JPH0323867B2 - - Google Patents
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- JPH0323867B2 JPH0323867B2 JP61031579A JP3157986A JPH0323867B2 JP H0323867 B2 JPH0323867 B2 JP H0323867B2 JP 61031579 A JP61031579 A JP 61031579A JP 3157986 A JP3157986 A JP 3157986A JP H0323867 B2 JPH0323867 B2 JP H0323867B2
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Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、ガス濃度計の応答遅れを補償して
呼気分析を行なう方法に関する。
呼気分析を行なう方法に関する。
(従来の技術とその問題点)
人や動物の呼吸をガス濃度計を用いて測定する
と、呼気(成分未知)と吸気(成分既知)とが繰
り返し急激に入れかわり、それに伴つて、測定す
べき、たとえば酸素濃度が急激に変化するのが検
出される。ところが、このようなガス濃度計は、
固有の応答の遅れを有しているので、急激な濃度
変化に対して出力信号は大きな誤差をもつように
なり、そのままでは正確な分析を行なうことはで
きない。
と、呼気(成分未知)と吸気(成分既知)とが繰
り返し急激に入れかわり、それに伴つて、測定す
べき、たとえば酸素濃度が急激に変化するのが検
出される。ところが、このようなガス濃度計は、
固有の応答の遅れを有しているので、急激な濃度
変化に対して出力信号は大きな誤差をもつように
なり、そのままでは正確な分析を行なうことはで
きない。
このような応答の遅れを補償する方法として、
従来より、「応用生理学の雑誌」(Journal of
Applied Physiology)、第52巻、第1号、第79頁
(1982年、the American Physiological
Society)に記載されているような方法が知られ
ている。この方法は、ガス濃度計による実際の測
定を行なうに先立ち、ガス濃度計にステツプ入力
を加えてその出力を電磁オシログラフに記録し、
その応答波形から、この応答を1次遅れ応答と仮
定したときの応答遅れの時定数(以下、応答時間
という)を読み取る。そして、測定時にこの応答
時間を用いて、ガス濃度計の出力を演算補正する
ものである。
従来より、「応用生理学の雑誌」(Journal of
Applied Physiology)、第52巻、第1号、第79頁
(1982年、the American Physiological
Society)に記載されているような方法が知られ
ている。この方法は、ガス濃度計による実際の測
定を行なうに先立ち、ガス濃度計にステツプ入力
を加えてその出力を電磁オシログラフに記録し、
その応答波形から、この応答を1次遅れ応答と仮
定したときの応答遅れの時定数(以下、応答時間
という)を読み取る。そして、測定時にこの応答
時間を用いて、ガス濃度計の出力を演算補正する
ものである。
ところが、このような従来の方法では、一般の
使用者にとつて、ガス濃度計の応答時間の校正を
行なうのが困難であるという問題を有していた。
すなわち、ガス濃度計の応答時間は経時変化する
ものであり、その程度には差があるため、応答時
間は常に校正する必要がある。しかし、従来の方
法は、ガス濃度計にステツプ入力を加えるのに特
殊な装置が必要であること、電磁オシログラフの
ように波形を高速度に記録する装置が必要である
こと、応答時間の読みとりに専門知識を要するこ
となどのため、これを実際に行なえるのは、一部
の研究機関やガス濃度計製造者などに限られてい
る。このため、一般の使用者は測定結果が明らか
におかしいなど特に必要な場合にだけ、製造者に
校正を依頼し、通常は経時変化による誤差を含ん
だまま測定するのが現状である。
使用者にとつて、ガス濃度計の応答時間の校正を
行なうのが困難であるという問題を有していた。
すなわち、ガス濃度計の応答時間は経時変化する
ものであり、その程度には差があるため、応答時
間は常に校正する必要がある。しかし、従来の方
法は、ガス濃度計にステツプ入力を加えるのに特
殊な装置が必要であること、電磁オシログラフの
ように波形を高速度に記録する装置が必要である
こと、応答時間の読みとりに専門知識を要するこ
となどのため、これを実際に行なえるのは、一部
の研究機関やガス濃度計製造者などに限られてい
る。このため、一般の使用者は測定結果が明らか
におかしいなど特に必要な場合にだけ、製造者に
校正を依頼し、通常は経時変化による誤差を含ん
だまま測定するのが現状である。
(発明の目的)
この発明は、上記従来方法の欠点を解決するた
めになされたもので、ガス濃度計の応答時間のわ
ずらわしい校正作業を一切行なうことなしに、精
度の良い呼気分析を行なえる方法を提供すること
を目的とする。
めになされたもので、ガス濃度計の応答時間のわ
ずらわしい校正作業を一切行なうことなしに、精
度の良い呼気分析を行なえる方法を提供すること
を目的とする。
(目的を達成するための手段)
この発明は、呼気の濃度をガス濃度計により測
定して分析を行う方法であつて、上記目的を達成
するために、呼気と吸気の切換時におけるガス濃
度計の出力特性から応答遅れの時定数を算出し、
算出した時定数により上記ガス濃度計の応答遅れ
を補償するための時定数を更新して、ガス濃度計
の出力を演算補正するようにしている。
定して分析を行う方法であつて、上記目的を達成
するために、呼気と吸気の切換時におけるガス濃
度計の出力特性から応答遅れの時定数を算出し、
算出した時定数により上記ガス濃度計の応答遅れ
を補償するための時定数を更新して、ガス濃度計
の出力を演算補正するようにしている。
(実施例)
第1図は、この発明の呼気分析方法を実施する
ための装置の一例を示す概略構成図である。管1
はその一端を被験者の口と鼻を覆うマスク2に接
続し、他端を大気もしくはそれに相当する成分一
定のガス中(以下大気という)に開放している。
管1には、管内を流れるガスを連続して強制的に
一定流量でサンプルするため、チユーブ3の一端
が取り付けられており、チユーブ3は、ガス濃度
計4、サンプルガス流量制御装置5を介し、吸引
ポンプ6に接続している。ガス濃度計4の出力
は、A/D変換器7を介し、マイクロコンピユー
タ等で構成されるデータ処理装置8に入力され、
データ処理装置8で処理されたデータは、D/A
変換器9を介して例えば記録器(図示省略)に記
録され、あるいは表示器10に出力され、さらに
は通信装置11を介して他装置へ送信しうるよう
に構成される。
ための装置の一例を示す概略構成図である。管1
はその一端を被験者の口と鼻を覆うマスク2に接
続し、他端を大気もしくはそれに相当する成分一
定のガス中(以下大気という)に開放している。
管1には、管内を流れるガスを連続して強制的に
一定流量でサンプルするため、チユーブ3の一端
が取り付けられており、チユーブ3は、ガス濃度
計4、サンプルガス流量制御装置5を介し、吸引
ポンプ6に接続している。ガス濃度計4の出力
は、A/D変換器7を介し、マイクロコンピユー
タ等で構成されるデータ処理装置8に入力され、
データ処理装置8で処理されたデータは、D/A
変換器9を介して例えば記録器(図示省略)に記
録され、あるいは表示器10に出力され、さらに
は通信装置11を介して他装置へ送信しうるよう
に構成される。
第2図は、データ処理装置8の機能を示すブロ
ツク図であり、ガス濃度計出力y(t)を入力し
てガス濃度の応答時間Tr(その詳細は後述する)
を算出する応答時間測定部12と、上記応答時間
Trを用いてガス濃度計出力y(t)を演算補正し
た値x(t)を出力する出力補正部13から成る。
この場合、データ処理装置8としてマイクロコン
ピユータを使用した場合には、上記2つの機能を
時分割で行なう擬似並列実行としてもよい。
ツク図であり、ガス濃度計出力y(t)を入力し
てガス濃度の応答時間Tr(その詳細は後述する)
を算出する応答時間測定部12と、上記応答時間
Trを用いてガス濃度計出力y(t)を演算補正し
た値x(t)を出力する出力補正部13から成る。
この場合、データ処理装置8としてマイクロコン
ピユータを使用した場合には、上記2つの機能を
時分割で行なう擬似並列実行としてもよい。
次に、上記装置を用いた呼気分析方法を、第3
図の波形図および第4図のフローチヤートを参照
しながら説明する。
図の波形図および第4図のフローチヤートを参照
しながら説明する。
第3図a,b,c,dは、それぞれ管1を流れ
るガスの流速f(t)、ガス濃度計4の出力y
(t)、ガス濃度計出力y(t)の時間変化率dy
(t)/dt、および補正後の出力x(t)と時間t
との関係を示す。ここで、同図aのガスの流速f
(t)においては、呼気を正、吸気を負とし、ま
た同図bのガス濃度計出力y(t)においては、
大気におけるガス(たとえば酸素)の濃度を0、
濃度が変化する方向を正とし、さらに同図c,d
の時間的変化率dy(t)/dt、および補正後の出
力x(t)においては、上記ガス濃度計出力y
(t)に準じて正負方向等を定めるものとする。
るガスの流速f(t)、ガス濃度計4の出力y
(t)、ガス濃度計出力y(t)の時間変化率dy
(t)/dt、および補正後の出力x(t)と時間t
との関係を示す。ここで、同図aのガスの流速f
(t)においては、呼気を正、吸気を負とし、ま
た同図bのガス濃度計出力y(t)においては、
大気におけるガス(たとえば酸素)の濃度を0、
濃度が変化する方向を正とし、さらに同図c,d
の時間的変化率dy(t)/dt、および補正後の出
力x(t)においては、上記ガス濃度計出力y
(t)に準じて正負方向等を定めるものとする。
測定状態においては、被検者はマスク2を装着
して呼吸を行い、吸気と呼気は、管1の内部をピ
ストン・フロー状態で第3図aに示す流速f(t)
で流れる。そして、このような流速f(t)下に
おける管1内の呼気ガス濃度たとえば酸素濃度
が、ガス濃度計4により連続して測定される(第
4図のステツプS1)。
して呼吸を行い、吸気と呼気は、管1の内部をピ
ストン・フロー状態で第3図aに示す流速f(t)
で流れる。そして、このような流速f(t)下に
おける管1内の呼気ガス濃度たとえば酸素濃度
が、ガス濃度計4により連続して測定される(第
4図のステツプS1)。
いま、流速f(t)が正から負に切換わる(す
なわち呼気状態から吸気状態に切換わる)時刻ta
に着目すると、この時刻taにおいては、管1内に
取り付けられたガス・サンプル用チユーブ3の先
端開口部の周囲のガスは、それまでの呼気から大
気へ急激に変化する。これはガス濃度計4にステ
ツプ状の入力を加えたことに相当し、第3図にb
に示すようにガス濃度計4の出力y(t)は、主
にサンプルガスがチユーブ3内を移動するのに要
する時間差Lの後、時刻tbより、呼気におけるガ
ス濃度ΔPから大気における濃度0へステツプ応
答を示して変化する。
なわち呼気状態から吸気状態に切換わる)時刻ta
に着目すると、この時刻taにおいては、管1内に
取り付けられたガス・サンプル用チユーブ3の先
端開口部の周囲のガスは、それまでの呼気から大
気へ急激に変化する。これはガス濃度計4にステ
ツプ状の入力を加えたことに相当し、第3図にb
に示すようにガス濃度計4の出力y(t)は、主
にサンプルガスがチユーブ3内を移動するのに要
する時間差Lの後、時刻tbより、呼気におけるガ
ス濃度ΔPから大気における濃度0へステツプ応
答を示して変化する。
このガス濃度計4の出力y(t)は、データ処
理装置8の機能のうち応答時間測定部12に入力
され、この応答時間測定部12で、呼気から吸気
への切換時のステツプ応答に基づき応答時間(す
なわちガス濃度計4の応答遅れの時定数)Triが
求められる(第4図におけるステツプS2)。応答
時間Triの測定方法としては、例えば次のような
方法が用いられる。すなわち、ガス濃度計出力y
(t)の時間変化率dy(t)/dtは、第3図cに
示すようになり、時刻tbにおいて急激に負の値と
なる。そこで、時間変化率dy(t)/dtに対しし
きい値Δy(<0)を設定し、 dy(t)/dt<Δy …(1) が成り立つのを監視すれば、時刻tbが判明する。
すなわち、上記(1)式が成立する時刻を時刻tbとす
る。一方、上記時刻tbにおけるガス濃度計4の出
力y(t)の値を測定し、これをΔPとする。これ
より、 ΔP′=ΔP×(1−0.632) …(2) で表わされるしきい値を計算し、ガス濃度計出力
y(t)が上記ΔP′より小さくなる、すなわち、 y(t)<ΔP′ …(3) が成り立つ時刻tcを監視する。すると、応答時間
Triは、 Tri=tc−tb …(4) より算出できる。
理装置8の機能のうち応答時間測定部12に入力
され、この応答時間測定部12で、呼気から吸気
への切換時のステツプ応答に基づき応答時間(す
なわちガス濃度計4の応答遅れの時定数)Triが
求められる(第4図におけるステツプS2)。応答
時間Triの測定方法としては、例えば次のような
方法が用いられる。すなわち、ガス濃度計出力y
(t)の時間変化率dy(t)/dtは、第3図cに
示すようになり、時刻tbにおいて急激に負の値と
なる。そこで、時間変化率dy(t)/dtに対しし
きい値Δy(<0)を設定し、 dy(t)/dt<Δy …(1) が成り立つのを監視すれば、時刻tbが判明する。
すなわち、上記(1)式が成立する時刻を時刻tbとす
る。一方、上記時刻tbにおけるガス濃度計4の出
力y(t)の値を測定し、これをΔPとする。これ
より、 ΔP′=ΔP×(1−0.632) …(2) で表わされるしきい値を計算し、ガス濃度計出力
y(t)が上記ΔP′より小さくなる、すなわち、 y(t)<ΔP′ …(3) が成り立つ時刻tcを監視する。すると、応答時間
Triは、 Tri=tc−tb …(4) より算出できる。
応答時間Triの他の測定方法としては、時刻tb
後、dy(t)/dtの最小値Δynを読み取り、 Tri=ΔP/|Δyn| …(5) より求めるようにしてもよい。
後、dy(t)/dtの最小値Δynを読み取り、 Tri=ΔP/|Δyn| …(5) より求めるようにしてもよい。
こうして応答時間Triが求まると、次に第2図
に示す出力補正部13において、応答時間Triを
用いて、ガス濃度計出力y(t)が演算補正され、
補正された値x(t)がデータ処理装置8から出
力される(ステツプS3)。ここで、ガス濃度計出
力y(t)の演算補正は、次のようにして行なわ
れる。すなわち、一般にガス濃度計4の応答は一
次遅れ応答を示すため、その応答時間をTrで表
わした場合、補償要素の伝達関数は(1+Trs)
で表わされる。そこで、入力y(t)、出力x(t)
についてそれぞれラプラス変換をとれば、 X(s)=(1+Trs)Y(s) …(6) が成立する。
に示す出力補正部13において、応答時間Triを
用いて、ガス濃度計出力y(t)が演算補正され、
補正された値x(t)がデータ処理装置8から出
力される(ステツプS3)。ここで、ガス濃度計出
力y(t)の演算補正は、次のようにして行なわ
れる。すなわち、一般にガス濃度計4の応答は一
次遅れ応答を示すため、その応答時間をTrで表
わした場合、補償要素の伝達関数は(1+Trs)
で表わされる。そこで、入力y(t)、出力x(t)
についてそれぞれラプラス変換をとれば、 X(s)=(1+Trs)Y(s) …(6) が成立する。
出力信号x(t)は、逆ラプラス変換を行うこ
とにより得られ、すなわち、 x(t)=y(t)+Trdy(t)/dt …(7) によりx(t)を算出しうる。
とにより得られ、すなわち、 x(t)=y(t)+Trdy(t)/dt …(7) によりx(t)を算出しうる。
いま、ガス濃度計4の応答時間Trが経時変化
をおこさなければ、応答時間Trを一度測定する
だけで、以後はその応答時間Trを用い、ガス濃
度計出力y(t)に対し上記(7)式に示す演算補正
を行なうことにより、正確なガス分析が可能とな
る。しかしながら、実際には従来例でも説明した
ように、応答時間Trが経時的に変化する。そこ
で、この発明では、応答時間測定部12により、
呼気から吸気への切換時におけるガス濃度計4の
応答時間Triを適宜測定し、測定の度に、測定し
た応答時間Triを用い出力補正部13において上
記(7)式の応答時間Trを更新して、ガス濃度計出
力y(t)の演算補正を行うようにしている。言
い換えれば、応答時間測定部12が時刻tiにおい
て応答時間Triを測定した後は、次に同部が次の
応答時間Tr,i+1を求め更新する時刻ti+1までの間、
上記(7)式の時定数TrとしてTriを用いて、ガス濃
度計出力y(t)の演算補正を行う。すなわち、 x(t)=y(t)+Tridy(t)/dt …(8) (ti<t≦ti+1)(i=1,2…) により、補正出力x(t)を計算するわけである。
をおこさなければ、応答時間Trを一度測定する
だけで、以後はその応答時間Trを用い、ガス濃
度計出力y(t)に対し上記(7)式に示す演算補正
を行なうことにより、正確なガス分析が可能とな
る。しかしながら、実際には従来例でも説明した
ように、応答時間Trが経時的に変化する。そこ
で、この発明では、応答時間測定部12により、
呼気から吸気への切換時におけるガス濃度計4の
応答時間Triを適宜測定し、測定の度に、測定し
た応答時間Triを用い出力補正部13において上
記(7)式の応答時間Trを更新して、ガス濃度計出
力y(t)の演算補正を行うようにしている。言
い換えれば、応答時間測定部12が時刻tiにおい
て応答時間Triを測定した後は、次に同部が次の
応答時間Tr,i+1を求め更新する時刻ti+1までの間、
上記(7)式の時定数TrとしてTriを用いて、ガス濃
度計出力y(t)の演算補正を行う。すなわち、 x(t)=y(t)+Tridy(t)/dt …(8) (ti<t≦ti+1)(i=1,2…) により、補正出力x(t)を計算するわけである。
なお、測定の開始時において、まだ応答時間測
定部12が応答時間Triを求める前には、補正に
測定前から保持している値Trpを用いる。これは
例えば定数でもよいし、または前回の測定の最後
に保持していた値でもよい。
定部12が応答時間Triを求める前には、補正に
測定前から保持している値Trpを用いる。これは
例えば定数でもよいし、または前回の測定の最後
に保持していた値でもよい。
なお、応答時間の測定は、呼吸の度に行なつて
もよいし、ガス濃度計4の経時変化の程度に応じ
適当な間隔をあけて行なつてもよい。
もよいし、ガス濃度計4の経時変化の程度に応じ
適当な間隔をあけて行なつてもよい。
このように、この方法によれば、呼気と吸気の
切換時におけるガス濃度計の出力特性から応答遅
れの時定数を算出し、算出した時定数によりガス
濃度計の応答遅れを補償するための時定数を更新
して、ガス濃度計の出力を演算補正するようにし
ているため、ガス濃度計の応答遅れの時定数が変
化しても適切な補償ができ、高い測定精度が得ら
れる。また、応答時間の測定(校正)と、ガス濃
度測定を別々に行う必要がないため、測定の手間
も大きく省ける。
切換時におけるガス濃度計の出力特性から応答遅
れの時定数を算出し、算出した時定数によりガス
濃度計の応答遅れを補償するための時定数を更新
して、ガス濃度計の出力を演算補正するようにし
ているため、ガス濃度計の応答遅れの時定数が変
化しても適切な補償ができ、高い測定精度が得ら
れる。また、応答時間の測定(校正)と、ガス濃
度測定を別々に行う必要がないため、測定の手間
も大きく省ける。
第5図は、この発明の方法を、酸素摂取量測定
に用いた概略図である。同図に示すように、マス
ク24の先端部の管14の内部には、ガスサンプ
ル用チユーブ15の一端と流量センサ19が配設
される。ガスサンプル用チユーブ15の他端は、
酸素計16および流量制御装置17を介して吸引
ポンプ18に接続されており、管14内を流れる
ガスが流量制御装置17および吸引ポンプ18に
よりチユーブ15内に一定流量でサンプリングさ
れて、呼気ガスの酸素濃度が酸素計16によつて
測定される。また、管14内を通る呼気ガスの流
量が、流量センサ19および流量計20によつて
測定される。これら流量計20の出力fE(t)お
よび酸素計の出力y02はそれぞれデータ処理装置
21に入力され、以下に述べる手順で酸素摂取量
が計算される。
に用いた概略図である。同図に示すように、マス
ク24の先端部の管14の内部には、ガスサンプ
ル用チユーブ15の一端と流量センサ19が配設
される。ガスサンプル用チユーブ15の他端は、
酸素計16および流量制御装置17を介して吸引
ポンプ18に接続されており、管14内を流れる
ガスが流量制御装置17および吸引ポンプ18に
よりチユーブ15内に一定流量でサンプリングさ
れて、呼気ガスの酸素濃度が酸素計16によつて
測定される。また、管14内を通る呼気ガスの流
量が、流量センサ19および流量計20によつて
測定される。これら流量計20の出力fE(t)お
よび酸素計の出力y02はそれぞれデータ処理装置
21に入力され、以下に述べる手順で酸素摂取量
が計算される。
第6図a,b,cは、それぞれ管14内を流れ
るガスの出力fE、酸素計16の出力y02、酸素計
16の応答遅れを補償した後の補正出力x02と時
間tとの関係を示した波形図である。同図におい
て、Lは、主にサンプルガスがチユーブ15内を
移動するのに要する時間よりなる流量信号とガス
濃度信号の時間差を示す。データ処理装置21で
は、まず酸素計16の出力y02に基づいて、第1
図のデータ処理装置8で行なわれたのと同様の方
法で、酸素計16の応答遅れを補償するための演
算処理が施され、第6図cに示す補正出力x02が
求められる。ついで、上記補正された出力x02と、
流量計20の出力fEに基づいて、下記式で示され
る演算が施され、単位時間あたりの酸素摂取量
V〓02が求められる。すなわち、 V〓02=1/tr−tp∫tr tgfE(t)・X02(t+L)dt…
(9) ここで、tp:吸気の開始時刻 tq:吸気の開始時刻 tr:呼気の終了時刻 =次回の吸気の開始時刻 を表わす。
るガスの出力fE、酸素計16の出力y02、酸素計
16の応答遅れを補償した後の補正出力x02と時
間tとの関係を示した波形図である。同図におい
て、Lは、主にサンプルガスがチユーブ15内を
移動するのに要する時間よりなる流量信号とガス
濃度信号の時間差を示す。データ処理装置21で
は、まず酸素計16の出力y02に基づいて、第1
図のデータ処理装置8で行なわれたのと同様の方
法で、酸素計16の応答遅れを補償するための演
算処理が施され、第6図cに示す補正出力x02が
求められる。ついで、上記補正された出力x02と、
流量計20の出力fEに基づいて、下記式で示され
る演算が施され、単位時間あたりの酸素摂取量
V〓02が求められる。すなわち、 V〓02=1/tr−tp∫tr tgfE(t)・X02(t+L)dt…
(9) ここで、tp:吸気の開始時刻 tq:吸気の開始時刻 tr:呼気の終了時刻 =次回の吸気の開始時刻 を表わす。
こうして求められた酸素摂取量は、表示器22
やプリンタ23によつて表示されることとなる。
やプリンタ23によつて表示されることとなる。
この呼気分析方法によれば、酸素計16の出力
y02から応答遅れの時定数を測定して応答遅れを
絶えず補償し、補正後の値x02を用いて酸素摂取
量を計算するため、酸素計16の応答時間が変化
しても常に精度の良い測定ができる。なお、酸素
計16の代わりに炭酸ガス計を用いて炭酸ガス生
成量(排出量)を測定する場合でも効果は同じで
ある。
y02から応答遅れの時定数を測定して応答遅れを
絶えず補償し、補正後の値x02を用いて酸素摂取
量を計算するため、酸素計16の応答時間が変化
しても常に精度の良い測定ができる。なお、酸素
計16の代わりに炭酸ガス計を用いて炭酸ガス生
成量(排出量)を測定する場合でも効果は同じで
ある。
(発明の効果)
以上のように、この発明の方法によれば、呼気
と吸気の切換時におけるガス濃度計の出力特性か
ら応答遅れの時定数を算出し、算出した時定数に
より応答遅れを補償するための時定数を更新し
て、ガス濃度計の出力を演算補正するようにして
いるため、ガス濃度計の応答遅れの時定数が変化
しても適切な補償ができ、高い測定精度が得られ
るとともに、応答時間の測定とガス濃度測定を
別々に行なう必要がないために、測定の手間も大
きく省けるという効果が得られる。
と吸気の切換時におけるガス濃度計の出力特性か
ら応答遅れの時定数を算出し、算出した時定数に
より応答遅れを補償するための時定数を更新し
て、ガス濃度計の出力を演算補正するようにして
いるため、ガス濃度計の応答遅れの時定数が変化
しても適切な補償ができ、高い測定精度が得られ
るとともに、応答時間の測定とガス濃度測定を
別々に行なう必要がないために、測定の手間も大
きく省けるという効果が得られる。
第1図はこの発明の方法を実施するための装置
の一例を示す概略構成図、第2図はデータ処理装
置の機能を示すブロツク図、第3図はガス分析装
置の作用を説明するための波形図、第4図は同装
置の動作を説明するためのフローチヤート、第5
図はこの発明の方法によつて人の酸素摂取量を測
定する場合に用いる装置の概略図、第6図は同装
置の作用を説明するための波形図である。 4……ガス濃度計、8,21……データ処理装
置、12……応答時間測定部、13……出力補正
部、16……酸素計。
の一例を示す概略構成図、第2図はデータ処理装
置の機能を示すブロツク図、第3図はガス分析装
置の作用を説明するための波形図、第4図は同装
置の動作を説明するためのフローチヤート、第5
図はこの発明の方法によつて人の酸素摂取量を測
定する場合に用いる装置の概略図、第6図は同装
置の作用を説明するための波形図である。 4……ガス濃度計、8,21……データ処理装
置、12……応答時間測定部、13……出力補正
部、16……酸素計。
Claims (1)
- 1 呼気の濃度をガス濃度計により測定して分析
を行う方法において、呼気と吸気の切換時におけ
る前記ガス濃度計の出力特性から応答遅れの時定
数を算出し、算出した時定数により前記ガス濃度
計の応答遅れを補償するための時定数を更新し
て、ガス濃度計の出力を演算補正することを特徴
とする呼気分析方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61031579A JPS62188969A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 呼気分析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61031579A JPS62188969A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 呼気分析方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62188969A JPS62188969A (ja) | 1987-08-18 |
| JPH0323867B2 true JPH0323867B2 (ja) | 1991-03-29 |
Family
ID=12335093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61031579A Granted JPS62188969A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 呼気分析方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62188969A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6017315A (en) * | 1998-02-25 | 2000-01-25 | Respironics, Inc. | Patient monitor and method of using same |
| FI110839B (fi) * | 2001-05-11 | 2003-04-15 | Lauri Lehtimaeki | Menetelmä ja mittauslaitteisto uloshengitysilman typpioksidipitoisuuden mittaamiseksi |
| DE60322403D1 (de) * | 2003-12-24 | 2008-09-04 | Ge Healthcare Finland Oy | Verfahren und Vorrichtung zur Synchronisation der Atemgasmessungen |
| JP4858751B2 (ja) * | 2005-11-30 | 2012-01-18 | 日本精機株式会社 | マグネットロータおよびそのマグネットロータを備えた可動磁石式計器、そのマグネットロータを備えたステッピングモータ |
| GB201018711D0 (en) * | 2010-11-05 | 2010-12-22 | Univ Manchester | Apparatus and methods for breath sampling |
| JP6099249B2 (ja) * | 2011-12-16 | 2017-03-22 | ミナト医科学株式会社 | 呼気ガス分析装置 |
| JP5950334B2 (ja) * | 2012-02-22 | 2016-07-13 | ミナト医科学株式会社 | 呼吸測定用マスク |
| JP6140404B2 (ja) * | 2012-07-13 | 2017-05-31 | ミナト医科学株式会社 | 呼気ガス分析装置の遅れ時間の校正 |
| DE102018121647A1 (de) * | 2018-09-05 | 2020-03-05 | Maschinenfabrik Reinhausen Gmbh | Analyse eines in einem isoliermedium eines hochspannungsgeräts gelösten gases |
-
1986
- 1986-02-14 JP JP61031579A patent/JPS62188969A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62188969A (ja) | 1987-08-18 |
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