JPH0323321B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0323321B2 JPH0323321B2 JP19405687A JP19405687A JPH0323321B2 JP H0323321 B2 JPH0323321 B2 JP H0323321B2 JP 19405687 A JP19405687 A JP 19405687A JP 19405687 A JP19405687 A JP 19405687A JP H0323321 B2 JPH0323321 B2 JP H0323321B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold release
- concrete
- cobalt
- mineral oil
- release agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010941 cobalt Substances 0.000 claims description 25
- 229910017052 cobalt Inorganic materials 0.000 claims description 25
- GUTLYIVDDKVIGB-UHFFFAOYSA-N cobalt atom Chemical compound [Co] GUTLYIVDDKVIGB-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 25
- 239000006082 mold release agent Substances 0.000 claims description 24
- 239000000344 soap Substances 0.000 claims description 24
- 239000002904 solvent Substances 0.000 claims description 24
- 239000002480 mineral oil Substances 0.000 claims description 19
- 235000010446 mineral oil Nutrition 0.000 claims description 19
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 claims description 8
- 125000004432 carbon atom Chemical group C* 0.000 claims description 5
- 125000000217 alkyl group Chemical group 0.000 claims description 3
- -1 imidazoline compound Chemical class 0.000 description 11
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 8
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 8
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 8
- AMFIJXSMYBKJQV-UHFFFAOYSA-L cobalt(2+);octadecanoate Chemical compound [Co+2].CCCCCCCCCCCCCCCCCC([O-])=O.CCCCCCCCCCCCCCCCCC([O-])=O AMFIJXSMYBKJQV-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 5
- 150000002462 imidazolines Chemical class 0.000 description 5
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 229910052500 inorganic mineral Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000011707 mineral Substances 0.000 description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 4
- 239000004215 Carbon black (E152) Substances 0.000 description 3
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 3
- 229930195733 hydrocarbon Natural products 0.000 description 3
- 150000002430 hydrocarbons Chemical class 0.000 description 3
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 3
- 239000000047 product Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 241000779819 Syncarpia glomulifera Species 0.000 description 2
- 239000002199 base oil Substances 0.000 description 2
- SSWSYWBRGQINON-UHFFFAOYSA-L cobalt(2+);hexadecanoate Chemical compound [Co+2].CCCCCCCCCCCCCCCC([O-])=O.CCCCCCCCCCCCCCCC([O-])=O SSWSYWBRGQINON-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000001739 pinus spp. Substances 0.000 description 2
- 235000015096 spirit Nutrition 0.000 description 2
- 229940036248 turpentine Drugs 0.000 description 2
- YJTSHUNFSUUMOU-UHFFFAOYSA-N 2-heptadec-1-enyl-1-hydroxy-4,5-dihydroimidazole Chemical compound CCCCCCCCCCCCCCCC=CC1=NCCN1O YJTSHUNFSUUMOU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- GGCILXCLLVYMBX-UHFFFAOYSA-N 2-heptadecyl-1-hydroxy-4,5-dihydroimidazole Chemical compound ON1C(=NCC1)CCCCCCCCCCCCCCCCC GGCILXCLLVYMBX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004480 active ingredient Substances 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000001680 brushing effect Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 150000001868 cobalt Chemical class 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000004090 dissolution Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000004668 long chain fatty acids Chemical class 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- GEMHFKXPOCTAIP-UHFFFAOYSA-N n,n-dimethyl-n'-phenylcarbamimidoyl chloride Chemical compound CN(C)C(Cl)=NC1=CC=CC=C1 GEMHFKXPOCTAIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- WWZKQHOCKIZLMA-UHFFFAOYSA-N octanoic acid Chemical compound CCCCCCCC(O)=O WWZKQHOCKIZLMA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、各種コンクリート工事並びにコンク
リート成型品製造において使用される型枠に対す
る脱型を容易にするために塗布するのに利用され
るコンクリート離型剤に関する。 従来技術とその問題点 コンクリート離型剤の性能としては、コンクリ
ート面の型枠からの脱型の容易性が然ることなが
ら、コンクリートの仕上り表面の美観を損なわな
いこと及び金型枠に発錆がみられないこと等も要
求される。 本出願人は、このような性能を有するコンクリ
ート離型剤として、さきに炭化水素溶剤にコバル
ト石けんを配合したものを提案した(特公昭62−
4204号)。しかして、コバルト石けんは鉱油系溶
剤、例えば灯油、ミネラルターペンもしくは40℃
での粘度が3〜15cst程度の潤滑油基油等に長時
間撹拌し、加熱すると溶解し、かつその溶液は、
コンクリート離型剤として前記特性に優れた効果
を発揮する反面、室温程度の温度下に長く放置す
ると濁りを生じ、次いで沈澱を析出し、撹拌、加
熱しても再溶解させることが困難になるという問
題がある。 因に、沈澱を発生した上記液をコンクリート打
ちに使用すると、有効成分が不均一に付着するた
めコンクリートの仕上り性げ劣るようになる。 したがつて、前記のごときコバルト石けんを配
合した炭化水素溶剤から成るコンクリート離型剤
における沈澱防止のための対策が要望されてい
た。 発明が解決すべき課題 本発明は、叙上の状況に鑑みなされたものであ
つて、コバルト石けんを配合した炭化水素溶剤か
ら成るコンクリート離型剤において、室温程度の
温度下に貯蔵しておいても沈澱を生ずることがほ
とんどなく、仮に沈澱を生じても加熱により容易
に再溶解する、安定性の良好なコンクリート離型
剤を提供することを課題とする。 以下本発明を詳しく説明する。 発明の構成 本発明の構成上の特徴は、コバルト石けんを配
合した鉱油系溶剤から成るコンクリート離型剤に
下記一般式()で示される化合物を配合したこ
とにある。 一般式() (式中、Rは炭素数7〜19のアルキル基を表わ
す) 課題を解決するための手段 本発明に係るコンクリート離型剤は、上述のと
おり、鉱油系溶剤に、コバルト石けんを添加、配
合したものに、更に、上記一般式()で示され
るイミダゾリン化合物を配合して成るものであつ
て、ここで用いるイミダゾリン化合物としては、 1−ヒドロキシ−2−ヘプタデセニル−2−イ
ミダゾリン、 1−ヒドロキシ−2−ウンデシル−2−イミダ
ゾリン、 1−ヒドロキシ−2−ヘプタデシル−2−イミ
ダゾリン 等を例示し得る。 なお、上記一般式()で示されるイミダゾリ
ン化合物において、Rで示されるアルキル基の炭
素数が6個以下のものは合成が困難である。一方
炭素数が19個を越えると鉱油に対する溶解安定性
が低下するので好ましくない。これらのイミダゾ
リン化合物は単独で、もしくは2種以上混合して
用いることができる。 これらのイミダゾリン化合物の配合割合は、コ
ンクリート離型剤におけるコバルト石けんの濃度
との関連で選択するとよく、該石けんが0.1〜1
重量%含有するものでは、上記化合物を0.1〜0.5
重量%を、また石けんを1〜3重量%含有するも
のでは、該化合物を0.4〜1重量%を添加すると
よい。 特に、コンクリート離型剤の貯蔵中に生ずる沈
澱防止のために、最初からコバルト石けんと共に
イミダゾリン化合物を鉱油系溶剤に添加して溶解
させる場合には低い添加割合でも有効である。し
かし、上記沈澱を加熱して再溶解させるには、上
記化合物の添加割合を幾らか高くすることが好ま
しい。 また、本発明で用いるコバルト石けんとして
は、炭素数5個以上の長鎖脂肪酸のコバルト塩が
好ましく、特にオクチル酸コバルト、パルチミン
酸コバルト、ステアリン酸コバルト等が離型性及
び仕上り表面の良さ等の点から好ましい。 なお、これらのうち、ステアリン酸コバルト
は、コンクリート仕上面の表面仕上りが格別的に
優れているが、その反面鉱油系溶剤に溶解し難
く、通常105〜115℃程度の温度に加熱しておき、
約1〜2時間けけて緩徐に撹拌して溶解する必要
があり、それ単独では常温に放置すると3日程度
で濁りを生じ、さらに1ケ月位でゲル状の沈澱を
生じ、しかも再溶解が困難であるという欠点もあ
る。したがつて、本発明によるイミダゾリン化合
物と共存させることが特に重要である。これらの
コバルト石けんは単独でも或は2種以上混合して
用いてもよく、鉱油系溶剤1に対して0.1〜10
重量%の割合で添加、配合するのが好ましい。 このコバルト石けんの添加割合は、本発明に係
る離型剤を型枠に添加するときの塗布状態、例え
ば単位面積当りのコバルト石けんの塗布量などに
より適宜選定されるもので、一概に限定されるも
のではないが、しかしながら、一般的な使用方法
での塗布においては、コバルト石けんが鉱油系溶
剤1に対して0.1重量%未満、すなわち、1g未
満の添加割合では十分な脱型効果等の離型剤とし
ての機能が得られ難くなるので留意すべきであ
る。 一方、本発明において用いる鉱油系溶剤は、上
記コバルト石けんの被膜を型枠上に均一に塗布形
成するための溶剤として使用するもので、コバル
ト石けんを溶解するものであれば広範囲な種類の
ものが適用可能である。例えば、ミネラルスピリ
ツト、灯油、軽油、潤滑油等の留分が好適であ
り、これらのうち、特に沸点の比較的低いもの、
例えばミネラルスピリツトは仕上げ肌が極めて良
好な乾燥皮膜型離型剤用として適しており、一
方、沸点の高い潤滑油留分などは、剥離性に極め
て優れている不乾性型離型剤として適している。 これらの鉱油系溶剤は、目的、用途に応じて適
宜選択して単独、もしくは2種以上混合して用い
ることができる。なお、塗布の容易性等から粘度
が3〜15センチストークス(40℃)の溶剤を用い
ることが好ましい。 本発明による、上記一般式()で示されるイ
ミダゾリン化合物を、コバルト石けんと共に配合
して成るコンクリート離型剤(溶液形態)は、長
期間の保存中でも沈澱を生ずることなく、また、
離型のため金属枠表面にスプレーやハケで塗布し
てコンクリート打ちに使用した場合、枠の脱離
(剥離)性が良く、かつ1回の塗布で数回のコン
クリート打ちを行つても上記脱離効果を持続し得
る利点がある。 また、本発明によるコンクリート離型剤は、上
記の優れた脱型効果を奏することに加えて防錆性
及び脱型後のコンクリートの仕上り表面が良好で
あり、更に、型枠に水分が付着している場合それ
を吹き取ることなくそのまま塗布しても離型剤の
塗布しても離型剤としての性能を発揮するので
(このことは、コバルト石けん中のコバルトと鉄
などの金属との親和性が高いことに因ると推測さ
れる)離型剤の塗布作業が簡便となる等の実用上
の利点がある。 以下実施例により本発明及びその効果を具体的
に説明する。 実施例 1 ステアリン酸コバルト0.3gを、下記組成の鉱油
系溶剤100gに添加し、150〜110℃に加熱し、2
時間撹拌して溶解させて、ステアリン酸コバルト
を配合した鉱油系溶剤から成るコンクリート離型
液を調剤した。 鉱油系溶剤の組成: 軽質潤滑油基油 80容量% 沸点 250〜460℃ 粘度 7.5〜8.5cst(40℃)
リート成型品製造において使用される型枠に対す
る脱型を容易にするために塗布するのに利用され
るコンクリート離型剤に関する。 従来技術とその問題点 コンクリート離型剤の性能としては、コンクリ
ート面の型枠からの脱型の容易性が然ることなが
ら、コンクリートの仕上り表面の美観を損なわな
いこと及び金型枠に発錆がみられないこと等も要
求される。 本出願人は、このような性能を有するコンクリ
ート離型剤として、さきに炭化水素溶剤にコバル
ト石けんを配合したものを提案した(特公昭62−
4204号)。しかして、コバルト石けんは鉱油系溶
剤、例えば灯油、ミネラルターペンもしくは40℃
での粘度が3〜15cst程度の潤滑油基油等に長時
間撹拌し、加熱すると溶解し、かつその溶液は、
コンクリート離型剤として前記特性に優れた効果
を発揮する反面、室温程度の温度下に長く放置す
ると濁りを生じ、次いで沈澱を析出し、撹拌、加
熱しても再溶解させることが困難になるという問
題がある。 因に、沈澱を発生した上記液をコンクリート打
ちに使用すると、有効成分が不均一に付着するた
めコンクリートの仕上り性げ劣るようになる。 したがつて、前記のごときコバルト石けんを配
合した炭化水素溶剤から成るコンクリート離型剤
における沈澱防止のための対策が要望されてい
た。 発明が解決すべき課題 本発明は、叙上の状況に鑑みなされたものであ
つて、コバルト石けんを配合した炭化水素溶剤か
ら成るコンクリート離型剤において、室温程度の
温度下に貯蔵しておいても沈澱を生ずることがほ
とんどなく、仮に沈澱を生じても加熱により容易
に再溶解する、安定性の良好なコンクリート離型
剤を提供することを課題とする。 以下本発明を詳しく説明する。 発明の構成 本発明の構成上の特徴は、コバルト石けんを配
合した鉱油系溶剤から成るコンクリート離型剤に
下記一般式()で示される化合物を配合したこ
とにある。 一般式() (式中、Rは炭素数7〜19のアルキル基を表わ
す) 課題を解決するための手段 本発明に係るコンクリート離型剤は、上述のと
おり、鉱油系溶剤に、コバルト石けんを添加、配
合したものに、更に、上記一般式()で示され
るイミダゾリン化合物を配合して成るものであつ
て、ここで用いるイミダゾリン化合物としては、 1−ヒドロキシ−2−ヘプタデセニル−2−イ
ミダゾリン、 1−ヒドロキシ−2−ウンデシル−2−イミダ
ゾリン、 1−ヒドロキシ−2−ヘプタデシル−2−イミ
ダゾリン 等を例示し得る。 なお、上記一般式()で示されるイミダゾリ
ン化合物において、Rで示されるアルキル基の炭
素数が6個以下のものは合成が困難である。一方
炭素数が19個を越えると鉱油に対する溶解安定性
が低下するので好ましくない。これらのイミダゾ
リン化合物は単独で、もしくは2種以上混合して
用いることができる。 これらのイミダゾリン化合物の配合割合は、コ
ンクリート離型剤におけるコバルト石けんの濃度
との関連で選択するとよく、該石けんが0.1〜1
重量%含有するものでは、上記化合物を0.1〜0.5
重量%を、また石けんを1〜3重量%含有するも
のでは、該化合物を0.4〜1重量%を添加すると
よい。 特に、コンクリート離型剤の貯蔵中に生ずる沈
澱防止のために、最初からコバルト石けんと共に
イミダゾリン化合物を鉱油系溶剤に添加して溶解
させる場合には低い添加割合でも有効である。し
かし、上記沈澱を加熱して再溶解させるには、上
記化合物の添加割合を幾らか高くすることが好ま
しい。 また、本発明で用いるコバルト石けんとして
は、炭素数5個以上の長鎖脂肪酸のコバルト塩が
好ましく、特にオクチル酸コバルト、パルチミン
酸コバルト、ステアリン酸コバルト等が離型性及
び仕上り表面の良さ等の点から好ましい。 なお、これらのうち、ステアリン酸コバルト
は、コンクリート仕上面の表面仕上りが格別的に
優れているが、その反面鉱油系溶剤に溶解し難
く、通常105〜115℃程度の温度に加熱しておき、
約1〜2時間けけて緩徐に撹拌して溶解する必要
があり、それ単独では常温に放置すると3日程度
で濁りを生じ、さらに1ケ月位でゲル状の沈澱を
生じ、しかも再溶解が困難であるという欠点もあ
る。したがつて、本発明によるイミダゾリン化合
物と共存させることが特に重要である。これらの
コバルト石けんは単独でも或は2種以上混合して
用いてもよく、鉱油系溶剤1に対して0.1〜10
重量%の割合で添加、配合するのが好ましい。 このコバルト石けんの添加割合は、本発明に係
る離型剤を型枠に添加するときの塗布状態、例え
ば単位面積当りのコバルト石けんの塗布量などに
より適宜選定されるもので、一概に限定されるも
のではないが、しかしながら、一般的な使用方法
での塗布においては、コバルト石けんが鉱油系溶
剤1に対して0.1重量%未満、すなわち、1g未
満の添加割合では十分な脱型効果等の離型剤とし
ての機能が得られ難くなるので留意すべきであ
る。 一方、本発明において用いる鉱油系溶剤は、上
記コバルト石けんの被膜を型枠上に均一に塗布形
成するための溶剤として使用するもので、コバル
ト石けんを溶解するものであれば広範囲な種類の
ものが適用可能である。例えば、ミネラルスピリ
ツト、灯油、軽油、潤滑油等の留分が好適であ
り、これらのうち、特に沸点の比較的低いもの、
例えばミネラルスピリツトは仕上げ肌が極めて良
好な乾燥皮膜型離型剤用として適しており、一
方、沸点の高い潤滑油留分などは、剥離性に極め
て優れている不乾性型離型剤として適している。 これらの鉱油系溶剤は、目的、用途に応じて適
宜選択して単独、もしくは2種以上混合して用い
ることができる。なお、塗布の容易性等から粘度
が3〜15センチストークス(40℃)の溶剤を用い
ることが好ましい。 本発明による、上記一般式()で示されるイ
ミダゾリン化合物を、コバルト石けんと共に配合
して成るコンクリート離型剤(溶液形態)は、長
期間の保存中でも沈澱を生ずることなく、また、
離型のため金属枠表面にスプレーやハケで塗布し
てコンクリート打ちに使用した場合、枠の脱離
(剥離)性が良く、かつ1回の塗布で数回のコン
クリート打ちを行つても上記脱離効果を持続し得
る利点がある。 また、本発明によるコンクリート離型剤は、上
記の優れた脱型効果を奏することに加えて防錆性
及び脱型後のコンクリートの仕上り表面が良好で
あり、更に、型枠に水分が付着している場合それ
を吹き取ることなくそのまま塗布しても離型剤の
塗布しても離型剤としての性能を発揮するので
(このことは、コバルト石けん中のコバルトと鉄
などの金属との親和性が高いことに因ると推測さ
れる)離型剤の塗布作業が簡便となる等の実用上
の利点がある。 以下実施例により本発明及びその効果を具体的
に説明する。 実施例 1 ステアリン酸コバルト0.3gを、下記組成の鉱油
系溶剤100gに添加し、150〜110℃に加熱し、2
時間撹拌して溶解させて、ステアリン酸コバルト
を配合した鉱油系溶剤から成るコンクリート離型
液を調剤した。 鉱油系溶剤の組成: 軽質潤滑油基油 80容量% 沸点 250〜460℃ 粘度 7.5〜8.5cst(40℃)
【表】
次に、上記1ケ月経過後の沈澱を発生した離型
液の各100gに対し、下記式で示されるイミダゾ
リン化合物並びにを前記鉱油系溶剤に0.3%
濃度になるように添加し、撹拌下に55℃に加熱し
た後、室温に静置して、それらの液の経時的外観
上の変化を観察した。 結果は表2に示すとおりである。また、比較と
してイミダゾリン化合物を同様にして添加した
場合の変化も併せて表2に示した。 イミダゾリン化合物の構造式
液の各100gに対し、下記式で示されるイミダゾ
リン化合物並びにを前記鉱油系溶剤に0.3%
濃度になるように添加し、撹拌下に55℃に加熱し
た後、室温に静置して、それらの液の経時的外観
上の変化を観察した。 結果は表2に示すとおりである。また、比較と
してイミダゾリン化合物を同様にして添加した
場合の変化も併せて表2に示した。 イミダゾリン化合物の構造式
【表】
表2にみられるとおり、ステアリン酸コバルト
を配合した鉱油系溶剤から成るコンクリート離型
(液)では、室温下での貯蔵で沈澱を生ずるも、
これに本発明によるイミダゾリン化合物を配合す
ることにより、上記発生した沈澱が加熱により再
溶解し、その後室温下に長期間保存しても、もは
や沈澱が発生しないことが認められる。 実施例 2 本例は、前記一般式()で示されるイミダゾ
リン化合物を配合した本発明に係るコンクリート
離型剤の性能を評価した結果を示したものであ
る。 実施例1に記載したと同様の手順に準じて調製
したコンクリート離型剤(液)について、それら
のコンクリート離型性能を下記方法により評価し
た。 評価方法: 上記により調製したコンクリート離型液の試料
を、鉄鋼製型枠に塗布したものに、塗布1時間後
コンクリートを打設し、2日間養生した後、脱型
してコンクリートのブロツクを得、このコンクリ
ートブロツクについて上記型枠からの剥離性、製
品仕上り肌及び作業性等を評価した。結果は表3
に示すとおりである。
を配合した鉱油系溶剤から成るコンクリート離型
(液)では、室温下での貯蔵で沈澱を生ずるも、
これに本発明によるイミダゾリン化合物を配合す
ることにより、上記発生した沈澱が加熱により再
溶解し、その後室温下に長期間保存しても、もは
や沈澱が発生しないことが認められる。 実施例 2 本例は、前記一般式()で示されるイミダゾ
リン化合物を配合した本発明に係るコンクリート
離型剤の性能を評価した結果を示したものであ
る。 実施例1に記載したと同様の手順に準じて調製
したコンクリート離型剤(液)について、それら
のコンクリート離型性能を下記方法により評価し
た。 評価方法: 上記により調製したコンクリート離型液の試料
を、鉄鋼製型枠に塗布したものに、塗布1時間後
コンクリートを打設し、2日間養生した後、脱型
してコンクリートのブロツクを得、このコンクリ
ートブロツクについて上記型枠からの剥離性、製
品仕上り肌及び作業性等を評価した。結果は表3
に示すとおりである。
【表】
(注) 表中のイミダゾリン化合物○A乃至○Cは実施
例1において示した構造式を有する。
表3にみられるとおり、コバルト石けんを配合
した鉱油系溶剤に本発明による一般式()で示
されるイミダゾリン化合物を配合することによ
り、コンクリート離型剤としての性能が改善され
ることが認められる。 実施例 3 本例は、本発明に係るコンクリート離型剤
(液)の保存上の安定性を示したものである。 実施例1に記載した手順に準じて、鉱油系溶剤
として軽質潤滑油並びにミネラルターペンをそれ
ぞれ用い、これらの各溶剤にコバルト石けんとし
て、ナフテン酸コバルト、パルチミン酸コバルト
並びにステアリン酸コバルトをそれぞれ、0.5wt
%の濃度になるように配合したものを調製し、得
られた各コンクリート離型液と、該離型液に更に
表4に示すイミダゾリン化合物を0.2%の濃度に
なるようにそれぞれ配合したコンクリート離型液
とについて、室温下に3週間放置した場合におけ
る沈澱生成の状況を観察した。 結果は表4に示すとおりである。
例1において示した構造式を有する。
表3にみられるとおり、コバルト石けんを配合
した鉱油系溶剤に本発明による一般式()で示
されるイミダゾリン化合物を配合することによ
り、コンクリート離型剤としての性能が改善され
ることが認められる。 実施例 3 本例は、本発明に係るコンクリート離型剤
(液)の保存上の安定性を示したものである。 実施例1に記載した手順に準じて、鉱油系溶剤
として軽質潤滑油並びにミネラルターペンをそれ
ぞれ用い、これらの各溶剤にコバルト石けんとし
て、ナフテン酸コバルト、パルチミン酸コバルト
並びにステアリン酸コバルトをそれぞれ、0.5wt
%の濃度になるように配合したものを調製し、得
られた各コンクリート離型液と、該離型液に更に
表4に示すイミダゾリン化合物を0.2%の濃度に
なるようにそれぞれ配合したコンクリート離型液
とについて、室温下に3週間放置した場合におけ
る沈澱生成の状況を観察した。 結果は表4に示すとおりである。
【表】
表4にみられるとおり、コバルト石けんを配合
した鉱油系溶剤に、本発明による前記一般式
()で示される化合物を更に配合したものでは、
保存中に沈澱を生ずるこがなく、清澄のままであ
るのに対して、上記化合物を添加しないもの、及
び一般式()以外の化合物を添加したもので
は、使用したコバルト石けんの種類にもよるが、
1週間程度の保存で沈澱を生ずることが認められ
る。
した鉱油系溶剤に、本発明による前記一般式
()で示される化合物を更に配合したものでは、
保存中に沈澱を生ずるこがなく、清澄のままであ
るのに対して、上記化合物を添加しないもの、及
び一般式()以外の化合物を添加したもので
は、使用したコバルト石けんの種類にもよるが、
1週間程度の保存で沈澱を生ずることが認められ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 コバルト石けんを配合した鉱油系溶剤から成
るコンクリート離型剤において、下記一般式
()で示される化合物を更に配合したことを特
徴とするコンクリート離型剤。 一般式() (式中、Rは炭素数7〜19のアルキル基を表わ
す)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19405687A JPS6438207A (en) | 1987-08-03 | 1987-08-03 | Concrete release agent |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19405687A JPS6438207A (en) | 1987-08-03 | 1987-08-03 | Concrete release agent |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6438207A JPS6438207A (en) | 1989-02-08 |
| JPH0323321B2 true JPH0323321B2 (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=16318215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19405687A Granted JPS6438207A (en) | 1987-08-03 | 1987-08-03 | Concrete release agent |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6438207A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112708497B (zh) * | 2020-07-09 | 2021-11-19 | 科之杰新材料集团有限公司 | 一种混凝土脱模剂及其制备方法 |
-
1987
- 1987-08-03 JP JP19405687A patent/JPS6438207A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6438207A (en) | 1989-02-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH03243242A (ja) | ダイカスト用粉末離型剤 | |
| JPS5978295A (ja) | 保護潤滑剤組成物 | |
| JPS6017458B2 (ja) | 水ベ−スの強固な塗料組成物およびその製造方法 | |
| US2901361A (en) | Mold release agent | |
| JP5532600B2 (ja) | ダイカスト用離型剤組成物およびそれを用いるエマルジョン型ダイカスト用離型剤 | |
| JPH0323321B2 (ja) | ||
| JPH049615B2 (ja) | ||
| US2763614A (en) | Corrosion-inhibiting compositions | |
| US2642397A (en) | Lubricating grease compositions | |
| US2629666A (en) | Rust preventative composition | |
| JP3080622B1 (ja) | コンクリート用型枠離型剤 | |
| US5378270A (en) | Mold release material for die castings | |
| US2031986A (en) | Improved lubricants and process for manufacturing the same | |
| US5865882A (en) | Voc-free protective coating | |
| US2631131A (en) | Stabilized compositions containing sulfurized esters of tall oil | |
| WO2002016096A1 (en) | Mould release compositions | |
| JP3278090B2 (ja) | 鋳物砂付着防止剤組成物 | |
| US3450551A (en) | Process for treating molds | |
| JP2784187B2 (ja) | 防錆油組成物 | |
| JP2019118925A (ja) | ダイカスト用離型剤組成物 | |
| JPS62153396A (ja) | 金属引抜加工用潤滑剤およびそれを使用する引抜加工方法 | |
| FR2562907A1 (fr) | Compositions anti-corrosives et lubrifiantes pour le traitement de surfaces metalliques | |
| JPS6239196B2 (ja) | ||
| JPS6251628B2 (ja) | ||
| JPS6032565B2 (ja) | 軽量気泡コンクリ−ト製造金型用離型剤 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
| R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080328 Year of fee payment: 17 |