JPH0326396Y2 - - Google Patents

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JPH0326396Y2
JPH0326396Y2 JP1986089124U JP8912486U JPH0326396Y2 JP H0326396 Y2 JPH0326396 Y2 JP H0326396Y2 JP 1986089124 U JP1986089124 U JP 1986089124U JP 8912486 U JP8912486 U JP 8912486U JP H0326396 Y2 JPH0326396 Y2 JP H0326396Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、高温流体を移送する配管、バルブあ
るいはスチームトラツプなどの流体移送装置に取
付けられる成型保温カバーに関するものである。
さらに詳しくは、当該流体移送装置の被保温体の
外形に実質的に密着しうる2個の半割体の成型保
温カバーであつて、優れた機械的強度を有する成
型保温カバーに関するものである。
(従来の技術) 石油精製工場では、原油、蒸留留出油、蒸留残
渣油、接触反応生成油あるいは生成ガスなどの流
体を、各種配管によつて移送している。それら配
管には流量調節用のバルブ、水蒸気抜きのスチー
ムトラツプ、流体からゴミ等を除去するためのス
トレーナーなどが設置されている。
工場の生産性を高めるには、加熱された流体の
もつ熱エネルギーの逸散を抑制することが重要で
あり、かかる省エネルギー技術として流体移送装
置の周囲には保温材を取付ける保温手段が一般に
採用されている。かかる保温手段としては、保温
材の種類および形状によつて1)布状保温材を用
いた巻付法、2)ブロツク状保温材を用いた箱形
成法及び3)半割型成型保温材を用いた密着取付
法などに大別される。巻付法は、小径配管などの
一定外観形状を有する被保温体を対象とする場合
には、施工が容易で経費も少ないが外観形状が複
雑な被保温体を対象とする場合には施工が困難で
ある。また、箱形成法は大型で複雑な外観形状の
被保温体を対象とする場合にも保温作業が行なえ
ることから、各種の保温方法が提案されている。
この一例として、特開昭54−157371号公報を挙げ
ることができる。この発明は、保温材のブロツク
を接合し箱を作る要領でバルブ、フランジ等の被
保温体を囲むことを特徴とする保温工法を開示す
るものである。
さらに密着取付法は、特に小型で外観形状が複
雑な被保温体を対象とする場合に極めて有効な保
温方法で、近年になつて保温材の成型技術の向上
と省エネルギー政策の強化から注目されている保
温方法である。かかる密着取付法としては、実開
昭55−43161号公報を例示することができる。こ
の考案は、プラスチツク製品及びコルク等の保温
材を成型し、これを左右、上下に一体形として組
み合せて、バルブやフランジ等に施工しうるよう
にした保温材を開示するものである。また本考案
者らの提案した実開昭59−22393号公報を挙げる
ことができ、この明細書で特定性状を有するセラ
ミツクフアイバーを、被保温体の外形に密着しう
るよう2個の半割体とし、これを組合せるように
した成型保温カバーについて開示した。
(考案が解決しようとする問題点) 流体移送装置の保温方法で、複雑な外観形状を
有する被保温体を対象とする場合は、特に密着取
付法が有効であるが、従来のこの保温方法には次
のような問題点がある。
(1) 被保温体が大型で形状が極めて複雑な場合、
保温材半割体の成型が困難なこと。
(2) 保温材の成型性および被保温材の施工性を向
上せんとすれば特殊な接着材および補強板、取
付部材などを要し、経費が高くなる。
(3) 公知のセラミツクフアイバーやケイ酸カルシ
ウムなどの保温材は、強度が小さく被保温材へ
の取付け時に損傷しやすいこと。セラミツクフ
アイバーは、シリカとアルミナをほぼ1:1の
割合で成分として含有するものであり、その成
型保温カバーは該フアイバーのバルク(長さ約
1〜5mm)を成型して3〜20mm程度の厚さに成
型したものであるが、当該カバーは曲げ強度が
10Kg/cm2以下であるものが多いため、外力によ
り変形しやすく被保温体へ取付けても長時間使
用することができないという問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するために、セラ
ミツクフアイバーからなる保温カバーの外表面に
機械的強度の大きな布状無機繊維を接着すること
により、液体移送装置の被保温体外形に実質的に
密着しうる2個の半割体からなる成型保温カバー
を提供するものである。
本考案の第1の特徴は、補強材として炭素繊維
など強度の高い無機繊維を、セラミツクフアイバ
ー保温カバーに接着したことである。本考案の第
2の特徴は、補強材とセラミツクフアイバーとを
複合化して、容易にしかも安価な成型保温カバー
を得られるようにしたことである。更に本考案の
第3の特徴は、機械的強度が改善された成型保温
カバーを、被保温体に容易に取付けうるようにし
たことである。即ち、本考案の要旨は、流体移送
装置の被保温体外形に、実質的に密着しうる2個
の半割体の組合せからなる成型保温カバーにおい
て、主成分のセラミツクフアイバー保温カバーの
外表面に補強材として布状無機繊維を配合するこ
とにより曲げ強度を向上させたことを特徴とする
成型保温カバーである。
次に、本考案の概要を図面を用いて説明する。
第1図は、本考案の成型保温カバー1及び2を配
管のバルブ20外表面へ取付けた状態を示してい
る。成型保温カバーは、半割型で配管24に設け
られたバルブの高温流体通過部分を左右から包囲
するように形成されている。成型保温カバーは、
主成分としてセラミツクフアイバーからなり、特
に当該カバーの外表面には炭素繊維などの無機繊
維が接合され機械的強度が高められるよう構成さ
れている。炭素繊維は、保温カバーの外表面全体
へ接合されうるが、当該カバーの側端部6,7が
互いに係合しあう係合部分4には特に弾力性が要
求されるので重点的に接合されている。また、成
型保温カバーはその中央括れ部の外周を針金30
で巻締するので、該括れ部9にも布状炭素繊維が
接合される。炭素繊維は、短繊維または長繊維か
ら得られたペーパー、クロスあるいは不織布など
の形態で使用される。布状炭素繊維の巾は、3〜
50mmが好ましい。炭素繊維は、成型保温カバーの
外表面へエポキシ樹脂や不飽和ポリエステルなど
のマトリクス樹脂や無機系接着剤を用いて被着し
硬化させる。雨水の侵入を防止するため、成型保
温カバーには必要によりマスチツクを塗付するこ
とができる。
第2図は、第1図に示した成型保温カバーのX
−X面における縦断面を示している。セラミツク
フアイバー成型保温材は、内側部5をセラミツク
フアイバーのみにて構成し、その外表面10に布
状炭素繊維が接着されている。特に強い外力の加
わる係合部4及び中央括れ部9に重点的に炭素繊
維が被着されている。第2図は、成型保温カバー
2個を組合せた状態を示すが、上部にバルブステ
ム部20の開孔、中央部に配管部24の開孔が形
成される。
流体移送装置のバルブへ本考案の成型保温カバ
ーを取付けるには、当該保温カバーを第1図の如
く包設したあと、その中央括れ部を針金やひも等
で巻締し、保温カバー係合部の上から粘着テープ
10を貼着すればよい。粘着テープとしては、基
材が織布、耐熱性樹脂もしくはアルミ箔などの片
面に糊剤が塗付されたものを採用する。なお、針
金などによる巻締に代え、係合部にシリコンコー
キング剤による接着で取付けることができる。
以上、補強材の無機繊維として炭素繊維を採用
した場合について説明したが、本考案では炭素繊
維に限定されず引張強度がセラミツクフアイバー
よりも大きな無機繊維であればよい。即ち、引張
強度が100Kg/mm2以上の炭化珪素繊維、ガラス繊
維、窒化珪素繊維、ボロン繊維あるいはアルミナ
繊維などを補強材として使用することができる。
特に引張強度が100Kg/mm2〜300Kg/mm2の炭素繊維
は、セラミツクフアイバーとの相乗効果が高く、
かつ入手が容易なため好ましい補強材である。
また、本考案の成型保温カバーは、バルブのハ
ンドル下部(バルブ本体の上面)が被覆されるよ
うな形状で例示したが、250℃以上の流体を移送
する装置では、当該バルブのボルトの熱膨脹が大
きいので目視検査が必要なため、カバーの上面を
開放した形状とするのが好ましい。
次に本考案の成型保温カバーの製造方法につい
て説明する。本考案の成型保温カバーは、保温材
主成分のセラミツクフアイバーのバルク状原料
を、硬化剤を溶解した水溶液中に分散させ、この
中に成型用金型を挿入し、減圧吸引することによ
り保温カバーのベースを得て、外表面に補強材を
接着することによつて製造する。即ち、本考案の
成型保温カバーは、公知の金型による湿式吸引法
によつて製造することができる。湿式吸引法は、
セラミツクフアイバーを水に均一に溶解し、硬化
剤等の添加剤を加え、この分散体を収容した水槽
中に、金網を外面にかぶせた被保温体の金型を据
え、金網と反対側の吸引口から真空ポンプで水溶
液のみを外部へ抜き出し、金網の上面へセラミツ
クフアイバーを積層せしめ所定厚さとなつたとこ
ろで水槽から取り出して乾燥させることにより製
造する方法である。成型保温カバーの外表面への
補強材の被着は、被着箇所がポイントとなる。即
ち、セラミツクフアイバー成型保温カバーは被保
温体への取付に当り大きな機械的強度を要する箇
所に、重点的に適切な形態の補強材を配合するこ
とが重要である。このため、成型保温カバーの側
端係合部および針金等による締付部に補強材が接
着される。炭素繊維の特性上、特に当該部であつ
て成型保温カバーの外面に補強材を配合するのが
有効である。また、補強材の形態は、セラミツク
フアイバーと同一長か、より長めの繊維長を有す
る補強繊維から製造されたペーパー、クロスもし
くは不織布であることが必要とされる。補強材
は、セラミツクフアイバー成型保温カバーの外表
面上に無機接着剤もしくは有機接着剤によつて接
着される。無機接着剤としては公知の接着剤、例
えばアラルダイド、アロンアルフア、セメダ
インなどが使用しうる。有機接着剤としては、
エポキシ系合成樹脂のエピコート、エビフロン
、ERLおよびEpシリーズなどが挙げられ
る。有機接着剤は、浸漬法もしくはスプレイ法に
より補強材あるいは成型保温カバー上の補強材へ
付着させ、必要により樹脂硬化剤を添加後、100
〜200℃で1〜2時間加熱し接着させる。
こうして製造した成形保温カバーは、曲げ強度
(JIS A 9510の6.4を参照)が11Kg/cm2以上、特
に炭素繊維を1〜40重量%配合した場合20〜50
Kg/cm2の曲げ強度を示す。
(考案の効果) 本考案は、従来機械的強度が弱かつたセラミツ
クフアイバー成型保温カバーの強度を改善すする
ために炭素繊維などの補強材を配合したものであ
る。特に炭素繊維は、セラミツクフアイバーより
も引張強度が高いので、該繊維を外表面に被着し
た成型保温カバーは、従来より格段に優れた曲げ
強度を有する。
更にセラミツクフアイバー成型保温カバーと炭
素繊維との接着に無機系または有機系接着材を用
いるので、接着力が強くしかも撥水性があり雨水
の侵入を防ぎ長期間安定して使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の成型保温カバーを流体移送
装置(バルブ)へ取付けた状態を示す説明図で、
第2図は第1図のX−X面で切断した場合の本考
案成型保温材の縦断面図である。 1,2……成型保温カバー、4……係合部補強
材、5……保温カバーのベース、9……中央括れ
部補強材、10……粘着テープ、30……針金。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 流体移送装置の被保温体外形に実質的に密着
    しうる、2個の半割体の組合せからなる成型保
    温カバーにおいて、主成分のセラミツクフアイ
    バー保温カバー外表面に当該セラミツクフアイ
    バーより引張強度の大きな布状無機繊維を接着
    することにより、曲げ強度を向上させたことを
    特徴とする成型保温カバー。 2 無機繊維が、100Kg/mm2〜300Kg/mm2の引張強
    度を有する繊維である特許請求の範囲第1項に
    記載の保温カバー。 3 布状無機繊維を、セラミツクフアイバーに対
    し1〜40重量%配合させる特許請求の範囲第1
    項又は第2項に記載の保温カバー。 4 無機繊維が、炭素繊維である特許請求の範囲
    第1項〜第3項のいずれかに記載の保温カバ
    ー。 5 無機繊維が、繊維長2mm〜30mmである特許請
    求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の保
    温カバー。 6 曲げ強度が、11Kg/cm2以上である特許請求の
    範囲第1項に記載の保温カバー。
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KR101599449B1 (ko) * 2015-02-06 2016-03-03 (주)동인엔지니어링 밸브유닛용 단열재 보호커버

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