JPH0325154Y2 - - Google Patents

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JPH0325154Y2
JPH0325154Y2 JP1985037037U JP3703785U JPH0325154Y2 JP H0325154 Y2 JPH0325154 Y2 JP H0325154Y2 JP 1985037037 U JP1985037037 U JP 1985037037U JP 3703785 U JP3703785 U JP 3703785U JP H0325154 Y2 JPH0325154 Y2 JP H0325154Y2
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cutoff
overspeed
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test
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は変速回転機械に設けられる過速遮断機
構の試験装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
蒸気タービンやガスタービン等の変速回転機械
は、その安全性を確保するために予め定格回転数
を上回る所定の回転数になつたときに自動的に回
転を停止させる必要があり、そのためこの種の機
械には一般に過速遮断機構(Over Speed Trip
Mechanism)が設けられている。この過速遮断
機構は、タービンの動作異常発生時等に確実に働
かなければならないことから、その動作信頼性に
は極めて高いものが要求される。そこで過速遮断
機構の動作試験をタービンに取付ける前に、以下
の手順により行なうことが本出願人にて考えられ
ている。第2図はその試験装置の構成の概要を示
すもので、次のように構成される。すなわち、過
速遮断機構は回転体1と遮断検出機構7とからな
り、所定値以上の遠心力が加わつたときに遠心方
向に突出するピン1bを上記回転体1の軸1aに
挿着してこのピン1bの突出を上記遮断検出機構
7のレバーで検出し、この検出時に過速遮断信号
を発生するようにしたもので、上記回転体1は中
間軸2を介して可変速モータ3の回転軸3aに接
続される。またこの可変速モータ3の回転軸3a
にはロータリエンコーダ5が設けられており、こ
のロータリエンコーダ5で検出された可変速モー
タ3の回転数はデジタル表示器6に表示されるよ
うになつている。
しかして、この様な試験装置により過速遮断機
構の試験を行なうには、デジタル表示器6に表示
される可変速モータ3の回転数を目視しながら、
可変速モータ3に設けてある回転速度調整つまみ
9を手動操作して徐々に可変速モータ3の回転数
を増加させ、この回転数増加中に過速遮断機構が
動作して過速遮断信号が発生すると、この時点で
の可変速モータ3の回転数を上記デジタル表示器
6で読取つて記録する。そして、この試験を1台
の過速遮断機構に対し例えば12回繰返し実施し、
各試験で記録した遮断時のモータ3の回転数を比
較検討することにより過速遮断機構の良否を判定
する。尚、以上の試験において遮断検出機構7の
レバーは、各試験が終了する毎に手動操作部8を
操作することによりリセツトする。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、この様な試験装置には次のような各
種問題点があり、実現困難であつた。すなわち、
その問題点とは、 可変速モータ3の脇に作業者が位置して回転
速度調整つまみ9を作業者が手動操作すること
により可変速モータ3を回転させるものである
ため、過速遮断機構が高速回転時に破損等を起
こした場合にその破片が作業者にぶつかる恐れ
があり、非常に危険である。また遮断検出機構
7のリセツトについても、作業者が手動で行な
うようにしているため、誤つて回転中の回転体
1に手を触れる危険がある。
作業者がデジタル表示器6を目視しながら、
全て手動操作により試験を行なうものであるた
め、一回の試験に多くの時間と手間を要し、試
験能率が低くたとえ熟練作業者であつても大幅
な能率向上を望めない。
過速遮断機構動作時の可変速モータ3の回転
数を目視により認識し記録するものであるた
め、疲労等により計測値の誤認を生じ易く、試
験データの信頼性が低い。
等である。
そこで、本考案は上記問題点に着目し、過速遮
断機構の動作試験を自動的に行なえるようにし、
これにより作業者の負担を軽減して試験能率およ
び試験データの信頼性の向上を図り、かつ作業者
の安全性を十分確保し得る過速遮断機構の試験装
置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
本考案は、上記目的を達成するために、所定値
以上の遠心力を受けると偏位する偏位部を有する
回転体を回転駆動する可変速モータと、この可変
速モータを予め設定した回転数変化情報に従つて
回転数を増加させながら回転駆動するとともに、
前記偏位部の偏位を検出して過速遮断信号を発生
する遮断検出部から前記過速遮断信号が発生され
たとき前記可変速モータの回転駆動を停止する回
転制御手段と、前記可変速モータの回転数を検出
する回転数検出手段と、前記遮断検出部から前記
過速遮断信号が発生されたときこの時点での前記
回転数検出手段により検出された前記可変速モー
タの回転数を保持し記録する記録手段と、前記遮
断検出部から前記過速遮断信号が発生されたとき
前記過速遮断機構を初期状態に戻すリセツト手段
とを備え、前記回転制御手段による前記可変速モ
ータの回転駆動、前記記録手段による前記可変速
モータの回転数の保持・記録および前記リセツト
手段による前記過速遮断機構の初期状態への戻し
を所定回数自動的に繰り返させるようにし、これ
により作業者は遠隔操作により試験装置を駆動制
御できるようにしたものである。
〔実施例〕
第1図は、本考案の一実施例における試験装置
の構成を示すものである。尚、同図において前記
第2図と同一部分には同一符号を付して詳しい説
明は省略する。
この試験装置は、試験制御回路10と、この制
御回路10に対し被試験対象である過速遮断機構
の遮断回転数等のパラメータ情報を入力するため
の操作入力部20と、プリンタ31および表示器
32を備え過速遮断時の可変速モータ3の回転数
を印字および表示する記録部30と、可変速モー
タ3の回転駆動中における回転数の変化を記録す
るX−Yレコーダ40と、可変速モータ3の回転
速度調整つまみ9を回転させる制御モータ
(CM)50と、遮断検出機構70の検出レバー
をリセツトするためのリセツト機構80と、この
リセツト機構80を駆動するための電磁弁60と
を有している。
試験制御回路10は、マイクロコンピユータ
(CPU)11を主制御部として備えたもので、こ
のCPU11にその制御動作プログラムを記憶し
たROM12および制御データを記憶するRAM
13をそれぞれ接続するとともに、複数の入出力
回路(I/O)14,16,17,18,19,
22,24をそれぞれ接続している。これらの入
出力回路のうち入出力回路14,16,24は、
それぞれ前記操作入力部20からの入力情報、ロ
ータリエンコーダ5の出力パルスをカウントして
回転数情報を得るカウンタ15の出力情報および
遮断検出機構70から発生される過速遮断信号を
入力する。また入出力回路17,18は、それぞ
れ過速遮断信号発生時の可変速モータ3の回転数
情報および可変速モータ3の回転駆動中における
回転数の変化情報を前記記録部30およびX−Y
レコーダ40に出力する。さらに入出力回路19
は、CPU11から出力される回転制御情報をモ
ータ駆動回路21に出力し、このモータ駆動回路
21により制御モータ50を回転駆動させる。ま
た入出力回路22は、CPU11から発生される
リセツト信号を電磁弁駆動回路23に供給してこ
の電磁弁駆動回路23により電磁弁60を動作さ
せるものである。
次に、以上のように構成された装置の動作を試
験手順に従つて説明する。先ず試験準備として、
被試験対象である過速遮断機構の回転体1を可変
速モータ3の中間軸2に軸着するとともに、この
回転体1のピン1b近傍の所定の位置に遮断検出
機構70を対向配置する。そして上記過速遮断機
構の遮断回転数を操作入力部20から入力し設定
する。
この状態で操作入力部20の試験開始スイツチ
を操作すると、CPU11はROM12に予め設定
してある回転数変化情報に従つてモータ駆動回路
21に駆動制御信号を出力する。この結果モータ
駆動回路21から駆動信号が発せられて制御モー
タ50が回転を開始し、これにより可変速モータ
3の回転速度調整つまみ9が操作されて可変速モ
ータ3は回転を開始する。このとき上記可変速モ
ータ3の回転速度は、上記回転数変化情報に従つ
て先ず過速遮断機構の定格回転数に達するまでは
急速に上昇し、かつ定格回転数に達したのちは上
昇率を低くして除々に上昇するように制御され
る。そしてこの回転駆動中に、可変速モータ3の
回転数はロータリエンコーダ5およびカウンタ1
5により検出されてCPU11により入出力回路
18を介してX−Yレコーダ40に出力され記録
される。しかして、過速遮断機構の回転体1の回
転数の変化が記録紙に記録される。
さて、上記可変速モータ3の回転動作中に過速
遮断機構が動作して遮断検出機構70から過速遮
断信号が発生されると、CPU11はこの過速遮
断信号が発生された時点でのロータリエンコーダ
ータ5およびカウンタ15により検出された可変
速モータ3の回転数を入力して保持し、この回転
数を入出力回路17を介して記録部30に出力し
て、この記録部30の表示器32にデジタル表示
させるとともに、プリンタ31で記録紙に印字さ
せる。そしてこの記録動作を終了するとCPU1
1は、電磁弁駆動回路23にリセツト信号を出力
して電磁弁を駆動させ、これによりリセツト機構
80を動作させて遮断検出機構70をリセツト
し、初期状態に戻す。尚、上記過速遮断機構が動
作して遮断検出機構70から過速遮断信号が発生
されると、CPU11からモータ駆動回路21に
停止指令信号が出力され、これにより可変速モー
タ3は付勢が解除されて除々に減速し停止する。
かくして1回目の試験が終了するとCPU11
は、以上の試験を合計12回繰返し実施し、これら
の試験を全て終了したことを以て1個の過速遮断
機構に対する動作試験を完了する。
作業者はこの試験完了後、プリンタ31に印字
された各試験毎の遮断回転数を比較検討し、その
バラツキや絶対値等から過速遮断機構の良否を判
定する。
このように本実施例の試験装置を使用すれば、
作業者は試験中に過速遮断機構の側で試験作業を
行なうことなく、試験装置から離れた位置で遠隔
制御により試験を行なうことができる。したがつ
て、もし仮に試験中に過速遮断機構が破損等を起
こしてその破片が飛散したとしても、作業者には
何等影響が及ぶことはなく、この結果作業者の安
全を確実に保持することができる。また、CPU
11の制御により自動的に試験を行なつているの
で、作業者が手動操作で試験を行なう従来の場合
に比べて試験能率を大幅に高めることができ、さ
らには作業者の目視判断に頼る場合に比べて常に
正確な測定値を得ることができ、これにより生産
性および試験結果の信頼性の向上を図ることがで
きる。また本実施例では、可変速モータ3の回転
数を過速遮断機構の定格回転数までは急速に増加
させ、かつ定格回転数に達したのち遮断動作する
までは除々に増加させるようにしたので、一定の
速度で回転数を増加させる場合に比べて1回の試
験に要する時間を短縮することができ、しかも高
精度の測定結果を得ることができる。さらに遮断
動作時の可変速モータ3の回転数をプリンタ31
で記録紙に印字するばかりでなく表示器32にも
表示するようにしたので、1回の試験が終了する
毎に作業者は遮断回転数を確認することができ、
これにより例えば2、3回試験を行なつた段階で
測定値が異常と判断できる場合には、その時点で
試験を中止することもできる。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば制御回路の構成や制御手順、制御内
容、記録手段の構成等についても、本考案の要旨
を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、所定値以
上の遠心力を受けると偏位する偏位部を有する回
転体を回転駆動する可変速モータと、この可変速
モータを予め設定した回転数変化情報に従つて回
転数を増加させながら回転駆動するとともに、前
記偏位部の偏位を検出して過速遮断信号を発生す
る遮断検出部から前記過速遮断信号が発生された
とき前記可変速モータの回転駆動を停止する回転
制御手段と、前記可変速モータの回転数を検出す
る回転数検出手段と、前記遮断検出部から前記過
速遮断信号が発生されたときこの時点での前記回
転数検出手段により検出された前記可変速モータ
の回転数を保持し記録する記録手段と、前記遮断
検出部から前記過速遮断信号が発生されたとき前
記過速遮断機構を初期状態に戻すリセツト手段と
を備え、前記回転制御手段による前記可変速モー
タの回転駆動、前記記録手段による前記可変速モ
ータの回転数の保持・記録および前記リセツト手
段による前記過速遮断機構の初期状態への戻しを
所定回数自動的に繰り返させるようにしたことに
よつて、過速遮断機構の動作試験を自動的に行な
うことができ、これにより作業者の負担を軽減し
て試験能率および試験データの信頼性の向上を図
り、かつ作業者の安全性を十分確保し得る過速遮
断機構の試験装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における試験装置の
構成を示す図、第2図は従来の試験装置の構成を
示す図である。 1……過速遮断機構の回転体、1a……回転
軸、1b……ピン、2……中間軸、3……可変速
モータ、3a……モータの回転軸、5……ロータ
リエンコーダ、9……可変速モータの回転速度調
整用つまみ、10……制御回路、11……CPU、
12……ROM、13……RAM、14,16,
17,18,19,22,24……入出力回路
(I/O)、15……カウンタ、20……操作入力
部、21……モータ駆動回路、23……電磁弁駆
動回路、30……記録部、31……プリンタ、3
2……表示器、40……X−Yレコーダ、50…
…制御モータ、60……電磁弁、70……遮断検
出機構、80……リセツト機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定値以上の遠心力を受けると偏位する偏位部
    を有する回転体と上記偏位部の偏位を検出して過
    速遮断信号を発生する遮断検出部とからなる過速
    遮断機構の試験装置であり、 前記回転体を回転駆動する可変速モータと、 この可変速モータを予め設定した回転数変化情
    報に従つて回転数を増加させながら回転駆動する
    とともに、前記遮断検出部から前記過速遮断信号
    が発生されたとき前記可変速モータの回転駆動を
    停止する回転制御手段と、 前記可変速モータの回転数を検出する回転数検
    出手段と、 前記遮断検出部から前記過速遮断信号が発生さ
    れたときこの時点での前記回転数検出手段により
    検出された前記可変速モータの回転数を保持し記
    録する記録手段と、 前記遮断検出部から前記過速遮断信号が発生さ
    れたとき前記過速遮断機構を初期状態に戻すリセ
    ツト手段と、 前記回転制御手段による前記可変速モータの回
    転駆動、前記記録手段による前記可変速モータの
    回転数の保持・記録および前記リセツト手段によ
    る前記過速遮断機構の初期状態への戻しを所定回
    数繰り返させる試験制御手段とを具備したことを
    特徴とする過速遮断機構の試験装置。
JP1985037037U 1985-03-15 1985-03-15 Expired JPH0325154Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985037037U JPH0325154Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985037037U JPH0325154Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61154548U JPS61154548U (ja) 1986-09-25
JPH0325154Y2 true JPH0325154Y2 (ja) 1991-05-31

Family

ID=30542774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985037037U Expired JPH0325154Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JP (1) JPH0325154Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619711U (ja) * 1979-07-23 1981-02-21
JPS5619710U (ja) * 1979-07-23 1981-02-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61154548U (ja) 1986-09-25

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