JPH0324267B2 - - Google Patents

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JPH0324267B2
JPH0324267B2 JP1032085A JP1032085A JPH0324267B2 JP H0324267 B2 JPH0324267 B2 JP H0324267B2 JP 1032085 A JP1032085 A JP 1032085A JP 1032085 A JP1032085 A JP 1032085A JP H0324267 B2 JPH0324267 B2 JP H0324267B2
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JP
Japan
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film
colored
water
electrodeposition coating
oil
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JP1032085A
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English (en)
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JPS61171570A (ja
Inventor
Hiroshi Kamimura
Shoichiro Suzuki
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Uemera Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Uemera Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は着色電着塗装被膜の形成方法に関する
ものである。
従来技術及びその問題点 従来より、被処理金属物に電着塗装法による着
色被膜を形成する場合、電着塗装浴中に染料又は
顔料を混合した溶液を使用して着色被膜を得る方
法が行なわれているが、この方法は色調にムラツ
キを生じ易い等、種々の欠点を有している。この
ため、この点を解決するものとして、被処理金属
物にクリアーな電着塗装被膜を形成せしめた後、
被膜を染料又は顔料を含有した着色液中に浸漬
し、その後被膜の乾燥硬化を行つて着色被膜を得
る方法も提案されているが、従来のこの種の方法
は、使用される染料が水溶性のものに限定される
という問題を有している。即ち、クリアーな電着
塗装被膜を着色する着色液としては、従来、分散
染料、塩基性染料及び酸性染料等の水に可溶な染
料が使用されており、これらの水溶性の染料は水
に良く溶けるため使い易さなどの点では優れてい
るが、その反面、染料が水溶性であるため、着色
された被膜は耐水性、耐食性、耐薬品性等の物性
が必ずしも優れているとはいえず、また使用する
染料の耐温度性も120〜150℃以下であるため、耐
温度性も十分満足できるものではない。従つて、
耐水性、耐食性、耐薬品性及び耐温度性に優れた
着色電着塗装被膜が強く要望されていた。
発明の概要 本発明者は上記要望に応えるため種々検討を行
つた結果、クリアーな電着塗装被膜を染色する着
色液として油溶性染料を可溶化剤により水に溶解
して得たものが有効であり、この種の着色液を用
いて着色した着色電着塗装被膜が優れた特性を有
することを知見した。
即ち、油溶性染料は従来各種プラスチツク粒子
と混合、加熱してプラスチツク類を染色するため
の染料として利用されているものであるが、この
染料は油溶性であるため水には全く溶けず、その
ままでは水溶性の着色液としては利用されず、従
来は電着塗装被膜の着色用染料としては使用され
ていなかつたものであるが、可溶化剤として特に
親水性の有機溶剤を使用し、この親水性有機溶剤
に油溶性染料を溶解したものを水と混合すること
により、油溶性染料がかなりの濃度で(電着塗装
被膜を着色するのに十分な濃度で)水に溶解し、
この着色液に電着塗装被膜を浸漬する(焼付乾燥
前又は後)ことによつて、電着塗装被膜をムラツ
キなくきれいに着色し得ると共に、得られた着色
電着塗装被膜は優れた耐水性、耐食性、耐薬品
性、耐温度性を有していることを知見し、本発明
をなすに至つたものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
発明の構成 本発明の着色電着塗装被膜の形成方法は、被処
理金属物にクリアーな電着塗装被膜を形成した
後、被膜を焼付乾燥する前又は後に油溶性染料を
可溶化剤の存在下で水に溶解することによつて得
られた着色液中に浸漬して前記被膜を着色し、こ
の着色処理を被膜の焼付乾燥前に行つた場合には
その後この被膜の焼付乾燥を行なうことを特徴と
するものである。
ここで、着色電着塗装被膜が形成される被処理
金属物の種類に制限はなく、電着塗装可能なもの
であればいずれのものでもよく、例えばスチー
ル、銅等の金属、これらの表面にめつき被膜を形
成したもののほか、プラスチツク等の非電導体の
表面を金属化したものなどが用いられる。
また、クリアーの電着塗装被膜を形成せしめる
電着塗料としては、エポキシ樹脂系、アクリル樹
脂系等の公知のクリアー塗装被膜を与える塗料が
用いられ得る。
更に、電着塗装はカチオン系電着塗装、アニオ
ン系電着塗装のいずれでもよいが、金属溶出を避
け、美麗な塗装被膜を与える点から被処理金属物
を陰極とするカチオン系電着塗装方法を採用する
ことが好ましい。但し、アルミニウムやアルミニ
ウム合金素材を被処理金属物として用いる場合
は、アニオン系電着塗装方法が好適に採用し得
る。
電着塗装の条件は特に制限されず、公知の条
件、例えば浴電圧50〜150V、通電時間1〜3分
の条件が採用され、またクリアー塗装被膜は通常
5〜25μmの厚さに形成される。
本発明は、このようにして被処理金属物にクリ
アーな電着塗装被膜を形成した後、被膜を焼付乾
燥する前又は後に油溶性染料を可溶化剤の存在下
で水に溶解することによつて得られた着色液中に
浸漬して着色処理を行なう。
この場合、油溶性染料としては、ザポン系油溶
性染料、オレオゾール系油溶性染料などを使用す
ることができ、具体的にはザポン系油溶性染料で
はイエロ073(カラーインデツクス、イエロ162)、
イエロ100(カラーインデツクス、イエロ32)、イ
エロ141(カラーインデツクス、イエロ81)、レツ
ド335(カラーインデツクス、レツド122)、レツド
471(カラーインデツクス、レツド118)、ブルー
807(カラーインデツクス、ブルー70)、グリーン
975(カラーインデツクス、ブルー70+イエロ79)、
ブラツクX51(カラーインデツクス、ブラツク27)
等、オレオゾール系油溶性染料ではイエロ2G(カ
ラーインデツクス、イエロ21)、レツドGL(カラ
ーインデツクス、レツド132)、ブルーGL(カラー
インデツクス、ブルー70)等を挙げることができ
る。
これらの油溶性染料を水に溶解させる場合は可
溶化剤を使用するが、可溶化剤としてはこれらの
油溶性染料を溶解し、かつ水と溶解する親水性有
機溶剤、例えばエチレングリコール、エタノー
ル、イソプロパノール、シクロヘキサノン、メチ
ルイソブチルケトン、酢酸エチル、ブチルセロソ
ルブ、エチルセロソルブ等の1種又は2種以上を
使用することが好ましい。この場合、上記の油溶
性染料を水に溶解するには、まずこれらの染料を
親水性有機溶剤に溶解した後、これを水と混和す
る方法が好適に採用される。なお、ここで油溶性
染料が水に可溶化する現象は、親水性有機溶剤の
有する親水性基の作用によるものであり、有機溶
剤が油溶性染料を溶解すると共に、この有機溶剤
が水と均一に混合するためである。
このように油溶性染料を可溶化剤(特に親水性
有機溶剤)を用いて水に可溶化し、着色液を得る
場合、その染料濃度は必ずしも制限されないが、
通常1〜5g/、特に3〜4g/とすること
が好ましい。この場合、親水性有機溶剤を適宜な
割合で混合した混合溶剤の染料可溶化力は、各単
独溶剤の染料可溶化力よりも大きいので、染料を
高濃度で溶解させる場合は混合溶剤を使用するこ
とが好ましい。即ち、親水性有機溶剤を単独で使
用した場合、水60〜70部、単独有機溶剤40〜30部
の組成では油溶性染料を通常2〜3g/程度可
溶化させるだけであるが、親水性有機溶剤の2種
以上を混合した場合、例えばエチレングリコール
60部、ブチルセロソルブ30部、シクロヘキサノン
10部の混合溶剤を用いた場合、水60〜70部、混合
有機溶剤40〜30部の組成において油溶性染料を3
〜5g/程度可溶化させることができる。従つ
て、目的とする染料濃度の着色液を得る場合は、
溶剤の種類、溶剤の混合割合、水と溶剤との混合
割合等を適宜選択し、着色液を作成する。
この着色液に電着塗装被膜を形成して被処理金
属物を浸漬して被膜を着色する場合、その処理条
件は特に制限されないが、液温30〜70℃、浸漬時
間0.1〜30分とすることができ、被膜の着色程度
(濃淡程度)に応じて着色処理条件を選定する。
この着色処理は、電着塗装被膜の形成後、これ
を焼付乾燥する前に行つてもよく、また焼付乾燥
した後に行つてもよく、いづれも良好な着色を与
える。ここで、電着塗装被膜の焼付乾燥処理条件
は、被膜の種類等に応じて選ばれるが、通常140
〜180℃で20〜30分の条件が採用され得る。
発明の効果 本発明によれば、電着塗装被膜の着色液として
油溶性染料を可溶化剤を用いて水に可溶化するこ
とによつて得られた着色液を用いるようにしたの
で、油溶性染料を電着塗装被膜の着色染料として
有効に使用し得、耐水性、耐食性、耐候性、耐薬
品性、耐温度性に優れた着色電着塗装被膜が得ら
れると共に、着色処理も塗装被膜の焼付乾燥の前
後いずれに行つてもよく、操作も簡単でムラツキ
のないきれいな着色電着塗装被膜を形成すること
ができる等の利点を有する。
以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明す
るが、本発明は下記の実施例に制限されるもので
はない。
実施例 1 アクリル酸カチオン系クリアー電着塗装浴(不
揮発生10%)を用い、陽極にステンレススチール
板、陰極に被処理金属物としてスチール板上に光
択ニツケル被膜を公知の方法で形成したものをそ
れぞれ使用し、100Vの電圧にて電着塗装を1分
間行い、前記被処理金属物にクリアーな電着塗装
被膜を形成した。
次に、この電着塗装被膜を170℃で25分間焼付
乾燥し、熱硬化せしめた後、ザポンレツド471(カ
ラーインデツクス、レツド118)をブチルセロソ
ルブ20部と水80部との混合溶液に濃度が3g/
になるように溶解することにより得られた着色液
(浴温60℃)に10分間浸漬して着色処理し、美し
い赤色透明性の着色電着塗装被膜を得た。
実施例 2 アクリル系カチオン系クリアー電着塗装浴(不
揮発分10%)を用い、陽極にステンレススチール
板、陰極に被処理金属物としてスチール板上に光
沢ニツケル被膜を公知の方法で形成したものをそ
れぞれ使用し、100Vの電圧にて電着塗装を1分
間行ない、前記被処理金属物にクリアーな電着塗
装被膜を形成した。
次に、この電着塗装被膜を170℃で25分間焼付
乾燥し、熱硬化せしめた後、オレオゾールイエロ
ー2G(カラーインデツクス、イエロ21)をメチル
セロソルブ80部とシクロヘキサノン20部との混合
溶剤を更に水で希釈した水溶液(混合溶剤:水=
30:70)中に濃度が4g/になるように溶解す
ることにより得られた着色液を使用し、この中に
温度50℃において3分間浸漬して着色処理し、美
しい黄色透明性の着色電着塗装被膜を得た。
実施例1、2の着色電着塗装被膜は、いずれも
耐水性、耐食性、耐薬品性及び耐温度性に優れた
ものであつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被処理金属物にクリアーな電着塗装被膜を形
    成した後、被膜を焼付乾燥する前又は後に油溶性
    染料を可溶化剤の存在下で水に溶解することによ
    つて得られた着色液中に浸漬して前記被膜を着色
    し、この着色処理を被膜の焼付乾燥前に行つた場
    合にはその後この被膜の焼付乾燥を行なうことを
    特徴とする着色電着塗装被膜の形成方法。 2 可溶化剤が親水性有機溶剤である特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
JP1032085A 1985-01-23 1985-01-23 着色電着塗装被膜の形成方法 Granted JPS61171570A (ja)

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JPS61171570A JPS61171570A (ja) 1986-08-02
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