JPH0326322B2 - - Google Patents
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- JPH0326322B2 JPH0326322B2 JP58038640A JP3864083A JPH0326322B2 JP H0326322 B2 JPH0326322 B2 JP H0326322B2 JP 58038640 A JP58038640 A JP 58038640A JP 3864083 A JP3864083 A JP 3864083A JP H0326322 B2 JPH0326322 B2 JP H0326322B2
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D3/00—Indicating or recording apparatus with provision for the special purposes referred to in the subgroups
- G01D3/028—Indicating or recording apparatus with provision for the special purposes referred to in the subgroups mitigating undesired influences, e.g. temperature, pressure
- G01D3/032—Indicating or recording apparatus with provision for the special purposes referred to in the subgroups mitigating undesired influences, e.g. temperature, pressure affecting incoming signal, e.g. by averaging; gating undesired signals
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は差動容量方式の差圧センサを使用する
差圧/電流変換器と該変換器の出力を増幅・変換
する電気回路より成る差圧伝送器に関する。特に
差圧伝送器の周囲温度の影響による性能低下を小
さくするための手段に関する。
差圧/電流変換器と該変換器の出力を増幅・変換
する電気回路より成る差圧伝送器に関する。特に
差圧伝送器の周囲温度の影響による性能低下を小
さくするための手段に関する。
差動容量方式の差圧センサは第1図にその断面
図で示すように、両側面が接液ダイヤフラム4と
5で封鎖されている容器内の測定室にこれを7,
8の2部分に分離するダイヤフラム1が測定室周
縁に固定されており、ダイヤフラム1を可動電極
としその両面に対向する測定室の内壁面にそれぞ
れ固定される固定電極2と3が配置され、これら
3つの電極で差動容量を形成する。室内には封入
液6が満たされている。この差圧センサにおいて
は、容器両側面の接液ダイヤフラム4,5に外部
から高圧PHと低圧PLが加わると両圧は封入液6
を介して可動電極の両面に伝達されて可動電極1
にはPHと区PLの差圧が作用し可動電極1は低圧
側固定電極2に近づく方向に偏位する。このとき
の可動電極1の中心偏位xと差圧との間に次式が
成立する。
図で示すように、両側面が接液ダイヤフラム4と
5で封鎖されている容器内の測定室にこれを7,
8の2部分に分離するダイヤフラム1が測定室周
縁に固定されており、ダイヤフラム1を可動電極
としその両面に対向する測定室の内壁面にそれぞ
れ固定される固定電極2と3が配置され、これら
3つの電極で差動容量を形成する。室内には封入
液6が満たされている。この差圧センサにおいて
は、容器両側面の接液ダイヤフラム4,5に外部
から高圧PHと低圧PLが加わると両圧は封入液6
を介して可動電極の両面に伝達されて可動電極1
にはPHと区PLの差圧が作用し可動電極1は低圧
側固定電極2に近づく方向に偏位する。このとき
の可動電極1の中心偏位xと差圧との間に次式が
成立する。
x=K(PH−PL) (1)
ここでKは差圧センサの周囲温度が一定の条件
のもとでは定数である。
のもとでは定数である。
この差動容量方式の差圧センサを使つて構成さ
れている差圧/電流変換器PDにおいてはセンサ
の可動電極1と高圧側、低圧側の各固定電極3と
2で形成されるコンデンサCHとCLによつて第2
図に示す電橋回路が形成されている。(コンデン
サCHとCLを高圧側、低圧側のブランチ容量と名
付ける。)この電橋回路では電橋の励振電圧eを
制御することによりコンデンサCH,CLを流れる
各電流iHとiLの和は常に一定値ICに保たれる。ま
た、可動電極1と各固定電極2,3との電極間の
初期のギヤツプdpとすれば差圧(PH−PL)と(iL
−iH)との間に下式が成立する。(なおiL,iHをそ
れぞれ低圧側、高圧側のブランチ電流と名付け
る。) iL−iH=x/dpIC=KIC/dp(PH−PL) (2) 上式は、Kが一定である場合は(iL−iH)が
(PH−PL)に比例することを示す。なお、実際の
差圧/電流変換器PDでは(iL−iH)および(iL+
iH)はそれぞれ対応する直流信号IM1およびIM2に
変換される。直流信号IM1は入力差圧を代表する
出力電流として変換器PDに縦続する電気回路に
与えられ該回路で増幅され例えば4〜20mAの正
規化電流出力Ipに変換して受信器に送出される。
正規化電流Ipは差圧の計測に利用される。また、
直流信号IM2は変換器PD内で電橋回路に供給され
るICすなわち(iL+iH)を一定に保つために利用
される。
れている差圧/電流変換器PDにおいてはセンサ
の可動電極1と高圧側、低圧側の各固定電極3と
2で形成されるコンデンサCHとCLによつて第2
図に示す電橋回路が形成されている。(コンデン
サCHとCLを高圧側、低圧側のブランチ容量と名
付ける。)この電橋回路では電橋の励振電圧eを
制御することによりコンデンサCH,CLを流れる
各電流iHとiLの和は常に一定値ICに保たれる。ま
た、可動電極1と各固定電極2,3との電極間の
初期のギヤツプdpとすれば差圧(PH−PL)と(iL
−iH)との間に下式が成立する。(なおiL,iHをそ
れぞれ低圧側、高圧側のブランチ電流と名付け
る。) iL−iH=x/dpIC=KIC/dp(PH−PL) (2) 上式は、Kが一定である場合は(iL−iH)が
(PH−PL)に比例することを示す。なお、実際の
差圧/電流変換器PDでは(iL−iH)および(iL+
iH)はそれぞれ対応する直流信号IM1およびIM2に
変換される。直流信号IM1は入力差圧を代表する
出力電流として変換器PDに縦続する電気回路に
与えられ該回路で増幅され例えば4〜20mAの正
規化電流出力Ipに変換して受信器に送出される。
正規化電流Ipは差圧の計測に利用される。また、
直流信号IM2は変換器PD内で電橋回路に供給され
るICすなわち(iL+iH)を一定に保つために利用
される。
上記(2)式は変換器の周囲温度が一定の条件のも
とで成立する変換特性式であるが、周囲温度が変
化すれば多少ながらその影響により出力電流IM1
は入力差圧に比例しなくなる。従来からこの種変
換器の変換特性に及ぼす周囲温度の変化の影響を
軽減するためにその構造に種々の工夫が施されて
いるが、まだ完全に温度変化の影響をうけない変
換器は実現されていない。したがつて差圧/電流
変換器の設置されている場所に温度変化があれば
変換器出力電流IM1はその影響をうけこれを増幅
変換せる伝送器出力Ipもまたその影響をこうむり
これがIpを計測する受信器の指示に零点誤差およ
びスパン誤差となつて現れる。その結果差圧測定
の精度が低下する欠点がある。
とで成立する変換特性式であるが、周囲温度が変
化すれば多少ながらその影響により出力電流IM1
は入力差圧に比例しなくなる。従来からこの種変
換器の変換特性に及ぼす周囲温度の変化の影響を
軽減するためにその構造に種々の工夫が施されて
いるが、まだ完全に温度変化の影響をうけない変
換器は実現されていない。したがつて差圧/電流
変換器の設置されている場所に温度変化があれば
変換器出力電流IM1はその影響をうけこれを増幅
変換せる伝送器出力Ipもまたその影響をこうむり
これがIpを計測する受信器の指示に零点誤差およ
びスパン誤差となつて現れる。その結果差圧測定
の精度が低下する欠点がある。
本発明の主たる目的は差圧伝送器に含まれてい
る差圧変換器の出力に及ぼす周囲温度の影響を低
減する手段を具備する差圧変換器を含む差圧伝送
器を実現するにある。
る差圧変換器の出力に及ぼす周囲温度の影響を低
減する手段を具備する差圧変換器を含む差圧伝送
器を実現するにある。
なお、差圧伝送システムの受信側の受信器の計
測値に生ずる零点誤差およびスパン誤差は主とし
て伝送器側の変換器において周囲温度の変化の影
響によつて生ずる変換器出力の変化に起因する。
したがつて以下の記述において、前者すなわち受
信側受信器の計測値に生ずる零点誤差およびスパ
ン誤差の原因である後者すなわち伝送側変換器出
力の変動をそれぞれ零点誤差およびスパン誤差と
呼ぶ。
測値に生ずる零点誤差およびスパン誤差は主とし
て伝送器側の変換器において周囲温度の変化の影
響によつて生ずる変換器出力の変化に起因する。
したがつて以下の記述において、前者すなわち受
信側受信器の計測値に生ずる零点誤差およびスパ
ン誤差の原因である後者すなわち伝送側変換器出
力の変動をそれぞれ零点誤差およびスパン誤差と
呼ぶ。
本発明の他の目的は差圧変換器出力の零点誤差
およびスパン誤差を補償する零点誤差補償電流お
よびスパン誤差補償電流を発生する温度誤差補償
回路を構成要素に持つ差圧変換器を具備する差圧
伝送器を提供するにある。
およびスパン誤差を補償する零点誤差補償電流お
よびスパン誤差補償電流を発生する温度誤差補償
回路を構成要素に持つ差圧変換器を具備する差圧
伝送器を提供するにある。
本発明の他の目的は差圧変換器の零点誤差の補
償とスパン誤差の補償を相互独立に行うことので
きる機能を持つ差圧変換器を具備する差圧伝送器
を提供するにある。
償とスパン誤差の補償を相互独立に行うことので
きる機能を持つ差圧変換器を具備する差圧伝送器
を提供するにある。
本発明の他の目的は周囲温度が特定の基準温度
と異なる状態のときにのみ零点誤差補償電流およ
びスパン誤差補償電流を発生する前記温度誤差補
償回路を具備する差圧変換器をもつ伝送器を提供
するにある。
と異なる状態のときにのみ零点誤差補償電流およ
びスパン誤差補償電流を発生する前記温度誤差補
償回路を具備する差圧変換器をもつ伝送器を提供
するにある。
本発明の他の目的は一定の周囲温度変化に対応
する差圧変換器の零点誤差の補償およびスパン誤
差の補償を単一の回路で行うことのできる温度誤
差補償回路を具備する差圧変換器をもつ電送器を
提供するにある。
する差圧変換器の零点誤差の補償およびスパン誤
差の補償を単一の回路で行うことのできる温度誤
差補償回路を具備する差圧変換器をもつ電送器を
提供するにある。
以下、本発明実施例を参照して本発明を詳細に
説明する。
説明する。
先ず、本発明の構成が従来の差圧伝送器の構成
と相違する点を明かするためにに従来の差圧変換
器を使用する2線式の差圧伝送システムを説明す
る。第3図はその構成図である。図において、差
圧伝送器P/Ipは2線式伝送器であり、差圧/電
流変換器PDは入力差圧を代表する差圧変換出力
IM1と電橋回路に供給される動作電流IC=(iL+iH)
に対応する直流信号IM2とを出力する電橋回路部
分PD1と前記直流電流IM2と基準電流IRとを比較し
両電流が等しくなるように電橋回路の動作電流IC
を制御する動作電流制御回路部分PD2とより成
る。以下、PD1から出力する出力電流IM1と出力
電流IM2を区別するためIM1を第1出力電流、IM2を
第2出力電流と呼ぶ。差圧/電流変換器PDに縦
続する電気回路は第1出力電流IM1を電圧E2に変
換するI/V変換器、変換増幅器A、出力トラン
ジスタQ1および帰還抵抗Rf2等を含む。伝送器
P/Ipは差圧の測定現場に配設され、この伝送器
P/Ipに含まれる各演算回路の動作電力は受信側
PMの電源EIから伝送線12を通じて供給され
る。変換器PDの電橋回路部分PD1の第1出力電
流IM1はI/V,V/I等一連の信号変換回路に
よつてDC4〜20mAの正規化出力電流Ipに変換さ
れ伝送線12を介して受信側PMに伝送される。
また、差圧変換器PDの電橋回路部分PD1の第2
出力電流IM2は基準電流IRと比較されその差は制
御増幅器U1に加えられる。制御増幅器U1の出力
は変換器PDに含まれている電橋回路(図示せず)
の動作電流(iL+iH)が常にIRに対応し一定の電
流ICになるように交流発振器OSCの出力振幅eを
制御する。伝送器P/Ipの電流入出力端18,1
9の電圧V1は定電流回路Jおよびゼナーダイオ
ードDZで定電圧V2に変換される。V2は伝送器
P/Ipの各演算増幅器を駆動する電源として利用
される。
と相違する点を明かするためにに従来の差圧変換
器を使用する2線式の差圧伝送システムを説明す
る。第3図はその構成図である。図において、差
圧伝送器P/Ipは2線式伝送器であり、差圧/電
流変換器PDは入力差圧を代表する差圧変換出力
IM1と電橋回路に供給される動作電流IC=(iL+iH)
に対応する直流信号IM2とを出力する電橋回路部
分PD1と前記直流電流IM2と基準電流IRとを比較し
両電流が等しくなるように電橋回路の動作電流IC
を制御する動作電流制御回路部分PD2とより成
る。以下、PD1から出力する出力電流IM1と出力
電流IM2を区別するためIM1を第1出力電流、IM2を
第2出力電流と呼ぶ。差圧/電流変換器PDに縦
続する電気回路は第1出力電流IM1を電圧E2に変
換するI/V変換器、変換増幅器A、出力トラン
ジスタQ1および帰還抵抗Rf2等を含む。伝送器
P/Ipは差圧の測定現場に配設され、この伝送器
P/Ipに含まれる各演算回路の動作電力は受信側
PMの電源EIから伝送線12を通じて供給され
る。変換器PDの電橋回路部分PD1の第1出力電
流IM1はI/V,V/I等一連の信号変換回路に
よつてDC4〜20mAの正規化出力電流Ipに変換さ
れ伝送線12を介して受信側PMに伝送される。
また、差圧変換器PDの電橋回路部分PD1の第2
出力電流IM2は基準電流IRと比較されその差は制
御増幅器U1に加えられる。制御増幅器U1の出力
は変換器PDに含まれている電橋回路(図示せず)
の動作電流(iL+iH)が常にIRに対応し一定の電
流ICになるように交流発振器OSCの出力振幅eを
制御する。伝送器P/Ipの電流入出力端18,1
9の電圧V1は定電流回路Jおよびゼナーダイオ
ードDZで定電圧V2に変換される。V2は伝送器
P/Ipの各演算増幅器を駆動する電源として利用
される。
第4図は第3図で例示せる2線式伝送システム
を採用せる差圧伝送器P/Ipに本発明を実施せる
回路例の概略の構成を示す。図において第3図は
各部に付した記号と同じ符号を付してある部分は
第3図と同一部分である。以下、各図においてE
は電圧源およびその電圧値を、Rは抵抗器および
その抵抗値を代表する。図において第3図に示さ
れている差圧伝送器P/Ipとこれに対応する第4
図の伝送器P/Ipとの相違する部分は両者の変換
器PDの部分のみである。後者の変換器PDには温
度誤差補償回路TCが設けられており、その出力
電流±IZはPDの出力回路の電流加算点S1におい
てPD1の第1出力電流IM1と適当な極性で加算さ
れ、他方の出力電流±ISはPD1の第2出力電流IM2
の出力回路の加算点S2において(IM2−IR)に適
当な極性で加算される。±IZを零点誤差補償電流、
±ISをスパン誤差補償電流と名付ける。
を採用せる差圧伝送器P/Ipに本発明を実施せる
回路例の概略の構成を示す。図において第3図は
各部に付した記号と同じ符号を付してある部分は
第3図と同一部分である。以下、各図においてE
は電圧源およびその電圧値を、Rは抵抗器および
その抵抗値を代表する。図において第3図に示さ
れている差圧伝送器P/Ipとこれに対応する第4
図の伝送器P/Ipとの相違する部分は両者の変換
器PDの部分のみである。後者の変換器PDには温
度誤差補償回路TCが設けられており、その出力
電流±IZはPDの出力回路の電流加算点S1におい
てPD1の第1出力電流IM1と適当な極性で加算さ
れ、他方の出力電流±ISはPD1の第2出力電流IM2
の出力回路の加算点S2において(IM2−IR)に適
当な極性で加算される。±IZを零点誤差補償電流、
±ISをスパン誤差補償電流と名付ける。
第5図は第4図で例示せる本発明実施例におけ
る差圧変換器PDに含まれる温度誤差補償回路TC
部分のより詳細な構成を示す。この回路TCは温
度差検出回路TBとTBの出力電圧Eを零点誤差
補償電流±IZとスパン誤差補償電流±ISとの2電
流に変換する電圧・電流変換回路E/Iとより成
る。
る差圧変換器PDに含まれる温度誤差補償回路TC
部分のより詳細な構成を示す。この回路TCは温
度差検出回路TBとTBの出力電圧Eを零点誤差
補償電流±IZとスパン誤差補償電流±ISとの2電
流に変換する電圧・電流変換回路E/Iとより成
る。
温度差検出回路TBは一種の温度差検出ブリツ
ジで、使用温度内の特定の基準温度Tpと周囲温
度tとの差(t−tO)に比例する出力電圧Eを生
ずる。ここで例示されているTBは周囲温度のセ
ンサとしてトランジスタQ2およびダイオードD1,
D2を利用し、ブリツジの電源として差圧伝送器
に含まれる演算増幅器の動作電源V2を利用して
構成されている。一般にシリコントランジスタの
ベース・エミツタ間の順方向電圧降下VBEはトラ
ンジスタを使用する−50〜200℃の常温範囲で約
−2mV/℃の温度係数をもつてる。シリコンダ
イオードの順方向電圧降下も同様の温度依存性を
もつ。
ジで、使用温度内の特定の基準温度Tpと周囲温
度tとの差(t−tO)に比例する出力電圧Eを生
ずる。ここで例示されているTBは周囲温度のセ
ンサとしてトランジスタQ2およびダイオードD1,
D2を利用し、ブリツジの電源として差圧伝送器
に含まれる演算増幅器の動作電源V2を利用して
構成されている。一般にシリコントランジスタの
ベース・エミツタ間の順方向電圧降下VBEはトラ
ンジスタを使用する−50〜200℃の常温範囲で約
−2mV/℃の温度係数をもつてる。シリコンダ
イオードの順方向電圧降下も同様の温度依存性を
もつ。
TBはこの温度特性を利用したブリツジ回路で
ある。図に示す如く−間の枝路はQ2のベー
ス・エミツタ間回路、ダイオードD1,D2、抵抗
R1および可変抵抗R2の直列回路で構成され、
−間の枝路には定抵抗R3が接続される。−
間の電位点Gは伝送器に含まれる演算増幅器の
演算基準点Gと同電位の点であつて基準電圧V2
の中間の特定電位に保たれる。図で点線で示され
ている抵抗RA,RBはここには実際に使用されて
いない。伝送器内で演算基準点Gを基準電圧V2
の中間の所望の電位に定めている分圧要素を等価
的に表わしたものである。TBは、伝送器が使用
される周囲温度の上限温度t+を例えば80℃、下限
温度t-を例えば−20℃と定め、その中間の温度例
えば30℃を基準温度tpと定め、可変抵抗R2を調整
し基準温度tpで検電端子−間に発生する電圧
Eを零に平衡し以後R2の調整位置をそこに固定
して使用される。この状態に調整されている回路
では周囲温度tと基準温度tpとの差(t−tp)に
近似的比例する電圧Eが検電端子−間に発生
する。この場合、感温素子Q2,D1,D2に流れる
順方向電流により素子の端子間に発生する電圧の
温度係数は負であるからtがtpより高い領域では
に対するの電圧Eは正、tがtpより低い領域
では負である。上限温度t+に対応するEは正の
最大値となりtが低下するにしたがつて低減しt
=tpで零となりなおtが低下すればEは負に変じ
下限温度t−で負の最小値となる。
ある。図に示す如く−間の枝路はQ2のベー
ス・エミツタ間回路、ダイオードD1,D2、抵抗
R1および可変抵抗R2の直列回路で構成され、
−間の枝路には定抵抗R3が接続される。−
間の電位点Gは伝送器に含まれる演算増幅器の
演算基準点Gと同電位の点であつて基準電圧V2
の中間の特定電位に保たれる。図で点線で示され
ている抵抗RA,RBはここには実際に使用されて
いない。伝送器内で演算基準点Gを基準電圧V2
の中間の所望の電位に定めている分圧要素を等価
的に表わしたものである。TBは、伝送器が使用
される周囲温度の上限温度t+を例えば80℃、下限
温度t-を例えば−20℃と定め、その中間の温度例
えば30℃を基準温度tpと定め、可変抵抗R2を調整
し基準温度tpで検電端子−間に発生する電圧
Eを零に平衡し以後R2の調整位置をそこに固定
して使用される。この状態に調整されている回路
では周囲温度tと基準温度tpとの差(t−tp)に
近似的比例する電圧Eが検電端子−間に発生
する。この場合、感温素子Q2,D1,D2に流れる
順方向電流により素子の端子間に発生する電圧の
温度係数は負であるからtがtpより高い領域では
に対するの電圧Eは正、tがtpより低い領域
では負である。上限温度t+に対応するEは正の
最大値となりtが低下するにしたがつて低減しt
=tpで零となりなおtが低下すればEは負に変じ
下限温度t−で負の最小値となる。
第5図に示す温度差検出回路TBにおいては温
度センサとしてトランジスタQ2およびダイオー
ドD1,D2を組合せて利用しているが、温度セン
サはこれらの素子の組合せに限定するものではな
い。例えばダイオードのみを使用し、その数も任
意であつてよい。また、サーミスタ、あるいは抵
抗の温度係数が比較的大きい金属線を使用しても
よい。ここで温度センサとして使用される素子を
総称して感温素子を名付ける。
度センサとしてトランジスタQ2およびダイオー
ドD1,D2を組合せて利用しているが、温度セン
サはこれらの素子の組合せに限定するものではな
い。例えばダイオードのみを使用し、その数も任
意であつてよい。また、サーミスタ、あるいは抵
抗の温度係数が比較的大きい金属線を使用しても
よい。ここで温度センサとして使用される素子を
総称して感温素子を名付ける。
変換回路E/Iは演算増幅器U3で構成されて
いる電圧ホロアU3(以下電圧ホロアをU3で代表し
U3と称する)と、同じ値の2つの抵抗Rと演算
増幅器U4で構成されている反転回路U4(以下この
回路をU4で代表しU4と呼ぶ)と、U3の出力端
とU4の出力端とを橋絡する2つの滑り線抵抗
RV1とRV2と、各滑り線抵抗RV1とRV2の摺動子
d1,d2にそれぞれ接続する出力抵抗RZ,RSとで
構成される。
いる電圧ホロアU3(以下電圧ホロアをU3で代表し
U3と称する)と、同じ値の2つの抵抗Rと演算
増幅器U4で構成されている反転回路U4(以下この
回路をU4で代表しU4と呼ぶ)と、U3の出力端
とU4の出力端とを橋絡する2つの滑り線抵抗
RV1とRV2と、各滑り線抵抗RV1とRV2の摺動子
d1,d2にそれぞれ接続する出力抵抗RZ,RSとで
構成される。
電圧ホロアU3はTBの出力端とU3の出力端
とを電気的に分離し点にTB出力端と同じ電
圧Eの電圧源を得るための緩衝増幅器である。周
囲温度tがt+とtpの範囲にあればRV1とRV2の
並列回路の1端には+Eが他端には−Eが印
加される。また、tp〜t−の範囲にあればに−
E、に+Eが印加される。RV1の摺動子d1に発
生する可変電圧±EZは出力抵抗RZにより可変電
流±IZに変換され、±IZは零点誤差補償電流とし
て差圧変換器PDの加算点S1に送出される。RV2
の摺動子d2に発生する可変電圧±ESは出力抵抗
RSによりスパン誤差補償電流±ISに変換されPD
の加算点S2に送出される。
とを電気的に分離し点にTB出力端と同じ電
圧Eの電圧源を得るための緩衝増幅器である。周
囲温度tがt+とtpの範囲にあればRV1とRV2の
並列回路の1端には+Eが他端には−Eが印
加される。また、tp〜t−の範囲にあればに−
E、に+Eが印加される。RV1の摺動子d1に発
生する可変電圧±EZは出力抵抗RZにより可変電
流±IZに変換され、±IZは零点誤差補償電流とし
て差圧変換器PDの加算点S1に送出される。RV2
の摺動子d2に発生する可変電圧±ESは出力抵抗
RSによりスパン誤差補償電流±ISに変換されPD
の加算点S2に送出される。
第6図Aは変換器E/Iの一方の滑り線抵抗例
えばRV1の構成説明図であり、第6図B滑り線抵
抗RV1上を摺動する摺動子d1の接触位置とd1にピ
ツクアツプされるEZとの対応関係を示す特性線
図である。図において(1)は周囲温度が上限温度t
+の場合、(2)は下限温度t−の場合の特性線であ
る。図から明かなようにt+の場合端に印加さ
れる電圧を+Eとすれば摺動子d1が滑り線上を1
端からに向つて移動するにしたがつて摺動子
d1の電圧EZは+Eから連続的に低下し中央点で
零となりを過ぎれば負に転じ他端に達すれば
−Eとなる。したがつて特定値の抵抗RZを通り
出力回路に流れ出る零点誤差補償電流IZもEZの変
化に対応し連続的に低下する。また、周囲温度が
t−の場合EZの変化はt+の場合と反対である。
周囲温度tが任意の温度tの場合はEZはその温
度tに対応した変化をたどる。図では任意の温度
tに対する特性線を(3)に例示する。
えばRV1の構成説明図であり、第6図B滑り線抵
抗RV1上を摺動する摺動子d1の接触位置とd1にピ
ツクアツプされるEZとの対応関係を示す特性線
図である。図において(1)は周囲温度が上限温度t
+の場合、(2)は下限温度t−の場合の特性線であ
る。図から明かなようにt+の場合端に印加さ
れる電圧を+Eとすれば摺動子d1が滑り線上を1
端からに向つて移動するにしたがつて摺動子
d1の電圧EZは+Eから連続的に低下し中央点で
零となりを過ぎれば負に転じ他端に達すれば
−Eとなる。したがつて特定値の抵抗RZを通り
出力回路に流れ出る零点誤差補償電流IZもEZの変
化に対応し連続的に低下する。また、周囲温度が
t−の場合EZの変化はt+の場合と反対である。
周囲温度tが任意の温度tの場合はEZはその温
度tに対応した変化をたどる。図では任意の温度
tに対する特性線を(3)に例示する。
図7図はTCに含まれるE/I回路における2
つの補償電流±IZおよび±ISを出力する回路部分
の構成を示す等価回路である。RV1は零点誤差補
償電流±IZを得るための滑り線抵抗、RV2はスパ
ン誤差補償電流±ISを得るための滑り線抵抗であ
る。単一の補償電流を出力するTC回路を2つの
補償電流を出力する回路に変更するには+E,−
Eを出力する出力端,に橋絡する滑り線抵抗
の数を1個から2個に変更するだけでよい。
つの補償電流±IZおよび±ISを出力する回路部分
の構成を示す等価回路である。RV1は零点誤差補
償電流±IZを得るための滑り線抵抗、RV2はスパ
ン誤差補償電流±ISを得るための滑り線抵抗であ
る。単一の補償電流を出力するTC回路を2つの
補償電流を出力する回路に変更するには+E,−
Eを出力する出力端,に橋絡する滑り線抵抗
の数を1個から2個に変更するだけでよい。
次に温度誤差補償回路TCの出力電流±IZ、お
よび±ISによつて零点誤差およびスパン誤差の補
償を行う回路の作用を説明する。
よび±ISによつて零点誤差およびスパン誤差の補
償を行う回路の作用を説明する。
現在実用されている多くの差圧変換器の性能に
ついて次の事項が実験的に知られている。いま入
出力間の変換係数ΔIM1/ΔPi(但しΔPiは入力信号
Piの微小変化、ΔIM1はΔPiに対する出力電流IM1の
微小変化)が等しいと保証されている同種の変換
器について、 (i) 差圧変換器PDの変換係数は変換器の測定範
囲の入力Piについて一定とみなすことができ
る。したがつて入力Piのフルスケール値Pi
(f・s)に対する出力IM1のフルスケール値
IM1(f・s)の比も一定とみなすことができ
る。
ついて次の事項が実験的に知られている。いま入
出力間の変換係数ΔIM1/ΔPi(但しΔPiは入力信号
Piの微小変化、ΔIM1はΔPiに対する出力電流IM1の
微小変化)が等しいと保証されている同種の変換
器について、 (i) 差圧変換器PDの変換係数は変換器の測定範
囲の入力Piについて一定とみなすことができ
る。したがつて入力Piのフルスケール値Pi
(f・s)に対する出力IM1のフルスケール値
IM1(f・s)の比も一定とみなすことができ
る。
(ii) 変換器PDの使用温度範囲t+〜t−の中の
任意の温度tにおける零点誤差およびスパン誤
差は温度tと特定の基準温度tpとの差(t−tp)
に比例する。
任意の温度tにおける零点誤差およびスパン誤
差は温度tと特定の基準温度tpとの差(t−tp)
に比例する。
(iii) 同種多数の差圧変換器PDにおいて、各変換
器の零点誤差およびスパン誤差は最小スパンの
数%以内であるが個々の変換器における誤差の
大きさおよび極性ともにまちまちである。
器の零点誤差およびスパン誤差は最小スパンの
数%以内であるが個々の変換器における誤差の
大きさおよび極性ともにまちまちである。
本発明においてはこのような同種の変換器の温
度による零点誤差およびスパン誤差を先に説明し
た同一構成の温度誤差補償回路TCの零点誤差補
償電流±IZおよびスパン誤差補償電流ISで補償し
ようとするものである。また、本発明の補償回路
TCの誤差補償電流IZ,ISを変換器PDの出力電流
IM1,およびPDの出力電流IM2に付加しても基準温
度tpに対する入出力特性に影響を及ぼさないTC
を実現せんとするものである。
度による零点誤差およびスパン誤差を先に説明し
た同一構成の温度誤差補償回路TCの零点誤差補
償電流±IZおよびスパン誤差補償電流ISで補償し
ようとするものである。また、本発明の補償回路
TCの誤差補償電流IZ,ISを変換器PDの出力電流
IM1,およびPDの出力電流IM2に付加しても基準温
度tpに対する入出力特性に影響を及ぼさないTC
を実現せんとするものである。
第8図は変換器PDにおける零点誤差補償に関
連する回路部分の構成説明図である。図において
PDの第1出力電流IM1を出力する電源を等価的に
Eiにより、またその出力抵抗を等価抵抗Riによつ
て示す。また、温度誤差補償回路TCにおける零
点誤差補償電流IZの出力回路部分をTC(Z)で表
わしこれを滑り線抵抗RV1の摺動子d1に生ずる可
変電圧±EZと出力抵抗RZで示す。補償電流±IZは
PDの出力端11とI/V変換器の入力端13と
の間の加算点S1に導入される。±Vの電圧が印加
されている可変抵抗RVOはIM1の零調整用の抵抗
である。
連する回路部分の構成説明図である。図において
PDの第1出力電流IM1を出力する電源を等価的に
Eiにより、またその出力抵抗を等価抵抗Riによつ
て示す。また、温度誤差補償回路TCにおける零
点誤差補償電流IZの出力回路部分をTC(Z)で表
わしこれを滑り線抵抗RV1の摺動子d1に生ずる可
変電圧±EZと出力抵抗RZで示す。補償電流±IZは
PDの出力端11とI/V変換器の入力端13と
の間の加算点S1に導入される。±Vの電圧が印加
されている可変抵抗RVOはIM1の零調整用の抵抗
である。
第9図は差圧変換器PDにおけるスパン誤差補
償に関連する部分の回路構成を示す。差圧変換器
PDの電橋回路部分PD1の第2出力電流IM2とこれ
と比較する基準電流iRとの加算点S2にTC(S)か
らスパン誤差補償電流±ISが導入される。±ESは
TC回路の第2の滑り線抵抗RV2の摺動子d2に生
ずる可変電圧を代表する。
償に関連する部分の回路構成を示す。差圧変換器
PDの電橋回路部分PD1の第2出力電流IM2とこれ
と比較する基準電流iRとの加算点S2にTC(S)か
らスパン誤差補償電流±ISが導入される。±ESは
TC回路の第2の滑り線抵抗RV2の摺動子d2に生
ずる可変電圧を代表する。
第6図、第8図を参照し零点誤差補償作用を説
明する。
明する。
まず、基準温度tpにおいて零点調整用の可変抵
抗を調整して入力差圧Piが零に対する出力電流
IM1を零にする。上限温度t+における零点誤差
は前述の如く個々の変換器において異なつている
がその中でt+における誤差の最大値IM1(MAX)
は既知である。かかる場合に温度誤差補償回路
TCにおけるE/I回路の滑り線抵抗RV1の摺動
子d1を滑り線の端または端上に置きd1を通つ
て流出する補償電流IZの絶対値がt+における
IM1(MAX)の絶対値より大きい値になるように
IZ出力回路の抵抗RZの抵抗値を定める。個々の変
換器において、使用温度の変化範囲t+〜t−の
間の任意の温度tにおける零点誤差の大きさはt
+におけるIM1(MAX)の絶対値以下であるから、
出力抵抗RZが上述のように設定してあれば、周
囲温度tが未知であつても摺動子d1を滑り線上の
−間を摺動することにより零点誤差すなわち
出力電流IM1が零になる点にd1を位置決めするこ
とができる。なお摺動子d1の位置決めは基準温度
tpにおいて較正されている入力Piの零に対応する
伝送器の正規化出力Ipの計測値を参照して行われ
る。
抗を調整して入力差圧Piが零に対する出力電流
IM1を零にする。上限温度t+における零点誤差
は前述の如く個々の変換器において異なつている
がその中でt+における誤差の最大値IM1(MAX)
は既知である。かかる場合に温度誤差補償回路
TCにおけるE/I回路の滑り線抵抗RV1の摺動
子d1を滑り線の端または端上に置きd1を通つ
て流出する補償電流IZの絶対値がt+における
IM1(MAX)の絶対値より大きい値になるように
IZ出力回路の抵抗RZの抵抗値を定める。個々の変
換器において、使用温度の変化範囲t+〜t−の
間の任意の温度tにおける零点誤差の大きさはt
+におけるIM1(MAX)の絶対値以下であるから、
出力抵抗RZが上述のように設定してあれば、周
囲温度tが未知であつても摺動子d1を滑り線上の
−間を摺動することにより零点誤差すなわち
出力電流IM1が零になる点にd1を位置決めするこ
とができる。なお摺動子d1の位置決めは基準温度
tpにおいて較正されている入力Piの零に対応する
伝送器の正規化出力Ipの計測値を参照して行われ
る。
次に、第7図、第9図および第10図を参照し
スパン誤差補償作用を説明する。
スパン誤差補償作用を説明する。
第10図は差圧変換器PDの入力差圧Piと出力
電流IM1との間の入出力特性を示す線図である。
図において、特性線(1)は基準温度tpにおける特性
線を示す。なおここに示されている線図は変換器
の差圧センサによる電橋回路(第2図参照)の動
作電流(iL+iH)が一定の基準電流IRに対応する
一定値に保たれている条件のもとでの特性線であ
る。特性線(2)は上記の条件のもとにおける例えば
周囲温度がそ上限温度t+のときの入出力特性線
を例示する。なお線2はt+のときの零点誤差は
補償済の特性線である。いま第9図に例示せる変
換器において入力Piの任意の値pに対する上限温
度t+における出力電流IM1をI(t+)p,基準温度tpに
おけるIM1をI(tp)pで表せば上限温度t+における
入力差圧pに対するスパン誤差εS(t+)は下式で定
義される。
電流IM1との間の入出力特性を示す線図である。
図において、特性線(1)は基準温度tpにおける特性
線を示す。なおここに示されている線図は変換器
の差圧センサによる電橋回路(第2図参照)の動
作電流(iL+iH)が一定の基準電流IRに対応する
一定値に保たれている条件のもとでの特性線であ
る。特性線(2)は上記の条件のもとにおける例えば
周囲温度がそ上限温度t+のときの入出力特性線
を例示する。なお線2はt+のときの零点誤差は
補償済の特性線である。いま第9図に例示せる変
換器において入力Piの任意の値pに対する上限温
度t+における出力電流IM1をI(t+)p,基準温度tpに
おけるIM1をI(tp)pで表せば上限温度t+における
入力差圧pに対するスパン誤差εS(t+)は下式で定
義される。
εS(t+)=I(t+)p/p−I(to)p/p (4)
説明の便宜上入力Piの最大値p(MAX)に対す
るt+およびtpにおける出力電流IをI(t+)(fs)およ
びI(tp)(fs)で表せばεS(t+)は下式で表わすことができ
る。
るt+およびtpにおける出力電流IをI(t+)(fs)およ
びI(tp)(fs)で表せばεS(t+)は下式で表わすことができ
る。
εS(t+)=I(t+)(fs)−I(to)(fs)/P(MAX) (5)
しかるに上限温度t+における出力電流は差圧
センサに含まれている電橋回路(第2図参照)の
動作電流IM2=(iL+iH)に比例ししたがつてPDの
加算点S2でIM2と比較される基準電流IRに比例す
る。したがつて(5)式εS(t+)は下式となる。
センサに含まれている電橋回路(第2図参照)の
動作電流IM2=(iL+iH)に比例ししたがつてPDの
加算点S2でIM2と比較される基準電流IRに比例す
る。したがつて(5)式εS(t+)は下式となる。
εs(t+)=K(t)IR・P(MAX)−I(tp)(fs)P(MAX)(6
) 但しK(t)は周囲温温度tの関数であり上限温度
t+において一定である。
) 但しK(t)は周囲温温度tの関数であり上限温度
t+において一定である。
ここで誤差を補償するために加算点S2において
スパン誤差補償電流ISをIRに加算するが第10図
に例示するごとくI(t+)(fs)>I(tp)(fs)の場合は誤差
εS(t+)を零に減ずるためには(6)式の右辺を零と置
いた下式を満足するIS加算点S2に供給しなければ
ならない。
スパン誤差補償電流ISをIRに加算するが第10図
に例示するごとくI(t+)(fs)>I(tp)(fs)の場合は誤差
εS(t+)を零に減ずるためには(6)式の右辺を零と置
いた下式を満足するIS加算点S2に供給しなければ
ならない。
K(t)(IR−IS)P(max)−I(tp)(fs)=0 (7)
一方、上限温度t+においてスパン誤差の最大
値すなわちI(t+)(fs)の最大値I(t+)MAXは既知であれ
ば、零点誤差補償の場合と同様にTC回路におけ
るE/I回路のスパン誤差補償電流±ISの出力回
路の電源用滑り線抵抗RV2の摺動子d2を滑り線の
端上に置きd2を通つて流出するスパン誤差補償
電流±ISの絶対値がI(t+)MAXの絶対値より大きな値
になるよう±ISの出力回路の抵抗RSの値を定め
る。かくすれば、個々の変換器におけるt+の出
力信号I(t)(fs)はI(t+)MAX以下であるから摺動子d2を滑
り線上の−間を摺動することにより(7)式を満
足する点にd2を位置決めすることができる。すな
わち特性線(2)を基準温度tpにおける特性線(1)に合
致させることができる。
値すなわちI(t+)(fs)の最大値I(t+)MAXは既知であれ
ば、零点誤差補償の場合と同様にTC回路におけ
るE/I回路のスパン誤差補償電流±ISの出力回
路の電源用滑り線抵抗RV2の摺動子d2を滑り線の
端上に置きd2を通つて流出するスパン誤差補償
電流±ISの絶対値がI(t+)MAXの絶対値より大きな値
になるよう±ISの出力回路の抵抗RSの値を定め
る。かくすれば、個々の変換器におけるt+の出
力信号I(t)(fs)はI(t+)MAX以下であるから摺動子d2を滑
り線上の−間を摺動することにより(7)式を満
足する点にd2を位置決めすることができる。すな
わち特性線(2)を基準温度tpにおける特性線(1)に合
致させることができる。
また、特性線(4)に示すごとくI(t+)(fs)2がI(tp)(fs)
以
下の場合は基準電流IRに加えられるISの極性が正
の範囲で特性線(4)を特性線(1)に合致させることが
できる。また、使用温度の変化範囲t+〜t−の
間の任意の温度tにおけるスパン誤差はtが未知
であつても摺動子d2をRV2の−間を摺動する
だけで入力の任意の値pに対する出力電流I(t)を
基準温度におけるI(tp)と一致させることができる。
以
下の場合は基準電流IRに加えられるISの極性が正
の範囲で特性線(4)を特性線(1)に合致させることが
できる。また、使用温度の変化範囲t+〜t−の
間の任意の温度tにおけるスパン誤差はtが未知
であつても摺動子d2をRV2の−間を摺動する
だけで入力の任意の値pに対する出力電流I(t)を
基準温度におけるI(tp)と一致させることができる。
本発明によれば(i)零点誤差およびスパン誤差の
補償を相互干渉なしに行うことができる。(ii)任意
の温度tにおいて零点誤差補償回路およびスパン
誤差補償回路のみの操作で基準温度tpにおける較
正時の入出力特性と一致する特性の差圧変換器が
実現できる。(iii)本発明による零点誤差補償電流±
IZおよびスパン誤差補償電流±ISは基準温度tpに
おいて零になるのでこれを変換器に付加しても基
準温度における入出力特性に変化を生ずることが
ない。(iv)零点誤差の補償は測定レンジ変更を行な
うI/V変換器の前段で行なれるように伝送器が
構成されているので測定レンジの変更により零点
誤差補償電流に過不足を生じない。
補償を相互干渉なしに行うことができる。(ii)任意
の温度tにおいて零点誤差補償回路およびスパン
誤差補償回路のみの操作で基準温度tpにおける較
正時の入出力特性と一致する特性の差圧変換器が
実現できる。(iii)本発明による零点誤差補償電流±
IZおよびスパン誤差補償電流±ISは基準温度tpに
おいて零になるのでこれを変換器に付加しても基
準温度における入出力特性に変化を生ずることが
ない。(iv)零点誤差の補償は測定レンジ変更を行な
うI/V変換器の前段で行なれるように伝送器が
構成されているので測定レンジの変更により零点
誤差補償電流に過不足を生じない。
第1図は本発明の差圧変換器の一部である差動
容量方式の差圧センサの断面図を示す。第2図は
第1図の差圧センサを使用して構成されている電
橋回路部分の原理図を示す。第3図は従来公知の
2線式差圧伝送方式の構成図である。第4図は本
発明の実施せる2線式差圧伝送器の概略の構成を
示す。第5図は第4図の本発明実施例における差
圧変換器に含まれる温度誤差補償回路の詳細な構
成を示す。第6図Aは本発明を実施せる差圧変換
器の温度誤差補償回路の一部である電圧/電流変
換器の一方の滑り線抵抗の構成説明図、第6図B
は滑り線抵抗上を摺動する摺動子の接触位置と摺
動子上の電圧との対応関係を示す。第7図は温度
誤差補償回路に含まれる電圧/電流変換器の出力
回路部分の構成を示す当価回路である。第8図は
本発明を実施せる差圧変換器部分における零点誤
差補償に関連する回路部分の構成を示す。第9図
は本発明を実施せる差圧変換器部分におけるスパ
ン誤差補償に関連する部分の回路構成を示す。第
10図は差圧変換器の入出力特性を示す線図であ
る。 第4図において、PD…差圧変換器、PD1…差
圧変換器の電橋回路部分、PD2…差圧変換器の動
作電流制御回路部分、TC…温度誤差補償回路、
I/V…電流電圧変換回路、S1…加算点、S2…加
算点、IR…基準電流、RV1…第1滑り線抵抗、d1
…第1摺動子、RV2…第2滑り線抵抗、d2…第2
摺動子、RZ…第1出力抵抗、RS…第2出力抵抗。
容量方式の差圧センサの断面図を示す。第2図は
第1図の差圧センサを使用して構成されている電
橋回路部分の原理図を示す。第3図は従来公知の
2線式差圧伝送方式の構成図である。第4図は本
発明の実施せる2線式差圧伝送器の概略の構成を
示す。第5図は第4図の本発明実施例における差
圧変換器に含まれる温度誤差補償回路の詳細な構
成を示す。第6図Aは本発明を実施せる差圧変換
器の温度誤差補償回路の一部である電圧/電流変
換器の一方の滑り線抵抗の構成説明図、第6図B
は滑り線抵抗上を摺動する摺動子の接触位置と摺
動子上の電圧との対応関係を示す。第7図は温度
誤差補償回路に含まれる電圧/電流変換器の出力
回路部分の構成を示す当価回路である。第8図は
本発明を実施せる差圧変換器部分における零点誤
差補償に関連する回路部分の構成を示す。第9図
は本発明を実施せる差圧変換器部分におけるスパ
ン誤差補償に関連する部分の回路構成を示す。第
10図は差圧変換器の入出力特性を示す線図であ
る。 第4図において、PD…差圧変換器、PD1…差
圧変換器の電橋回路部分、PD2…差圧変換器の動
作電流制御回路部分、TC…温度誤差補償回路、
I/V…電流電圧変換回路、S1…加算点、S2…加
算点、IR…基準電流、RV1…第1滑り線抵抗、d1
…第1摺動子、RV2…第2滑り線抵抗、d2…第2
摺動子、RZ…第1出力抵抗、RS…第2出力抵抗。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 差圧により変位する可動電極に対向して配置
された一対の固定電極との間で形成された一対の
静電容量の差に対応する出力電流を加算点に出力
する差圧/電流変換器と、 この加算点から出力される信号を入力してこれ
を増幅し前記差圧に対応する所定の電流信号に変
換して出力する変換回路と、 一端を基準電位点に接続し他端に周囲温度と基
準温度との差に比例する第1出力電圧を発生する
第1電圧源と、一端を前記基準電位点に接続し他
端に前記第1出力電圧と反対極性の出力電圧を発
生する第2電圧源と、前記第1電圧源と前記第2
電圧源のそれぞれの他端の間に接続された滑り線
抵抗と、この滑り線抵抗の摺動子に一端が接続さ
れ所定の抵抗値を有する出力抵抗とを有し、この
出力抵抗の他端を出力端として前記加算点に接続
した温度誤差補償回路とを具備し、 前記摺動子の滑り線抵抗上の接触位置を選択的
に設定して前記加算点に零点誤差補償電流を供給
することにより前記差圧/電流変換器に発生する
零点誤差電流を補償することを特徴とする差圧伝
送器。 2 差圧により変位する可動電極に対向して配置
された一対の固定電極との間で形成された一対の
静電容量の差に対応する出力電流を出力する差
圧/電流変換器と、 この出力電流が入力されこれを増幅して前記差
圧に対応する所定の電流信号に変換して出力する
変換回路と、 一端を基準電位点に接続し他端に周囲温度と基
準温度との差に比例する第1出力電圧を発生する
第1電圧源と、一端を前記基準電位点に接続し他
端に前記第1出力電圧と反対極性の出力電圧を発
生する第2電圧源と、前記第1電圧源と前記第2
電圧源のそれぞれの他端の間に接続された滑り線
抵抗と、この滑り線抵抗の摺動子に一端が接続さ
れ所定の抵抗値を有する出力抵抗とを有し、この
出力抵抗の他端からスパン誤差補償電流を出力す
る温度誤差補償回路と、 前記差圧/電流変換器における前記一対の静電
容量の和に対応する直流電流と基準電流との加算
点に前記スパン誤差補償電流が印加され、この加
算点での各電流の代数演算の結果を増幅して前記
基準電流に対応した前記直流電流になるように制
御する制御手段とを具備し、 前記摺動子の滑り線抵抗上の接触位置を選択的
に設定して任意の周囲温度において前記差圧に対
する前記差圧/電流変換器の出力電流と基準温度
における前記差圧に対する前記差圧/電流変換器
の出力電流との差を実質的に零に減ずるようにし
たことを特徴とする差圧伝送器。 3 差圧により変位する可動電極に対向して配置
された一対の固定電極との間で形成された一対の
静電容量の差に対応する出力電流を第1加算点に
出力する差圧/電流変換器と、 この第1加算点から出力される信号を入力して
これを増幅し前記差圧に対応する所定の電流信号
に変換して出力する変換回路と、 一端を基準電位点に接続し他端に周囲温度と基
準温度との差に比例する第1出力電圧を発生する
第1電圧源と、一端を前記基準電位点に接続し他
端に前記第1出力電圧と反対極性の出力電圧を発
生する第2電圧源と、前記第1電圧源と前記第2
電圧源のそれぞれの他端の間に接続された第1滑
り線抵抗と、この第1滑り線抵抗の第1摺動子に
一端が接続され他端から零点誤差補償電流を前記
第1加算点に出力する所定抵抗値を有する第1出
力抵抗と、前記第1滑り線抵抗と並列に接続され
た第2滑り線抵抗と、この第2滑り線抵抗の第2
摺動子に一端が接続され他端からスパン誤差補償
電流を第2加算点に出力する所定抵抗値を有する
第2出力抵抗とよりなる温度誤差補償回路とを具
備し、 前記第1摺動子の滑り線抵抗上の接触位置を選
択的に設定して前記差圧/電流変換器に生ずる零
点誤差電流を補償すると共に前記第2摺動子の前
記第2滑り線抵抗上の接触位置を選択的に設定し
て任意の周囲温度において前記差圧に対する前記
差圧/電流変換器の出力電流と基準温度における
前記差圧に対する前記差圧/電流変換器の出力電
流との差を実質的に零に減ずるようにしたことを
特徴とする差圧伝送器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58038640A JPS59163515A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 差圧伝送器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58038640A JPS59163515A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 差圧伝送器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59163515A JPS59163515A (ja) | 1984-09-14 |
| JPH0326322B2 true JPH0326322B2 (ja) | 1991-04-10 |
Family
ID=12530837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58038640A Granted JPS59163515A (ja) | 1983-03-09 | 1983-03-09 | 差圧伝送器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59163515A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0245031B1 (en) * | 1986-05-05 | 1993-07-14 | Texas Instruments Incorporated | Low cost high precision sensor |
| DE59409796D1 (de) * | 1994-11-11 | 2001-08-09 | Endress Hauser Gmbh Co | Anordnung zur Linearisierung und Temperaturkompensation von Sensorsignalen |
-
1983
- 1983-03-09 JP JP58038640A patent/JPS59163515A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59163515A (ja) | 1984-09-14 |
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