JPH0323509B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0323509B2 JPH0323509B2 JP57117800A JP11780082A JPH0323509B2 JP H0323509 B2 JPH0323509 B2 JP H0323509B2 JP 57117800 A JP57117800 A JP 57117800A JP 11780082 A JP11780082 A JP 11780082A JP H0323509 B2 JPH0323509 B2 JP H0323509B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- water
- weight
- suspension
- organic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は軽量で不燃性であり、かつ断熱性の秀
れた建材の製造方法に関するものである。
れた建材の製造方法に関するものである。
近年の火災にあつては従前に較べて夥ただしい
死者を出すことが知られている。これは建築物を
建造する際、断熱材、壁材等に石油を原料とし
た、いわゆる新建材を多用するためであることは
周知である。すなわち、前記の新建材が燃焼する
際に発生するガスにより中毒をおこし、逃避行動
が不可能となるためである。
死者を出すことが知られている。これは建築物を
建造する際、断熱材、壁材等に石油を原料とし
た、いわゆる新建材を多用するためであることは
周知である。すなわち、前記の新建材が燃焼する
際に発生するガスにより中毒をおこし、逃避行動
が不可能となるためである。
一方、冷暖房の普及と共にエネルギーの節約が
重要視されており、省エネルギーの見地より、前
記の新建材の使用は減少させることができないの
が現状である。
重要視されており、省エネルギーの見地より、前
記の新建材の使用は減少させることができないの
が現状である。
このため、断熱性があり、また不燃性がある新
建材の出現が希求されている。
建材の出現が希求されている。
従来、不燃性建材としては、石こうボードが広
く知られている。石こうボードは石こうをボード
状としたものであり、断熱性に秀れているが折れ
やすく、重量があると言う欠点がある。
く知られている。石こうボードは石こうをボード
状としたものであり、断熱性に秀れているが折れ
やすく、重量があると言う欠点がある。
このような脆弱性を改良するため紙等を貼着し
ているが、この補強材は燃焼しやすいため、不燃
性建材として用いることはできない。
ているが、この補強材は燃焼しやすいため、不燃
性建材として用いることはできない。
本発明は叙上の点に鑑みなされたものであり、
断熱性及び耐火性が良好で、かつ軽量で作業性の
秀れた新規な建築材料の製造方法を提供すること
を目的とするものである。
断熱性及び耐火性が良好で、かつ軽量で作業性の
秀れた新規な建築材料の製造方法を提供すること
を目的とするものである。
本発明を概説すれば、本発明による建材の製造
方法は、連続気泡を有する有機素材を水中に浸漬
して含水せしめ、次いで余剰の水分を脱水した
後、セメント系物質100重量部に対し水100〜180
重量部添加して形成したセメント系懸濁液に浸漬
し、前記懸濁液を含浸せしめ、その後、前記セメ
ント系物質を凝結せしめる工程を含むことを特徴
とするものである。
方法は、連続気泡を有する有機素材を水中に浸漬
して含水せしめ、次いで余剰の水分を脱水した
後、セメント系物質100重量部に対し水100〜180
重量部添加して形成したセメント系懸濁液に浸漬
し、前記懸濁液を含浸せしめ、その後、前記セメ
ント系物質を凝結せしめる工程を含むことを特徴
とするものである。
一般に、有機素材にセメント系物質を含浸せし
めることは非常に困難を伴い、通常は素材表面の
みに前記物質がかたよる傾向がある。しかしなが
ら本発明によれば、素材を水中に浸漬し、充分に
含水せしめ、次いでこの素材を絞り、そのセメン
ト系懸濁液中に浸漬せしめるので、有機物質材中
にセメント物質が容易に浸透する。このため、均
一な組識の有機物セメント系物質複合体が製造し
える。このように製造された建材は軽量で断熱性
があり、しかも不燃性であると言う利点を有し、
新しい建材として極めて有利である。
めることは非常に困難を伴い、通常は素材表面の
みに前記物質がかたよる傾向がある。しかしなが
ら本発明によれば、素材を水中に浸漬し、充分に
含水せしめ、次いでこの素材を絞り、そのセメン
ト系懸濁液中に浸漬せしめるので、有機物質材中
にセメント物質が容易に浸透する。このため、均
一な組識の有機物セメント系物質複合体が製造し
える。このように製造された建材は軽量で断熱性
があり、しかも不燃性であると言う利点を有し、
新しい建材として極めて有利である。
本発明を更に詳しく説明する。
本発明に用いられる連続気泡を有する有機素材
は多く連続気泡を有するため断熱性が良好であ
り、連続気泡であるため、セメント系物質がその
内部まで浸透する。このような有機素材として
は、たとえばウレタンフオーム等をあげることが
できる。
は多く連続気泡を有するため断熱性が良好であ
り、連続気泡であるため、セメント系物質がその
内部まで浸透する。このような有機素材として
は、たとえばウレタンフオーム等をあげることが
できる。
このような有機素材を水中に浸漬し、含水せし
める。含水工程は有機素材を押圧して行なうのが
好ましい。このような有機素材は撥水性を有する
ものが多いからである。
める。含水工程は有機素材を押圧して行なうのが
好ましい。このような有機素材は撥水性を有する
ものが多いからである。
このように有機素材を含水せしめた後、水中よ
り取り出し、余剰の水分を脱水する。これは含水
量が多すぎると次工程のセメント系物質含浸工程
において、充分にセメント系物質が含浸しにくく
なるからである。脱水は、有機素材が濡れている
ような状態まで行なうのがよい。たとえば、押
圧、絞り等により脱水を行なう。
り取り出し、余剰の水分を脱水する。これは含水
量が多すぎると次工程のセメント系物質含浸工程
において、充分にセメント系物質が含浸しにくく
なるからである。脱水は、有機素材が濡れている
ような状態まで行なうのがよい。たとえば、押
圧、絞り等により脱水を行なう。
次に脱水した有機素材をセメント系懸濁液に浸
漬する。セメント系物質はCaSO4を主成分とする
水硬性物質の総称を意味する。たとえば、無水石
こう、半水石こう、セメント等の一種以上を挙げ
ることができる。
漬する。セメント系物質はCaSO4を主成分とする
水硬性物質の総称を意味する。たとえば、無水石
こう、半水石こう、セメント等の一種以上を挙げ
ることができる。
セメント系懸濁液はセメント系物質を用いて製
造する型物等を硬化せしめる際の混水量の数倍の
水を添加し懸濁液にしたものである。この水の量
はセメント系物質100重量部に対し、100〜180重
量部の水を添加する。100重量部未満であるとセ
メント系物質が多すぎて有機素材中に充分浸透せ
ず、また180重量部を超えて添加すると、セメン
ト系物質の量が少なすぎ、良好な建材となりにく
いからである。
造する型物等を硬化せしめる際の混水量の数倍の
水を添加し懸濁液にしたものである。この水の量
はセメント系物質100重量部に対し、100〜180重
量部の水を添加する。100重量部未満であるとセ
メント系物質が多すぎて有機素材中に充分浸透せ
ず、また180重量部を超えて添加すると、セメン
ト系物質の量が少なすぎ、良好な建材となりにく
いからである。
セメント系懸濁液はセメント系物質が沈殿して
しまう傾向を有するため、常に撹拌しておくのが
望ましい。
しまう傾向を有するため、常に撹拌しておくのが
望ましい。
有機素材を前記セメント系懸濁液中に浸漬し押
圧等して充分にセメント系物質を含浸せしめる。
圧等して充分にセメント系物質を含浸せしめる。
このようにセメント系物質を含浸せしめた素材
を、すのこ状体あるいは網状体等の水きり可能な
ものの上に敷置し、余剰の水分を落下せしめると
共に、セメント系物質を凝結完了後、数時間養生
させ、その後乾燥し製品とする。
を、すのこ状体あるいは網状体等の水きり可能な
ものの上に敷置し、余剰の水分を落下せしめると
共に、セメント系物質を凝結完了後、数時間養生
させ、その後乾燥し製品とする。
このように製造された本発明による建材は剛体
であるが、柔軟性を有する建材とすることも可能
である。すなわち、乾燥後、押圧し連続気泡中で
硬化したセメント組識を破壊すると、有機素材の
有する柔軟性が建材に付与されるのである。
であるが、柔軟性を有する建材とすることも可能
である。すなわち、乾燥後、押圧し連続気泡中で
硬化したセメント組識を破壊すると、有機素材の
有する柔軟性が建材に付与されるのである。
次に本発明の実施例を説明する。
実施例
長さ15cm、巾10cm、厚さ2cmのウレタンフオー
ム(重量5g)を水柱に浸漬し、数回押圧して充
分に水を含浸せしめた。その後、水中より取り出
し、押圧により脱水した。
ム(重量5g)を水柱に浸漬し、数回押圧して充
分に水を含浸せしめた。その後、水中より取り出
し、押圧により脱水した。
次に焼石こう100重量部に対し、130重量部の水
を添加した焼石こう懸濁液中に前記ウレタンフオ
ームを浸漬し、液中で数回押圧し充分に焼石こう
懸濁液を含浸せしめた後、すのこ上に置き、ここ
で凝結を行なつた。
を添加した焼石こう懸濁液中に前記ウレタンフオ
ームを浸漬し、液中で数回押圧し充分に焼石こう
懸濁液を含浸せしめた後、すのこ上に置き、ここ
で凝結を行なつた。
凝結後、3時間養生させ、乾燥室において乾燥
した。
した。
このように製造された石こう一有機素材複合体
の重量は153gであり、約148gの石こう分を含む
ことが判つた。
の重量は153gであり、約148gの石こう分を含む
ことが判つた。
比較のため、長さ13.5cm、巾10cm、厚さ1.5cm
の石こうボードを用意し、重量を測定したところ
240gであつた。単位体積当りの重量は1.18/cm3
であつた。
の石こうボードを用意し、重量を測定したところ
240gであつた。単位体積当りの重量は1.18/cm3
であつた。
これに対し、本発明による建材の単位面積当り
の重量は0.51g/cm3であり、約半分以下であつ
た。
の重量は0.51g/cm3であり、約半分以下であつ
た。
また、この実施例で製造された建材を東京工業
大学に依頼し、耐火性の試験を行なつてもらつた
ところ、JIS規格の「不燃材料」に合格している
ことがわかつた。
大学に依頼し、耐火性の試験を行なつてもらつた
ところ、JIS規格の「不燃材料」に合格している
ことがわかつた。
さらに、本発明による建材は切断が容易にでき
加えて釘打ちも可能であることが確かめられた。
また切断面に石こうがほぼ均一に分布しているこ
とも確かめられた。
加えて釘打ちも可能であることが確かめられた。
また切断面に石こうがほぼ均一に分布しているこ
とも確かめられた。
以上説明したように、本発明による方法で製造
された建材はウレタンフオーム等の断熱性素材を
利用し、これにセメント系物質を複合したので、
断熱性が良好で、しかも耐火性が秀れ、加えて軽
量で作業性のよいセンメト−有機物複合体を容易
に得ることができた。
された建材はウレタンフオーム等の断熱性素材を
利用し、これにセメント系物質を複合したので、
断熱性が良好で、しかも耐火性が秀れ、加えて軽
量で作業性のよいセンメト−有機物複合体を容易
に得ることができた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 連続気泡を有する有機素材を水中に浸漬して
含水せしめ、次いで余剰の水分を脱水した後、セ
メント系物質100重量部に対し水100〜180重量部
添加して形成したセメント系懸濁液に浸漬し、前
記懸濁液を含浸せしめ、その後、前記セメント系
物質を凝結せしめる工程を含む不燃、断熱建材の
製造方法。 2 前記有機素材はウレタンフオームであること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の不燃、
断熱建材の製造方法。 3 前記セメント系物質は無水石膏、半水石膏、
セメントの一種以上であることを特徴とする特許
請求の範囲第1項又は第2項記載の不燃、断熱建
材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11780082A JPS598658A (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | 不燃、断熱建材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11780082A JPS598658A (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | 不燃、断熱建材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS598658A JPS598658A (ja) | 1984-01-17 |
| JPH0323509B2 true JPH0323509B2 (ja) | 1991-03-29 |
Family
ID=14720589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11780082A Granted JPS598658A (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | 不燃、断熱建材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598658A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52109576A (en) * | 1976-03-10 | 1977-09-13 | Takeda Chemical Industries Ltd | Process for producing mold |
-
1982
- 1982-07-08 JP JP11780082A patent/JPS598658A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS598658A (ja) | 1984-01-17 |
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