JPH0327142Y2 - - Google Patents

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JPH0327142Y2
JPH0327142Y2 JP18752084U JP18752084U JPH0327142Y2 JP H0327142 Y2 JPH0327142 Y2 JP H0327142Y2 JP 18752084 U JP18752084 U JP 18752084U JP 18752084 U JP18752084 U JP 18752084U JP H0327142 Y2 JPH0327142 Y2 JP H0327142Y2
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board
heat insulating
wood
insulating sheet
heat
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JP18752084U
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JPS61100714U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はセメント瓦屋根等に使用して好適な野
地材に関するものである。
(従来の技術) 瓦屋根等の野地板に断熱性を与える為に、例え
ば実公昭51−12041号公報記載の野地材のように、
パーチクルボードの裏面に発泡熱可塑性樹脂板を
複数個隔設したものが知られており、発泡熱可塑
性樹脂板を下面にして母屋材に固定し、上面にル
ーフイングを敷設した上に屋根瓦材を葺くことに
よつて屋内側と屋外側の断熱性を得ようとするも
のである。
(考案が解決しようとする問題点) 然し乍ら、上記従来の野地材では、断熱材とし
てポリスチレン等殆ど吸水性、吸湿性のない樹脂
層が用いられている為、例えば、浴室や台所等で
大量に発生し、上昇してきた水蒸気は吸収されず
母屋材・束材・梁等の木材表面に結露したり、吸
収されたりして木材を傷めたりする欠点がある
上、雨水がルーフイングから漏れた場合に野地板
に吸収された雨水は容易に蒸発できないので、野
地板は乾燥されず、水分を含んだ野地板の断熱性
が劣り、強度や耐久性にも悪影響をもたらすので
ある。
(考案の目的) 本考案の第一の目的は、上記従来の欠点を解消
し、屋根内部の過剰な水蒸気を吸収して空気を乾
燥に導き、水分が母屋材等の木材に結露したり吸
収されて木材を傷めることがなく、また、冬期等
の屋内側の空気が過乾状態になつた場合に適度の
湿気を供給して湿度を調節し過乾による木材の歪
や火災に対する危険性を減少させることにある。
本考案の第二の目的は、従来、セメント瓦に含
まれる水分が冬季に凍結し、それが屋内の熱によ
つて融解され、この凍結・融解による水の体積変
化が反覆されることによるセメント瓦の割れを防
ぐ為に、野地板を常に乾燥させて断熱性を保持さ
せることにより屋内からの熱を遮断し瓦が含む水
分の凍結・融解の反覆を防止して瓦の割れを防ぐ
ことのできる野地材を提供せんとするものであ
る。
(実施例) 本考案の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図に於いて、木材の野地板2の下面に酢酸
ビニルエマルジヨン接着剤3,3、…が間隔をお
いて塗布され、耐熱性繊維からなる断熱シートと
してガラス繊維からなる厚手の断熱シート4が接
着剤3,3、…により接着されている。断熱シー
ト4の表面に酢酸ビニルエマルジヨン接着剤3
1,31、…が間隔をおいて塗布され、吸湿性並
びに放湿性を有する繊維質からなる表面層として
木綿のフエルト5が接着剤31,31…により接
着されている。
尚、接着剤3,3、…、31,31…は接着さ
れるシート4及びフエルト5の内部に含浸される
ことなく、これらの表面のみに塗布されるので、
断熱シート4及びフエルト5の内部は繊維構造が
そのまま残されて通気性が保たれている。即ち、
断熱シート4とフエルト5の接着面は断熱シート
4の表面にある線状のガラス繊維とフエルト5の
表面にある繊維とが交叉する部分に於いて接着さ
れるので、接着面には断熱シート4とフエルト5
の空隙を遮断するような接着剤の皮膜が形成され
ることはなく、断熱シート4とフエルト5との空
隙は連続しており、両者が積層された後でも通気
性が充分に残されているのである。
本考案で使用される野地板は木材の単板の他、
合板或いは木材の小片を固めたパーチクルボード
でもよい。断熱シートの材質は、ガラス繊維の
他、石綿、岩綿、鉱滓綿等の耐熱性と断熱性とを
兼ね備えたものが使用され、形態としてはフエル
トの他、不織布、織布、編物も使用可能である。
表面層の材質は木綿の他、木材パルプ、羊毛等
の天然セルロース、ビスコースレーヨン、アセテ
ートレーヨン等の人造セルロース、また、ナイロ
ン、アクリル、ポリビニルアルコール等の合成樹
脂繊維も使用でき、その形態としては、断熱シー
トと同様なものが使用される。
断熱シートと表面層は、上記の種々の材質或い
は形態の組合せが可能である。
野地板と断熱シート、断熱シートと表面層との
接着に用いる接着剤は酢酸ビニルエマルジヨンの
他、天然ゴム系、合成ゴム系、ポリウレタン系、
ビニル系、フエノール系等のものが使用でき、必
ずしも全面に塗布する必要はなく、例えば、格子
状、縞状に塗布してもよく、このようにすれば接
着剤の皮膜の面積が少なくなり、後述するように
野地板裏面からの水分蒸発が妨げられず野地板を
乾燥させる点に於いても効果的である。
第2図は接着剤を使用しない、通気性の優れた
本考案の他の実施例を示し、断熱層4に重ねられ
た表面層51の上からステープル6,6、…を野
地板2に打ち込んで張り着けている。
第3図は本考案の他の実施例を示し、図におい
て、41は捲縮されたガラス繊維によりフエルト
状になされた断熱シートであり、52は吸湿性の
高い板紙からなる表面層である。
次に、上述の如く構成された本考案野地材1の
使用態様を説明すると、第4図に示すように、断
熱シート4を下にして垂木7,7、…に釘8,
8、…により野地材1を固定し、野地板2の上面
に防水シート9を敷き、その上にセメント瓦10
を順次葺き上げる。
(考案の効果) 本考案野地材においては、野地板の裏面に断熱
シートが取着されているので、屋内側、屋外側の
気温に温度差があつても野地板の表裏両面の温度
差が小さくなり、特に、瓦に含まれている水分が
冬季に凍結しても屋内からの熱で融解されること
がなく、凍結・融解が反覆して瓦に割れを生ずる
ことが避けられる。
更に、該断熱シート表面には吸湿性を有する表
面層が設けられているため、浴室、台所等から上
昇してきた余分の水蒸気は表面層に吸収され、垂
木、束、梁等の木材に結露したり、吸収されるこ
とが殆ど無くなり、木材の腐食を防ぎ寿命を永く
することができる。また、余分の水蒸気は野地板
に達するまでに表面層に吸収されるので、野地板
は水蒸気によつて湿ることがなく、野地板自体の
断熱性を低下させることがない。
また、仮に防水シートから雨水が漏れて野地板
に吸収された場合、野地板上面には防水シートが
あるので湿つた野地板は容易に乾燥せず、断熱性
が極めて悪くなるが、裏面の断熱シートは繊維か
らなるため通気性があり、且つ該断熱シート表面
には吸湿性の表面層があるため、屋内側の空気が
乾燥したとき、野地板裏面から蒸発した水分は通
気性のある断熱シートの繊維間の間隙を通り表面
層に吸収され、野地板は乾燥されて断熱性は回復
する。
一方、屋内側の空気が過乾状態になつた場合、
表面層に吸収されていた水分は屋内側へ蒸発し、
屋内側の空気に適度の湿気を与え、過乾による木
材の歪を防止し、火災の危険を減少させる。そし
て表面層は乾燥し再び吸湿性を備えるのである。
更に、断熱シートは耐熱性のある材料から製せ
られているので火災に対し、防火作用をなすもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案野地材の一実施例を示す一部切
欠断面図、第2図、第3図は同上他の実施例を示
す一部切欠断面図、第4図は本考案野地材の使用
態様を示す一部切欠斜視図である。 1……野地材、2……野地板、4,41……断
熱シート、5,51,52……表面層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 木質系材料からなる野地板の裏面に耐熱性の繊
    維からなる断熱シートが取着され、該断熱シート
    の表面に吸湿性を有する繊維質からなる表面層が
    設けられてなる野地材。
JP18752084U 1984-12-10 1984-12-10 Expired JPH0327142Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18752084U JPH0327142Y2 (ja) 1984-12-10 1984-12-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18752084U JPH0327142Y2 (ja) 1984-12-10 1984-12-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61100714U JPS61100714U (ja) 1986-06-27
JPH0327142Y2 true JPH0327142Y2 (ja) 1991-06-12

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JPS61100714U (ja) 1986-06-27

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