JPH0325801Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0325801Y2
JPH0325801Y2 JP6845290U JP6845290U JPH0325801Y2 JP H0325801 Y2 JPH0325801 Y2 JP H0325801Y2 JP 6845290 U JP6845290 U JP 6845290U JP 6845290 U JP6845290 U JP 6845290U JP H0325801 Y2 JPH0325801 Y2 JP H0325801Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
far
infrared
core
sheath
emissivity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6845290U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0318856U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6845290U priority Critical patent/JPH0325801Y2/ja
Publication of JPH0318856U publication Critical patent/JPH0318856U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0325801Y2 publication Critical patent/JPH0325801Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multicomponent Fibers (AREA)
  • Brushes (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は遠赤外線を放射する歯ブラシに関する
ものである。
[考案の背景] 従来、アルミナ系、ジルコニア系、マグネシア
系等、或いはこれらの複合体より成るセラミツク
スは遠赤外線を放射することが広く知られてい
る。また遠赤外線は人体に温熱作用があることが
知られており、人体に遠赤外線を照射することに
より充血作用が起こり、血行を促進し、医療効果
や健康増進効果を得ることも知られており、数百
度で遠赤外線を放射する遠赤外線照射装置等が使
用されている。
一方、現在一般に使用されている歯ブラシは、
主にナイロンから成るブラシを合成樹脂製の柄の
先端部に植毛したものである。そして、この歯ブ
ラシで歯を磨くことによつて歯面に付着している
食物等の残滓および歯垢を取除くと共に、歯肉に
適度の刺激を与えて血液の循環を良くして上皮の
角化を促進させ歯肉の抵抗力を強くすることを意
図している。
しかしながら、現在使用されている歯ブラシは
歯面からの食物等の残滓および歯垢の除去という
点については充分その目的を達しているが、歯肉
への刺激についてはブラシそのものに特に刺激手
段を備えていないので、単に歯を磨くという行為
の副次的な効果として期待されているに過ぎない
ものである。
然るに、人体の体温である35〜36℃に於いて遠
赤外線を放射し、これにより歯肉を加温せしめて
血液の循環促進を図ることのできる遠赤外線放射
体をブラシ毛の内部に含有せしめた歯ブラシは実
用に提供されておらず、また先行技術文献にも開
示されていない。
本考案者は特願昭61−234390号に於いて、30℃
における遠赤外線放射率が波長4.5〜30μmの領域
で、平均65%以上である遠赤外線放射特性を有す
る粒子を含有するポリマーからなる遠赤外線放射
層を芯部に配置することを特徴とする遠赤外線放
射性芯鞘型複合繊維を提案した。そして、本考案
者はこの発明によつて得られた複合繊維を歯ブラ
シのブラシに採用することによつて、ブラシより
遠赤外線を放射せしめることのできる歯ブラシを
考案した。
すなわち、本考案の目的は遠赤外線を放射して
歯肉内部まで加温し、血行を促進しうる新規な歯
ブラシを提案するにある。
[考案の構成及び作用] 本考案の遠赤外線放射性歯ブラシは、30℃にお
ける遠赤外線放射率が波長4.5〜30μmの領域で、
平均65%以上である遠赤外線放射特性を有する粒
子を含有するポリマーからなる遠赤外線放射層を
芯部に配置し、鞘部をポリオレフイン、ナイロ
ン、ポリエステルの群からなるポリマーで形成
し、且つ10μm以下の厚みにした芯鞘型複合繊維
をブラシ毛として植毛したことを特徴とする。
本考案に使用できる遠赤外線放射特性を有する
粒子は、30℃における遠赤外線放射率が波長4.5
〜30μmの領域で平均65%以上であることが必要
であり、好ましくは75%以上、特に好ましくは90
%以上のものである。低温で身体の保温効果を得
るには遠赤外線放射率65%は必要条件であり、こ
れ以下だと口腔の保温効果は少なく本考案の目的
は達せられない。
本考案に使用出来る遠赤外線放射特性を有する
粒子としては、酸化物系セラミツクス、非酸化物
系セラミツクス、非金属、金属、合金、結晶等が
挙げられる。例えば、酸化物系セラミツクスとし
てはアルミナ(Al2O3)系、マグネシア(MgO)
系、ジルコニア(ZrO2)系の外、酸化チタン
(TiO2)、酸化クロム(Cr2O3)、フエライト
(FeO2,Fe3O4)、スピネル(MgO・Al2O3)、セ
リウム(CaO2)、バリウム(BaO)等があり、炭
化物系セラミツクスとしては、炭化ホウ素
(B4C)、炭化ケイ素(SiC)、炭化チタン(TiC)、
炭化モリブデン(MoC)、炭化タングステン
(WC)等があり、窒化物系セラミツクスとして
は、窒化ホウ素(BN)、窒化アルミ(AlN)、窒
化ケイ素(Si3N4)、窒化ジルコン(ZrN)等が
あり、非金属としては炭素(C)、グラフアイト
があり、金属としてはタングステン(W)、モリ
ブデン(Mo)、バナジウム(V)、白金(Pt)、
タンタル(Ta)、マンガン(Mn)、ニツケル
(Ni)、酸化銅(Cu2O)、酸化鉄(Fe2O3)があ
り、合金としてはニクロム、カンタル、ステンレ
ス、アルメルがあり、また結晶としては雲母、螢
石、方解石、明ばん、水晶等がある。
第1図は遠赤外線放射率分布図である。曲線A
はアルミナ系、曲線Bはマグネシア系、曲線Cは
ジルコニア系の放射スペクトルであり、波長4.5
〜30μmの領域で平均放射率はいずれも75%以上
で本考案に採用できる。また曲線Dは非酸化物で
ある炭化物系セラミツクスの炭化ジルコン
(ZrC)の放射スペクトルであり、また曲線Eは
同じく非酸化物である窒化系セラミツクスの窒化
チタン(TiN)の放射スペクトルである。その
平均放射率は60%以下であり、本考案には単独で
は採用できない。曲線Fは透明な石英セラミツク
スの放射スペクトルである。その平均放射率は40
%以下であり本考案に単独では採用できない。
遠赤外線放射率は上記の如くスペクトルを測定
することによつて求まるが、放射率は物質及びそ
の純度、粒子粒径または結晶体系、正方、六方、
単方、立方、三方、斜方等により決まるものであ
る。
特に有用な遠赤外線放射特性を有するセラミツ
クスとしては、アルミナ系、マグネシア系、ジル
コニア系がある。これを更に細かく分類するとア
ルミナ系ではアルミナ、ムライト、マグネシア系
ではマグネシア、コージライト、ジルコニア系で
はジルコンサンド(ZrO2・SiO2)、ジルコン
(ZiO2)等が挙げられる。また上記の群から選ば
れた1種または2種以上のものを混合使用するこ
とも有効であり、上記の群から選ばれた1種また
は2種以上のものとの他のセラミツクス(例えば
炭化物系セラミツクス)とを混合使用することも
有効である。
複合セラミツクスを併用した場合の放射率の例
を第2図に示す。第2図の曲線Gはジルコニア
(ZrO2)と酸化クロム(CrO2)を1/1で混合し
た複合セラミツクスの放射率を示し、また第2図
の曲線Hはアルミナ(Al2O3)とマグネシア
(MgO)を1/1で混合した複合セラミツクスの
放射率を示すが、いずれも本考案に有用である。
上記の如き遠赤外線放射特性を有する粒子の純
度は高い程好ましいことが多く、純度95%以上で
高放射率が得られることが多い。例えば第3図は
アルミナの純度を夫々95%(曲線I)と85%(曲
線J)にした場合の放射率を示し、また第4図は
ムライトの純度を夫々95%(曲線K)と85%(曲
線L)にした場合の放射率を示し、いずれも純度
の高い程放射率が高いことを示している。
遠赤外線放射特性を有する粒子の粒径は、ブラ
シ毛の素材となる複合繊維の生産に支障のない程
度に充分小さいことが好ましい。比較的太いブラ
シ毛を形成する複合繊維の場合は粒径5〜20μm
程度のものの利用も可能であるが、通常は0.1〜
5μm程度のもの、特に0.2〜1.5μm程度のものが
好適である。逆に粒径が0.1μm以下の場合は粒子
の凝集が起り易く、不都合なことが多い。
遠赤外線放射層のポリマーに対する遠赤外線放
射特性を有する粒子の混合率(重量)は、10〜80
%の範囲が好ましく、20〜70%が特に好ましく、
30〜60%が最も好ましい。遠赤外線放射性能の点
では、遠赤外線放射特性を有する粒子の混合率が
高い程好ましいが、一方繊維生産の点ではその混
合率が低い方が好ましいことが多い。
本考案の歯ブラシの特徴の一つはブラシ毛とし
て芯鞘型複合繊維を使用したことにある。一般に
遠赤外線放射性粒子は硬く、この粒子を多量に含
む遠赤外線放射層が露出していると、繊維製造工
程において、繊維が接触する部分、例えば紡糸
機、延伸機等の金属やガイド類を甚しく摩耗損傷
する傾向にあり、実質的に商業生産は不可能に近
い。本考案による芯鞘型複合繊維は遠赤外線放射
層の芯部が鞘部のポリマーで覆われているので、
上記のような製造上の問題は解消され、通常の合
成ブラシ毛用素材と同様の方法で生産することが
できる。
[実施例] 本考案の実施例を図に就いて詳細に説明する
と、第5図〜第6図は本考案歯ブラシのブラシ毛
の素材である芯鞘型複合繊維の横断面の具体例を
示す説明図である。図において、1は遠赤外線放
射層の芯部を示し、2は鞘部を示す。鞘部2は芯
部1より放射する遠赤外線を吸収するので、鞘部
2の厚みを薄くすることが好ましく、10μm以下
にすることが望ましい。第5図は円形断面の例で
あり、第6図は楕円断面で、且つ遠赤外線放射層
の芯部1が多芯の例であり、比較的柔らかいブラ
シ毛として有用なことが多い。その他、3角断
面、6角断面等目的に応じて自由に変えることが
出来る。
芯鞘型複合繊維を形成するポリマーとしては、
溶融紡糸性が良好で、遠赤外線の吸収性が低く、
且つその透過性の高いポリオレフイン、ナイロ
ン、ポリエステル等のポリマーが好適である。中
でもナイロンは曲りに対する回復性が良く好まし
いことが多い。ナイロンの中では吸水性の少な
い、ナイロン12、ナイロン11、ナイロン610、ナ
イロン612等及びこれらの共重合物が最適である。
さて、ブラシ毛は本考案の目的である歯面に付
着している食物等の残滓および歯垢を取除くと共
に、歯肉に適度の刺激を与えることが要望され
る。これらの機能を満たすには、ブラシ毛先端の
形状が大切である。第7図〜第10図はブラシ毛
の先端の形状を示す縦断面の説明図である。第7
図はごく普通にカツトした例である。第8図は芯
部1が凹状の例である。芯部1の遠赤外線放射性
粒子の研磨性が強すぎる場合に有用である。この
様なブラシ毛は、例えば芯部1の熱収縮率が鞘部
2より大きいポリマーを使用することにより出来
る。第9図は先端を鞘部2のポリマーが覆つた例
であり、同様の目的で有用である。第10図は先
細先端の例であり、鞘部2のポリマーを溶かすこ
とにより出来る。例えば、鞘部2のポリマーとし
てポリエステルを使用し、先端をアルカリ液に浸
漬し、ポリエステルを加水分解させながら徐々に
液より引き出すことにより出来る。
[考案の効果] 以上の様に、本考案による歯ブラシは、通常の
歯ブラシとほぼ同様の方法で製造することが出
来、且製品は同様の機能を有する。その上、本考
案の歯ブラシは、遠赤外線放射性粒子がブラシ毛
の芯部に入つているので使用中に遠赤外線が放射
され、歯肉を内部まで加温し、血行を良くし、歯
肉の健康を維持することが出来る。歯槽濃漏等の
予防及び治療にも有用である。これらの効果が特
別なことをせずに通常の歯ブラシと全く同様に使
用することにより得られるので、使用者も何ら抵
抗を感ぜず使用出来る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は遠赤外線放射率を示す分布図、第2図
は複合セラミツクスの放射率を示す分布図、第3
図はアルミナの放射率を示す分布図、第4図はム
ライト放射率を示す分布図、第5図、第6図はブ
ラシ毛の素材である芯鞘型複合繊維の具体例を示
す横断面図、第7図〜第10図は本考案歯ブラシ
のブラシ毛の先端の形状を示す縦断面図である。 図中、1は芯部、2は鞘部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ブラシ毛が、30℃における遠赤外線放射率が
    波長4.5〜30μmの領域で平均65%以上である遠
    赤外線放射特性を有する粒子を含有するポリマ
    ーからなる遠赤外線放射層を芯部に配置し、鞘
    部をポリオレフイン、ナイロン、ポリエステル
    の群からなるポリマーで形成し、且つ10μm以
    下の厚みにした芯鞘型複合繊維よりなる遠赤外
    線放射性歯ブラシ。 2 遠赤外線放射特性を有する粒子が、純度95%
    以上のアルミナ、ジルコニア、マグネシアの群
    から選ばれた1種又は2種以上の無機化合物で
    ある請求項1記載の遠赤外線放射性歯ブラシ。 3 芯鞘型複合繊維の芯部及び鞘部のポリマー
    が、ナイロンである請求項1記載の遠赤外線放
    射性歯ブラシ。
JP6845290U 1990-06-29 1990-06-29 Expired JPH0325801Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6845290U JPH0325801Y2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6845290U JPH0325801Y2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0318856U JPH0318856U (ja) 1991-02-25
JPH0325801Y2 true JPH0325801Y2 (ja) 1991-06-04

Family

ID=31602909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6845290U Expired JPH0325801Y2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0325801Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08187126A (ja) * 1995-01-06 1996-07-23 Toyobo Co Ltd ブラシ用毛及びそれを用いた高機能ブラシ
WO2001030196A1 (en) * 1999-10-26 2001-05-03 Richter Corporation Toothbrush
JP7140942B1 (ja) * 2022-03-03 2022-09-22 俊文 竹内 歯ブラシ用多層樹脂平線。

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0318856U (ja) 1991-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3854256B1 (en) Personal care implement exhibiting a sound and use of a connector for providing a sound
US6386874B2 (en) Hygiene instrument for cleaning and polishing the surface of the teeth and the composite materials of dental filings, in the shape of a rod
JPS61113442A (ja) 歯科用研摩ストリツプ
US5118291A (en) Instrument for removing deposits and stains on teeth
US6860738B2 (en) Hygiene instrument for cleaning and polishing the surface of the teeth and the composite materials of dental fillings
JPH0325801Y2 (ja)
EP3459388A1 (en) Toothbrush and preparation method therefor
JPS63150011A (ja) 遠赤外線放射性歯ブラシ
JPH0315883B2 (ja)
Pitchiah et al. Rotary files in pediatric dentistry: from then till now
JPH02234754A (ja) 歯科用及び医療用器具
US20080076089A1 (en) Non-metallic dental scaler
CN211094906U (zh) 一种电动牙刷
JP4904689B2 (ja) 歯ブラシ
WO2003075784A1 (en) Hygiene instrument for cleaning and polishing the surface of the teeth and the composite materials of dental fillings
JP4002101B2 (ja) 歯面を清掃しかつ磨くためのスティック形状の器具
JPH11216016A (ja) 研磨材固定歯磨き用ブラシ
JPH0351301A (ja) 遠赤外線放射性肌着
CN107898126A (zh) 一种复合型除垢牙刷丝及其制备方法
CN221511245U (zh) 一种具有更换提醒功能的牙刷头及牙刷
de Paiva Gonçalves et al. Instruments and Equipments
Firsova et al. Comparative characteristic of the effectiveness of instrumental treatment of teeth with a C-shaped root canal
CN221865016U (zh) 一种精神病患者防吞咽牙刷
CN211559106U (zh) 一种带有刮舌功能的新型保健牙刷
JPH0111754Y2 (ja)