JPH03229155A - レーザードップラー速度計 - Google Patents

レーザードップラー速度計

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JPH03229155A
JPH03229155A JP2023786A JP2378690A JPH03229155A JP H03229155 A JPH03229155 A JP H03229155A JP 2023786 A JP2023786 A JP 2023786A JP 2378690 A JP2378690 A JP 2378690A JP H03229155 A JPH03229155 A JP H03229155A
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誠 高宮
Hidejiro Kadowaki
門脇 秀次郎
Takeshi Doi
健 土井
Yoshihiko Takahashi
高橋 美彦
Tsunesuke Yamamoto
恒介 山本
Masafumi Wataya
雅文 綿谷
Toshiyuki Yanaka
俊之 谷中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は移動する物体や流体の速度を非接触に検出する
速度計、特にレーザー光の周波数の偏移を検知して速度
を検出するレーザードツプラー速度計に関する。
〔従来技術〕
従来から、物体や流体の移動速度を非接触、且つ高精度
に測定する装置として、レーザードツプラー速度計が使
用されている。レーザードツプラー速度計とは、移動す
る物体や流体にレーザー光を照射し、該移動物体もしく
は移動流体による散乱光の周波数が、移動速度に比例し
て偏移(シフト)する効果(ドツプラー効果)を利用し
て、前記移動物体もしくは移動流体の移動速度を測定す
る装置である。
従来のレーザードツプラー速度計の一例を第1図に示す
1はレーザー 2はコリメーターレンズ、3は平行光束
、4はビームスプリッタ−6及び6′は反射鏡、7は速
度Vで矢印方向に移動している物体もしくは流体、8は
集光レンズ、9は光検出器である。
レーザー1から出射されたレーザー光は、コリメーター
レンズ2によって平行光束3となり、ビームスプリッタ
−4によって三光束5及び5′に分割されて反射鏡6及
び6′で反射された後、速度■で移動している物体もし
くは流体7に入射角θで三光束照射される。物体もしく
は流体7による散乱光は、集光レンズ8を介して光検出
器9で検出される。三光束による散乱光の周波数は、移
動速度Vに比例して各々+Δf、−Δfドツプラーシフ
トを受ける。ここで、レーザー光の波長をλとすれば、
Δfは次の(1)式で表わすことができる。
Δf=Vsinθ/λ       ・(1)+Δf、
−Δfのドツプラーシフトを受けた散乱光は、互いに干
渉し合って光検出器9の受光面での明暗の変化をもたら
し、その周波数Fは次の(2)式で与えられる。
F=2Δ f=2Vsin θ/λ   −(2)従っ
て、光検出器9の出力信号の周波数(以下、ドツプラー
周波数と呼ぶ)を測定すれば、(2)式に基づいて移動
物体もしくは移動流体7の移動速度Vを求めることがで
きる。
レーザードツプラー速度計の小型化を図るためには、H
e−Neレーザー等のガスレーザーを光源として用いる
よりもレーザーダイオードのような半導体レーザーを用
いる方が有利である。しかしながら、半導体レーザーは
ガスレーザーのように発振波長が安定しておらず、温度
に依存して発振波長が変化する。上記(2)式から明ら
かなように、ドツプラー周波数Fはレーザー光の波長λ
に依存するので、レーザー光の波長が変動すると移動物
体や移動流体の速度を正確に検出することができない。
第2図は市販のレーザーダイオードの発振波長の温度依
存性を示すグラフ図(1987年三菱半導体データブッ
ク−光半導体素子編から引用)である。同図において、
波長が連続的に変化している部分は、主としてレーザー
ダイオードの活性層の屈折率の温度変化により生じてい
る部分であり、その割合はO,’05〜0.06nm/
’Cである。一方、波長が不連続に変化している部分は
、縦モードホッピングと呼ばれる現象に起因するもので
、0.2〜0.3nm/’Cという大きな割合で変化す
る。
このように、レーザーダイオードの発振波長は極めて不
安定なものであり、この種のレーザーをレーザードツプ
ラー速度計の光源として使用する場合、周知のヒーター
、放熱器、温度センサー等を備えた温度制御ユニットを
レーザーダイオードと共に取り付ける必要がある。しか
しながら、これらの温度制御ユニットを取り付けると、
温度計が大きくなり、価格も上がるので好ましくない。
更に、前述の縦モードホッピングは温度変動以外の他の
要因でも生じる現象であり、仮に温度制御ユニットを取
り付けても、レーザーダイオードの発振波長の変動を完
全に抑えることはできない。
〔発明の概要〕
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり
、レーザー光の発振波長が変化しても移動物体や移動流
体の速度を正確に検出することが可能で、しかも小型の
レーザードツプラー速度計を提供することを目的として
いる。
この目的を達成するために、本発明のレーザードツプラ
ー速度計は、レーザー光を所定の入射角で移動物体若し
くは移動流体に入射させ、該移動物体若しくは移動流体
からの散乱光の周波数の偏移に基づいて該移動物体若し
くは移動流体の速度変化を検出する速度計において、レ
ーザーから射出したレーザー光を反射回折せしめて、第
1と第2の回折光を形成する回折格子と、該第1と第2
の回折光を該回折光が回折格子から射出した時の互いに
成す角とほぼ同じ交差角で該移動物体若しくは移動流体
に入射量せしめる光学系と、該光学系により該第1と第
2の回折光で照明された該移動物体若しくは移動流体か
らの反射散乱光を受光する受光手段とを有し、該レーサ
ーと該受光手段の少なくとも一方を、該第1と第2の回
折光の各々の光路を含む入射平面から外れた場所に設け
ることを特徴としている。
本発明によれば、このような構成を有するので、レーザ
ー光の波長λの変動に追従して移動物体若しくは移動流
体に対するレーザー光の入射角θを変化せしめ、これに
より上記(2)式が示すsinθ/λの値をほぼ一定に
する。即ち、レーザー光の波長変動に依らず常に正確に
移動物体や移動流体の速度を検出することができる。従
って、レーザーダイオードなどの発振波長が不安定な小
型のレーザーダイオード(半導体レーザー)を光源とし
て使用でき、従来にない小型のレーサードツプラー速度
計を提供することが可能になる。
また、本発明によれば、レーザーと受光手段の少なくと
も一方を、第1と第2の回折光の各々の光路を含む入射
平面から外れた場所に設けているので、速度計を小型な
ものにできる。特に回折格子からの反射回折を利用し、
受光手段で移動物体や移動流体からの反射散乱光を受光
するような場合に、回折格子を移動物体や移動流体に近
づけて設けることができるので、有効である。
本発明の更なる特徴や具体的な形態は以下に示す各実施
例から明らかになる。
〔実施例〕
第3図及び第4図は本発明のレーザードツプラー速度計
による速度検出原理を説明するための説明図である。
第3図は格子ピッチdなる透過型回折格子1゜に波長λ
のレーザー光Iを格子配列方向tに垂直な方向から入射
させた時の回折状態を示し、回折格子10で生じる各次
数の回折光の回折角θは次式て示すことがてきる。
sinθ=:mλ/d      −(3)(m=o、
1.2.・・・) 従って、回折格子10で生じる0次回先光(mO)以外
の六〇次回折光の各回折角をθ、とすると、 sin θ、=±n λ/d        ・(4)
(n=1. 2・・・) なる式て表わされることになる。(4)式から明らかな
ように、±nn次回先光回折角θ7は入射レーザー光I
の波長λに依存し、波長λの変化に応じて回折格子10
からの±nn次回先光射出角が変化する。
第4図は第3図の回折格子10を光学系中に組込んだレ
ーサードツプラー速度計を示す。第4図において、回折
格子10を除く他の部材は第1図の従来例に示しである
ものと同じであり、第1図と同じ符号を付しである。従
って、ここでは説明を省略する。
第4図に示す光学系では、光学系に固定された回折格子
10から射出する±nn次回先光4142を各々互いに
反射面が平行なミラー6.6′で反射し、±nn次回先
光各回折角±θ。と同じ入射角θ。で被検物体7のほぼ
同一地点に入射させている。尚、ミラー6.6′の反射
面は各々回折格子10の格子配列方向と被検物体7の移
動方向に直交する面内にある。
この時、光検出器9からの出力信号に対応するドツプラ
ー周波数Fは、前記(2)式及び(4)式に基づいて次
の(5)式で表わすことができる。
F=   2Vsin  θ。/λ     −(5)
2  n V / d 即ち、ドツプラー周波数Fはレーザー光の波長λに依存
せず、回折格子10の格子ピッチdに反比例し、回折光
の次数nと被検物体7の移動速度Vに比例することにな
る。回折格子10のピッチdは十分に安定しているので
、ドツプラー周波数Fはレーザー光の波長には無関係に
、被検物体7の速度Vのみに依存する。従って、光検出
器9は、不図示のレーザーの発振波長が変化しても、被
検物体7の速度Vに正確に対応した信号を出力する。
以上述べた検出原理を用いたレーザードツプラー速度計
の一例を第5図で説明する。
第5図において、第1図及び第4図に示す要素と同じ要
素には、これらのものと同一符号が付してあり、また、
これらの要素に関する説明も省略する。
ここでは、レーザー1として、波長λ=0.78μmの
レーザー光を放射するレーサーダイオードを使用してお
り、装置の小型化を図っている。
レーザー1としてはシングルモードレーサー、マルチモ
ードレーザーのいずれであっても良い。また、回折格子
10は格子ピッチd=1.6μmの反射型の回折格子で
あり、ガラス基板等の基板面にAI;! Au等の反射
膜を周期的に形成したり、或いはガラス基板の基板面に
溝を周期的に形成し、溝面に前述の反射膜を施したりし
たものである。このように回折格子10としては、振幅
型或いは位相型(レリーフ型)など様々な形態の回折格
子が使用できる。
レーザーダイオード1からのレーサー光はコリメーター
レンズ2によって直径的2mmφの平行光束3となり、
固定された反射型回折格子10にこの回折格子10の格
子配列方向tに垂直な方向から入射する。回折格子10
で生じた±1次の反射回折光61.62は回折角θ1夕
29°で回折格子10から出射し、格子配列方向tに垂
直に配置したミラー6.6′により被検物体7に各々入
射角θ1で斜入射する。各回折光61.62は被検物体
7上に約2mmφの光スポットを形成し、各々の光スポ
ットは被検物体7上で重ね合わせられる。光検出器9は
0.8mmφの受光部9aを有し、集光レンズ8は2本
の回折光61.62が形成する光スポットの中央部0.
8mmφの領域を受光部9aに等倍に結像する。従って
、光検出器9は各回折光61.62により生じた反射散
乱光が互いに干渉した干渉光を受光部9aで効率良く受
光し、光電変換する。そして、光検出器9は前記(5)
式においてn=1を代入したF=2V/dなる波長λに
よらないドツプラー周波数Fに応じた信号を出力する。
ここで、第6図(a)に示すように、2つの回折光61
.62が被検物体7上で完全に重なる場合の回折格子1
0と被検物体7との距離りは、ミラー6.6′の距離を
lとすると、 h=1!、/丁7:7T7フ’T      ・・・ 
(6)となる。従ってf=30mmの場合、レーザー光
の波長λ=0.78μm、格子ピッチd=1.6μmだ
から、h=53.7mmとなる。因みに、レーザーダイ
オード1の発振周波数は1%変化(レーザーダイオード
1の温度で約30℃変化)したとすると、2つの回折光
61.62の光スポットは周波数が長波長側に変化した
場合には第6図(b)に示すようになり、周波数が短波
長側に変化した場合には、第6図(C)に示すようにな
る。第6図(b)、(c)では2つの光スポットは約0
.8mmずれる。
第6図(b)、(c)に示すいずれの場合も、光検出器
9が、2つの回折光61.62により生じる散乱光を同
時に受光するから、光検出器9からは、ドツプラー周波
数Fに対応する信号が出力される。
本発明は、第5図で示したようなレーザードツブラー速
度計に更に改良を加えたものであり、速度計を更に小型
化にすることが可能になる。そして、第6図(b)、(
c)で示したような、2つの光スポツト間のずれを小さ
く抑えることができるものである。以下、本発明の実施
例を詳述する。
第7図(A)、(B)は、本発明の第1実施例を示す概
略図であり、第7図(A)は正面図、第7図(B)は側
面図である。第7図(A)、(B)において、第5図で
示した要素と同じ要素には第5図のものと同一の符号が
付しである。第5図に示した速度計と本実施例の速度計
とを比較すると理解できるように、本実施例の速度計の
構成要素は第5図の速度計と全(同じである。本実施例
の速度計の改良点は、レーザーダイオード1、コリメー
ターレンズ2、そして反射型回折格子10の配置を変え
た点にある。尚、第7図(A)では、レーサーダイオー
ド1とコリメーターレンズ2の図示を、第7図(B)で
は、ミラー6.6′の図示を省略している。
本実施例の特徴となる構成は第7図(B)の側面図に表
われている。第7図(B)に示す通り、本実施例では、
±1次回折光61.62の各々の光路を含む入射平面(
第7図(A)の紙面に相当する。)から外れた場所に、
レーザーダイオード1とコリメーターレンズ2とを配置
している。そして、回折格子10を、この入射平面(Z
−X平面)と被検物体7の移動方向(X方向)の双方に
直交する平面(z−X平面)内で傾けている。
本実施例では、回折格子10の格子線(格子配列方向t
と直交する溝などに相当する線)の方向が被検物体の移
動方向と直交する方向(X方向)と角度αを成すように
、回折格子10を傾けており、ここでは、α=15°に
設定している。
一方、レーサーダイオード1とコリメーターレンズ2と
を含む照明系の光軸AXは、被検物体7に垂直な軸(2
方向)に対して角度Wを成すように設定しである。この
角度Wは、回折格子10が傾いている平面(Z−Y平面
)と同じ面内に関して与えられている。ここではW=2
8.06°に設定されている。
ここで、第8図に示すように、格子配列方向tと格子線
gが延びる方向Sとで形成される格子面(t−3平面)
の垂線Uに対して角度θてレーサー光が入射する時、±
1次回折光61.62の光路を含む平面が垂線Uに成し
て成す角はα±1次回折光61.62が互いに成す角の
2等分角(回折角)はθ1であり、 dsinθ =λ (d・回折格子のピッチ、λ 波長) sinθ=C0Sθ、 % s i n αなる関係を
満たす。
本実施例ではα=15°、W=28.06’θ−W−α
であるから、±1次回折光61.62の回折角θ1;2
9°となり、また、±1次回折光61.62の光路を含
む入射平面は、被検物体の表面に対して垂直な、Z−X
平面と平行な平面となる。
従って、本実施例においても、固定された回折格子10
て生じた11次の反射回折光61.6262が回折角θ
、z29°で回折格子10から出射し、被検物体7の移
動方向Xに垂直に、その反射面を設置したミラー6.6
′で反射され、被検物体7に各々入射角θ1で斜入射す
る。各回折光61.62は被検物体7上に約2mmφの
光スポットを形成し、各々の光スポットは被検物体7上
で重ね合わせられる。光検出器9は0.8mmφの受光
部9aを有し、集光レンズ8は2本の回折光61.62
が形成する光スポットの中央部0.8mmφの領域を受
光部9aに等倍に結像する。従って、光検出器9は各回
折光61.62により生じた反射散乱光が互いに干渉し
た干渉光を受光部9aて効率良く受光し、光電変換する
。そして、光検出器9は前記(5)式においてn=1を
代入したF、=2V/dなる、波長λによらない ドツ
プラー周波数Fに応じた信号を出力する。
第5図で示した速度計では、被検物体7と回折格子10
の距離がh=53.7mmであったが、本実施例の速度
計では、レーザーダイオード1とコリメーターレンズ2
を含む照明系証明計を±1次回折光61.62の光路を
含む入射平面がら外れた場所に設けている為、被検物体
7と回折格子10の距離をh:=32mm程度に短くで
きる。また、このように構成した時、レーザーダイオー
ド1の発振周波数が1%変化した場合の回折光61.6
2による各光スポットのずれは0. 5mmとなる。即
ち、第5図で示した速度計よりも、光スポットのずれも
小さくなる。
従って、本実施例の速度計は、コンパクトで、しかも検
出感度が高い速度計となっている。
第9図(A)、(B)は本発明の第2実施例を示す概略
図であり、第9図(A)が正面図、第9図(B)が側面
図である。第9図(A)、(B)において、第5図、第
7図(A)、(B)で示した要素と同じ要素には第5図
、第7図(A)。
(B)のものと同一の符号が符しである。第5図に示し
た速度計と本実施例の速度計とを比較すると理解できる
ように、本実施例の速度計の構成も第5図の速度計と全
く同じである。そして、本実施例の速度計の改良点も、
レーザーダイオード1、コリメーターレンズ2.そして
反射型回折格子10の配置を変えた点にある。また、第
7図(A)、(B)で示した速度計では光検出器9の上
方に回折格子10を斜設していたのに対し、本実施例の
速度計は光検出器の隣りに回折格子10を被検物体7の
表面に対して水平に設けている。
尚、第9図(A)ではレーザーダイオード1とコリメー
ターレンズ2の図示を、第9図(B)ではミラー6.6
′の図示を省略しているが、第9図(B)に符号11で
示しているのは不図示のミラー6’  (6)による回
折光61(62)の反射点である。
本実施例では、回折格子1oを光検出器9とほぼ同じ高
さの位置に設けている。前述した通り回折格子10は被
検物体7の表面にほぼ水平に設けられており、回折格子
10の格子配列方向tは被検物体7の移動方向Xと一致
している。
レーザーダイオードlとコリメーターレンズ2を含む照
明系証明計の光軸AXは、回折格子1゜の格子線に対し
て、X−Y平面に関して所定角度(θ>nいており、レ
ーザーダイオード1がら射出したレーザー光はコリメー
タレンズ2で平行光束に変換された後、固定された回折
格子1oに斜め入射する。従って、回折格子10で生じ
る±1次反射回折光61.62が射出する方向は、2−
Y平面に関して、回折格子1oの格子線と前記角度(θ
)を成す方向になり、これら±1次回折光61.62の
光路を含む入射平面は、回折格子10と被検物体7の表
面に対して傾く。また、本実施例でも回折格子10の格
子ピッチd=1.6μm、レーザー光の波長人=0.7
8μmであるから、回折格子10から射出する±1次回
折光61.62の回折角は、z−X平面に関して、θ、
;29°となる。
回折格子10から射出した反射回折光61゜62は、各
々、格子配列方向tに垂直に、その反射面を設置したミ
ラー6.6′で反射され、Z−X平面に関して角度θ1
で、Z−Y平面に関して角度θで、被検物体7上に斜入
射する。各回折光61.62は被検物体7上に数mmφ
の光スポットを形成し、各々の光スポットは被検物体7
上で重ね合わせられる。光検出器9は0.8mmφの受
光部9aを有し、集光レンズ8は2本の回折光61.6
2が形成する光スポットが互いに重なり有った領域を光
検出器9の受光部9aに等倍に結像する。従って、光検
出器9は各回折光61.62により生じた反射散乱光が
互いに干渉した干渉光を受光部9aで効率良く受講し、
光電変換する。そして、光検出器9は前記(5)式にお
いてn=1を代入したF=2V/dなる、波長λによら
ない、ドツプラー周波数Fに応じた信号を出力する。
本実施例では、回折光61.62の各々の光路を含む入
射平面から外れた場所に、レーザーダイオード1とコリ
メーターレンズ2を含む照明系と、集光レンズ8と光検
出器9を含む検出系の双方を配置している為、第7図(
A)、(B)で示した速度計よりも更にコンパクトな速
度計となる。例えば、本実施例の速度計ては、回折格子
10と被検物棉7の、回折光61.62の各々の光路を
含む入射平面に沿った距離を、h’=23mm程度にす
ることが可能であり、回折格子10と被検物体7の間隔
は20mm以下に抑えることができる。また、本実施例
の速度計ては、レーザーダイオード1の発振周波数が1
%変化した場合の回折光61.62による各光スポット
のずれは0.35mm程度までに抑えることができる。
第10図(A)、(B)は本発明の第3実施例を示す概
略図であり、第10図(A)が正面図、第10図(B)
が側面図である。第10図(A)。
(B)において、第5図、第7図(A)、(B)及び第
9図(A)、(B)で示しt−要素と同じ要素には、第
5図、第7図(A)、(B)及び第9図(A)、(B)
とものと同一の符号が符しである。また、第10図(A
)、(B)において、符号12で示されるのは両面ミラ
ーである。
本実施例の速度計の、第5図の速度計に対する改良点は
、両面ミラー12を用い、レーザーダイオード1.コリ
メーターレンズ2.集光レンズ8及び光検出器9を、被
検物体7の表面及び回折格子10に対して水平に配列し
た点である。
本実施例では、回折格子10の格子配列方向tと被検物
体7の移動方向Xとが一致しており、以下述べる通り、
回折光61.62の各々の光路を含む入射平面は、これ
らの方向t、xと平行である。そして、この入射平面は
被検物体7の表面に垂直である。
両面ミラー12は、ガラス基板の両面にAf等の反射膜
を蒸着したり、或いは金属板で構成される。両面ミラー
12は、被検物体7と回折格子10の間に、Z−Y平面
に関して、両面に形成した反射面が被検物体7の表面に
対して45°を成すように斜設される。レーザーダイオ
ード1とコリメーターレンズ2を含む照明系は、両面ミ
ラー12の上側の反射面にレーザー光を向けるように設
けられ、この照明系の光軸AXは回折格子10の格子線
と平行に設定される。一方、集光レンズ8と光検出器9
を含む検出系は、両面ミラー12の下側の反射面で反射
した光を受けるように設けられ、この検出系の光軸は照
明系の光軸AXと平行に設定される。尚、照明系の光軸
AXは両面ミラー12の反射面で直角に折り曲げられて
、回折格子10に対して垂直と交わり、検出系の光軸も
両面ミラー12の反射面で直角に折り曲げられて、被検
物体7の表面と垂直に交わる。
このような構成において、レーザーダイオードlからの
レーザー光はコリメータレンズ2により平行光束に変換
され、両面ミラー12の反射面に入射する。両面ミラー
12の反射面で反射されたレーザー光は、固定された回
折格子10に垂直入射し、回折格子10で反射回折され
る。回折格子10で生じた反射回折光のうちの±1次反
射回折光61.62は、前記各実施例同様、回折角θ1
;29°で回折格子10から射出し、各々ミラー6.6
′に向かう。ここで、両面ミラー12は回折格子10で
生じた±1次回折光61.62の各々の光路を遮らない
ように、その寸法と配置が決められている。また、ミラ
ー6.6′の各々の反射面は、回折格子の格子配列方向
を及び被検物体7の移動方向Xと直交する面内にある。
回折光61.62は、各々、ミラー6.6′で反射せし
められ、各々入射角θ1で被検物体7に斜入射する。各
回折光61.62は被検物体7上に約2mmφの光スポ
ットを形成し、各々の光スポットは被検物体7上で重ね
合わせられる。光検出器9は0.8mmφの受光部9a
を有し、集光レンズ8は、両面ミラー12と共に2本の
回折光61.62が形成する光スポットの中央部0.8
mmφの領域を受光部9aに等倍に結像する。
従って、光検出器9は、各回折光61.62により生じ
た反射散乱光が互いに干渉した干渉光を、両面ミラー1
2を介して、受光部9aで効率良く受光し、光電変換す
る。そして、光検出器9は前記(5)式においてn=1
を代入したF=2V/dなる波長λによらないドツプラ
ー周波数Fに応じた信号を出力する。
本実施例では、回折格子10と被検物体7の間に両面ミ
ラー12を斜設し、回折光61.62の各々の光路を含
む入射平面からレーザーダイオード1.コリメータレン
ズ2.集光レンズ8.光検出器7を外して、回折格子1
0と被検物体7の表面にほぼ平行に配列した為、第9図
(A)、(B)で示した実施例同様、第7図(A)、(
B)で示した速度計よりも更にコンパクトな速度計にな
る。本実施例の構成によれば、回折格子10と被検物体
の距離をh=20mm程度にすることが可能で、レーザ
ーダイオード1の発振周波数が1%変化した場合の回折
光61.62による各光スポットのずれは、0.30m
m程度に抑えることができる。
以上示した本発明の第1乃至第3実施例では、被検物体
7を照明する一対の回折光として、±1次反射回折光を
用いていたが、±2次や±3次の回折光などの正負同次
数の回折光の任意の対を照明に使用できる。また、次数
が異なる回折光同志の対を使用することも可能である。
また、第1乃至第3実施例では、回・折格子10の格子
配列方向tが被検物体7の移動方向Xと一致しているが
、格子配列方向tをZ−X平面即ち、一対の回折光の光
路を含む入射平面に関して、移動方向Xと所定角度を成
すように回折格子10を傾けることもできる。また、回
折格子10を、このように傾ける代りに、照明系(1,
2)からの平行光束を、この入射平面に関して、回折格
子10に斜入射させることもできる。いずれの構成でも
、一対の回折光が回折格子10から射出した時の互いの
成す角とほぼ同じ交差角で被検物体7のほぼ同一箇所に
入射させるようにすれば、レーザー光の波長変動に依ら
ない、正確な速度検出が可能になる。
第11図は、本発明のレーザードツプラー速度計を、フ
ァクシミリの紙送り制御に使用した例を示す概略図であ
る。
第11図において、符号13で示されるのが本発明の速
度計であり、速度計13の構成は、前記第1乃至第3実
施例で示した、いずれかの構成が取られている。14は
、その上に紙19が載置されるベルト、15は紙19を
ベルト14上へ供給する給紙ユニット、16.17はロ
ーラーで、16が本体に軸支されたベルトローラ、17
が駆動ローラ、18が、それに駆動ローラ17が取付け
られた駆動モータを示す。ベルト14は、駆動ローラ1
7とベルトローラ16の間に、図示する通り、張られ、
駆動モータ18で駆動ローラ17を矢印方向へ回転させ
ることにより、駆動ローラ17とベルトローラ16とが
協力してベルト14を動かす。
給紙ユニット15から供給された紙19は、ベルト14
上に載置されてヘルド14の移動と共に矢印方向へ移動
する。速度計13は、移動中の紙19にレーサー光を照
射して、紙19て生じた散乱光を光検出器で受光する。
このような照射−受光の様子は、第7図乃至第10図で
示した通りである。本実施例では、速度計13の光検出
器からの出力信号(ドツプラー周波数に応じた信号)が
速度検出回路110に入力される。回路110は光検出
器からの出力信号の周波数に基づいて紙19の移動速度
、即ちベルト14の移動速度を検出する。回路110で
検出された速度の情報は制御回路111に入力され、回
路111が駆動モータドライバ112を介して、駆動モ
ーター18の回転速度を制御する。この制御は、ベルト
14の移動速度、即ち紙19の移動速度が一定になるよ
うに、回路111がドライバー112へ補正信号を入力
し、この信号に応答してドライバー112が駆動モータ
ー118の回転速度の調整を行なうものである。これに
より、紙19の送り速度がほぼ一定になり、従来、駆動
ローラの回転数制御のみの速度−走化の場合に生じてい
た、駆動ローラの偏心による周期的速度変化もキャンセ
ルすることができ、より確実に定速の紙送りが行なえる
また、本発明の速度計は、前述した様に、非常に小型で
あり、また、部品点数も少ないので低コストである為、
ファクシミリ等の機器に有効に使用し得る。
第11図において、定速て送られる紙19には、不図示
の印字ヘッドにより画像が書込まれる。本実施例では、
紙19が極めて正確に移動(画像書込み時の副走査方向
への移動)している間に、画像の書込みが行なわれる為
、画質の印字が可能になる。
第11図の実施例では、ファクシミリを例にとり、画像
の書込み(プリント)装置に本速度計を用いた場合を示
したが、逆に画像の読取装置に本速度計を用いることも
できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、レーザー光の波
長変動が生じても正確な速度の検出ができ、しかも速度
計のより一層のコンパクト化が可能になる。更に、レー
サー光の波長変動による2つの回折光による光スポット
のずれも小さくなり、安定した検出信号が得られるとい
った効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はレーザードツプラー速度計の従来例を示す図。 第2図はレーサーダイオードの発振周波数の温度依存性
を示すグラフ図。 第3図は口折格子の説明図。 第4図は、回折格子を用いたレーザードツプラー速度計
の説明図。 第5図は、回折格子を用いたレーザードツプラー速度計
の具体的な構成図。 第6図は、2つのスポットのずれの説明図。 第7図は、本発明の第1実施例を示す概略図。 第8図は、回折格子へのレーサー光の斜め入射に関する
説明図。 第9図は、本発明の第2の実施例を示す概略図。 第10図は、本発明の第3の実施例を示す概略図。 第11図は、本発明の速度計をファクシミリの紙送り制
御に使用した例を示す概略図。 1・・・レーサーダイオード 2・・・コリメーターレンズ 3・・・平行レーザー光束 4・・・ヒームスプリッター 61.62・・・回折光 6.6′・・・ミラー 7・・・被検物体 8・・・集光レンズ 9・・・光検出器 9a・・・受光部 10・・・回折格子 11・・・反射点 12・・・両面ミラー 13・・・レーザードツプラー速度計 虎禅譲号のケース赫叡1」1生 サース耕Tc(”c) 第5図 (A) CB) 毛6図 υ (A’) (A)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)レーザー光を所定の入射角で移動物体若しくは移
    動流体に入射させ、該移動物体若しくは移動流体からの
    散乱光の周波数の偏移に基づいて該移動物体若しくは移
    動流体の速度変化を検出する速度計において、レーザー
    から射出したレーザー光を反射回折せしめて第1と第2
    の回折光を形成する回折格子と、該第1と第2の回折光
    を該第1と第2の回折光が回折格子から射出した時の互
    いに成す角とほぼ同じ交差角で該移動物体若しくは移動
    流体に入射せしめる光学系と、該光学系により該第1と
    第2の回折光で照明された該移動物体若しくは移動流体
    からの反射散乱光を受光する受光手段とを有し、該レー
    ザーと該受光手段の少なくとも一方を、該第1と第2の
    回折光の各々の光路を含む入射平面から外れた場所に設
    けることを特徴とするレーザードップラー速度計。 (2)前記光学系が、前記第1と第2の回折光を各回折
    光の前記回折格子による回折角とほぼ同じ角度で前記移
    動物体若しくは移動流体に入射せしめることを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載のレーザードップラー
    速度計。 (3)前期レーザーが半導体レーザーから成ることを特
    徴とする特許請求の範囲第(2)項記載のレーザードッ
    プラー速度計。 (4)前記受光手段が前記移動物体若しくは移動流体か
    らの反射散乱光を受光するよう設けられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第 (3)項記載のレーザードップラー速度計。 (5)前記第1と第2の回折光が、前記回折格子で前記
    レーザー光が反射回折して生じる±n次(n=1、2、
    3、・・・)の回折光より成ることを特徴とする特許請
    求の範囲第(4)項記載のレーザードップラー速度計。
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