JPH03270799A - 排水処理方法 - Google Patents

排水処理方法

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JPH03270799A
JPH03270799A JP2068188A JP6818890A JPH03270799A JP H03270799 A JPH03270799 A JP H03270799A JP 2068188 A JP2068188 A JP 2068188A JP 6818890 A JP6818890 A JP 6818890A JP H03270799 A JPH03270799 A JP H03270799A
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Fumiyuki Suzuki
文行 鈴木
Toshimitsu Okutsu
俊光 奥津
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテレフタル酸を主とする2官能性カルボン酸と
エチレングリコールを主とするグリコールとから直接重
合法(以下には直重法と略称する)によりポリエステル
を製造するに際し、エステル化反応工程および/または
グリコール回収工程から排出される含水排液を処理する
方法に関するものである。
[従来の技術] ポリエチレンテレフタレートの製造法としてはジメチル
テレフタレートとエチレングリコールとを原料とするD
MT法と、テレフタル酸とエチレングリコールとを原料
とする直重法とが知られている。従来はDMT法で製造
されることが多かったが、原料のテレフタル酸の製造法
の進歩により純度が向上して直重法で品質のよいポリエ
チレンテレフタレートが得られるため、製造原価上有利
な直重法が採用されるようになった。
直重法により、ポリエチレンテレフタレートを製造する
場合、テレフタル酸と°エチレングリコールとのニスチ
ル化反応の工程で発生する水はエステル化反応装置に付
属する蒸留塔等の分離装置でエチレングリコールと分離
され、含水排液とし排出される。
また、重縮合工程で発生するエチレングリコールは蒸留
回収し、再使用することが一般的におこなわれているが
、この工程でも軽沸物として含水排液が排出される。
これらの含水排液にはエチレングリコールやそれらに由
来する有機物質が多量に含まれ、化学的酸素要求量(C
OD)が高くそのままでは河川等に放流することはでき
ない。このようにCODの高い含水排液はく一般工業排
水と合わせて〉活性汚泥性処理してCODを下げ、放流
するのが一般的である。
ポリエステルを製造するに際し、エステル化反応工程お
よび/またはグリコール回収工程から排出される含水排
液は、テストの結果活性汚泥処理での分解性が悪く、河
川等に放流する許容値にまでCODを下げるには大量の
水で希釈する以外に方法のないことが判明した。しかし
ながら大量の水で希釈することは、コストの問題や、地
下水汲み上げ規制の問題等のため解決策とならない。
[解決しようとする課題] 直重法によるポリエチレンテレフタレート製造における
テレフタル酸とエチレングリコールとのエステル化反応
工程および/またはグリコール回収工程から排出される
含水排液を活性汚泥法により処理して、すみやかにかつ
低コストで排水のCODを排出の許容値に入るように下
げ、河川等に放流できるようにすることである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、ポリエステル製造工程からの含水排液に
は、エチレングリコール以外に多量の2−メチル−1,
3ジオキソランが含有され、これが生物分解性が非常に
悪いことを見いだし、直重法によるポリエチレンテレフ
タレート製造におけるテレフタル酸とエチレングリコー
ルとのエステル化反応工程および/またはグリコール回
収工程から排出される含水排液を活性汚泥処理する前に
活性汚泥処理に適合させるための処理方法について鋭意
検討をおこなった結果本発明の方法に到達した。
すなわち、テレフタル酸を主とする2官能性カルボン酸
とエチレングリコールを主とするグリコールとから直接
重合法によりポリエステルを製造するに際し、エステル
化反応工程お・よび/またはグリコール回収工程から排
出される含水排液を強酸性イオン交換樹脂に接触させた
後、活性汚泥処理をおこなうことを特徴とする排液処理
方法である。
本発明の強酸性イオン交換樹脂に接触させた後、活性汚
泥処理をおこなうことの有効性は、クーロメータによっ
て、エチレングリコールを含む含水排液と、2−メチル
−1,3ジオキソランを含む含水排液とを、生物による
分解による酸素消費量を測定することによって確かめる
ことができる。測宝結果を第1図に示した。
第1図にて示される通り、エチレングリコールを含む含
水排液では3日目で酸素が消費され始め分解が始まった
ことがわかる(曲線a)、つぎに(曲線b)にて示され
るように2−メチル−1,3ジオキフランを含む含水排
液では、栄養源を添加していない液による基礎代謝の実
験の場合(曲線C)と同じ(30日間のテストでは全く
分解の兆候が見られなかった。これにだいし2−メチル
−1,3ジオキソランを含む含水排液を、強酸性イオン
交換樹脂を充填したカラムを通した場合には(曲線d)
エチレングリコールがを含む含水排液の場合と同様に3
日目で酸素の消費を示し分解が始まったことを示してい
る。
本発明の直接重合法によりポリエステルを製造するに際
し、エステル化反応からの含水排水を前処理するのに用
いられる強酸性イオン交換樹脂は架橋された不溶性の有
機高分子化合物の側鎖に強酸基を有する化合物である。
強酸基の例としては硫酸基、リン酸基およびスルホン酸
基が挙げられる。強酸性イオン交換樹脂の具体的な例を
挙げれば、ダイヤイオン(SKIB、PK216) 、
アンバーライト (IR−120B、IR−118)、
ダウエックス(5Qwx8  HCP) 、レバチット
 (S−100)等である。
本発明は、回分法、半連続法または、連続法の何れのポ
リエステル製造方法にも適用可能であるが、回分法によ
り説明する。
テレフタル酸トエチレングリコールは、エステル化反応
缶に投入前、もしくはエステル化反応缶内でスラリー状
としておく。テレフタル酸とエチレングリコールの仕込
みモル比は1:1.05から2:2.5が好ましい。
続いて、反応缶を昇温しスラリーを加熱して、テレフタ
ル酸とエチレングリコールのエステル化反応を開始する
。反応は、系を攪拌しながらおこない、その温度は24
0〜280℃が好ましい。反応の圧力は、常圧もしくは
加圧下で操作され、5kg/cfflG以下が好ましい
。エステル化反応は、とくに触媒を用いずとも進行する
。反応缶に付属する蒸留塔から、エステル化反応で副生
ずる水を除去しながら反応を進める。除去された水は、
含水排液としてポリエステル製造装置から排出される。
エステル化反応が終了すると、水の留出は止まる。
エステル化反応が終了すると続いて重縮合反応工程に入
る、重縮合反応は減圧下、270〜290℃で縮合反応
で副生ずるエチレングリコールを、反応系外に除去しな
がらおこなわれる。反応液の突沸を避けるため、初期の
減圧は徐々におこなうことが好ましい。通常採用されて
いる最終の真空度は1か、)0.01Torrである。
重縮合反応触媒は、重縮合反応工程開始以前に添加して
おくことが好ましい。
重縮合反応系からガスとして除去されたエチレングリコ
ールは、凝縮器にて液化され、回収再使用される。
反応系から除去される熱いガス状のエチレングリコール
を凝縮させるには、多管式熱交換器のような冷却伝熱面
で凝縮させる方法と、10℃程度に冷却されたエチレン
グリコールと接触させ凝縮させる方法とがある。
前者は設備が簡単であるが、伝熱面にスケールが析出し
易く、工業規模での長期運転には適さないので、工業的
生産設備としては後者が採用される場合が多い。
ここで排出されるエチレングリコールは、蒸留回収され
ポリエステル原料として再使用される。エチレングリコ
ール回収用蒸留設備には、回分式、連続式の何れも採用
される。エチレングリコールは沸点が高いので、50〜
150Torr程度の減圧蒸留が採用されることが多い
。この回収装置からは、軽沸物として水が排出される。
この水とエステル化反応で除去された水には多量の2−
メチル−1,3ジオキソランが含有されるので、強酸性
イオン交換樹脂にて処理した後、活性汚泥処理装置に送
ることですみやかにかつ低コストで排水のCODが排出
の許容値に入るようにすることが可能になる。
排水をイオン交換樹脂にて処理するためには、攪拌槽中
で樹脂と排水とを分散混合した後排水と樹脂を濾別する
方法や、イオン交換樹脂を充填したカラムを通過させる
方法等がある。工業的には後者の方が好ましい。
[実施例] 本発明について、実施例によって具体的に説明する。た
だし、この具体例によって本発明が限定されることはな
い。
以下の実施例で使用する含水排液等の組成分析には品出
製のGC−8A型ガスクロマトグラフ分析計を用いた。
使用条件は次の通りである。
使用カラム;ガスクロパック55 (60/80 メツ
シュ)3φ×2m キャリア 二 窒素ガス 検出器  :  FID (実施例−1) 固体酸触媒カラムの評価実施例1、エ
ステル化留出液の分解性改良 エステル化反応凝縮水をガスクロマトグラフ法で分析し
たところ2−メチル−1,3ジオキソランを0.25%
とエチレングリコール1.3%を含んでいた。
このエステル化反応凝縮水を100mjiずつ2種サン
プリングしA液、B液とした。
A液は処理せず、B液のみをアンバーライ)IR118
を11充填したカラムに通した。
B液をガスクロマトグラフ法で分析したところ、2−メ
チル−1,3ジオキソランは0.03%エチレングリコ
ール1.4%となっていた。
A液、B液それぞれ7.5gずつを下記(第1表)の基
礎培養液と、30ppmの標準汚泥(財団法人化学品試
験所)とともに、大意電気(株)製クーロメータ培養ビ
ンに仕込み、分解性試験をおこなった。
第1表 基礎培養液組成 ■〜■液のそれぞれ3mlを採取し、混合した液に蒸留
水を加えて11にし、pH=7.2に調節した液。
20日までのテスト結果を第2表に示す。
(第2表〉 理したB液には2−メチル−1,3ジオキソランを0、
1%とエチレングリコール1.6%を含んでいた。
A液、B液それぞれ1.5 gづつを上記(第1表)の
基礎培養液と、30ppmの標準汚泥(財団法人化学品
試験所)とともに、大意電気(株)製クーロメータ培養
ビンに仕込み、分解性試験をおこなった。
20日までのテスト結果を第3表に示す。
(第3表) イオン交換樹脂のカラムを通すことにより、明らかに生
物分解性が向上することが判る。
2、エチレングリコール回収設備排水の分解性改良ポリ
エチレンテレフタレートの重縮合工程から排出されるエ
チレングリコールを蒸留回収する設備から、低沸点物と
して排出される水を、含水排液として集め、ガスクロマ
トグラフ法で分析したところ2−メチル−1,3ジオキ
ソランを2.1%とエチレングリコール0.4%を含ん
でいた。
この含水排液を2分しそれぞれA液、およびB液とする
。その一方の液(B液)のみをアンバーライトIR−1
18にて処理した。アンバーライトで処この場合もイオ
ン交換樹脂のカラムを通すことにより、生物分解性が大
幅に向上することが判る。
4 発明の効果 直接重合法によりポリエステルを製造するに際し、エス
テル化反応工程および/またはグリコール回収工程から
排出される含水排液を強酸性イオン交換樹脂に接触させ
ることにより、含水排液を活性汚泥処理した後、一般工
業排水として排出することが可能第1図は、含水廃液(
4種)について、生物により分解する際に必要とした酸
素の消費量をクーロメータによって測定した結果を示し
ている。
−に

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. テレフタル酸を主とする2官能性カルボン酸とエチレン
    グリコールを主とするグリコールとから直接重合法によ
    りポリエステルを製造するに際し、エステル化反応工程
    および/またはグリコール回収工程から排出される含水
    排液を強酸性イオン交換樹脂に接触させた後、活性汚泥
    処理をおこなうことを特徴とする排液処理方法。
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