JPH03247695A - 潤滑油組成物 - Google Patents

潤滑油組成物

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JPH03247695A
JPH03247695A JP2044839A JP4483990A JPH03247695A JP H03247695 A JPH03247695 A JP H03247695A JP 2044839 A JP2044839 A JP 2044839A JP 4483990 A JP4483990 A JP 4483990A JP H03247695 A JPH03247695 A JP H03247695A
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oil
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、潤滑油基油および潤滑油組成物に関し、さら
に詳しくは、従来より潤滑性と清浄性の要求が厳しくな
った工業用ギヤ油、自動車用エンジン油、自動車用ギヤ
油、冷凍機用潤滑油、圧延用潤滑油、繊維用潤滑油に使
用可能な潤滑性、清浄性に優れた潤滑油基油およびこれ
を用いた潤滑油組成物、特にオゾン層非破壊性のフロン
R1348などのフルオロカーボン水素添加物(HFC
SHydrogenated Fluoro Carb
on)を冷媒として使用する冷凍機用潤滑油用として最
適な潤滑油基油およびこれを用いた潤滑油組成物に関す
る。
発明の技術的背景 潤滑油の種類としては、工業用ギヤ油、エンジン油、冷
凍機用潤滑油、繊維用潤滑油、圧延用潤滑油などが挙げ
られる。
工雫用ギヤ油は近年、各種産業機械の使用環境が一段と
シビアになるに従って、潤滑性と清浄性のより高温域ま
での維持が要求されてきた。特に、焼付は塗装工程、食
品のベーキング工程では潤滑性と清浄性により高い性能
が要求されてきた。このような用途には、従来より合成
炭化水素系、カルボン酸エステル系もしくはグリコール
系の潤滑油が使用されてきた。
しかしながら、合成炭化水素系油およびカルボン酸エス
テル系油は、潤滑性かまた不十分なうえ、長時間の加熱
で炭化物か生成し、潤滑油としての役割を高温下では果
すことができないという問題点かある。一方、クリコー
ル系の潤滑油は、長時間の加熱による炭化物の生成が少
ないという長所はあるものの、潤滑性か不十分なうえ、
吸湿性か強いため、潤滑性および耐吸湿性の改良が望ま
れていた。
エンジン油ては、自動車エンジンの高性能化に伴い、よ
り高温、より長時間の潤滑性と清浄分散性か要求されて
きた。このような要求に対して、添加剤の選択で対応し
ようとすると添加剤の使用量か多くなるため、たとえは
マヨネーススラツシの沈澱析出が生しるというような弊
害かある。またヘース浦として、鉱物油と合成炭化水素
系油やカルボン酸エステル系油とを併用する試みか従来
よりなされている。しかしながら、高温、長時間の潤滑
性と清浄分散性はともに充分でなかった。
一方、上記の自動車エンジン、すなわち4サイクルエン
ジン用潤滑油と異なり、2サイクルエンジン用潤滑油は
、機構上、ガソリンに添加されて燃焼するため、特に清
浄性が重要である。従来、2サイクルエンジン用潤滑油
として、ひまし油やポリブテンなどが使用されているが
、潤滑性と清浄性がともに充分でない。
自動車用ギヤ油、特にATF用のギヤ油なとては摩擦係
数を低くし、かつその経時変化を少なくする必要かある
。そこで、従来は摩擦低減剤や摩擦調整剤を使用してい
る。しかしながら、これらの添加剤を含む自動車用ギヤ
油は、摩擦係数の経時変化か大きくなるという問題点が
ある。
冷凍機用潤滑油では、冷媒ガスがオゾン層非破壊性RF
CであるフロンR134a (CH2CH2F−CF2
)に変更されるに伴い、従来、冷凍機用潤滑油として使
用されてきた鉱物油やアルキルヘンゼン類化合物は、冷
媒ガスとのt0溶性かないため使用できなくなった。現
在上記冷媒ガス冷凍機用潤滑油としてクリコールエーテ
ル系潤滑油か開発されている。
たとえば、米国特許節4.755.316号明細書には
、テトラフルオロエタンと、分子量か300〜2000
であり、37℃動粘度か約25〜150センチストーク
スであるポリオキシアルキレングリコールとからなる圧
縮冷凍機用組成物か開示されている。
しかしなから、このようなりリコールエーテル系潤滑油
は、一般に熱安定性が不充分で、吸湿性か強く、さらに
NBRなとのゴムシール祠を収縮させ硬度を高めてしま
うという欠点か指摘されている。
繊維用潤滑油では、従来、カルホン酸エステル系やクリ
コール系の潤滑油か使用されているか、潤滑性と清浄性
をともに満足することかできない。
圧延用潤滑油では、従来、牛脂を主成分とする潤滑油が
使用されている。このような潤滑油は、潤滑性かよく、
圧延効率に優れるものの、清浄性が極端に悪いため残存
する牛脂の洗浄工程が不可欠である。また圧延用潤滑油
として、カルボン酸エステル系潤滑油が使用されている
か、この潤滑油は、清浄性か極めて良好であるものの、
潤滑性か悪く実用性が低い。
米国特許第3.627,810号明細書では、高級アル
コールの炭酸エステルの製造方法が開示されており、こ
の炭酸エステルは作動油、潤滑油、可塑剤として有用で
あるとされている。
米国特許第3,657,310号明細書では、式ROC
OO(AO)  R’で表わされる炭酸エステルの製造
方法か開示されており、この炭酸エステルは潤滑油、作
動油、可塑剤として有用であるとされている。たたし、
上記式において、RおよびR゛は一価の脂肪族基であり
、Aは炭素原子数2〜4のアルキレン基であり、nは1
以上の整数である。
欧州特許箱089,709号明細書では、分子量100
〜270の高級アルコールと、低沸点のアルコール炭酸
エステルとのエステル交換によって高級アルコールの炭
酸エステルを製造する方法、およびこのような高級アル
コールの炭酸エステルを含有する潤滑油組成物か開示さ
れている。
特開昭48−37,568号公報では、下記−数式%式
% (式中、RおよびR2は同種もしくは異種のものであり
、そして各々水素原子、脂肪族基、芳香脂肪族基、もし
くは芳香族基、またはアシル基、アルコキシカルボニル
基もしくはアリーロキシ基を表わし、nは1から10ま
での数を表わし、そしてXは主炭素鎖中に少なくとも2
個の炭素原子を有するアルキレン基を表わし、該分子鎖
は場合によりシクロアルキレン基、アルアルキレン基も
しくはアリーレン基または少なくとも1個のへテロ原子
を含む) て表わされる炭酸エステルの一つもしくはそれ以上を含
む動力伝達液か開示されている。
発明の目的 本発明は、上記のような従来技術に伴う問題点を解決し
ようとするものであって、潤滑性および清浄性に優れ、
かつオゾン層非破壊性フロンとの相溶性に優れるような
潤滑油基油およびこれを用いた潤滑油組成物を提供する
ことを目的としている。
発明の概要 本発明に係る潤滑油基油は、 下記の一般式[IF R−0−f (R3)01、−Co−0−R2 ・・ [I] (式〔1]中、R1およびR2は、それぞれ独立に、炭
素原子数1〜20の脂肪族、脂環族、芳香に、炭素原子
数1〜20の炭化水素基であり、R3はCH2CH2C
I2基または−CH2CH2CH(CI+ 2CH(C
H3)基であり、nは2〜100の正の整数である) て表わされるグリコールエーテルカーホネートであるこ
とを特徴としている。
また本発明に係る潤滑油組成物は、 下記の一般式[I] %式% [I] ・・・[I]中、RおよびR2は、それぞれ独立に、炭
素原子数1〜20の脂肪族、脂環族、芳香に、炭素原子
数1〜20の炭化水素基であり、R3はCH2CH2C
I+2基または−CH2CH(CH2CH3)基であり
、nは2〜100の正の整数である) て表わされるグリコールエーテルカーホネートを含有し
てなることを特徴としている。
本発明に係る潤滑油基油および潤滑油組成物は、潤滑性
および清浄性に優れ、また鉱油、エステル系の潤滑油と
比較して、低温での粘度を引き下げることが容易である
ため、工業用ギヤ油、自動車用エンジン浦、自動車用ギ
ヤ油、冷凍機用潤滑油、繊維用潤滑油、圧延用潤滑油な
との用途に広く用いることができる。
また、本発明に係る潤滑油基油および潤滑油組成物は、
上記のような特性に優れるたけてなく、フロンR134
aなとのオゾン層非破壊性フロンとの相溶性に優れてい
るため、フロンR−134aなとのオゾン層非破壊性フ
ロンを冷媒として使用する冷凍機用潤滑油として用いる
ことができる。
また、本発明に係る潤滑油組成物のうち、上記一般式[
I]で表わされるグリコールエーテルカーボネートのほ
かに、フロンR134aなどのオゾン層非破壊性フロン
を含有してなる潤滑油も冷凍機用潤滑油として用いるこ
とかできる。
発明の詳細な説明 以下、本発明に係る潤滑油基油および潤滑油組成物につ
いて具体的に説明する。
本発明に係る潤滑油基油は、下記の一般式[I]で表わ
される新規なグリコールエーテルカーボネートであり、
また本発明に係る潤滑油組成物は、このグリコールエー
テルカーボネートを含有してなる組成物である。
R1−C)−f (R3)01 。−Co−0−R2[
I] たたし、上記一般式[I]において、 RおよびR2は、それぞれ独立に、炭素原子■ 数1〜20の脂肪族、脂環族、芳香に、炭素原子数1〜
20の炭化水素基であり、Rは−CIl。CH2CH2
基または−C1l  CH(C1l 3)基であり、n
は2−100の正の整数である。
ここて、RおよびR2における脂肪族炭化水素基の具体
的な例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イ
ソプロピル基、イソブチル基、Sブチル基、t−ブチル
基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、n
−ヘキンル基、イソヘキシル基、n−ヘプチル基、イソ
へブチル基、■−オクチル基、イソオクチル基、n−ノ
ニル基、イソノニル基、n−デシル基、イソデシル基、
n−ウンデシル基、イソウンデシル基、n−トデシル基
、イソドデシル基、n−1−リデシル基、イソトリデシ
ル基、n−テトラデシル基、イソウンデシル基、n−ペ
ンタデシル基、イソウンデシル基、n−ヘキサデシル基
、イソヘキサデシル基、n−ヘブタデシル基、イソプロ
ピル基、n−オクタデシル基、イソオクタデシル基、n
−ノニルデシル基、イソノニルデシル基、n−アイコサ
ニル基、イソウンデシル基などを挙げることができる。
また、R1およびR2における脂環族炭化水素基の具体
的な例としては、シクロヘキシル基、1〜シクロへキセ
ニル基、メチルシクロヘキシル基、ジメチルシクロヘキ
シル基、デカヒドロナフチル基、トリシクロデカニル基
などを挙げることかできる。
さらに、RおよびR2における芳香族炭化水素基の具体
的な例としては、フェニル基、o−トリル基、p−トリ
ル基、d−トリル基、2.4−キシリル基、メシチル基
、1−ナフチル基などを挙げることかできる。
さらにまた、R1およびR2における芳香脂肪族炭化水
素基の具体的な例としては、ヘンシル基、メチルベンジ
ル基、β−フェニルエチル基(フェネチル基)、■−フ
ェニルエチル基、1−メチル−1−フェニルエチル基、
p−メチルペンシル基、スチリル基、シンナミル基なと
を挙げることができる。
本発明においては、上記一般式[]におけるR  SR
,R3およびnは、目的とする用途に■2 合わせて選択される。たとえば、一般式[I]で表わさ
れるグリコールエーテルカーボネートの100℃におけ
る動粘度(JIS K−2283)がs csi近辺に
なるように、R1R2、R3およびnを工 選択すれば、このようなりリコールエーテルカーボネー
トを含有する潤滑油組成物を、フロンR−1348なと
のオゾン層非破壊性フロンを冷媒として使用する冷凍機
用潤滑油として好ましく用いることかできる。これは、
上記のようなりリコールエーテルカーボネートか、−2
0℃という低温下でもまた90℃という高温下でもオゾ
ン層非破壊性フロンとの相溶性に特に優れているからで
ある。
上記のような一般式[I]で表わされるグリコールエー
テルカーボネートは、たとえばポリアルキレングリコー
ルモノアルキルエーテルを、比較的低沸点のアルコール
の炭酸エステルの過剰存在下でエステル交換させること
によって製造することができるし、またホスゲン法によ
っても製造することができる。本発明においては、前者
の製遣方法か、ホスケン法のように猛毒カスを使用する
必要かないため、安全面で好ましい。
上記ポリアルキレングリコールモノアルキルエーテルと
しては、具体的には、エチレングリコールモノアルキル
エーテル、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル
、トリエチレングリコールモノアルキルエーテル、テト
ラエチレンクリコールモノアルキルエーテル、プロピレ
ングリコールモノアルキルエーテル、ジプロピレングリ
コールモノアルキルエーテル、トリプロピレンクリコー
ルモノアルキルエーテル、テトラプロピレングリコール
モノアルキルエーテルなどが挙げられる。また、上記の
ようなポリアルキレンクリコールの製造で副生ずる、よ
り高沸点のポリアルキレングリコールやこれらの混合物
を蒸留精製するか、または精製することなくそのまま使
用することも可能である。
さらに、−数式H]で表わされるグリコールエーテルカ
ーボネートは、ポリアルキレンクリコールの炭化水素基
の長さ、ポリアルキレングリコールの重合度を適宜選択
することによって、目的とする用途にあった粘度に設定
することができる。また、さらにポリアルキレングリコ
ールの炭化水素基、ポリアルキレンクリコール基の構造
を選択することによって、低温特性、耐熱性、ゴム膨潤
性なとの特性を任意に調整することができる。
上記のようにして得られるグリコールエーテルカーボネ
ートは、クリコールエーテル類と比較して潤滑性に優れ
、吸湿性か低く、清浄性も良好であるという特徴を有す
るので、工業用ギヤ油、自動車用エンジン油、自動車用
ギヤ油、繊維用潤滑油、圧延用潤滑油、冷凍機用潤滑油
に使用することができる。
本発明に係る潤滑油組成物で用いられるグリコールエー
テルカーボネートは、潤滑油組成物全量100重量部に
対して、1〜100重量部未満、好ましくは10重量部
〜100重量部未満、さらに好ましくは20重量部〜1
00重量部未満の量で存在している。また、本発明にお
いては、上記のようなグリコールエーテルカーボネート
、すなわち、本発明に係る潤滑油基油を単独で潤滑油と
して用いることもてきる。
上記のように、本発明に係る潤滑油組成物は、グリコー
ルエーテルカーボネートのほかに、他の成分を用いて潤
滑油とするが、たとえば、本発明に係る潤滑油組成物を
工業用ギヤ油、自動車用エンジン油、自動車用ギヤ油と
して用いる場合には、グリコールエーテルカーボネート
のほかに、他の使用可能な成分として鉱物油、たとえば
ニュートラルオイルやブライトストックなとか配合され
ていてもよい。また、液状ポリブテンや液状デセンオリ
ゴマーなどのa−オレフィンオリゴマー、アジピン酸ジ
イソオクチル、セハチン酸ジイソオクチル、セパチン酸
ジラウリルなどのカルボン酸エステル、植物油が配合さ
れていてもよい。さらに、本発明では、公知の潤滑油添
加剤、たとえば桜井俊男編「石油製品添加剤」 (幸書
房、昭和49年発行)などに記載されている清浄分散剤
、酸化防止剤、耐荷重添加剤、油性剤、流動点降下剤な
どの潤滑油添加剤を、本発明の目的を損なわない範囲で
、潤滑油組成物に含めることができる。
本発明に係わる潤滑油を、特に冷凍機油用潤滑油として
用いる場合、配管、熱交換器などに銅合金か使用される
と銅腐蝕か起きないことか耐蝕上重要である。特に銅腐
蝕を起さずに、耐荷重性を上げれる添加剤としては、ト
リフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、
トリナフチルホスフェート、トリーα−ナフチルホスフ
ェート、トリーβ−ナフチルホスフェートなとの燐酸エ
ステル、プチルフェニルクリシジルエーテル、ヘキシル
フェニルクリシジルエーテルなどのフェニルグリシジル
エーテル型エポキシ化合物、エポキシ化大豆油、エポキ
シ化綿実浦なとのエポキシ化植物油やエポキシ化脂肪酸
エステルか好ましい。
また、本発明に係る潤滑油組成物を冷凍機用潤滑油とし
て用いる場合には、グリコールエーテルカーボネートの
ほかに、他の使用可能な成分としてグリコールエーテル
類、鉱物油、たとえばニュートラルオイルやブライトス
トックなどが配合されていてもよい。また、液状ポリブ
テンや液状デセンオリゴマーなとのα−オレフィンオリ
コマ−アジピン酸ジイソオクチル、セパチン酸ジイソオ
クチル、セパチン酸ジラウリルなどのカルボン酸エステ
ルや植物油が配合されていてもよい。
特にオゾン層非破壊性の冷媒ガスとしてRFCたとえば
フロンR−1348(テトラフルオロエタン)を用いる
冷凍機用潤滑油の場合には、添加できる他の成分として
は、相溶性の点でグリコールエーテル類やカルボン酸エ
ステル類に限られる。
しかしながら、これらの成分の添加量は、耐熱性、フロ
ンR−134aとの相溶性、吸水性を悪化させるため、
添加量は潤滑油組成物全量100重量%に対して60重
量%未満とする必要がある。さらに上述したような公知
の潤滑油添加剤が配合されていてもよい。さらにまた、
冷凍機用潤滑油組成物中に、フロンR134aなとのオ
ゾン層非破壊性フロンを含有させることもてきる。
また、本発明に係る潤滑油組成物を構成するグリコール
エーテルカーボネートを圧延用潤滑油、金属加工油、繊
維用潤滑油なとの用途に用いる場合には、従来通常に実
施されているように、適当な乳化剤を用いてグリコール
エーテルカーボネートを水とのエマルジョンにして使用
することも可能である。
発明の効果 本発明に係る潤滑油基油および潤滑油組成物は、潤滑性
および清浄性に優れ、また、鉱油、エステル系の潤滑油
と比較して、低温での粘度を引き下げることが容品であ
るという効果がある。
したがって、本発明に係る潤滑油基油および潤滑油組成
物は、工業用ギヤ油、自動車用エンジン油、自動車用ギ
ヤ油、冷凍機用潤滑油、繊維用潤滑油、圧延用潤滑油な
との用途に広く用いることができる。
また、本発明に係る潤滑油基油および潤滑油組成物は、
上記のような特性に優れるたけてなく、フロンR−13
4aなとのオゾン層非破壊性フロンとの相溶性に優れて
いるため、フロンR134aなとのオゾン層非破壊性フ
ロンを冷媒として使用する冷凍機用潤滑油として用いる
ことができるし、また冷凍機用潤滑油組成物の一成分と
してオゾン層非破壊性フロンを用いることができる。
本発明に係る潤滑油基油および潤滑油組成物(以下、「
潤滑油組成物等」と称する場合かある)を上記のような
潤滑油として使用した場合の具体的な効果は、以下のと
おりである。
(1)工業用ギヤ油 本発明に係る潤滑油組成物等は、一般の工業用ギヤ油た
けでなく、特に優れた清浄性と潤滑性が要求されるチエ
インオイルにも使用することができる。
(2)自動車用エンジン油 本発明に係る潤滑油組成物等は、潤滑性き清浄性に優れ
ているため、清浄性を重視する最近のエンジン油の高性
能化の要求に応じることかできる。
また本発明に係る潤滑油組成物においては、清浄分散剤
、安定剤なとの添加剤の使用量を、従来の自動車エンジ
ン油の場合と比較してより減量させることかできるため
、これら添加剤の使用量か多いことが原因と推定される
、マヨネーズスラッジや保管時の不溶解舒の析出といっ
た問題点も解決することができる。
さらに、本発明に係る潤滑油組成物等は、従来の2サイ
クルエンジン用潤滑油と比較して、潤滑性と清浄性がと
もに優れているため、4サイクルエンジンたけてなく、
2サイクルエンジン用のエンジン油としても使用するこ
とかできる。
(3)自動車用ギヤ油 本発明に係る潤滑油組成物等は、潤滑性および清浄性に
優れ、しかも摩擦係数か低く、かつその経時変化が少な
い。
(4)冷凍機用潤滑油 本発明に係る潤滑油組成物等は、特定のグリコールエー
テルカーボネートで構成されているため、冷媒ガスとし
て用いられるオゾン層非破壊性のHFCであるフロンR
134a (ClI2 P CF3 )に溶解するたけ
てなく、熱安定性および耐吸湿性に優れ、しかもNBR
なとのゴムシール材の収縮を防止してシール効果を保持
することができる。
また、本発明に係る潤滑油組成物等は、EPDM、SB
Hに対しても、上記と同様のシール効果を保持すること
から、EPDM、SBRをゴムシール材として用いるこ
とができる。
(5)繊維用潤滑油 本発明に係る潤滑油組成物等は、従来のグリコールエー
テル系潤滑油と比較して、潤滑性に優れ、しかも発煙性
か少ない。
(6)圧延用潤滑油 本発明に係る潤滑油組成物等は、従来の牛脂を生成分と
する圧延用潤滑油と同等以上の潤滑性と圧延性を有する
とともに、加熱たけて炭化することなく発揮し、しかも
清浄性に優れているため、洗浄工程を省略することかで
きる。
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明は、こ
れら実施例に限定されるものではない。
実施例および比較例における潤滑油の性能評価は、以下
の試験方法による。
(1)評価方法 a、動粘度   JIS K−2283b、粘度指数 
 JIS K−2283C1低温粘度  ASTM D
 2983d、摩擦特性 摩擦係数は、オプチモール製SRV摩擦試験機にて下記
条件で測定する。
荷  重 :  20ON、 温  度 : 50℃、 時 間:10分、 振  幅 : 1順− 振動数+50Hz、 試験片:ともに5UJ−2製の円板と球との組合せ 摩耗痕は、上記試験後の円板の摩耗痕の深さを表面粗度
計(東京精密社製サーフコム200B )で測定する。
e、熱安定性 100℃ビーカーに試料20g採り100℃、6.5時
間オーブンで加熱し、試験前後の重量変化率をもって熱
安定性を評価する。変化(減少)率が小さい程優れてい
ることを示す。
f、清浄性 試料1gを直径5c+nの軟膏蓋に採り、230℃、4
8時間または300℃、6時間加熱する。試料が残存す
る場合は、黒色固形化(炭化状態)している。試験前後
の重量を測定し、試料残存率をスラッジ生成率とし、こ
のスラッジ生成率をもって清浄性を評価する。
g、吸湿性 100ccビーカーに試料30g採り、25℃、相対湿
度75%の恒温恒湿槽て48時間静置し、試験前後の水
分濃度をカールフィッシャー法で測定する。
h、ゴム膨潤性 2種のOリング(P−22) 、すなわちニトリルコム
製のOリング(JIS B 2401)1種B)と弗素
ゴム製のOリング(JIS B 2401の4種D)を
試料20m1の入ったフラスコに入れ、コンデンサーを
つけて、120℃のオイルハスに70時間浸漬する。終
了後0リングを取り出し、付着試料をよく拭ってから重
量変化を求める。
i、フロンR−134aとの相溶性 内径10關、深さ20cn+の試験管に試料1 ml採
り、ドライアイス−アセトン浴で冷却しなから、フロン
R−134aをボンベ容器からゆっくり導入し試料の量
より多めに溜める。次にスパチュラ−を入れて撹拌し、
−20℃の冷媒浴に移し、試料/フロンR−134aの
容積比か1/1になったときの溶解性を調べる。完全に
均一であれば○とし、溶解しなければ、×とする。
実施例1 ウィトマー型蒸溜塔、攪拌機および温度計付4つロフラ
スコにプロピレンオキシド系グリコールエーテル(Mn
 : 1240. My/Mn : 1 、 1 )2
75g(0,22モル)と炭酸ジメチル300g (3
,3モル)をとり、系内を窒素ガスで置換した。次いで
、ナトリウム メチラート(28%メタノール溶液)0
.99gを注射器で注入して、油浴温度120℃で1時
間、全還流を行ない、生成したメタノールと炭酸ジメチ
ルの共沸組成物(共沸温度64℃)を、フラスコの塔頂
より抜き出した。そして、内容物の沸騰状況を見なから
油浴温度を150℃まで上げていき、内容物のIRスペ
クトルを測定し、OH基の吸収か認められなくなったと
きを反応の終点とした。
次いて、減圧加熱をすることなく、この内容物に、トル
エン250 ccとイオン交換樹脂(アンバーリスト 
15E)20gを加えて1時間撹拌した後、濾過を行な
った。そして、この濾液を150℃、10mm)Igの
条件で濃縮し、生成物284gを得た。
生成物のIR分析の結果、水酸基は検出されなかった。
また、生成物は、GPC分析の結果とNMR分析の結果
から以下の構造を有するグリコールエーテルカーボネー
トであることか判った。
n −CH−0(C3H60) n 9 CH389 CO−〇 5重量9b 8.5重量% 不明成分 2.0重量9に のグリコールエーテルカーボネートの赤外吸収スペクト
ル図およびGPC図をそれぞれ第1図、第2図に示す。
このグリコールエーテルカーボネートの潤滑油基本性能
の評価結果を表1に示す。
実施例2 実施例1において、実施例1のプロピレンオキシド系グ
リコールエーテルの代わりに、M nか1520、My
/Mn力弓、1であるプロピレンオキシド系グリコール
エーテル275g(0,18モル)を用いた以外は、実
施例1と同様にして、生成物280gを得た。
生成物のIR分析の結果、水酸基は検出されなかった。
また、生成物は、GPC分析の結果とNMR分析の結果
から以下の構造を有するグリコールエーテルカーボネー
トであることが判った。
nCHO(C3H60)、CO−0CH493 92,1重量% 7.3重量% 不明成分       0.6重量% このグリコールエーテルカーボネートの潤滑油基本性能
の評価結果を表1に示す。
比較例1 プロピレンオキシド系グリコールエーテル(Mn:12
40、My /Mn  : 1.1)を使用して試験し
た。
結果を表1に示す。
比較例2 プロピレンオキシド系グリコールエーテル(Mn : 
1520、Mw/ Mn : 1 、 l)を使用して
試験した。
結果を表1に示す。
表1より、比較例]、2と比較して、各実施例のグリコ
ールエーテルカーボネートは、フロンR134aとの相
溶性が同様に良好で、吸湿性か少なく、ニトリルゴムの
収縮性がなく6膨潤性のためンール性が良好であり、潤
滑性も優れていることは明らかである。また、比較例1
,2と比較して、各実施例のグリコールエーテルカーボ
ネートは、潤滑性か一段と優れており、清浄性を重視す
る潤滑油にも適することは明らかである。
実施例1.2のグリコールエーテルカーボネート潤滑油
および比較例12のプロピレンオキシド系グリコール 
エーテル潤滑油とフロンR−134aとの相溶性を更に
詳しく調べるため、潤滑油とフロンR−134aとを割
合を色々変えてガラス管に封入し、両者か相溶する限界
の温度(臨界温度)を求めた。
その結果を表2に示す。
比較例3 現行のフロン、R−12冷凍機用潤滑油(日本サン石油
製スニソ 331)を使用して試験した。
結果を表1に示す。
この潤滑油は、オゾン層非破壊性のフロンR表1 (註) 相溶性あり t1溶性なし 表 (註) 潤 滑 浦、15重量% フロンR−134a 85重量%
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1て得られたグリコールエーテルカー
ボネートの赤外吸収スペクトル図であり、第2図は、実
施例1て得られたグリコールエーテルカーボネートのG
PC図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の一般式[ I ] R_1−O−{(R_3)O}_n−CO−O−R_2
    ・・・[ I ] (式[ I ]中、R_1およびR_2は、それぞれ独立
    に、炭素原子数1〜20の脂肪族、脂環族、芳香族、芳
    香脂肪族の炭化水素基であり、R_3は−CH_2CH
    _2基または−CH_2CH(CH_3)基であり、n
    は2〜100の正の整数である) で表わされるグリコールエーテルカーボネートであるこ
    とを特徴とする潤滑油基油。
  2. (2)下記の一般式[ I ] R_1−O−{(R_3)O}_n−CO−O−R_2
    ・・・[ I ] (式[ I ]中、R_1およびR_2は、それぞれ独立
    に、炭素原子数1〜20の脂肪族、脂環族、芳香族、芳
    香脂肪族の炭化水素基であり、R_3は−CH_2CH
    _2基または−CH_2CH(CH_3)基であり、n
    は2〜100の正の整数である) で表わされるグリコールエーテルカーボネートを含有し
    てなることを特徴とする潤滑油組成物。
  3. (3)下記の一般式[ I ] R_1−O−{(R_3)O}_n−CO−O−R_2
    ・・・[ I ] (式[ I ]中、R_1およびR_2は、それぞれ独立
    に、炭素原子数1〜20の脂肪族、脂環族、芳香族、芳
    香脂肪族の炭化水素基であり、R_3は−CH_2CH
    _2基または−CH_2CH(CH_3)基であり、n
    は2〜100の正の整数である) で表わされるグリコールエーテルカーボネートを含有し
    てなることを特徴とする冷凍機用潤滑油組成物。
  4. (4)オゾン層非破壊性フロンを含有していることを特
    徴とする請求項第3項に記載の冷凍機用潤滑油組成物。
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