JPH0324749Y2 - - Google Patents
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- JPH0324749Y2 JPH0324749Y2 JP19530384U JP19530384U JPH0324749Y2 JP H0324749 Y2 JPH0324749 Y2 JP H0324749Y2 JP 19530384 U JP19530384 U JP 19530384U JP 19530384 U JP19530384 U JP 19530384U JP H0324749 Y2 JPH0324749 Y2 JP H0324749Y2
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- JP
- Japan
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- covering
- stairs
- curved
- horizontal
- inclined plate
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Links
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 21
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 210000002683 foot Anatomy 0.000 description 4
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- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 3
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- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
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Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、階段用すべり止め材に係り、人が上
り下りする階段の角部に設けられるすべり止め材
を改善したものに関する。
り下りする階段の角部に設けられるすべり止め材
を改善したものに関する。
従来の技術
住宅やオフイスビル等の階段は人が上り下りす
るために頻繁に使用されている。このような階段
ではそこを下りるときには特に、履物の底が角部
を踏むことが多い。そのため、この角部で滑つて
階段を踏みはずすような危険があるので、例え履
物の底が階段の角部を踏むようなことがあつても
すべらないようにすべり止め材を設けることが行
なわれている。
るために頻繁に使用されている。このような階段
ではそこを下りるときには特に、履物の底が角部
を踏むことが多い。そのため、この角部で滑つて
階段を踏みはずすような危険があるので、例え履
物の底が階段の角部を踏むようなことがあつても
すべらないようにすべり止め材を設けることが行
なわれている。
このようなすべり止め材には実開昭51−104615
号公報、実開昭51−92929号公報、実開昭52−
16219号公報、実開昭55−92818号公報に記載され
ているように硬質合成樹脂からなる断面ほぼL字
型基板の角部に空隙を介して軟質合成樹脂からな
る緩衝部を設けたものが示されている。
号公報、実開昭51−92929号公報、実開昭52−
16219号公報、実開昭55−92818号公報に記載され
ているように硬質合成樹脂からなる断面ほぼL字
型基板の角部に空隙を介して軟質合成樹脂からな
る緩衝部を設けたものが示されている。
これらのものは、いずれも角部に空隙を介した
緩衝部が上方からの踏圧を緩和できるようになつ
ている。特に実開昭55−92818号公報に記載され
ているもののように、緩衝部に相当するクツシヨ
ン部6が水平片2よりは上方に突出しているよう
なものは殊に、その空隙部が大きくなるのでその
緩衝能力が大きくなつている。
緩衝部が上方からの踏圧を緩和できるようになつ
ている。特に実開昭55−92818号公報に記載され
ているもののように、緩衝部に相当するクツシヨ
ン部6が水平片2よりは上方に突出しているよう
なものは殊に、その空隙部が大きくなるのでその
緩衝能力が大きくなつている。
しかしながら、上記の従来のものは、上方から
の緩衝効果は大きいが、硬質基板の傾斜面と緩衝
部の前面はほぼ同一面を形成するように構成され
ていてその前後方向の空隙部は比較的小さいの
で、階段を踏みはずしたときにこれらの緩衝部の
前方からの衝撃に対する緩衝効果が小さいため、
転倒あるいは転落した際に前方からの衝撃が緩和
されず、直かに身体を打ち付けることになつて打
撃痛を感じることがあるのみならず、怪我をする
という危険も生じかねない欠点がある。これは、
実開昭55−92818号公報に記載されているものの
ように、緩衝部を上方に突出させてその空隙部を
大きくしたようなものについては幾分改善されて
いるが、なおその緩衝機能は十分でないのみなら
ず、人が急いで階段を降りようとする時などに、
爪先や靴のかかとの角部がこの上方突出部に引つ
掛かり易く、いわゆる足を取られて体重のバラン
スを崩してそのまま下方に転落する危険を生じか
ねないという別の大きな欠点も有する。
の緩衝効果は大きいが、硬質基板の傾斜面と緩衝
部の前面はほぼ同一面を形成するように構成され
ていてその前後方向の空隙部は比較的小さいの
で、階段を踏みはずしたときにこれらの緩衝部の
前方からの衝撃に対する緩衝効果が小さいため、
転倒あるいは転落した際に前方からの衝撃が緩和
されず、直かに身体を打ち付けることになつて打
撃痛を感じることがあるのみならず、怪我をする
という危険も生じかねない欠点がある。これは、
実開昭55−92818号公報に記載されているものの
ように、緩衝部を上方に突出させてその空隙部を
大きくしたようなものについては幾分改善されて
いるが、なおその緩衝機能は十分でないのみなら
ず、人が急いで階段を降りようとする時などに、
爪先や靴のかかとの角部がこの上方突出部に引つ
掛かり易く、いわゆる足を取られて体重のバラン
スを崩してそのまま下方に転落する危険を生じか
ねないという別の大きな欠点も有する。
また、上記の各公報に記載されているいずれの
すべり止め材も、その緩衝部は硬質基板に対して
踏圧をほぼ上方から下方に及ぼすため、この緩衝
部が踏まれたときには履物の底が緩衝部の上方か
ら側面に次第に踏圧の方向を変えて行く際に、こ
の緩衝部は内側に巻き込まれるような変形を強い
られ、その結果結合部端部に剪断力が生じるの
で、その硬質基板との付け根はもぎ取られるよう
な集中応力がかかるようになるか、あるいはこの
付け根の接合力が大きいときには緩衝部の側部が
過度に変形されてその踏み心地が良くないのはな
らずこれが繰り返されると弾性疲労を起こし、そ
の弾性機能を損なつてその用をなさなくなり、そ
の耐久性を大きく損なうという欠点もあつた。
すべり止め材も、その緩衝部は硬質基板に対して
踏圧をほぼ上方から下方に及ぼすため、この緩衝
部が踏まれたときには履物の底が緩衝部の上方か
ら側面に次第に踏圧の方向を変えて行く際に、こ
の緩衝部は内側に巻き込まれるような変形を強い
られ、その結果結合部端部に剪断力が生じるの
で、その硬質基板との付け根はもぎ取られるよう
な集中応力がかかるようになるか、あるいはこの
付け根の接合力が大きいときには緩衝部の側部が
過度に変形されてその踏み心地が良くないのはな
らずこれが繰り返されると弾性疲労を起こし、そ
の弾性機能を損なつてその用をなさなくなり、そ
の耐久性を大きく損なうという欠点もあつた。
さらにまた、上記の各公報に記載されているも
ののように硬質基板が断面ほぼL字状のすべり止
め材は、多くの場合釘や粘着剤によつて階段の踏
面上に固定されるものであるが、これらを取り付
ける際に注意を怠ると硬質基板の下端部が蹴上面
の前方に突出された状態で固定されてしまうこと
が度々あるため、これに気が付かずに例えば雑巾
がけなどすると、手や指がこの下端部の角や、下
端縁に打ち当たり、激痛を生じたり、怪我をも起
こしかねないことがある。
ののように硬質基板が断面ほぼL字状のすべり止
め材は、多くの場合釘や粘着剤によつて階段の踏
面上に固定されるものであるが、これらを取り付
ける際に注意を怠ると硬質基板の下端部が蹴上面
の前方に突出された状態で固定されてしまうこと
が度々あるため、これに気が付かずに例えば雑巾
がけなどすると、手や指がこの下端部の角や、下
端縁に打ち当たり、激痛を生じたり、怪我をも起
こしかねないことがある。
考案が解決しようとする問題点
以上のように、従来のすべり止め材は、その緩
衝部に前後方向の緩衝効果が少なく、この緩衝部
の上方を突出させて空隙部を大きくしてもこの前
後方向の緩衝効果を増大できないのみか靴等が引
つ掛かつて危険であるという欠点を有し、またこ
の緩衝部における踏圧に対する支持構造にも問題
があり、さらに硬質基板の下端部と蹴上面との接
触部にもその間に空隙が生じたような場合に問題
があり、その改善が望まれていた。
衝部に前後方向の緩衝効果が少なく、この緩衝部
の上方を突出させて空隙部を大きくしてもこの前
後方向の緩衝効果を増大できないのみか靴等が引
つ掛かつて危険であるという欠点を有し、またこ
の緩衝部における踏圧に対する支持構造にも問題
があり、さらに硬質基板の下端部と蹴上面との接
触部にもその間に空隙が生じたような場合に問題
があり、その改善が望まれていた。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために、本考案は、階段
の踏面に位置される水平板部と、階段の蹴上面に
下端をほぼ接触してその上方を上記蹴上面から漸
次前方に離間して位置される傾斜板部と、この傾
斜板部の上端と上記水平板部との間に一体に設け
られた段状折曲部とを有する断面形状ほぼL字状
の硬質基板が形成され、上記水平板部の上面に結
合される水平被覆部と、この水平被覆部の前端よ
り水平状に延長されて上記段状折曲部との間に空
隙部を介して設けられた延長被覆部と、この延長
被覆部の前端と上記段状折曲部の前端及び上記傾
斜板部の上端とが交わる角部との間に設けられた
湾曲被覆部とを有する軟質被覆部が上記硬質基板
に一体に設けられた階段用すべり止め材におい
て、上記水平被覆部の上面には複数の凹凸条から
なるすべり止め部を複数離間して配設するととも
に、上記延長被覆部の上面は上記凸条の上面より
低く形成し、かつ上記湾曲被覆部は上記延長被覆
部の前端及び上記傾斜板部の上端の前面よりも前
面に突出してほぼ半円状に形成するとともにその
下端を湾曲方向延長上に位置させた上記角部に結
合し、さらに上記傾斜板部の下端に下方及び前方
に向かつて湾曲し突出したやや肉厚の軟質端部被
覆材を一体に設けたことを特徴とする階段用すべ
り止め材を提供するものである。
の踏面に位置される水平板部と、階段の蹴上面に
下端をほぼ接触してその上方を上記蹴上面から漸
次前方に離間して位置される傾斜板部と、この傾
斜板部の上端と上記水平板部との間に一体に設け
られた段状折曲部とを有する断面形状ほぼL字状
の硬質基板が形成され、上記水平板部の上面に結
合される水平被覆部と、この水平被覆部の前端よ
り水平状に延長されて上記段状折曲部との間に空
隙部を介して設けられた延長被覆部と、この延長
被覆部の前端と上記段状折曲部の前端及び上記傾
斜板部の上端とが交わる角部との間に設けられた
湾曲被覆部とを有する軟質被覆部が上記硬質基板
に一体に設けられた階段用すべり止め材におい
て、上記水平被覆部の上面には複数の凹凸条から
なるすべり止め部を複数離間して配設するととも
に、上記延長被覆部の上面は上記凸条の上面より
低く形成し、かつ上記湾曲被覆部は上記延長被覆
部の前端及び上記傾斜板部の上端の前面よりも前
面に突出してほぼ半円状に形成するとともにその
下端を湾曲方向延長上に位置させた上記角部に結
合し、さらに上記傾斜板部の下端に下方及び前方
に向かつて湾曲し突出したやや肉厚の軟質端部被
覆材を一体に設けたことを特徴とする階段用すべ
り止め材を提供するものである。
作 用
湾曲被覆部は傾斜板部より前方に突出している
ので前後方向の空隙部が多く、この前後方向の緩
衝能力を増大できるとともに、段状折曲部の上方
に空隙部を介して緩衝部として水平状に設けた延
長被覆部及びその前方に設けた湾曲被覆部は、そ
れぞれの上面を水平被覆部に設けた凸条の上面よ
りも低く形成されているので、足の爪先や靴の踵
の角が引つ掛からない。また、延長被覆部や湾曲
被覆部が足や靴によりその踏圧を次第に方向を変
えられて及ぼされることがあつても、その圧力は
その湾曲被覆部が湾曲方向の延長上の硬質基板と
段状折曲部の角に結合されていて無理なく受け止
められるので、この結合部に剪断力が作用しない
とともに湾曲被覆部の過度の変形を抑制できる。
また硬質基板の下端には曲面を有する軟質端部被
覆材を設けたので蹴上面との空隙を少なくできる
とともに指に対する当たりを和らげることができ
る。
ので前後方向の空隙部が多く、この前後方向の緩
衝能力を増大できるとともに、段状折曲部の上方
に空隙部を介して緩衝部として水平状に設けた延
長被覆部及びその前方に設けた湾曲被覆部は、そ
れぞれの上面を水平被覆部に設けた凸条の上面よ
りも低く形成されているので、足の爪先や靴の踵
の角が引つ掛からない。また、延長被覆部や湾曲
被覆部が足や靴によりその踏圧を次第に方向を変
えられて及ぼされることがあつても、その圧力は
その湾曲被覆部が湾曲方向の延長上の硬質基板と
段状折曲部の角に結合されていて無理なく受け止
められるので、この結合部に剪断力が作用しない
とともに湾曲被覆部の過度の変形を抑制できる。
また硬質基板の下端には曲面を有する軟質端部被
覆材を設けたので蹴上面との空隙を少なくできる
とともに指に対する当たりを和らげることができ
る。
次に本考案の一実施例を第1図ないし第3図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
1は硬質基板で、この硬質基板1は硬質合成樹
脂の押出成形等により断面形状がほぼL字状に形
成され、階段10の踏面10aに位置される水平
板部1aと、階段の蹴上面10bに下端をほぼ接
触しその上方を上記蹴上面から漸次前方に離間し
て位置され、やや外方に膨出する傾斜板部1b
と、この傾斜板部1bと上記水平板部1aの間に
設けられた段状折曲部1cからなつている。
脂の押出成形等により断面形状がほぼL字状に形
成され、階段10の踏面10aに位置される水平
板部1aと、階段の蹴上面10bに下端をほぼ接
触しその上方を上記蹴上面から漸次前方に離間し
て位置され、やや外方に膨出する傾斜板部1b
と、この傾斜板部1bと上記水平板部1aの間に
設けられた段状折曲部1cからなつている。
また、2は軟質被覆材で、この軟質被覆材2は
軟質合成樹脂を用いて上記硬質基板1と一体に成
形され、その形状は上記水平板部に結合される水
平被覆部2aと、この水平被覆部の前端より上記
段状折曲部1cとの間に空隙部を介して水平状に
延長された延長被覆部2bと、この延長被覆部の
前端と上記段状折曲部1cの前端及び上記傾斜板
部1bの上端とが交わる角部との間に半円状に設
けられ、この半円状湾曲の湾曲方向の延長上に上
記角部を位置させてこの角部に結合させた湾曲被
覆部2cを有する。そして上記水平被覆部2aの
下部には長さ方向の溝2a−1,2a−1,2a
−1がその幅方向に離間して3ケ設けられ、さら
にこれらの溝に相対する水平被覆部2aの上部に
は上方に突出する断面のこぎり歯状の凹凸条2a
−2,2a−2,2a−2が長さ方向に設けられ
ているとともに、上記延長被覆部2bはその上面
がこれら凹凸条の凸条の上面より低く形成されて
いる。
軟質合成樹脂を用いて上記硬質基板1と一体に成
形され、その形状は上記水平板部に結合される水
平被覆部2aと、この水平被覆部の前端より上記
段状折曲部1cとの間に空隙部を介して水平状に
延長された延長被覆部2bと、この延長被覆部の
前端と上記段状折曲部1cの前端及び上記傾斜板
部1bの上端とが交わる角部との間に半円状に設
けられ、この半円状湾曲の湾曲方向の延長上に上
記角部を位置させてこの角部に結合させた湾曲被
覆部2cを有する。そして上記水平被覆部2aの
下部には長さ方向の溝2a−1,2a−1,2a
−1がその幅方向に離間して3ケ設けられ、さら
にこれらの溝に相対する水平被覆部2aの上部に
は上方に突出する断面のこぎり歯状の凹凸条2a
−2,2a−2,2a−2が長さ方向に設けられ
ているとともに、上記延長被覆部2bはその上面
がこれら凹凸条の凸条の上面より低く形成されて
いる。
また、3は軟質材からなる端部被覆材で、上記
傾斜板部1bの下端縁に沿つて一体に設けられ、
その外面は下方及び前方に向かつて湾曲して突出
された曲面からなり、本実施例のすべり止め材が
階段に装着されたとき階段の蹴上面に接触できる
ように形成されている。
傾斜板部1bの下端縁に沿つて一体に設けられ、
その外面は下方及び前方に向かつて湾曲して突出
された曲面からなり、本実施例のすべり止め材が
階段に装着されたとき階段の蹴上面に接触できる
ように形成されている。
また、4は上記硬質基板1の下面に設けられた
接着剤層とその上の剥離層からなる接着部であ
る。
接着剤層とその上の剥離層からなる接着部であ
る。
また、5は上記硬質基板1と軟質被覆材2の間
に設けられ、階段の踏面との間に空隙を少なくす
るように設けられた水平端部材である。
に設けられ、階段の踏面との間に空隙を少なくす
るように設けられた水平端部材である。
上記のようにして形成されるすべり止め材は、
上記接着部4の剥離層を剥離して接着剤層を露出
し、第1図に示すように硬質基板1の段状折曲部
1cの垂直部内面が階段10の蹴上面10bに密
着するように、水平板部1aを階段の踏面に位置
させるとともに、傾斜板部1bをその端部被覆材
3が蹴上面に接触するように位置させて階段に装
着する。このような状態で人がこのすべり止め材
の上を歩くと、水平被覆部2aでは溝によりクツ
シヨン性が付与されるとともに、その履物の底は
凹凸条によりすべり止めがなされる。そして履物
の底が延長被覆部2bの上面から湾曲被覆部2c
側に次第に踏んで行くと、この湾曲被覆部の湾曲
と履物の踏圧の移動する方向がほぼ一致し、しか
もこの湾曲被覆部の下端はその湾曲の延長上の硬
質基板の傾斜板部1bと段状折曲部1cとの間の
角部に接合されているため、上記踏圧がこの角部
に全部かかるように伝達され、これが傾斜板部及
び段状折曲部の蹴上面に接触する部分で受け止め
られて上記踏圧は円滑に受圧されて延長被覆部及
び湾曲被覆部の変形が過度になつたり、その付け
根に無理な剪断力がかかることがない。また、こ
のように階段にすべり止め材を装着した状態で
は、硬質基板1の水平板部1aは接着部4により
階段の踏面10aに密着されるが、傾斜板部1b
はその下端が蹴上面1bから離れるようなことが
あつても、この下端に設けた端部被覆材3により
蹴上面との間に隙間を無くすことができる。
上記接着部4の剥離層を剥離して接着剤層を露出
し、第1図に示すように硬質基板1の段状折曲部
1cの垂直部内面が階段10の蹴上面10bに密
着するように、水平板部1aを階段の踏面に位置
させるとともに、傾斜板部1bをその端部被覆材
3が蹴上面に接触するように位置させて階段に装
着する。このような状態で人がこのすべり止め材
の上を歩くと、水平被覆部2aでは溝によりクツ
シヨン性が付与されるとともに、その履物の底は
凹凸条によりすべり止めがなされる。そして履物
の底が延長被覆部2bの上面から湾曲被覆部2c
側に次第に踏んで行くと、この湾曲被覆部の湾曲
と履物の踏圧の移動する方向がほぼ一致し、しか
もこの湾曲被覆部の下端はその湾曲の延長上の硬
質基板の傾斜板部1bと段状折曲部1cとの間の
角部に接合されているため、上記踏圧がこの角部
に全部かかるように伝達され、これが傾斜板部及
び段状折曲部の蹴上面に接触する部分で受け止め
られて上記踏圧は円滑に受圧されて延長被覆部及
び湾曲被覆部の変形が過度になつたり、その付け
根に無理な剪断力がかかることがない。また、こ
のように階段にすべり止め材を装着した状態で
は、硬質基板1の水平板部1aは接着部4により
階段の踏面10aに密着されるが、傾斜板部1b
はその下端が蹴上面1bから離れるようなことが
あつても、この下端に設けた端部被覆材3により
蹴上面との間に隙間を無くすことができる。
考案の効果
以上説明したように、本考案によれば、軟質被
覆材の緩衝部として設けた湾曲被覆部は上記延長
被覆部の前端及び上記傾斜板部の上端の前面にお
いて断面ほぼ半円状をなすように前方に突出され
てその前後方向の空隙が大きくなるようにされて
いるので、前後方向の緩衝機能が大きくなり、人
が誤つて転んだときにもその影響を和らげること
ができる。この際、延長被覆部及び湾曲被覆部は
それぞれの上面が水平被覆部に設けた凸条の上面
よりも低く形成されているので、この部分に足の
爪先や靴の踵の角が引つ掛かるようなこともな
く、階段を降りるときに安全である。
覆材の緩衝部として設けた湾曲被覆部は上記延長
被覆部の前端及び上記傾斜板部の上端の前面にお
いて断面ほぼ半円状をなすように前方に突出され
てその前後方向の空隙が大きくなるようにされて
いるので、前後方向の緩衝機能が大きくなり、人
が誤つて転んだときにもその影響を和らげること
ができる。この際、延長被覆部及び湾曲被覆部は
それぞれの上面が水平被覆部に設けた凸条の上面
よりも低く形成されているので、この部分に足の
爪先や靴の踵の角が引つ掛かるようなこともな
く、階段を降りるときに安全である。
さらにまた、上記湾曲被覆部はその湾曲方向の
延長上の硬質基板及び段状折曲部の交わる角部に
結合されているので、その付け根に対して無理な
変形が強いられることがなく、その結果この部分
が結合部から剥離されたり、結合部端部において
繰り返し疲労による亀裂を生じることを防止でき
るとともに、湾曲被覆部の湾曲が踏圧により無理
な変形を強いられないのでその踏感を良くでき
る。
延長上の硬質基板及び段状折曲部の交わる角部に
結合されているので、その付け根に対して無理な
変形が強いられることがなく、その結果この部分
が結合部から剥離されたり、結合部端部において
繰り返し疲労による亀裂を生じることを防止でき
るとともに、湾曲被覆部の湾曲が踏圧により無理
な変形を強いられないのでその踏感を良くでき
る。
また、硬質基板の下端が階段の蹴上面と密着せ
ずこの部分が前方に突出した状態のまま取り付け
られているにもかかわらず、その突出しているの
に気づかず雑巾がけなどする場合にも、傾斜板部
の下端には下方及び前方に向かつて湾曲し突出し
ているやや肉厚の軟質端部被覆材を一体に形成し
てあるので、指や手を打ち付けたり、擦りつけた
りしても外傷や激痛を生じたりする不都合を回避
することができる。
ずこの部分が前方に突出した状態のまま取り付け
られているにもかかわらず、その突出しているの
に気づかず雑巾がけなどする場合にも、傾斜板部
の下端には下方及び前方に向かつて湾曲し突出し
ているやや肉厚の軟質端部被覆材を一体に形成し
てあるので、指や手を打ち付けたり、擦りつけた
りしても外傷や激痛を生じたりする不都合を回避
することができる。
第1図は本考案の一実施例の階段用すべり止め
材の使用説明図、第2図はこの階段用すべり止め
材の平面図、第3図はその−断面図である。 図中、1は硬質基板、1aは水平板部、1bは
傾斜板部、1cは段状折曲部、2は軟質被覆材、
2aは水平被覆部、2bは延長被覆部、2cは湾
曲被覆部、2a−2は凹凸条、3は端部被覆材、
10は階段、10aは踏面、10bは蹴上面であ
る。
材の使用説明図、第2図はこの階段用すべり止め
材の平面図、第3図はその−断面図である。 図中、1は硬質基板、1aは水平板部、1bは
傾斜板部、1cは段状折曲部、2は軟質被覆材、
2aは水平被覆部、2bは延長被覆部、2cは湾
曲被覆部、2a−2は凹凸条、3は端部被覆材、
10は階段、10aは踏面、10bは蹴上面であ
る。
Claims (1)
- 階段の踏面に位置される水平板部と、階段の蹴
上面に下端をほぼ接触してその上方を上記蹴上面
から漸次前方に離間して位置される傾斜板部と、
この傾斜板部の上端と上記水平板部との間に一体
に設けられた段状折曲部とを有する断面形状ほぼ
L字状の硬質基板が形成され、上記水平板部の上
面に結合される水平被覆部と、この水平被覆部の
前端より水平状に延長されて上記段状折曲部との
間に空隙部を介して設けられた延長被覆部と、こ
の延長被覆部の前端と上記段状折曲部の前端及び
上記傾斜板部の上端とが交わる角部との間に設け
られた湾曲被覆部とを有する軟質被覆部が上記硬
質基板に一体に設けられた階段用すべり止め材に
おいて、上記水平被覆部の上面には複数の凹凸条
からなるすべり止め部を複数離間して配設すると
ともに、上記延長被覆部の上面は上記凸条の上面
より低く形成し、かつ上記湾曲被覆部は上記延長
被覆部の前端及び上記傾斜板部の上端の前面より
も前面に突出してほぼ半円状に形成するとともに
その下端を湾曲方向延長上に位置させた上記角部
に結合し、さらに上記傾斜板部の下端に下方及び
前方に向かつて湾曲し突出したやや肉厚の軟質端
部被覆材を一体に設けたことを特徴とする階段用
すべり止め材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19530384U JPS6145529U (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | 階段用すべり止め材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19530384U JPS6145529U (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | 階段用すべり止め材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6145529U JPS6145529U (ja) | 1986-03-26 |
| JPH0324749Y2 true JPH0324749Y2 (ja) | 1991-05-29 |
Family
ID=30752817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19530384U Granted JPS6145529U (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | 階段用すべり止め材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6145529U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0337517U (ja) * | 1989-08-23 | 1991-04-11 |
-
1984
- 1984-12-25 JP JP19530384U patent/JPS6145529U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6145529U (ja) | 1986-03-26 |
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