JPH0324088A - 常温溶融塩の製造方法 - Google Patents
常温溶融塩の製造方法Info
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- JPH0324088A JPH0324088A JP1158288A JP15828889A JPH0324088A JP H0324088 A JPH0324088 A JP H0324088A JP 1158288 A JP1158288 A JP 1158288A JP 15828889 A JP15828889 A JP 15828889A JP H0324088 A JPH0324088 A JP H0324088A
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- C07D249/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、2次電池などの電解液として用いられる常温
溶融塩の製造方法に関する。1.3−ジアルキル若しく
は1,2.3−}リアルキルイミダゾリウムハロゲン化
物とハロゲン化アルミニウムとからなる常温溶融塩は、
常温で液状であり、かなり高い電導度を示すことが知ら
れており、従来の有機系及び無機系電解液と大巾に異な
る新しい電解液として大いに期待されている.例えば、
ギフォードらは、1.2.3−1−リアルキルキルイミ
ダゾリウムハロゲン化物とハロゲン化アルミニウムから
生成する常温溶融塩を電解液とした2次電池を提案して
いる(特開昭60−1 33669及び133670号
公報).さらに、古川らはl−メチル−3−エチルイミ
ダゾリウムクロライドと塩化アルミニウムとから生成す
る常温溶融塩を電解液とした2次電池を提案している(
特開昭62−165879号公報).また、小林らは、
1.3−ジアルキルイミダゾリウムハロゲン化物と周期
律表第III a族の金属ハロゲン化物から生成する常
温溶融塩を電解液とした2次電池を提案している(特開
昭60−136180号公報). (従来の技術) 1.3−ジアルキル若しくは1.2.3−}−リアルキ
ルイミダゾリウムハロゲン化物と塩化アルミニウムとか
ら常温溶融塩を生成する反応は、次式に示すようなイオ
ン解離をすることが知られている.なお、両化合物の配
合モル比により生成するイ才ン種が異なり、配合モル比
がl対lでは(1)式、2対1では(2)式のようにイ
オン解離が起る. (式中、R,及びR2は低級アルキル基を表し、R,は
水素原子又は低級アルキル基を表す)上記の例では、ハ
ロゲンが塩素のものであるが、ハロゲンが臭素又はヨウ
素のものでも同様の反応が進行すると考えられる. 以後、ハロゲン化アルミニウムと1.3−ジアルキル若
しくは1.2.3−トリアルキルイミダゾリウムハロゲ
ン化物から、(1)式又は(2)式に従い常温溶融塩を
生成させる工程を錯化工程と略称する. 従来、錯化工程は、固体であるハロゲン化アルミニウム
と1.3−ジアルキル若しくはl.2.3−トリアルキ
ルイミダゾリウムハロゲン化物のような固体を、N2雰
囲気グローブボックス内で徐々に混合しながら、常温溶
融塩を製造する固体混合法が一般的である(例えば、N
−ブチルビリジニウムクロライドを用いた例として、電
気化学、11、(3)、257参照)。
溶融塩の製造方法に関する。1.3−ジアルキル若しく
は1,2.3−}リアルキルイミダゾリウムハロゲン化
物とハロゲン化アルミニウムとからなる常温溶融塩は、
常温で液状であり、かなり高い電導度を示すことが知ら
れており、従来の有機系及び無機系電解液と大巾に異な
る新しい電解液として大いに期待されている.例えば、
ギフォードらは、1.2.3−1−リアルキルキルイミ
ダゾリウムハロゲン化物とハロゲン化アルミニウムから
生成する常温溶融塩を電解液とした2次電池を提案して
いる(特開昭60−1 33669及び133670号
公報).さらに、古川らはl−メチル−3−エチルイミ
ダゾリウムクロライドと塩化アルミニウムとから生成す
る常温溶融塩を電解液とした2次電池を提案している(
特開昭62−165879号公報).また、小林らは、
1.3−ジアルキルイミダゾリウムハロゲン化物と周期
律表第III a族の金属ハロゲン化物から生成する常
温溶融塩を電解液とした2次電池を提案している(特開
昭60−136180号公報). (従来の技術) 1.3−ジアルキル若しくは1.2.3−}−リアルキ
ルイミダゾリウムハロゲン化物と塩化アルミニウムとか
ら常温溶融塩を生成する反応は、次式に示すようなイオ
ン解離をすることが知られている.なお、両化合物の配
合モル比により生成するイ才ン種が異なり、配合モル比
がl対lでは(1)式、2対1では(2)式のようにイ
オン解離が起る. (式中、R,及びR2は低級アルキル基を表し、R,は
水素原子又は低級アルキル基を表す)上記の例では、ハ
ロゲンが塩素のものであるが、ハロゲンが臭素又はヨウ
素のものでも同様の反応が進行すると考えられる. 以後、ハロゲン化アルミニウムと1.3−ジアルキル若
しくは1.2.3−トリアルキルイミダゾリウムハロゲ
ン化物から、(1)式又は(2)式に従い常温溶融塩を
生成させる工程を錯化工程と略称する. 従来、錯化工程は、固体であるハロゲン化アルミニウム
と1.3−ジアルキル若しくはl.2.3−トリアルキ
ルイミダゾリウムハロゲン化物のような固体を、N2雰
囲気グローブボックス内で徐々に混合しながら、常温溶
融塩を製造する固体混合法が一般的である(例えば、N
−ブチルビリジニウムクロライドを用いた例として、電
気化学、11、(3)、257参照)。
(発明が解決しようとする課題)
1.3−ジアルキル若しくは1.2.3−1−リアルキ
ルイミダゾリウムハロゲン化物とハロゲン化アルミニウ
ムとから工業的規模で常温溶融塩を製造する際に従来の
、固体混合法ではいくつかの問題を有している. 第1点として、錯化反応は極めて大きな発熱反応であり
、固体混合法では熱制御が極めて困難であることが指摘
される.例えば,高橋らは熱除去のためにドライアイス
ーメタノール浴で冷却する方法を提案している(電気化
学、1ま、(3)、257)が、工業的な方法とはなり
得ない.固体混合法では熱の伝達も悪く局部的な発熱、
さらには爆発的な温度上昇によって原料及び(又は)生
成物が熱的に変質して溶融塩の特性を著しく劣化させる
ことが考えられるからである.事実、反応量を多くする
と特性のバラツキも大きくなることが観測された. 第2点として、錯化反応におげる発熱量を制御するため
に、一方の原料を少量ずつ添加する方法ち考えられるが
、水分によって溶融塩の特性が著しく劣化するので、原
料及び生成物は水分の非存在下に行う必要があり、ドラ
イ雰囲気で少量の固体を取扱うことは、効率的な製造を
著しく妨げることとなる. また、第3点として、固体混合法では、充分な撹拌操作
を行えず錯化工程に長時間かかる点があげられる. (課題を解決するための手段) 本発明者らは、固体混合法による従来の錯化工程の問題
点を解決すべく鋭意検討を重ね、ハロゲン化アルミニウ
ムと1.3−ジアルキル若しくは1,2.3−トリアル
キルイミダゾリウムハロゲン化物とから常温溶融塩を工
業的に効率よく製造する方法を見い出し、本発明に到達
した。
ルイミダゾリウムハロゲン化物とハロゲン化アルミニウ
ムとから工業的規模で常温溶融塩を製造する際に従来の
、固体混合法ではいくつかの問題を有している. 第1点として、錯化反応は極めて大きな発熱反応であり
、固体混合法では熱制御が極めて困難であることが指摘
される.例えば,高橋らは熱除去のためにドライアイス
ーメタノール浴で冷却する方法を提案している(電気化
学、1ま、(3)、257)が、工業的な方法とはなり
得ない.固体混合法では熱の伝達も悪く局部的な発熱、
さらには爆発的な温度上昇によって原料及び(又は)生
成物が熱的に変質して溶融塩の特性を著しく劣化させる
ことが考えられるからである.事実、反応量を多くする
と特性のバラツキも大きくなることが観測された. 第2点として、錯化反応におげる発熱量を制御するため
に、一方の原料を少量ずつ添加する方法ち考えられるが
、水分によって溶融塩の特性が著しく劣化するので、原
料及び生成物は水分の非存在下に行う必要があり、ドラ
イ雰囲気で少量の固体を取扱うことは、効率的な製造を
著しく妨げることとなる. また、第3点として、固体混合法では、充分な撹拌操作
を行えず錯化工程に長時間かかる点があげられる. (課題を解決するための手段) 本発明者らは、固体混合法による従来の錯化工程の問題
点を解決すべく鋭意検討を重ね、ハロゲン化アルミニウ
ムと1.3−ジアルキル若しくは1,2.3−トリアル
キルイミダゾリウムハロゲン化物とから常温溶融塩を工
業的に効率よく製造する方法を見い出し、本発明に到達
した。
すなわち、本発明は、低沸点の不活性溶媒中に,ハロゲ
ン化アルミニウムと1.3−ジアルキル若しくは1,2
.3−トリアルキルイミダゾリウムハロゲン化物とを懸
濁させて、錯化反応させることを特徴とする。
ン化アルミニウムと1.3−ジアルキル若しくは1,2
.3−トリアルキルイミダゾリウムハロゲン化物とを懸
濁させて、錯化反応させることを特徴とする。
本発明において用いられる原料のハロゲン化アルミニウ
ムとして、三塩化アルミニウム、三臭化アルミニウム及
び三ヨウ化アルミニウムが挙げられる。又もう一方の原
料である1.3−ジアルキル若しくは1,2.3−トリ
アルキルイミダゾリウムハロゲン化物として、1.3−
ジメチルイミダゾリウムブロマイド、l−メチル−3−
エチルイミダゾリウムクロライド、1−メチル−3−エ
チルイミダゾリウムヨーダイド、l−メチルー3−n−
ブチルイミダゾリウムクロライド、1,2,34リメチ
ルイミダゾリウムブロマイド、1.2.3−トリメチル
イミダゾリウムヨーダイド、1.2−ジメチル−3−エ
チルイミダゾリウムプロマイド,1.2−ジメチル−3
−エチルイミダゾリウムクロライド、1.2−ジメチル
−3−プチルイミダゾリウムフロライドなどを挙げるこ
とができる. 本発明の方法を実施するには、上記の2種類の原料を任
意に組み合わせ、錯化反応させることによって製造され
る.この際原料であるハロゲン化アルミニウムと1.3
−ジアルキル若しくは1,2.3−トリアルキルイミダ
ゾリウムハロゲン化物のモル比は0.5〜4,5、好ま
しくは0.7〜4.0、より好ましくは1.0〜2.5
の範囲である. 使用される低沸点の不活性溶媒としては、沸点が常温か
ら250℃までの範囲の不活性溶媒、即ち1.2.3−
ジアルキル若しくは1.2.3−トリアルキルイミダゾ
リウムハロゲン化物,ハロゲン化アルミニウム及びその
錯化物と反応して常温溶融塩の特性を損うことのない溶
媒が用いられる. これらの例として、n−ペンクン、n−ヘキサン、n−
ヘブタン、イソオクタン、シクロヘキサン、メチルシク
ロヘキサン、デカリンなどの飽和炭化水素類;ベンゼン
、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、キュメン、テ
トラリンなどの芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラン
、2−メチルテトラヒドロフランなどの環状エーテル類
;ジメトキシエタン、ジエトキシエタン、ジエチレング
リコールジメチルエーテルなどのグライム類;アセトニ
トリル、プロビオニトリルブチロニトリル,ペンゾニト
リルなどのニトリル類;酢酸エチル、酢酸ブチル、γ−
プチロラクトン、γ−バレロラクトン、δ−バレロラク
トンなどのエステル類;ジメチルスルホキシド、スルホ
ランなどのイ才ウ系化合物.N.N−ジメチルホルムア
ミド、N.N−ジメチルアセトアミド、N−メチルビロ
リドンなどのアミド類などを挙げることができる.これ
らの不活性溶媒の中で工業的にち安価で入手しつる飽和
又は芳香族炭化水素類が好ましい.本発明の方法は、不
活性溶媒中にハロゲン化アルミニウムと1.3−ジアル
キル若しくは1,2.3−トリアルキルイミダゾリウム
ハロゲン化物とを懸濁させながら、加熱下で錯化反応を
十分進行させ、その後に不活性溶媒を留去して、常温溶
融塩を製造するものである. 以下に具体的方法の一例を述べる. シクロヘキサンを不活性溶媒とし、1.3−ジアルキル
若しくは1.2.3−}リアルキルイミダゾリウムハロ
ゲン化物をその中に懸濁させた反応器内に、非水雰囲気
下でハロゲン化アルミニウムを徐々に添加する.この際
、前記反応(1)式又は(2)式に従い錯化反応が速や
かに進行するが、かなりの発熱を伴なうので、反応器の
外部ジャケット又は内部コイルに適当な冷媒を通し、反
応器内の温度が急激に上昇しない様に温度を制御する.
この際の反応温度は室温から100℃の範囲に制御する
のが好ましい。この様に発熱を制御しながら、ハロゲン
化アルミニウムを添加し終ったら、系内を30〜100
℃の範囲で制御し、錯化反応を完結させる. しかる後、系内を減圧にし、30〜100℃の範囲で制
御しながら不活性溶媒を系外に留去し、目的とする溶融
塩を得る.また、不活性溶媒を電解液に混合して使用す
る場合には、不活性溶媒の留去を省略して、反応液その
ままを用いることら可能である. なお、ハロゲン化アルミニウムの添加時における発熱反
応の制御方法として、低沸点溶媒の蒸発潜熱を利用した
熱除去法を単独もしくは併用する方法も採用できる.本
発明の方法のバリエーションとして、添加順序を逆にし
てシクロヘキサン中にハロゲン化アルミニウムを懸濁さ
せて、1.3−ジアルキル若しくは1,2.3−1リア
ルキルイミダゾリウムハロゲン化物を添加する方法も実
施可能である. (発明の効果) 本発明の方法を採用することにより、速やかにかつ反応
熱の制御が容易となり、電解液として安定した特性を有
する溶融塩の製造が可能となる。
ムとして、三塩化アルミニウム、三臭化アルミニウム及
び三ヨウ化アルミニウムが挙げられる。又もう一方の原
料である1.3−ジアルキル若しくは1,2.3−トリ
アルキルイミダゾリウムハロゲン化物として、1.3−
ジメチルイミダゾリウムブロマイド、l−メチル−3−
エチルイミダゾリウムクロライド、1−メチル−3−エ
チルイミダゾリウムヨーダイド、l−メチルー3−n−
ブチルイミダゾリウムクロライド、1,2,34リメチ
ルイミダゾリウムブロマイド、1.2.3−トリメチル
イミダゾリウムヨーダイド、1.2−ジメチル−3−エ
チルイミダゾリウムプロマイド,1.2−ジメチル−3
−エチルイミダゾリウムクロライド、1.2−ジメチル
−3−プチルイミダゾリウムフロライドなどを挙げるこ
とができる. 本発明の方法を実施するには、上記の2種類の原料を任
意に組み合わせ、錯化反応させることによって製造され
る.この際原料であるハロゲン化アルミニウムと1.3
−ジアルキル若しくは1,2.3−トリアルキルイミダ
ゾリウムハロゲン化物のモル比は0.5〜4,5、好ま
しくは0.7〜4.0、より好ましくは1.0〜2.5
の範囲である. 使用される低沸点の不活性溶媒としては、沸点が常温か
ら250℃までの範囲の不活性溶媒、即ち1.2.3−
ジアルキル若しくは1.2.3−トリアルキルイミダゾ
リウムハロゲン化物,ハロゲン化アルミニウム及びその
錯化物と反応して常温溶融塩の特性を損うことのない溶
媒が用いられる. これらの例として、n−ペンクン、n−ヘキサン、n−
ヘブタン、イソオクタン、シクロヘキサン、メチルシク
ロヘキサン、デカリンなどの飽和炭化水素類;ベンゼン
、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、キュメン、テ
トラリンなどの芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラン
、2−メチルテトラヒドロフランなどの環状エーテル類
;ジメトキシエタン、ジエトキシエタン、ジエチレング
リコールジメチルエーテルなどのグライム類;アセトニ
トリル、プロビオニトリルブチロニトリル,ペンゾニト
リルなどのニトリル類;酢酸エチル、酢酸ブチル、γ−
プチロラクトン、γ−バレロラクトン、δ−バレロラク
トンなどのエステル類;ジメチルスルホキシド、スルホ
ランなどのイ才ウ系化合物.N.N−ジメチルホルムア
ミド、N.N−ジメチルアセトアミド、N−メチルビロ
リドンなどのアミド類などを挙げることができる.これ
らの不活性溶媒の中で工業的にち安価で入手しつる飽和
又は芳香族炭化水素類が好ましい.本発明の方法は、不
活性溶媒中にハロゲン化アルミニウムと1.3−ジアル
キル若しくは1,2.3−トリアルキルイミダゾリウム
ハロゲン化物とを懸濁させながら、加熱下で錯化反応を
十分進行させ、その後に不活性溶媒を留去して、常温溶
融塩を製造するものである. 以下に具体的方法の一例を述べる. シクロヘキサンを不活性溶媒とし、1.3−ジアルキル
若しくは1.2.3−}リアルキルイミダゾリウムハロ
ゲン化物をその中に懸濁させた反応器内に、非水雰囲気
下でハロゲン化アルミニウムを徐々に添加する.この際
、前記反応(1)式又は(2)式に従い錯化反応が速や
かに進行するが、かなりの発熱を伴なうので、反応器の
外部ジャケット又は内部コイルに適当な冷媒を通し、反
応器内の温度が急激に上昇しない様に温度を制御する.
この際の反応温度は室温から100℃の範囲に制御する
のが好ましい。この様に発熱を制御しながら、ハロゲン
化アルミニウムを添加し終ったら、系内を30〜100
℃の範囲で制御し、錯化反応を完結させる. しかる後、系内を減圧にし、30〜100℃の範囲で制
御しながら不活性溶媒を系外に留去し、目的とする溶融
塩を得る.また、不活性溶媒を電解液に混合して使用す
る場合には、不活性溶媒の留去を省略して、反応液その
ままを用いることら可能である. なお、ハロゲン化アルミニウムの添加時における発熱反
応の制御方法として、低沸点溶媒の蒸発潜熱を利用した
熱除去法を単独もしくは併用する方法も採用できる.本
発明の方法のバリエーションとして、添加順序を逆にし
てシクロヘキサン中にハロゲン化アルミニウムを懸濁さ
せて、1.3−ジアルキル若しくは1,2.3−1リア
ルキルイミダゾリウムハロゲン化物を添加する方法も実
施可能である. (発明の効果) 本発明の方法を採用することにより、速やかにかつ反応
熱の制御が容易となり、電解液として安定した特性を有
する溶融塩の製造が可能となる。
(実施例)
以下に実施例、比較例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する. 実施例−1 Nヨガスで置換した撹拌付ガラス製反応器内にシクロヘ
キサン1 20gと1−メチル−3−エチルイミダゾリ
ウムクロライド71g (0.484モル)を仕込み、
三塩化アルミニウム129g(0.968モル)を液温
が60℃以上に上昇しないように十分な撹拌条件下で徐
々に添加した.全量添加後、急激な発熱がおさまったと
ころで、反応器を外部加熱し、60℃で1.0時間撹拌
し、錯化反応を完結させた.この時点で溶液は均一かつ
暗緑色ないし暗褐色の溶液となる.その後、反応液を5
0℃に加熱しながら徐々に反応器内を減圧にしてシクロ
ヘキサンを留去し、溶融塩200gを得た.シクロヘキ
サンを留去後も反応液の状態は変らず、得られた溶融塩
は液体で、電導度を測定したところ25℃で1 3.
5lIS/cmの値を示した. さらに、ほぼ同様な操作を繰返し、3ロットの溶融塩を
製造したが、電導度はいずれも±3%以内の安定した値
を示した。
明する. 実施例−1 Nヨガスで置換した撹拌付ガラス製反応器内にシクロヘ
キサン1 20gと1−メチル−3−エチルイミダゾリ
ウムクロライド71g (0.484モル)を仕込み、
三塩化アルミニウム129g(0.968モル)を液温
が60℃以上に上昇しないように十分な撹拌条件下で徐
々に添加した.全量添加後、急激な発熱がおさまったと
ころで、反応器を外部加熱し、60℃で1.0時間撹拌
し、錯化反応を完結させた.この時点で溶液は均一かつ
暗緑色ないし暗褐色の溶液となる.その後、反応液を5
0℃に加熱しながら徐々に反応器内を減圧にしてシクロ
ヘキサンを留去し、溶融塩200gを得た.シクロヘキ
サンを留去後も反応液の状態は変らず、得られた溶融塩
は液体で、電導度を測定したところ25℃で1 3.
5lIS/cmの値を示した. さらに、ほぼ同様な操作を繰返し、3ロットの溶融塩を
製造したが、電導度はいずれも±3%以内の安定した値
を示した。
実施例−2
実施例−1と同様の反応器に還流管を設け、トルエン8
0g及びn−ヘキサン40gとと6に1−メチル−3−
エチルイミダゾリウムクロライド35.5g (0.2
42モル)を仕込み、系内をN2ガスで置換した.反応
器内に三塩化アルミニウム64.5g (0.484モ
ル)を少しずつ添加したところ、錯化反応の進行に伴な
い反応器内の温度が上昇し、68℃でn−ヘキサンが還
流し始めた.n−ヘキサンの還流条件下で三塩化アルミ
ニウムを段階的に所定量投入後、30分間撹拌し反応を
完結させた.実施例−1と同様な均一溶液が得られたと
ころで、n−ヘキサンを常圧留去したのち,系内を徐々
に減圧にしてトルエンを留去した. 生成した溶融塩は実施例−1と同様な外観を示し、電導
度は25℃で1 3. 7mS/c閣を示した. 実施例−3 1.2−ジメチル−3−エチルイミダゾリウムブロマイ
ド49.6g (0.242モル)と三塩化アルミニウ
ム64.5g (0、484モル)を使用した以外は、
実施例−1と同様の操作により溶融塩を調製した.生成
した溶融塩は均一溶液で、25℃における電導度は6.
5mS/cn+であった. 実施例−4 シクロヘキサンの代りにn−へブタンを使用した以外は
、実施例−1と同様の反応を実施したところ、25℃に
おける電導度が1 3. 8mS/cmの溶融塩が得ら
れた. 比較例 1−メチル−3−エチルイミダゾリウムクロライド35
.5g (0.242モル)をガラス容器に入れ、三塩
化アルミニウム64.5g(0.484モル)を徐々に
添加したところ、次第に反応して一部溶液状態に変化し
た.このとき、反応に伴う急激な発熱反応が観測された
.三塩化アルミニウムを全量投入した後に反応溶液を6
0℃で1時間加熱した.冷却後、25℃で電導度を測定
したところ1 0. 8mS/cmであった。同じ反応
を再度繰返したところ電導度は11.7n’s/ ct
a ( 2 5℃)であった.比較例による方法では実
施例に比べ,溶融塩の特性は低く、かつ特性の再現性は
劣るものであった.
0g及びn−ヘキサン40gとと6に1−メチル−3−
エチルイミダゾリウムクロライド35.5g (0.2
42モル)を仕込み、系内をN2ガスで置換した.反応
器内に三塩化アルミニウム64.5g (0.484モ
ル)を少しずつ添加したところ、錯化反応の進行に伴な
い反応器内の温度が上昇し、68℃でn−ヘキサンが還
流し始めた.n−ヘキサンの還流条件下で三塩化アルミ
ニウムを段階的に所定量投入後、30分間撹拌し反応を
完結させた.実施例−1と同様な均一溶液が得られたと
ころで、n−ヘキサンを常圧留去したのち,系内を徐々
に減圧にしてトルエンを留去した. 生成した溶融塩は実施例−1と同様な外観を示し、電導
度は25℃で1 3. 7mS/c閣を示した. 実施例−3 1.2−ジメチル−3−エチルイミダゾリウムブロマイ
ド49.6g (0.242モル)と三塩化アルミニウ
ム64.5g (0、484モル)を使用した以外は、
実施例−1と同様の操作により溶融塩を調製した.生成
した溶融塩は均一溶液で、25℃における電導度は6.
5mS/cn+であった. 実施例−4 シクロヘキサンの代りにn−へブタンを使用した以外は
、実施例−1と同様の反応を実施したところ、25℃に
おける電導度が1 3. 8mS/cmの溶融塩が得ら
れた. 比較例 1−メチル−3−エチルイミダゾリウムクロライド35
.5g (0.242モル)をガラス容器に入れ、三塩
化アルミニウム64.5g(0.484モル)を徐々に
添加したところ、次第に反応して一部溶液状態に変化し
た.このとき、反応に伴う急激な発熱反応が観測された
.三塩化アルミニウムを全量投入した後に反応溶液を6
0℃で1時間加熱した.冷却後、25℃で電導度を測定
したところ1 0. 8mS/cmであった。同じ反応
を再度繰返したところ電導度は11.7n’s/ ct
a ( 2 5℃)であった.比較例による方法では実
施例に比べ,溶融塩の特性は低く、かつ特性の再現性は
劣るものであった.
Claims (1)
- 1、3−ジアルキル若しくは1,2,3−トリアルキル
イミダゾリウムハロゲン化物とハロゲン化アルミニウム
とからなる常温溶融塩を製造する方法において、上記原
料を低沸点の不活性溶媒中に懸濁させて、錯化反応させ
ることを特徴とする常温溶融塩の製造方法。
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| DE90111879T DE69003023T2 (de) | 1989-06-22 | 1990-06-22 | Verfahren zur Herstellung eines bei Umgebungstemperatur geschmolzenen Salzes. |
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- 1990-06-22 DE DE90111879T patent/DE69003023T2/de not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0765858A (ja) * | 1993-08-25 | 1995-03-10 | Mitsubishi Chem Corp | 常温溶融塩の製造方法 |
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| EP0404179A1 (en) | 1990-12-27 |
| EP0404179B1 (en) | 1993-09-01 |
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