JPH0323181B2 - - Google Patents
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- JPH0323181B2 JPH0323181B2 JP56147783A JP14778381A JPH0323181B2 JP H0323181 B2 JPH0323181 B2 JP H0323181B2 JP 56147783 A JP56147783 A JP 56147783A JP 14778381 A JP14778381 A JP 14778381A JP H0323181 B2 JPH0323181 B2 JP H0323181B2
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I 発明の背景
技術分野
本発明は、血液を過膜に通して血漿を分離す
る血漿分離装置に関するものである。 先行技術 従来、細孔径0.1〜1.0ミクロン程度を有する微
細多孔膜を用い血液を連続的に過分離するため
の過型血漿分離装置としては、中空糸型と平膜
型とがある。中空糸型は、過面積を大きく採る
ことができ、必要な部材も少なくてすみ、かつ操
作が簡単であるため広く使用されている。しかし
ながら、中空糸型では、製膜時に平膜に比べ管長
方向に張力が加わるためと、製膜時に支持体がな
いために細孔形状がやや楕円になる。また、製膜
時に張力を均一に保つことが難しいため、細孔径
を均一に揃えることが困難である。このため、得
られる中空糸膜の細孔分布が広範囲となるだけで
なく、製膜ロツトによりばらつきが平膜に比べか
なり大きくなる。このような事実から、過する
際に血漿中への血球の漏洩防止のために最大孔径
を小さめに選定せねばならず、高分子血漿成分の
透過率が低くなつてしまう。また、構造上流路長
を短くすると、中空糸膜の両端部をポツテイング
剤で覆う為に、有効膜面積の損失が大きくなると
ともに漏洩の可能性および生産性が悪くなる。こ
のため、管長(流路長)を長くせざるを得ず、圧
力損失が大きくなり、また製膜技術上、管径を細
くできないため膜単位面積当り過効率が低下す
る。このため、膜厚を薄くし、膜単位面積当りの
過量向上および高分子物質の透過率向上を目指
すのが良好な一つの方法ではあるが、強度の低下
により漏洩発生の危険が増加する一方、膜の孔径
のばらつきがより大きくなつてしまう。 一方、平膜積層型は、膜の選択がより広範でか
つ性能的に安定しているため、小型で高性能のも
のが期待されるにもかかわらず、過工学的なメ
カニズムの解析が充分行なわれなかつたこと、お
よび計算だけでは解決できない血液学的な問題、
極めて微細な薄層を均一に形成するための膜形状
およびモジユール構造を解決することができず、
具体化が困難とされていた。しかして、平膜積層
型血漿分離装置としては、従来、例えば第1図に
示すものがある。この装置は、血液流入口部1お
よび血液流出口部2を有する側板3と、血漿流出
口部4を有する側板5との間に、四角枠状のパツ
キング部6bの内部を空隙6aとした流路形成板
6と、過膜7と、網目状血漿流路部8aの周囲
はパツキング部8bを設けた血漿流路形成板8と
を重合させて、これらを液密に押圧固定したもの
である。この装置で、血液流入口部1から流入し
た血液は空隙6aを通つて過膜7より過さ
れ、血球成分は血液流出口部2から、また血漿流
通部8aを通つて血漿流出口部4からそれぞれ排
出される。 しかしながら、この装置は、過特性のうえで
次のような問題があつた。すなわち、この種の血
漿分離装置においては、血液の流路厚を薄くすれ
ばするほど過膜の壁せん断速度が大きくなり
過特性が優れていることが知られており、第1図
に示す装置においては流路形成板6の膜厚を薄く
することにより血液の流通する空隙6aの流路厚
を薄くすることが可能である。しかしながら、
過膜7は変形しやすいため、空隙6aで形成され
た血液の流路が、流路形成板6の膜厚で設定した
流路厚を均一に確保できず、大きなばらつきを生
じる。例えば流路厚を300ミクロンに設定しても
±100ミクロン程度の誤差を生じる。したがつて、
この装置で流路形成板6を極く薄く形成しても所
望の過量を確保することが難かしいとともにば
らつきが著しい。 このような分離装置の欠点を解消するために、
一端に血液流入口および他端に血液流出口を形成
させた細長いマニホルド板の両側にそれぞれ平行
な3チヤンネルを有するゴムガスケツトを介して
過膜を当接し、これらの過膜を血漿液口を
備えた集合板を押圧してなる過装置が提案され
ている〔Trans.Am.Soc.Aritif.Intern.Organs,
,21−26(1978)〕。しかしながら、このよ
うな装置は、流路幅に対して流路が長いので圧力
損失が大きく実用上問題がある。 また、少なくとも片側が過材と境を接してそ
の下方に液排出部材が配設され、また過され
る媒質用の入口および過によつて濃縮された媒
質用出口を有する少なくとも一つの空隙状過室
からなる特に血液過に適した限外過用装置で
あつて、2.5mm以下の内径の開口および0.1〜0.5mm
の厚さを有する繊維メツシユの布の基材層が室壁
の間に配設されてなる限外過装置が知られてい
る(英国特許第1555389号)。しかしながら、この
ような装置は、限外過に使用するため大きな負
圧を受け、また流路厚を薄くすることは構造上に
限界があるため、過膜の壁せん断速度が小さ
く、蛋白や血球等が膜面に付着することにより目
づまりを生じやすいという欠点があつた。この目
づまりにより血液が滞留し、溶血、凝固等の血液
損傷の問題があつた。 .発明の目的 したがつて、本発明の目的は新規な血漿分離装
置を提供することにある。本発明の他の目的は、
血液の損傷ならびに経時的な分離能の低下を少な
くし、充分な過量を確保し、かつ満足すでき経
済的な膜形状および積層数を有する血漿分離装置
を提供することにある。 しかして、これらの諸目的は、(a)中央に直径が
2〜8cmの円形開口部を有し、外径が10〜20cmの
同心的で、該開口部直径と該外径との比が1:2
〜1:5であり、かつ孔径が0.1〜0.8ミクロンの
微細多孔を有する円形過膜と、(b)該過膜のい
ずれかの片面に50〜150ミクロンの間隙で形成さ
れた血液流路と、(c)該過膜の他面に設けられて
血漿流路を形成し、かつ中央開口部を有する円形
血漿流路形成部材と、(d)血液と血漿との混合を回
避するためのシール材を介して2〜60枚の前記
過膜を一体的に重ね合わせて1000〜8000cm2の総
過膜面積とし、(e)このようにして形成される積層
体を、血液流入口と過残液流出口と血漿流出口
とを有する本体内に収納し、(f)血液流入口から注
入される血液が前記血液流路を通つて前記過膜
により血漿を分離したのち過残液流出口に至る
液経路と、過膜で過分離された血漿が血漿流
路形成部材により形成される血漿流路を通つて血
漿流出口に至る液経路とをそれぞれ形成するよう
にしたことを特徴とする血漿分離装置により達成
される。 .発明の具体的説明 以下、本発明を図面を参照しながら説明する。
すなわち、第2〜3図に示すように、底部中央部
に血液流入口11および側壁に過残液流出口1
2を備えた円筒状ケース13と、血漿流出口1
4,14および周縁に液密手段としてOリング1
5を取付けた蓋体16とよりなる本体17よりな
り、この中に過膜、血液流路規制板および血漿
流路形成部材を収納するものである。すなわち、
中心に開口部18および周辺付近に血漿通過孔1
9を備えたスクリーンメツシユよりなる円形血漿
流路形成部材20を上下2枚の円形過膜21
a,21bを狭装し、その周縁部および中心開口
部の周縁部を熱融着、接着等によりシールすると
ともに、血漿通過孔19の外周にシール材26を
貼着して過膜ユニツト22を形成させる。ここ
で円形血漿流路形成部材20は血漿の流路を確保
できるものであれば前記のメツシユに限られるも
のではない。複数枚の過膜ユニツト22の間に
は、該ユニツト22に対応した中央開口部18お
よび血漿通過孔19を備え、かつ両面に多数の凸
部を備えた(ただし、該通過孔19の外周部は平
坦である。)円形血漿流路形成部材23が配設さ
れる。また、前記過膜ユニツト22の最上部の
上および最下部の下には、前記円形血漿流路規制
板23または該ユニツト22に対応した中央開口
部18および血漿通過孔19を備えかつ片面に多
数の凸部を備えた(ただし、該通過孔19の外周
部は平坦である。)円形血漿流路規制板24を凸
部側が接するように当接させる。これらの過膜
ユニツト22および血液流路規制板23,24を
1〜30枚(過膜としては2〜60枚)重ね合わせ
て前記ケース13内に挿入し、これに蓋体16を
被せて押圧して該ケース13内に嵌合させてOリ
ング15により液密にシールすることにより第3
図に示すような血液過装置が得られる。また、
このような押圧によりシール材26により過膜
ユニツト22と血液流路規制板23,24とが、
前記血漿通過孔19の外周部で一体的に結合され
て該通過孔19が連通して形成される。 なお、上記は血漿流出孔14を蓋体16に設け
た例について説明したが、該血漿流出孔14は必
ずしも蓋体16に設ける必要はなく、蓋体16に
はなんら流出孔を設けることなく、ケース13の
底部に血漿流出孔14,14を設けてもよいこと
はもちろんである。 しかして、上記過膜21a,21bは、硝酸
セルロース、酢酸セルロース等の有機酸エステル
等のセルロースエステル、ポリカーボネート等の
合成樹脂薄膜(膜厚50〜200ミクロン、好ましく
は130〜170ミクロン)を相分離法、抽出法、延伸
法、荷電粒子照射法等により製膜したもので、そ
の孔径は0.1〜0.8ミクロン、好ましくは0.2〜0.6
ミクロンで開孔率は40〜90%、好ましくは60〜90
%であり、中央に円形開口部18を有する円形状
のものである。その中央開口部直径IDは2〜8
cm、外径ODは10〜20cmであり、その比率ID:
OD=1:2〜1:5であり、積層数は全体とし
て2〜60枚(前記過膜ユニツト22としては1
〜30枚)のものが使用される。 前記過膜21a,21bの孔径は、(a)水銀圧
入法、(b)電子顕微鏡法、(c)粒径既知の微粒子(標
準粒子、微生物等)の透過法、(d)バブルポイント
法(ASTM−F316−70)等を併用して測定され
るが、表面状態により見掛けの孔径と実効孔径が
異なる場合があること、および相分離による製膜
法では最大孔径を示せば最小孔径、細孔分布等が
ほぼ推定されること、さらには測定が容易なこと
等により、バブルポイントによる最大孔径表示に
より前記孔径を示した。通常、親水膜の場合、膜
表面に親水化剤が塗布されているかまたは膜を構
成する樹脂内に添加されているため、バブルポイ
ントを測定するための液体は、これら親水化剤を
抽出もしくは膜材質を溶解しない表面張力既知の
鉱油(軽油、白灯油等)を用いて測定するが、あ
るいは蒸留水により親水化剤を充分洗浄抽出して
水によつて行なわれる。最大孔径は、0.005〜1.2
ミクロン程度のものまで血漿分離に供し得るが、
下限付近では高分子物質の透過が不充分となり、
一方上限付近では血球成分が漏洩するので、実用
上は前記範囲がよい。 開孔率は、膜単位面積の重量をW(g)、膜厚を
t(cm)、膜の比重S(g/cm3)とすると、見掛け
の比重がW/t(g/cm3)となるので、つぎのよ
うになる。 開孔率=S−W/t/S×100(%) しかして、相分離による製膜では開孔率40〜90%
が技術的に可能であるが、90%を越えると膜の機
械的強度が不充分となり、一方、40%未満では、
通常過には膜抵抗、目詰まり等の点で不適当で
ある。血漿分離の実用上でもより高い方が有利で
あるが、コストの点から60〜90%が好ましい(
過量のばらつき±12.5%)。 膜厚は、技術的には50〜200ミクロンで製膜可
能であり、50ミクロン未満では機械的強度が不充
分であり、200ミクロンを越えると細孔分布が広
くなり最大孔径をより小さく選択せざるを得なく
なるので、物質透過効率が低下し、また製品の性
能ばらつきも大きくなる。また、過膜のID:
OD比を1:2〜1:5とし、かつ総膜面積を
100〜8000cm2とするのは、前記比がこの値を越え
るか、あるいは膜面積がこの値未満では血液損傷
が大きく、また血液凝固も起りやすくなる。一
方、ID:OD比が前記値未満では膜の中央に開口
部を設けることによる経済的損失が大きくなり、
また膜面積が前記値を越えるとせん断速度が低下
するため、分離能が低下するとともに多量の膜を
使用するため経済的にも好ましくない。 血漿流路形成部材20は、中央開口部を有する
円形のポリエステル、ポリプロピレン、ポリアミ
ド等の合成樹脂製オープンスクリーンメツシユ等
で形成されている。 上記血液流路規制板23,24は、過膜21
a,21bとの間で血液の流路を形成するもの
で、第4〜5図に示すように中央開口部をする円
形状で多数の凸部25を有するものである。この
血液流路規制板23は、硬質のものでもあるいは
柔軟性でかつ弾性を有するものでもよい。柔軟性
でかつ弾性を有するものは、そのヤング率が1.0
〜106〜2.0×1010dyne/cm2、好ましくは1.0×106
〜1.0×109dyne/cm2の材質のものである。その理
由は、分離装置を押圧し血液流路を狭めやすくか
つ弛緩させたとき、流路が可逆的に自己復元し、
所望の過量を得やすくするためである。この範
囲のヤング率を有する材質としては、例えば低密
度ポリエチレン、シリコーンゴム、イソプレンゴ
ム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴム
(SBR)、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂
(EVA)等が挙げられる。また、前記凸部25を
備えた体液流路規制板の表面硬度は10〜100のシ
ヨアA硬度で有するものが好ましい。血液流路規
制板23,24の凸部25は、ここで過膜21
a,21bを支えて変形を防止し、凸部25間の
間隙において血液の流通路を確保するものであ
る。凸部25と膜面間に形成される流路厚は50〜
150ミクロンのものが好ましい。この理由は、50
ミクロン未満では流路厚の調節が難かしく、また
150ミクロンを超えると変形が大きく誤差を生じ
やすく、かつ壁せん断速度を大きくすることがで
きないからである。また、これらの凸部25の間
隔は100〜2000ミクロンが好ましく、特に400〜
800ミクロンが好ましい。また、凸部の底部の半
径、対角線ないし一辺の長さと凸部間の距離の比
は1:1〜1:3が望ましい。 本体は、前記のように、筒状ケース13および
蓋体16よりなるもので、ポリカーボネート、ポ
リアミド、ポリアセタール、ABS樹脂、硬質ポ
リ塩化ビニル等の硬質プラスチツクス材で作られ
ており、蓋体16はケース13に液密に挿入され
る。液密手段としては蓋体16の周縁部にOリン
グを外嵌する方法、以外に公知の密封手段も使用
できる。 第6図は、本発明の他の実施例を示すもので、
第2〜3図に示す実施例と同様な血漿分離装置に
おいて、過残液流出口112を備えた同筒状ケ
ース113と、血液流入口111および血漿流出
口114を備えた蓋体116を、その周縁部に液
密手段として外嵌したOリング115を介して嵌
挿してなる本体117に、中心に開口部118お
よび周辺付近に血漿通過孔119を備えた円形血
漿流路形成部材120の両面が過膜121に当
接するようにしてなるユニツトの複数枚(過膜
として2〜60枚)を前記開口部119周辺におい
てシール材126を介して積層して収納してなる
ものである。この場合、血漿流路形成部材120
は、第2〜3図の装置における血液流路規制板と
同様であり、血液流路規制板は用いられないが前
記血漿流路形成部材120により形成される凹凸
により膜面にも凹凸が生じるため、膜面間に血液
流路が形成され、その間隙は50〜150ミクロン、
好ましくは70〜100ミクロンである。なお、この
場合、血漿流路形成部材として表面に凹凸のない
平板を各過膜ユニツト間に設けても良い。 第7図は、本発明のさらに他の実施例を示すも
ので、第2〜3図に示す実施例と同様な血漿分離
装置において、過残液流出口212、血液流入
口211および血漿流出口214を備えた円筒状
ケース213と、周縁部に液密手段として外嵌し
たOリング215を介して嵌挿してなる本体21
7に、中心に開口部218および周辺付近に血漿
通過孔219を備えた比較的粗い目のオープンス
クリーンメツシユよりなる円形血漿流路形成部材
220を上下2枚の円形過膜221a,221
bを挾装し、その周縁部および中心開口部の周縁
部を熱融着、接着等によりシールするとともに血
漿通過孔219の外周にシール材226を貼着し
て過膜ユニツト222を形成させる。この過
膜ユニツト222を1〜30枚(過膜として2〜
60枚)前記本体217内に収納することにより血
漿分離装置が得られる。この場合、血液流路規制
板は用いられないが、血漿流路形成板として粗い
目のオープンスクリーンメツシユを用いることに
より膜面に該メツシユの凹凸に対応した凹凸が生
じ、対向する過膜面間に50〜150ミクロンの間
隙の血液流路が形成される。 つぎに、本発明による血漿分離装置の作用につ
いて述べる。すなわち、第8図に示すように、人
体または血液容器(図示せず)から脱血された血
液は、回路入口31より送血ポンプ32により導
入され、チヤンバー33を通り、血漿分離装置1
7の血液流入口11内に導入される。該装置17
内に導入された血液は、第3図に示すように開口
18より血液流路規制板23,24と過膜21
a,21b間に形成された血液流路を流通する間
に過膜により過され、血漿は血漿流路形成部
材20間を流通して血漿通過孔19を通り血漿流
出口14より流出して血漿採取容器34に集めら
れる。一方、血球は、過残液とともに過残液
流出口12より排出され、チヤンバー35を経て
人体または血液容器へ回路出口36より戻され
る。なお、図中、37および38は圧力計であ
る。 実施例1〜12および比較例1〜17 第2〜3図に示すような装置を用い、第1表に
示す実験条件下で血液を流通させ、その過量を
測定した。その結果を、第1表に示す。なお膜材
質としては平均孔径0.3〜0.5ミクロンの酢酸セル
ロースを用いた。
る血漿分離装置に関するものである。 先行技術 従来、細孔径0.1〜1.0ミクロン程度を有する微
細多孔膜を用い血液を連続的に過分離するため
の過型血漿分離装置としては、中空糸型と平膜
型とがある。中空糸型は、過面積を大きく採る
ことができ、必要な部材も少なくてすみ、かつ操
作が簡単であるため広く使用されている。しかし
ながら、中空糸型では、製膜時に平膜に比べ管長
方向に張力が加わるためと、製膜時に支持体がな
いために細孔形状がやや楕円になる。また、製膜
時に張力を均一に保つことが難しいため、細孔径
を均一に揃えることが困難である。このため、得
られる中空糸膜の細孔分布が広範囲となるだけで
なく、製膜ロツトによりばらつきが平膜に比べか
なり大きくなる。このような事実から、過する
際に血漿中への血球の漏洩防止のために最大孔径
を小さめに選定せねばならず、高分子血漿成分の
透過率が低くなつてしまう。また、構造上流路長
を短くすると、中空糸膜の両端部をポツテイング
剤で覆う為に、有効膜面積の損失が大きくなると
ともに漏洩の可能性および生産性が悪くなる。こ
のため、管長(流路長)を長くせざるを得ず、圧
力損失が大きくなり、また製膜技術上、管径を細
くできないため膜単位面積当り過効率が低下す
る。このため、膜厚を薄くし、膜単位面積当りの
過量向上および高分子物質の透過率向上を目指
すのが良好な一つの方法ではあるが、強度の低下
により漏洩発生の危険が増加する一方、膜の孔径
のばらつきがより大きくなつてしまう。 一方、平膜積層型は、膜の選択がより広範でか
つ性能的に安定しているため、小型で高性能のも
のが期待されるにもかかわらず、過工学的なメ
カニズムの解析が充分行なわれなかつたこと、お
よび計算だけでは解決できない血液学的な問題、
極めて微細な薄層を均一に形成するための膜形状
およびモジユール構造を解決することができず、
具体化が困難とされていた。しかして、平膜積層
型血漿分離装置としては、従来、例えば第1図に
示すものがある。この装置は、血液流入口部1お
よび血液流出口部2を有する側板3と、血漿流出
口部4を有する側板5との間に、四角枠状のパツ
キング部6bの内部を空隙6aとした流路形成板
6と、過膜7と、網目状血漿流路部8aの周囲
はパツキング部8bを設けた血漿流路形成板8と
を重合させて、これらを液密に押圧固定したもの
である。この装置で、血液流入口部1から流入し
た血液は空隙6aを通つて過膜7より過さ
れ、血球成分は血液流出口部2から、また血漿流
通部8aを通つて血漿流出口部4からそれぞれ排
出される。 しかしながら、この装置は、過特性のうえで
次のような問題があつた。すなわち、この種の血
漿分離装置においては、血液の流路厚を薄くすれ
ばするほど過膜の壁せん断速度が大きくなり
過特性が優れていることが知られており、第1図
に示す装置においては流路形成板6の膜厚を薄く
することにより血液の流通する空隙6aの流路厚
を薄くすることが可能である。しかしながら、
過膜7は変形しやすいため、空隙6aで形成され
た血液の流路が、流路形成板6の膜厚で設定した
流路厚を均一に確保できず、大きなばらつきを生
じる。例えば流路厚を300ミクロンに設定しても
±100ミクロン程度の誤差を生じる。したがつて、
この装置で流路形成板6を極く薄く形成しても所
望の過量を確保することが難かしいとともにば
らつきが著しい。 このような分離装置の欠点を解消するために、
一端に血液流入口および他端に血液流出口を形成
させた細長いマニホルド板の両側にそれぞれ平行
な3チヤンネルを有するゴムガスケツトを介して
過膜を当接し、これらの過膜を血漿液口を
備えた集合板を押圧してなる過装置が提案され
ている〔Trans.Am.Soc.Aritif.Intern.Organs,
,21−26(1978)〕。しかしながら、このよ
うな装置は、流路幅に対して流路が長いので圧力
損失が大きく実用上問題がある。 また、少なくとも片側が過材と境を接してそ
の下方に液排出部材が配設され、また過され
る媒質用の入口および過によつて濃縮された媒
質用出口を有する少なくとも一つの空隙状過室
からなる特に血液過に適した限外過用装置で
あつて、2.5mm以下の内径の開口および0.1〜0.5mm
の厚さを有する繊維メツシユの布の基材層が室壁
の間に配設されてなる限外過装置が知られてい
る(英国特許第1555389号)。しかしながら、この
ような装置は、限外過に使用するため大きな負
圧を受け、また流路厚を薄くすることは構造上に
限界があるため、過膜の壁せん断速度が小さ
く、蛋白や血球等が膜面に付着することにより目
づまりを生じやすいという欠点があつた。この目
づまりにより血液が滞留し、溶血、凝固等の血液
損傷の問題があつた。 .発明の目的 したがつて、本発明の目的は新規な血漿分離装
置を提供することにある。本発明の他の目的は、
血液の損傷ならびに経時的な分離能の低下を少な
くし、充分な過量を確保し、かつ満足すでき経
済的な膜形状および積層数を有する血漿分離装置
を提供することにある。 しかして、これらの諸目的は、(a)中央に直径が
2〜8cmの円形開口部を有し、外径が10〜20cmの
同心的で、該開口部直径と該外径との比が1:2
〜1:5であり、かつ孔径が0.1〜0.8ミクロンの
微細多孔を有する円形過膜と、(b)該過膜のい
ずれかの片面に50〜150ミクロンの間隙で形成さ
れた血液流路と、(c)該過膜の他面に設けられて
血漿流路を形成し、かつ中央開口部を有する円形
血漿流路形成部材と、(d)血液と血漿との混合を回
避するためのシール材を介して2〜60枚の前記
過膜を一体的に重ね合わせて1000〜8000cm2の総
過膜面積とし、(e)このようにして形成される積層
体を、血液流入口と過残液流出口と血漿流出口
とを有する本体内に収納し、(f)血液流入口から注
入される血液が前記血液流路を通つて前記過膜
により血漿を分離したのち過残液流出口に至る
液経路と、過膜で過分離された血漿が血漿流
路形成部材により形成される血漿流路を通つて血
漿流出口に至る液経路とをそれぞれ形成するよう
にしたことを特徴とする血漿分離装置により達成
される。 .発明の具体的説明 以下、本発明を図面を参照しながら説明する。
すなわち、第2〜3図に示すように、底部中央部
に血液流入口11および側壁に過残液流出口1
2を備えた円筒状ケース13と、血漿流出口1
4,14および周縁に液密手段としてOリング1
5を取付けた蓋体16とよりなる本体17よりな
り、この中に過膜、血液流路規制板および血漿
流路形成部材を収納するものである。すなわち、
中心に開口部18および周辺付近に血漿通過孔1
9を備えたスクリーンメツシユよりなる円形血漿
流路形成部材20を上下2枚の円形過膜21
a,21bを狭装し、その周縁部および中心開口
部の周縁部を熱融着、接着等によりシールすると
ともに、血漿通過孔19の外周にシール材26を
貼着して過膜ユニツト22を形成させる。ここ
で円形血漿流路形成部材20は血漿の流路を確保
できるものであれば前記のメツシユに限られるも
のではない。複数枚の過膜ユニツト22の間に
は、該ユニツト22に対応した中央開口部18お
よび血漿通過孔19を備え、かつ両面に多数の凸
部を備えた(ただし、該通過孔19の外周部は平
坦である。)円形血漿流路形成部材23が配設さ
れる。また、前記過膜ユニツト22の最上部の
上および最下部の下には、前記円形血漿流路規制
板23または該ユニツト22に対応した中央開口
部18および血漿通過孔19を備えかつ片面に多
数の凸部を備えた(ただし、該通過孔19の外周
部は平坦である。)円形血漿流路規制板24を凸
部側が接するように当接させる。これらの過膜
ユニツト22および血液流路規制板23,24を
1〜30枚(過膜としては2〜60枚)重ね合わせ
て前記ケース13内に挿入し、これに蓋体16を
被せて押圧して該ケース13内に嵌合させてOリ
ング15により液密にシールすることにより第3
図に示すような血液過装置が得られる。また、
このような押圧によりシール材26により過膜
ユニツト22と血液流路規制板23,24とが、
前記血漿通過孔19の外周部で一体的に結合され
て該通過孔19が連通して形成される。 なお、上記は血漿流出孔14を蓋体16に設け
た例について説明したが、該血漿流出孔14は必
ずしも蓋体16に設ける必要はなく、蓋体16に
はなんら流出孔を設けることなく、ケース13の
底部に血漿流出孔14,14を設けてもよいこと
はもちろんである。 しかして、上記過膜21a,21bは、硝酸
セルロース、酢酸セルロース等の有機酸エステル
等のセルロースエステル、ポリカーボネート等の
合成樹脂薄膜(膜厚50〜200ミクロン、好ましく
は130〜170ミクロン)を相分離法、抽出法、延伸
法、荷電粒子照射法等により製膜したもので、そ
の孔径は0.1〜0.8ミクロン、好ましくは0.2〜0.6
ミクロンで開孔率は40〜90%、好ましくは60〜90
%であり、中央に円形開口部18を有する円形状
のものである。その中央開口部直径IDは2〜8
cm、外径ODは10〜20cmであり、その比率ID:
OD=1:2〜1:5であり、積層数は全体とし
て2〜60枚(前記過膜ユニツト22としては1
〜30枚)のものが使用される。 前記過膜21a,21bの孔径は、(a)水銀圧
入法、(b)電子顕微鏡法、(c)粒径既知の微粒子(標
準粒子、微生物等)の透過法、(d)バブルポイント
法(ASTM−F316−70)等を併用して測定され
るが、表面状態により見掛けの孔径と実効孔径が
異なる場合があること、および相分離による製膜
法では最大孔径を示せば最小孔径、細孔分布等が
ほぼ推定されること、さらには測定が容易なこと
等により、バブルポイントによる最大孔径表示に
より前記孔径を示した。通常、親水膜の場合、膜
表面に親水化剤が塗布されているかまたは膜を構
成する樹脂内に添加されているため、バブルポイ
ントを測定するための液体は、これら親水化剤を
抽出もしくは膜材質を溶解しない表面張力既知の
鉱油(軽油、白灯油等)を用いて測定するが、あ
るいは蒸留水により親水化剤を充分洗浄抽出して
水によつて行なわれる。最大孔径は、0.005〜1.2
ミクロン程度のものまで血漿分離に供し得るが、
下限付近では高分子物質の透過が不充分となり、
一方上限付近では血球成分が漏洩するので、実用
上は前記範囲がよい。 開孔率は、膜単位面積の重量をW(g)、膜厚を
t(cm)、膜の比重S(g/cm3)とすると、見掛け
の比重がW/t(g/cm3)となるので、つぎのよ
うになる。 開孔率=S−W/t/S×100(%) しかして、相分離による製膜では開孔率40〜90%
が技術的に可能であるが、90%を越えると膜の機
械的強度が不充分となり、一方、40%未満では、
通常過には膜抵抗、目詰まり等の点で不適当で
ある。血漿分離の実用上でもより高い方が有利で
あるが、コストの点から60〜90%が好ましい(
過量のばらつき±12.5%)。 膜厚は、技術的には50〜200ミクロンで製膜可
能であり、50ミクロン未満では機械的強度が不充
分であり、200ミクロンを越えると細孔分布が広
くなり最大孔径をより小さく選択せざるを得なく
なるので、物質透過効率が低下し、また製品の性
能ばらつきも大きくなる。また、過膜のID:
OD比を1:2〜1:5とし、かつ総膜面積を
100〜8000cm2とするのは、前記比がこの値を越え
るか、あるいは膜面積がこの値未満では血液損傷
が大きく、また血液凝固も起りやすくなる。一
方、ID:OD比が前記値未満では膜の中央に開口
部を設けることによる経済的損失が大きくなり、
また膜面積が前記値を越えるとせん断速度が低下
するため、分離能が低下するとともに多量の膜を
使用するため経済的にも好ましくない。 血漿流路形成部材20は、中央開口部を有する
円形のポリエステル、ポリプロピレン、ポリアミ
ド等の合成樹脂製オープンスクリーンメツシユ等
で形成されている。 上記血液流路規制板23,24は、過膜21
a,21bとの間で血液の流路を形成するもの
で、第4〜5図に示すように中央開口部をする円
形状で多数の凸部25を有するものである。この
血液流路規制板23は、硬質のものでもあるいは
柔軟性でかつ弾性を有するものでもよい。柔軟性
でかつ弾性を有するものは、そのヤング率が1.0
〜106〜2.0×1010dyne/cm2、好ましくは1.0×106
〜1.0×109dyne/cm2の材質のものである。その理
由は、分離装置を押圧し血液流路を狭めやすくか
つ弛緩させたとき、流路が可逆的に自己復元し、
所望の過量を得やすくするためである。この範
囲のヤング率を有する材質としては、例えば低密
度ポリエチレン、シリコーンゴム、イソプレンゴ
ム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴム
(SBR)、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂
(EVA)等が挙げられる。また、前記凸部25を
備えた体液流路規制板の表面硬度は10〜100のシ
ヨアA硬度で有するものが好ましい。血液流路規
制板23,24の凸部25は、ここで過膜21
a,21bを支えて変形を防止し、凸部25間の
間隙において血液の流通路を確保するものであ
る。凸部25と膜面間に形成される流路厚は50〜
150ミクロンのものが好ましい。この理由は、50
ミクロン未満では流路厚の調節が難かしく、また
150ミクロンを超えると変形が大きく誤差を生じ
やすく、かつ壁せん断速度を大きくすることがで
きないからである。また、これらの凸部25の間
隔は100〜2000ミクロンが好ましく、特に400〜
800ミクロンが好ましい。また、凸部の底部の半
径、対角線ないし一辺の長さと凸部間の距離の比
は1:1〜1:3が望ましい。 本体は、前記のように、筒状ケース13および
蓋体16よりなるもので、ポリカーボネート、ポ
リアミド、ポリアセタール、ABS樹脂、硬質ポ
リ塩化ビニル等の硬質プラスチツクス材で作られ
ており、蓋体16はケース13に液密に挿入され
る。液密手段としては蓋体16の周縁部にOリン
グを外嵌する方法、以外に公知の密封手段も使用
できる。 第6図は、本発明の他の実施例を示すもので、
第2〜3図に示す実施例と同様な血漿分離装置に
おいて、過残液流出口112を備えた同筒状ケ
ース113と、血液流入口111および血漿流出
口114を備えた蓋体116を、その周縁部に液
密手段として外嵌したOリング115を介して嵌
挿してなる本体117に、中心に開口部118お
よび周辺付近に血漿通過孔119を備えた円形血
漿流路形成部材120の両面が過膜121に当
接するようにしてなるユニツトの複数枚(過膜
として2〜60枚)を前記開口部119周辺におい
てシール材126を介して積層して収納してなる
ものである。この場合、血漿流路形成部材120
は、第2〜3図の装置における血液流路規制板と
同様であり、血液流路規制板は用いられないが前
記血漿流路形成部材120により形成される凹凸
により膜面にも凹凸が生じるため、膜面間に血液
流路が形成され、その間隙は50〜150ミクロン、
好ましくは70〜100ミクロンである。なお、この
場合、血漿流路形成部材として表面に凹凸のない
平板を各過膜ユニツト間に設けても良い。 第7図は、本発明のさらに他の実施例を示すも
ので、第2〜3図に示す実施例と同様な血漿分離
装置において、過残液流出口212、血液流入
口211および血漿流出口214を備えた円筒状
ケース213と、周縁部に液密手段として外嵌し
たOリング215を介して嵌挿してなる本体21
7に、中心に開口部218および周辺付近に血漿
通過孔219を備えた比較的粗い目のオープンス
クリーンメツシユよりなる円形血漿流路形成部材
220を上下2枚の円形過膜221a,221
bを挾装し、その周縁部および中心開口部の周縁
部を熱融着、接着等によりシールするとともに血
漿通過孔219の外周にシール材226を貼着し
て過膜ユニツト222を形成させる。この過
膜ユニツト222を1〜30枚(過膜として2〜
60枚)前記本体217内に収納することにより血
漿分離装置が得られる。この場合、血液流路規制
板は用いられないが、血漿流路形成板として粗い
目のオープンスクリーンメツシユを用いることに
より膜面に該メツシユの凹凸に対応した凹凸が生
じ、対向する過膜面間に50〜150ミクロンの間
隙の血液流路が形成される。 つぎに、本発明による血漿分離装置の作用につ
いて述べる。すなわち、第8図に示すように、人
体または血液容器(図示せず)から脱血された血
液は、回路入口31より送血ポンプ32により導
入され、チヤンバー33を通り、血漿分離装置1
7の血液流入口11内に導入される。該装置17
内に導入された血液は、第3図に示すように開口
18より血液流路規制板23,24と過膜21
a,21b間に形成された血液流路を流通する間
に過膜により過され、血漿は血漿流路形成部
材20間を流通して血漿通過孔19を通り血漿流
出口14より流出して血漿採取容器34に集めら
れる。一方、血球は、過残液とともに過残液
流出口12より排出され、チヤンバー35を経て
人体または血液容器へ回路出口36より戻され
る。なお、図中、37および38は圧力計であ
る。 実施例1〜12および比較例1〜17 第2〜3図に示すような装置を用い、第1表に
示す実験条件下で血液を流通させ、その過量を
測定した。その結果を、第1表に示す。なお膜材
質としては平均孔径0.3〜0.5ミクロンの酢酸セル
ロースを用いた。
【表】
【表】
判断する。
第1表において、過装置における 血液流路幅をa 血液流路厚をb 血液流路長を とし、過条件として 血液流量をQB 血液粘度をμ 重力単位換算係数をgc とし、過装置の圧力損失をPDとすると、 PD=12QBμ/ab3gc () 剪断速度をjとすると、 j=6QB/ab2 () 過流量をQFとすると、 QF=α.(j)〓・S () となる(ただし、αおよびβは膜の係数であり、
またSは膜面積a・である。なお、流路幅aは
平均流路幅を示し、円形の膜の場合には次式によ
り求められる。 a=a2−a1/o(a2/a1)×N a1:膜の円形開口部の周の長さ a2:膜の外周の長さ N:膜の積層数 また、本発明における流路厚bとは圧力損失等の
測定値から得られた計算値であり、()式を変
形することにより求められる。血液流路長とは
血液の流れ方向に沿う長さであり、この場合膜の
外径から円形開口部直径を減じたものを2で除し
た値であり、膜の半径方向に沿つて測つた内周か
ら外周までの長さをいう。血流量QBとは血液流
路中を単位時間当りに流れる血液の量を表わす。 同一膜面積、同一血流量の場合、血液流路形状
は理論的には可能な限り流路幅aを大きく、流路
長および流路厚bを流路幅aとの兼ね合いで小
さくするほどよい。つまり、溶血の原因となる圧
力損失をより小さく、かつ過量QFを大きくす
るために剪断速度jを大きくすることが望まし
い。したがつて、流路厚bは極力小さくし、理論
上0<b≦150ミクロンとする方が理想であるが、
実際的には膜および支持体の寸法誤差または変
形、歪を考慮し、一方、流路厚bは広くなるほど
血液の偏流(チヤンネリング)が多くなるので、
実用限界として50ミクロン以上が好ましい。 過効率E(%)とは、供給される血液中に含
まれる血漿量がどの程度過分離されたかを示す
ものであり、次式で示される。なお、式中、P
は単位血液量中に含まれる血漿の量である。 E=QF/P×100 溶血を引き起す圧力損失は、剪断速度との関係
より第1表および第9図に曲線Aで示したヘモク
ロビン濃度50mg/dの臨界圧力損失曲線のとお
りである。溶血による血中遊離ヘモクロビン濃度
の許容限界は医学的見地から100mg/d以下で
あるが、実用上の安全範囲として50mg/d以下
にすることが望ましく、 0≦PD≦0.2Kg/cm2 TMP≦0.1Kg/cm2 (TMP:隔膜圧) とすることにより溶血を引き起こす臨界TMP値
を越えないため、血中遊離ヘモクロビン濃度は50
mg/dにほぼおさえることが可能である。ま
た、第9図における曲線Aの下方にあつては、血
中遊離ヘモクロビン濃度は50mg/dにおさえる
ことが可能であり、圧力損失をこの範囲とするこ
とが好ましい。 なお、圧力損失は圧力ゲージで測定し、過量
はメスシリンダーとストツプウオツチにて測定
し、剪断速度はj=6QB/ab2として計算し、ヘ
モクロビン濃度は2,2′,4,4′−テトラメチル
ベンジジンを用いた常法により測定した。また、
圧損変化△PDは水銀マノメータにて測定した。
血漿分離効率Eおよび膜効率QSは、それぞれつ
ぎの計算式による。 E=QF/QB(1−Hct/100)×100%(Hct:ヘマトク リツト値) QS=QF/(OD/2)2×π×N×1000(ml/m2) ヘモクロビン濃度変化は50.0mg/d以上、血
漿分離効率は50%以下、膜効率は10.0ml/m2以
下、また圧損変化は100mmHg以下を実用上の好
ましくない変化とした。 比較例におけるデータから明らかなように、本
発明の構成を外れるものについては特に溶血およ
び血液凝固等の血液損傷が顕著であり、また血液
損傷が少ないものについても十分な過量が得ら
れなかつたり、血漿分離効率の点で劣るなど臨床
における実用上好ましくない。 .発明の具体的効果 本発明による血漿分離装置は以上のごとき構成
を有するものであるから、(a)膜が矩形である場合
に比べて偏流が起り難い、(b)血液損傷とそれに伴
なう溶血および血液凝固が起こらない範囲で経済
的な膜面積により血漿分離ができる、(c)経済的な
性能変化が少なく、充分な過量を得ることがで
きる。(d)良好な分離能を有するななどの利点があ
る。さらに、装置の本体を円筒状ケースと該ケー
スに液密に嵌挿される蓋体とし、Oリングをその
液密手段とすることにより円筒状ケースと蓋体の
液密保持が容易になるとともに、円筒状ケースと
蓋体とを押圧することにより互いに摺動可能と
し、血液流路厚を所定の値に調節することができ
る。
第1表において、過装置における 血液流路幅をa 血液流路厚をb 血液流路長を とし、過条件として 血液流量をQB 血液粘度をμ 重力単位換算係数をgc とし、過装置の圧力損失をPDとすると、 PD=12QBμ/ab3gc () 剪断速度をjとすると、 j=6QB/ab2 () 過流量をQFとすると、 QF=α.(j)〓・S () となる(ただし、αおよびβは膜の係数であり、
またSは膜面積a・である。なお、流路幅aは
平均流路幅を示し、円形の膜の場合には次式によ
り求められる。 a=a2−a1/o(a2/a1)×N a1:膜の円形開口部の周の長さ a2:膜の外周の長さ N:膜の積層数 また、本発明における流路厚bとは圧力損失等の
測定値から得られた計算値であり、()式を変
形することにより求められる。血液流路長とは
血液の流れ方向に沿う長さであり、この場合膜の
外径から円形開口部直径を減じたものを2で除し
た値であり、膜の半径方向に沿つて測つた内周か
ら外周までの長さをいう。血流量QBとは血液流
路中を単位時間当りに流れる血液の量を表わす。 同一膜面積、同一血流量の場合、血液流路形状
は理論的には可能な限り流路幅aを大きく、流路
長および流路厚bを流路幅aとの兼ね合いで小
さくするほどよい。つまり、溶血の原因となる圧
力損失をより小さく、かつ過量QFを大きくす
るために剪断速度jを大きくすることが望まし
い。したがつて、流路厚bは極力小さくし、理論
上0<b≦150ミクロンとする方が理想であるが、
実際的には膜および支持体の寸法誤差または変
形、歪を考慮し、一方、流路厚bは広くなるほど
血液の偏流(チヤンネリング)が多くなるので、
実用限界として50ミクロン以上が好ましい。 過効率E(%)とは、供給される血液中に含
まれる血漿量がどの程度過分離されたかを示す
ものであり、次式で示される。なお、式中、P
は単位血液量中に含まれる血漿の量である。 E=QF/P×100 溶血を引き起す圧力損失は、剪断速度との関係
より第1表および第9図に曲線Aで示したヘモク
ロビン濃度50mg/dの臨界圧力損失曲線のとお
りである。溶血による血中遊離ヘモクロビン濃度
の許容限界は医学的見地から100mg/d以下で
あるが、実用上の安全範囲として50mg/d以下
にすることが望ましく、 0≦PD≦0.2Kg/cm2 TMP≦0.1Kg/cm2 (TMP:隔膜圧) とすることにより溶血を引き起こす臨界TMP値
を越えないため、血中遊離ヘモクロビン濃度は50
mg/dにほぼおさえることが可能である。ま
た、第9図における曲線Aの下方にあつては、血
中遊離ヘモクロビン濃度は50mg/dにおさえる
ことが可能であり、圧力損失をこの範囲とするこ
とが好ましい。 なお、圧力損失は圧力ゲージで測定し、過量
はメスシリンダーとストツプウオツチにて測定
し、剪断速度はj=6QB/ab2として計算し、ヘ
モクロビン濃度は2,2′,4,4′−テトラメチル
ベンジジンを用いた常法により測定した。また、
圧損変化△PDは水銀マノメータにて測定した。
血漿分離効率Eおよび膜効率QSは、それぞれつ
ぎの計算式による。 E=QF/QB(1−Hct/100)×100%(Hct:ヘマトク リツト値) QS=QF/(OD/2)2×π×N×1000(ml/m2) ヘモクロビン濃度変化は50.0mg/d以上、血
漿分離効率は50%以下、膜効率は10.0ml/m2以
下、また圧損変化は100mmHg以下を実用上の好
ましくない変化とした。 比較例におけるデータから明らかなように、本
発明の構成を外れるものについては特に溶血およ
び血液凝固等の血液損傷が顕著であり、また血液
損傷が少ないものについても十分な過量が得ら
れなかつたり、血漿分離効率の点で劣るなど臨床
における実用上好ましくない。 .発明の具体的効果 本発明による血漿分離装置は以上のごとき構成
を有するものであるから、(a)膜が矩形である場合
に比べて偏流が起り難い、(b)血液損傷とそれに伴
なう溶血および血液凝固が起こらない範囲で経済
的な膜面積により血漿分離ができる、(c)経済的な
性能変化が少なく、充分な過量を得ることがで
きる。(d)良好な分離能を有するななどの利点があ
る。さらに、装置の本体を円筒状ケースと該ケー
スに液密に嵌挿される蓋体とし、Oリングをその
液密手段とすることにより円筒状ケースと蓋体の
液密保持が容易になるとともに、円筒状ケースと
蓋体とを押圧することにより互いに摺動可能と
し、血液流路厚を所定の値に調節することができ
る。
第1図は従来の血漿分離装置の分解斜視図、第
2図は本発明による血漿分離装置の一実施例を示
す分解斜視図、第3図は第2図の装置の組立状態
を示す断面図、第4図および第5図は流路規制板
の断面図、第6図は本発明装置の他の実施例を示
す断面図、第7図は本発明装置のさらに他の実施
例を示す断面図、第8図は装置の使用例を示すシ
ステム回路図であり、また第9図は剪断速度と溶
血の臨界圧力損失との関係を示すグラフである。 11,111,211……血液流入口、12,
112,212……過残液流出口、13,11
3,213……円筒状ケース、14,114,2
14……血漿流出口、15,115,215……
Oリング、16,116,216……蓋体、1
7,117,217……本体、18,118,2
18……中央開口部、19,119,219……
血漿通過孔、20,120,220……血漿流路
形成部材、21a,21b,121,221a,
221b……円形過膜、22,222……過
膜ユニツト、23,24……血液流路規制板、2
5……凸部、26,126,226……シール
材。
2図は本発明による血漿分離装置の一実施例を示
す分解斜視図、第3図は第2図の装置の組立状態
を示す断面図、第4図および第5図は流路規制板
の断面図、第6図は本発明装置の他の実施例を示
す断面図、第7図は本発明装置のさらに他の実施
例を示す断面図、第8図は装置の使用例を示すシ
ステム回路図であり、また第9図は剪断速度と溶
血の臨界圧力損失との関係を示すグラフである。 11,111,211……血液流入口、12,
112,212……過残液流出口、13,11
3,213……円筒状ケース、14,114,2
14……血漿流出口、15,115,215……
Oリング、16,116,216……蓋体、1
7,117,217……本体、18,118,2
18……中央開口部、19,119,219……
血漿通過孔、20,120,220……血漿流路
形成部材、21a,21b,121,221a,
221b……円形過膜、22,222……過
膜ユニツト、23,24……血液流路規制板、2
5……凸部、26,126,226……シール
材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a)中央に直径が2〜8cmの円形開口部を有
し、外径が10〜20cmの同心円で、該開口部直径と
該外径との比が1:2〜1:5であり、かつ孔径
が0.1〜0.8ミクロンの微細多孔を有する円形過
膜と、(b)該過膜のいずれかの片面に50〜150ミ
クロンの間隙で形成された血液流路と、(c)該過
膜の他面に設けられて血漿流路を形成し、かつ中
央開口部を有する円形血漿流路形成部材と、(d)血
液と血漿との混合を回避するためのシール材を介
して2〜60枚の前記過膜を一体的に重ね合わせ
て1000〜8000cm2の総過膜面積とし、(e)このよう
にして形成される積層体を、血液流入口と過残
液流出口と血漿流出口とを有する本体内に収納
し、(f)血液流入口から注入される血液が前記血液
流路を通つて前記過膜により血漿を分離したの
ち過残液流出口に至る液経路と、過膜で過
分離された血漿が血漿流路形成部材により形成さ
れる血漿流路を通つて血漿流出口に至る液経路と
をそれぞれ形成するようにしたことを特徴とする
血漿分離装置。 2 本体は円筒状ケースと、該ケースに液密に取
り付けた蓋体を含むものである特許請求の範囲第
1項に記載の装置。 3 蓋体が液密手段を有するものである特許請求
の範囲第2項に記載の装置。 4 液密手段は蓋体の周縁部に外嵌されたOリン
グである特許請求の範囲第3項に記載の装置。 5 血漿流路形成部材は2枚の内周縁および外周
縁を密封された過膜内に内包されてなる特許請
求の範囲第1項ないし第4項のいずれか一つに記
載の装置。 6 (a)中央に直径が2〜8cmの円形開口部を有
し、外径が10〜20cmの同心円で、該開口部直径と
該外径との比が1:2〜1:5であり、かつ孔径
が0.1〜0.8ミクロンの微細多孔を有する円形過
膜と、(b)該過膜のいずれかの片面に近接して設
けられ、該過膜との間に50〜150ミクロンの間
隙の血液流路を形成し、表面に一定の間隔で多数
の凸部を有し、かつ中央開口部を有する円形血液
流路規制板と、(c)該過膜の他面側に設けられて
血漿流路を形成し、かつ中央開口部を有する円形
血漿流路形成部材とを、(d)血液と血漿との混合を
回避するためのシール材を介して2〜60枚の前記
過膜を一体的に重ね合わせて1000〜8000cm2の総
過膜面積とし、(e)このようにして形成される積
層体を、血液流入口と過残液流出口と血漿流出
口とを有する本体内に収納し、(f)血液流入口から
注入される血液が前記血液流路を通つて前記過
膜により血漿を分離したのち過残液流出口に至
る液経路と、過膜で過分離された血漿が血漿
流路形成部材により形成される血漿流路を通つて
血漿流出口に至る液経路とをそれぞれ形成するよ
うにしたことを特徴とする血漿分離装置。 7 血液流路規制板は硬質のものである特許請求
の範囲第6項に記載の装置。 8 血液流路規制板は柔軟性でかつ弾性を有する
ものである特許請求の範囲第6項に記載の装置。 9 血液流路規制板は1.0×106〜2.0×1010dyne/
cm2のヤング率を有してなる特許請求の範囲第8項
に記載の装置。 10 凸部は血液流路規制板の片面に設けられて
なる特許請求の範囲第6項ないしは第9項のいず
れか一つに記載の装置。 11 凸部は血液流路規制板の両面に設けられて
なる特許請求の範囲第6項ないし第9項のいずれ
か一つに記載の装置。 12 血液流路規制板の凸部間の間隔は100〜
2000ミクロンである特許請求の範囲第6項ないし
第11項のいずれか一つに記載の装置。 13 本体は円筒状ケースと、該ケースに液密に
取り付けられた蓋体を含むものである特許請求の
範囲第6項ないし第12項のいずれか一つに記載の
装置。 14 蓋体が液密手段を有するものである特許請
求の範囲第13項に記載の装置。 15 液密手段は蓋体の周縁部に外嵌されたOリ
ングである特許請求の範囲第14項に記載の装置。 16 血漿流路形成部材は2枚の内周縁および外
周縁を密封された過膜内に内包されてなる特許
請求の範囲第6項ないし第15項のいずれか一つに
記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56147783A JPS5850963A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 血漿分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56147783A JPS5850963A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 血漿分離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5850963A JPS5850963A (ja) | 1983-03-25 |
| JPH0323181B2 true JPH0323181B2 (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=15438088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56147783A Granted JPS5850963A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 血漿分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5850963A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011520490A (ja) * | 2008-05-14 | 2011-07-21 | ディレクション エ プライオリテス | 特に自己輸血装置に適用できる血液の如き複合液体のろ過装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59166157A (ja) * | 1983-03-14 | 1984-09-19 | 理化学研究所 | 高分子エレクトレツトから成る抗血栓性材料 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE442169B (sv) * | 1976-11-26 | 1985-12-09 | Sartorius Membranfilter Gmbh | Anordning for ultrafiltrering |
| JPS5668458A (en) * | 1979-11-08 | 1981-06-09 | Terumo Corp | Filter for body fluid |
| JPS5675169A (en) * | 1979-11-22 | 1981-06-22 | Terumo Corp | Body fluid filter |
-
1981
- 1981-09-21 JP JP56147783A patent/JPS5850963A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011520490A (ja) * | 2008-05-14 | 2011-07-21 | ディレクション エ プライオリテス | 特に自己輸血装置に適用できる血液の如き複合液体のろ過装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5850963A (ja) | 1983-03-25 |
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