JPH0325561B2 - - Google Patents

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JPH0325561B2
JPH0325561B2 JP20686881A JP20686881A JPH0325561B2 JP H0325561 B2 JPH0325561 B2 JP H0325561B2 JP 20686881 A JP20686881 A JP 20686881A JP 20686881 A JP20686881 A JP 20686881A JP H0325561 B2 JPH0325561 B2 JP H0325561B2
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JP
Japan
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amount
track
rail
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displacement
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JP20686881A
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Choichi Kimura
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、軌道の通り整正方法及び装置に関す
るものである。
軌道の通り整正においては、曲線部の通り整正
と直線部の通り整正があるが、まず曲線部の通り
整正について説明する。
第1図は軌道の横変位量等の定義の説明の為の
図であり軌道の曲線部の何れか一方のレールを基
準レールとし、それを半径Rの円弧Sで表わし、
長さlの基準線KMを、その両端K・Mが円弧S
上に位置する様に配置し、基準線KMの中心点L
より円弧Sに下した垂線の足をNとすると、その
垂線の長さNLが円弧Sの基準線KMに対する横
変位量Vである。この横変位量Vが円弧Sの半径
Rに較べて非常に小さい場合には、V=l2/8Rか
らN点の横変位量Vを求めることができる。ま
た、基準線KM上の中心点L以外の点、例えば基
準線KMの長さlを、長さaと長さbに分割する
点L′において、円弧Sに下した垂線の足をN′と
すると、その垂線の長さL′N′が基準線KMに対す
る円弧S上のN′点の横変位量V′である。この
N′点の横変位量V′が円弧Sの半径Rに較べて非
常に小さい場合には、V′=ab/2RからN′点の横
変位量V′を求めることができる。
また、第1図において、基準線KMの長さの延
長上に一点Pを取り、KPを基準として、点Pに
おいて、円弧Sに下した垂線の足をQとすると、
その垂線の長さPQが、基準線KPに対する円弧S
上のQ点の横変位量V″である。MP=Cとする
と、このQ点の横変位量V″が円弧Sの半径Rに
較べて非常に小さい場合には、V″=C(l+
C)/2RからQ点の横変位量V″を求めることが
できる。
これらの横変位量V、V′及びV″は、基準線
KMの長さが異なると、それぞれ異なつた値とな
る。従つて、これらの横変位量を比較したり、加
減算等の演算を行う場合は、円曲線の性質を利用
して、同じ長さの基準線に対する横変位量に換算
しなければならない。
以上により、まず、軌道の曲線部の通り整正を
行う従来の方法について説明する。
即ち、第2図に示す様に、軌道の半径Rの曲線
部を、Sを基準レール、KMを基準線として通り
整正を行う場合、この一本の基準線KMの前端部
Kを軌道の未整正部の基準レールS上に、後端部
Mを軌道の整正完了部の基準レールS上に配置し
て、基準線KMを基準レールSに沿つて移動させ
ながら、軌道の曲線部の整正すべき点の横変位量
V又はV′を測定し、この測定された横変位量V
又はV′と予め設定された設定横変位量とを比較
して整正すべき点の整正量を求め、その整正量だ
けレールを横移動させて、軌道の通り整正を行つ
ていた。従つて、既に整正された軌道のレールの
横変位量が、引続いて行われる未整正の軌道の通
り整正作業の影響を受けて変化しても、その変化
した軌道の状態を把握できない為、軌道の整正完
了部と未整正部の通りを滑らかに整正することが
できない欠点があつた。
その上、従来では軌道を構成する左右のレール
のうち一方のみを基準レールSとして整正量の測
定を行つていた為、基準レールS側の通りの整正
のみしか正確に行なえない欠点があつた。特に、
左右のレールの軌間には狂いが存在する為、従来
の如く、一方のレールのみを基準としていると、
軌間の狂いが、反対側のレールにばかり集積して
しまい、この反対側のレールの通りが滑らかとな
らない不都合があつた。
本発明は、上記の欠点を除去する為になされた
もので、基準レールについて、その未整正部と整
正完了部の軌道の状態から整正量を求めると共
に、基準レールと反対側レールとの軌間狂い量を
測定し、この軌間狂い量の1/2を整正量に加減算
して最終整正量を算出することにより、軌道の未
整正部と整正完了部を滑らかに、しかも左右のレ
ールに対して均等に通り整正を行うことができる
軌道の通り整正方法及び装置を提供することを目
的とする。
以下、本発明の一実施例を図面について詳細に
説明する。第3図は、本発明の軌道の通り整正方
法の説明図、第4図は本発明の一実施例の装置を
軌道整正機に取付けた側面図、第5図は第4図の
装置を乙方向より見た概略図である。第3図乃至
第5図において同一番号は同一部材を示すものと
する。
第3図において、主基準線13と副基準線16
を有する軌道整正機(図示せず)が矢印X方向に
軌道上を移動する際に、一方のレール1を基準レ
ールとして、常に主基準線13上のE点のレール
に対する横変位量が零になる様に主基準線13を
制御する。この状態で、軌道の未整正部では、レ
ール1のB点と副基準線16との横変位量V1
レール1のC点と主基準線13との横変位量V2
を測定し、軌道の整正完了部においては、レール
1のF点と主基準線13との横変位量V3を測定
し、軌道の通り整正を行うべきレール1の整正点
においては、D点と主基準線13との横変位量Y
を測定する。そして、軌道の未整正部のレールの
測定された横変位量V1、V2の平均横変位量を前
変位量Vaとし、一方、軌道の整正完了部のレー
ルの測定された横変位量V3を後変位量Vb(複数
箇所で測定され、測定値が複数箇ある場合は、そ
の平均値を用いる)とし、この前変位量Vaと後
変位量Vbとから平均変位量Yaを求める。この平
均変位量Yaに、軌道条件、作業条件等により予
め定められている補正量Vcを加減算して、軌道
の整正点Dにおける設定変位量Ysを求め、この
設定変位量Ysと、軌道の整正点Dにおいて測定
された測定横変位量Yとから整正量を求める。
同時に整正点Dにおける左右のレール1,1′
の軌間を位置検出器を利用して測定し、この軌間
から基本軌間(例えば狭軌の場合は1067mm)と予
め与えられているスラツクを減算して軌間狂い量
を求め、前記整正量に前記軌間狂い量の1/2を加
減算して最終整正量を算出する。そして、この最
終整正量分だけ、後述のレール横移動装置15に
より、レールを横移動させて、タンピング装置に
より枕木下面の道床砂利を締固め、軌道の枕木
を、横方向に移動しない様に道床砂利で固定し
て、軌道の通り整正を行う。
なお、上述の補正量Vcは、軌道の直線部では
零、円曲線部では予め定められた横変位量、緩和
曲線部では、緩和曲線に接続している円曲線の半
径、緩和曲線部における曲率の逓減方式(直線逓
減方式、正弦逓減方式等)、緩和曲線長、緩和曲
線又は円曲線の出入口からの走行距離等の軌道条
件、作業条件から定まる補正量である。
次に、軌道の直線部においては、左右のレール
それぞれについて、前記前変位量Vaに対応する
軌道の未整正部のレールの平均通り狂い量を
V′a、前記後変位量Vbに対応する軌道の軌道整
正完了部のレールの平均通り狂い量をV′bとし
て、前記平均変位量Yaに対応するレールの平均
通り狂い量Y′aを求める。そして、この平均狂い
量Y′aと、前記整正すべき点の測定横変位量Yに
対応する基準レールの整正点Dにおける測定通り
狂い量Y′とから整正量を求め、これに軌間狂い
量の1/2を加減算して最終整正量を算出する。以
下、上述の曲線部の通り整正の場合と同様にし
て、軌道の直線部の通り整正を行うことができ
る。なお、この場合前記した様に補正量Vcは零
である。
次に、上述の第3図について説明した方法を実
施する装置の一実施例を第4図及び第5図に従つ
て説明する。
図において、レール1,1′上を走行可能な軌
道整正機2には、軌道の高低水準整正を行う公知
のレベリング装置3及び軌道の通り整正を行う本
発明の通り整正装置4が設けられ、通常は軌道の
高低水準整正と同時に通り整正が行われる。レベ
リング装置3は、前基準装置5、検出装置6、後
基準装置7、基準線8及びレール打上装置9等を
有する。一方、通り整正装置4は、前基準部1
0、検出部11、後基準部12、主基準線13、
演算器14、レール横移動装置15から構成され
ている。
(1) 前基準部 前基準部10は、軌道整正機2の前部に設け
られ、一方のレール1を基準レールとして、軌
道の未整正部のレールの2箇所の点の横変位量
を測定するもので、測定部Am,Bm,Cm及び
副基準線16よりなつている。
測定部Amは、前基準部10の最前部に位置
し、連結桿17により軌道整正機2の台枠18
の前部に取り付けられ、台車19及びこの台車
19に回転自在に取り付けられた左右の車輪2
0,20′を有している。左右の車輪20,2
0′は、ばね又は流体圧を利用した張りシリン
ダ(図示せず)により台車19を介して、左右
のレール1,1′の頭部側面に押し付けられ、
レール1,1′に密接しながらレール1,1′上
を軌道整正機2と共に移動する。従つて、車輪
20又は20′は台車19に対し独立に取付け
られレールに密接して横方面に移動可能に構成
されている。また、台車19には副基準線16
の張力が常に一定になるように、その一端が取
り付けられている。
測定部Bmは、レベリング装置3の前基準装
置5に取り付けられ、台車21と、この台車2
1に回転自在に且つ前記測定部Amと同様な構
成で取り付けられた左右の車輪20,20′と、
基準レール1と副基準線16の横変位量を測定
して出力するポテンシヨメータ22からなつて
いる。
測定部Cmは、前基準部10の最後部に設け
られ、台車23と、この台車23に回転自在
に、且つ前記測定部Amの場合と同様な構成で
取り付けられた車輪20,20′と、基準レー
ル1と主基準線13との横変位量を測定して出
力するポテンシヨメータ24よりなつている。
(2) 検出部 検出部11は、レベリング装置3における検
出装置6の検出台車6′とほぼ同位置に設けら
れ、整正点Dのレール横変位量を測定するもの
である。この検出部11たる測定部Dmは、台
車25と、この台車25に回転自在に、且つ前
記測定部Amと同様な構成で取り付けられた左
右の車輪20,20′と、基準レール1と主基
準線13との横変位量を測定して出力するポテ
ンシヨメータ26より構成されている。また、
この検出部11の検出台車25には、位置検出
器11Aが設けられ、この位置検出器11Aに
よつて左右のレール1,1′の軌間が検出され、
後述する演算器6へ出力される様になつてい
る。なお、各車輪は図示しない車輪張り装置に
より左右のレールの内側に接触している。
(3) 後基準部 後基準部12は、軌道整正機2の後部に設け
られ、軌道の整正完了部のレールの横変位量を
測定するもので、位置検出部Em、測定部Fm
及び零点制御装置27よりなつている。
位置検出部Emは、検出部11と測定部Fm
の間に設けられたレベリング装置3の後基準装
置7に取り付けられている。この位置検出部
Emは、台車28と、この台車28に回転自在
に、且つ前記測定部Amと同様な構成で取り付
けられた左右の車輪20,20′と、基準レー
ル1と主基準線13との横変位量を測定し、そ
の測定結果を零点制御装置27に対して出力す
るポテンシヨメータ29よりなつている。
測定部Fmは、後基準部12の最後部に位置
し、連結桿30を介して軌道整正機2の台枠1
8の後部に取り付けられた台車31と、この台
車31に回転自在に、且つ前記測定部Amと同
様な構成で取り付けられた車輪20,20′を
有している。また、測定部Fmには、零点制御
装置27の出力信号により作動するサーボモー
タ32が設けられ、このサーボモータ32に歯
車機構33を介してねじ軸34が連結されてい
る。このねじ軸34には調整筒35が螺合して
おり、この調整筒35に主基準線13の後端部
が取り付けられている。サーボモータ32に
は、その回転角度を歯車機構36を介して測定
して出力するポテンシヨメータ37が付設され
ている。
(4) 零点制御装置 零点制御装置27は、位置検出部Emのポテ
ンシヨメータ29の出力が入力した際に作動
し、測定部Fmのサーボモータ32へ作動信号
を出力する。そして、ポテンシヨメータ29の
出力が零になるとサーボモータ32を停止さ
せ、位置検出部Emの車輪20,20′の位置
において基準レール1と主基準線13との横変
位量が常に零になる様にサーボモータ32を制
御するものである。従つて、位置検出部Emの
ポテンシヨメータ29の出力が零になつた時
の、測定部Fmにおける調整筒35のねじ軸3
4に沿つての移動量が、基準レール1と主基準
線13との横変位量となり、ポテンシヨメータ
37により測定されて出力される。
(5) 主基準線 主基準線13は、その前端部を前基準部10
の測定部Bmに、その後端部を後基準部12の
測定部Fmに常に張力が一定になるように取り
付けられている。
(6) 演算器 演算器14は、操作部38及び演算部39か
らなつている。
操作部38は、整正すべき軌道が円曲線の場
合は、予め定められた横変位量を緩和曲線の場
合は、緩和曲線に接続している円曲線の半径、
カント量の逓減方式等の軌道条件及び作業位置
が緩和曲線又は円曲線の入口か、出口か等の作
業条件を演算部39に対して出力する。
演算部39は、前基準部10の測定部Bmの
ポテンシヨメータ22及び測定部Cmのポテン
シヨメータ24の出力を入力して、軌道の未整
正部のレールの前変位量Vaを求め、後基準部
12の測定部Fmのポテンシヨメータ37の出
力を入力して、軌道の整正完了部の後変位量
Vbを求め、これ等のVa、Vbより平均変位量
Yaを求める。そして、演算部39は、整正す
べき軌道が円曲線の場合は、操作部38より入
力された予め定められた横変位量を補正量Vc
として、前記平均変位量Yaに加減算して、設
定変位量Ysを求め、この設定変位量Ysと、検
出部11即ち測定部Dmのポテンシヨメータ2
6から入力される測定横変位量Yとから整正量
を求める。
更に、これに前記検出部11の位置検出器1
1Aから入力される軌間から、基本軌間と予め
設定されているスラツクを減算して軌間狂い量
を求め、この軌間狂い量の1/2を前記整正量に
加減算して最終整正量を算出する。そして、こ
の最終整正量を、レール横移動装置15の油圧
制御装置41に対し作業信号として出力する。
また、演算部39は、整正すべき軌道が緩和
曲線の場合は、レベリング装置3の後基準装置
7に設けられた走行パルス発信器40から入力
される走行パルスを計数して求めた軌道整正機
2の緩和曲線又は円曲線の入口又は出口からの
走行距離と、前記操作部38からの軌道条件及
び作業条件による所要値を入力して整正点Dに
おける補正量Vcを求め、この補正量Vcを前記
平均変位量Yaに加減算して、設定変位量Ysを
求める。そして、上述の円曲線の場合と同様に
して、整正量を求め、更にこれに軌間狂い量の
1/2を加減算して最終整正量を算出し、レール
横移動装置15の油圧制御装置41に対して作
動信号を出力する。
(7) レール横移動装置 レール横移動装置15は、油圧制御装置41
及び油圧シリンダ42より成り、演算器14の
作動信号により油圧制御装置41が作動し、油
圧シリンダ42を作動させて、整正点において
レール1,1′を前記最終整正量だけ横移動さ
せるものである。
次に、以上の構成を有する本発明の軌道の通り
整正装置の作用について説明する。
(a) 予め通り整正された直線軌道上で、通り整正
装置4の各測定部Bm,Cm,Dm,Fm及び位
置検出部Emの各ポテンシヨメータ22,2
4,26,37,29が主基準線13又は副基
準線16に対して零位置にある様に調整してお
く。
(b) 操作部38に、軌道条件、作業条件に応じて
所要値を設定し、後基準部12の零点制御装置
27によりサーボモータ32を制御して、位置
検出部Emのポテンシヨメータ29の出力が
零、即ち基準レール1のE点と主基準線13と
の横変位量を零として、測定部Bm,Cm,
Dm,Fmにより基準レール1のB,C,D,
F点の横変位量を測定する。そして、その測定
横変位量をそれぞれV1、V2、Y、V3とし、こ
れらの測定横変位量を演算器14の演算部39
に入力させる。同時に、検出部11の位置検出
器11Aで測定された左右のレール1,1′の
軌間を演算部39に入力させる。
(c) 演算部39では、V1、V2の平均横変位量か
ら、軌道の未整正の部分の各レールの前変位量
Vaが、V3から軌道の整正完了の部分の各レー
ルの後変位量Vbが求められ、この前変位量Va
と後変位量Vbから、整正点Dにおける基準レ
ールの平均変位量Yaが求められる。緩和曲線
部においては、演算部39は、操作部38から
軌道条件及び作業条件による所要値を、走行パ
ルス発信器40からは走行パルスを入力して、
整正点Dにおける補正量Vcを求める。そして、
この補正量Vcを前記平均変位量Yaに加減算し
て、設定変位量Ysを求め、この設定変位量Ys
と測定部Dmにより測定された整正点Dの測定
横変位量Yとから整正量を求める。同時に、位
置検出器11Aから入力される軌間から基本軌
間と予め設定されているスラツクとを減算して
軌間狂い量を求め、この軌間狂い量の1/2を前
記整正量に加減算して、最終整正量を算出し、
レール横移動装置15の油圧制御装置41に対
して作動信号を出力する。
(d) この作動信号により油圧制御装置41が作動
すると、油圧シリンダ42が作動し、整正点D
の近傍でレール1,1′を、前記最終整正量だ
け横移動させ、タンピング装置43により枕木
下面の道床砂利を締固めて整正点Dの軌道の通
り整正を完了する。
(e) 軌道の直線部における通り整正の作用につい
ては、操作部38に直線部の通り整正、即ち
Vc=0を設定し、以下同様に行う。
以上の様に、本発明は、軌道の未整正部のレー
ルの複数箇所の点の横変位量を、前記整正点の後
方で軌道の整正完了部のレールの1箇所又は複数
箇所の点の横変位量を測定し、常に軌道の未整正
部と整正完了部の軌道の状態を把握して整正量を
求め、更にこれに軌間狂い量の1/2を加減算して
最終整正量を算出したものである。従つて、本発
明によれば、既に整正された軌道のレールの横変
位量が、引続いて行われる軌道のレールの横移動
の影響を受けても、変化した量が常に測定されて
次の整正点の設定変位量に含まれるので、軌道の
曲線部及び直線部においても、常に軌道の通りを
滑らかにすることができる。また軌道が長年の間
に自然に変化し、軌道条件が分らなくなつても、
軌道の通り整正を行うことができる等の効果が大
である。特に本発明においては、一方の基準レー
ルで求めた整正量に軌間狂い量の1/2を加減算し
て最終整正量を算出し、この最終整正量分だけレ
ールを移動させる様にしたので、基準レールのみ
合わせて整正を行う場合の様に反対側レールに狂
いが集積される虞れがなく、左右のレールを共に
滑かに整正することが可能である。
また、以上の実施例においては、軌道の未整正
の部分のレールの横変位量を2箇所で、軌道の整
正完了の部分のレール横変位量を1箇所で測定す
る場合について説明したが、軌道の未整正の部分
のレールの横変位量を3箇所以上、軌道の整正完
了の部分のレールの横変位量を2箇所以上で測定
しても、本発明を実施出来ることは自明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は軌道の横変位量等の定義の説明図、第
2図は従来の通り整正方法の原理の説明図、第3
図は本発明の通り整正方法の説明図、第4図は、
本発明の一実施例の軌道の通り整正装置を軌道整
正機に取り付けた側面図、第5図は第4図をZ方
向より見た概略図である。 1,1′……レール、2……軌道整正機、4…
…通り整正装置、10……前基準部、11……検
出部、12……後基準部、13……主基準部、1
4……演算器、15……レール横移動装置、16
……副基準線、19,21,23,25,28,
31……台車、22,24,26,29,37…
…ポテンシヨメータ、27……零点制御装置、3
2……サーボモータ、34……ねじ軸、35……
調整筒、38……操作部、39……演算部、
Am,Bm,Cm,Dm,Fm……測定部、Em……
位置検出部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軌道の未整正部のレールの2箇所以上の点と
    副基準線及び主基準線との横変位量を測定して、
    未整正部のレールの前変位量を求めると共に、整
    正完了部のレールの1箇所以上の点と前記主基準
    線との横変位量を測定して、整正完了部のレール
    の後変位量を求め、前記前変位量と前記後変位量
    とから平均変位量を求め、前記平均変位量に軌道
    条件、作業条件等により予め定められている補正
    量を加減算して、設定変位量を求め、この設定変
    位量と、軌道の整正すべき位置のレールと前記主
    基準線との測定横変位量とから整正量を求め、こ
    の整正量に左右のレールの軌間狂い量の1/2を加
    減算して最終整正量を算出し、この最終整正量だ
    け軌道のレールを横移動させて、軌道の通り整正
    を行うことを特徴とする軌道の通り整正方法。 2 軌道整正機の前部に取り付けられ、前記軌道
    整正機と共に移動する複数個の横変位量測定部及
    び副基準線を有し、別に設けられた主基準線の一
    端が前記横変位測定部の一つに連結された前基準
    線と、前記軌道整正機の中間部に取り付けられ、
    前記軌道整正機と共に移動し、前記主基準線と軌
    道レールの整正すべき位置との横変位量を検出す
    ると共に、左右のレールの軌間を検出する位置検
    出器を有する検出部と、前記軌道整正機の後部に
    取り付けられ、前記軌道整正機と共に移動する1
    個又は複数個の横変位測定部を有し、前記横変位
    測定部に前記主基準線の他端が取り付けられ、前
    記横変位測定部と前記検出部との間に設けられた
    位置検出部と、前記位置検出部の出力が零になる
    様に、前記主基準線の他端を制御する零点制御装
    置を有する後基準部と、前記前基準部により軌道
    の未整正部における後変位量を求め、前記前変位
    量と前記後変位量から平均変位量を求め、前記平
    均変位量に軌道条件、作業条件等により予め定め
    られている補正量を加減算して設定変位量を求
    め、前記設定変位量と、前記検出部により検出さ
    れた軌道の整正すべき位置のレールの測定横変位
    量とから整正量を求め、これに軌間狂い量の1/2
    を加減算して最終整正量を算出する演算部と、前
    記演算部からの出力により作動し、レールを前記
    最終整正量だけ横移動させるレール横移動装置と
    より成ることを特徴とする軌道の通り整正装置。
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