JPH0325561Y2 - - Google Patents

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JPH0325561Y2
JPH0325561Y2 JP1986124897U JP12489786U JPH0325561Y2 JP H0325561 Y2 JPH0325561 Y2 JP H0325561Y2 JP 1986124897 U JP1986124897 U JP 1986124897U JP 12489786 U JP12489786 U JP 12489786U JP H0325561 Y2 JPH0325561 Y2 JP H0325561Y2
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soil
water
retaining layer
lawn
water retaining
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JP1986124897U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンクリート建築物等の表面に天然
芝を育成するための土壌を作る際に、所定の厚み
をもち踏圧等に耐える保水層を形成するために使
用される保水層維持部材に関する。
〔従来の技術〕
コンクリート建築物等が剥き出しのままの状態
で使用されるとき、いかにも人工的な感じを強く
受け、それを見る人に安らぎを感じさせることが
できない。そこで、最近、このようなコンクリー
ト建築物の屋上、ベランダ等の表面部に人工芝を
張り、視覚的に縁化された雰囲気を作り出してい
た。
しかし、このような人工芝は、その人工的なゆ
えに、すぐ飽きがくるものであつた。また、長期
間使用するとき、日焼け等によつて変色するため
に、張り替えを必要とするものであつた。
そこで、この人工芝に代わるものとして、天然
の芝をコンクリート表面で育成しようとする試み
が研究されている。
この一環として、本考案者は、芝生土壌保持用
ブロツクを開発し、別途出願している。その芝生
土壌保持用ブロツクにおいては、ブロツク内に保
水層及び表土を2層として盛り上げ、保水層に適
宜の間隔で設けた排水路を介して余分な水が排水
されるようにしている。このような2層構造によ
り、芝生育成に必要な土壌の厚みを小さくして、
コンクリート建築物等に加わる圧力を軽減してい
る。また、このようにして張られた天然芝は、コ
ンクリート建築物に対して断熱層としても働き、
建築物の内部を快適にする作用ももつ。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、この芝生土壌保持用ブロツクを使用
してコンクリート等の表面に芝生育成用の土壌を
作る際に、いかにして保水層を維持するかが問題
となる。単に表土の下に保水層を形成しただけの
ものにあつても、芝生育成に必要な水を保つこと
はできる。しかし、本来このような芝生育成用の
土壌は芝生の上を人が歩行することを前提として
作られるものである。そのため、保水層が充分な
踏圧強度をもつていなければ、人の歩行によつて
土壌がめり込むことになる。これを避けるため表
土の厚みを充分にとると、建築物の設計強度を越
えた圧力がコンクリートに加わることになり、建
築物の変形、崩壊等が発生することにもなりかね
ない。
また、通常の土壌を形成する際にはそれを搗き
固めることにより安定化させているが、前述した
ような耐圧強度の弱い土壌では、搗き固めること
ができない。そのため、土壌が自然に安定化する
まで長期間放置する必要があり、作業時間が長く
なる。
そこで、本考案は、芝生の上を人が歩行しても
土壌に凹みが生じないように、また搗き固めによ
り土壌安定化作業が可能となるように、コンクリ
ート表面等に盛り上げた芝生育成用土壌における
保水層の踏圧強度を高めることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の芝生土壌用保水層維持部材は、その目
的を達成するため、コンクリート表面に配列され
た芝生土壌保持用ブロツクにより作られた芝生土
壌盛上げ用の空間内で前記コンクリート表面上に
配置されるものであつて、前記空間に多数の垂直
方向の互いに独立した空洞部を形成する垂直壁を
備え、前記空洞部に充填された保水層より上方で
隣接する空洞部を連通する孔が前記垂直壁に穿設
されていることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に示した実施例により、本考案の特
徴を具体的に説明する。
第1図は、本考案者が先に提案した枠型の芝生
土壌保持用ブロツクに本考案の保水層維持部材を
組み込んだ例を示す。
この芝生土壌保持用ブロツクは、図示の例では
四角形状の本体aをもち、その本体aの上部に水
平方向横向きに突出するフランジbが形成されて
いる。そして、このような芝生土壌保持用ブロツ
クを多数整列させるとき、本体aの側壁とフラン
ジbとで隣接する芝生土壌保持用ブロツク相互間
に排水路e(第3図参照)が形成される。芝生土
壌保持用ブロツクの内部空間にある余剰の水は、
フランジb面に設けた孔部cを介してその排水路
に流れこみ、外部に排出される。このようにし
て、芝生土壌保持用ブロツクの内部空間には、常
に一定量の水が蓄えられる。
この芝生土壌保持用ブロツクの内部空間に、保
水層維持部材1が配置されている。第1図では、
この保水層維持部材1として、碁盤目状で垂直方
向に延在する空洞部2を多数形成したものが使用
されている。このような保水層維持部材1は、切
断可能な廃プラスチツクス等の材料で一体的に、
或いは複数の板を縦横に嵌め合わせることにより
作られる。
保水層維持部材1は、第1図に示した碁盤目状
の空洞部2、或いは第2図に示したハニカム状の
空洞部2を垂直方向に多数形成している。これら
空洞部2に吸水材が充填されて、第3図に示すよ
うに保水層7が形成される。そして、保水層7よ
り上方で隣接する空洞部2が連通するように、空
洞部2を形成する垂直壁3に孔4が穿設されてい
る。
第3図は、このような保水層維持部材1を芝生
土壌保持用ブロツクに組み込み、保水層及び表土
からなる土壌を形成した状態を示している。
複数の芝生土壌保持用ブロツクをコンクリート
表面d上に整列して配置するとき、隣接する芝生
土壌保持用ブロツクのフランジbが突き合わされ
て排水路eが形成される。他方、芝生土壌保持用
ブロツクの内部空間に配置された保水層維持部材
1の垂直壁3は、その内部空間を多数の区域に区
切る。このようにして区切られた内部空間に、鹿
沼土、山砂、パーライト、海綿、スポンジ等の吸
水材からなる保水層7をまず充填し、その保水層
7の上に表土8を盛る。そして、表土8を搗き固
めて、土壌を安定させる。
第3図の例では、垂直壁3が表土8の表面近く
まで延在するように、垂直壁3の高さを定めてい
る。これにより、表土8に植えつけられた芝生9
の上を人が歩いた場合にあつても、その踏圧は垂
直壁3で分散支持される。したがつて、踏圧が保
水層7に直接加わり、土壌に凹みが生じるような
ことがない。そして、保水層7に含まれている余
剰の水は、垂直壁3に形成された孔4を経て排水
路eに流れ込む。そのため、保水層7には、常に
一定量の水が蓄えられる。このとき、孔4は保水
層の高さを決める指標として、また垂直壁3の頂
部は表土の高さを決める指標としても役立つ。
また、第3図の例では垂直壁3をコンクリート
表面dに立設しているが、垂直壁3の配置はこれ
に拘束されるものではない。たとえば、保水層7
の上に第2図aで示したようなハニカム構造の保
水層維持部材1を配置し、その上端が表土8の表
面又はその近傍になるように、表土8を盛ること
も可能である。このとき、表土8に加わる等圧は
保水層維持部材1の全体で支持されるため、多少
の踏圧があつても保水層7が押し潰されることが
ない。このように、保水層7の上に保水層維持部
材1を配置する場合、垂直壁3の高さを、たとえ
ば2〜5cm程度に小さくすることができる。
以上、枠型の芝生土壌保持用ブロツクが形成す
る内部空間に、保水層維持部材1を配置する場合
について説明した。しかし、本考案の保水層維持
部材1は、これを拘束されることなく、たとえば
コンクリート表面で棒状の芝生土壌保持用ブロツ
クを組み合わせて作つた空間に対しても、同様に
配置されるものである。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案においては、コ
ンクリート表面に配置した芝生土壌保持用ブロツ
クが形成する空間に保水層維持部材を設けること
により、芝生土壌に加わる踏圧を分散して支持す
ることができる。そのため、踏圧により土壌に凹
みを生じることなく、コンクリート表面に育成さ
れた芝生の上を通常の芝生と同様に歩行すること
ができる。また、土壌を作る際に搗き固めること
ができるので、作業時間を短縮することが可能と
なる。また、各空洞部の下部が垂直壁によつて区
切られているため、空洞部に充填されている保水
層は、ブロツク全体にわたりほぼ均一な水分含有
量となる。そのため、植物育成環境が一定に維持
され、育ち過ぎや育成不良等に起因したバラツキ
を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の保水層維持部材を枠型の芝生
土壌保持用ブロツクに組み込んだ例を示し、第2
図はその保水層維持部材に関する他の例を示し、
第3図はこのようにして作られた土壌に芝生を植
えつけた状態を示す断面図である。 a:芝生土壌保持用ブロツクの本体、b:フラ
ンジ、c:孔部、d:コンクリート表面、e:排
水路、1:保水層維持部材、2:空洞部、3:垂
直壁、4:孔、5:底盤、6:突起、7:保水
層、8:表土、9:芝生。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート表面に配列された芝生土壌保持用
    ブロツクにより作られた芝生土壌盛上げ用の空間
    内で前記コンクリート表面上に配置されるもので
    あつて、前記空間に多数の垂直方向の互いに独立
    した空洞部を形成する垂直壁を備え、前記空洞部
    に充填された保水層より上方で隣接する空洞部を
    連通する孔が前記垂直壁に穿設されていることを
    特徴とする芝生土壌用保水層維持部材。
JP1986124897U 1986-08-13 1986-08-13 Expired JPH0325561Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986124897U JPH0325561Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13
KR1019870008908A KR900003035B1 (ko) 1986-08-13 1987-08-13 잔디밭 토양 유지용 블록

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986124897U JPH0325561Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

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Publication Number Publication Date
JPS6331755U JPS6331755U (ja) 1988-03-01
JPH0325561Y2 true JPH0325561Y2 (ja) 1991-06-03

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ID=31017318

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JP1986124897U Expired JPH0325561Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

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Publication number Publication date
JPS6331755U (ja) 1988-03-01

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