JPH03255164A - 電気接点の導電障害非招来性シリコーン組成物及び導電障害防止方法 - Google Patents

電気接点の導電障害非招来性シリコーン組成物及び導電障害防止方法

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JPH03255164A
JPH03255164A JP5248790A JP5248790A JPH03255164A JP H03255164 A JPH03255164 A JP H03255164A JP 5248790 A JP5248790 A JP 5248790A JP 5248790 A JP5248790 A JP 5248790A JP H03255164 A JPH03255164 A JP H03255164A
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Hiroyuki Asai
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、開放式の電気接点の近傍や電気接点を内包す
る密閉式もしくは半密閉式の電気設備。
電気機器、電子機器などの中で使用しても、含有してい
るオルガノシロキサンオリゴマーの蒸気やオルガノシラ
ンの蒸気に起因する電気接点の導電障害を長期間招来さ
せないシリコーン組成物及びシリコーン蒸気に起因する
電気接点の導電障害を防止する方法に関する。
〔従来の技術〕
種々のシリコーン製品が電気設備・電気機器・電子機器
などに使用されている。例えばシリコーン油は電気絶縁
油としてトランス、コンデンサなどに使用されており、
シリコーングリースやシリコーンコンパウンドは潤滑剤
、電気絶縁剤、防水剤などとして使用されており、シリ
コーンレジンやオルガノシランはコーティング剤として
使用されており、室温硬化性シリコーンゴム組成物や低
温硬化性シリコーンゴム組成物は接着剤、シーリング剤
、注型剤、コーティング剤などとして使用されており、
シリコーンゲル組成物は緩衝剤、注型剤などとして使用
されており、熱硬化性シリコーンゴム組成物は硬化させ
てバッキング、Oリング、電線被覆材などとして使用さ
れている。
ところが、シリコーン製品を開放式の電気開閉接点や電
気摺動接点などの電気接点の近傍や電気接点を内包する
密閉式もしくは半密閉式の電気設備、電気機器、電子機
器などの中で使用すると、電気接点の導電性が低下し、
極端な場合は導電しなくなり電気接点としての機能を果
さなくなるという問題が発生している。これは、シリコ
ーン製品が通常平揄化重合法により重合したオルガノポ
リシロキサンを主剤としており、[料残渣や副生物とし
て揮発性のオルガノシロキサンオリゴマーを含有してい
るためである。また、シリコーン製品の中には揮発性の
オルガノシロキサンオリゴマーやオルガノシランをオル
ガノポリシロキサンと併用したり、単独で使用するもの
があるためである。すなわち、電気接点の導電障害は、
重合度が約2〜25のオルガノシロキサンオリゴマーや
オルガノシランが常温下や加熱下で揮発して、電気接点
に到達し、接点開閉時の放電エネルギーを受けて化学変
化し、二酸化ケイ素、炭化ケイ素等の絶縁性物質を形成
するためと考えられている〔例えば電気通信学会技術研
究報告76(226)29〜38(’77)参照〕。
その解決手段として、平衡化重合法にて重合したオルガ
ノポリシロキサンを減圧下加熱してオルガノシロキサン
オリゴマーを徹底的に除去する方法や電気接点にかかる
電圧と電流の負荷条件を導電障害の起らない限定された
範囲に留める方法が公表されている〔特開昭61−20
9266参照〕。また、シリコーン組成物中にアミン類
またはフッ化有機化合物を含有せしめた組成物〔特開昭
63−270762゜特開平1−104656参照〕や
シリコーン蒸気にアミン類またはフッ化有機化合物の蒸
気を共存させる方法〔特開平1.−24325.特開平
1−109615参照〕が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、オルガノポリシロキサンを減圧下加熱してオ
ルガノシロキサンオリゴマーを徹底的に除去することは
技術的に容易でなく、徹底的に除去しようとするとコス
トが多大なものになるという欠点がある。オルガノシロ
キサンオリゴマーを徹底的に除去したとしても、添加剤
や不純物のために使用中に、特に加熱下使用中にオルガ
ノポリシロキサンが解重合してオルガノシロキサンオリ
ゴマーが生成することがある。また、オルガノポリシロ
キサンとオルガノシロキサンオリゴマーもしくはオルガ
ノシランを混合して使用したり、オルガノシロキサンオ
リゴマーもしくはオルガノシランを主剤として使用する
ときは、オルガノシロサンオリゴマーやオルガノシラン
自体が揮発性に富むことが多いのでオルガノシロキサン
オリゴマーの徹底的除去は意味がない。また、電気接点
にかかる電圧と電流の負荷条件の限定は機器としての機
能を果さなくなる場合があるという問題がある。
また、アミン類による解決手段は、衛生上の問題があり
、フッ化有機化合物による解決手段は高価であるという
問題や環境上の問題がある。また。
両手段とも効果の持続時間が必ずしも十分でない。
そこで、本発明者はオルガノシロキサンオリゴマーを除
去しなくても電気接点の導電障害をより長時間起さず、
オルガノポリシロキサンとオルガノシロキサンオリゴマ
ーもしくはオルガノシランを併用したり、オルガノシロ
キサンオリゴマーまたはオルガノシランを主剤として使
用しても電気接点の導電障害をより長時間起さず、衛生
上、環境上無害なシリコーン組成物及び衛生上、環境上
無害な導電障害のよりすぐれた防止方法を開発すベく鋭
意研究した結果1本発明に到達した。
本発明は、開放式の電気接点の近傍や電気接点を内包す
る密閉式もしくは半密閉式の電気設備・電気機器・電子
機器などの中で使用したときに、オルガノシロキサンオ
リゴマーを除去しなくても電気接点の導電障害を長期間
招来せず、オルガノポリシロキサンとオルガノシロキサ
ンオリゴマーもしくはオルガノシランを併用したり、オ
ルガノシロキサンオリゴマーまたはオルガノシランを主
剤として使用しても電気接点の導電障害を長期間招来し
ない方法及びシリコーン組成物を提供することを目的と
する。
〔課題の解決手段とその作用〕
この目的は、シリコーンを主剤とし、蒸気圧を有するカ
ルボン酸エステルを含有するシリコーン組成物により、
あるいは、電気接点の導電障害を生ぜしめるシリコーン
蒸気にカルボン酸エステル蒸気を共存させることにより
達成される。
本発明における電気接点は、リレーやスイッチの接点の
ように接触と市離動作によって電気回路を開閉する接点
ないし摺動によって電気回路を切り換える接点のみなら
ず、モータ等の回転に伴う摺動によって電流の流れる回
路を切り換えるモータのブラシと整流子等を含む。
本発明のシリコーン組成物の主剤であるシリコーンは、
オルガノポリシロキサン、オルガノシロキサンオリゴマ
ー、オルガノシランなどの当業界でシリコーンと称され
ているものであれば、2種以上のシリコーンの混合物の
形で使用されるものでもよく、シリコーン以外の成分と
の混合物の形で使用させるものであってもよい。
オルガノポリシロキサンは常温において液状。
生ゴム状、餅状、固形状などいずれを呈するものでもよ
く、その分子構造は直鎖状、分枝鎖状、網状、環状など
のいずれでもよく、ビニル基、アリル基、シラノール基
、アルコキシ基、ヒドロシリル基、メルカプトアルキル
基などの反応性基を有していても有していなくてもよく
、ホモポリマーコポリマーのいずれでもよく、他ポリマ
ーとのブロックコポリマーでもよい。
オルガノポリシロキサン中の有機基の代表例は、−価炭
化水素基であり、その代表例としてメチル基、エチル基
、プロピル基、オクチル基、フェニル基、2−フェニル
プロピル基、前述したビニル基、アリル基がある。
オルガノシロキサン用独で使用されるものとしては、ジ
オルガノポリシロキサン油(例えば1両末端トリメチル
シロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン油、両末端ジメ
チルフェニルシロキシ基封鎖のメチルフェニルポリシロ
キサン油もしくはジメチルシロキサン・メチルフェニル
シロキサンコポリマー油、両末端トリメチルシロキシ基
封鎖ジメチルシロキサン・メチルオクチルシロキサンコ
ポリマー油)や末端がトリメチルシロキシ基で封鎖され
たジメチルシロキサン・メチルシロキサンコポリマー油
がある。
オルガノポリシロキサンと非シリコーン成分からなるも
のとして、ジオルガノポリシロキサン油と金属石けん(
例えば、リチウム石けん)からなるシリコーングリース
やジオルガノポリシロキサン油と増稠剤(例えば、フユ
ームドシリ力、酸化亜鉛粉末、酸化アルミニウム粉末、
窒化ホウ素、カーボンブラック)からなるシリコーンコ
ンパウンドがあり、ジオルガノポリシロキサン生ゴム(
例えば1両末端シラノール基封鎖ジメチルポリシロキサ
ン生ゴム、両末端ジメチルビニルシロキシ基封ダjのジ
メチルポリシロキサン生ゴムまたはジメチルシロキサン
・メチルフェニルシロキサンコポリマー生ゴム、両末端
ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メ
チルビニルシロキサンコポリマー生ゴム)と補強性充填
剤(例えば、フユームドシリ力、沈降法シリカ)と有機
過酸化物からなる熱硬化性シリコーンゴム組成物、ビニ
ル基含有ジオルガノポリシロキサン(例えば、両末端ジ
メチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン)
と°オルガノハイドロジエンポリシロキサンと白金系触
媒からなる低温硬化性シリコーンゲル組成物、ビニル基
含有ジオルガノポリシロキサンとオルガノハイドロジエ
ンポリシロキサンと白金系触媒と必要に応じて補強性充
填剤がらなる低温硬化性シリコーンゴム組成物、シラノ
ール基含有オルガノポリシロキサンレジンと縮合反応°
触媒(例えば1重金属、のカルボン酸塩)からなる熱硬
化性シリコーンレジン組成物、ビニル基含有オルガノシ
ロキサンレジンとオルガノハイドロジエンポリシロキサ
ンと白金系触媒からなる低温硬化性シリコーンレジン組
成物、ビニル基含有オルガノポリシロキサンとオルガノ
ハイドロジエンポリシロキサンもしくはメルカプトアル
キル基含有オルガノポリシロキサンと増感剤とからなる
紫外線硬化性オルガノポリシロキサン組成物などがある
オルガノポリシロキサンとオルガノシランと非シリコー
ン成分からなるものとして、両末端シラノール基封鎖ジ
オルガノポリシロキサンとオルガノシラン系架橋剤〔例
えば、メチルトリメトキシシラン、メチルトリ(メチル
エチルケトキシム)シラン、メチルトリアセトキシシラ
ン、ビニルトリ(インプロペノキシ)シラン〕と縮合反
応触媒〔例えば、テトラブチルチタネート、ジブチルチ
ンジラウレート、オクトエ[1g塩〕と必要に応して充
填剤〔例えば、フユームドシリ力1石英微粉末、二酸化
チタン、炭酸カルシウム、カーボンブラック〕からなる
室温硬化性シリコーンゴム組成物や、シラノール基含有
オルガノポリシロキサンレジンとオルガノシラン系架橋
剤と縮合反応触媒からなる室温硬化性シリコーンレジン
組成物などがある。
オルガノポリシロキサンとオルガノシロキサンオリゴマ
ーと非シリコーン成分からなるものとして、両末端シラ
ノール基封鎖ジオルガノポリシロキサンとエチルシリケ
ートの部分加水分解線音物と縮合反応触媒と必要に応じ
て充填剤とからなる室温硬化性シリコーンゴム組成物や
、前述の熱硬化性シリコーンゴム組成物や低温硬化性シ
リコーンゴム組成物に離型性向上のために低粘度シリコ
ーン油(例えば1両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメ
チルシロキサンオリゴマー)を添加したもの、あるいは
前述の熱硬化性シリコーンゴム組成物や低温硬化性シリ
コーンゴム組成物に補強のために低粘度メチルビニルシ
ロキサンオリゴマーを添加したものなどがある。
オルガノシランと非シリコーン成分からなるものとして
テトラアルコキシシランとオルガノトリアルコキシシラ
ンと縮合反応触媒からなるコーティング剤などがある。
上述のジオルガノポリシロキサン油、ジオルガノポリシ
ロキサン生ゴム、両末端シラノール基封鎖ジオルガノポ
リシロキサン、ビニル基含有ジオルガノポリシロキサン
やオルガノポリシロキサンレジンのある種のものは、通
常重合度2〜6のジオルガノシロキサンオリゴマー(例
えば、環状ジオルガノシロキサンオリゴマー、両末端シ
ラノール基封鎖ジオルガノシロキサンオリゴマー、ヘキ
サオルガノジシロキサン)を原料とし、酸触媒または塩
基性触媒を使用して平衡化重合法により重合して製造す
るので必然的に重合度2〜25のオルガノポリシロキサ
ンオリゴマーを5〜10重量%位含有しており、加熱下
域圧する除去工程を通しても十分に除去しきれず1〜5
重量%位残存している。
こうしたオルガノシロキサンオリゴマーのうち、環状ジ
オルガノシロキサンオリゴマーや両末端トリオルガノシ
ロキシ基封鎖ジオルガノシロキサンオリゴマーのように
シラノール基を有しないものは、蒸気圧が比較的大きく
、その中でも架橋反応にあずからないものは、常温下あ
るいは加熱下に揮発して電気接点の導電障害の原因とな
る。
意図的に添加するオルガノシロキサンオリゴマーであっ
ても前述の低粘度シリコーン油のようにシラノール基を
有せず架橋反応にあずからないものは同様に電気接点の
導fB、障害の原因となる。
架橋反応にあずかるオルガノシロキサンオリゴマーやオ
ルガノシランであっても蒸気圧が比較的大きいものはシ
リコーン組成物の組成によっては揮発して電気接点の導
電障害の原因となりうる。
本発明におけるシリコーンは、上述したような電気接点
の導電障害の原因となるオルガノシロキサンオリゴマー
やオルガノシランを含むすべてのシリコーンを包含し、
さらには、電気接点の導電障害の原因となるオルガノシ
ロキサンオリゴマーやオルガノシランを含有しないが、
使用中に電気接点の導電障害の原因となるオルガノシロ
キサンオリゴマーを生成するシリコーンをも包含する。
本発明に使用される蒸気圧を有するカルボン酸エステル
の種類は特に制限されるものではなく、蒸気圧を有する
カルボン酸エステルを構成するカルボン酸としては、ギ
酸、酢酸、プロピオン酸、クロトン酸、酪酸、吉草酸、
カプロン酸、ヘプタン酸のようなモノカルボン酸や修酸
、マロン酸、コハダ酸、グルタル酸、アジピン酸、マレ
イン酸のようなジカルボン酸が例示され、アルコールと
しては、メタノール、エタノール、プロパツール、ブタ
ノール、ヘキサノール、オクタツール、シクロヘキサノ
ール、エチレングライコール、プロピレングライコール
のような鎖状や環状のアルコールが例示される0分子量
が大きくなると蒸気圧が小さくなるので、カルボン酸の
炭素原子数は10以下、アルコールの炭素原子数も10
以下、カルボン酸エステルの炭素原子数が12以下が好
ましく、分子量が小さくなると蒸気圧が大きくなって揮
散しやすくなるのでカルボン酸エステルの炭*i子数は
4以上が好ましい。
本発明に使用されるカルボン酸エステルは電気設備、電
気機器、電子機器の使用温度範囲内で蒸気圧を持つこと
が必要である。蒸気圧を有しておれば常温で液状、固形
状のいずれでもよいが常温で液状のもの、ついで常温で
固形状であるが加熱下で液状になるものが好ましい。た
だ、蒸気圧を有していても、あまり小さいとオルガノシ
ロキサンオリゴマーやオルガノシランの蒸気中に混在す
る割合が小さくなりすぎるし、また、あまり大きすぎる
とシリコーン組成物ないしはその硬化物中から早期に放
出されてしまい、電気接点の導電障害の非招来能を長期
間持続しにくくなる。そのため、カルボン酸エステルは
25℃において0.001〜10TORRの蒸気圧を有
していることが好ましい、こうした観点から、シリコー
ン組成物中の蒸気圧を有するカルボン酸エステルの含有
量は、該シリコーンの0.01〜5重量%ぐらいが適当
であり、 O,OS〜2重量%がより適当である。ただ
し、シリコーン組成物を加熱処理や熱硬化させてから使
用するときは、加熱処理後や熱硬化後に上述の含有量と
する。m気接点の導電障害の原因となるオルガノシロキ
サンオリゴマーやオルガノシランの含有量が多いときは
該カルボン酸エステル添加量を大とし、その含有量が小
さいときはその添加量も小さくすればよい。該カルボン
酸エステルは2種以上を併用してもよいし、蒸気圧を有
するアルコール類またはカルボン酸アミドと併用しても
よい。
本発明のシリコーン組成物には、シリコーンと該カルボ
ン酸エステルの他に、前述したようなシリコーンととも
に使用される非シリコーン成分を含有せしめてもよい。
さらには、顔料、耐熱剤、難燃化剤などシリコーン組成
物に通常使用される非シリコーン成分を含有せしめても
よい。
シリコーン蒸気にカルボン酸エステル蒸気を共存させる
には、シリコーン組成物中に含有せしめる他に例えば、
下記の方法がある。
電気接点が開放式の場合は、■シリコーン蒸気の発生源
となるシリコーン、シリコーン組成物またはその硬化物
の近傍に蒸気圧を有するカルボン酸エステルを載置する
、■シリコーン蒸気の発生源となるシリコーン、シリコ
ーン組成物またはその硬化物に蒸気圧を有するカルボン
酸エステルを塗布または吹きつける、■シリコーン蒸気
の発生源となるシリコーン、シリコーン組成物またはそ
の硬化物にカルボン酸エステル蒸気を吹きつける、■シ
リコーン蒸気の発生源となるシリコーン硬化物に蒸気圧
を有するカルボン酸エステルを吸着させるなどの方法が
ある。
電気接点が密閉式もしくは半密閉式の電気設備。
電気機器、電子機器などに内包されており、シリコーン
蒸気の発生源となるシリコーン、シリコーン組成物また
はその硬化物も内包されている場合は、■蒸気圧を有す
るカルボン酸エステルをこれら設備、機器内に載置する
、■カルボン酸エステル蒸気をこれら設備1機器内に送
り込む、■電気接点が開放式の場合の■〜■の方法を適
用するなどの方法がある。
なお、蒸気圧を有するカルボン酸エステルを載置する場
合、該カルボン酸エステルを開放容器に入れて載置する
、該カルボン酸エステルを固形材料(例えば、スポンジ
、ゴム、布、フェルト、鉱物粉)に吸収または含有させ
て載置する、該カルボン酸エステルを液状材料(例えば
、有機溶剤。
鉱油、グリース)と混合して載置するなどの方法がある
。その際、該カルボン酸エステルを加熱してもよい。
該カルボン酸エステルをシリコーン組成物中に含有させ
たり、シリコーン蒸気にカルボン酸エステル蒸気を共存
させることによって電気接点の導電障害が長期間起こら
なくなる理由は定かではないが、シリコーン組成物やそ
の硬化物あるいは該カルボン酸エステル含有物から僅か
ずつ揮発してくるカルボン酸エステルの蒸気が電気接点
表面で電気エネルギーにより分解し、その分解物が、同
じく揮発してきたオルガノシロキサンオリゴマーやオル
ガノシランがシリカや炭化ケイ素に変化するのを防止し
ているためと思われる。
本発明のシリコーン組成物は、シリコーンと蒸気圧を有
するカルボン酸エステルを混合することにより、あるい
は、シリコーンと蒸気圧を有するカルボン酸エステル以
外の非シリコーン成分とからなるシリコーン組成物に蒸
気圧を有するカルボン酸エステルを添加し混合すること
により、あるいは、シリコーンと蒸気圧を有するカルボ
ン酸エステル以外の非シリコーン成分と蒸気圧を有する
カルボン酸エステルとを混合することにより容易に製造
することができる。混合する際に若干加熱したり、有機
溶剤を添加したり、乳化状態で混合してもよい。
本発明のシリコーン組成物は、そのままの状態で、ある
いは、硬化させた状態で、開放式の電気接点の近傍で使
用したり、電気接点を内包する密閉式ないし半密閉式の
電気設備、電気機器、電子機器など中で電気絶縁材料、
導電材料、保護コーティング材、接着剤、密封材、潤滑
剤など各種材料として使用するのに好適である。なお、
本発明のシリコーン組成物を加熱処理したり、熱硬化さ
せて使用するときは、蒸気圧を有するカルボン酸エステ
ルができるだけ揮散しない条件を選ぶ必要がある。
〔実施例〕
以ト、本発明を実施例にて説明する。実施例と比較中、
部とあるのは重量部を意味し、粘度と可塑度は25℃に
おける値であり、また、 D、とあるのは環状ジメチル
シロキサン4量体を意味し。
Dloとあるのは環状ジメチルシロキサン10量体を意
味し、D2□とあるのは環状ジメチルシロキサン21量
体を意味するs D、、、D、、についても同様である
。電気開閉接点の負荷開閉試験は次の方法によって行っ
た。
0密閉系による電気開閉接点の負荷開閉試験方法密閉可
能な容積IQの容器内に8個の電気開閉接点を有するマ
イクロリレーをaltし、この接点の開閉を外部から操
作できる装置を作成した。
この容器内部にシリコーン組成物あるいは、その硬化物
5gを入れ、容器を密閉した後に次の条件で電気開閉試
験を行った。
各接点にかかる電圧  1) (:、 ’14voQt
各接点にかか6負?、&   500Ω(R負荷)各接
点の開閉頻度   1秒あたり5回(5Hz)試験温度
       70℃ なお、接点の接触抵抗値は電圧降下法によって測定しマ
ルチベンレコーダーで言己録した。そして接触抵抗値が
100以上になった時点で接点故障と判定した。接点故
障が発生するまでの接点の開閉回数を接点故障寿命とし
、8個の接点のうち最初の故障が生じた開閉回数を第1
故障寿命、4個の故障が生した開閉回数を50%故障寿
命とした。
O半密閉系による電気開閉接点の負荷開閉試験方法 上記密閉系による電気開閉接点の負荷開閉試験方法にお
いて、密閉可能な容積IIlの容器の代わりに該容器の
側面中央部に直径lawの穴を対象的に2個開けた容器
を使用し、他は上記密閉系による電気開閉接点の負荷開
閉試験方法と同じ方法に従って行った。
実施例1〜2 粘度4000センチストークスである両末端水酸基封鎖
ジメチルポリシロキサン(D、〜D1゜含有量0.76
重量%、D4〜D□含有量2.0重量%)100部、エ
チルシリケート4部及びジブチル錫ジラウレート0.4
部を均一に混合して縮合反応による室温硬化性シリコー
ンゴム組成物を得た。該組成物に蒸気圧を有するカルボ
ン酸エステルとして表1に示す化合物を各々表1に示す
通りの量添加し、均一に混合した。
得られた混合物をテフロンシート上に塗布し室温にて2
4時間放置し硬化させた。得られたシート状のシリコー
ンゴム硬化物について密閉系による電気開閉接点の負荷
開閉試験を行った。結果を各々実施例1および実施例2
として表1に示した。
比較のため、上記のカルボン酸エステルを添加しない縮
合反応による室温硬化性シリコーンゴム組成物自体を上
記と同様にして硬化し、上記と同様にして電気開閉接点
の負荷開閉試験を行った結果を表1に比較例1として併
記した。
表  ↓ 実施例3〜4 粘度12000センチストークスの両末端水酸基封鎖ジ
メチルポリシロキサン(D4〜D1゜の含有量0.62
重量%、 D4〜D2.の含有量2.2重量%) io
部に、表3に示すメチルトリオキシムシラン5部及び触
媒としてジブチル錫ジラウレート0.5部を添加し、均
一に混合して縮合反応による室温硬化性シリコーンゴム
組成物を得た。該組成物に蒸気圧を有するカルボン酸エ
ステルとして表2に示す化合物を各々表2に示す通りの
量添加し、均一に混合した。得られた混合物をテフロン
シート上に塗布し室温にて100時間放置し硬化させた
。得られたシート状のシリコーンゴム硬化物について密
閉系による電気開閉接点の負荷開閉試験を行った。
その結果を実施例3及び実施例4として表2に示した。
また比較のため、上記のカルボン酸エステルを添加しな
い縮合反応による室温硬化性シリコーンゴム組成物自体
を上記と同様にして硬化し、得られたシリコーンゴム硬
化物について上記と同様にして電気開閉接点の負荷開閉
試験を行った結果を比較例2として表2に示した。
(以下余白) 表  2 実施例5〜6 粘度2000センチストークスの分子鎖両末端ジメチル
ビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(D4〜
D111の含有量1.3重量%、 D4〜D2.の含有
量2.1重量%)100部に、粘度10センチストーク
スの両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチル水素ポリシ
ロキサン3部と、ジビニルテトラメチルジシロキサン0
.1部を撹拌、 混合し、さらに触媒として塩化白金酸
のエタノール溶液を白金重量として上記ポリシロキサン
の合計量に対して1Spp園添加し混合して、付加反応
による硬化性オルガノポリシロキサン組成物を得た。該
組成物に蒸気圧を有するカルボン酸エステルとして表3
に示す化合物を各々表3に示す通りの量添加し、均一に
混合した後、得られた混合物を室温下に24時間放置し
て硬化させた。得られたシリコーンゴム硬化物について
前記の方法に従って密閉系による電気開閉接点の負荷開
閉試験を行った。その結果を実施例5及び実施例6とし
て表3に示した。
また比較のため、上記のカルボン酸エステルを添加しな
い付加反応硬化性オルガノポリシロキサン組成物自体を
上記と同様にして硬化し、得られたシリコーンゴム硬化
物について上記と同様にして電気開閉接点の負荷開閉試
験を行った。結果を表3に比較例3として併記した。
(以下余白) 表  3 実施例7 粘度2000センチストークスの分子鎖両末端トリメチ
ルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン油(D4〜D
よ。の含有量1.2重量%、D4〜Dzsの含有量2.
4重量%)100部に修酸ジエチル0.5部を添加し、
均一に混合した後、得られた混合物10gをシャーレに
入れ、これを試験容器内に入れて密閉して、密閉系によ
る電気開閉接点の負荷開閉試験を行った。その結果を実
施例7として表4に示した。また、比較のため上記の両
末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン
油自体を上記と同様にして電気開閉接点の負荷開閉試験
を行い、その結果を比較例4として表4に併記した6表
4 に示した。比較のため、比較例1のシート状のシリコー
ンゴム硬化物を使用し、半密閉系による電気開閉接点の
負荷開閉試験を行った結果を比較例5として表5に併記
した。
表  5 実施例8 実施例1のシート状の修酸ジエチル含有シリコーンゴム
硬化物を使用し、半密閉系による電気開閉接点の負荷開
閉試験を行った。その結果を表5実施例9〜10 密閉系による負荷開閉試験用容器内に、両末端トリメチ
ルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン油(粘度20
00cst、  D4〜Di(+の含有率0,8重量%
、D4〜D2.の含有率1.5重量%)5gと蒸気圧を
有するカルボン酸エステルとして、表6に示す化合物5
gを各々シャーレに入れ、これを試験容器内に入れて密
閉して、密閉系による電気開閉接点の負荷開閉試験を行
った。試験結果は表6に示す通りであった。
比較のため、密閉系による負荷開閉試験用容器内に上記
のカルボン酸エステルを入れず上記のジメチルポリシロ
キサン油のみを入れて密閉し、電気開閉接点の負荷開閉
試験を行った結果を比較例6として表6に併記した。表
6から電気開閉接点がジメチルポリシロキサン油から揮
発した環状ジメチルシロキサンオリゴマー蒸気のみに接
触している場合に比べて、環状ジメチルシロキサンオリ
ゴマー蒸気にカルボン酸エステル蒸気が共存している場
合の方が、接点故障寿命が著しく伸びることが分かった
(以下余白) 実施例11 50℃に加熱されたエナント酸メチルにブチルゴムシー
ト(50X 50 X 2 I+11)をlO日間浸漬
した後。
これを取り出して表面をきれいに拭いた試料と、粘度1
2,000センチストークスの両末端水酸基封鎖ジメチ
ルポリシロキサン100部、 メチルトリ (メチルエ
チルケトキシム)シラン5部及びジブチル錫ジラウレー
ト0.5部からなる室温硬化性オルガノポリシロキサン
組成物を室温硬化させたシリコーンゴム(1) (D、
〜D□。の含有率1.0重量%、D4〜D2.の含有率
2.1重量%)5gを試験容器内に入れて密閉して、密
閉系による電気開閉接点の負荷開閉試験を行った。その
結果を実施例11として表7に示した。
比較例7の試験では室温硬化させたシリコーンゴム(1
)5gと上記のエナント酸メチルに浸漬してないブチル
ゴムシート(50X50X 2 m)とを試験容器内に
密閉し、上記と同様にして電気開閉接点の負荷開閉試験
を行い、その結果を比較例7として表7に併記した。
〔発明の効果〕
本発明のシリコーン組成物は、シリコーンを主剤とし、
蒸気圧を有するカルボン酸エステルを含有しているので
、そのままの形で、あるいは硬化させた形で開放式の電
気接点の近傍で使用したり、電気接点を内包する密閉式
もしくは半密閉式の電気設備・電気機器・電子機器など
の中で使用しても、含有しているオルガノシロキサンオ
リゴマーの蒸気やオルガノシランの蒸気に起因する電気
接点の導電障害を長期間招来しないという特徴を有する
また、本発明のシリコーン蒸気にカルボン酸エステルを
共存させるという方法は、シリコーン蒸気に起因する電
気接点の導電障害を長期間防止できるという特徴を有す
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シリコーンを主剤とし、蒸気圧を有するカルボン酸
    エステルを含有することを特徴とする、電気接点の導電
    障害非招来性シリコーン組成物。 2 シリコーンがオルガノポリシロキサンである特許請
    求の範囲第1項記載のシリコーン組成物。 3 オルガノポリシロキサンがジオルガノポリシロキサ
    ンである特許請求の範囲第2項記載のシリコーン組成物
    。 4 シリコーンがジオルガノポリシロキサンとオルガノ
    シランの混合物である特許請求の範囲第1項記載のシリ
    コーン組成物。 5 シリコーン蒸気にカルボン酸エステル蒸気を共存さ
    せることを特徴とする、シリコーン蒸気に起因する電気
    接点の導電障害を防止する方法。 6 シリコーン蒸気がオルガノポリシロキサンオリゴマ
    ー蒸気である特許請求の範囲第5項記載の方法。 7 オルガノシロキサンオリゴマーが環状ジオルガノシ
    ロキサンオリゴマーである特許請求の範囲第6項記載の
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000233452A (ja) * 1999-02-12 2000-08-29 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> 熱伝導性シリコーンゲルシート

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