の回収率
70%以上、ウィルス除去率99.99%以上が達成可
能になる。
高分子多孔膜のアルブミン吸着率(アルブミン濃度50
0ppmの0.9重量%の生理的食塩水溶液からの25
℃におけるアルブミン吸着量)が100μg/I以下の
場合には、ウィルス除去前の蛋白質水溶液の蛋白質濃度
が1重量%以上であっても、ウィルス除去と蛋白質回収
の効率の経時的な低下を防止できるので好ましい。
高分子多孔膜の平均孔径は、水濾過法による平均孔径で
0.01〜0.20μmが好ましい。多孔膜の形態は、
平膜、チェープ状膜、中空糸膜等が挙げられる。膜厚は
10〜200μmが好ましい。さらに好ましくは20〜
80μmである。中空糸膜の場合、内径は100μm〜
l mmが好ましい。
高分子膜の素材としては、例えば、ポリビニルアルコー
ル、エチレン・ビニルアルコール共重合体、再生セルロ
ース、ポリウレタン、ムコ多糖類、低置換度酢酸セルロ
ース、低置換度酪酸セルロース、硫酸セルロース、ポリ
メチルメタアクリレート、ポリアクリル酸、ポリスチレ
ン等が挙げられる。一般には、アルブミン吸着量の低い
親水性高分子や疎水性高分子に親水化を施したものが好
ましく、mアンモニア法再生モルロース、ポリビニルア
ルコールを主成分とする高分子、部分ケン化セルロース
が好ましい。濾液の生体への影響が小さい点からは、銅
アンモニア再生セルロースが最適である。
蛋白質水溶液としては、特に限定されるものはないが、
家畜やヒト血漿、家畜やヒト血漿由来の蛋白質を溶解し
た水溶液が本発明では好適に採用される。本発明は、蛋
白質とウィルスの濃度の比が10以上(重量比)の蛋白
質水溶液からウィルスを除去する際に、特に有効である
。また各種アミノ酸等が共存しても差し支えない。
ウィルス除去に際して、蛋白質水溶液を膜面に沿って、
並行に流しながら濾過を行う方法(平行濾過)と、蛋白
質水溶液をほぼ静止状態下で膜に接触させて濾過を行う
方法(垂直濾過)がある。
本発明の目的を効率良く達成するうえからは、濾過対象
となる水溶液の透明度が低い場合の工業的用途及び比較
的安定な蛋白質の回収の場合は平行濾過が好ましい。平
行濾過に際して、蛋白質水溶液の平均流れ速度は10m
g/an!・分収上が好ましく、60mg/crA・分
収上がより好ましく、140m1 / cnl・分が最
も好ましい。平均流れ速度が10m1 / cat・分
収上では、濾過速度の経時変化が極めて小さくなる。単
位膜面積あたりの濾過量が101/rd以下で特に短時
間の濾過が要求される場合には垂直濾過が好ましい。
高分子多孔膜としては中空糸膜を用いる場合、蛋白質水
溶液を中空糸の外側から内側に通過させてもよいし、そ
の逆でもよい。
除去すべきウィルスは限定されない。本発明はエイズウ
ィルス、B型肝炎ウィルス、成人T細胞白血病ウィルス
、ポリオウィルスその他人、および家畜を宿主とするあ
らゆるウィルスの除去に適用できる。
ヒト血漿中のウィルスを平行濾過方式で除去する場合、
水濾過法による平均孔径を0.015〜0.11μmと
し、濾過速度変動率が10%以内になるように膜間差圧
を制御しつつ濾過することが工業的な目的の場合には好
ましい。また血漿中から一度の濾過によりウィルスの除
去された血漿を得る目的では、膜表面における血漿の流
れ速度がひずみ速度表示で10sec−’以上であるこ
とが好ましい。
被分離液体として血液を遠心分離で得られたヒト血漿、
または、血液から高分子膜によって作製したヒト血漿を
採用した場合でヒト血漿を人間の体内へ輸注することを
目的としている場合、即ち輸血用血漿の製造を目的とす
る場合には、水濾過速度法による平均孔径は0.03〜
0.06μm1膜厚はこの平均孔径の800〜3000
倍、垂直濾過方式で、膜間差圧は0.05〜0.3気圧
の範囲が好ましい。
蛋白質水溶液、ウィルスの種類に応じて、高分子多孔膜
の平均孔径、膜厚、蛋白質水溶液の流れ速度および濾過
方法を適宜設定することにより、最適の効果が達成され
る。例えば、血漿中のエイズウィルスを除去する場合、
水濾過速度法の平均孔径を0.015〜0.11μm、
膜厚はこの平均孔径の102〜103倍、膜表面におけ
る血漿の平均流れ速度をひずみ速度表示で2000se
c−’以下、好ましくは濾過の初期は膜間差圧を低く設
定し、徐々にこの圧力を増加させるのが好ましい。血漿
中のB型肝炎ウィルスを除去する場合、水濾過法の平均
孔径を0.015〜o、oaoμm、膜厚はこの平均孔
径の500〜20000、膜表面における血漿の流れ速
度をひずみ速度表示で1000sec−’以下とするの
が好ましい。
蛋白質の回収率および透過率を低下させることな(ウィ
ルスの阻止係数をさらに高めるには、問分子多孔膜の孔
構造として下記のような特別な構造を与えることが好ま
しい。即ち多孔膜の表裏面の孔構造がネットワーク構造
であり、かつ、膜厚方向にはネットワークが積層した多
層構造をとっている。ここでネットワーク構造とは高分
子が網目状の凝集体を構成し、網の目に対応するのが孔
である構造である。多層構造とは(al高分子多孔膜の
表面あるいは裏面に平行な面内では注目する面内の場所
に依存せず、はぼ同一の孔径分布と花形状を持ち、この
−枚の面では濾過性能の点で一枚のスクリーンフィルタ
ーとして近似できる。(b)核子面内での相互の位置関
係は実質的には無秩序かあるいは多孔膜が中空糸の場合
には、繊維軸方向へのみ配列する規則性が認められ、(
C1この面内ではある特定された孔径分布と平均孔径、
面内空孔率が測定でき、(d)膜表面からの厚さ方向で
の距離を異にする面の相互の間には、平均孔径、孔径分
布、面内空孔率の何れもが膜表面からの距離に依存して
変化し、各層間の孔には相互に事実上相関性は無い。層
状構造を持つ多孔膜は、液体窒素中で破断し、その断面
を電子顕微鏡で観察すると、直径0.1〜2μmの粒子
(粒子径を2szとする)の堆積物で近似される。層状
構造の層数は、膜厚をTとすると層数は〆「〒/4S2
で与えられる。
層数を10以上にするとウィルスの除去率は極端に大き
くなる。高分子素材として親水性高分子を採用し、さら
に、該高分子多孔膜の形状として内径が100μm〜1
m、膜厚が10〜100μmである中空糸を採用すれば
、被分離液体に対して蛋白質の透過性、蛋白質の回収率
、ウィルス阻止係数の何れも高性能で安全な分離特性を
与えることができる。
本発明で示された孔構造の特徴を持つ膜はfa)ミクロ
相分離を発生させ(b)該分離で発生した粒子(高分子
濃厚相が粒子となる場合が大部分であが、高分子希薄相
が粒子となる場合もある)の直径が50nmm以上11
000n以下となるように成長させ(C,1該分離が膜
の表裏面に沿って同時に発生し、膜厚方向に進行させる
ために、厳密に原液および凝固液組成および温度が制御
されている条件下で製膜される。
銅アンモニア法再生セルロース多孔膜を例にして本発明
で示した多孔膜の製法を説明する。セルロース濃度を2
〜10%の範囲内で設定した銅アンモニア溶液を調整す
る。紡糸原液から未溶解成分、および気泡を除去する。
紡糸原液は10〜40℃の設定された温度に厳密に制御
(通常±0.1℃以内に)されている。2重紡口の中央
紡出口より厳密に温度と組成が制御された凝固(中空剤
)を吐出する。吐出された紡糸原液は直ちに凝固浴を通
過する。この際の凝固浴には中空剤と類似の組成液を採
用すればよい。ただし凝固浴の液組成と液温度とは厳密
に制御されていることが必要である。
中空剤と凝固浴中の液体とによりミクロ相分離が発生す
る。凝固浴の長さ、紡速、中空剤の吐出速度、巻取り速
度を制御することにより原液中に粒子を発生させ、直径
50nm〜11000nの範囲で最終の中空糸内部の粒
子径を定めることができる。かくして得られた中空糸を
稀硫酸で再生後水洗し、緊張下で乾燥する。
被分離液体としてヒト血漿を、あるいは、ヒト血漿から
血漿分画製剤を製造する工程におけるヒト血漿由来の蛋
白質を溶解した水溶液を採用し、水濾過速度法による平
均孔径が110nm以下で15nIm以上の本発明の高
分子多孔膜を採用して濾過速度が一定となるように、か
つ膜間差圧をある一定圧以下となるように制御しつつ濾
過すると、濾液中のエイズウィルス濃度を10−S以下
にし、かつ、総蛋白の質の濃度をヒト血漿中のそれの7
0%以上で、かつ、濾過容量を大きくできる。この一定
濾過速度の値が小さいほど、濾液中の蛋白質濃度が高く
、また濾過容量(膜面積当たりの有効濾過量)も大きく
なる。濾過速度として、ヒト血漿の場合には平均孔径(
nm単位での)x2//nf・hr以下に設定するのが
好ましく、ヒト血漿由来の蛋白質を溶解した水溶液の場
合には、ヒト血漿の場合の2倍以上の濾過速度を最大値
として設定するのが好ましい。本発明方法の工業的な実
施には以下の装置を組み合わせることが好ましい。即ち
、被分離液体を貯蔵するための冷却ジャケット付タンク
部と、本発明の高分子多孔膜で構成される濾過部と、濾
液を回収する回収部と、被分離体を濾過部に輸送するた
めの送液ポンプ部と少なくとも4部で構成され、それぞ
れの部がサニタリ配管で連結され、かつ、少なくとも送
液ポンプ部を中心としたサニタリ配管部には該配管内の
温度を制御するための冷却装置が付加される。これらの
一連の装置により、濾過によりウィルスを除去する過程
中での蛋白質の生理活性の低下が防止できるのみ・でな
く、蛋白質の透過率が増大する。これは被分離液体中の
蛋白質の溶解状態にもそれぞれの装置が影響を与えてい
るかもしれい。被分離流体としてプール血漿が採用され
た場合、上記装置に加えて濾過部に対して被分離液体が
流動下での濾過(即ち、平行濾過)が可能なように被分
離体の循環回路を付加し、更に膜間差圧を与えるための
該循環回路の流体制御装置付加し、かつ、股間差圧を制
御するかあるいは一定の濾過速度を与えるための加圧(
あるいは、減圧)あるいは、定量送液ポンプを付加すれ
ば、30001のように大容量のプール血漿よりウィル
スを除去した血漿が作製出来る。
図−1に本発明に採用できる濾過装置の一例を示す。T
、は冷却ジャケット付貯蔵タンクで、通常4℃の温度に
制御されている0本タンク内に被濾過血漿を貯蔵する。
本タンクは大気圧へ水面下で解放できるように除菌フィ
ルターFが付属されている。該タンク内、あるいは、回
路C1あるいは、循環用送液ポンプP+、h間の流体の
総蛋白質濃度、あるいは、粘度が一定に保たれるように
タンクT2に希釈用液体を貯蔵する。希釈用液体として
は、生理的食塩水、あるいは、緩衝液が採用される目的
によっては、電解質溶液やエタノール溶液を用いても良
い。タンクチ2内の圧力を大気圧下に解放できるように
、除菌フィルターFが付属している。希釈用液体は送液
ポンプP、によって、タンクT1へ送液される。Mには
本発明の高分子多孔膜を装着され、該膜に負荷される圧
力は供給ポンプ p、、p2によって定めることが出来
る。高分子多孔膜表面における被濾過液体の速度はP+
、hとで厳密に制御される。この際入口、出口の圧力は
、圧力ゲージG+、Gzで計測される。被濾過流体が流
れる回路Cはサニタリ配管され、かつ、冷却ジャケット
が付属している。送液ポンプPI、P2によって、温度
が上昇するのを防止する工夫をすることが望ましい。高
分子多孔膜で濾過された濾液は貯蔵タンクT3に保存さ
れる。該タンクを大気圧下、または、真空ラインへの接
続が可能なように、出口には除菌フィルターFが↑3に
付属している。
高分子多孔膜の表面における蛋白質濃度が10%を超え
る場合には、図−2に示す透析装置を利用するのが良い
図−1の装置と同様に貯蔵タンクT+、Tz、’hは大
気圧へ解放が可能なように、除菌フィルターFが付属し
ている。貯蔵タンクT、T2.T3のそれぞれ被濾過液
体、透析液、透析液と高分子多孔膜Mによる濾液との混
合液が貯えられる。高分子多孔膜へ負荷される膜間圧力
は、送液ポンプP、と貯蔵タンクT、内の液レベルによ
る静水圧、および透析液の圧力制御のための流量コント
ロールバルブSIによって設定される。膜間圧力は圧力
ゲージG2と+G、lとによって計測される。送液コン
トロールバルブS2によって被濾過液体の高分子多孔膜
Mの表面の流れ速度が設定される。
ヒト血漿あるいは、蛋白質濃度が5%以上で蛋白質とし
て分子量30万以上の物質が多量に混在する場合、ある
いは、ウィルス以外の微粒子が多量に混在している場合
において目的とする蛋白質の回収率を上げるには以下の
ような工夫を行えば良い。(1)蛋白質の変性が顕著で
無い限り出来るだけ高温で濾過する。(2)溶液中の微
粒子の直径を多孔膜の水濾過速度法における平均孔径の
100倍以上になるようにする。(3)溶液の粘度を低
下させる。(4)プレフィルタ−で前段濾過をする。(
1)−(4)の工夫のほかに平均孔径を異にする多孔膜
を組み合わせて多段の濾過をすれば蛋白質の透過率は上
昇し、ウィルスの阻止係数は上昇する。
以下に本発明で測定される種々の物性値の測定方法をま
とめて示す。
アミノ酸濃度:反応液体クロマトグラフィを用いて各種
アミノ酸の濃度をそれぞれ単独に測定した蛋白質濃度:
アルブミンの場合は紫外吸収スペツクルの波長280n
mの透過率より予め定めた検量線を用いて算出した。
大腸菌ファージφx174の濃度:ファージ原液と大腸
菌培養液とを混合し、大腸菌にファージを感染させる。
この液を平均孔径0.22μmのフィルターで濾過し、
濾液を凍結乾燥後、濃縮倍率に応じて滅菌水を添加する
。これを濾過前の原液とする。大腸菌懸濁液と原液、ま
たは、濾液と寒天借地を混合し、寒天プレート上に均一
に広げ寒天を固化させる。固化後37℃の恒温培養液中
に12〜18時間倒置しプラークを形成させる。このプ
テーク数を硅酸し、ファージ濃度を通常の方法で計測し
た。
アルブミン透過率:ヒト血清アルブミンを5重量%の濃
度で純水中に溶解する。得られた溶液を用いて股間差圧
200mmHgで膜の有効濾過面積1Mあたり、0.1
1の濾過をした際、濾過前、および、濾液のアルブミン
濃度(それぞれC0および、Cr)より次式で透過率を
算出する。
透過率=Cr/CoX 100  (χ)純水、および
、5重量%のアルブミン水溶液の濾過速度:純水、およ
び、5重量%のヒト血清アルブミン水溶液を20℃で膜
間差圧200mHgで濾過する。濾液量で0.051/
rrlにおける平均の濾過速度を算出しこれを濾過速度
とする。アルブミン吸着量:ヒト血清アルブミンを0.
9%の生理食塩水に所定濃度(500ppm)で溶解さ
せる。この水溶液(25℃)中にBET法で計測した表
面積既知の高分子多孔膜を24時間浸せきする。浸せき
前後のアルブミン濃度変化とから吸着量を算出する。高
分子多孔膜の構造:高分子多孔膜を樹脂(例えば、アク
リル樹脂)で包埋後、ウルトラミクロトーム(スエーデ
ンLKB社製Ll l tra tome m8800
型)に装着したガラスナイフを用いて表面(中空糸の場
合、外壁面)から膜厚方向に沿って厚さ0.5〜1μm
の試料を順に切りだす。その試料切片を溶媒(例えば、
クロロホルム)で脱包埋後、それぞれの切片の電子顕微
鏡写真を撮る。注目する切片のICl11当たり、孔半
径がr−r+drに存在する孔の数をN(r)drと表
示する。面内空孔率(Pre)は次式で与えられる。
Pre(%表示)= (yc Sr” N(r)dr)
XIO水濾過速度法による平均孔径(2rr):純水を
あらかじめ平均孔径0.2μmのフィルターを用いて濾
過し、微粒子を除去した純水を作製する。
この純水を20℃で膜間差圧(△P)200mHHの一
定圧力下で濾過速度Jvを測定する。ただし、Jvの単
位は(m1/分)である。測定に使用し高分子多孔膜の
有効面積をAとし、見掛は密度法で得られた該多孔膜の
空孔率をPreとすると、2rr  (nm単位)は次
式で与えられる。
2 Fr =2.OJv−d  ・77/△P−A・P
reここで、dは膜厚(μm単位)、ηは純水の粘度(
センチボイズ単位) 肝炎ウィルス濃度:HBs抗原、HBe抗原はRPHA
法で、HBV : DNAはBERN INGER等の
方法に準じた。即ち、検体25μmをPROTEINA
SEKで処理し、DNAを抽出した。硝酸セルロース膜
に抽出DNAとHBV−DNA標準(国立予防衛生研究
断裂LotD1)とを同時にスポットした。ニツクトラ
ンスレーションはBRL社製キットを用いてff2pで
ラベルしたH B V −D N Aをハイブリダイゼ
ーションに用いた。
実施例1 精製したセルロースリンターを銅アンモニア溶液中に9
.8重量%の濃度で溶解後、該溶液にアセトンを13重
重量添加し、撹拌して均質な溶液を作製した。25.0
±0.2℃で制御されたアセトン蒸気雰囲気(20,0
℃における飽和蒸気圧の70%の分圧のアセトンと窒素
との混合物)中で該溶液をガラス板上に500μmの厚
さに流延し、流延物を該蒸気雰囲気中に放置した。この
際アセトン蒸気と窒素との混合気体は流延膜上を層流状
で流れている。100分間放置後、得られた膜を20.
0±0.1℃の2%硫酸水溶液にほぼ水平状態で15分
間浸せきした。浸せき後水洗し、しかる後該膜中の水分
を徐々に20.0℃のメタノールへ置換した。
水分が完全にメタノールに置換された後、該膜を濾紙に
挾んで10g重/dの荷重を該膜に負荷しつつ真空乾燥
し、厚さ60μmの平面状の多孔膜を得た。該多孔膜の
走査型電子顕微鏡観察によれば膜の両面はネットワーク
構造をとり、また、ネットワークが積層した多層構造を
とっていた。また粒子直径(232)は0.45μm 
: 2 F、は55 nm、P、。は55%であった。
Jp/J−は1/8でありアルブミンの透過率は99.
9%以上でアルブミンの吸着量は8μg/nrであった
この膜の大腸菌ファージφ×174の阻止係数は4.5
である。この膜を用いてエイズウィルスのモデルウィル
スとして大腸菌ファージをT4を採用した場合でファー
ジの培養液からのファージの阻止率は99.99999
9以上であり、濾液中の該ファージの濃度は検出限界以
下であった。この膜を多孔性の平板支持体に保持し、膜
間の隙間を11mとし膜面上での血液流れ速度を200
 d/cffl・分とした流動状態で、B型肝炎ウィル
スを含む血液を膜間差圧200nHgで濾過した。得ら
れた濾液中のウィルス濃度は検出限界以下であった。ま
た濾液中の総蛋白質は血漿中それぞれの90%以上であ
った。濾過速度は3.5jl!/m・hr  であり、
濾過速度の経時的減少量は濾過時間1時間以内では20
%であった。
比較例1 結合酢酸量(酸化度’) 54.0%、重合度167の
セルロースジアセテート45gをアセトンとメタノール
との混合溶媒(混合重量比5対1)/Cacl□・2H
20/シクロヘキサノール(120g/25g/60g
)中に溶解させ、濾過・脱泡して流延用原液を得た。該
原液を実施例−1と同様に硝子板上で厚さ500μmで
流延し、窒素気流中で製膜した。該膜をメタノールで洗
浄後実施例−1と同様に乾燥し、厚さ75μm平面状の
多孔膜を得た。
該多孔膜の走査型電子顕微鏡観察によれば膜の両面ネッ
トワーク構造をとり、また、ネットワークの積層構造は
認められず3次元に均質なネットワーク構造に近い構造
を持つ。粒子直径23zは0.60μmであり、2 r
lは150μmSPreは65%であった。Jp /J
−は1/60でありアルブミンの透過率は92%で、ア
ルブミンの吸着量は120μg/rdで大腸菌ファージ
φx174の阻止係数は0.5であった。この膜を用い
て実施例−1と同様にB型肝炎ウィルスを含む血液を濾
過した。濾液中のウィルス濃度は濾過前の血漿中それの
1/8であり、濾液中の総蛋白質濃度は血漿中のそれの
40%であった。濾過速度は濾過初期の3.01/rr
Lhr、  1時間後には1.01/rd−hrに減少
した。実施例−1に比較して平均孔径が約2倍であるに
もかかわらず、濾液中の総蛋白質濃度は低く、かつ、血
漿の濾過速度も小さく、かつ、濾過速度の経時的な減少
が著しいことがわかる。
実施例2 セルロースリンターを精製しこれを公知の方法で調整し
た銅アンモニア溶媒(銅アンモニア/水の重量比が3.
1/6.8 /90.1)中に8.5重量%で溶解し、
濾過後脱泡し紡糸原液とした。この紡糸原液を25.0
±0.1℃で制御しつつ環状紡糸口の外側紡出口(外径
211φ、内径1.2龍φ)より1.9d/分で吐出さ
せた。−力水/アセトン/アンモニア比100.0/6
8.010.99 (重量比)で厳密組成が制御された
溶液(以下中空剤と略称)を採用し、これを25.0±
0.1℃で温度制御しつつ中央紡出口(径0 、6 s
xφ)より4.9d/分で吐出させた。吐出された糸状
物を水/アセトン/アンモニア比100・O/70.0
/1.0  (重量比)で厳密に組成が制御された25
.0±0.1の混合溶液中に直接導き該溶液中で6.9
m/分の速度で巻き取った。
なお吐出直後の透明青色状の繊維状物は次第に白色化し
、ミクロ相分離を生起し、引きつずいて凝固が起こり、
繊維としての形状が維持されていた。
その後、20.0±0.1℃で2重量%の硫酸水溶液で
定長で再生し、その後水洗し、水を徐々にメタノールに
置換した。メタノールに置換後の中空糸を20.0℃で
真空乾燥した。かくして得られた中空糸の外径は300
μm1膜厚は32μm1内径は236μmであった。該
中空糸の内外壁面の走査型電子顕微鏡観察によれば、両
壁面は何れもネットワーク構造をとり、また、該ネット
ワークが積層した積層構造を示す。粒子直径2S、は0
.30μm12 rrは3 QnmXPreは45%で
あった。φ×174の阻止係数は7.2であり、Jp/
Jwは1/10でありアルブミン透過率は99.9%以
上で、アルブミン吸着量は9μg/rdあった。
この中空糸を約500本束ねて有効濾過面積を約0.0
3 nfの円筒上の濾過層モジュールを組み立てた。こ
のモジュールを図−1の濾過装置内に設置し、図−1の
タンク部T−1にB型肝炎ウィルスを含む血漿(ウィル
ス濃度IQ12個/ad)80mlと該ウィルスを含ま
ない血漿300−を混合して注入する。温度は4℃に制
御されている。送液ポンプP、、 P、+7)流量をそ
れぞれ140++d/分、138m/分とする。得られ
た濾液中の肝炎ウィルス濃度は検出限界以下であり、ま
た、総蛋白濃度は血漿中のそれの80%であった。ただ
し希釈用液体として生理的食塩水を注入すると総蛋白質
の回収率は98%以上であった。濾過開始直後および、
濾過開始後2時間のい、および、G2の圧力はソFLツ
レG、 =0.11気圧、G、 =0.09気圧、およ
び、G+ =0.5気圧、G、 =0.48気圧であっ
た。
実施例3 実施例2で作製した中空糸モジュールを図−2の透析装
置に装着する。タンクTIにB型肝炎ウィルスを含んだ
新鮮凍結血漿を解凍して得た4℃のヒト血漿200−を
注入する。中空糸モジュール内部で中空糸の外側を透析
液が流れ、中空糸の内部を血漿が流れる。ポンプP、と
バルブSとを制御し圧力ゲージG、の圧力とく透析液+
血漿の濾液)速度とを制御する。G2とG、の圧力差△
Pを零に近ずければ拡散によって血漿中の蛋白質成分の
みがタンクT、に回収される。△P=100HHgで、
人工臓器用透析を用いて3時間透析した。
透析後更に、△P=40(lnHgとしてヒト血漿を濾
過した。回収タンク内の液体中のB型肝炎ウィルス濃度
は検出限界以下であった。一方、血漿中の蛋白質の回収
率は99%以上であまた。
(効 果) 本発明により蛋白質水溶液中に混入したウィルスを高い
除去率たとえば99.99%以上で除去できると共に、
水溶液中の蛋白質の透過率が60%以上で、かつ回収率
が70%以上が可能になる。また濾過速度が大きく、濾
過速度の経時的な減少が少ないため工業的規模でのウィ
ルス分離・除去が可能となる。さらにウィルスの除去前
後での蛋白質の組成変化が少ないため、人血漿に本発明
を適用すれば臨床用にも利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を用いたウィルス除去用の濾過装
置の例を示す。第2図は本発明の方法を用いた濾過およ
び透析によるウィルス除去用装置の例を示す。G、は入
口側圧力測定ゲージ、G2は出口側圧力測定ゲージ、G
3は透析液出口側圧力ゲージ1、Cは冷却ジャケット付
サニタリー配管、P+、 PZ+ p3は流量制御用送
液ポンプ、T、、T、。 T、は冷却ジャケット付貯蔵タンク、Mは中空糸モジュ
ール、Fは除菌フィルター、S、、S、は流量コントロ
ールバルブ、である。 特許出願人 旭化成工業株式会社 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 大腸菌ファージφx174の阻止係数(T)が2以上で
    、かつ、5重量%のヒト血清アルブミン水溶液の濾過速
    度(Jp)と純水の濾過速度(Jw)の比(Jp/Jw
    )が1/50以上の高分子多孔膜に、蛋白質水溶液を通
    して、蛋白質水溶液中に存在するウィルスをこの膜で捕
    捉することを特徴とする蛋白質水溶液中のウィルス除去
    方法
JP63078246A 1988-04-01 1988-04-01 ウイルス除去方法 Pending JPH01254204A (ja)

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