JPS5844430B2 - 2コ−ト1ベ−ク塗装系による塗膜形成方法 - Google Patents

2コ−ト1ベ−ク塗装系による塗膜形成方法

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JPS5844430B2
JPS5844430B2 JP6492481A JP6492481A JPS5844430B2 JP S5844430 B2 JPS5844430 B2 JP S5844430B2 JP 6492481 A JP6492481 A JP 6492481A JP 6492481 A JP6492481 A JP 6492481A JP S5844430 B2 JPS5844430 B2 JP S5844430B2
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JP
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weight
component
coating film
monomer
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憲司 新藤
芳雄 江口
章三 上中
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Nippon Paint Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2コート1ベーク塗装系において、塗膜外観と
暴露耐候性の優れた塗膜を形成する方法に関する。
従来、2コート1ベーク塗装系は、優れた塗膜外観品質
を与えるものとして、広く乗用車等車両の上塗塗装にお
いて採用されている。
しかし最近では、塗膜外観品質のみならず耐候性の優れ
た塗膜を提供できることが要求されている。
かかる要求に対して従来の手法は、塗膜外観品質向上に
あっては、2コートの内温1番目のコート(以下、ベー
スコートと称することがある。
)の乾燥性を速め、ベースコートと2コートの同第2番
目のコート(以下、クリアコート、と称することがある
どの界面での混和をなくすために、ベース塗料にセルロ
ースエステルを添加したり(特公昭49−38005号
参照)、クリア塗料の溶剤の溶解度パラメータを低くす
る(特公昭53−35580号参照)こと等が知られて
いる。
他方、耐候性の向上にあっては、クリア塗料において、
■紫外線吸収能のある化合物の添加、■紫外線吸収能の
ある基を含む化合物を重合(あるいは付加縮合)させて
得られる樹脂の利用、C酸化防止剤の添加、■光安定剤
の添加またはこれらの組合わせが知られている。
本発明者等によれば、塗膜の暴露による劣化は、光(紫
外線を含む)による光酸化に伴う劣化以外に降雨、結露
、吸湿等による塗膜の耐水性に寄因する劣化が極めて大
きく作用していることを見出した。
塗膜の耐水性を向上させるには、一般には■塗膜の架橋
密度を高める、■塗膜中の未反応の親水性官能基濃度を
減少させる、■塗膜中の水可溶性物質を減少させる等の
手法が考えられる。
しかし、塗膜の暴露耐候性として論じられる耐水性では
、長期にわたる塗膜耐水性能が問題となり、上記3手法
とは若干異なる手法が必要である。
即ち、経時暴露している塗膜では加水分解反応もかなり
進行し、この加水分解反応を抑えることが耐候性改良の
重要な点であることが明らかとなり、この改良手法とし
ては■塗膜の吸水、水拡散を抑制する、■塗膜の加水分
解の容易さは塗膜中のカルボキシル基濃度の増加と相関
性があるため、このカルボキシル基濃度を抑制する、■
塗膜の加水分解は架橋結合部において最も受は易いため
、過度な初期架橋密度は耐水性面ではむしろ好ましくな
いことが判明した。
また、2コート1ベーク塗装系における塗膜の耐候性異
常としてハガレ、クラッチ現象が現われ易い。
ハガレ現象は、クリア塗膜を透過した水が塗膜に吸水さ
れ、加水分解等の分解反応を誘起し、塗膜の凝集力が低
下した場合に発生し易いことが判明した。
また、クランク現象は、塗膜に熱あるいは体積収縮によ
る内部歪みが加わり、塗膜自身の伸び率を越えた場合に
生ずることは知られているが、本発明者等らは塗膜の伸
び率が高いもの程クラック現象が現われ難いことから、
塗膜を耐水性とのバランスを考慮し適正なガラス転移温
度範囲へ設定することにより、塗膜の外観を損うことな
く、塗膜の耐候性向上を可能にし得ることが判明した。
以上の知見に基づいて、本発明者等は塗膜外観と暴露耐
候性に優れた塗膜を提供し得る2コート1ベーク塗装系
における塗膜形成方法を完成するに至った。
即ち、本発明は、2コート1ベーク塗装系による塗膜形
成方法であって、まず下記(イ)の樹脂組成物を含むベ
ース塗料を塗布し、次いで下記(ロ)の樹脂組成物を含
むクリア塗料を塗布し、次いで加熱硬化せしめることを
特徴とする方法である。
(イXA)(1) ヒドロキシル基を有するエチレン
性モノマーを樹脂固型分のヒドロキシル価40〜80に
なる量、 (2) カルボキシル基を有するエチレン性モノマー
を樹脂固型分の酸価5〜25になる量、および (3)上記1)および(2)と共重合し得る他のエチレ
ン性モノマーを 合計100部(重量部、以下同様)となる割合で重合さ
せて得られるガラス転移温度20〜50℃および溶解度
パラメータ10.3〜11.5のビニル多元共重合物8
5〜60部、および (B) 架橋成分15〜40部 を合計100部となる割合で含む樹脂組成物。
(I:I)(Q(4) 芳香族ビニルモノマー(0〜
40部)および/またはアルコール成分として炭素数8
以上のアルキル基を有するアクリル酸またはメタクリル
酸エステルモノマー(0〜80部)を40〜80部、 (5) ヒドロキシル基を有するエチレン性モノマー
・を樹脂固型分のヒドロキシル価50〜90になる量、 (6)カルボキシル基を有するエチレン性モノマーを樹
脂固型分の酸価5〜25になる量、および (7)上記(4)〜(6)と共重合し得る他のエチレン
性モノマーを50部以下 で合計100部となる割合で重合させて得られるガラス
転移温度10〜45℃のビニル多元共重合物80〜60
部、および 0 アルコキシ化メラミンホルムアルデヒド縮金物20
〜40部 を合計100部となる割合で含む樹脂組成物。
(イ)本発明で使用するベース塗料について:まずビニ
ル多元共重合物(4)を構成するためのヒドロキシル基
を有するエチレン性モノマー(1)としては、具体的に
は、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキ
シプロピル、アクリル酸ヒドロキシブチル、メタクリル
酸ヒドロキシメチル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、
メタクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ヒドロ
キシブチル、N−メチロールアクリルアミド、アリルア
ルコール等が挙げられる。
このモノマー(1)はビニル多元共重合物(A)のモノ
マー配合Zoo部中、得られる重合物の樹脂固型分のヒ
ドロキシル価が40〜80になる量で使用する。
ヒドロキシル価が40未満であると塗膜の架橋密度が低
く、その耐水性が低い。
80を越えると塗膜が暴露により加水分解を受けた場合
に親水性基の増加が速(、その耐水性が不良となる。
次にカルボキシル基を有するエチレン性モノマー(2)
としては、具体的には、アクリル酸、メタクリル酸、ク
ロトン酸、エタクリル酸、プロピルアクリル酸、イソプ
ロピルアクリル酸、イタコン酸、無水マレイン酸、フマ
ール酸等が挙げられる。
C1このモノマー(2)はビニル多元共重合物
(A)のモノマー配合100部中、得られる重合物の樹
脂固型分の酸価が5〜25になる量で使用する。
酸価が5未満であると、塗膜の硬化が不充分となり、そ
の耐水性が低い。
25を越えると塗膜が加水分解を受は易く、その耐水性
が低い。
次に他のエチレン性モノマー(3)としては、具体的に
は、アクリル酸アルキルエステル(アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル
酸n−プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸t
−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸
n −オクチル、アクリル酸ラウリルなど)、メタクリ
ル酸アルキルエステル(メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸
n−プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸
イソブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸2
−エチルヘキシル、メタクリル酸n−オクチル、メタク
リル酸ラウリル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル
酸トリデシルなど)、油脂脂肪酸とオキシラン構造を有
するアクリル酸またはメタクリル酸エステルモノマーと
の付加反応物(例ニステアリン酸とグリシジルメタクリ
レートの付加反応物)、C8以上のアルキル基を含むオ
キシラン化合物とアクリル酸またはメタクリル酸との付
加反応物(例:日本特許第583185号、同第609
322号)、スチレン、α−メチルスチレン、o−1f
ルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン
、p tert 7”チルスチレン、アクリル酸ベ
ンジル、メタクリル酸ベンジル、イタコン酸エステル(
イタコン酸ジメチルナト)、マレイン酸エステル(マレ
イン酸ジメチルなど)、フマール酸エステル(フマール
酸ジメチルなど)、アクリロニトリル、メタクリレート
リル、酢酸ビニル等が挙げられる。
目的ビニル多元共重合物図は、上述の3種のモノマー(
1)〜(3)を谷々1またはそれ以上使用して所定割合
(合計ioo部)で配合し、通常の方法で重合すること
によって得られる。
例えばモノマー配合物を公知の重合触媒と混合し、重合
可能な温度に加熱した溶剤を含む反応容器中へ滴下、熟
成することによって得ることができる。
このようにして得られるビニル多元共重合物(A)はそ
のガラス転移温度が20〜50℃であることが必要であ
る。
20℃未満であると塗膜への水Q拡散が容易となり、暴
露によって塗膜の剥離を起こし易い。
50℃を越えると塗膜の伸び率が低下し、クリア塗膜の
クラック現象を増長する。
なお、上記ガラス転移温度はT、 G。Fox : B
ull Am、 Phys Soc 、、l /163
.123(1956)の式:1/Tg−ΣWn / T
gn(Tg:共重合体のガラス転移温度、Wn :
nモノマーのホモポリマーのガラス転移温度)によって
求めることができる。
ホモポリマー〇ガラス転移温度は例えば「高分子材料便
覧」1275〜1283頁に記載されている。
また、上記ビニル多元共重合物(4)はその溶解度パラ
メータが10.3〜11.5(好ましくは10.5〜1
1.3)であることが必要である。
10.3未満であるとクリア塗料との混合が生じ、塗膜
の仕上り外観が低下する。
11.5を越えると塗膜の耐水性が悪くなり、耐候性が
損われる。
なお、上記溶解性パラメータ(δsp)+iK、 W。
SUH,J、M、C0RBETT : Journal
ofApplied Polymer 5cien
ce 、 12.2359(’68)の式:δ8p=(
ンVml・δml+f四孤・δmh )/(j煽■+/
■江)(ml:低Sp溶剤、mh:高Sp溶剤、δ:溶
解度パラメータ、V:濁点における分子容)によって求
めることができる。
かかるビニル多元共重合物(A)と組合わせて使用する
架橋成分(B)としては、具体的には、ブロック化ポリ
イソシアナート、アルコキシ化メラミンホルムアルデヒ
ド縮合物(メラミンとホルムアルデヒドまたはパラホル
ムアルデヒドとの縮合物のアルコキシ化物であり、例え
ばメトキシ化メチロールメラミン、インブトキシ化メチ
ロールメラミン、n−ブトキシ化メチロールメラミン)
等が挙げられ、これらの少なくとも1種を使用するに供
する。
本発明にあっては、樹脂組成物(イ)は上記A成分とB
成分を樹脂固型分において前者85〜60部および後者
15〜40部の割合(合計100部)となるように配合
することによって得られる。
後者が15部未満であると塗膜の橋かげ密度が上がらず
、40部を越えると塗膜が加水分解され易くなり、また
塗膜の仕上り外観も落ちる。
本発明のベース塗料にあっては、上記樹脂組成物(イ)
以外に、各種溶剤、アルミニウム粉末等金属粉、顔料、
染料等着色剤、充填剤、表面調整剤(例:シリコン系、
アクリル樹脂系)などを含有し得る。
着色剤としては公知の顔料、染料類の任意のものが使用
でき、例えば通常塗料用として知られている金属酸化物
、金属水酸化物、金属粉末、金属硫化物、硫酸塩、炭酸
塩、クロム酸鉛等の塩類、カーボンプラソ久有機顔料お
よび有機染料等が用いられる。
また、シリカ、タルク等の充填剤も用いられる。
(ロ)本発明で使用するクリア塗料について:まずビニ
ル多元共重合物(qを構成するための芳香族ビニルモノ
マー(4りとしては、具体的にはスチレン、α−メチル
スチレン、0−メチルスチレン、m−メチルスチレン、
p−メチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、
アクリル酸ベンジル、メタクリル酸ベンジル等が挙げら
れる。
また、アルコール成分として炭素数8以上のアルキル基
を有するアクリル酸またはメタクリル酸エステルモノマ
ー(4″)としては、具体的にはアクリル酸2−エチル
ヘキシル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ラウリ
ル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸n
−オクチル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステ
アリル、メタクリル酸トリデシル、油脂脂肪酸とオキシ
ラン構造を有するアクリル酸またはメタクリル酸エステ
ルモノマーとの付加反応物(例ニステアリン酸とグリシ
ジルメタクリレートの付加反応物)、C8以上のアルキ
ル基を含むオキシラン化合物とアクリル酸またはメタク
リル酸との付加反応物(例:日本特許第 583185号、同第609322号)等が挙げられる
上記2種のモノマー(4′)(4つはいずれか一方をま
たは両者を組合わせて使用してよく、ビニル多元共重合
物(C)のモノマー配合100部中40〜80部の割合
で使用する。
40部未満であると塗膜の吸水、水拡散が大きくなる。
80部を越えると重合性が悪くなり、均一な共重合物が
得られ難く、塗膜性能が低下する。
なお、芳香族ビニルモノマー(4つが40部を越えると
、塗膜の耐光性が低下する。
好ましくは、このモノマー(4)はモノマー(4つとし
てスチレン(15〜30部)およびモノマー(4″)(
30〜65部)を60〜80部の割合で使用してよい。
次にヒドロキシル基を有するエチレン性モノマー(5)
としては、具体的には、前述のモノマー(1)において
例示されたものが挙げられる。
このモノマー(5)はビニル多元共重合物(C)のモノ
マー配合ioo部中、得られる重合物の樹脂固型分のヒ
ドロキシル価が50〜90.好ましくは60〜80にな
る量で使用する。
ヒドロキシル価が50未満であると塗膜の架橋密度が低
く、その耐水性が低い。
90を越えると塗膜が暴露により加水分解を受けた場合
に親水性基の増加速度が速く、その耐水性が不良となる
次にカルボキシル基を有するエチレン性モノマー(6)
としては、具体的には、前述のモノマー(2)において
例示されたものが挙げられる。
このモノマー(6)はビニル多元共重合物(qのモノマ
ー配合100部中、得られる重合物の樹脂固型分の酸価
が5〜25になる量で使用する。
酸価が5未満であると、塗膜の硬化が不充分となり、そ
の耐水性が低い。
25を越えると塗膜が加水分解を受は易く、その耐水性
が低い。
次に他のエチレン性モノマー(7)としでは、具体的に
は、アルコール成分として炭素数7以下のアルキル基を
有するアクリル酸またはメタクリル酸エステル(アクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸インプロピ
ル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸n−ブチル、
アクリル酸t−ブチル、メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、メタクリル酸インプロピル、メタクリル酸
n−プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸
イソブチル、メタクリル酸t−ブチルなと)、イタコン
酸エステル(イタコン酸ジメチルなど)、マレイン酸エ
ステル(マレイン酸ジメチルナト)、フマール酸エステ
ル(フマール酸ジメチルなど)、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、酢酸ビニル等が挙げられる。
このモノマー(7)はビニル多元共重合物(C1のモノ
マー配合10〜45℃部以下の割合で使用する。
50部を越えるとガラス転移温度と耐水性のバランスが
くずれる。
目的ビニル多元共重合物(qは、上述の4種または5種
のモノマー(4)〜(7)を谷々1またはそれ以上使用
して所定割合(合計100部)で配合し、前述の共重合
mA)と同様にして得ることができる。
このようにして得られるビニル多元共重合物(qはその
ガラス転移温度が10〜45℃であることが必要である
10℃未満であると塗膜への水の拡散が容易であり、暴
露によって塗膜の光沢低下、剥離を起こし易い。
45℃を越えると塗膜の伸び率が低く、クラック理数が
現われ易い。
かかるビニル多元共重合体(qと組合わせて使用するア
ルコキシ化メラミンホルムアルデヒド縮合物0は、メラ
ミンとホルムアルデヒドまたはパラホルムアルデヒドと
の縮合物のアルコキシ化物であり、例えばメトキシ化メ
チロールメラミン、インブトキシ化メチロールメラミン
、n−ブトキシ化メチロールメラミン等が挙げられ、こ
れらの少なくとも1種を使用に供する。
本発明にあっては、樹脂組成物(ロ)は上記C成分とD
成分を樹脂固型分において前者80〜60部および後者
20〜40部の割合(合計ioo部)となるように配合
することによって得られる。
後者が20部未満であると塗膜の橋かげ密度が上がらず
、40部を越えると塗膜が加水分解され易くなる。
本発明のクリア塗料にあっては、上記樹脂組成物(ロ)
以外に、前述の各種溶剤、表面調整剤、また紫外線吸収
剤、光安定剤などを含有し得る。
以上の如き配合を有するベース塗料とクリア塗料とを使
用して2コート1ベークにて塗膜を形成するには、通常
の技術が採用されてよい。
例えば、各塗料を希釈用溶剤にて所定粘度に希釈し、ベ
ース塗料を膜厚的20μになるようにスプレー塗布し、
約3分間のセツティング後にクリア塗料を膜厚的30μ
になるようにスプレー塗布し、約5分間のセツティング
後に所定温度で所定時間焼付ければよい。
このようにして得られる塗膜は、従来公知の2コート1
ベーク塗装系の塗膜に比較して、良好な塗膜外観と特に
暴露耐候性において優れた性能を有する。
次に、実施例および比較例を挙げて本発明を具体的に説
明する。
なお、%は重量%、比率は重量比率を意味する。
実施例1〜4および比較例1〜7 A成分:(実施例1) 還流冷却器、滴下ロート、温度計および攪拌翼ヲ備工た
2Jセパラブルコルベンにキジロール3201、n−ブ
タノール80F、メタクリル酸メチル280グ、アクリ
ル酸エチル384グ、メタクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル1282およびメタクリル酸8tを仕込み、110℃
に昇温させた後その温度を保持しつつキジロール320
r1n−ブタノール80?、アゾビスインブチロニトリ
ルlおよびラウリルメルカプタン2f?を混合**した
溶液を3時間で等連部下し、滴下終了後2時間保持し、
反応を終了した。
樹脂固型分50%。以上の合成条件に準じて、下記第1
表に示すモノマー配合によって各種A成分を合成した。
B成分: n−ブトキン化メチロールメラミン(三井東圧社製「ニ
ーバフ20SE60J、樹脂固型分60%)を使用。
上記A成分140部、B成分50部、アルミニウム顔料
(東洋アルミ社製「アルペースト#1123NJ )2
2部およびキジロール30部を混合し、該混合物242
部を混合溶剤(トルエン/イソブタノール/エチレング
リコールモノエチルアセテート=60/20/20 )
にて/f64フォードカップで13秒(20℃)になる
まで希釈し、ベース塗料とした。
実施例5〜15および比較例8〜17 C成分:(実施例5) 還流冷却器、滴下ロート、温度計および攪拌翼ヲ備工た
2Jセパラブルコルベンにキジロール4402およびn
−ブタノール160f?を仕込み、120℃に昇温した
後スチレン240y、メタクリル酸2−エチルヘキシル
1605’、メタクリル酸メチル85−6f、メタクリ
ル酸n−ブチル76.8F、アクリル酸n−ブチル12
01、メタ**クリル酸ヒドロキシエチル111.25
’、メタクリル酸6.4rおよびアゾビスイソブチロニ
トリル16f?からなる混合溶液を滴下ロートを通して
3時間で等連部下し、30分間の熟成時間をおいた後キ
ジロール50Fおよびベンゾイルパーオキサイド11か
らなる混合溶液を流下し、その後2時間熟成し、次いで
キジロール150部で希釈し、反応を終rした。
樹脂固型分50%。以上の合成条件に準じて、下記第2
表に示すモノマー配合によって各種C成分を合成した。
D成分: n−ブトキシ化メチロールメラミン(三井東圧社製「ニ
ーパン208E60J)を使用。
上記C成分とD成分をその樹脂固型分比が70/30と
なるように配合し、キジロールにて/I64フォードカ
ップで25秒(20℃)になるまで希釈し、クリア塗料
とした。
中塗鋼板に実施例1〜4および比較例1〜7で調整した
ベース塗料次いで実施例5〜15および比較例8〜16
で調整したクリア塗料を乾燥膜厚が前者20μ次いで後
者30μとなるように、温度23℃、湿度85%の水洗
ブースにて前者をインターバル2分間で2ステージでス
プレー塗布しその後3分間のインターバルで1ステージ
にて後者をウェットオンにてスプレー塗装し、次いで塗
装板を乾燥機にて140℃で30分間焼付し、試験板を
作製した。
なお、中塗鋼板は、脱脂、化成処理を行った磨き軟鋼板
に自動車用電着塗料と中塗塗料をラインにて塗布したも
のを使用した。
上記各試験板の仕上り外観を評価した。
その結**果を第3表に示す。
評価は60度グロスが90以上である場合を○、90未
満である場合を×とした。
また、上記各試験板をサンシャインウェザ−メータ(ス
ガ試験機製)(600時間照射)次いで湿潤試験機(5
0℃、98%相対湿度、96時間)にて試験を行うこと
を1サイクルとし、これをくり返して塗膜の外観異常(
クラック発生、剥離、ツヤ低下)を評価した。
その結果を第3表に示す。なお、塗膜剥離の評価は、湿
潤試験機から取出した試験板の表面水滴をふき取り、室
温で30分間乾燥させた後塗面にクロスカットを入れ、
カット面に粘着テープを貼り付け、これを剥離したとき
の塗膜状態にて行った。
○は異常なし、×は塗膜剥離有りを示す。
クランクの評価は、目視外観において、○は異常なし、
×は塗面にワレが認められたことを示す。
ツヤの評価は、目視により○は著しいツヤ引けが認めら
れず、×は著しいツヤ引けが認められたことを示す。
実施例16〜18および比較例17〜20第1塗料のA
成分として実施例1で合成したものを、クリア塗料のC
成分として実施例5で合成したものを使用し、各々を下
記第4表に示す割合で使用する以外は、先の実施例と同
様にして試験板を得、それらの試験結果を第5表に示す

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 12コート1ベーク塗装系による塗膜形成方法であって
    、まず下記(イ)の樹脂組成物を含む塗料を塗布し、次
    いで下記(ロ)の樹脂組成物を含むクリア塗料を塗布し
    、次いで加熱硬化せしめることを特徴とする方法。 (イ)(A)(1) ヒドロキシル基を有するエチレ
    ン性モノマーを樹脂固型分のヒドロキシル価40〜80
    になる量、 (2)カルボキシル基を有するエチレン性モノマーを樹
    脂固型分の酸価5〜25になる量、および (3)上記(1)および(2)と共重合し得る他のエチ
    レン性モノマーを 合計100重量部となる割合で重合させて得られるガラ
    ス転移温度20〜50℃および溶解度パラメータ10.
    3〜11.5のビニル多元共重合物85〜60重量部、
    および (B) 架橋成分15〜40重量部 を合計100重量部となる割合で含む樹脂組成物。 (ロ)(C)(4) 芳香族ビニルモノマー(0〜4
    0重量部)および/またはアルコール成分として炭素数
    8以上のアルキル基を有するアクリル酸またはメタクリ
    ル酸エステルモノマー(0〜80重量部)を40〜80
    重量部、 (5)ヒドロキシル基を有するエチレン性モノマーを樹
    脂固型分のヒドロキシル価50〜90になる量、 (6)カルボキシル基を有するエチレン性モノマーを樹
    脂固型分の酸価5〜25になる量、および (7)上記(4)−(6)と共重合し得る他のエチレン
    性モノマーを50重量部以下 で合計100重量部となる割合で重合させて得られるガ
    ラス転移温度10〜45℃のビニル多元共重合物80〜
    60重量部、および0 アルコキシ化メラミンホルムア
    ルデヒド縮合物20〜40重量部 を合計100重量部となる割合で含む樹脂組成物。 2(A)成分がヒドロキシル価50〜75である上記第
    1項の方法。 3(B)成分がアルコキシ化メラミンホルムアルデヒド
    縮合物である上記第1項の方法。 4 アルコキシ化メラミンホルムアルデヒド縮合物がブ
    トキシ化メラミンホルムアルデヒド縮金物である上記第
    3項の方法。 5(C)成分がガラス転移温度20〜35℃である上記
    第1項の方法。 6 樹脂組成物(イ)を含む塗料が金属粉を含有する上
    記第1項の方法。
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