JPH0326348Y2 - - Google Patents

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JPH0326348Y2
JPH0326348Y2 JP1985024424U JP2442485U JPH0326348Y2 JP H0326348 Y2 JPH0326348 Y2 JP H0326348Y2 JP 1985024424 U JP1985024424 U JP 1985024424U JP 2442485 U JP2442485 U JP 2442485U JP H0326348 Y2 JPH0326348 Y2 JP H0326348Y2
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JP
Japan
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pulley
belt
antistatic agent
rod
antistatic
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、伝動用ベルトの摩擦により発生する
静電気の帯電を防止したプーリに関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、ベルトの摩擦により発生する静電気の帯
電を防止したプーリとして、大気温度で液状か、
大気温度以上に加熱して流動性を生ずる帯電防止
剤を含浸させた多孔性材料からなる小型プーリが
提案されている(特開昭57−54773)。
このプーリは回転を伴う遠心力でプーリに含浸
した帯電防止剤が除々に外周に移行してベルトに
付着するため、ベルトに帯電防止剤を単に塗布し
ただけの場合のように早期に帯電防止効果を消失
せず、長期にわたつてその効果を維持できる特長
がある。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記小型プーリはベルトに接触する部
分以外も大気に触れるため、開放した雰囲気で使
用する場合には帯電防止剤が蒸発し易い不具合が
あつた。
また上記小型プーリは帯電防止剤が蒸発した場
合には、プーリを取外して再度帯電防止剤を含浸
させるか、或いは帯電防止剤を含浸した新しいプ
ーリに交換する必要があるため、帯電防止効果の
更新時にはベルト及びプーリの脱着作業を要する
煩わしさがあつた。
本考案の目的は、伝動用ベルトの摩擦により発
生する静電気の帯電を防止して、微細なダストの
付着を防ぎベルトの摩耗の進行を遅延させ、ベル
トの寿命を延長させる帯電防止プーリを提供する
ことにある。
また本考案の別の目的は、帯電防止剤が蒸発し
にくくより一層長く帯電防止効果を持続すること
ができ、かつ帯電防止効果の更新作業を簡便に行
うことができる帯電防止プーリを提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の帯電防止
プーリは、第1図に示すようにベルト16が掛け
られるプーリ溝15に交差しかつプーリ溝15の
底部15aに連通する有底孔17がその開口部に
雌ねじ17aを形成してプーリ本体14に設けら
れ、帯電防止剤を含浸した棒状体18が有底孔1
7に取外し可能にかつプーリ溝15の底部15a
においてベルト16に臨むように挿入され、ボル
ト19が雌ねじ17aに螺合して有底孔17に挿
入された棒状体18を固定するように構成された
ものである。
[作用] プーリ11〜13が回転しない状態では、棒状
体18はベルト16で覆われ大気に触ないため、
帯電防止剤は蒸発しにくい。プーリ12が回転す
ると、その遠心力により棒状体18に含浸してい
た帯電防止剤がプーリ溝16に滲み出る。この滲
み出た帯電防止剤の吸湿性とイオン性により、プ
ーリ溝15の表面の導電性が高められ、プーリ本
体14に帯電しようとする静電気を大気中に放散
し、プーリ本体14の帯電を防止する。帯電防止
剤が蒸発すればボルト19を外して新しい棒状体
18と交換する。
[実施例] 次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。
第5図に示すように、エンジン10の前部に
は、クランクプーリ11とクーラントポンププー
リ12とオルタネータプーリ13とが設けられ
る。これらのプーリ11〜13には、この例では
第1図に示すように、7本のプーリ溝15が形成
され、これらのプーリ溝15には7山のポリVベ
ルト16が掛けられベルトトレーンを形成する。
第1図〜第4図はクーラントポンププーリ12
の拡大図である。このプーリ12の前方からドリ
ルにより2つの有底孔17がプーリ本体14に穿
設される(第2図)。この有底孔17はプーリ溝
15に直交し、このプーリ溝15の底部15aに
連通する。この有底孔17には帯電防止剤を含浸
した棒状体19が取外し可能に挿入される。棒状
体18はフエルト芯のような繊維集合体からな
り、プーリ溝15の底部15aにおいてベルト1
6に臨むように挿入される。帯電防止剤として
は、硫酸エステル塩型アニオン界面活性剤、りん
酸エステル塩型アニオン界面活性剤、第4級アン
モニウム塩型陽イオン界面活性剤等を用いること
ができる。
有底孔17の開口部には雌ねじ17aが形成さ
れ、有底孔17に挿入された棒状体18はこの雌
ねじ17aにボルト19を螺合して固定される。
第5図に示したクランクプーリ11及びオルタネ
ータプーリ13についても前記クーラントポンプ
プーリ12と同様に構成される。
このように構成されたプーリ12及び13は、
クランクプーリ11が回転すると、Vベルト16
を介して回転する。このときこれらのプーリ11
〜13の溝側面にはVベルト16の側面が接触し
て激しく摩擦し、この摩擦により回転力が伝達す
る。これと同時にVベルト16とプーリ溝15と
の間には静電気が発生する。一方、プーリ11〜
13の回転遠心力により、棒状体18に含浸して
いた帯電防止剤がプーリ溝15に滲み出る。
この結果、プーリ溝15の表面には帯電防止剤
の皮膜ができ、吸湿性とイオン性が生じて導電性
が高まるため、Vベルト16との摩擦で発生した
静電気はプーリ溝表面から大気中に放散する。こ
れにより、エンジン10の周囲に微細なダストが
舞い上がつてもプーリ11〜13の帯電は防止さ
れているため、プーリ11〜13にダストが付着
することがない。
プーリ11〜13が回転しない状態では、棒状
体18はベルト16で覆われ大気に触れないた
め、帯電防止剤は蒸発しにくい。また棒状体18
から帯電防止剤が蒸発すれば、プーリ前部に設け
たボルト19を外して、帯電防止剤を含浸した新
しい棒状体18と交換する。
なお、上記例では棒状体18の本数が2本の例
を示したが、プーリの径に応じて増減することが
できる。
また、プーリの形状は、V字状の山数が多いポ
リVベルトが掛けられるVプーリに限らず、ベル
トの形状、材質等により摩擦による静電気発生量
の多い他のプーリにも適用することができる。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案によれば、プーリの
遠心力により帯電防止剤がプーリ溝に滲み出るた
め、プーリ表面に吸湿性とイオン性が生じて導電
性が高まり、ベルトの摩擦によりプーリに発生し
た静電気はこれらの性質により大気中に放散され
る。この結果、微細なダストの付着が防止でき、
ベルトの摩耗の進行を遅延させ、ベルトの寿命を
長くすることができる。
特に、棒状体を有底孔内に挿入してボルトで固
定したため、従来の帯電防止プーリと異なり、帯
電防止剤が蒸発しにくくより一層長く帯電防止効
果を持続することができる。また従来の帯電防止
プーリのようにベルトやプーリの脱着作業を要す
ることなく、ボルトの脱着作業だけで帯電防止効
果の更新作業を簡便に行うことができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例プーリの縦断面図。第
2図はそのA−A線断面図。第3図は第1図の要
部拡大断面図。第4図は第3図の要部平面図。第
5図は本考案一実施例プーリのベルトトレーンを
示すエンジン正面図。 11,12,13:プーリ、14:プーリ本
体、15:プーリ溝、15a:プーリ溝の底部、
16:ポリVベルト、17:有底孔、18:棒状
体、19:ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ベルト16が掛けられるプーリ溝15に交差し
    かつ前記プーリ溝15の底部15aに連通する有
    底孔17がその開口部に雌ねじ17aを形成して
    プーリ本体14に設けられ、 帯電防止剤を含浸した棒状体18が前記有底孔
    17に取外し可能にかつ前記プーリ溝15の底部
    15aにおいて前記ベルト16に臨むように挿入
    され、 ボルト19が前記雌ねじ17aに螺合して前記
    有底孔17に挿入された棒状体18を固定するよ
    うに構成された帯電防止プーリ。
JP1985024424U 1985-02-22 1985-02-22 Expired JPH0326348Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985024424U JPH0326348Y2 (ja) 1985-02-22 1985-02-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985024424U JPH0326348Y2 (ja) 1985-02-22 1985-02-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61140255U JPS61140255U (ja) 1986-08-30
JPH0326348Y2 true JPH0326348Y2 (ja) 1991-06-07

Family

ID=30518562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985024424U Expired JPH0326348Y2 (ja) 1985-02-22 1985-02-22

Country Status (1)

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JP (1) JPH0326348Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS608376B2 (ja) * 1980-09-16 1985-03-02 北辰工業株式会社 小型プ−リ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61140255U (ja) 1986-08-30

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