JPH0325787B2 - - Google Patents
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- JPH0325787B2 JPH0325787B2 JP20640684A JP20640684A JPH0325787B2 JP H0325787 B2 JPH0325787 B2 JP H0325787B2 JP 20640684 A JP20640684 A JP 20640684A JP 20640684 A JP20640684 A JP 20640684A JP H0325787 B2 JPH0325787 B2 JP H0325787B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2053—Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
- G03G15/2057—Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating relating to the chemical composition of the heat element and layers thereof
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の目的)
この発明はシリコーンゴムからなる基層上にフ
ツ素樹脂の表層を被覆した電子複写機等のトナー
印像定着ローラーに関するもので、ローラー面に
傷がつきにくく、多数回の複写操作にたえて鮮明
なトナー印像を得ることのできるものを製作する
手段を提供するのがその目的である。
ツ素樹脂の表層を被覆した電子複写機等のトナー
印像定着ローラーに関するもので、ローラー面に
傷がつきにくく、多数回の複写操作にたえて鮮明
なトナー印像を得ることのできるものを製作する
手段を提供するのがその目的である。
従来、シリコーンゴムからなる基層上にフツ素
樹脂の薄い表層を焼成被覆した定着ローラーが提
案され、既知である。フツ素樹脂はシリコーンゴ
ムと較べて低粘着性であり、トナー印像のオフセ
ツト防止性能が高いことと、フツ素樹脂の薄い表
層を用いることにより弾性に優れたシリコーンゴ
ムの特長が利用されるからである。
樹脂の薄い表層を焼成被覆した定着ローラーが提
案され、既知である。フツ素樹脂はシリコーンゴ
ムと較べて低粘着性であり、トナー印像のオフセ
ツト防止性能が高いことと、フツ素樹脂の薄い表
層を用いることにより弾性に優れたシリコーンゴ
ムの特長が利用されるからである。
そして、このようなフツ素樹脂としてはテトラ
フルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンの
共重合体(以下FEPという)、ポリテトラフルオ
ロエチレン(以下PTFEという)、テトラフルオ
ロエチレンとパーフルオロアルキルパーフルオロ
ビニルエーテルの共重合体(以下PFAという)
などが知られており、既提案にかかる定着ローラ
ーのフツ素樹脂表層はそれぞれこれらのものの単
体からなつているが、いずれもほとんど実用化さ
れるに至つていない。
フルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンの
共重合体(以下FEPという)、ポリテトラフルオ
ロエチレン(以下PTFEという)、テトラフルオ
ロエチレンとパーフルオロアルキルパーフルオロ
ビニルエーテルの共重合体(以下PFAという)
などが知られており、既提案にかかる定着ローラ
ーのフツ素樹脂表層はそれぞれこれらのものの単
体からなつているが、いずれもほとんど実用化さ
れるに至つていない。
そこで、この発明者等は上記したような既提案
にかかる定着ローラーにつき追試を行つたとこ
ろ、それぞれ下記のような著しい欠点があること
がわかつた。すなわち、前記した弾性層の上に
FEP(融点270℃付近)を被覆する場合は融点よ
り僅かに高い290℃付近で20分〜1時間焼成すれ
ばよいので、弾性層のシリコーンゴムの劣化は避
けられるものの、FEPの現在入手可能な製品で
は焼成後の表面に亀裂が生じやすく、また、この
FEPを焼成被覆したローラーを電子複写機等の
定着ローラーとして使用すれば、操業時の高温の
ため軟化し、用紙の分離爪等によつて傷つきやす
く、結局、オフセツト防止性は不良である。他
方、表層にPFA(融点300〜310℃)またはPTFE
(融点343℃付近)を使用する場合は、350〜380℃
のような高温で20〜1時間の熱処理が必要である
関係上、基層のシリコーンゴムの劣化が避けられ
ないのである。
にかかる定着ローラーにつき追試を行つたとこ
ろ、それぞれ下記のような著しい欠点があること
がわかつた。すなわち、前記した弾性層の上に
FEP(融点270℃付近)を被覆する場合は融点よ
り僅かに高い290℃付近で20分〜1時間焼成すれ
ばよいので、弾性層のシリコーンゴムの劣化は避
けられるものの、FEPの現在入手可能な製品で
は焼成後の表面に亀裂が生じやすく、また、この
FEPを焼成被覆したローラーを電子複写機等の
定着ローラーとして使用すれば、操業時の高温の
ため軟化し、用紙の分離爪等によつて傷つきやす
く、結局、オフセツト防止性は不良である。他
方、表層にPFA(融点300〜310℃)またはPTFE
(融点343℃付近)を使用する場合は、350〜380℃
のような高温で20〜1時間の熱処理が必要である
関係上、基層のシリコーンゴムの劣化が避けられ
ないのである。
この発明は、シリコーンゴムの基層上にフツ素
樹脂の皮膜を焼成により形成する上記した既知技
術の欠点を除去するためなされたものである。
樹脂の皮膜を焼成により形成する上記した既知技
術の欠点を除去するためなされたものである。
(発明の構成)
図示によりこの発明を説明すれば、この発明に
かかるトナー印像定着ローラーの製作方法はつぎ
のことを特徴とするものである。すなわち、一定
径の心金1に成型被覆したシリコーンゴムからな
る一定厚みの基層2に対し、100部中50〜95部が
FEPで、残部がPTFEからなるフツ素樹脂組成物
を280〜300℃において焼成被覆するが、この焼成
被覆は2回以上繰り返した後、表面を研磨するこ
とにより、フツ素樹脂からなる複数層で一定厚み
の表層3を基層2上に被覆形成するのである。
かかるトナー印像定着ローラーの製作方法はつぎ
のことを特徴とするものである。すなわち、一定
径の心金1に成型被覆したシリコーンゴムからな
る一定厚みの基層2に対し、100部中50〜95部が
FEPで、残部がPTFEからなるフツ素樹脂組成物
を280〜300℃において焼成被覆するが、この焼成
被覆は2回以上繰り返した後、表面を研磨するこ
とにより、フツ素樹脂からなる複数層で一定厚み
の表層3を基層2上に被覆形成するのである。
以下、この発明の若干の実施例を掲げるが、各
実施例において、心金1はアルミニウム製で、直
径d=37.94mm、長さ300mmである。シリコーンゴ
ムからなる基層2の研磨後における肉厚t1=1.0
mmである。また、基層2上にプライマー(ダイキ
ン工業製GL−E)を塗布後、それぞれ所定のフ
ツ素樹脂組成物を塗布し、所定温度、所定時間に
おいて焼成する。このフツ素樹脂組成物の塗布焼
成は各引用例において所定の回数繰り返し、最後
に製品ロールの直径Dが40.0mmとなるように周面
を研磨している。
実施例において、心金1はアルミニウム製で、直
径d=37.94mm、長さ300mmである。シリコーンゴ
ムからなる基層2の研磨後における肉厚t1=1.0
mmである。また、基層2上にプライマー(ダイキ
ン工業製GL−E)を塗布後、それぞれ所定のフ
ツ素樹脂組成物を塗布し、所定温度、所定時間に
おいて焼成する。このフツ素樹脂組成物の塗布焼
成は各引用例において所定の回数繰り返し、最後
に製品ロールの直径Dが40.0mmとなるように周面
を研磨している。
実施例 1
フツ素樹脂組成物としてFEP(三井デユポンフ
ロロケミカル製テフロン120)70部とPTFE(ダイ
キン工業製EK−4183GB)30部との混合液を使
用した。まず下塗りを行つて290℃で30分焼成し
た後中塗りを行い、同一条件で再び焼成してから
上塗りを行い、さらに同一条件で焼成を行つた後
周面を研磨した。すなわち、定着ローラーの完成
品におけるフツ素樹脂による表層3は3層からな
つていて、各層の肉厚はそれぞれ約10μであり、
表層3全体の肉厚t2は30μである。
ロロケミカル製テフロン120)70部とPTFE(ダイ
キン工業製EK−4183GB)30部との混合液を使
用した。まず下塗りを行つて290℃で30分焼成し
た後中塗りを行い、同一条件で再び焼成してから
上塗りを行い、さらに同一条件で焼成を行つた後
周面を研磨した。すなわち、定着ローラーの完成
品におけるフツ素樹脂による表層3は3層からな
つていて、各層の肉厚はそれぞれ約10μであり、
表層3全体の肉厚t2は30μである。
実施例 2
フツ素樹脂組成物として、FEP(実施例1記載
と同じ)55部およびPTFE(実施例1記載と同じ)
45部の混合液を使用した。下塗り、焼成、上塗
り、焼成と、塗布焼成を2回行つた。ただし、フ
ツ素樹脂組成物の毎回の塗布量は実施例1よりも
多くしたため、研磨後の製品ロールの直径Dは実
施例1の場合と同一であるが、実層3は2層から
なり、各層の肉厚は約15μである。焼成条件は各
回とも300℃、20分である。
と同じ)55部およびPTFE(実施例1記載と同じ)
45部の混合液を使用した。下塗り、焼成、上塗
り、焼成と、塗布焼成を2回行つた。ただし、フ
ツ素樹脂組成物の毎回の塗布量は実施例1よりも
多くしたため、研磨後の製品ロールの直径Dは実
施例1の場合と同一であるが、実層3は2層から
なり、各層の肉厚は約15μである。焼成条件は各
回とも300℃、20分である。
実施例 3
フツ素樹脂組成物としてFEP(実施例1記載と
同じ)95部、PTFE(実施例1記載と同じ)5部
の混合液を使用した。塗布、焼成の回数は実施例
1と同様3回で、毎回の焼成条件は280℃1時間
である。焼成による各層、および表層3全体の肉
厚t2は実施例1と同様である。
同じ)95部、PTFE(実施例1記載と同じ)5部
の混合液を使用した。塗布、焼成の回数は実施例
1と同様3回で、毎回の焼成条件は280℃1時間
である。焼成による各層、および表層3全体の肉
厚t2は実施例1と同様である。
この発明において、表層3を形成させるのにフ
ツ素樹脂組成物の塗布、焼成を複数回繰り返す理
由は一回の塗布、焼成によつて得られたフツ素樹
脂の表層の表面に、第2図に示すような深い凹所
Kが多数発生し、したがつて、ローラーの全長に
わたつて径を均等にするため周面を平滑に研磨す
ると、その凹部が第3図に示すようにクラツクと
なつて残り、そのままではオフセツト防止効果に
有害であるが、前記したフツ素樹脂組成物の塗
布、焼成を数回繰返し、数層に重ねると、第4図
に示すように上層のものほど焼成後の凹凸が浅く
なり、研磨後においては第5図のようにクラツク
のないローラー面Fが得られるからである。この
発明者等の経験では、前記塗布、焼成は、2〜3
回が最適であり、その際、研磨後において30μ程
度の薄いフツ素樹脂表層であつて、表面にクラツ
クのないものが得られることが明らかになつてい
る。
ツ素樹脂組成物の塗布、焼成を複数回繰り返す理
由は一回の塗布、焼成によつて得られたフツ素樹
脂の表層の表面に、第2図に示すような深い凹所
Kが多数発生し、したがつて、ローラーの全長に
わたつて径を均等にするため周面を平滑に研磨す
ると、その凹部が第3図に示すようにクラツクと
なつて残り、そのままではオフセツト防止効果に
有害であるが、前記したフツ素樹脂組成物の塗
布、焼成を数回繰返し、数層に重ねると、第4図
に示すように上層のものほど焼成後の凹凸が浅く
なり、研磨後においては第5図のようにクラツク
のないローラー面Fが得られるからである。この
発明者等の経験では、前記塗布、焼成は、2〜3
回が最適であり、その際、研磨後において30μ程
度の薄いフツ素樹脂表層であつて、表面にクラツ
クのないものが得られることが明らかになつてい
る。
この発明によれば、前記したように、シリコー
ンゴムの基層2に対し、100部中50〜95部が
FEP、残部がPTFEからなるフツ素樹脂組成物を
270〜310℃において焼成被覆するのであるが、
FEPの融点は270℃付近であり、PTFEの融点は
343℃付近であるから、前記組成物を270〜310℃
において焼成すれば、組成物中のFEPは完全重
合物となつたものの融解した液相となる一方、
PTFEの完全重合物となつた分子Mは融点に達し
ないため固相の状態で液相のFEP中に平均に分
散している。第6図はこの状態を模式的に示して
いるが、この発明方法によつて形成されたフツ素
樹脂の表層3は焼成後においてはPTFE分子Mが
FEP中に分子間力で結合し、均等に分散されて
複合物となつているため、トナーの定着時にたと
えば200℃程度に加熱されても、この複合物は
FEP単独の場合と較べて軟化し難く、したがつ
て、定着時において外傷がつき難い。また、この
発明方法による前記した焼成温度では、基礎2の
シリコーンゴムに劣化が起きないので、その良好
な弾性は少しも損われない。
ンゴムの基層2に対し、100部中50〜95部が
FEP、残部がPTFEからなるフツ素樹脂組成物を
270〜310℃において焼成被覆するのであるが、
FEPの融点は270℃付近であり、PTFEの融点は
343℃付近であるから、前記組成物を270〜310℃
において焼成すれば、組成物中のFEPは完全重
合物となつたものの融解した液相となる一方、
PTFEの完全重合物となつた分子Mは融点に達し
ないため固相の状態で液相のFEP中に平均に分
散している。第6図はこの状態を模式的に示して
いるが、この発明方法によつて形成されたフツ素
樹脂の表層3は焼成後においてはPTFE分子Mが
FEP中に分子間力で結合し、均等に分散されて
複合物となつているため、トナーの定着時にたと
えば200℃程度に加熱されても、この複合物は
FEP単独の場合と較べて軟化し難く、したがつ
て、定着時において外傷がつき難い。また、この
発明方法による前記した焼成温度では、基礎2の
シリコーンゴムに劣化が起きないので、その良好
な弾性は少しも損われない。
なお、前記したように、この発明におけるフツ
素樹脂組成物の配合割合は、100部中FEPが50〜
95部であり、残部がPTFEである。PTFEの割合
が組成物の5%に達しない場合は、ローラーの使
用時において、表層3の軟化のため、耐外傷性が
不良であり、また、焼成温度がPTFEの融点より
著しく低いため、PTFEの割合が50%を超える
と、焼成時における皮膜形成が不良となり、使用
時において軟化はしないが、かえつて傷つきやす
くなる欠点が発生する。
素樹脂組成物の配合割合は、100部中FEPが50〜
95部であり、残部がPTFEである。PTFEの割合
が組成物の5%に達しない場合は、ローラーの使
用時において、表層3の軟化のため、耐外傷性が
不良であり、また、焼成温度がPTFEの融点より
著しく低いため、PTFEの割合が50%を超える
と、焼成時における皮膜形成が不良となり、使用
時において軟化はしないが、かえつて傷つきやす
くなる欠点が発生する。
この発明者等は、この発明方法による効果を確
認するため、従来技術のようにFEPなど単体の
化合物によりフツ素樹脂の表層を形成する場合
(対照例1、2)と、この発明のように、フツ素
樹脂層が複数種のフツ素樹脂からなる組成物では
あるが、この発明における配合割合の要件を充た
していない場合(対照例3、4)とにつき、比較
実験を行つたので、以下、これらの対照例を掲げ
る。ただし、これら各対照例につき、心金1の材
質、直径dおよび長さ、基層2の材質および肉厚
t1、単体のフツ素樹脂またはフツ素樹脂組成物の
塗布方法、表層3の肉厚t2および研磨後の製品ロ
ールの直径Dについては前記した各実施例と同様
である。また、対照例におけるFEP、PTFEの素
材は、前掲各実施例に記載したものと同じであ
る。
認するため、従来技術のようにFEPなど単体の
化合物によりフツ素樹脂の表層を形成する場合
(対照例1、2)と、この発明のように、フツ素
樹脂層が複数種のフツ素樹脂からなる組成物では
あるが、この発明における配合割合の要件を充た
していない場合(対照例3、4)とにつき、比較
実験を行つたので、以下、これらの対照例を掲げ
る。ただし、これら各対照例につき、心金1の材
質、直径dおよび長さ、基層2の材質および肉厚
t1、単体のフツ素樹脂またはフツ素樹脂組成物の
塗布方法、表層3の肉厚t2および研磨後の製品ロ
ールの直径Dについては前記した各実施例と同様
である。また、対照例におけるFEP、PTFEの素
材は、前掲各実施例に記載したものと同じであ
る。
対照例 1
表層3の素材としてFEP単体を用いた。焼成
温度は290℃、焼成時間は30分である。
温度は290℃、焼成時間は30分である。
対照例 2
表層3の素材としてPTFE単体を用いた。焼成
温度は380℃、焼成時間は30分である。
温度は380℃、焼成時間は30分である。
対照例 3
表層3の素材として、FEP 45部、PTFE 55部
からなるフツ素樹脂組成物を用いた。組成物の塗
布および焼成の回数および毎回の焼成条件は前掲
実施例1と同じである。
からなるフツ素樹脂組成物を用いた。組成物の塗
布および焼成の回数および毎回の焼成条件は前掲
実施例1と同じである。
対照例 4
表層3の素材として、FEP 97部、PTFE 3部
からなるフツ素樹脂組成物を用いた。組成物の塗
布および焼成の回数および毎回の焼成条件は前掲
実施例1と同じである。
からなるフツ素樹脂組成物を用いた。組成物の塗
布および焼成の回数および毎回の焼成条件は前掲
実施例1と同じである。
以下、前掲の各実施例および各対照例による試
験成績を記載すれば、実施例1〜実施例3により
製作したローラーは基層2の劣化、または表層3
のクラツクが認められず、複写機に組込み、毎分
25枚で5万枚の通紙試験を行つたところ、オフセ
ツトの発生はなく、また分離爪等によるローラー
表面の傷は深さ約1〜2μであり、最後まで鮮明
な印像が得られた。
験成績を記載すれば、実施例1〜実施例3により
製作したローラーは基層2の劣化、または表層3
のクラツクが認められず、複写機に組込み、毎分
25枚で5万枚の通紙試験を行つたところ、オフセ
ツトの発生はなく、また分離爪等によるローラー
表面の傷は深さ約1〜2μであり、最後まで鮮明
な印像が得られた。
一方、対照例1により得られたものは、表層に
クラツクが発生しており、複写機に組込み、毎分
25枚で通紙試験を行つたところ、約3000枚でオフ
セツトが発生し、分離爪等による外傷の深さは
5μ程度であつた。対照例2により得られたもの
は、基層のシリコーンゴムが熱劣化したため、当
初から通紙試験に耐えなかつた。つぎに、対照例
3により得られたものは、溶融していないPTFE
の割合が過多であるためと判断されるが、表層の
全体として機械的強度が不足で、複写機に組込み
毎分25枚で通紙試験を行つたところ、約2000枚に
おいて分離爪等による外傷が発生し、その深さは
約5μであつた。また対照例4により得られたも
のは、軟化点の低いFEPの特性が強く現われる
ためとおもわれるが、複写機に組込み、毎分25枚
で通紙試験を行つたところ、約5000枚でオフセツ
トが発生し、分離爪等による外傷の深さは約4μ
であつた。
クラツクが発生しており、複写機に組込み、毎分
25枚で通紙試験を行つたところ、約3000枚でオフ
セツトが発生し、分離爪等による外傷の深さは
5μ程度であつた。対照例2により得られたもの
は、基層のシリコーンゴムが熱劣化したため、当
初から通紙試験に耐えなかつた。つぎに、対照例
3により得られたものは、溶融していないPTFE
の割合が過多であるためと判断されるが、表層の
全体として機械的強度が不足で、複写機に組込み
毎分25枚で通紙試験を行つたところ、約2000枚に
おいて分離爪等による外傷が発生し、その深さは
約5μであつた。また対照例4により得られたも
のは、軟化点の低いFEPの特性が強く現われる
ためとおもわれるが、複写機に組込み、毎分25枚
で通紙試験を行つたところ、約5000枚でオフセツ
トが発生し、分離爪等による外傷の深さは約4μ
であつた。
(発明の効果)
かくして、この発明によれば、ローラーの基層
であるシリコーンゴムの劣化がないので弾性に優
れ、フツ素樹脂の表層にクラツクがなく、分離爪
等による多外傷性に強く、多数回のトナー定着作
業に耐えて鮮明な印像を得ることのできる優れた
トナー印像定着ローラーを提供することができ
る。
であるシリコーンゴムの劣化がないので弾性に優
れ、フツ素樹脂の表層にクラツクがなく、分離爪
等による多外傷性に強く、多数回のトナー定着作
業に耐えて鮮明な印像を得ることのできる優れた
トナー印像定着ローラーを提供することができ
る。
第1図はこの発明方法により製作した定着ロー
ラーの一例の軸断面図、第2図は基層上に焼付形
成後の表層の断面図、第3図は第2図の表層の研
磨後の断面図、第4図はこの発明方法の実施例に
おいて、表層を3層に形成した場合における断面
図、第5図は第4図の表層の周面を研磨した後に
おける断面図、第6図はこの発明方法により形成
された表層の内部の拡大断面図である。 1は心金、2は基層、3は表層である。
ラーの一例の軸断面図、第2図は基層上に焼付形
成後の表層の断面図、第3図は第2図の表層の研
磨後の断面図、第4図はこの発明方法の実施例に
おいて、表層を3層に形成した場合における断面
図、第5図は第4図の表層の周面を研磨した後に
おける断面図、第6図はこの発明方法により形成
された表層の内部の拡大断面図である。 1は心金、2は基層、3は表層である。
Claims (1)
- 1 一定径の心金1に成型被覆したシリコーンゴ
ムからなる一定厚みの基層2に対し、100部中50
〜95部がテトラフルオロエチレンとヘキサフルオ
ロプロピレンの共重合体(FEP)、残部がポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE)からなるフツ素
樹脂組成物を270〜310℃において焼成被覆し、こ
の焼成被覆を複数回繰り返した後周面を研磨する
ことにより、フツ素樹脂からなる複数層で一定厚
みの表層3を基層2上に被覆形成することを特徴
とするトナー印像定着ローラーの製作方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20640684A JPS6184670A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | トナ−印像定着ロ−ラ−の製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20640684A JPS6184670A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | トナ−印像定着ロ−ラ−の製作方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6184670A JPS6184670A (ja) | 1986-04-30 |
| JPH0325787B2 true JPH0325787B2 (ja) | 1991-04-08 |
Family
ID=16522831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20640684A Granted JPS6184670A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | トナ−印像定着ロ−ラ−の製作方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6184670A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0695260B2 (ja) * | 1985-04-12 | 1994-11-24 | キヤノン株式会社 | 定着用弾性回転体及びそれを有する定着装置 |
| JPS62291684A (ja) * | 1986-06-11 | 1987-12-18 | Nitto Kogyo Kk | 電子写真用定着ロ−ラ−の生産方法 |
| JP2543859B2 (ja) * | 1986-10-21 | 1996-10-16 | 株式会社 アイ・エス・テイ | シリコンゴムロ−ル |
| US5286950A (en) * | 1991-03-26 | 1994-02-15 | Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Fixing device and heat roller therefor |
| JP5479279B2 (ja) * | 2010-09-06 | 2014-04-23 | 日星電気株式会社 | 加圧ローラ |
-
1984
- 1984-10-03 JP JP20640684A patent/JPS6184670A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6184670A (ja) | 1986-04-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |