JPH03236395A - N―グリコシドビニル化合物及びその製法 - Google Patents

N―グリコシドビニル化合物及びその製法

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JPH03236395A
JPH03236395A JP21587590A JP21587590A JPH03236395A JP H03236395 A JPH03236395 A JP H03236395A JP 21587590 A JP21587590 A JP 21587590A JP 21587590 A JP21587590 A JP 21587590A JP H03236395 A JPH03236395 A JP H03236395A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば、人工臓器、それらの部材、その他類
似物の如き成形品を形成する用途に有用な、側鎖に還元
糖残基を有する従来文献未記載の下記式(1)′ 2 但し式中、 1 1〜5の整数である]及び −fcHz知−0−C−[
ここで、nは1〜10の整数であるコから成る群よりえ
らばれる基を示し; R2は水素原子及びCH3から成る群よりえらばれる基
を示し;そして Xは還元糖残基、その硫酸エステル残基及び該エステル
残基のアルカリ塩より成る群からえらばれる基を示す; で表わされる構成単位と下記式(2)′3 ft5 4  R8 但し式中、 R3、R4及びR5はそれぞれ水素原子及びCHIから
成る群よりえらばれる基を示し、1 R6は、−C−0−R7[ここで、R7は水素原子、C
1〜CI8のアルキル基、C1〜C5のハイドロキシア
ルキル基、シクロヘキシル基、C+−Csのアミノアル
キル基、ジ(C+〜C2アルキル)アミノ(C,〜C5
アルキル)基、グリシジル基、テトラヒドロフラン基、
ベンジル基及び(CH2CB20汁CH2CH20H基
(ただし、y=t〜10の正数)からなる群よりえらば
れる基を示す] R8は水素原子もしく 基を示し、二つのR8 てもよいコ、 1 ; −C−N(R”)z [ここで、 はC,−C,アルキル は同一でも異なってい −Cal、 −0ff、 −0−C−R’  [ここで
、R9はC1〜C8のアルキル基を示すコ、【] [ここで、RIGはC1〜C5のアルキル基を示すコよ
り成る群からえらばれる基を示す、で表わされる構成単
位とを有してなるN−グリコシド・オレフィン系化合物
共重合体の製造中間体として有用な従来文献未記載N−
グリコシドビニル化合物及びその製法に関する。
上記式(1)′において、好ましいR1は0もしくは 
+CH2) であり、また、好ましいXの還元糖残基は
、キシロース、リボース、グルコース、ガラドース及び
マンノースよりなる群からえらばれる還元性単糖類の残
基;マルトース、インマルトース、セロビオース、ラク
トース、イソマルトトリオース、マン二ノトリオース、
セロトリオース、イソマルトテトラオース及びセロテト
ロースよりなる群からえらばれる還元性少糖類の残基;
及びデンプン、セルロース、デキストラン、プルラン、
カードラン及びこれらの部分加水分解物よりなる群から
えらばれる還元性多糖類の残基である。
さらに詳しくは、本発明は、上記共重合体の製造中間体
として利用できる下記式(1)但し式中、 1 1〜5の整数である]及びザC1112i0−C−[こ
こで、nは1〜10の整数である]から成る群よりえら
ばれる基を示し; R2は水素原子及びCH3から成る群よりえらばれる基
を示し;そして Xは還元糖残基、その硫酸エステル残基及び該エステル
残基のアルカリ塩より成る群からえらばれる基を示す; で表わされるN−グリコシドビニル化合物及びその製法
に関する。
上記式(1)において、R1及びXは還元糖残基の好ま
しい例は式(1)′についてのべたと同様である。
従来、多糖の幹ポリマーにビニルモノマーをグラフト共
重合させた高分子化合物については既に非常に多く開示
されている。一方、ビニルモノマーの幹ポリマーに単糖
を側鎖として持たせた高分子化合物についてはあまり開
示されていない。特に、オリゴ糖又は多糖を側鎖に持っ
たビニル系高分子化合物については該高分子化合物を得
るには、より繁雑な方法でしか合成できないこともあり
、従来、はとんど開示されていない。
本発明は容易に合成可能であって、オレフィン系幹ポリ
マーに単糖、オリゴ糖又は多糖を側鎖に有する従来文献
未記載の高分子化合物に関する。
本発明者等は、N−グリコシド・オレフィン系化合物共
重合体の開発に関して研究を行ってきた。
その結果、還元糖とアミノ基を有するビニルモノマーと
反応させて、糖還元末端のアノマー炭素原子とアミン基
の窒素原子がN−グルコシド結合した前記式(1)で示
される従来文献未記載のマクロマーが、容易に合成でき
ることを発見した。
更に、このようにして得ることのできるN−グリコシド
ビニル化合物と重合性オレフィン系化合物とを重合用触
媒の存在下もしくは不存在下に反応させることによって
、前記式(1)′構成単位と式(2)′構成単位とを有
してなる従来文献未記載の側鎖に還元糖残基を有するN
−グリコシド・オレフィン系化合物共重合体が形成でき
ること、及び斯くして得られるN−グリコシド・オレフ
ィン系化合物共重合体は、キャスト法フィルム形成性物
質であり、更に該フィルムはすぐれた抗凝血性能を有し
、人工臓器、それらの部材、その他類似物の如き成形品
を形成する用途に優れた有用性の期待できる物質である
ことを知った。
従って、本発明の目的は、従来文献未記載のN−グリコ
シド・オレフィン系化合物共重合体及びその製法を提供
するにある。
本発明の他の目的は、上記共重合体製造中間体として有
用な従来文献未記載のN−グリコシドビニル化合物及び
その製法を提供するにある。
本発明の上記目的及び更に多くの他の目的ならびに利点
は、以下の記載から一層明らかとなるであろう。
前記N−グリコシド・オレフィン系化合物共重合体の製
造中間体として利用できる下記式(1)、2 但し式中、 1 1〜5の整数]及び−fcHzh−0−C−[ここで、
nは1〜10の整数]から成る群よりえらばれた基を示
し; R2は水素原子及びCH3から成る群よりえらばれた基
を示し;そして Xは還元糖残基、その硫酸エステル残基及び該エステル
残基のアルカリ塩より成る群からえらばれた基を示す: で表わされるN−グリコシドビニル化合物は、例えば、
還元糖と下記式(3)、 2 (3) H2N−R’−C=CB2 但し式中、 1 1〜5の整数]及び 六CB21O−C−[ここで、n
は1〜10の整数]から成る群よりえらばれた基を示し
; R2は水素原子及びCH,から威る群よりえらばれた基
を示す、 で表わされるアミノ基を有するビニル化合物を、極性有
機溶媒又はその含水溶媒中で反応せしめることにより製
造することができる。
上記極性有機溶媒の例としては、メタノール、エタノー
ル等の如き極性アルコール溶媒、ジメチルホルムアミド
、ホルムアミド等の如き極性アミド溶媒、ジメチルスル
ホキシド、これらの混合物などが例示でき、更に、これ
らと水との含水溶媒たとえば約50 V/V%以下の水
を含有するこれら極性有機溶媒、等をあげることができ
る。これら溶媒は、還元糖及びビニル化合物の種類や形
成される式(1)化合物の性質などによっても適宜に選
択して利用するのがよい。通常、原料および生成物の溶
解する溶媒でかつ精製に有利な溶媒が選ばれる。たとえ
ば、グルコースやマルトースの如き少糖類とp−アミノ
スチレンとを反応させる時には、メタノール、エタノー
ル、ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホオキシド、これらの混合物又はこれらの約50V/
V%以下の含水溶媒を、好ましくはメタノール又はエタ
ノールを、特に好ましくは約3V/V%〜約10V/V
%含水エタノールを用いるのがよい。又、デンプンやデ
キストランとp−アミノスチレンとを反応わせる時には
、ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホオキシド、これらの混合物又はこれらの含水(約50
V/V%以下)溶媒を、好ましくは水又はホルムアミド
を約20〜約50 V/V%含有するジメチルホルムア
ミドを用いるのがよい。
反応は、例えば、上記例示の如き極性有機溶媒又はその
含水溶媒中、還元糖を、該溶媒10Qmlに対して還元
糖約1〜約50g、より好ましくは約5〜約209の如
き量で含有する溶液もしくは分散液を形成し、該還元糖
1モル当り、例えば約1〜約20モル、より好ましくは
約1〜約10モルの前記式(3)アミノ基含有ビニル化
合物を添加し、反応せしめることにより行うことができ
る。
反応温度は適宜に選択でき、例えば約O°〜約100℃
の如き温度を例示でき、より好ましくは約30°〜約7
0℃の温度が採用できる。反応は撹拌条件下で行うのが
よく、例えば約2〜約5時間程度の反応時間で行うこと
ができる。
反応に際して、所望により、触媒の存在下に反応を行う
ことができ且つ好ましい。又、所望により重合防止剤の
共存下に反応を行うことができ且つ好ましい。このよう
な触媒の例としては、硫酸、硫酸アンモニウム、塩化ア
ンモニウム等を例示でき、その使用量としては、反応系
中約5〜約100 ppmの如き使用量を例示できる。
又、上記重合防止剤の例としては、ハイドロキノンを例
示でき、その使用量としては、反応系中約100〜約5
000ppmの如き使用量を例示することができる。
上述のようにして形成できる式(1)中、Xが還元糖残
基であるN−グリコシドビニル化合物は、例えば、下記
のようにして分離、精製することができる。
例えば、比較的低沸点の溶媒を用いた場合には、減圧下
に溶媒を留去し、上記式(1)反応目的物を溶解しない
溶媒、たとえば、エチルエーテル、アセトン又はこれら
の混合物の如き溶媒で洗浄し、減圧乾燥することができ
る。又、例えばジメチルホルムアミドの様な比較的高沸
点溶媒を用いた場合には、貧溶媒、たとえば、エチルア
ルコール、アセトン、エタノール又はこれらの混合物好
ましくはエチルエーテルとアセトンの10対約3〜約1
0 (V/V)の如き混合溶媒を、半反応溶媒の約3〜
約10倍量(V/V)添加して、上記式(1)反応目的
物を析出させ、これを分離することができる。更に、必
要に応じ、ジメチルスルホオキシドに析出物を溶解し、
同様のエチルエーテルとアセトンの混合溶媒を添加し、
目的物を再析出させ、これを分離する操作を繰返すこと
により、更に精製することができる。次いで、たとえば
エーテル、アセトン又はエタノールで洗浄した後減圧乾
燥して、上記式(1)化合物を分離、精製することがで
きる。
たとえば上述のようにして得ることのできる式(1)中
、Xが還元糖残基であるN−グリコシドビニル化合物は
、通常、白色ないし淡黄色の室温で固体の化合物であっ
て、その−例として、実施例1の化合物(マクロマー)
についての13C核磁気共鳴スペクトル図(溶媒DMS
O−d、、濃度16%;室温;25MHz)を添付図面
の図1に示した。
該図1に示されているように、130核磁気共鳴スペク
トルによれば、該マクロマーのN−グルコシド結合にあ
ずかるアノマー炭素原子のケミカルシフト値は遊離糖の
それに比較して高磁場側に移動する。たとえば、マルト
ースとp−アミノスチレンのN−グルコシドであるスチ
リルアミノ化マルトースの還元末端アノマー炭素のケミ
カルシフト値はβ型が約85ppm又α型が約s2pp
mである。
一方、遊離マルトースの還元末端アノマー炭素のそれは
、β型が約97ppm又α型が92ppI11である。
又デキストランとp−アミノスチレンとのN−グルコシ
ド化合物にも同様の関係があてはまる。
更に、上記図1に示したマクロマーについての赤外線吸
収スペクトル図を、添付図面の図2に示した。
該図2に示されているように、赤外線吸収スペクトル測
定によれば、該マクロマーは原料の還元糖および式(3
)アミノ基含有ビニルモノマー両者の吸収スペクトルを
合せ示し、新なピークは特には認められない。たとえば
、p−アミノスチレンとマルトースから成る該マクロマ
ーであるスチリルアミノ化マルトースの特徴的な赤外線
吸収スペクトルは3400c「1付近(0−H伸縮振動
)、1615cr’付近および1520cm−’付近(
バラ2置換ベンゼン環)および1030c「1付近(O
−〇伸縮振動)のピークである。
又更に、薄層クロマトグラフィーによっても、式(1)
中、Xが還元糖残基である該マクロマーの確認ができる
。たとえば、シリカゲル薄層板および展開液として1−
ブタノール−エタノール−0、IN酢酸水溶液(1: 
1 : 2)を用いて展開すると、p−アミノスチレン
−N−マルトシドはRf=約0.76、マルトースはR
f=約0.68であり、又、p−アミノスチレンと平均
8量体のデキストランからなる該マクロマーはRf=約
0276、平均8量体のデキストランはRf=約0゜5
8である。
本発明の式(1)N−グリコシドビニル化合物中、Xが
還元糖残基の硫酸エステル残基もしくは該エステル残基
のアルカリ塩である式(1)N−グリコシドビニル化合
物は、上述の如きXが還元糖残基である式(1)化合物
のエステル化、更には慣用のその塩形成反応によって容
易に形成することができる。
上記エステル化は、均一系で反応できる様な溶媒、たと
えば、ホルムアミド、ジメチルホルムアミド又はこれら
の混合物の如き溶媒を用い、その100m1に、上記式
(1)中、Xが還元糖残基であるマクロマーを、例えば
約1g〜約309、より好ましくは約3g〜約10gの
如き量で溶解し、例えば、約−5℃〜約20℃、より好
ましくは約り℃〜約10℃の如き比較的低温条件に於い
て、硫酸エステル化剤、たとえば、クロロ硫酸又は無水
硫酸の如き硫酸エステル化剤を添加することにより行う
ことができる。この際、反応系に中和剤としてアミン化
合物、たとえば、トリエチルアミン、トリブチルアミン
又はピリジンなどの如き塩基性アミン化合物を加えてお
くことは、加水分解を防ぐ意味で好ましい。さらに、好
ましくは硫酸エステル化剤と上記例示の如きアミン化合
物の複合体、たとえば無水硫酸−トリエチルアミン複合
体を該エステル化剤として用いることができる。該エス
テル化剤の使用量は適宜に選択でき、たとえば、高置換
度の式(1)硫酸エステル化マクロマーを望むならば、
式(1)中、Xが還元糖残基であるマクロマーのOHH
基モルに対して、例えば、硫酸エステル化剤を約2〜約
6モル加えるのがよい。
こうして約5〜約48時間撹拌して硫酸エステル化する
ことができる。次いで、貧溶媒たとえばエチルエーテル
、アセトン又はこれらの混合溶媒の如き溶媒を、反応溶
媒の2〜10倍(V/V)量、反応系に添加して硫酸エ
ステル化物を析出させることができる。必要ならば、再
溶解再沈殿をして更に精製し、次いでエチルエーテル、
アセトン又はこれらの混合溶媒の如き溶媒で十分に洗浄
した後、減圧乾燥することにより、分離、精製すること
ができる。
上述のようにして得られる式(1)硫酸エステル化マク
ロマーは、前記塩基性アミン化合物の存在下に反応を行
った場合には、該アミン塩の形で得られるが、たとえば
、炭酸ナトリウム水溶液に溶解させることによりナトリ
ウム塩にできる様に、簡単に他の1価カチオンの塩に転
化させて得ることもできる。
上記の式(1)中、Xが還元糖残基の硫酸エステル残基
もしくはそのアルカリ塩である式(1)N−グリコシド
ビニル化合物は、通常、淡黄色ないし黄褐色の室温で固
体の化合物であって、その硫酸エステルの置換度は、無
水単糖単位あたり、一般に、約0.1から約2.5程度
である。
−例として、実施例5の硫酸エステル化マクロマーにつ
いての赤外線吸収スペクトル図を添付図面の図8に示し
た。
赤外線吸収スペクトルによれば該硫酸エステル化マクロ
マーは次の特徴的なスペクトルを示す。
たとえば、該図8に示されているように、式(1)中、
Xが還元糖残基であるマクロマーの示す該スペクトル(
図7参照)の内、O−H基の伸縮振動に基づ< 340
0c11付近の吸収スペクトルが縮小し、新にS O2
の伸縮振動に基づ< 1250a「1付近に吸収スペク
トルが表われる。
又、該硫酸エステル化マクロマーの硫黄含量は、硫酸基
の対イオンの種類や該硫酸エステル化マクロマーを形成
するアミノ基を持ったビニル化合物(3)の種類、等に
よって変って(るので、S含量を数量的には示しにくい
が、一般に20%以下で、無水単糖単位あたり硫酸エス
テル基が約2゜5個以下に相当する硫黄を含有するのが
普通である。なお、硫黄含量の測定は、日本薬局方(第
9改正)、一般試験法、酸素フラスコ燃焼法に従った。
本発明の前記式(1)′で表わされる構成単位と前記式
(2)′で表わされる権威単位を有するN−グリコシド
・オレフィン系化合物共重合体は、例えば上述のように
して得ることができる下記式(1) (1) %式% 但し式中、 1 1〜5の整数]及び−fCHzh−0−C−[ミニで、
nは1〜10の整数]から成る群よりえらばれた基を示
し; R2は水素原子及びCH3から成る群よりえらばれた基
を示し;そして Xは還元糖残基、その硫酸エステル残基及び該エステル
残基のアルカリ塩より成る群からえらばれた基を示す; で表わされるN−グリコシドビニル化合物と、下記式(
2) 但し式中、 R3、R4及びR5は夫々、水素原子及びCH,から成
る群よりえらばれた基を示し、1 R6は、−C−0−R’  [ここで、R7は水素原子
、CI 〜CI 11のアルキル基、C,−C,のハイ
ドロキシアルキル基、シクロヘキシル基、C1〜C6の
アミノアルキル基、ジ(C,〜C,アルキル)アミノ(
C,〜C,アルキル)基、グリシジル基、テトラヒドロ
フラン基、ベンジル基及び(CH2CH20汁C112
CH20H基(ただし、y=1〜10の正数)から成る
群より1 えらばれた基コ ;−C−NCR’)2[ここで、R8
は水素原子もしくはC1〜C,アルキル基を示し、二つ
のR8は同一でも異なっていてもよいコ 、  −CN
、  −OH,−〇−C−R91 [ここで、R9はC1〜C8のアルキル基をO [ここで RIOはC1〜C6のアルキル基を示すコ より成る群からえらばれた基を示す、 で表わされる重合性オレフィン系化合物とを、重合開始
剤の存在下もしくは不存在下に反応させることにより形
成することができる。
反応は、好ましくは、式(1)N−グリコシドビニル化
合物可溶性の極性溶媒を用い、式(1)化合物と式(2
)重合性オレフィン系化合物とを共重合させることによ
り行うことができる。該共重合は溶液(もしくは均一)
重合、懸濁重合、乳化重合など任意の重合形式で行うこ
とができ、これら重合形式の種々の組み合わせ形式も採
用することができる。
例えば、式(1)N−グリコシドビニル化合物可溶性の
極性溶媒、たとえばジメチルホルムアミド、ホルムアミ
ド、ジメチルスルホオキシド、水、これらの少なくとも
二種の混合溶媒などを利用し、溶媒100a+1に鎖式
(1)化合物を、例えば約1〜約50gより好ましくは
約5〜約309程度の量で溶解し、所望により適当な重
合開始剤を添加し、さらに、式(2)重合性オレフィン
系化合物を加えて行うことができる。
この際、重合溶媒が有機溶媒の場合には、重合開始剤と
してたとえば過酸化ベンゾイル、マゾビスイソブチロニ
トリル、過硫酸アンモニウムなど、好ましくはアゾビス
イソブチロニトリルを用いるのがよく、その使用量とし
ては、重合溶媒に対して例えば約0.005モル/l〜
約0.5モル/l。
より好ましくは約0.01モル/l〜約0.05モル/
lの如き使用量を例示できる。又、重合溶媒に水を用い
た場合には、重合開始剤として過硫酸アンモニア、過硫
酸カリウムなどを用いるのがよく、その使用量としては
、水に対して例えば約0゜001モル/l〜約0.5モ
ル/l、より好ましくは約0.005モル/l〜約0.
05モル/lの如き使用量を例示できる。
式(1)化合物及び式(2)重合性オレフィン系化合物
は一種でも複数でも利用できる。鎖式(2)化合物の添
加量は適宜に選択でき、たとえば、式(1)化合物中の
還元糖残基Xの鎖長に応じて、適宜にえらぶことができ
る。数例をあげると、たとえば、式(1)中、X部分が
2糖であるマルトースの場合には、鎖式(2)化合物1
00モルに対して鎖式(1)化合物を約400モル以下
、好ましくは約3モル〜約100モル程度の割合がよい
。又たとえば、鎖式(1)中、X部分が8糖のデキスト
ランの場合には、鎖式(2)化合物100モルに対して
鎖式(1)化合物を約100モル以下、好ましくは約1
モル〜約10モル程度の割合がよい。又この際、重合溶
媒に水を用いる場合で且つ水に不溶性の式(2)化合物
を用いる時には、乳化剤たとえばドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウムなどをあらかじめ重合系に添加してお
くことが好ましい。その添加割合は、適宜に選択でき、
例えば水に対して約LOW/W%以下、好ましくは約I
W/W%〜約5W/W%の使用量を例示できる。
反応は、実質的に酸素の不存在下で行うのがよく、例え
ば、重合系を脱気及び/又は窒素置換などの手段で、実
質的に酸素不存在の雰囲気として行うのが好ましい。反
応は撹拌条件下もしくは静置条件下に、例えば、約20
°〜約100℃、より好ましくは約40’〜約70℃の
如き温度条件で行うことができる。重合時間は、例えば
約10分乃至約5時間程度でよい。
この共重合反応を実施するにあたり、目的に応じて広い
範囲の重合条件を選択できるが、たとえば比較的に高極
限粘度で、比較的に親水性の共重合物を望む場合には、
鎖式(2)化合物としてアクリロニトリルを用いること
が好ましく、さらに重合溶媒としては連鎖移動定数の小
さいジメチルスルホオキシドを用いることが好ましい。
この様な好ましい条件で共重合を行なうことにより、極
25℃ 限粘度〔η〕   が2以上の該共重合化合物もMSO 比較的容易に得ることができる。又たとえば、極限粘度
が比較的高くかつ疎水性も付与したい場合には、鎖式(
2)化合物としてアクリロニトリルの一部、たとえば約
10モル%〜約30モル%をスチレンに置き換えて用い
ることが好ましい。さらにたとえば、より疎水性を付与
したい場合には鎖式(2)化合物としてスチレンを用い
ることが好ましく、さらに重合溶媒としてはジメチルホ
ルムアミド又はジメチルホルムアミドとジメチルスルホ
オキシドの混合液(1: 0.5〜2W/V)を用いる
ことが好ましい。
上述のようにして共重合反応を行ったのち、例えば、重
合生成物系を氷水などで冷却し、たとえばメタノール、
エタノール又はアセトンなどの貧溶媒を、重合溶媒の約
2〜約5倍(V/V)量程度添加し、共重合体である不
溶物を分離採取することができる。必要ならば、例えば
、ジメチルスルホオキシド又はジメチルホルムアミドに
再溶解又は再分散させ、次いでメタノール、エタノール
又はアセトンを溶解又は分散させた溶媒の約2倍〜約5
倍(V/V)量添加し、不溶物を分離する操作を繰返え
して、精製することができる。次いで、例えば、不溶物
をメタノール又はエタノールで洗い、減圧乾燥すること
ができる。
たとえば上述のようにして、式(1)化合物中、Xが還
元糖残基である式(1)化合物と式(2)化合物から得
ることができる本発明のN−グリコシド・オレフィン系
化合物共重合体は、通常、白色ないし黄色の室温で固体
の化合物であって、水性媒体中で共重合した場合には茶
色ないし褐色を呈することが多い。
上述のようにして得られるN−グリコシド・オレフィン
系化合物共重合体の一例として、実施例6で得られたN
−グリコシド・オレフィン系化合物共重合体の赤外線吸
収スペクトル図を添付図面の図10に示した。
該図10に示されているように、該N−グリコシド・オ
レフィン系化合物共重合体は、式(1)化合物(Xが還
元糖残基)の吸収スペクトルと共重合させた重合性オレ
フィン系化合物(2)の吸収スペクトルの両方を合せ示
す。たとえば鎖式(1)マクロマーの一種であるマルト
ースとp −アミノスチレンから成るスチリルアミノ化
マルトースとアクリロニトリルの共重合化合物は、スチ
リルアミノ化マルトースの特徴的なスペクトルである3
 400cm−’付近および1030cm−’付近とア
クリロニトリルの特徴的なスペクトル2250C11付
近(−CミN)との吸収を合せ示す。さらにたとえば、
鎖式(1)マクロマーの一種であるデキストランとp−
アミノスチレンから成るスチリルアミノ化デキストラン
とスチレンとの共重合化合物はスチリルアミノ化デキス
トランの特徴的なスペクトルである3 400c「1付
近および103103O’付近とスチレンの特徴的なス
ペクトルでcm−’付近(−1@ >の吸収とを合せ示
す。
さらに該共重合体が実際に共重合しているかどうかは、
得られた共重合体の溶解性でも知ることができる。たと
えば、スチリルアミノ化デキストランとアクリロニトリ
ルとの共重合体でスチリルアミノ化デキストラン部分が
多いものは水に溶解し、一方、ポリアクリロニトリルは
水に溶解しない。さらにたとえば、スチリルアミノ化マ
ルトースとスチレンとの共重合体でスチリルアミノ化マ
ルトース部分の多いものはジメチルスルホオキシドに溶
解するがポリスチレンは該溶媒に溶解しない。
更に、上記図10に示した化合物についての13(核磁
気共鳴スペクトル図(溶媒DMSO−d6濃度15%;
室温;25MHz)を添付図面の図9に示した。
核間9に示されているように、式(1)化合物(Xが還
元糖残基)の有するビニル基や重合性オレフィン化合物
(2)の>C=C<基に帰属されるシグナルは認められ
ず、メチン炭素およびメチレン炭素に帰属されるシグナ
ルが認められる。
方、鎖式(1)マクロマーと鎖式(2)化合物とのビニ
ル基以外の炭素原子のケミカルシフト値は、それらが共
重合してもそれほど変化しない。
さらに該共重合体中の糖含量は、用いた重合条件によっ
て大きく変化させることができ、一般に、約80W/W
%以下である。この場合の糖定量法は次に示す手法によ
った。すなわち、該共重合体10mg〜50mgを2N
塩酸水溶液約10m1に溶解又は分散させ、撹拌下95
〜100℃に約5時間保ち、不溶物があれば濾別し、濾
液は5量mlに調整し、必要なら希釈して糖定量用検液
とする。次いで、水25m1と硫酸75mA’との混液
にアンソロン200mgを溶解した発色試液5mA’に
検液1mA’を混合し、100℃の水浴中で10分間加
熱し、発色させる。別に、試料と同じ糖の濃度既知の標
準検液についても同様に発色させる。これらについて、
波長620nmで吸光度を測定し、ランバート−ベアー
(Lambert−Beer)の法則に従って該共重合
化合物中の糖含量を求める。
以上、式(1)化合物中、Xが還元糖残基である式(1
)化合物と式(2)重合性オレフィン系化合物との共重
合態様及び生成物に関して述べたが、式(1)化合物中
、Xが該還元糖の硫酸エステル残基もしくはそのアルカ
リ塩である式(1)化合物と鎖式(2)化合物との共重
合体の形成も、上述したとほぼ同様にして行うことがで
きる。
例えば、鎖式(1)エステル化もしくはそのアルカリ塩
マクロマー可溶性の溶媒、たとえば、ジメチルスルホオ
キシド、ジメチルホルムアミド、ホルムアミド、メタノ
ール、エタノール、水及びこれらの組み合わせ、好まし
くはジメチルスルホオキシド又はジメチルホルムアミド
を用い、該溶媒100mA’に、鎖式(1)エステル化
マクロマー好ましくはそのN”H(C2H5)!塩さら
に好ましくはエステル置換度が無水単糖単位あたり平均
約1以上の鎖式(1)エステル化マクロマーを、例えば
約50g以下、より好ましくは約59〜約30q程度溶
解させる。次いで、重合開始剤として、たとえばアゾビ
スイソブチロニトリル、過酸化ベンゾイル、過酸化アン
モニウム、過酸化カリウムなどを添加する。この際、共
重合媒体として有機溶媒を用いる時にはアゾビスイソブ
チロニトリルが好ましく、溶媒に対して例えば約0.0
05モル/l〜約0.5モル/l、より好ましくは約0
.01モル/l〜約0.05モル/l程度を添加し又、
共重合媒体として水を用いる時には過酸化アンモニウム
又は過酸化カリウムが好ましく、溶媒に対して例えば約
0.001モル/I!〜約0.5モル/l。
より好ましくは約0.005モル/I〜約0.05モル
/l程度添加する。次いで鎖式(2)重合性オレフィン
系化合物を加えて反応を行うことができる。この際、鎖
式(1)エステル化マクロマーと鎖式(2)化合物の添
加割合は、目的に応じて広く選べるが、鎖式(1)エス
テル化マクロマーの糖部分の鎖長により添加割合の範囲
を適宜に選択変更するのがよい。たとえば、鎖式(1)
エステル化マクロマーの糖部分がマルトースの場合には
、鎖式(2)化合物の合計モル数100モルに対して鎖
式(1)エステル化マクロマーを例えば約200モル以
下、より好ましくは約2モル〜約50モルの割合で用い
るのがよい。又、たとえば、鎖式(1)エステル化マク
ロマーの糖部分が8量体のデキストランの場合には、鎖
式(2)化合物の合計モル数100モルに対して該エス
テル化マクロマーを例えば約50モル以下、より好まし
くは約0.2モル−約10モルの割合で用いるのがよい
。次いで、前記同様な実質的に酸素不存在下の雰囲気で
、例えば約り0℃〜約100℃、より好ましくは約り0
℃〜約70℃の如き温度条件下に共重合させることがで
きる。重合時間は条件、目的によっても適宜に変更でき
、一般に、約30分〜約7時間である。次いで、重合系
を冷却し、貧溶媒たとえばエチルエーテル、メタノール
、エタノール、又はアセトンなど、好ましくはエチルエ
ーテル又はエチルエーテル−メタノール混合液(4:1
〜2)を重合溶媒の約3〜約6倍量(■/V)程度添加
し、不溶物として、目的とする共重合体を分離採取する
ことができる。必要ならば、採取した不溶物を例えばジ
メチルホルムアミドやジメチルスルホオキシドなどに再
溶解又は分散させ、同様に貧溶媒を加え、不溶物として
再析出させる操作を繰返えすことにより、精製すること
ができる。次いで、この不溶物をアセトン−メタノール
混合液(1:1〜2)で洗浄した後、減圧乾燥すること
ができる。
たとえば上述のようにして、式(1)化合物中、Xが還
元糖の硫酸エステル残基もしくはそのアルカリ塩である
式(1)化合物と式(2)化合物から得ることのできる
本発明のN−グリコシド・オレフィン系化合物共重合体
は、通常、濃黄色ないし黄色の室温で固体の化合物であ
って、水性媒体中で共重合した場合には茶色ないし褐色
を呈することがある。
上述のようにして得られるN−グリコシド・オレフィン
系化合物共重合体の一例として実施例9で得たN−グリ
コシド・オレフィン系化合物共重合体の赤外吸収スペク
トル図を添付図面の図11に示した。
数回11に示されているように、該共重合体は、式(1
)エステル化マクロマーの特徴的な吸収スペクトルと、
共重合させた式(2)化合物の特徴的な吸収スペクトル
とを合せ示す。たとえば数式(1)エステル化マクロマ
ーであるスチリルアミノ化デキストランの硫酸エステル
・トリエチルアミン塩とアクリロニトリルとの共重合化
合物は、スチリルアミノ化デキストランの硫酸エステル
・トリエチルアミン塩の特徴的なスペクトルである12
50c「1(SO2)および1030cm−’付近(O
−○)の吸収ピークおよびアクリロニトリルの特徴的な
吸収スペクトルである2 250c「1付近(CEN)
の吸収ピークとを合せ示す。
さらに該共重合体が、実際に共重合しているかどうかは
、得られた共重合体の溶解性でも知ることができる。た
とえば、スチリルアミノ化デキストランの硫酸エステル
・トリエチルアミン塩とアクリロニトリルとの共重合体
でアクリロニトリルの割合が少ないものは水に溶解する
が、ポリアクリロニトリルは水に溶解しない。さらに、
たとえばスチリルアミノ化デキストランの硫酸エステル
・トリエチルアミン塩とスチレンとの共重合体でスチレ
ンの割合の多くないものはジメチルスルホオキシドに溶
解するが、ポリスチレンはジメチルスルホオキシドに溶
解しない。このことから単なる混合物でなく、共重合し
ていることが理解される。
さらに該共重合体中の糖硫酸エステル含量は、重合条件
によって大きく変化させることができ、一般に、約70
W/W%以下である。この場合糖硫酸エステルの定量は
、前述の糖定量法に従って求めた糖含量から換算して求
めた。
本発明のN−グリコシド・オレフィン系化合物共重合体
は、フィルム形成性であって、その溶液から、例えばフ
ィルム、シート、その他の流誕法底形可能な任意の形状
に底形することができる。
例えば、N−グリコシド・オレフィン系化合物共重合体
、好ましくは、該共重合体の糖含量が約10W/W%〜
約70W/W%で、かつ該共重合25℃ 体の極限粘度[η〕   が約1以上の該共重合MSO 体、さらに好ましくは該共重合体を形成する式(1)マ
クロマー中の糖部分が4糖以上である該共重合体を、好
ましくは約209以下、より好ましくは約2g〜約10
9程度、例えばジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
オキシドなどの100m1に溶解し、次いで、清浄な平
面たとえばガラス板上に該溶液を流延し、減圧下又は常
圧下に、たとえば赤外線ランプで好ましくは50℃以下
で乾燥し、次いで、たとえば水中に浸漬して膜をはがし
、さらに水洗した後、メタノール又はエタノール中にこ
の膜を浸漬し、乾燥して製膜することができる。こうし
て得られた膜は、通常、淡黄色ないし黄褐色で透明であ
り、この膜の赤外線吸収スペクトルは、その原料である
該共重合体のそれと同じパターンを示す。
更に、本発明に於て、式(1)′中のXが還元糖の硫酸
エステル残基もしくはそのアルカリ塩であるN−グリコ
シド・オレフィン系化合物共重合体も、フィルム形成性
物質であって、同様に流況成形可能である。すなわち該
共重合高分子化合物好ましくは該共重合高分子化合物の
硫酸エステル化糖の含量が約LOW/W%〜約50W/
W%でかつ該共重合高分子化合物の極限粘度数金物さら
に好ましくは該共重合高分子化合物を形成する式(1)
のエステル化マクロマーの糖部分が4糖以上でかつ硫酸
エステル基の置換度が無水単糖単位あたり約1以上の該
共重合高分子化合物特に好ましくは該共重合高分子化合
物のトリエチルアミン塩を約209以下好ましくは約2
9〜約10gをジメチルホルムアミド又はジメチルスル
ホオキシド100m1に溶解し、次いで清浄な平面たと
えばガラス板上に該溶液を流延し、減圧下又は常圧下に
たとえば赤外線ランプで好ましくは50℃以下に加熱す
る。乾燥後水中に浸漬して膜をはがし、さらに水洗した
後、メタノール又はエタノール中に膜を浸漬し、乾燥す
る。こうして得られた膜は淡黄色ないし黄褐色で透明で
あり、この膜の赤外線吸収スペクトルはこの原料である
該共重合高分子化合物のそれと同じパターンを示す。又
該共重合高分子化合物の有機アミン塩たとえばトリエチ
ルアミン塩から得られた膜はたとえば炭酸ソーダ水溶液
に浸漬することにより容易にナトリウム塩に変換できる
こうして得られた膜特に硫酸エステル基を有した共重合
体高分子化合物から調整した膜はすぐれた抗血液凝固性
を有する。たとえば実施例10で調製した膜はガラスの
凝固時間に比較してm−1は3.2倍、m−2は4.4
倍、m−3は6.0倍の血液凝固時間を示した。なお血
液凝固時間はウサギ血漿を用いて部分トロンボプラステ
ィン時間法によって測定した。すなわち37℃に保った
試験膜にウサギ血漿50μlおよびプラテリン(Gen
eral Liagnostic、 Livision
 of Warner−Lambert社製)50μl
を滴下し、軽くゆり動かし、2液を混合する。3分後0
.025MCaCl2水溶液50μlを滴下し、軽くゆ
り動かし、同時に時計を開始する。最初にフィブリン繊
維を認めた時間を血液凝固時間とする。
以下、実施例により本発明の数態様について更に詳しく
説明する。
実施例1 グルコース3.69(20ミリモル)、ハイドロキノン
80u、水を5V/V%含むエタノール40m1および
p−アミノスチレンを混合し、撹拌下約4時間還流加熱
する。冷後口過し、減圧下に濃縮し、さらに乾固する。
次いで残留物をエチルエーテル−アセトン(2:1v/
v)混合液60mA’で約1時間撹拌し、グラスフィル
ターで濾過する操作を4回繰返えした後減圧乾燥する。
収量5゜4g。
元素分析 CHN 計算値  59.77%  6.81%  4.98%
分析値  59.60%  6.95%  4688%
13C−NMRスペクトル:図1に示した。
IRスペクトル:図2に示した。
実施例2 含水マルトース(CI 2H2201□・H,O) 3
.69(10ミリモル)、ハイドロキノン180mg、
メタノール36ml、 2MH2S 0436 ulお
よびp−アミノスチレン2.49(20ミリモル)を混
合し、撹拌下約2時間還流加熱する。冷後不溶物があれ
ば口過し、減圧下に濃縮し、さらに乾固する。次いで固
形分はエチルエーテル−アセトンの2 + 1 (V/
V)混合液601m1で約1時間撹拌し、グラスフィル
ターで濾過する操作を4回繰返した後減圧乾燥する。収
量4.2g。
元素分析 CHN 計算値  54.17%  6.59%  3.16%
分析値  54.23%  6.67%  3.11%
”C−NMRスペクトル二図3に示した。
IRスペクトル:図4に示した。
実施例3 平均分子量649のデキストラン4.549(7ミリモ
ル)とハイドロキノン60靭をDMF 301111に
分散させ、次いで2MH2SO4を30μlとp−アミ
ノスチレン3.36g(28ミリモル)を添加し、撹拌
下45℃〜50℃に3時間保つ。冷後エタノールーエチ
ルエーテルの1 : 3 (V/V)温媒160m1を
添加し、析出物は遠心分離する。
得られた析出物はジメチルスルホオキシド15mA’に
溶解し、次いでエタノール−エチルエーテルの1 : 
3 (V/V)温媒160mA’を添加し、析出物は遠
心分離する。析出物はエタノール−エチルエーテルの1
 : 3 (V/V)温媒60a+1中に約30分撹拌
し、0別する操作を3回繰返えした後減圧乾燥する。収
量5.2g。
元素分針 計算値   1.86% 分析値   1.90% ”C−NMRスペクトル二図5に示した。
IRスペクトル二図6に示した。
実施例4 平均分子量1285のデキストラン4.19(3゜2ミ
リモル)、ハイドロキノン70mA’をジメチルホルム
アミド21 mlと水14mA’の混合溶媒に溶解し、
次いで2MH2SO4水溶液70μlおよびp−アミノ
スチレン2.3g(19,2ミリモル)を添加し、撹拌
下41〜45℃に5時間保つ。冷後メタノールーエチル
エーテルの1 : 2 (V/V)温媒170mA’を
添加し、析出物は遠心分離し、得られた沈殿物はジメチ
ルスルホオキシド20m1に溶解し、次いでメタノール
−エチルエーテルの1: 2 (V/V)温媒lOOm
I!を添加し、析出物は遠心分離する。得られた沈殿物
はメタノール−エチルエーテル等量温媒(60ml)中
に約30分撹拌し、0別する操作を3回繰返尤した後、
減圧乾燥する。収量4.4g。
元素分析 N、  1.01%(計算値)、0.93%
(分析値) IRスペクトル二図7に示した。
実施例5 無水硫酸トリエチルアミン複合体10.99をジメチル
ホルムアミド15m1とホルムアミド28m1の混合溶
媒に溶解し、氷水で約O℃に保ったまま実施例4で得た
特許請求の範囲の(1)式の化合物1.7g添加し、約
0℃で24時間撹拌する。次いでアセトン−エチルエー
テルの等量温媒400ralを加え、析出物は分離する
。析出物はジメチルホルムアミドlQmA’に溶解し、
アセトン−エチルエーテルの3:1(V/V)混合溶媒
100mA’を添加し、析出物を分離する操作を3回繰
返えす。
次いでこの析出物をエチルエーテル60m/で1時間撹
拌し、0別する操作を3回繰返えした後減圧乾燥する。
収量4.4g。S含量、11.7W/W%(無水単糖単
位あたりの平均置換度、1.86)。
IRスペクトル二図8に示した。
実施例6 表1に示す一連の共重合実験を行なった。すなわち重合
管中に所定量の実施例2で合成した特許請求の範囲(1
)式の化合物(SAMと略称)と合計モノマー量の0.
5モル%に相当するアゾビスイソブチロニトリルとを所
定量のジメチルスルホオキシド(DMSOと略称)に溶
解し、次いで所定量のアクリロニトリル(ANと略称)
を添加し、約−78℃に冷却し、数回脱気し、溶封する
60±0.5℃で所定時間重合させる。氷水中で冷却後
開封し、必要ならばジメチルスルホオキシドで重合系を
希釈し、次いでメタノールをジメチルスルホオキシドの
4倍量加え、析出物は分離する。得られた析出物はジメ
チルスルホオキシド5〜15mA’に再溶解し、飽和食
塩水を0.05〜0゜1111!添加し、次いでジメチ
ルスルホオキシドの4倍量のメタノールを添加し、析出
物を分離する操作を3回繰返えす。この分離操作はグラ
スフィルター等による濾過又は遠心分離法で十分である
次いで析出物をメタノール60mI中で撹拌し、次いで
0別の操作を3回繰返えした後減圧乾燥する。
ルホオキシド5〜15m1に再溶解し、飽和食塩。
を0.05〜Q、1mA’添加し、次いでジメチルスル
ホオキシドの3倍量のメタノールを添加し、析1物を分
離する操作を3回繰返す。次いで析出物;。
メタノール60ID/中で撹拌後、0別する操作を二回
繰返し、減圧乾燥する。
ミニで糖含量とは得られた共重合体中の糖の含量のこと
である。又[η]はジメチルスルホオキサイド中25℃
での極限粘度数である。
1”C−NMRスペクトル(溶媒DMSO−D6;濃度
6%;室温;2 5MHz):図9に示した。
IRスペクトル二図10に示した。
実施例7 表2に示す一連の共重合実験を行なった。すなわち重合
管中に実施例3で合成した特許請求の範囲(1)式の化
合物(SAD [4]と略称)の所定量と合計モノマー
量の0.5モル%に相当するアゾビスイソブチロニトリ
ルとを秤取し、所定量のジメチルスルホオキシド(DM
SOと略称)に溶解する。次いで所定量のアクリロニト
リル(ANと略称)を添加し、約−78℃に冷却し、数
回脱気し、溶封する。60±0.5℃で所定時間重合さ
せる。氷水中で冷却後開封し、必要ならジメチルスルホ
オキシドで重合系を希釈し、次いでメタノールをジメチ
ルスルホオキシドの3倍量加え、析出物は分離する。得
られた析出物はジメチルスここで糖含量とは得られた共
重合体中の糖の含量のことである。[η]はジメチルス
ルホオキサイド中25℃での極限粘度数である。
実施例8 表3に示す一連の共重合実験を行なった。すなわち重合
管に実施例4で合成した特許請求の範囲(1)式の化合
物(SAD [8]と略称)の所定量と合計モノマー量
の0.5モル%に相当するアゾビスイソブチロニトリル
とを秤取し、所定量のジメチルスルホオキシド(DMS
Oと略称)に溶解する。次いで所定量のアクリロニトリ
ル(ANと略称)を添加し、約−78℃に冷却し、数回
脱気し、溶封する。60±0.5℃で所定時間重合させ
る。氷水中で冷却後開封し、必要ならジメチルスルホオ
キシドで重合系を希釈し、次いでメタノールをジメチル
スルホオキシドの2.5倍量加え、析出物は分離する。
得られた析出物はジメチルスルホオキシド5〜15m1
に再溶解し、飽和食塩水を0,05〜Q、1ml添加し
、次いでジメチルスルホオキシドの2.5倍量のメタノ
ールを添加し、析出物を分離する操作を3回繰返えす。
次いで析出物をメタノール60m1中で撹拌後、口利す
る操作を3回繰返し、減圧乾燥する。
ミニで糖含量とは得られた共重合体中の糖の含量のこと
である。[η]はジメチルスルホオキシド中25℃での
極限粘度数である。
実施例9 表4に示す一連の共重合実験を行なった。すなわち重合
管に実施例5で合成した特許請求の範囲(2)式の化合
物(SAD−8と略称)の所定量と合計モノマー量の0
.5モル%に相当するアゾビスイソブチロニトリルとを
秤取し、所定量のジメチルスルホオキシド(DMSOと
略称)に溶解する。次いでアクリロニトリル(ANと略
称)およびスチレン(Stと略称)を添加し、約−78
℃に冷却し、数回脱気し、溶封する。60±0゜5℃で
所定時間重合させる。氷水中で冷却後開封し、必要なら
ジメチルスルホオキサイドで重合系を希釈し、次いでジ
メチルスルホオキシドの5倍量のエーテルメタノール混
合(4: IV/V)溶媒を加え、析出物を分離する。
次いでC−31の場合析出物をメタノール−アセトンの
2:1(V/V)混合液5QmA’中で2時間撹拌し、
不溶物は口別する操作を3回繰返した後減圧乾燥する。
父性のロットはメタノール50m1中で2時間撹拌し、
不溶物は口側する操作を3回繰返した後減圧乾燥する。
IRスペクトル(C−32):図11に示した。
”   ”    (C−34):図12に示した。
実施例10 次のDMSO溶液を調整する。
n−1=実施例9のC−32のコポリ7−0.33gを
DMSO3,6mlに溶解する。
m−2:実施例9のC−32のコポリ7−0.39とD
MSO中25℃における極限粘度数2.18のポリアク
リロニトリル0.159とをDMS 05、Qmlに溶
解する。
m−3=実施例9のC−33のコポリv−0,45gを
DMSO4,0−に溶解する。
これらのDMSO溶液の各々1.5mA’をガラス板上
に薄く流延し、45℃以下で赤外ランプを照射する。完
全に乾固した後、2.5%炭酸ナトリウム水溶液に15
分間浸漬し、次いで水で3回洗浄し、さらにメタノール
で3回洗浄し、減圧乾燥する。直径的10cmの透明な
膜をつる。
IRスペクトル二図13に示した。
【図面の簡単な説明】
添付図面中、第1図は実施例1で得た化合物の13C−
NMRスペクトル図、第2図はそのIRスペクトル図、
第3図は実施例2で得た化合物の”C−NMRスペクト
ル図、第4図はそのIRスペクトル図、第5図は実施例
3で得た化合物の13C−NMRスペクトル図、第6図
はそのIRスペクトル図、第7図は実施例4で得た化合
物のIRスペクトル図、第8図は実施例5で得た化合物
のIRスペクトル図、第9図は実施例6で得た化合物の
13C−NMRスペクトル図、第10図はそのIRスペ
クトル図、第11図及び第12図は実施例9で得た化合
物のIRスペクトル図、そして第13図は実施例10で
得た化合物のIRスペクトル図である。 はかする 第3図 第5図 i 、 ppm 手続補正書坊式) 平成3年3月27日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 但し式中、 R^1は、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式
    、化学式、表等があります▼[ここで、mは 1〜5の整数である]及び▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ [ここで、nは1〜10の整数である]から成る群より
    えらばれる基を示し; R^2は水素原子及びCH_3から成る群よりえらばれ
    る基を示し;そして Xは還元糖残基、その硫酸エステル残基及び該エステル
    残基のアルカリ塩より成る群からえらばれる基を示す、 で表わされるN−グリコシドビニル化合物。 2、上記式(1)において、R^1が▲数式、化学式、
    表等があります▼もしくは▲数式、化学式、表等があり
    ます▼である特許請求の範囲第1項記載のN−グリコシ
    ドビニル化合物。 3、上記式(1)において、Xの還元当残基が、キシロ
    ース、リボース、グルコール、ガラクトース及びマンノ
    ースよりなる群からえらばれる還元性単糖類の残基;マ
    ルトース、イソマルトース、セロビオース、ラクトース
    、イソマルトトリオース、マンニノトリオース、セロト
    リオース、イソマルトテトラオース及びセロテトロース
    よりなる群からえらばれる還元性少糖類の残基;又はデ
    ンプン、セルロース、デキストラン、プルラン、カード
    ラン及びこれらの部分加水分解物よりなる群からえらば
    れる還元性多糖類の残基である特許請求の範囲第1項記
    載のN−グリコシドビニル化合物。 4、還元糖と下記式(3) ▲数式、化学式、表等があります▼(3) 但し式中、 R^1は、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式
    、化学式、表等があります▼[ここで、mは 1〜5の整数である]及び▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ [ここで、nは1〜10の整数である]から成る群より
    えらばれる基を示し; R^2は水素原子及びCH_3から成る群よりえらばれ
    る基を示す、 で表わされるアミノ基を有するビニル化合物を、極性有
    機溶媒又はその含水溶媒中で反応せしめることを特徴と
    する下記式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 但し式中、 R^1、R^2及びXは前記の意味を有し;そしてXは
    還元糖残基、その硫酸エステル残基及び該エステル残基
    のアルカリ塩より成る群からえらばれた基を示す、 で表わされるN−グリコシドビニル化合物の製造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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