JPH03254694A - 光学活性な含フッ素アルコールの製造方法 - Google Patents
光学活性な含フッ素アルコールの製造方法Info
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- JPH03254694A JPH03254694A JP4984390A JP4984390A JPH03254694A JP H03254694 A JPH03254694 A JP H03254694A JP 4984390 A JP4984390 A JP 4984390A JP 4984390 A JP4984390 A JP 4984390A JP H03254694 A JPH03254694 A JP H03254694A
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- Japan
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- group
- alcohol
- ester
- optically active
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、酵素反応を利用して光学活性な含フツ素アル
コールを製造する方法に関するものである。
コールを製造する方法に関するものである。
[従来の技術]
光学活性な含フツ素アルコールは、医薬や農薬の中間体
および液晶化合物などの工業原料として有用である。通
常の化学合成によって含フツ素アルコールを製造すると
、ラセミ体となるので光学活性体を得るには、繁雑な不
斉合成を行うか、ラセミ体を光学分割しなければならな
い。
および液晶化合物などの工業原料として有用である。通
常の化学合成によって含フツ素アルコールを製造すると
、ラセミ体となるので光学活性体を得るには、繁雑な不
斉合成を行うか、ラセミ体を光学分割しなければならな
い。
光学分割の方法には、ラセミ体と光学活性な分割試薬と
を反応させてジアステレオマーを作り、溶解度の差を利
用して分離する方法、分子包接反応を利用する方法、お
よび酵素反応を利用する方法などがある。
を反応させてジアステレオマーを作り、溶解度の差を利
用して分離する方法、分子包接反応を利用する方法、お
よび酵素反応を利用する方法などがある。
酵素反応を利用する方法としては、エステル体を不斉加
水分解する方法(特開昭11i3−243045)、ラ
セミアルコールから不斉エステル合成または不斉エステ
ル交換をへて分離する方法(特開平1−235599、
特開昭62−168898)が知られている。
水分解する方法(特開昭11i3−243045)、ラ
セミアルコールから不斉エステル合成または不斉エステ
ル交換をへて分離する方法(特開平1−235599、
特開昭62−168898)が知られている。
[発明が解決しようとする問題点コ
H
[式中、nは0.1または2であり、Rはアルキル基、
ハロアルキル基、アルケニル基、アシルアルキル基、ア
ルコキシカルボニル基、アラルキル基、アリール基また
はハロアリール基である。] で表わされる含フツ素アルコールは、医薬・農薬の中間
体および液晶化合物などの工業原料として重要な物質で
あるが、光学異性体が存在するため、R一体またはS一
体のどちらか一方を高純度に含むものでなければ、これ
らから合成される医薬・農薬および液晶物質は、多くの
場合十分な生理活性または物性を示さない。したがって
、工業的に有利な方法によってその光学活性体を得る技
術の開発が望まれてきた。
ハロアルキル基、アルケニル基、アシルアルキル基、ア
ルコキシカルボニル基、アラルキル基、アリール基また
はハロアリール基である。] で表わされる含フツ素アルコールは、医薬・農薬の中間
体および液晶化合物などの工業原料として重要な物質で
あるが、光学異性体が存在するため、R一体またはS一
体のどちらか一方を高純度に含むものでなければ、これ
らから合成される医薬・農薬および液晶物質は、多くの
場合十分な生理活性または物性を示さない。したがって
、工業的に有利な方法によってその光学活性体を得る技
術の開発が望まれてきた。
しかし、上記含フッ素、アルコールのラセミ体を、有機
酸と酵素の存在下に不斉エステル合成反応させ、光学分
割しようとする試みは、例がなかった。
酸と酵素の存在下に不斉エステル合成反応させ、光学分
割しようとする試みは、例がなかった。
[問題点を解決する手段]
本発明者らは、含フツ素アルコールのラセミ体を酵素の
存在下にカルボン酸無水物と不斉エステル合成反応させ
ると光学分割できることを見い出した。
存在下にカルボン酸無水物と不斉エステル合成反応させ
ると光学分割できることを見い出した。
すなわち、本発明は、
一般式
[式中、nは0,1または2であり、Rは、アルキル基
、ハロアルキル基、アルケニル基、アシルアルキル基、
アルコキシカルボニル基、アラルキル基、アリール基ま
たはハロアリール基である。コ で表わされるラセミアルコールを光学分割する方法にお
いて、有機溶媒中で、前記ラセミアルコールとカルボン
酸無水物を酵素の存在下に不斉エステル合成反応させ、
光学活性なアルコールおよびエステルに分割することを
特徴とする含フツ素アルコールの製造法である。
、ハロアルキル基、アルケニル基、アシルアルキル基、
アルコキシカルボニル基、アラルキル基、アリール基ま
たはハロアリール基である。コ で表わされるラセミアルコールを光学分割する方法にお
いて、有機溶媒中で、前記ラセミアルコールとカルボン
酸無水物を酵素の存在下に不斉エステル合成反応させ、
光学活性なアルコールおよびエステルに分割することを
特徴とする含フツ素アルコールの製造法である。
本発明で用いられる酵素としては、リパーゼ、リボプロ
ティンリパーゼを含む広義のエステラーゼが望ましいが
、前記反応を行う酵素であれば、その種類を問わない。
ティンリパーゼを含む広義のエステラーゼが望ましいが
、前記反応を行う酵素であれば、その種類を問わない。
例えば、シュードモナスKWI−58菌株が生産するリ
パーゼを用いることができる。シュードモナスKWI−
56菌株は、昭和62年lO月15日に寄託された新菌
株であってその受託番号は、微工研菌寄第9659号(
FERMP−911i59)である。この菌株の菌学的
性質は以下の通りである。
パーゼを用いることができる。シュードモナスKWI−
56菌株は、昭和62年lO月15日に寄託された新菌
株であってその受託番号は、微工研菌寄第9659号(
FERMP−911i59)である。この菌株の菌学的
性質は以下の通りである。
a)形態
■ 細胞の形及び大きさ:長さ2.2〜3.0 ミクロ
ン、幅0.5〜0.7ミクロンの桿菌■ 細胞の成形性
:単独または短連鋼 ■ 運動性:あり、1本の極鞭毛を持っ■ 胞 子:な
し ■ ダラム染色:陰性 ■ 抗酸性:なし b)生育状態 ■ 肉汁寒天平板培養二円形、とっ円状、表面は滑らか
で光沢がある。わずかに黄色を帯びた白色。
ン、幅0.5〜0.7ミクロンの桿菌■ 細胞の成形性
:単独または短連鋼 ■ 運動性:あり、1本の極鞭毛を持っ■ 胞 子:な
し ■ ダラム染色:陰性 ■ 抗酸性:なし b)生育状態 ■ 肉汁寒天平板培養二円形、とっ円状、表面は滑らか
で光沢がある。わずかに黄色を帯びた白色。
■ 肉汁寒天斜面培II:糸状、生育は普通、表面は滑
らかで光沢がある。色素生成せず、わずかに黄色を帯び
た白色。
らかで光沢がある。色素生成せず、わずかに黄色を帯び
た白色。
■ 肉汁液体培養:生育は普通、混濁、色素生成せず。
■ 肉汁ゼラチン穿刺培養:生育は普通、液化
■ リドマスミルク:微アルカリ性、液化。
C)生理学的性質
■ 硝酸塩の還元:陽性。
■ 脱窒反応:陰性。
■ MRテスト:陰性。
■ vPテスト:陰性。
■ インドールの生成:陰性。
■ 硫化水素の生成:わずかに陽性。
■ デンプンの加水分解:陰性。
■ クエン酸の利用:コーナーの培地;陽性。
クリステンセンの培地;陰性。
■ 無機窒素源の利用:硝酸ナトリウムは利用しないが
硫酸アンモニウムは利用する。
硫酸アンモニウムは利用する。
[相] 色素の生成:シュードモナスFアガー、シュー
ドモナスPアガー(デイフコ社り、クリグラ−の培地(
指示薬は含まず)、TSI寒天培地(指示薬は含まず)
において、色素の生成はみられない。
ドモナスPアガー(デイフコ社り、クリグラ−の培地(
指示薬は含まず)、TSI寒天培地(指示薬は含まず)
において、色素の生成はみられない。
■ ウレアーゼ:陽性。
■ オキシダーゼ:陽性。
[相] カタラーゼ:陽性。
■ 生育の範囲
p)(:4.5〜8.5で生育。5.5〜7.0で最適
。
。
温度:15〜37℃で生育、10℃および40℃で生育
はみられない。33℃前後が 最適。
はみられない。33℃前後が 最適。
[相] 酸素に対する態度:好気性。
[相] OFテスト:好気的に酸を生成。
■ 糖類からの酸およびガスの生成の有無:Hugh−
Leifson法による。
Leifson法による。
L−アラビノース、D−キシロース、D−グルコース、
D−マンノース、D−フラクトース、D−ガラクトース
、麦芽糖、シ==糖、乳糖、トレハロース、D−ソルビ
ット、D−マンニット、イノジット、グリセリンからガ
スは発生しないが酸を生成する。
D−マンノース、D−フラクトース、D−ガラクトース
、麦芽糖、シ==糖、乳糖、トレハロース、D−ソルビ
ット、D−マンニット、イノジット、グリセリンからガ
スは発生しないが酸を生成する。
デンプンからはガスも酸も生成しない。
[相] ポリ−β−ヒドロキシ酪酸の蓄積:陽性。
[相] プロトカテキン酸の分解二オルト型。
[相] グルコン酸の酸化:陽性。
■ アルギニン脱炭酸:陰性。
■ リジン脱炭酸:陽性。
■ リパーゼの生成:陽性。
[相] 炭素化合物の利用: 5tanierらの方法
による。
による。
グルコース、ガラクトース、ラクトース、アラビノース
、マルトース、ソルビトール、L−スレオニン、L−ア
ルギニン、L−アラニン、D−アラニン、アセトアミド
、DL−β−ヒドロキシ酪酸で生育するが、グリシン、
イヌリン、イタコン酸、メタコン酸では生育せず。
、マルトース、ソルビトール、L−スレオニン、L−ア
ルギニン、L−アラニン、D−アラニン、アセトアミド
、DL−β−ヒドロキシ酪酸で生育するが、グリシン、
イヌリン、イタコン酸、メタコン酸では生育せず。
この菌株が生産するリパーゼの理化学的性質は以下の通
りである。
りである。
■作用
パーム油、オリーブ油、ヤシ油および牛脂を反応温度5
0℃、20時間で95%以上分解する。
0℃、20時間で95%以上分解する。
■ 基質特異性
各種トリグリセリドを分解し、とくにトリミリスチン、
トリカプリン、トリカプリリンをよく分解する。
トリカプリン、トリカプリリンをよく分解する。
■ 作用最適pH及び安定pH範囲
オリーブ油を基質とした場合、作用最適p)(5,5〜
7.0、安定pH4〜1G。
7.0、安定pH4〜1G。
■ 作用適温の範囲
オリーブ油を基質とした場合60〜65℃である。
■ 熱安定性
pH7,0で60℃までは24時間安定である。
■ 等電点
電気泳動法による等電点はpH5である。
■ 分子量
5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動法による分子
量は33.000である。
量は33.000である。
■ 糖含有の有無
フェノール硫酸法による発色は認められず、糖は含有し
ない。
ない。
■ 元素分析
H(6,8%) 、C(47,5%) 、N (14,
7%) 前記菌株を用いて耐熱性リパーゼを生産するとき、培養
条件は次のとおりである。
7%) 前記菌株を用いて耐熱性リパーゼを生産するとき、培養
条件は次のとおりである。
まず培地組成であるが、本菌株はオリーブ油等の油脂ま
たはオレイン酸等の脂肪酸が培地中に存在する時にのみ
誘導的にリパーゼを生産する。このため、炭素源として
は油脂または脂肪酸を用いるか、もしくはグリセリン、
各種糖類などの本菌株が資化しうる物質に、適当な量の
油脂または脂肪酸を添加したものを使用すればよい。窒
素源には、硫酸アンモニウム、肉エキス、ポリペプトン
、大豆粉などが利用できる。
たはオレイン酸等の脂肪酸が培地中に存在する時にのみ
誘導的にリパーゼを生産する。このため、炭素源として
は油脂または脂肪酸を用いるか、もしくはグリセリン、
各種糖類などの本菌株が資化しうる物質に、適当な量の
油脂または脂肪酸を添加したものを使用すればよい。窒
素源には、硫酸アンモニウム、肉エキス、ポリペプトン
、大豆粉などが利用できる。
さらに無機塩として、カリウム、ナトリウム、リン酸、
マグネシウム、カルシウムなどの各塩類を添加する必要
がある。
マグネシウム、カルシウムなどの各塩類を添加する必要
がある。
以上述べた培地組成でpHを7.0に調整し、27℃に
おいて、好気的に培養をおこなえば、培養開始後1日〜
2日間で培地中のリパーゼ生産量は最大となる。得られ
た培養液は遠心分離や濾過によって菌体を除去した後、
その上澄液を酵素液として回収できる。この酵素液を有
機溶剤(アセトン、エタノール等)による沈殿法、硫安
による塩析法、限外濾過膜法等の常法により濃縮し、ゲ
ル濾過、電気泳動等により、さらに精製されたリパーゼ
を得ることができる。
おいて、好気的に培養をおこなえば、培養開始後1日〜
2日間で培地中のリパーゼ生産量は最大となる。得られ
た培養液は遠心分離や濾過によって菌体を除去した後、
その上澄液を酵素液として回収できる。この酵素液を有
機溶剤(アセトン、エタノール等)による沈殿法、硫安
による塩析法、限外濾過膜法等の常法により濃縮し、ゲ
ル濾過、電気泳動等により、さらに精製されたリパーゼ
を得ることができる。
本発明に使用する有機溶媒としては、ジエチルエーテル
、ジイソプロピルエーテルなどのエーテル類が望ましい
が、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、塩化
メチル、ジオキサンなどを使用することも可能である。
、ジイソプロピルエーテルなどのエーテル類が望ましい
が、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、塩化
メチル、ジオキサンなどを使用することも可能である。
[作 用コ
本発明においては、前記一般式(1)で表わされるラセ
ミアルコールとカルボン酸を不斉エステル合成反応させ
るが、このような原料アルコールは、北爪らの方法(J
ournal of OrganicChemistr
y、jd、3211(1987) )に基いて合成する
ことができる。また、市販のものも利用することができ
る。
ミアルコールとカルボン酸を不斉エステル合成反応させ
るが、このような原料アルコールは、北爪らの方法(J
ournal of OrganicChemistr
y、jd、3211(1987) )に基いて合成する
ことができる。また、市販のものも利用することができ
る。
不斉エステル合成反応は、前記一般式(1)で表わされ
るラセミアルコールを有機溶媒に溶解させ、これに、前
記リパーゼを添加して攪拌することによって進行する。
るラセミアルコールを有機溶媒に溶解させ、これに、前
記リパーゼを添加して攪拌することによって進行する。
反応系内の水分を除くために、あらかじめモレキュラシ
ーブ粉末を添加しておくのが好ましい。
ーブ粉末を添加しておくのが好ましい。
反応温度は、15〜70℃の範囲が望ましく、反応時間
は、原料アルコール、反応温度等によるが通常、12〜
72時間程度でよい。
は、原料アルコール、反応温度等によるが通常、12〜
72時間程度でよい。
反応終了後、ろ過等の方法により固液分離を行い、リパ
ーゼおよびゼオライトを回収する。
ーゼおよびゼオライトを回収する。
回収されたリパーゼは再利用することができる。
液体部分から、水可溶性成分を水洗により除去したのち
、カラム・クロマトグラフィーまたは蒸留などの公知の
分離手段によって、光学活性な一般式(1)で表わされ
るアルコールと光学活性なエステル体とを分離すること
ができる。
、カラム・クロマトグラフィーまたは蒸留などの公知の
分離手段によって、光学活性な一般式(1)で表わされ
るアルコールと光学活性なエステル体とを分離すること
ができる。
実施例1
(R)−(+)−4,4,4−)リフルオロ−3−ヒド
ロキシブタン酸エチルの製造リパーゼ(シュードモナス
KWI−5[i由来、栗田工業KK製、0.5g ;
2X10fsユ= ッ)7g> 、4= 4= 4
−’ )リフルオロ−3−ヒドロキシブタン酸エチル(
1,86g ; 10ミリモル)、無水酢酸(r、43
g ; 14ミリモル)およびモレキュラシーブ4A
(0,13g)をフラスコに入れ、さらに溶媒としてジ
エチルエーテル(40id)を加えた。
ロキシブタン酸エチルの製造リパーゼ(シュードモナス
KWI−5[i由来、栗田工業KK製、0.5g ;
2X10fsユ= ッ)7g> 、4= 4= 4
−’ )リフルオロ−3−ヒドロキシブタン酸エチル(
1,86g ; 10ミリモル)、無水酢酸(r、43
g ; 14ミリモル)およびモレキュラシーブ4A
(0,13g)をフラスコに入れ、さらに溶媒としてジ
エチルエーテル(40id)を加えた。
この混合物を35℃で48時間攪拌したのち、固形分を
濾過し除去した。炉液を飽和食塩水で洗浄したのち、エ
ーテル層を硫酸マグネシウムで乾燥した。次に、このエ
ーテル層のエーテルを留去したのち、CaH15CFr
1を内部標準として用い、19F−NMRにより残留混
合物エステル化率を求めたところ、57%であった。
濾過し除去した。炉液を飽和食塩水で洗浄したのち、エ
ーテル層を硫酸マグネシウムで乾燥した。次に、このエ
ーテル層のエーテルを留去したのち、CaH15CFr
1を内部標準として用い、19F−NMRにより残留混
合物エステル化率を求めたところ、57%であった。
この残留混合物をシリカゲルカラムクロマトにより、n
−へキサン/酢酸エチル(5:1)を溶離液として用い
て分離したところ、(R)−(+)−4,4,4−)リ
フルオロ−3−ヒドロキシブタン酸エチルを0.136
g(回収率82%)回収できた。また、エステル体は1
.11g (回収率8B%)回収できた。
−へキサン/酢酸エチル(5:1)を溶離液として用い
て分離したところ、(R)−(+)−4,4,4−)リ
フルオロ−3−ヒドロキシブタン酸エチルを0.136
g(回収率82%)回収できた。また、エステル体は1
.11g (回収率8B%)回収できた。
なお、得られた(R)−(十)−4,4゜4−トリフル
オロ−3−ヒドロキシブタン酸エチルの比旋光度[α]
♂0は+11.1’であり(メタノール溶液とし、濃度
t、oakg/♂で測定した)、光学純度は70%ee
であった。
オロ−3−ヒドロキシブタン酸エチルの比旋光度[α]
♂0は+11.1’であり(メタノール溶液とし、濃度
t、oakg/♂で測定した)、光学純度は70%ee
であった。
また、NMR,IRは次のとおりであった。
”F NMR(溶媒CDCl3.標準物質CF3CO
2H): δ+2.6ppm(d* J cp3−cn= 6.
811z)’HNMR(溶媒CDC1G): 1.25 (CH3+L J CH3−CM=7.3H
2)2.62 (CH21m) 4.30(4H,m) IR(KBr): 3580 (OH) cs−” 1720 (C” O) cx−” 実施例2 リパーゼとして市販のもの(リパーゼ「アマノ」P1天
野製薬KK製)を用いた以外は実施例1と同様に反応さ
せたところ、得られたアルコールの光学純度は27%e
eであった。
2H): δ+2.6ppm(d* J cp3−cn= 6.
811z)’HNMR(溶媒CDC1G): 1.25 (CH3+L J CH3−CM=7.3H
2)2.62 (CH21m) 4.30(4H,m) IR(KBr): 3580 (OH) cs−” 1720 (C” O) cx−” 実施例2 リパーゼとして市販のもの(リパーゼ「アマノ」P1天
野製薬KK製)を用いた以外は実施例1と同様に反応さ
せたところ、得られたアルコールの光学純度は27%e
eであった。
実施例3
(R) −(+) −1,1,1−トリフルオロデカノ
ールの製造 実施例1と同じリパーゼ(0,59g ; 2 x t
o!’ユニット/g)、1,1.1−)リフルオロデカ
ノール(2,12g ; 1Gミリモル)、無水イソ酪
酸(2,0Gg ; 13ミリモル)およびモレキュラ
シーブ4A (0,12g)をフラスコに入れ、さらに
溶媒としてジイソプロピルエーテル(40t7)を加え
た。
ールの製造 実施例1と同じリパーゼ(0,59g ; 2 x t
o!’ユニット/g)、1,1.1−)リフルオロデカ
ノール(2,12g ; 1Gミリモル)、無水イソ酪
酸(2,0Gg ; 13ミリモル)およびモレキュラ
シーブ4A (0,12g)をフラスコに入れ、さらに
溶媒としてジイソプロピルエーテル(40t7)を加え
た。
この混合物を60℃で48時間攪拌したのち、固形分を
濾過し除去した。炉液を飽和食塩水で洗浄したのち、エ
ーテル層を硫酸マグネシウムで乾燥した。次に、このエ
ーテル層のエーテルを留去したのち、C6H5CF3を
内部標準として用い、”F−NMRにより残留混合物の
エステル化率を求めたところ、51%であった。
濾過し除去した。炉液を飽和食塩水で洗浄したのち、エ
ーテル層を硫酸マグネシウムで乾燥した。次に、このエ
ーテル層のエーテルを留去したのち、C6H5CF3を
内部標準として用い、”F−NMRにより残留混合物の
エステル化率を求めたところ、51%であった。
この残留混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフによ
り、n−ヘキサン/酢酸エチル(5: 1)を溶離液と
して用いて分離したところ、(R)−(十)−1,1,
1−)リフルオロデカノールを042g (回収率89
%)回収できた。またエステル体は1.31g (回収
率91%)回収できた。
り、n−ヘキサン/酢酸エチル(5: 1)を溶離液と
して用いて分離したところ、(R)−(十)−1,1,
1−)リフルオロデカノールを042g (回収率89
%)回収できた。またエステル体は1.31g (回収
率91%)回収できた。
なお、得られた(R)−(+)−1,Ll−トリフルオ
ロデカノールの比旋光度[αコD20は+17.6°で
あり(メタノール溶液とし、濃度1.0Gkg/ld′
で測定した)、光学純度は71%eeであった。
ロデカノールの比旋光度[αコD20は+17.6°で
あり(メタノール溶液とし、濃度1.0Gkg/ld′
で測定した)、光学純度は71%eeであった。
また、NMRl IRは次のとおりであった。
19°FNMR(溶媒CDC13−標準物質CF3 C
O2H): δ+2.5(cL Jc+p3−cu=7.3Hz)
’HNMR(溶媒CDC13): 0.70〜1.70 (17H,m) 3.40〜4.00(2H,m) IR(KBr): 35H(OH) cs−” [発明の効果] 本発明の効果を列挙すると次のようになる。
O2H): δ+2.5(cL Jc+p3−cu=7.3Hz)
’HNMR(溶媒CDC13): 0.70〜1.70 (17H,m) 3.40〜4.00(2H,m) IR(KBr): 35H(OH) cs−” [発明の効果] 本発明の効果を列挙すると次のようになる。
■ 光学純度の高い化合物が、多量にかつ容易に得られ
る。
る。
■ 加水分解反応によるラセミアルコールの光学分割で
は、まずエステル化合物を化学合成しなければならない
が、本発明ではエステル合成反応による光学分割である
ため、そのプロセスが不要であり工業的に有利である。
は、まずエステル化合物を化学合成しなければならない
が、本発明ではエステル合成反応による光学分割である
ため、そのプロセスが不要であり工業的に有利である。
■ 有機溶媒中での反応であるため、酵素の回収が容易
であり、再利用も可能である。
であり、再利用も可能である。
Claims (1)
- (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、nは0、1または2であり、Rは、アルキル基
、ハロアルキル基、アルケニル基、アシルアルキル基、
アルコキシカルボニル基、アラルキル基、アリール基ま
たはハロアリール基である。] で表わされるラセミアルコールを光学分割する方法にお
いて、有機溶媒中で、前記ラセミアルコールとカルボン
酸無水物を酵素の存在下に不斉エステル合成反応させ、
光学活性なアルコールおよびエステルに分割することを
特徴とする含フッ素アルコールの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4984390A JPH03254694A (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 光学活性な含フッ素アルコールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4984390A JPH03254694A (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 光学活性な含フッ素アルコールの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03254694A true JPH03254694A (ja) | 1991-11-13 |
Family
ID=12842355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4984390A Pending JPH03254694A (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 光学活性な含フッ素アルコールの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03254694A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0736606A1 (fr) * | 1995-04-07 | 1996-10-09 | Synthelabo | Procédé de préparation enzymatique d'un intermédiaire de synthèse de la béfloxatone |
| WO1997038124A3 (en) * | 1996-04-10 | 1997-12-18 | Zeneca Ltd | Enzymatic process for stereoselective preparation of therapeutic amides |
| US6096908A (en) * | 1992-01-31 | 2000-08-01 | Kashima Oil Company | Optically active fluorinated compounds |
-
1990
- 1990-03-01 JP JP4984390A patent/JPH03254694A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6096908A (en) * | 1992-01-31 | 2000-08-01 | Kashima Oil Company | Optically active fluorinated compounds |
| EP0736606A1 (fr) * | 1995-04-07 | 1996-10-09 | Synthelabo | Procédé de préparation enzymatique d'un intermédiaire de synthèse de la béfloxatone |
| FR2732679A1 (fr) * | 1995-04-07 | 1996-10-11 | Synthelabo | Procede de preparation enzymatique d'un intermediaire de synthese de la befloxatone |
| WO1997038124A3 (en) * | 1996-04-10 | 1997-12-18 | Zeneca Ltd | Enzymatic process for stereoselective preparation of therapeutic amides |
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