JPH0325223Y2 - - Google Patents
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- JPH0325223Y2 JPH0325223Y2 JP1986067175U JP6717586U JPH0325223Y2 JP H0325223 Y2 JPH0325223 Y2 JP H0325223Y2 JP 1986067175 U JP1986067175 U JP 1986067175U JP 6717586 U JP6717586 U JP 6717586U JP H0325223 Y2 JPH0325223 Y2 JP H0325223Y2
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- rotation
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は座標入力装置に係り、特に円滑な座標
入力操作を行ない得る座標入力装置に関する。
入力操作を行ない得る座標入力装置に関する。
従来の技術
一般にグラフイツク・デイスプレイ装置等にお
いて、表示装置(以下CRTという)の画面上の
図形、カーソルを移動させる座標入力装置が知ら
れている。座標入力装置としては種々の構造の物
が提案されており、そのひとつとして近年、所謂
「マウス」と称される座標入力装置がある。
いて、表示装置(以下CRTという)の画面上の
図形、カーソルを移動させる座標入力装置が知ら
れている。座標入力装置としては種々の構造の物
が提案されており、そのひとつとして近年、所謂
「マウス」と称される座標入力装置がある。
この座標入力装置は、大略、ホルダの下部に回
転自在に取付けられてなる被回転球体(以下ボー
ル体という)、このボール体に直交する二方向よ
り当接されボール体の回転方向に対応して別個に
回転する一対の回転部材、この一対の回転部材の
回転を夫々検出する回転検出手段、上記ボール体
を一対の回転部材に向け押圧付勢する押圧付勢手
段等より構成されている。そしてこの座標入力装
置(マウス)を手で移動させることによりボール
体を回転させ、これに対応してCRT画面上のカ
ーソル等を移動させることによつてポインテイン
グ等の操作を行う構成となつている。
転自在に取付けられてなる被回転球体(以下ボー
ル体という)、このボール体に直交する二方向よ
り当接されボール体の回転方向に対応して別個に
回転する一対の回転部材、この一対の回転部材の
回転を夫々検出する回転検出手段、上記ボール体
を一対の回転部材に向け押圧付勢する押圧付勢手
段等より構成されている。そしてこの座標入力装
置(マウス)を手で移動させることによりボール
体を回転させ、これに対応してCRT画面上のカ
ーソル等を移動させることによつてポインテイン
グ等の操作を行う構成となつている。
考案が解決しようとする問題点
上記回転検出手段としては、例えば光学式ロー
タリ・エンコーダを用い、これにより回転部材の
回転(即ちボール体の回転)に対応したパルスを
生成する方式が採られている。このロータリ・エ
ンコーダは一体的に形成されたボス部に回転部材
を挿通されて取付けられており、また回転部材は
ホルダに形成された軸受部に軸承されている。一
般にロータリ・エンコーダの両側近傍部は安定回
転を図るため軸受部に軸承されている。よつてロ
ータリ・エンコーダに形成されているボス部とホ
ルダの軸受部とは対向した状態となる。また両者
間には取付上の面から、またロータリ・エンコー
ダの回転性の面から若干の隙間が設けてある。し
かるに、この隙間の間に亘りロータリ・エンコー
ダは回転部材と共に軸方向へ変位し得、ロータ
リ・エンコーダにガタツキが生じ円滑な回転が行
なわれない場合が生ずるという問題点があつた。
またボス部が軸受部と当接した状態で回転部材が
回転することも考えられ、この際ボス部と軸受部
の間に摩擦力が発生して回転部材の円滑な回転が
妨げられるという問題点があつた。
タリ・エンコーダを用い、これにより回転部材の
回転(即ちボール体の回転)に対応したパルスを
生成する方式が採られている。このロータリ・エ
ンコーダは一体的に形成されたボス部に回転部材
を挿通されて取付けられており、また回転部材は
ホルダに形成された軸受部に軸承されている。一
般にロータリ・エンコーダの両側近傍部は安定回
転を図るため軸受部に軸承されている。よつてロ
ータリ・エンコーダに形成されているボス部とホ
ルダの軸受部とは対向した状態となる。また両者
間には取付上の面から、またロータリ・エンコー
ダの回転性の面から若干の隙間が設けてある。し
かるに、この隙間の間に亘りロータリ・エンコー
ダは回転部材と共に軸方向へ変位し得、ロータ
リ・エンコーダにガタツキが生じ円滑な回転が行
なわれない場合が生ずるという問題点があつた。
またボス部が軸受部と当接した状態で回転部材が
回転することも考えられ、この際ボス部と軸受部
の間に摩擦力が発生して回転部材の円滑な回転が
妨げられるという問題点があつた。
そこで本考案では、ボス部に小突起を形成する
ことにより、上記問題点を解決した座標入力装置
を提供することを目的とする。
ことにより、上記問題点を解決した座標入力装置
を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本考案では、ホル
ダ内に、回転自在に配設された被回転球体と、ホ
ルダの軸受部に軸承されており被回転球体に直交
する方向より当接して被回転球体の回転により回
転される一対の回転部材をボス部に挿通してこれ
と共に回転する回転検出円盤とを有してなる座標
入力装置において、回転検出円盤のボス部の軸受
部と対向する面に、軸受部に向け突出する球状突
起を形成した。
ダ内に、回転自在に配設された被回転球体と、ホ
ルダの軸受部に軸承されており被回転球体に直交
する方向より当接して被回転球体の回転により回
転される一対の回転部材をボス部に挿通してこれ
と共に回転する回転検出円盤とを有してなる座標
入力装置において、回転検出円盤のボス部の軸受
部と対向する面に、軸受部に向け突出する球状突
起を形成した。
実施例
次に本考案になる座標入力装置の一実施例につ
いて第2図を用いて説明する。座標入力装置1は
片手で操作し得る大きさ及び形状とされており、
上部ハーフ2及び下部ハーフ3よりなるケース4
内に、回路基板5、ホルダ6等を内設した構成と
なつている。また座標入力装置1を操作すること
により回転されるボール体7は下部ハーフ3の底
面よりホルダ6内に装着され、蓋体8により回転
自在に係止される。
いて第2図を用いて説明する。座標入力装置1は
片手で操作し得る大きさ及び形状とされており、
上部ハーフ2及び下部ハーフ3よりなるケース4
内に、回路基板5、ホルダ6等を内設した構成と
なつている。また座標入力装置1を操作すること
により回転されるボール体7は下部ハーフ3の底
面よりホルダ6内に装着され、蓋体8により回転
自在に係止される。
上部ハーフ2及び下部ハーフ3は共に合成樹脂
を一体成型してなり、上部ハーフ2の前方位置に
は押釦9a,9bが取付けられている。この押釦
9a,9bは押動操作されることにより回路基板
5上に取付けられたスイツチ10a,10bを閉
成し得るよう構成されている。この押釦9a,9
bの操作により操作者は、動作モード,インプツ
ト・モードの切換え等の種々の設定操作を行なう
ことができる。一方、下部ハーフ3にはボール体
7が、挿入される挿入口10が形成されると共
に、挿入口10近傍には蓋体8を下部ハーフ3に
取付け係止するロツク機構11が設けられてい
る。ロツク機構11は下部ハーフ3の挿入口10
近傍に形成された鍔部12a〜12cと、蓋体8
に形成された鍔部13a〜13cより構成され、
鍔部12aにはロツクピン14が、また鍔部13
aには把持部15が形成されている。よつてボー
ル体7を挿入口10より挿入した後、蓋体8の鍔
部13a〜13cが下部ハーフ3の鍔部12a〜
12cと当接しないよう位置決めして蓋体8を下
部ハーフ3に挿入し、続いて蓋体8を把持部15
がロツクピン14を把持する位置まで回動させ
る。このロツク機構11により蓋体8は下部ハー
フ3に確実に取付けられ、ボール体7はケース4
内に確実に収納される。また下部ハーフ3の底面
の挿入口10を挟んだ前方位置及び後方位置に
は、滑性の良好な樹脂よりなる滑り板(図示せ
ず)が埋設されている。よつて座標入力装置1を
操作面(例えば机の表面)上で移動操作させる場
合、移動に伴ない生ずる摩擦力は小で軽い力で操
作を行なうことができる。なお下部ハーフ3の内
面には回路基板5、ホルダ6を取付けるボス16
a,16bが設けられ、また所定3箇所には上部
ハーフ2を締着するネジ17a〜17cが挿通さ
れる孔18a〜18cが形成されている。
を一体成型してなり、上部ハーフ2の前方位置に
は押釦9a,9bが取付けられている。この押釦
9a,9bは押動操作されることにより回路基板
5上に取付けられたスイツチ10a,10bを閉
成し得るよう構成されている。この押釦9a,9
bの操作により操作者は、動作モード,インプツ
ト・モードの切換え等の種々の設定操作を行なう
ことができる。一方、下部ハーフ3にはボール体
7が、挿入される挿入口10が形成されると共
に、挿入口10近傍には蓋体8を下部ハーフ3に
取付け係止するロツク機構11が設けられてい
る。ロツク機構11は下部ハーフ3の挿入口10
近傍に形成された鍔部12a〜12cと、蓋体8
に形成された鍔部13a〜13cより構成され、
鍔部12aにはロツクピン14が、また鍔部13
aには把持部15が形成されている。よつてボー
ル体7を挿入口10より挿入した後、蓋体8の鍔
部13a〜13cが下部ハーフ3の鍔部12a〜
12cと当接しないよう位置決めして蓋体8を下
部ハーフ3に挿入し、続いて蓋体8を把持部15
がロツクピン14を把持する位置まで回動させ
る。このロツク機構11により蓋体8は下部ハー
フ3に確実に取付けられ、ボール体7はケース4
内に確実に収納される。また下部ハーフ3の底面
の挿入口10を挟んだ前方位置及び後方位置に
は、滑性の良好な樹脂よりなる滑り板(図示せ
ず)が埋設されている。よつて座標入力装置1を
操作面(例えば机の表面)上で移動操作させる場
合、移動に伴ない生ずる摩擦力は小で軽い力で操
作を行なうことができる。なお下部ハーフ3の内
面には回路基板5、ホルダ6を取付けるボス16
a,16bが設けられ、また所定3箇所には上部
ハーフ2を締着するネジ17a〜17cが挿通さ
れる孔18a〜18cが形成されている。
回路基板5は、その前方部分に、後述する回転
検出手段にて生成される回転検出パルス信号をグ
ラフイツク・デイスプレイ装置に供給するための
インターフエース回路を構成する各電子部品19
を配設している。また回路基板5上の後方部分に
は、ボール体7を収納すると共に回転検出手段2
0、押圧付勢手段21等を設けてなるホルダ6が
取付けられている。ホルダ6の下面には取付フツ
ク(図示せず)が形成されており、この取付フツ
クを回路基板5に形成された取付孔(図示せず)
に嵌入することにより仮止めされ、更に後述する
発光素子及び受光素子の端子が半田付けされるこ
とにより回路基板5に取付け固定されている。こ
のようにホルダ6は回路基板5上に取付けられて
いるため、ケース4内への取付け作業において
は、ホルダ6と回路基板5との位置決め、組付け
を一括的に行なうことができ、各構成の簡素化及
び組立作業の効率化を図ることができる。なおボ
ール体7は従来の径寸法に比べて小さく設定され
ているため、ボール体7の重畳は小となり、かつ
ホルダ6の小型化をも行ない得、延いては座標入
力装置1の軽量化、小型化が実現された。
検出手段にて生成される回転検出パルス信号をグ
ラフイツク・デイスプレイ装置に供給するための
インターフエース回路を構成する各電子部品19
を配設している。また回路基板5上の後方部分に
は、ボール体7を収納すると共に回転検出手段2
0、押圧付勢手段21等を設けてなるホルダ6が
取付けられている。ホルダ6の下面には取付フツ
ク(図示せず)が形成されており、この取付フツ
クを回路基板5に形成された取付孔(図示せず)
に嵌入することにより仮止めされ、更に後述する
発光素子及び受光素子の端子が半田付けされるこ
とにより回路基板5に取付け固定されている。こ
のようにホルダ6は回路基板5上に取付けられて
いるため、ケース4内への取付け作業において
は、ホルダ6と回路基板5との位置決め、組付け
を一括的に行なうことができ、各構成の簡素化及
び組立作業の効率化を図ることができる。なおボ
ール体7は従来の径寸法に比べて小さく設定され
ているため、ボール体7の重畳は小となり、かつ
ホルダ6の小型化をも行ない得、延いては座標入
力装置1の軽量化、小型化が実現された。
ホルダ6は合成樹脂を一体成型することにより
形成されている。よつてホルダ6の形成は極めて
容易に行なうことができる。このホルダ6の略中
央位置にはボール体7が回転自在に収納されるボ
ール体収納部23が形成されている。ボール体収
納部23の直交する二方向には開口部24,25
が、また上部には開口部26が、更に押圧付勢手
段21の配設位置には開口部27が夫々形成され
ている。
形成されている。よつてホルダ6の形成は極めて
容易に行なうことができる。このホルダ6の略中
央位置にはボール体7が回転自在に収納されるボ
ール体収納部23が形成されている。ボール体収
納部23の直交する二方向には開口部24,25
が、また上部には開口部26が、更に押圧付勢手
段21の配設位置には開口部27が夫々形成され
ている。
開口部24,25には夫々、これと対向して横
架された軸部材28,29が設けられている。軸
部材28はホルダ6に一体的に形成された軸受部
30a〜30cに回転自在に軸承されており、ま
た軸部材29は同じくホルダ6に一体的に形成さ
れた軸受部31a〜31cに回転自在に軸承され
ている。この一対の軸部材28,29は直交する
二方向より開口部24,25を介してボール体7
に当接しボール体7の回転に対応して回転するよ
う構成されている。また各軸部材28,29には
回転検出手段20を構成するロータリ・エンコー
ダ32,33が取付固定されている。従つてロー
タリ・エンコーダ32,33はボール体7の回転
に対応して回転する。
架された軸部材28,29が設けられている。軸
部材28はホルダ6に一体的に形成された軸受部
30a〜30cに回転自在に軸承されており、ま
た軸部材29は同じくホルダ6に一体的に形成さ
れた軸受部31a〜31cに回転自在に軸承され
ている。この一対の軸部材28,29は直交する
二方向より開口部24,25を介してボール体7
に当接しボール体7の回転に対応して回転するよ
う構成されている。また各軸部材28,29には
回転検出手段20を構成するロータリ・エンコー
ダ32,33が取付固定されている。従つてロー
タリ・エンコーダ32,33はボール体7の回転
に対応して回転する。
ここでホルダ6の平面図を第3図に示す。回転
検出手段20はロータリ・エンコーダ32,33
と、これに形成されたスリツト32a,33aと
対向する位置に配設された発光素子34a,34
b,35a,35bと、受光素子36a,36
b,37a,37bとにより構成されている。各
発光素子34a,34b,35a,35b及び受
光素子36a,36b,37a,37bは軸受部
30a,30b,31a,31bの所定位置に形
成された取付孔に、底面側より圧入されることに
よりホルダ6に取付けられる。従来、発光素子及
び受光素子は一旦ブラケツト等に固定された後、
ホルダにブラケツトと共に取付けられていた。し
かるに上記の如く、発光素子34a,34b,3
5a,35b及び受光素子36a,36b,37
a,37bを直接ホルダ6に取付ける構成とする
ことにより、部品点数の削減、組立て工程の簡素
化を図ることができる。また各軸受部30a〜3
0c,31a〜31cの軸部材28,29が挿通
される軸孔は丸穴とされているため、従来のフツ
ク方式及びベアリング挿入方式の軸支方法と比べ
て容易に軸芯の位置出しを行ない得、かつガタツ
キのない円滑な回転を実現することができる。更
にホルダ6は一体成型されてなり、軸孔及び取付
孔も同時に一義的に成形される。このためホルダ
6の各構成部における位置精度は向上し、寸法ず
れの小なるホルダ6を実現することができる。一
方、軸部材28,29に注目すると、各軸部材2
8,29は、これと対向する開口部24,25の
略中央位置でボール体7と当接するよう構成され
ている。従来の座標入力装置ではこの当接位置部
分には軸部材に対しこれより径寸法が大であるロ
ーラを圧入し、これをボール体と当接させる構成
とされていた。しかるに、従来用いられていたロ
ーラを除き、軸部材28,29を直接ボール体7
に当接させ、ボール体7の回転により軸部材2
8,29を直接回転させる構成としても、本考案
者の実験では何の不都合も生じず、かえつて軸部
材28,29の構造を容易なものとすることがで
きた。
検出手段20はロータリ・エンコーダ32,33
と、これに形成されたスリツト32a,33aと
対向する位置に配設された発光素子34a,34
b,35a,35bと、受光素子36a,36
b,37a,37bとにより構成されている。各
発光素子34a,34b,35a,35b及び受
光素子36a,36b,37a,37bは軸受部
30a,30b,31a,31bの所定位置に形
成された取付孔に、底面側より圧入されることに
よりホルダ6に取付けられる。従来、発光素子及
び受光素子は一旦ブラケツト等に固定された後、
ホルダにブラケツトと共に取付けられていた。し
かるに上記の如く、発光素子34a,34b,3
5a,35b及び受光素子36a,36b,37
a,37bを直接ホルダ6に取付ける構成とする
ことにより、部品点数の削減、組立て工程の簡素
化を図ることができる。また各軸受部30a〜3
0c,31a〜31cの軸部材28,29が挿通
される軸孔は丸穴とされているため、従来のフツ
ク方式及びベアリング挿入方式の軸支方法と比べ
て容易に軸芯の位置出しを行ない得、かつガタツ
キのない円滑な回転を実現することができる。更
にホルダ6は一体成型されてなり、軸孔及び取付
孔も同時に一義的に成形される。このためホルダ
6の各構成部における位置精度は向上し、寸法ず
れの小なるホルダ6を実現することができる。一
方、軸部材28,29に注目すると、各軸部材2
8,29は、これと対向する開口部24,25の
略中央位置でボール体7と当接するよう構成され
ている。従来の座標入力装置ではこの当接位置部
分には軸部材に対しこれより径寸法が大であるロ
ーラを圧入し、これをボール体と当接させる構成
とされていた。しかるに、従来用いられていたロ
ーラを除き、軸部材28,29を直接ボール体7
に当接させ、ボール体7の回転により軸部材2
8,29を直接回転させる構成としても、本考案
者の実験では何の不都合も生じず、かえつて軸部
材28,29の構造を容易なものとすることがで
きた。
次に座標入力装置1の動作原理について第4図
を用いて簡単に説明する。上記のように軸部材2
8,29はボール体7に直交する二方向より当接
されており、夫々の軸部材28,29にはロータ
リ・エンコーダ32,33、発光素子34a,3
4b,35a,35b、受光素子36a,36
b,37a,37bよりなる回転検出手段が設け
られている。いま、ボール体7が図中矢印X1,
X2方向に回転した場合、グラフイツク・デイス
プレイ装置のCRT上でカーソルがX座標方向
(横方向)に変位し、ボール体7が図中矢印Y1,
Y2方向に回転した場合、カーソルがY座標方向
(縦方向)に変位するよう構成した場合について
説明する。ボール体7がX1,X2方向に回転する
場合、軸部材29はボール体7の回転に対応して
回転するが、軸部材28は回転方向が異なるため
回転しない。このため回転検出手段20−Xのみ
が回転検出パルス信号を生成し、これはインター
フエース回路を経てグラフイツク・デイスプレイ
装置に供給され、カーソルはX座標方向へ移動す
る。またボール体7がY1,Y2方向に回転する場
合、軸部材28のみが回転し、よつて回転検出手
段20−Yのみが回転検出パルス信号を生成し、
この信号はインターフエース回路を経てグラフイ
ツク・デイスプレイ装置に供給され、カーソルは
Y座標方向へ移動する。
を用いて簡単に説明する。上記のように軸部材2
8,29はボール体7に直交する二方向より当接
されており、夫々の軸部材28,29にはロータ
リ・エンコーダ32,33、発光素子34a,3
4b,35a,35b、受光素子36a,36
b,37a,37bよりなる回転検出手段が設け
られている。いま、ボール体7が図中矢印X1,
X2方向に回転した場合、グラフイツク・デイス
プレイ装置のCRT上でカーソルがX座標方向
(横方向)に変位し、ボール体7が図中矢印Y1,
Y2方向に回転した場合、カーソルがY座標方向
(縦方向)に変位するよう構成した場合について
説明する。ボール体7がX1,X2方向に回転する
場合、軸部材29はボール体7の回転に対応して
回転するが、軸部材28は回転方向が異なるため
回転しない。このため回転検出手段20−Xのみ
が回転検出パルス信号を生成し、これはインター
フエース回路を経てグラフイツク・デイスプレイ
装置に供給され、カーソルはX座標方向へ移動す
る。またボール体7がY1,Y2方向に回転する場
合、軸部材28のみが回転し、よつて回転検出手
段20−Yのみが回転検出パルス信号を生成し、
この信号はインターフエース回路を経てグラフイ
ツク・デイスプレイ装置に供給され、カーソルは
Y座標方向へ移動する。
なお、X1,X2方向及びY1,Y2方向と異なる方
向にボール体7が回転した場合、回転方向の座標
に対応して各軸部材28,29は共に回転する。
この際、ボール体7は押圧付勢手段21により各
軸部材28,29に押圧されており、各軸部材2
8,29はボール体7の回転に対応して円滑に回
転を行なう。上記説明から明らかなように、座標
入力装置1を用いた座標入力操作を正確かつ円滑
なものとするには、ボール体7の回転を各軸部材
28,29に確実に伝達し、かつ各軸部材28,
29が円滑に回転することが必要となる。
向にボール体7が回転した場合、回転方向の座標
に対応して各軸部材28,29は共に回転する。
この際、ボール体7は押圧付勢手段21により各
軸部材28,29に押圧されており、各軸部材2
8,29はボール体7の回転に対応して円滑に回
転を行なう。上記説明から明らかなように、座標
入力装置1を用いた座標入力操作を正確かつ円滑
なものとするには、ボール体7の回転を各軸部材
28,29に確実に伝達し、かつ各軸部材28,
29が円滑に回転することが必要となる。
ここで再び第3図に戻り説明する。ロータリ・
エンコーダ32,33はその中心部分に軸部材2
8,29を圧入するボス部38a,38b,39
a,39bが形成されている。またロータリ・エ
ンコーダ32は軸受部30a,30b間にロータ
リ・エンコーダ33は軸受部31a,31b間に
配設されている。そして各ボス部38a,38
b,39a,39bの軸受部30a,30b,3
1a,31bと対向する面には、第1図に示す如
く、本考案の要部となる各軸受部30a,30
b,31a,31bに向け突出する球状突起40
が複数個(例えば3個)形成されている。ボス部
38a,38b,39a,39bと軸受部30
a,30b,31a,31b間には取付性及び回
転の円滑性を図るため、第5図に矢印δで示され
るように若干の隙間を設けてある。しかるにこの
隙間δが大となるとロータリ・エンコーダ32,
33の回転に際しガタツキが生じてしまい、円滑
な回転が行なわれない。一方、隙間δが小となる
ロータリ・エンコーダ32,33の取付け作業が
困難となり、またδ=0となるボス部38a,3
8b,39a,39bと軸受部30a,30b,
31a,31bが摺動してしまい、摩擦力が発生
し円滑な回転が妨げられる。しかるに球状突起4
0は各ボス部38a,38b,39a,39bに
設けられた小突起であるため、これによりロータ
リ・エンコーダ32,33の取付け作業性が困難
となるようなことはなく、かつ隙間δと小とする
ことができる。よつてロータリ・エンコーダ3
2,33のガタツキを防止することができる。ま
たロータリ・エンコーダ32,33の回転に際
し、ボス部38a,38b,39a,39bが軸
受部30a,30b,31a,31bと当接した
としても、実際に軸受部30a,30b,31
a,31bと当接しているのは球状突起40であ
り、その接触面積は極めて小である。よつて発生
する摩擦力も小であり、ロータリ・エンコーダ3
2,33はボール体7の回転に対応して円滑に回
転を行なうことができ、正確な座標入力操作を行
なうことができる。
エンコーダ32,33はその中心部分に軸部材2
8,29を圧入するボス部38a,38b,39
a,39bが形成されている。またロータリ・エ
ンコーダ32は軸受部30a,30b間にロータ
リ・エンコーダ33は軸受部31a,31b間に
配設されている。そして各ボス部38a,38
b,39a,39bの軸受部30a,30b,3
1a,31bと対向する面には、第1図に示す如
く、本考案の要部となる各軸受部30a,30
b,31a,31bに向け突出する球状突起40
が複数個(例えば3個)形成されている。ボス部
38a,38b,39a,39bと軸受部30
a,30b,31a,31b間には取付性及び回
転の円滑性を図るため、第5図に矢印δで示され
るように若干の隙間を設けてある。しかるにこの
隙間δが大となるとロータリ・エンコーダ32,
33の回転に際しガタツキが生じてしまい、円滑
な回転が行なわれない。一方、隙間δが小となる
ロータリ・エンコーダ32,33の取付け作業が
困難となり、またδ=0となるボス部38a,3
8b,39a,39bと軸受部30a,30b,
31a,31bが摺動してしまい、摩擦力が発生
し円滑な回転が妨げられる。しかるに球状突起4
0は各ボス部38a,38b,39a,39bに
設けられた小突起であるため、これによりロータ
リ・エンコーダ32,33の取付け作業性が困難
となるようなことはなく、かつ隙間δと小とする
ことができる。よつてロータリ・エンコーダ3
2,33のガタツキを防止することができる。ま
たロータリ・エンコーダ32,33の回転に際
し、ボス部38a,38b,39a,39bが軸
受部30a,30b,31a,31bと当接した
としても、実際に軸受部30a,30b,31
a,31bと当接しているのは球状突起40であ
り、その接触面積は極めて小である。よつて発生
する摩擦力も小であり、ロータリ・エンコーダ3
2,33はボール体7の回転に対応して円滑に回
転を行なうことができ、正確な座標入力操作を行
なうことができる。
次に押圧付勢手段21について第6図及び第7
図を用いて説明する。なお第6図はホルダ6を下
部より見た状態を、また第7図は押圧付勢手段2
1の要部構成を示す図である。押圧付勢手段21
は大略ローラ41、摺動部材42、コイルスプリ
ング43等より構成されている。ローラ41は摺
動部材42に一体的に形成された軸部44に回転
自在に軸承されており、ホルダ6に形成された開
口部27より突出されてボール体7と当接し、こ
れを軸部材28,29に向け押圧するものであ
る。またローラ41の一側面は開口部27の端縁
部45aに規制されており、他側面は軸部44を
先端部に形成したアーム部44aにより規制され
ているため、ローラ41が軸部44から離脱して
しまうようなことはない。
図を用いて説明する。なお第6図はホルダ6を下
部より見た状態を、また第7図は押圧付勢手段2
1の要部構成を示す図である。押圧付勢手段21
は大略ローラ41、摺動部材42、コイルスプリ
ング43等より構成されている。ローラ41は摺
動部材42に一体的に形成された軸部44に回転
自在に軸承されており、ホルダ6に形成された開
口部27より突出されてボール体7と当接し、こ
れを軸部材28,29に向け押圧するものであ
る。またローラ41の一側面は開口部27の端縁
部45aに規制されており、他側面は軸部44を
先端部に形成したアーム部44aにより規制され
ているため、ローラ41が軸部44から離脱して
しまうようなことはない。
摺動部材42は、上記軸部44を形成すると共
に基部46及びこれに一体的に立設された立設部
47とにより構成されている。基部46の両側部
はホルダ6に形成された鉤部48a,48bに摺
動自在に係合されて、ホルダ6の摺動室49内を
ボール体7に向け摺動可能な構成とされている。
また立設部47の背面部にはコイルスプリング4
3を取り付ける突起50が形成されている。上記
摺動部材42は合成樹脂等を一体成型することに
より形成されるため、容易に製造することができ
る。
に基部46及びこれに一体的に立設された立設部
47とにより構成されている。基部46の両側部
はホルダ6に形成された鉤部48a,48bに摺
動自在に係合されて、ホルダ6の摺動室49内を
ボール体7に向け摺動可能な構成とされている。
また立設部47の背面部にはコイルスプリング4
3を取り付ける突起50が形成されている。上記
摺動部材42は合成樹脂等を一体成型することに
より形成されるため、容易に製造することができ
る。
また立設部47に形成された突起50と対向す
るホルダ6の壁部6aには略U字状の取付溝51
が形成されている。コイルスプリング43は一端
を突起50と係合させ、他端を取付溝51と係合
させている。従つてコイルスプリング43は確実
にホルダ6の壁部6a間に張架され、離脱するよ
うなことはない。このコイルスプリング43によ
り摺動部材42はボール体7に向かう方向に付勢
され、よつてローラ41はボール体7を押圧付勢
する。
るホルダ6の壁部6aには略U字状の取付溝51
が形成されている。コイルスプリング43は一端
を突起50と係合させ、他端を取付溝51と係合
させている。従つてコイルスプリング43は確実
にホルダ6の壁部6a間に張架され、離脱するよ
うなことはない。このコイルスプリング43によ
り摺動部材42はボール体7に向かう方向に付勢
され、よつてローラ41はボール体7を押圧付勢
する。
上記のように押圧付勢手段21は、ローラ4
1、摺動部材42、コイルスプリング43等より
なる極めて簡単な構成であり、かつ摺動部材42
のアーム部44aにはローラ41を軸承する軸部
44が一体的に形成されている。よつて押圧付勢
手段21の構成を簡単なものとすることができ、
部品点数の削減及び製品コストの低減を図ること
ができる。一方、押圧付勢手段21の組立ては、
第6図において、まず軸部44にローラ41を
取付けた摺動部材42をホルダ6の摺動室49の
後方位置より挿入し、これを左方向(ボール体7
に向かう方向)にスライドさせる。これによりホ
ルダ6の鉤部48a,48bと摺動部材42の基
部46は係合する。続いてコイルスプリング4
3を、始めに一端を突起50に係合させた上で、
U字状の取付溝51内に嵌装する。すなわち、コ
イルスプリング43は摺動部材42の挿入取付位
置を利用してここに配設される。組立て作業は上
記,の作業のみで済み極めて容易に、かつ作
業性よく押圧付勢手段21を組立てることができ
る。
1、摺動部材42、コイルスプリング43等より
なる極めて簡単な構成であり、かつ摺動部材42
のアーム部44aにはローラ41を軸承する軸部
44が一体的に形成されている。よつて押圧付勢
手段21の構成を簡単なものとすることができ、
部品点数の削減及び製品コストの低減を図ること
ができる。一方、押圧付勢手段21の組立ては、
第6図において、まず軸部44にローラ41を
取付けた摺動部材42をホルダ6の摺動室49の
後方位置より挿入し、これを左方向(ボール体7
に向かう方向)にスライドさせる。これによりホ
ルダ6の鉤部48a,48bと摺動部材42の基
部46は係合する。続いてコイルスプリング4
3を、始めに一端を突起50に係合させた上で、
U字状の取付溝51内に嵌装する。すなわち、コ
イルスプリング43は摺動部材42の挿入取付位
置を利用してここに配設される。組立て作業は上
記,の作業のみで済み極めて容易に、かつ作
業性よく押圧付勢手段21を組立てることができ
る。
考案の効果
上述の如く本考案になる座標入力装置によれ
ば、回転検出円盤(ロータリ・エンコーダ)のボ
ス部の軸受部と対向する面に、軸受部に向け突出
する球状突起を形成することにより、回転検出円
盤のガタツキを防止することができ、またボス部
が軸受部と当接した場合においても、実際に軸受
部と当接するのは球状突起でありその接触面積は
小で発生する摩擦力は極めて小さく、回転検出円
盤を被回転球体の回転に対応させて円滑に回転さ
せることができ、よつて正確な座標入力操作を行
なうことができる等の特長を有する。
ば、回転検出円盤(ロータリ・エンコーダ)のボ
ス部の軸受部と対向する面に、軸受部に向け突出
する球状突起を形成することにより、回転検出円
盤のガタツキを防止することができ、またボス部
が軸受部と当接した場合においても、実際に軸受
部と当接するのは球状突起でありその接触面積は
小で発生する摩擦力は極めて小さく、回転検出円
盤を被回転球体の回転に対応させて円滑に回転さ
せることができ、よつて正確な座標入力操作を行
なうことができる等の特長を有する。
第1図は本考案になる座標入力装置の一実施例
に用いるロータリ・エンコーダを示す斜視図、第
2図は本考案装置の分解斜視図、第3図はホルダ
の平面図、第4図は本考案装置の座標入力原理を
説明するための構成図、第5図は第3図における
A−A線に沿う断面図、第6図は押圧付勢手段を
ホルダの下部より見た状態を示す図、第7図は押
圧付勢手段の要部構成を拡大して示す斜視図であ
る。 1…座標入力装置、4…ケース、6…ホルダ、
7…ボール体、8…蓋体、11…ロツク機構、2
0,20−X,20−Y…回転検出手段、21…
押圧付勢手段、23…ボール体収納部、24〜2
7…開口部、28,29…軸部材、30a〜30
c,31a〜31c…軸受部、32,33…ロー
タリ・エンコーダ、34a,34b,35a,3
5b…発光素子、36a,36b,37a,37
b…受光素子、38a,38b,39a,39b
…ボス部、40…球状突起、41…ローラ、42
…摺動部材、43…コイルスプリング、44…軸
部、45a…端縁部、46…基部、47…立設
部、48a,48b…鉤部、49…摺動室、50
…突起、51…取付溝。
に用いるロータリ・エンコーダを示す斜視図、第
2図は本考案装置の分解斜視図、第3図はホルダ
の平面図、第4図は本考案装置の座標入力原理を
説明するための構成図、第5図は第3図における
A−A線に沿う断面図、第6図は押圧付勢手段を
ホルダの下部より見た状態を示す図、第7図は押
圧付勢手段の要部構成を拡大して示す斜視図であ
る。 1…座標入力装置、4…ケース、6…ホルダ、
7…ボール体、8…蓋体、11…ロツク機構、2
0,20−X,20−Y…回転検出手段、21…
押圧付勢手段、23…ボール体収納部、24〜2
7…開口部、28,29…軸部材、30a〜30
c,31a〜31c…軸受部、32,33…ロー
タリ・エンコーダ、34a,34b,35a,3
5b…発光素子、36a,36b,37a,37
b…受光素子、38a,38b,39a,39b
…ボス部、40…球状突起、41…ローラ、42
…摺動部材、43…コイルスプリング、44…軸
部、45a…端縁部、46…基部、47…立設
部、48a,48b…鉤部、49…摺動室、50
…突起、51…取付溝。
Claims (1)
- ホルダ内に、回転自在に配設された被回転球体
と、該ホルダの軸受部に軸承されており該被回転
球体に直交する方向より当接して該被回転球体の
回転により回転される一対の回転部材をボス部に
挿通してこれと共に回転する回転検出円盤とを有
してなる座標入力装置において、該回転検出円盤
のボス部の該軸受部と対向する面に、該軸受部に
向け突出する球状突起を形成してなる座標入力装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986067175U JPH0325223Y2 (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986067175U JPH0325223Y2 (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62179652U JPS62179652U (ja) | 1987-11-14 |
| JPH0325223Y2 true JPH0325223Y2 (ja) | 1991-05-31 |
Family
ID=30905842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986067175U Expired JPH0325223Y2 (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0325223Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-01 JP JP1986067175U patent/JPH0325223Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62179652U (ja) | 1987-11-14 |
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