JPH0326110B2 - - Google Patents
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- JPH0326110B2 JPH0326110B2 JP59137901A JP13790184A JPH0326110B2 JP H0326110 B2 JPH0326110 B2 JP H0326110B2 JP 59137901 A JP59137901 A JP 59137901A JP 13790184 A JP13790184 A JP 13790184A JP H0326110 B2 JPH0326110 B2 JP H0326110B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clear paint
- layer
- paint
- metallic
- clear
- Prior art date
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
発明の目的
本発明は高彩度のメタリツク塗装仕上げに関
し、自動車、二輪車等の仕上げにおいて従来の原
色だけで得られない色調の領域拡大にある。 従来技術 従来、自動車や二輪車等の塗装は通常の有機あ
るいは無機顔料によるソリツド色仕上げ及びアル
ミニウム粉等を用いた塗料によるメタリツク仕上
げが行なわれている。 本発明に関連するメタリツク仕上げは当初のメ
タリツクベース塗膜単独からメタリツクベースの
上にクリヤー塗膜を積層しメタリツクベースの変
色等を防止すると同時に耐候性を向上させた2コ
ート1ベーク系に移つている。 更に、特公昭59−2542ではメタリツクベースが
第一層とし、次いで樹脂固形分に対して着色顔料
及び/または体質顔料を1〜10部含むクリヤーコ
ートを第二層とし、更にクリヤーコートを第三層
として積層した系を開示している。 また、特開昭57−105266ではメタリツク ベー
スコートの上にアクリル系モノマー種と水酸基
価、酸価等を特定した樹脂をビヒクルとする二層
のクリヤーコートを積層する方法が開示されてい
る。 本発明ではこれらの従来系のメタリツク仕上げ
で困難とされている深みの有る色調の塗膜を得る
ことにある。 発明の構成 すなわち本発明は、メタリツク調顔料を含むベ
ースコートの上に、ウエツト オン ウエツトで
第一クリヤー塗料を第一層として塗装したのち焼
付を行い、次いで第二クリヤー塗料を第二層と
し、ウエツト オン ウエツトで更に第三クリヤ
ー塗料をトツプコートとして積層、焼付した四層
からなり、第二クリヤー塗料には樹脂固形分に対
し0.5〜10部の顔料を含み、第一クリヤー塗料と
第三クリヤー塗料に用いる樹脂が数平均分子量範
囲内で同一または異種であることを特徴とする4
コート2ベークによる四層メタリツク塗膜の形成
方法である。 本発明を適用するに最も好ましい被塗物である
自動車を塗装する場合に於いては被塗物の皮膜化
成/電着塗装/中塗塗装工程までは従来と変るこ
とがない。 本発明方法に於いてメタリツクベースは通常の
アクリル樹脂を主成分としアミノ樹脂を架橋剤と
する樹脂成分がビヒクルとして用いられる。 アクリル樹脂の数平均分子量は20000〜50000が
好ましい。数平均分子量が20000未満であるとメ
タリツク調顔料の配列が均一になりにくいため所
望の彩度のレベルに達せず、50000をこえると塗
膜のレベリングが悪くなるので塗膜の仕上がり肌
が平滑性が低下する。 このベースコートに配合されるメタリツク調顔
料としては金属粉または/及び箔状雲母であり、
その50重量%以上が25μ以上の径を有するもので
あることが好ましい。 メタリツク調顔料が25μより小さかつたり、
25μ以上のメタリツク調顔料が50重量%に満たな
いと高彩度化を目的とする本発明にあつては第二
クリヤー塗料の第二層へ配合する顔料との関係に
おいてメタリツク感が低下するので好ましくな
い。 この様なメタリツク調顔料としては東洋アルミ
ニウム社製ミラグロー1000、アルペースト52−
509、旭化成社製アルミニウムペーストMG−21、
等のアルミニウム粉あるいはペースト等がある。
また、箔状雲母としてはチタンをコーテングした
マイカであるメルク社製イリオジン140、シマー
パール、またこれらを加工したメルク社製イリオ
ジン530等が有る。 次ぎに、第一クリヤーコートとしての第一層は
アクリル樹脂とその架橋剤であるアミノ樹脂の組
合せ、アクリル樹脂またはポリエステル樹脂とそ
の架橋剤であるイソシアネートとの組合せからな
る樹脂がビヒクルとして用いられる。 アクリル樹脂の数平均分子量は5000〜10000が
好ましく、ポリエステル樹脂の数平均分子量は
2000〜4000が好ましい。 アクリル樹脂の数平均分子量が5000未満である
と耐候性、塗膜硬度等の塗膜品質が低下し、、
10000をこえると塗膜が肉やせするので好ましく
ない。 ポリエステル樹脂の数平均分子量が2000未満で
あるとクレーターの発生が見られるようになり、
4000を越えると塗膜が乾燥過程で肉やせするので
好ましくない。 次ぎに、第二クリヤーコートとしての第二層は
アクリル樹脂とその架橋剤であるアミノ樹脂がビ
ヒクルとして用いられる。 このアクリル樹脂の数平均分子量は10000〜
50000が好ましい。。数平均分子量が10000未満で
あるとクリヤー塗料の第一層との密着性の制御が
難しく、またウエツト オン ウエツトで積層さ
れるクリヤー塗料の第三層と塗料の混和現象が起
こり易い事から艶が悪く、また50000を越えると
塗膜の平滑性が低下する。 この第二層の第二クリヤー塗料には樹脂固形分
に対して0.5〜10部の顔料を配合することが必須
である。 この顔料を第一層の第一クリヤー塗料に配合し
て塗膜を形成するとメタリツク調顔料の凹凸によ
りクリヤー塗料が突き破られる事によつて、チカ
チカする外観となり所望の塗膜が得られない。 また、第三層に顔料を配合すると仕上がり外観
や耐候性の問題が生ずるので好ましくない。 第二層の第二クリヤー塗料に配合する顔料は樹
脂固形分に対して0.5〜10部であり0.5部より少な
いと色彩付与の効果が乏しく、10部より多いと隠
蔽力が大きくなりメタリツク調顔料の色彩を相殺
するので好ましくない。 好ましい範囲は塗料中2〜5部である。 この様な目的に適用できるメタリツク調顔料と
しては透明性の高い顔料が好ましくペリレン、フ
ラバンスロン、スレンなどのバツト系顔料、キナ
クリドン系顔料、フタロシアニンブルー、フタロ
シアニングリーン等のフタロシアニン系顔料、ベ
ンゾイミダゾロン、イソインドリノン、ウオツチ
ングレツド等のアゾ系顔料、透明性の赤色弁柄、
透明性の黄色弁柄、メタルコンプレツクス系顔料
等がある。 この他に約1%以下で微量の(非透明性)着色
顔料を配合しても良い。 次ぎに、第三クリヤー塗料としての第三層はア
クリル樹脂とその架橋剤であるアミノ樹脂やポリ
エステル樹脂またはアクリル樹脂とイソシアネー
トの組合せがビヒクルとして用いられる。 アクリル樹脂の数平均分子量は5000〜10000が
好ましい。数平均分子量が5000未満であると耐候
性や硬度の低下等の塗膜品質が低下し、10000を
こえると仕上がり外観が低下するので好ましくな
い。 ポリエステル樹脂の数平均分子量は、2000〜
4000の範囲が好ましい。数平均分子量が2000未満
であると耐候性や硬度の低下など塗膜品質の減退
を招き、また4000を越えると仕上がり外観が悪化
する。第一クリヤー塗料と第三クリヤー塗料は同
一でも異種でもよいが、異種の場合には数平均分
子量が同一の樹脂を用いる。 このようにベース塗料及びクリヤー塗料が分子
量の異なる樹脂の組合せからなるのは次ぎに記載
するように各塗料の使用目的が異なるからであ
る。 メタリツクベース塗装 均一なメタリツク調塗膜
の形成 第一クリヤー塗料の第一層 メタリツク調顔料の
凸を隠蔽する 第二クリヤー塗料の第二層 メタリツク調顔料に
ない色層を均一に塗膜へ与えクリヤー塗料の第
一層と第三層を強固に密着させる。 第三クリヤー塗料の第三層 塗膜の外観(美観)
向上と耐候性等の耐久性の確保 そのほかに各クリヤー塗料は紫外線吸収剤、光
安定剤、可塑剤、表面調整剤、帯電防止剤等の添
加剤が適宜配合できる。 本発明方法を実施するにはメタリツクベース塗
料の場合がエアースプレーまたは固定式及び手持
ち式の静電塗装機等、クリヤー塗料の場合が同じ
く静電塗装機あるいはエアースプレー等が用いら
れる。そして、メタリツクベース塗料と第一クリ
ヤーはウエツト オン ウエツトの2コート 1
ベークされ、更に、第二クリヤー(有色)と第三
クリヤーをウエツト オン ウエツトの2コート
1ベーク塗装するのが優れた四層のメタリツク
塗膜を形成できる。 以下実施例にもとずいて更に詳細に説明する。 ベースコート製造例 A1 三井東圧化学者製のアルマテツクスNT448(ア
クリル樹脂)及びメラミン樹脂100部にたいして
東洋アルミ社製のアルペースト ミラグロー1000
を5%(固形分)、予めアクリル樹脂に分散した
フタロシアニンブルー#314(山陽色素社製)を2
%を配合し、撹拌機にて充分に撹拌しベースコー
トA1を得た。ミラグロー1000の平均粒径は25μ ベースコート製造例 A2 三井東圧化学社製のアルマテツクスNT448及
びメラミン樹脂100部にたいしてシマーパール社
製のイリオジン140を10%(固形分)、BASF社製
パリオゲンマルーン3920 1%を配合し、撹拌機
にて充分に撹拌しベースコートA2を得た。イリ
オジン140の平均粒径は85μ ベースコート製造例 A3 三菱レーヨン社製ダイヤナールHR−559(アク
リル樹脂及びメラミン樹脂100部にたいして東洋
アルミ社製のアルペーストHS−2を7.5%(固形
分)、東洋曹達社製キナクリドン系顔料ルビクロ
ン500RGを2.5%及び三菱化成社製カーボンブラ
ツクMA100を0.3%配合し、撹拌機にて充分に撹
拌しベースコートA3を得た。 アルペーストHS−2の平均粒径は18μ ベースコート製造例 A4 三菱レーヨン社製のダイヤナールHR−559及
びメラミン樹脂100部にたいして旭化成社製のア
ルミニウムペーストMG21を10%(固形分)配合
し、撹拌機にて充分に撹拌しベースコートA4を
得た。 MG21の平均粒径は24μ ベースコート製造例 A5 三井東圧化学社製のアルマテツクスNT448及
びメラミン樹脂100部にたいして東洋アルミニウ
ム社製のアルペースト52−509を10%(固形分)
配合し、撹拌機にて充分に撹拌しベースコート
A5を得た。 アルペースト52−509の平均粒径は30μ ベースコート製造例 A6 ベースコートA2のパリオゲンマルーン#3920
を3%にした以外はA2と同様にしてベースコー
トA6を得た。 第一及び第三クリヤー塗料製造例 B1 三井東圧化学社製の分子量8000のアクリル樹脂
アルマテツクスNT448を70重量部(以下同様)
と大日本インキ化学工業社製のメラミン樹脂30部
により第一クリヤー塗料B1を得た。 第一及び第三クリヤー塗料製造例 B2 大日本インキ化学工業社製の分子量6000のアク
リル系二液ウレタンアクリデツクA−801を第一
クリヤー塗料及び、第三クリヤー塗料製造例B2
とした。 第一クリヤー塗料製造例 B3 三菱レーヨン社製の分子量6000のアクリル樹脂
ダイヤナールHR−559を70重量部(以下同様)
と大日本インキ化学工業社製のメラニン樹脂30部
により第一クリヤー塗料B3を得た。 第一クリヤー塗料製造例 B4 第一クリヤー塗料B1に対してフタロシアニン
ブルー#314を5部を配合し、プレミツクスとサ
ンドグラインドミルにて分散し第一クリヤー塗料
B4を得た。 第二クリヤー塗料製造例 C1 三井東圧化学社製の分子量15000のアクリル樹
脂アルマテツクスNT−U−23を70重量部(以下
同様)と三井東圧化学社製のメラミン樹脂部及び
山陽色素社製フタロシアニンブルー#314 5部を
配合し、プレミツクスとサンドグラインドミルに
て分散し第二クリヤー塗料C1を得た。 第二クリヤー塗料製造例 C2 C1の製造例においてフタロシアニンブルー
#314にかえてBASF社製のパリオゲンマルーン
#3920を2部配合し、プレミツクスとサンドグラ
インドミルにて分散し第二クリヤー塗料C2を得
た。 第二クリヤー塗料製造例 C3 C1の製造例においてフタロシアニンブルー
#314にかえてルビクロン500RGを2.5部配合し、
プレミツクスとサンドグラインドミルにて分散し
第二クリヤー塗料C3を得た。 第二クリヤー塗料製造例 C4 C1の製造例においてフタロシアニンブルーに
かえてBASF社製のパリオゲンマルーン#3910を
3部配合し、プレミツクスとサンドグラインドミ
ルにて分散し第二クリヤー塗料C4を得た。 第二クリヤー塗料製造例 C5 三井東圧化学社製の分子量15000のアクリル樹
脂アルマテツクスNT−U−23を70重量部(以下
同様)と三井東圧化学社製のメラミン樹脂30部に
より第二クリヤー塗料C5を得た。 第三クリヤー塗料製造例 D1 三菱レーヨン社製の分子量8000のアクリル樹脂
ダイヤナールHR−522を70重量部(以下同様)
と三井東圧化学社製のメラミン樹脂30部にパリオ
ゲンマルーン#3910を3部配合し、プレミツクス
とサンドグラインドミルにて分散し第三クリヤー
塗料D1を得た。 以上のようにして得られたメタリツク ベース
コート、第一クリヤー塗料、第二クリヤー塗料、
第三クリヤー塗料は次ぎの方法により塗装した。 10cm×30cmの試験板に日本ペイント社製電着塗
料パワートツプU−30を乾燥膜厚が20μとなるよ
うに(以下同様)塗料―焼付し、日本ペイント社
製中塗塗料オルガS50シーラーを塗料―焼付し、
次いで四層のメタリツク層を4コート2ベースで
積層した。 メタリツク ベースコートは約20μにエアスプ
レーで塗装し1〜3分間溶剤をフラツシユ オフ
した後、第一クリヤー塗料を約30μにエアースプ
レーで塗装し、次いで140℃×30分間焼付を行つ
た。 更に、第二クリヤー塗料を約25μにエアースプ
レーで塗装し1〜3分間溶剤をフラツシユ オフ
した後、第三クリヤー塗料を約30μにエアースプ
レーで塗装し、次いで140℃×30分間焼付を行い
四層からなるメタリツク塗膜を得た。 但し、アクリル系の二液ウレタンは120℃×20
分間で強制乾燥を行つた。
し、自動車、二輪車等の仕上げにおいて従来の原
色だけで得られない色調の領域拡大にある。 従来技術 従来、自動車や二輪車等の塗装は通常の有機あ
るいは無機顔料によるソリツド色仕上げ及びアル
ミニウム粉等を用いた塗料によるメタリツク仕上
げが行なわれている。 本発明に関連するメタリツク仕上げは当初のメ
タリツクベース塗膜単独からメタリツクベースの
上にクリヤー塗膜を積層しメタリツクベースの変
色等を防止すると同時に耐候性を向上させた2コ
ート1ベーク系に移つている。 更に、特公昭59−2542ではメタリツクベースが
第一層とし、次いで樹脂固形分に対して着色顔料
及び/または体質顔料を1〜10部含むクリヤーコ
ートを第二層とし、更にクリヤーコートを第三層
として積層した系を開示している。 また、特開昭57−105266ではメタリツク ベー
スコートの上にアクリル系モノマー種と水酸基
価、酸価等を特定した樹脂をビヒクルとする二層
のクリヤーコートを積層する方法が開示されてい
る。 本発明ではこれらの従来系のメタリツク仕上げ
で困難とされている深みの有る色調の塗膜を得る
ことにある。 発明の構成 すなわち本発明は、メタリツク調顔料を含むベ
ースコートの上に、ウエツト オン ウエツトで
第一クリヤー塗料を第一層として塗装したのち焼
付を行い、次いで第二クリヤー塗料を第二層と
し、ウエツト オン ウエツトで更に第三クリヤ
ー塗料をトツプコートとして積層、焼付した四層
からなり、第二クリヤー塗料には樹脂固形分に対
し0.5〜10部の顔料を含み、第一クリヤー塗料と
第三クリヤー塗料に用いる樹脂が数平均分子量範
囲内で同一または異種であることを特徴とする4
コート2ベークによる四層メタリツク塗膜の形成
方法である。 本発明を適用するに最も好ましい被塗物である
自動車を塗装する場合に於いては被塗物の皮膜化
成/電着塗装/中塗塗装工程までは従来と変るこ
とがない。 本発明方法に於いてメタリツクベースは通常の
アクリル樹脂を主成分としアミノ樹脂を架橋剤と
する樹脂成分がビヒクルとして用いられる。 アクリル樹脂の数平均分子量は20000〜50000が
好ましい。数平均分子量が20000未満であるとメ
タリツク調顔料の配列が均一になりにくいため所
望の彩度のレベルに達せず、50000をこえると塗
膜のレベリングが悪くなるので塗膜の仕上がり肌
が平滑性が低下する。 このベースコートに配合されるメタリツク調顔
料としては金属粉または/及び箔状雲母であり、
その50重量%以上が25μ以上の径を有するもので
あることが好ましい。 メタリツク調顔料が25μより小さかつたり、
25μ以上のメタリツク調顔料が50重量%に満たな
いと高彩度化を目的とする本発明にあつては第二
クリヤー塗料の第二層へ配合する顔料との関係に
おいてメタリツク感が低下するので好ましくな
い。 この様なメタリツク調顔料としては東洋アルミ
ニウム社製ミラグロー1000、アルペースト52−
509、旭化成社製アルミニウムペーストMG−21、
等のアルミニウム粉あるいはペースト等がある。
また、箔状雲母としてはチタンをコーテングした
マイカであるメルク社製イリオジン140、シマー
パール、またこれらを加工したメルク社製イリオ
ジン530等が有る。 次ぎに、第一クリヤーコートとしての第一層は
アクリル樹脂とその架橋剤であるアミノ樹脂の組
合せ、アクリル樹脂またはポリエステル樹脂とそ
の架橋剤であるイソシアネートとの組合せからな
る樹脂がビヒクルとして用いられる。 アクリル樹脂の数平均分子量は5000〜10000が
好ましく、ポリエステル樹脂の数平均分子量は
2000〜4000が好ましい。 アクリル樹脂の数平均分子量が5000未満である
と耐候性、塗膜硬度等の塗膜品質が低下し、、
10000をこえると塗膜が肉やせするので好ましく
ない。 ポリエステル樹脂の数平均分子量が2000未満で
あるとクレーターの発生が見られるようになり、
4000を越えると塗膜が乾燥過程で肉やせするので
好ましくない。 次ぎに、第二クリヤーコートとしての第二層は
アクリル樹脂とその架橋剤であるアミノ樹脂がビ
ヒクルとして用いられる。 このアクリル樹脂の数平均分子量は10000〜
50000が好ましい。。数平均分子量が10000未満で
あるとクリヤー塗料の第一層との密着性の制御が
難しく、またウエツト オン ウエツトで積層さ
れるクリヤー塗料の第三層と塗料の混和現象が起
こり易い事から艶が悪く、また50000を越えると
塗膜の平滑性が低下する。 この第二層の第二クリヤー塗料には樹脂固形分
に対して0.5〜10部の顔料を配合することが必須
である。 この顔料を第一層の第一クリヤー塗料に配合し
て塗膜を形成するとメタリツク調顔料の凹凸によ
りクリヤー塗料が突き破られる事によつて、チカ
チカする外観となり所望の塗膜が得られない。 また、第三層に顔料を配合すると仕上がり外観
や耐候性の問題が生ずるので好ましくない。 第二層の第二クリヤー塗料に配合する顔料は樹
脂固形分に対して0.5〜10部であり0.5部より少な
いと色彩付与の効果が乏しく、10部より多いと隠
蔽力が大きくなりメタリツク調顔料の色彩を相殺
するので好ましくない。 好ましい範囲は塗料中2〜5部である。 この様な目的に適用できるメタリツク調顔料と
しては透明性の高い顔料が好ましくペリレン、フ
ラバンスロン、スレンなどのバツト系顔料、キナ
クリドン系顔料、フタロシアニンブルー、フタロ
シアニングリーン等のフタロシアニン系顔料、ベ
ンゾイミダゾロン、イソインドリノン、ウオツチ
ングレツド等のアゾ系顔料、透明性の赤色弁柄、
透明性の黄色弁柄、メタルコンプレツクス系顔料
等がある。 この他に約1%以下で微量の(非透明性)着色
顔料を配合しても良い。 次ぎに、第三クリヤー塗料としての第三層はア
クリル樹脂とその架橋剤であるアミノ樹脂やポリ
エステル樹脂またはアクリル樹脂とイソシアネー
トの組合せがビヒクルとして用いられる。 アクリル樹脂の数平均分子量は5000〜10000が
好ましい。数平均分子量が5000未満であると耐候
性や硬度の低下等の塗膜品質が低下し、10000を
こえると仕上がり外観が低下するので好ましくな
い。 ポリエステル樹脂の数平均分子量は、2000〜
4000の範囲が好ましい。数平均分子量が2000未満
であると耐候性や硬度の低下など塗膜品質の減退
を招き、また4000を越えると仕上がり外観が悪化
する。第一クリヤー塗料と第三クリヤー塗料は同
一でも異種でもよいが、異種の場合には数平均分
子量が同一の樹脂を用いる。 このようにベース塗料及びクリヤー塗料が分子
量の異なる樹脂の組合せからなるのは次ぎに記載
するように各塗料の使用目的が異なるからであ
る。 メタリツクベース塗装 均一なメタリツク調塗膜
の形成 第一クリヤー塗料の第一層 メタリツク調顔料の
凸を隠蔽する 第二クリヤー塗料の第二層 メタリツク調顔料に
ない色層を均一に塗膜へ与えクリヤー塗料の第
一層と第三層を強固に密着させる。 第三クリヤー塗料の第三層 塗膜の外観(美観)
向上と耐候性等の耐久性の確保 そのほかに各クリヤー塗料は紫外線吸収剤、光
安定剤、可塑剤、表面調整剤、帯電防止剤等の添
加剤が適宜配合できる。 本発明方法を実施するにはメタリツクベース塗
料の場合がエアースプレーまたは固定式及び手持
ち式の静電塗装機等、クリヤー塗料の場合が同じ
く静電塗装機あるいはエアースプレー等が用いら
れる。そして、メタリツクベース塗料と第一クリ
ヤーはウエツト オン ウエツトの2コート 1
ベークされ、更に、第二クリヤー(有色)と第三
クリヤーをウエツト オン ウエツトの2コート
1ベーク塗装するのが優れた四層のメタリツク
塗膜を形成できる。 以下実施例にもとずいて更に詳細に説明する。 ベースコート製造例 A1 三井東圧化学者製のアルマテツクスNT448(ア
クリル樹脂)及びメラミン樹脂100部にたいして
東洋アルミ社製のアルペースト ミラグロー1000
を5%(固形分)、予めアクリル樹脂に分散した
フタロシアニンブルー#314(山陽色素社製)を2
%を配合し、撹拌機にて充分に撹拌しベースコー
トA1を得た。ミラグロー1000の平均粒径は25μ ベースコート製造例 A2 三井東圧化学社製のアルマテツクスNT448及
びメラミン樹脂100部にたいしてシマーパール社
製のイリオジン140を10%(固形分)、BASF社製
パリオゲンマルーン3920 1%を配合し、撹拌機
にて充分に撹拌しベースコートA2を得た。イリ
オジン140の平均粒径は85μ ベースコート製造例 A3 三菱レーヨン社製ダイヤナールHR−559(アク
リル樹脂及びメラミン樹脂100部にたいして東洋
アルミ社製のアルペーストHS−2を7.5%(固形
分)、東洋曹達社製キナクリドン系顔料ルビクロ
ン500RGを2.5%及び三菱化成社製カーボンブラ
ツクMA100を0.3%配合し、撹拌機にて充分に撹
拌しベースコートA3を得た。 アルペーストHS−2の平均粒径は18μ ベースコート製造例 A4 三菱レーヨン社製のダイヤナールHR−559及
びメラミン樹脂100部にたいして旭化成社製のア
ルミニウムペーストMG21を10%(固形分)配合
し、撹拌機にて充分に撹拌しベースコートA4を
得た。 MG21の平均粒径は24μ ベースコート製造例 A5 三井東圧化学社製のアルマテツクスNT448及
びメラミン樹脂100部にたいして東洋アルミニウ
ム社製のアルペースト52−509を10%(固形分)
配合し、撹拌機にて充分に撹拌しベースコート
A5を得た。 アルペースト52−509の平均粒径は30μ ベースコート製造例 A6 ベースコートA2のパリオゲンマルーン#3920
を3%にした以外はA2と同様にしてベースコー
トA6を得た。 第一及び第三クリヤー塗料製造例 B1 三井東圧化学社製の分子量8000のアクリル樹脂
アルマテツクスNT448を70重量部(以下同様)
と大日本インキ化学工業社製のメラミン樹脂30部
により第一クリヤー塗料B1を得た。 第一及び第三クリヤー塗料製造例 B2 大日本インキ化学工業社製の分子量6000のアク
リル系二液ウレタンアクリデツクA−801を第一
クリヤー塗料及び、第三クリヤー塗料製造例B2
とした。 第一クリヤー塗料製造例 B3 三菱レーヨン社製の分子量6000のアクリル樹脂
ダイヤナールHR−559を70重量部(以下同様)
と大日本インキ化学工業社製のメラニン樹脂30部
により第一クリヤー塗料B3を得た。 第一クリヤー塗料製造例 B4 第一クリヤー塗料B1に対してフタロシアニン
ブルー#314を5部を配合し、プレミツクスとサ
ンドグラインドミルにて分散し第一クリヤー塗料
B4を得た。 第二クリヤー塗料製造例 C1 三井東圧化学社製の分子量15000のアクリル樹
脂アルマテツクスNT−U−23を70重量部(以下
同様)と三井東圧化学社製のメラミン樹脂部及び
山陽色素社製フタロシアニンブルー#314 5部を
配合し、プレミツクスとサンドグラインドミルに
て分散し第二クリヤー塗料C1を得た。 第二クリヤー塗料製造例 C2 C1の製造例においてフタロシアニンブルー
#314にかえてBASF社製のパリオゲンマルーン
#3920を2部配合し、プレミツクスとサンドグラ
インドミルにて分散し第二クリヤー塗料C2を得
た。 第二クリヤー塗料製造例 C3 C1の製造例においてフタロシアニンブルー
#314にかえてルビクロン500RGを2.5部配合し、
プレミツクスとサンドグラインドミルにて分散し
第二クリヤー塗料C3を得た。 第二クリヤー塗料製造例 C4 C1の製造例においてフタロシアニンブルーに
かえてBASF社製のパリオゲンマルーン#3910を
3部配合し、プレミツクスとサンドグラインドミ
ルにて分散し第二クリヤー塗料C4を得た。 第二クリヤー塗料製造例 C5 三井東圧化学社製の分子量15000のアクリル樹
脂アルマテツクスNT−U−23を70重量部(以下
同様)と三井東圧化学社製のメラミン樹脂30部に
より第二クリヤー塗料C5を得た。 第三クリヤー塗料製造例 D1 三菱レーヨン社製の分子量8000のアクリル樹脂
ダイヤナールHR−522を70重量部(以下同様)
と三井東圧化学社製のメラミン樹脂30部にパリオ
ゲンマルーン#3910を3部配合し、プレミツクス
とサンドグラインドミルにて分散し第三クリヤー
塗料D1を得た。 以上のようにして得られたメタリツク ベース
コート、第一クリヤー塗料、第二クリヤー塗料、
第三クリヤー塗料は次ぎの方法により塗装した。 10cm×30cmの試験板に日本ペイント社製電着塗
料パワートツプU−30を乾燥膜厚が20μとなるよ
うに(以下同様)塗料―焼付し、日本ペイント社
製中塗塗料オルガS50シーラーを塗料―焼付し、
次いで四層のメタリツク層を4コート2ベースで
積層した。 メタリツク ベースコートは約20μにエアスプ
レーで塗装し1〜3分間溶剤をフラツシユ オフ
した後、第一クリヤー塗料を約30μにエアースプ
レーで塗装し、次いで140℃×30分間焼付を行つ
た。 更に、第二クリヤー塗料を約25μにエアースプ
レーで塗装し1〜3分間溶剤をフラツシユ オフ
した後、第三クリヤー塗料を約30μにエアースプ
レーで塗装し、次いで140℃×30分間焼付を行い
四層からなるメタリツク塗膜を得た。 但し、アクリル系の二液ウレタンは120℃×20
分間で強制乾燥を行つた。
【表】
【表】
【表】
表2の評価は次ぎの方法により行つた。
(1) マルセル値
スガ試験機社製SMカラーコンピユター
例2.5PB 5.25/16.42
↑ ↑ ↑
色相 明度 彩度
色相によつて本来の彩度は異なるがそれぞれ
の色域で彩度の向上が見られる。 (従来より各色毎に彩度の数値が高くなつてい
る。) 比較例の5と6は彩度のみ向上しているが外観
及び品質が充分でない。比較例9は明度、彩度
が低下して、深みのある色調が得られない。 (2) 深み 肉眼判定 ◎ 優れている ○ 普通 × 深みなし (3) チカチカ 肉眼判定 ◎ 全くなし ○ ほとんどなし × チカチカが激しい (4) 色落ち 大栄科学精器制作所染色物摩擦堅牢度試験機
使用 沖縄暴露三カ月後チエツク 1Kgの加重でカーワツクス(ウイルソン社製
10オール)を塗付したネルにより10回擦つた後
の評価結果。 (5) PGD値 日本色彩研究所製 の測定
値 塗面の平滑性と光沢を同時に見ており映像鮮
映性の測定機であり数値の高い程良い。 発明の効果 本発明の構成によれば従来の2コート1ベーク
で用いる事の出来なかつた大きな径のメタリツク
調顔料を用いることが出来る。 この結果、メタリツク調顔料だけで出すことの
出来なかつた明度あるいは複雑な色調及び深みの
ある鮮明な色調がえられた。これらの効果はメタ
リツクベース/第一クリヤー/第二(透明有色)
クリヤー/第三クリヤーの四層からなる4コート
2ベークメタリツク塗膜によつて効果的に達成し
たものである。
の色域で彩度の向上が見られる。 (従来より各色毎に彩度の数値が高くなつてい
る。) 比較例の5と6は彩度のみ向上しているが外観
及び品質が充分でない。比較例9は明度、彩度
が低下して、深みのある色調が得られない。 (2) 深み 肉眼判定 ◎ 優れている ○ 普通 × 深みなし (3) チカチカ 肉眼判定 ◎ 全くなし ○ ほとんどなし × チカチカが激しい (4) 色落ち 大栄科学精器制作所染色物摩擦堅牢度試験機
使用 沖縄暴露三カ月後チエツク 1Kgの加重でカーワツクス(ウイルソン社製
10オール)を塗付したネルにより10回擦つた後
の評価結果。 (5) PGD値 日本色彩研究所製 の測定
値 塗面の平滑性と光沢を同時に見ており映像鮮
映性の測定機であり数値の高い程良い。 発明の効果 本発明の構成によれば従来の2コート1ベーク
で用いる事の出来なかつた大きな径のメタリツク
調顔料を用いることが出来る。 この結果、メタリツク調顔料だけで出すことの
出来なかつた明度あるいは複雑な色調及び深みの
ある鮮明な色調がえられた。これらの効果はメタ
リツクベース/第一クリヤー/第二(透明有色)
クリヤー/第三クリヤーの四層からなる4コート
2ベークメタリツク塗膜によつて効果的に達成し
たものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 メタリツク調顔料を含むバースコートの上
に、ウエツト オン ウエツトで第一クリヤー塗
料を第一層として塗装したのち焼付を行い、次い
で第二クリヤー塗料を第二層とし、ウエツト オ
ン ウエツトで更に第三クリヤー塗料をトツプコ
ートとして積層、焼付した四層からなり、第二ク
リヤー塗料には樹脂固形分に対し0.5〜10部の顔
料を含み、第一クリヤー塗料と第三クリヤー塗料
に用いる樹脂が数平均分子量範囲内で同一または
異種であることを特徴とする4コート2ベークに
よる四層メタリツク塗膜の形成方法。 2 ベースコートのメタリツク調顔料の50重量%
以上が25μ以上の径を有する特許請求の範囲第1
項記載の四層メタリツク塗膜の形成方法。 3 自動車の上塗り塗膜として適用することを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の四層メタリ
ツク塗膜の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13790184A JPS6118469A (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 四層メタリツク塗膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13790184A JPS6118469A (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 四層メタリツク塗膜の形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6118469A JPS6118469A (ja) | 1986-01-27 |
| JPH0326110B2 true JPH0326110B2 (ja) | 1991-04-09 |
Family
ID=15209322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13790184A Granted JPS6118469A (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 四層メタリツク塗膜の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6118469A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10071396B2 (en) | 2012-08-28 | 2018-09-11 | Mazda Motor Corporation | Laminated coating film and coated article |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4886994B2 (ja) * | 2004-03-25 | 2012-02-29 | 関西ペイント株式会社 | 複層塗膜形成方法 |
| US10239091B2 (en) * | 2014-10-23 | 2019-03-26 | Kansai Paint Co., Ltd. | Method for forming multilayer coating film |
| JP6508758B1 (ja) * | 2018-12-12 | 2019-05-08 | 株式会社フロント | 研磨模様が施された金属部材及びその製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5748366A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-19 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Finishing of paint film |
| JPS5844430B2 (ja) * | 1981-04-27 | 1983-10-03 | 日本ペイント株式会社 | 2コ−ト1ベ−ク塗装系による塗膜形成方法 |
-
1984
- 1984-07-05 JP JP13790184A patent/JPS6118469A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10071396B2 (en) | 2012-08-28 | 2018-09-11 | Mazda Motor Corporation | Laminated coating film and coated article |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6118469A (ja) | 1986-01-27 |
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