JPH03231394A - 偽造防止用印刷物及び偽造防止情報検出方法 - Google Patents

偽造防止用印刷物及び偽造防止情報検出方法

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JPH03231394A
JPH03231394A JP2028695A JP2869590A JPH03231394A JP H03231394 A JPH03231394 A JP H03231394A JP 2028695 A JP2028695 A JP 2028695A JP 2869590 A JP2869590 A JP 2869590A JP H03231394 A JPH03231394 A JP H03231394A
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Tetsuo Komori
小森 哲夫
Hironobu Hanaki
花木 浩伸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、偽造防止用に適した印刷物に関する。
[従来の技術] 従来、有機フォトクロミック物質を含有するインキによ
り表示部を形成し、紫外線照射による発色性と、熱又は
可視光、赤外線の照射による消色性を利用して偽造防止
用に使用されるフォトクロミズムカードが知られている
しかしながら、一般に7オトクロミツク化合物は、熱安
定性が充分でなく、室温で数時間以内に元の状態に戻る
ため、光化学反応により書き込まれた記録が熱的に不安
定であるという問題を有している。また熱安定性に良好
なものは一般に繰り返し耐久性に劣る問題があり、偽造
防止用記録材料として充分満足しうる特性を有するもの
ではない。
そのため、これらのフォトクロミック化合物を単独で偽
造防止手段として使用する場合には、充分な偽造防止性
を期待することができない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、より安定して偽造防止等の効果を奏しつる印
刷物の提供を課題とする。
〔発明が解決しようとする手段〕
本発明の偽造防止用印刷物は、基材上にフォトクロミッ
ク物質及びサーモクロミック物質からなるインキ層によ
り偽造防止情報がパターニングされたことを特徴とする
(以下、偽造防止用印刷物■という)。
また本発明の偽造防止用印刷物は、基材上にフォトクロ
ミック物質及び/又はサーモクロミック物質、及び熱又
は光により変色しない有色性インキとからなり、該フォ
トクロミック物質及び/又はサーモクロミック物質を1
0重量%〜90重量%含有させたインキ層により偽造防
止情報がバターニングされたことを特徴とする(以下、
偽造防止用印刷物■という)。
また本発明の偽造防止情報検出方法は、偽造防止用印刷
物を、光照射操作と加熱又は冷却操作を施してインキ層
を変色させ、偽造防止情報を顕在化させることを特徴と
する。
本発明におけるフォトクロミック物質としては、紫外線
の照射により発色し、熱或いは可視光、赤外線の照射に
より消色するものを使用することができる。
このようなフォトクロミック物質としては、例えば特開
昭55−149812号公報に開示されている下記のス
ピロピラン系化合物、 (式中、R′″は水素原子又はハロゲン原子、Rbはア
ルキル基、Rcは水素原子又はアルコキシ基を示す。) また特開昭50−28824号公報に記載された、下記
のスピロピラン化合物をアルコール性水酸基を有する高
分子化合物に分散させたフォトクH (式中、R’及びR1は水素原子、ハロゲン原子、アル
キル基、又はアルコキシ基を示す。)更に、特公昭45
−28892号公報に記載の下記のスピロナフトオキサ
ジン系化合物、(式中、Htは水素原子、ハロゲン原子
、シアノ基、炭素数1〜8のアルキル基又はアルコキシ
基を示す。) また特開昭63−24245号公報に記載された1位及
び2位に、光照射によって環化してヘキサジエン環を形
成することによりその光学的性質を変化させるような複
素環基を各々有し、且つ他の1位及び2位は互いに結合
して環を形成しているエチレン誘導体、またジチェニル
マレイン酸無水物誘導体等の光学記録材料、 等のものを使用することができる。
これらフォトクロミック物質は、インキの形態となった
、例えば商品名GSP  No5  K(諸層インキ■
製)、セリコールPTM−1256NO(帝国インキ製
造■製)等のスピロピランインキ等の市販されているも
のも使用することができまた本発明におけるサーモクロ
ミック物質としては、変色が可逆性又は不可逆性のもの
を使用することができるが、例えばジーα、β−ナフト
イソスピロピラン、ベンゾ−β−ナフトイソスピロピラ
ン、3−アルキル−ジ−β−ナフトスピロピラン、ビア
ントロン、ジキサンチレン、キサンチリジエンアントロ
ン等を使用することができる。
これらサーモクロミック物質は、インキの形態となった
、例えば商品名「ダイサーモDIJ  (染料系)、「
ダイサーモDRJ  (染料系)、「ダイサーモPRJ
  (無機系)、「ダイサーモPIJ(無機系)、「ダ
イサーモPIJ(無機系、金属錯塩系)、「ダイサーモ
PF」 (無機系)等の市販されているものを使用する
こともできる。
本発明の偽造防止用印刷物■において、サーモクロミッ
クインキとして特に冷却変色型サーモクロミック物質を
使用すると、フォトクロミック物質の発色と共にサーモ
クロミック物質の発色を同時に行わせることかできるの
で、隠匿情報の多様化を図ることができ、情報を安定し
て再現することができる。
冷却変色型サーモクロミック物質は、冷却操作によって
室温状態での着色状態が変色する性質を有するものであ
る。このような冷却変色型サーモクロミック物質として
は、例えば商品名[ダイサーモDR−10ブル−NH(
UR−3) J  (大日精化■製)、「ダイサーモD
R=10スカーレッ)NH(UR−3)J  (大日精
化■製)等を使用するとよい。
また、本発明の偽造防止用印刷物Hにおける熱又は光に
より変色しない有色性インキは、通常の印刷物に使用さ
れるインキ、例えば顔料として、例えばモノアゾ系顔料
、ジアゾ系顔料、縮合アゾ系顔料、フタロシアニン系顔
料、縮合多環系顔料(ジオキサジン、キナクリドン等)
、無機顔料等のもの、またバインダーとして、例えば硝
化綿、ポリウレタン、塩素化ポリプロピレン、アクリル
樹脂、ロジン系エステル等のもの、更に希釈溶剤として
トルエン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、キシレン
、メチルイソブチルケトン、イソプロピルアルコール、
水等のものから構成されるものである。
また、偽造防止用印刷物■において使用されるフォトク
ロミック物質、又はサーモクロミック物質は、有色性イ
ンキに対して10重量%〜90重量%含有させるとよい
。フォトクロミック物質、又はサーモクロミック物質の
含有量が10重量%より少ないと、有色性インキとの混
色を確認することが困難であり、また90重量%より多
いと通常の印刷部分のインキ濃度が薄くなるので好まし
くない。
本発明におけるフォトクロミック物質又はサーモクロミ
ック物質と有色性インキとの組み合わせるにあたっては
、フォトクロミック物質又はサーモクロミック物質の発
色性と有色性インキとの混色性が有色性インキの色と明
瞭に識別しつるものとするとよい。有色性インキとフォ
トクロミック物質、サーモクロミック物質との組合せと
しては、例えば有色性インキが黄色の場合には、フォト
クロミック物質としては青色に発色するものを、またサ
ーモクロミック物質としては白色から赤色に変色するも
の等、有色性インキ、フォトクロミックインキ、サーモ
クロミックインキの各々の色間に色差があるもので、L
*a*b*表色計においてΔE=10以上のものとする
とよい。
本発明の偽造防止用印刷物における偽造情報パターンは
、凸版、オフセット、グラビア、スクリーン等により紙
、プラスティックフィルム等の基材上に印刷され、形成
される。
次に偽造防止情報を検出するには、紫外線照射によりフ
ォトクロミック物質による発色を確認すると共に、加熱
又は冷却によるサーモクロミック物質による変色を確認
でき、また発色と消色が可逆性を有するサーモクロミッ
ク物質を使用する場合には赤外線照射、又は加熱するこ
とにより容易に顕在化した情報を再度隠蔽することがで
きる。
〔作用及び発明の効果〕
このように、本発明の偽造防止用印刷物lは、フォトク
ロミックインキとサーモクロミックインキとからなるイ
ンキ層を設け、その検出方法の組み合わせを変化させる
ことにより、隠匿情報を多種類とすることができるもの
である。
特に、フォトクロミックインキとして紫外線照射により
発色し、赤外線照射又は加熱処理により消色するものを
使用し、サーモクロミックインキとして冷却操作により
変色する型のものを使用して作成する場合には、フォト
クロミック物質の発色を安定化させることができると共
に、サーモクロミック物質による偽造防止情報をも同時
に確認することができ、隠匿情報を安定した状態で顕在
化させることかできる。また隠匿情報の検出にあたって
紫外線照射と冷却操作を、同時に又は別々に操作する等
、検出方法を適宜組み合わせると3種類の発色に変化さ
せることができるので、偽造防止情報の多様化を実現す
ることができ、偽造防止効果をより高めることができる
ものである。
また、偽造防止用印刷物■は、フォトクロミック物質又
はサーモクロミック物質を通常の印刷用有色性インキに
含有させることにより、有色性インキの色とフォトクロ
ミックインキ又はサーモクロミックインキによる発色と
の混色を生じさせることができるので、偽造防止効果を
多種類のものとすることができ、また通常の印刷部の他
に格別の偽造防止手段を設ける必要がないものとするこ
とができ、偽造防止用印刷物を簡単なものとすることか
できる。
このように本発明の偽造防止用印刷物は、隠匿情報の多
様化を図ることができるので、チケット、カード、入場
券等の偽造防止に利用することができるものである。
以下、実施例と図面により本発明を説明する。
〔実施例1〕 商品名「ダイサーモDR−10スカーレットNH(UR
−3)J(大日精化■製)30重量部と、GSP  N
o5  K(諸層インキ■製)スピロピランインキ20
重量部混合し、ポリエステルフィルム上にパターン状に
コーティングし、本発明の偽造防止用印刷物■を作成し
た。
このフィルムに、紫外線を照射するとパターンは薄紫色
から青色に色調変化が生じ、また0℃以下に冷却すると
薄紫色からスカーレット色に色調変化した。
第1図(a)に紫外線照射前の反射率(%)を点線で、
照射後の反射率(%)を実線で示し、また同図(b)に
室温状態での反射率(%)を点線で、冷却後の反射率(
%)を実線で示す。
図かられかるように、紫外線、また冷却処理により隠匿
情報を再現できることがわかる。
〔実施例2〕 商品名rNL−CMI 11赤(A)J(諸層インキ■
製)軟包装用グラビアインキ100重量部に対して、G
SP  No5  K(諸層インキ■製)スピロピラン
インキを10重量部混合し、ポリエステルフィルム上に
パターン状にコーティングして、本発明の偽造防止用印
刷物■を作成した。
このフィルムに254nmの光を照射すると、赤色から
紫色に色調変化した。またこのフィルムは加熱により紫
色から赤色に戻った。
第2図(a)に、その光反射率(%)を光照射前を点線
で、光照射後を実線で示す。また比較として、グラビア
インキのみの場合を同図(b)に示す。図かられかるよ
うに、本発明の偽造防止用印刷物は光照射後に混色によ
り色調変化を生じることがわかる。
〔実施例3〕 酸化チタン5重量部、アゾレーキムド3重量部、硝化綿
糸樹脂20重量部、スピロピラン20重量部、メチルエ
チルケトン30重量部からなるインキにより、ポリエス
テルフィルム上に、紫陽花絵柄を印刷し、本発明の偽造
防止用印刷物■を作成した。
254nmの光を照射する前はピンク色であったが、照
射後は紫色に変化した。
〔実施例4〕 商品名rNL−CMI 11赤(A)J(諸層インキ側
製)軟包装用グラビアインキ100重量部と、商品名r
NL−CM902白(A)J(諸層インキ■製)グラビ
アインキ100重量部、及び商品名「ダイサーモDR−
10ブルーNH(UR−5)J(大日精化■製)20重
量部とを混合し、ポリエステルフィルム上にパターン状
にコーティングし、本発明の偽造防止用印刷物■を作成
した。
このフィルムを0℃以下に冷却すると、桃色から紫色に
色調変化した。第3図にその反射率(%)について、室
温下の場合を点線で、0℃以下に冷却後の場合を実線で
示す。
図かられかるように、冷却操作により、グラビアインキ
とサーモクロミック物質の変色による混色が生じている
ことがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、フォトクロミックインキとサーモクロミック
インキとの混合インキを使用した場合の発色前、発色後
の光反射率を示す図、第2図は、グラビアインキとフォ
トクロミックインキとの混合インキを使用した場合の紫
外線照射前、紫外線照射後の光反射率を示す図、第3図
は、グラビアインキとサーモクロミックインキとの混合
インキを使用した場合の冷却前、冷却後の光反射率を示
す図である。 反射率 (’/、) 反射率(’/、) 反射率 (’/、) 反射率(’/、)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材上に、フォトクロミック物質及びサーモクロ
    ミック物質からなるインキ層により偽造防止情報がパタ
    ーニングされたことを特徴とする偽造防止用印刷物。
  2. (2)基材上に、フォトクロミック物質及び/又はサー
    モクロミック物質、及び熱又は光により変色しない有色
    性インキとからなり、該フォトクロミック物質及び/又
    はサーモクロミック物質を10重量%〜90重量%含有
    させたインキ層により偽造防止情報がパターニングされ
    たことを特徴とする偽造防止用印刷物。
  3. (3)上記サーモクロミック物質が、冷却により変色す
    るものである請求項1、又は2記載の偽造防止用印刷物
  4. (4)基材上に、フォトクロミック物質及びサーモクロ
    ミック物質からなるインキ層により偽造防止情報がパタ
    ーニングされた偽造防止用印刷物、又は基材上に、フォ
    トクロミック物質及び/又はサーモクロミック物質、及
    び熱又は光により変色しない有色性インキとからなり、
    該フォトクロミック物質及び/又はサーモクロミック物
    質を10重量%〜90重量%含有させたインキ層により
    偽造防止情報がパターニングされた偽造防止用印刷物を
    、光照射操作と熱処理操作を施してインキ層を変色させ
    、偽造防止情報を顕在化させることを特徴とする偽造防
    止情報検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113554935A (zh) * 2021-06-17 2021-10-26 南京邮电大学 一种光响应型激光防伪标签、制备方法及其应用
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