JPH03241076A - ジーンズ製品の製造方法 - Google Patents
ジーンズ製品の製造方法Info
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- JPH03241076A JPH03241076A JP2031825A JP3182590A JPH03241076A JP H03241076 A JPH03241076 A JP H03241076A JP 2031825 A JP2031825 A JP 2031825A JP 3182590 A JP3182590 A JP 3182590A JP H03241076 A JPH03241076 A JP H03241076A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
漿旦Ω旦豹
[産業上の利用分野]
本発明はジーンズ製品の製造方法に関し、詳しくは酵素
を利用した改質処理工程を含んだジーンズ製品の製造方
法に関する。
を利用した改質処理工程を含んだジーンズ製品の製造方
法に関する。
[従来の技術]
ジーンズ製品を製造する場合、縫製されたジーパン、ジ
ーンズスカート等のジーンズ素材に対し改質処理を施す
場合がある。その改質処理の1つとして、酸性で活性を
示す繊維素分解酵素による酵素処理が知られている。
ーンズスカート等のジーンズ素材に対し改質処理を施す
場合がある。その改質処理の1つとして、酸性で活性を
示す繊維素分解酵素による酵素処理が知られている。
この処理(ヨ繊維素分解酵素を含んだ酸性の水によって
、ジーンズ素材を洗浄して、ジーンズ素材の毛先を分解
し、ジーンズ素材の表面に艶をだしたり、風合いを変化
させたりするものである。
、ジーンズ素材を洗浄して、ジーンズ素材の毛先を分解
し、ジーンズ素材の表面に艶をだしたり、風合いを変化
させたりするものである。
かかる酵素処理後には、繊維素分解酵素による繊維の過
度の分解を防止するためにその酵素を失活させる必要が
ある。その失活(よ炭酸ナトリウムや水酸化ナトリウム
(Na0口)等のアルカリ剤を溶かした弱アルカリ性の
水ですすぐ工程(すンス工程)によって行なわれている
。
度の分解を防止するためにその酵素を失活させる必要が
ある。その失活(よ炭酸ナトリウムや水酸化ナトリウム
(Na0口)等のアルカリ剤を溶かした弱アルカリ性の
水ですすぐ工程(すンス工程)によって行なわれている
。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の酵素処理工程を含んだジーン
ズ製品の製造法において、アルカリ剤を除去しないと、
ジーンズ製品にアルカリ剤が残存しそれがなかなか除去
されず、そのためジーンズ製品にはソフト感を持たせる
ことができなかったり、脆弱化したり、またアルカリ剤
の水利により湿った感触を与えたりするという問題があ
る。
ズ製品の製造法において、アルカリ剤を除去しないと、
ジーンズ製品にアルカリ剤が残存しそれがなかなか除去
されず、そのためジーンズ製品にはソフト感を持たせる
ことができなかったり、脆弱化したり、またアルカリ剤
の水利により湿った感触を与えたりするという問題があ
る。
そこで、ジーンズ製品へのアルカリ剤の残存を防止する
ために、リンス工程後に弱酸の中和剤を使用してアルカ
リ剤を中和して除去することが通常行なわれるが、その
場合、その中和工程による工程数の増加や製造時間の伸
長、更にはコストの上昇という問題があった。しかもア
ルカリ剤が完全に除去できるとは限らない。
ために、リンス工程後に弱酸の中和剤を使用してアルカ
リ剤を中和して除去することが通常行なわれるが、その
場合、その中和工程による工程数の増加や製造時間の伸
長、更にはコストの上昇という問題があった。しかもア
ルカリ剤が完全に除去できるとは限らない。
また、アルカリ剤を使用す、ることなく酵素を失活する
方法として、酵素処理工程後に、酵素を含んだ水ととも
に、ジーンズ素材の温度を上昇し酵素を変性・失活する
方法も知られてはいるが、この方法は、特に大規模に実
施する場合、温度上昇に多くの燃料・時間を、また温度
下降にも多くの時間を要するので、有利な方法ではない
。
方法として、酵素処理工程後に、酵素を含んだ水ととも
に、ジーンズ素材の温度を上昇し酵素を変性・失活する
方法も知られてはいるが、この方法は、特に大規模に実
施する場合、温度上昇に多くの燃料・時間を、また温度
下降にも多くの時間を要するので、有利な方法ではない
。
また上記の問題に加えて、ジーンズ表面改質の目的で、
次亜塩素酸ソーダ(N a CQ O)と天然軽石によ
る酸化作用と物理的作用に基づくケミカルブリーチ加工
における繊維の黄変や皮膚障害を引き起こす可能性のあ
る残留塩化物を、より減少させたいという要望があっら 本発明は上記課題を解決し、アルカリ剤を使用せず、し
かも工程数 製造時間、製造コスト、必要燃料が増加せ
ず、その上残留塩化物の低減が可能なジーンズ製品の製
造方法を提供することを目的とする。
次亜塩素酸ソーダ(N a CQ O)と天然軽石によ
る酸化作用と物理的作用に基づくケミカルブリーチ加工
における繊維の黄変や皮膚障害を引き起こす可能性のあ
る残留塩化物を、より減少させたいという要望があっら 本発明は上記課題を解決し、アルカリ剤を使用せず、し
かも工程数 製造時間、製造コスト、必要燃料が増加せ
ず、その上残留塩化物の低減が可能なジーンズ製品の製
造方法を提供することを目的とする。
非夏に14定
かかる目的を達成する本発明の構成について以下説明す
る。
る。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明のジーパ
ン、ジーンズスカート等のジーンズ素材に、改質処理を
施して、ジーンズ製品を製造する方法において、 前記改質処理が、 略中性の水への静電気の印加により製造した弱アルカリ
性のイオン水(以下、優化水という)に1口調整剤を混
入することによって、酸性に調整した洗浄水に、その洗
浄水中で活性をもつ繊維素分解酵素を混入し、その繊維
素分解酵素含有洗浄水によって前記ジーンズ素材を洗浄
する酵素処理工程と、 前記酵素処理工程で処理したジーンズ素材を、前記優化
水と同様にして製造した優化水によって洗浄し、前記繊
維素分解酵素の失活を図ると共に、該酵素を除去する工
程とから成る。
ン、ジーンズスカート等のジーンズ素材に、改質処理を
施して、ジーンズ製品を製造する方法において、 前記改質処理が、 略中性の水への静電気の印加により製造した弱アルカリ
性のイオン水(以下、優化水という)に1口調整剤を混
入することによって、酸性に調整した洗浄水に、その洗
浄水中で活性をもつ繊維素分解酵素を混入し、その繊維
素分解酵素含有洗浄水によって前記ジーンズ素材を洗浄
する酵素処理工程と、 前記酵素処理工程で処理したジーンズ素材を、前記優化
水と同様にして製造した優化水によって洗浄し、前記繊
維素分解酵素の失活を図ると共に、該酵素を除去する工
程とから成る。
上記構成を有する本発明のジーンズ製品の製造方法の作
用は、次の通りである。
用は、次の通りである。
本発明でのジーンズ素材に対する酵素処理工程では、繊
維素分解酵素は、P、目調整剤により酸性とされた優化
水内で活性を示し、ジーンズ素材の表面の繊維を分解し
、ジーンズ素材を改質し艶を出したり、風合いを変化さ
せる。この工程では、工業用水が使用されておらず、静
電気印加によって、工業用水よりも塩化物の含有量が低
くなった優化水が使用されているので、塩化物のジーン
ズ素材への混入量が低減する。
維素分解酵素は、P、目調整剤により酸性とされた優化
水内で活性を示し、ジーンズ素材の表面の繊維を分解し
、ジーンズ素材を改質し艶を出したり、風合いを変化さ
せる。この工程では、工業用水が使用されておらず、静
電気印加によって、工業用水よりも塩化物の含有量が低
くなった優化水が使用されているので、塩化物のジーン
ズ素材への混入量が低減する。
酵素処理工程の後のリンス工程では、炭酸ナトリウムや
水酸化ナトリウム等のアルカリ剤を使用せず、弱アルカ
リ性の優化水によって、繊維素分解酵素の失活とそのジ
ーンズ素材からの除去とが実施される。この工程では、
アルカリ剤を使用していないために、最終ジーンズ製品
に、製品にとって有害なアルカリ剤が残存することはあ
りえない。
水酸化ナトリウム等のアルカリ剤を使用せず、弱アルカ
リ性の優化水によって、繊維素分解酵素の失活とそのジ
ーンズ素材からの除去とが実施される。この工程では、
アルカリ剤を使用していないために、最終ジーンズ製品
に、製品にとって有害なアルカリ剤が残存することはあ
りえない。
次に、本発明のジーンズ製品の製造方法を、その代表的
な態様によって、工程図を参照しつつ更に詳細に説明す
る。
な態様によって、工程図を参照しつつ更に詳細に説明す
る。
第1図は本発明の代表的態様の工程図である。
この工程図に示すように、本発明における酵素処理工程
の前には、不純物あるいはジーンズ素材の作製工程(即
ち紡績、織布、染色工程等)で使用された糊剤(例えば
ポリビニルアルコール)や平滑剤(織布時の毛羽立ちを
防止するもの:例えばパラフィンワックスや高級脂肪酸
(ステアリン酸エステル)の乳化型平滑剤(松本油脂株
式会社製、フコノール253:商品名))等をジーンズ
素材から除去するために、そのジーンズ素材を洗浄する
清洗工程(工程1)表実施するのが好ましい。尚、ジー
ンズ素材が染色されている場合には、染料色素が落ちな
い程度に洗浄する。
の前には、不純物あるいはジーンズ素材の作製工程(即
ち紡績、織布、染色工程等)で使用された糊剤(例えば
ポリビニルアルコール)や平滑剤(織布時の毛羽立ちを
防止するもの:例えばパラフィンワックスや高級脂肪酸
(ステアリン酸エステル)の乳化型平滑剤(松本油脂株
式会社製、フコノール253:商品名))等をジーンズ
素材から除去するために、そのジーンズ素材を洗浄する
清洗工程(工程1)表実施するのが好ましい。尚、ジー
ンズ素材が染色されている場合には、染料色素が落ちな
い程度に洗浄する。
この清洗工程は、例えば、非イオン界面活性剤を混入し
た50〜600Cの水で洗浄することによって実施でき
る。
た50〜600Cの水で洗浄することによって実施でき
る。
上記清洗工程の後に、酸性で活性を示しセルロス系繊維
を分解する繊維素分解酵素を、酸性に調整した特定の水
で洗浄する工程、即ち酵素処理工程(工程2)を実施す
る。
を分解する繊維素分解酵素を、酸性に調整した特定の水
で洗浄する工程、即ち酵素処理工程(工程2)を実施す
る。
その特定の水とは、略中性の水(工業用水等)に静電圧
を印加し製造された。ものである。その静電圧は、例え
ば、タンクに貯められた略中性の水に、電極から印加す
れば良い。印加する静電圧は、通常約8000ボルト以
上とし、その印加時間は、通常は18〜24時間とする
。この様な静電圧の印加によって、水酸イオン(0口つ
が増加し、弱アルカリ性(約2日7.5〜7,8)にイ
オン化した便化水が製造される。なお、静電圧の印加過
程で、塩化物も分解・除去される。かかる便化水を使用
した酵素処理工程によれば、ジーンズ素材に塩化物が入
り込みにくく、結果として、最終製品での塩化物の残存
量も少なくなるために、製品の黄変の可能性や皮膚障害
を引き起こすおそれは解消する。
を印加し製造された。ものである。その静電圧は、例え
ば、タンクに貯められた略中性の水に、電極から印加す
れば良い。印加する静電圧は、通常約8000ボルト以
上とし、その印加時間は、通常は18〜24時間とする
。この様な静電圧の印加によって、水酸イオン(0口つ
が増加し、弱アルカリ性(約2日7.5〜7,8)にイ
オン化した便化水が製造される。なお、静電圧の印加過
程で、塩化物も分解・除去される。かかる便化水を使用
した酵素処理工程によれば、ジーンズ素材に塩化物が入
り込みにくく、結果として、最終製品での塩化物の残存
量も少なくなるために、製品の黄変の可能性や皮膚障害
を引き起こすおそれは解消する。
本酵素処理工程に使用できる繊維素分解酵素としては、
酸性中でセルロース系繊維を分解するものであれば、特
に制限はないが、例えばexo−セルラーゼ(セルロー
ス鎖の還元されてない末端部分からセルロースを加水分
解する酵素)、endo−セルラーゼ(非結晶セルロー
スをそのランダムな位置で加水分解しグルコース、セロ
ビオース、セロトリオースを生成する酵素)、グルコヒ
ドラーゼ(セロビオース、セロオリゴ糖に作用し、グル
コースを生成する酵素)が好ましい。
酸性中でセルロース系繊維を分解するものであれば、特
に制限はないが、例えばexo−セルラーゼ(セルロー
ス鎖の還元されてない末端部分からセルロースを加水分
解する酵素)、endo−セルラーゼ(非結晶セルロー
スをそのランダムな位置で加水分解しグルコース、セロ
ビオース、セロトリオースを生成する酵素)、グルコヒ
ドラーゼ(セロビオース、セロオリゴ糖に作用し、グル
コースを生成する酵素)が好ましい。
上で挙げた3種の繊維素分解酵素を総て含むものとシテ
、商品名N0VATEX−THN−10(洛東化成株式
会社製)の混合酵素が市販されており、これを使用する
ことが好ましい。この特徴は次の通りである。
、商品名N0VATEX−THN−10(洛東化成株式
会社製)の混合酵素が市販されており、これを使用する
ことが好ましい。この特徴は次の通りである。
■Pロ3.0〜6.0の範囲で強い活性を示し、9口4
.0〜5.5が最適1日である。
.0〜5.5が最適1日である。
■P口2.0付近以下及びPH7,5付近以上で失活す
る。
る。
■室温から55°Cの範囲で作用し、最適温度は40〜
55°Cである。80℃の環境に15分間さらされると
完全に失活する。
55°Cである。80℃の環境に15分間さらされると
完全に失活する。
酵素処理工程の具体的な操作の代表例をより詳しく次に
説明する。
説明する。
酢酸などのPH調整剤で、弱酸性、即ちP目4.0〜5
.5程度に調整した便化水を洗浄機(工業用大型洗濯機
など)に入札る。その便化水の温度は、洗浄機に便化水
を入れる前または入れた後、繊維素分解酵素の活性を上
げるのに好適な温度とする。
.5程度に調整した便化水を洗浄機(工業用大型洗濯機
など)に入札る。その便化水の温度は、洗浄機に便化水
を入れる前または入れた後、繊維素分解酵素の活性を上
げるのに好適な温度とする。
次に、温度調整された便化水中に繊維素分解酵素を混入
する。繊維素分解酵素の量は、上記N0VATEX−T
HN−10の場合も含めて一般に、ジーンズ素材100
重量部に対して、1〜5重量部程度とする。
する。繊維素分解酵素の量は、上記N0VATEX−T
HN−10の場合も含めて一般に、ジーンズ素材100
重量部に対して、1〜5重量部程度とする。
この様に調整した洗浄水が入れられた洗浄機に、ジーン
ズ、ジーンズスカート等のジーンズ素材を入れる。続い
て洗浄水とジーンズ素材とが入った洗浄機を作動するこ
とによって、ジーンズ素材に対して酵素処理を施す。こ
うして、ジーンズ素材表面の毛先を分解して、艶を出し
たり風合いを変化させる。
ズ、ジーンズスカート等のジーンズ素材を入れる。続い
て洗浄水とジーンズ素材とが入った洗浄機を作動するこ
とによって、ジーンズ素材に対して酵素処理を施す。こ
うして、ジーンズ素材表面の毛先を分解して、艶を出し
たり風合いを変化させる。
この酵素処理は、ジーンズ素材が3〜7重量%程度、減
量するまで実施するのが好ましい。減量がこれ以下であ
ると、表面改質の効果が充分でなく、これ以上であると
、ジーンズ素材の強度が低下するためである。
量するまで実施するのが好ましい。減量がこれ以下であ
ると、表面改質の効果が充分でなく、これ以上であると
、ジーンズ素材の強度が低下するためである。
尚、この酵素処理工程の終点を簡易的に決定するには例
えば次に様にすればよい。実際の酵素処理工程よりもス
ケールを縮小した酵素処理予備実験を、洗浄処理時間を
種々変えて実施し、その中で目的の重量付近に減量した
ジーンズ素材を対比用の資料とし、その資料と実際の酵
素処理工程でのジーンズ素材が同様な外観になったら、
酵素処理工程を終了すればよい。
えば次に様にすればよい。実際の酵素処理工程よりもス
ケールを縮小した酵素処理予備実験を、洗浄処理時間を
種々変えて実施し、その中で目的の重量付近に減量した
ジーンズ素材を対比用の資料とし、その資料と実際の酵
素処理工程でのジーンズ素材が同様な外観になったら、
酵素処理工程を終了すればよい。
上記酵素処理工程を終えたら、その処理がなされたジー
ンズ素材を、繊維素分解酵素の入っていない弱アルカリ
性の優化水ですすぐ。即ち、リンス工程(工程3)を実
施する。
ンズ素材を、繊維素分解酵素の入っていない弱アルカリ
性の優化水ですすぐ。即ち、リンス工程(工程3)を実
施する。
このリンス工程の操作は例えば次のようである。
酵素処理工程で使用した繊維素分解酵素の混入した洗浄
水を洗浄機から排し、新たに優化水を入札その優化水で
すすぐ。その優化水の温度は、前記工程で使用した酵素
の種類にもよるが、上記のN0VATEX−THN−1
0(7)場合も含めて一般ニハ50°C前後でとし、リ
ンスの時間は15〜30分間程度とする。
水を洗浄機から排し、新たに優化水を入札その優化水で
すすぐ。その優化水の温度は、前記工程で使用した酵素
の種類にもよるが、上記のN0VATEX−THN−1
0(7)場合も含めて一般ニハ50°C前後でとし、リ
ンスの時間は15〜30分間程度とする。
このリンス工程では、優化水のP目が弱アルカノ性なの
で、繊維素分解酵素が失活するとともに、繊維素分解酵
素が除去される。尚、リンス工程の最終段階で、新たな
優化水にて、もう1度20〜30’Cでリンスすれば、
繊維素分解酵素のより充分な失活を図ることができる。
で、繊維素分解酵素が失活するとともに、繊維素分解酵
素が除去される。尚、リンス工程の最終段階で、新たな
優化水にて、もう1度20〜30’Cでリンスすれば、
繊維素分解酵素のより充分な失活を図ることができる。
以上説明したリンス工程では、繊維素分解酵素の失活の
ために従来使用していたアルカリ剤を使用していない。
ために従来使用していたアルカリ剤を使用していない。
またジーンズ素材をかなり高温(90°C程度)に温度
上昇することも行っていない。
上昇することも行っていない。
アルカリ剤が使用されていないため、最終ジーンズ製品
(ニアルカリ剤が残存することはありえない。そのため
、アルカリ剤によるジーンズ製品が硬化 脆弱化したり
、水和による湿った感触となったりする間実は生じない
。しかも、中和剤を用いたアルカリ剤の中和工程も当然
不要であるため、中和工程による工程数の増加や中和剤
使用によるコスト上昇が起きない。
(ニアルカリ剤が残存することはありえない。そのため
、アルカリ剤によるジーンズ製品が硬化 脆弱化したり
、水和による湿った感触となったりする間実は生じない
。しかも、中和剤を用いたアルカリ剤の中和工程も当然
不要であるため、中和工程による工程数の増加や中和剤
使用によるコスト上昇が起きない。
また、繊維素分解酵素を失活する目的での温度上昇が不
要なために、燃料や製造時間をロスしない。
要なために、燃料や製造時間をロスしない。
上記リンス工程の後に、必要に応じて各種の仕上げ剤を
用いて仕上げ処理工程を実施する(工程4)。例えば、
ジーンズ素材の柔軟性をより向上するために、カチオン
系界面活性剤(アミノシリコンソフナー(アミノ変成ポ
リシロキサン乳化型)等)を含有させた優化水でリンス
する。
用いて仕上げ処理工程を実施する(工程4)。例えば、
ジーンズ素材の柔軟性をより向上するために、カチオン
系界面活性剤(アミノシリコンソフナー(アミノ変成ポ
リシロキサン乳化型)等)を含有させた優化水でリンス
する。
前記リンス工程あるいは上記仕上げ工程の後に、脱水・
乾燥工程(工程5)を実施することによって、ジーンズ
製品の製造が完了する。
乾燥工程(工程5)を実施することによって、ジーンズ
製品の製造が完了する。
なお、酵素処理工程(工程3)では、繊維素分解酵素と
ともに、ストーンウォッシュ用の石を用いたり、公知の
漂白剤を用いたり、あるいはストーンウォッシュ川石と
漂白剤とを用いた洗浄を実施してもよい。
ともに、ストーンウォッシュ用の石を用いたり、公知の
漂白剤を用いたり、あるいはストーンウォッシュ川石と
漂白剤とを用いた洗浄を実施してもよい。
[実施例]
以下、本発明の具体的な実施例について説明するが、本
発明はこうした実施例に何等限定されるものではない。
発明はこうした実施例に何等限定されるものではない。
実施例1
インジゴ染料で染められたジ−パン100本(約80k
g)を、非イオン界面活性剤を含んだ約50℃の工業用
水で、工業用大型洗濯機で約30分間洗浄しら 次に、酵素処理工程を実施する準備として、別の工業用
大型洗濯機内に、ジーパンの重量に対して約15倍の優
化木、即ち1200リツトルの優化水を入れた。尚、優
化水は次のように製造した。
g)を、非イオン界面活性剤を含んだ約50℃の工業用
水で、工業用大型洗濯機で約30分間洗浄しら 次に、酵素処理工程を実施する準備として、別の工業用
大型洗濯機内に、ジーパンの重量に対して約15倍の優
化木、即ち1200リツトルの優化水を入れた。尚、優
化水は次のように製造した。
高圧碍子によって対地絶縁された台の上に配置したポリ
エチレン製容器に工業用水を1000リツトル充填し、
容器内に設置したステンレス製コイル状の電極からその
工業用水に約8000Vの電圧を20時間印加して優化
水を製造した洗濯機内の優化水に工業用の酢酸を混入し
て、P目を5.6に調整した その後、優化水の温度を
洗濯機に設けられているヒータによって55℃とした
その優化水に、繊維素分解酵素(NOVATEX−TH
N−10)を混入しj= その使用量は、ジ−パン全
重量の3%、即ち2.4kgとした。
エチレン製容器に工業用水を1000リツトル充填し、
容器内に設置したステンレス製コイル状の電極からその
工業用水に約8000Vの電圧を20時間印加して優化
水を製造した洗濯機内の優化水に工業用の酢酸を混入し
て、P目を5.6に調整した その後、優化水の温度を
洗濯機に設けられているヒータによって55℃とした
その優化水に、繊維素分解酵素(NOVATEX−TH
N−10)を混入しj= その使用量は、ジ−パン全
重量の3%、即ち2.4kgとした。
予備試験による対比用資料と比較して、ジーパンの重量
が約5%減量したと判断されたとき(約40分後)、洗
濯機を止めた。
が約5%減量したと判断されたとき(約40分後)、洗
濯機を止めた。
その後、洗濯機内の優化水を脱水し、その後新たに]O
○0リットルの優化水を入わう その温度を50°Cと
し、15分間洗濯機を作動してジーパンをリンスした。
○0リットルの優化水を入わう その温度を50°Cと
し、15分間洗濯機を作動してジーパンをリンスした。
次に、ジーパンの脱水、乾燥を実施し、ジーパンの製造
を完了した。
を完了した。
以上の工程を2度実施しら
比較例1
実施例1における酵素処理工程で使用した優化水に代え
て、工業用水(PH約7.0)を使用したこと、それに
伴って、1日調整剤である酢酸の使用量を変更したこと
(P目を実施例]と同じ値に調整するため)、更に、リ
ンス工程では、優化水に代えてそれと同量の工業用水を
使用したこと、2kgの炭酸ソーダ(アルカリ剤)を使
用したこと以外は、実施例1と同様にして、ジーンズを
製造した。
て、工業用水(PH約7.0)を使用したこと、それに
伴って、1日調整剤である酢酸の使用量を変更したこと
(P目を実施例]と同じ値に調整するため)、更に、リ
ンス工程では、優化水に代えてそれと同量の工業用水を
使用したこと、2kgの炭酸ソーダ(アルカリ剤)を使
用したこと以外は、実施例1と同様にして、ジーンズを
製造した。
以上の工程を2度実施した
比較例2
比較例1におけるリンス工程の代わりに、その工程で使
用したのと同様な量の工業用水を用い、その温度を90
’Cに上昇して、ジーパンを15分間すすぐリンス工程
を実施した他は、比較例1と同様にして、ジーンズを製
造した。
用したのと同様な量の工業用水を用い、その温度を90
’Cに上昇して、ジーパンを15分間すすぐリンス工程
を実施した他は、比較例1と同様にして、ジーンズを製
造した。
以上の工程を2度実施した。
(実施例]と比較例1,2との比較評価)比較例]では
、酵素の失活のために炭酸ソーダ(アルカリ剤)を使用
したので、製造されたジンズは触感が硬く、また、長期
間放置すると炭酸ソーダによる脆弱化が認められた。ま
た、残存塩化物の量を測定したところ、約31ppm(
1回目)、約25ppm(2回目)であった。
、酵素の失活のために炭酸ソーダ(アルカリ剤)を使用
したので、製造されたジンズは触感が硬く、また、長期
間放置すると炭酸ソーダによる脆弱化が認められた。ま
た、残存塩化物の量を測定したところ、約31ppm(
1回目)、約25ppm(2回目)であった。
それに対し、本発明に係る実施例1では、ジンズにアル
カリ剤が残存していないので、触感が柔らかく、また長
期間放置してもアルカリによる脆弱化は認められなかっ
た。また、残存塩化物を測定したところ、1,2回共約
18ppmであった 比較例2では、リンス工程において洗濯機内の温度を9
0°Cに上げたために、実施例]よりも燃料のロスが大
きく、また製造時間も実施例1に対して45分余計にか
かった。残存塩化物の量は比較例]と同程度であつら 発明の効果 以上詳述したように、本発明のジーンズ製品の製造方法
によれば、酵素処理工程後のリンス工程において、弱ア
ルカリ性の優化水を使用し、繊維素分解酵素の失活を図
るので、従来用いられていたアルカリ剤が、ジーンズに
残存することがありえない。そのため、中和工程を実施
しなくても、アルカリ剤による湿った感触 脆弱化 硬
化が全く生じないジーンズ製品、即ち肌触りが良く吸水
性の良い柔軟性のあるジーンズ製品が製造できる。
カリ剤が残存していないので、触感が柔らかく、また長
期間放置してもアルカリによる脆弱化は認められなかっ
た。また、残存塩化物を測定したところ、1,2回共約
18ppmであった 比較例2では、リンス工程において洗濯機内の温度を9
0°Cに上げたために、実施例]よりも燃料のロスが大
きく、また製造時間も実施例1に対して45分余計にか
かった。残存塩化物の量は比較例]と同程度であつら 発明の効果 以上詳述したように、本発明のジーンズ製品の製造方法
によれば、酵素処理工程後のリンス工程において、弱ア
ルカリ性の優化水を使用し、繊維素分解酵素の失活を図
るので、従来用いられていたアルカリ剤が、ジーンズに
残存することがありえない。そのため、中和工程を実施
しなくても、アルカリ剤による湿った感触 脆弱化 硬
化が全く生じないジーンズ製品、即ち肌触りが良く吸水
性の良い柔軟性のあるジーンズ製品が製造できる。
しかも繊維素分解酵素による改質効果が相乗的に働いて
極めて高い品質のジーンズ製品ができるという優れた効
果乞奏する。また、本発明は、中和工程が不要なために
、中和剤等の費用がかからない上に、工程数が少ない。
極めて高い品質のジーンズ製品ができるという優れた効
果乞奏する。また、本発明は、中和工程が不要なために
、中和剤等の費用がかからない上に、工程数が少ない。
そのため、コスト的、時間的に非常に有利である。
更に、本発明は、酵素の失活を温度上昇により図る従来
法に対しても、燃料の節減、製造時間の短縮という点で
優れている。
法に対しても、燃料の節減、製造時間の短縮という点で
優れている。
また、本発明では、工業用水に比べて塩化物の含有量の
少ない優化水を使用するので、ジーンズ製品に残存する
塩化物量も少ない。そのため、ジーンズ製品の黄変や、
皮膚障害を発生させるおそれが極めて低い。
少ない優化水を使用するので、ジーンズ製品に残存する
塩化物量も少ない。そのため、ジーンズ製品の黄変や、
皮膚障害を発生させるおそれが極めて低い。
第1図は本発明の代表的な態様の工程図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ジーパン、ジーンズスカート等のジーンズ素材に、
改質処理を施して、ジーンズ製品を製造する方法におい
て、 前記改質処理が、 略中性の水への静電気の印加により製造した弱アルカリ
性のイオン水にPH調整剤を混入することによって、酸
性に調整した洗浄水に、その洗浄水中で活性をもつ繊維
素分解酵素を混入し、その繊維素分解酵素含有洗浄水に
よって前記ジーンズ素材を洗浄する酵素処理工程と、 前記酵素処理工程で処理したジーンズ素材を、前記イオ
ン水と同様にして製造した弱アルカリ性のイオン水によ
つて洗浄し、前記繊維素分解酵素の失活を図ると共に、
該酵素を除去する工程と、から成るジーンズ製品の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2031825A JP2724018B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | ジーンズ製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2031825A JP2724018B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | ジーンズ製品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03241076A true JPH03241076A (ja) | 1991-10-28 |
| JP2724018B2 JP2724018B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=12341859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2031825A Expired - Fee Related JP2724018B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | ジーンズ製品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2724018B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001073280A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-21 | Agency Of Ind Science & Technol | インジゴ染め製品の変色加工 |
| CN102154837A (zh) * | 2010-12-22 | 2011-08-17 | 青岛大学 | 一种抛光纤维素酶灭活方法 |
-
1990
- 1990-02-13 JP JP2031825A patent/JP2724018B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001073280A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-21 | Agency Of Ind Science & Technol | インジゴ染め製品の変色加工 |
| CN102154837A (zh) * | 2010-12-22 | 2011-08-17 | 青岛大学 | 一种抛光纤维素酶灭活方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2724018B2 (ja) | 1998-03-09 |
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