JPH0327210B2 - - Google Patents

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JPH0327210B2
JPH0327210B2 JP4707588A JP4707588A JPH0327210B2 JP H0327210 B2 JPH0327210 B2 JP H0327210B2 JP 4707588 A JP4707588 A JP 4707588A JP 4707588 A JP4707588 A JP 4707588A JP H0327210 B2 JPH0327210 B2 JP H0327210B2
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syringe
needle
catheter
tubes
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Hiromitsu Takeyama
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、無拘束下の実験動物に対し長期間連
続的に輸液注入を行なう実験動物用輸液注入装置
に関する。
〈従来の技術〉 代謝栄養等の動物実験では、実験動物のラツト
を実験期間中できるだけストレスの生じない生理
的な状態つまり拘束しない状態に維持することが
必要となる。
例えば、ラツトを用いて静脈栄養の実験を行な
う場合、ラツトの静脈に挿入するカテーテルがラ
ツトから外れないように保持すること、及びラツ
トの動きに応じてカテーテルからポンプに接続さ
れたチユーブが自在に動くようにしなければなら
ない。
そこで、本発明の発明者は、特開昭62−116745
号公報により、カテーテルの上端に接続したシリ
ンジの一部にボールベアリングを外嵌固着し、シ
リンジを、ボールベアリングを介して固定支持部
に回転自在に支持し、シリンジの下端から実験動
物に至るカテーテルの一部分にコイルばね状チユ
ーブを接続し、シリンジのゴムキヤツプに翼状針
を差し込んだ構造の実験動物用輸液注入装置を提
案した。
〈発明が解決しようとする課題〉 近年、実験動物を使用した静脈栄養等の各種実
験において、2種類の輸液を異なつた箇所の血管
(例えば頚静脈や門脈等)に注入したり、輸液を
静脈と胃や腸に注入したりする実験が試みられる
ようになつた。
しかし、2種類の輸液を異なつた箇所の血管や
消化器系に注入するために、上記の注入装置を2
セツト用意して夫々のカテーテルを実験動物の血
管や消化器に挿入したとしても、複数のチユーブ
が複数のシリンジに接続された状態では、動物の
動きに応じてシリンジが自在に回転できず、また
複数のチユーブがからみあつて実験動物の動きを
拘速し、無拘束下での実験が良好に行えない問題
があり、2種類の輸液を異なつた箇所の血管等に
注入するための輸液注入装置が強く要望されてい
た。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、上記の課題を解決するためになされ
たもので、無拘束下の実験動物に対して複数種類
の輸液を実験動物の異なつた箇所の血管等に注入
するような実験を安全に行なうことができる輸液
注入装置を提供することを目的とするものであ
り、以下のように構成される。
すなわち、本発明の実験動物用輸液注入装置
は、無拘束状態の実験動物の血管等にカテーテル
を挿入し長期間連続的に輸液注入を行なう輸液注
入装置において、上下にゴムキヤツプにより分割
された複数の滴下室を有するシリンジがボールベ
アリングを介して固定支持部に回転自在に支持さ
れ、シリンジの下端にコイルばね状チユーブを介
して実験動物に至る複数のカテーテルが接続さ
れ、シリンジ内の各滴下室と各カテーテルとは連
通路により夫々接続され、シリンジ内のゴムキヤ
ツプに多段式翼状針が縦にかつシリンジの回転中
心と一致するように貫挿され、多段式翼状針の各
針が各滴下室に開口するように構成したものであ
る。
〈作用〉 このような輸液注入装置では、複数種類の輸液
が多段式翼状針を介してシリンジの各滴下室に入
る。そして、各滴下室から輸液がコイルばね状チ
ユーブを介して夫々のカテーテルに送られ、別々
の血管等に注入される。実験動物が動いた際のカ
テーテルの動きは、コイルばね状チユーブの伸縮
により吸収され、その回転動はシリンジがボール
ベアリングを介して自在に回転することにより吸
収され、動物内に挿入されたカテーテルの先端に
大きな力が加わらず、無拘束状態での実験を安全
に行うことができる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図はラツトを用いた静脈栄養等の実験に使
用する輸液注入装置の構成図を示し、第2図はカ
テーテル1の先端部の拡大図を、第3図は回転支
持部の拡大断面図を示している。2本のカテーテ
ル1は、第2図に示すように、合成樹脂製の2本
のチユーブ11,11の先端に夫々シリコンゴム
製のゴムチユーブ12,12を接続し、ゴムチユ
ーブ12,12の先にコイルチユーブ13,13
を介して細く柔らかい先端チユーブ14,14
(シリコンゴム製)を接続して構成され、チユー
ブ11,11の下側はワイヤコイル製で可とう性
を有する保護管15により被覆される。なお、ゴ
ムチユーブ12,12の上部にはラツトの背部皮
膚に縫合した際、抜け止めとして作用する大径部
12aが形成される。
さらに、2本のチユーブ11,11の上端はコ
イルばね状チユーブ16,17の下端に接続さ
れ、コイルばね状チユーブ16,17の上端は接
続用ゴムチユーブ18,18を介して後述のシリ
ンジ20の滴下室と連通室の下端に接続される。
コイルばね状チユーブ16,17はコイルばね形
状に成形された合成樹脂製のチユーブで、小さな
ばね定数を有しわずかな力で伸縮可能となつてい
る。そのコイルの径は任意に形成することがで
き、また、一方のチユーブ17は、必ずしも正確
なコイル形状となつていなくてもよく、余裕のあ
る長さであればよい。
シリンジ20は滴下した輸液を一時溜めるプラ
スチツク又はガラス製の2筒式の筒形容器で、第
3図,第4図に示すように、第1筒21の側部に
第2筒22を固定し、第2筒22の上部を第1筒
21に接続した形状であ。第1筒21の中間部内
に、ゴムキヤツプ23が嵌入され、これによつ
て、第1筒21内の上部に滴下室24が形成さ
れ、その下部に滴下室25が形成される。第1筒
21の上部にもゴムキヤツプ26が嵌入される。
そして、第2筒22内には滴下室24と連通する
連通室27が形成される。
第1筒21と第2筒22の下端部は狭窄され、
第5図に示すように、合せて円形断面となるよう
に形成される。このようなシリンジ20の狭窄さ
れた円形断面の下端部には、小形のボールベアリ
ング30が外嵌固着され、そして、ボールベアリ
ング30のアウタリングが固定支持部31に固定
されることにより、シリンジ20は固定支持部3
1上に立てて回転自在に支持される。ここで、ボ
ールベアリング30の回転中心つまりシリンジ2
0の下端部の中心は第1筒21の中心線上に位置
する構造となつている。なお、シリンジ20の狭
窄された下端部は、第6図に示すように、第1筒
第2筒共に円形断面とし、その周囲を合成樹脂等
で覆つて全体が円形断面となる回転軸部29を形
成してもよい。
シリンジ20の第1筒21の上部には、2本の
接続チユーブ33,33の下端に接続された2本
式翼状針40がゴムキヤツプ26に差し込まれる
と共に滴下室24を貫通し、さらに、その先端が
中間部のゴムキヤツプ23を貫通して配設され
る。
2段式翼状針40は、第7図に示すように、第
1針41の外周部に径の太い第2針42がこれを
包囲するように取り付けられて形成され、第2針
42の下端部は第1針41の中間位置で開口し、
第1針41の下端部は第2針42の下方に突出し
て開口している。第2針42の外側に翼43が取
り付けられ、さらに、第2針42の軸中心とその
下方に突出した第1針41の軸中心とは同軸上に
くるように、2段式翼状針40は形成されてい
る。
このような2段式翼状針40は、第3図のよう
に、シリンジ20の第1筒20の中心軸つまりそ
の回転軸心上に上から差し込まれ、必要に応じて
抜け防止用のアンカー44が第1針41の下部に
取り付けられる。第1針41はゴムキヤツプ23
に対し水密的に貫通しているが、針が非常に細い
ため、これを静止した状態でもシリンジ20は軽
く回転でき、また、上のゴムキヤツプ26を貫通
する第2針42とゴムの回転摩擦が非常に小さく
してあるため、これを静止した状態でもシリンジ
20は軽く回転できる。
従つて、カテーテル11つまり実験動物が動い
てシリンジ20がボールベアリング30を介して
急激に回転しても、2段式翼状針40はほとんど
回動しない。2段式翼状針40の第1針41と第
2針42の上端には、長く柔らかい接続チユーブ
33,33が余裕をもつて接続され、これらの接
続チユーブ33,33は図示しない別々の注入ポ
ンプに接続される。
第8図は別の実施例の2段式翼状針50を示す
もので、この2段式翼状針50は第1針51の側
部に第2針52が並行に固着され、その中間部の
外周に円形断面の回転軸部53が固着された構造
であり、このような、2段式翼状針50を使用す
ることもできる。
このような輸液注入装置を使用して静脈栄養素
等の動物実験を行う場合、例えば、実験用のラツ
トの頚静脈、門脈、或は胃や腸の内部に2本のカ
テーテル1,1の先端チユーブ14,14をそれ
ぞれ差し込み、ラツトの背部肩甲骨中央部等に、
ゴムチユーブ12の大径部12aの上部を絹糸に
より背部皮膚や背筋と共に縫合する。
そして、カテーテル1,1の先端を挿入したラ
ツトは輸液注入装置の下方に配置されたケージに
入れられ、ラツトの背部に突出したゴムチユーブ
12,12の末端に保護管15で被覆したチユー
ブ11,11が接続される。なお、保護管15は
チユーブ11,11がラツトによつてかみ切られ
ることを防止するために使用される。そして、こ
のような状態で、2本のカテーテル1,1を通し
て輸液がラツトの静脈、門脈、或は消化器系に注
入され、長期間無拘束下での静脈栄養等の実験が
連続して行なわれる。
実験中、ラツトはケージの中で動き回るが、チ
ユーブ11,11の上下動は柔らかいコイルばね
状チユーブ16,17の伸縮により吸収され、回
転動はボールベアリングにより自在に回転するシ
リンジ20により吸収される。すなわち、シリン
ジ20の第1筒21内に差し込まれた2段式翼状
針40とゴムキヤツプ23,26の摩擦抵抗は非
常に小さいため、シリンジ20は2段式翼状針4
0を静止したままで回転でき、シリンジ20が急
激に回り翼状針40がこれに従動して回つた場合
でも、接続チユーブ33のたわみによりこれは吸
収される。したがつて、ラツトが急激に動いた場
合でもチユーブ11,11はこれに追従して円滑
に動き、ラツト内に挿入されたカテーテルの先端
部に大きな力が加わらず、ラツトを無拘束状態に
維持しながら実験を行なうことができる。また、
このようにカテーテル先端に加わる力が小さいた
め、従来のようにラツトにハーネスを固定した
り、頭蓋骨に固定部材を接着する等の必要がな
く、ラツトに与えるストレスは非常に少なくな
り、理想的な無拘束下で、2種類の輸液を異なつ
た箇所の血管等に注入する静脈栄養等の実験を行
なうことができる。
また、1本のカテーテル1を動物の動脈に挿入
する手術を行えば、静脈栄養等の実験中にそのカ
テーテル1を介して容易に採血を行うこともでき
る。
第9図はシリンジの他の実施例を示し、このシ
リンジ60は第1筒のみにより形成され、その内
部の滴下室64はその下の滴下室65内の連通管
67を通してシリンジ下端の接続用チユーブ68
に接続され、滴下室65は他の接続用チユーブ6
9に直接接続され、上記と同様な2段式翼状針4
0がシリンジ60内のゴムキヤツプの中央に縦に
貫挿される。このように、シリンジは第1筒のみ
により形成することもできる。
第10図は、3つの滴下室74,75,76を
ゴムキヤツプ71,72,73によつて形成した
シリンジ70を使用して、3種類の輸液を夫々の
カテーテルに送るための注入装置を示している。
このシリンジ70内には2本の連通管78,79
が配設され、滴下室74は連通管78を通してシ
リンジ下端の接続用チユーブ81に接続され、滴
下室75は連通管79を通して接続用チユーブ8
2に接続され、滴下室76は直接接続用チユーブ
83に接続される。そして、3本の接続用チユー
ブ81,82,83には各々カテーテルが接続さ
れ、3段式翼状針80がシリンジ70内のゴムキ
ヤツプ71,72,73の中央に縦に貫挿され、
第1針84が滴下室74に、第2針85が滴下室
75に、第3針86が滴下室76に夫々開口す
る。この第10図のような注入装置を上記と同様
に使用すれば、3種類の輸液を夫々異つた箇所に
注入することができる。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明の実験動物用輸液
注入装置によれば、上下にゴムキヤツプにより分
割された複数の滴下室を有するシリンジがボール
ベアリングを介して固定支持部に回転自在に支持
され、シリンジの下端にコイルばね状チユーブを
介して実験動物に至る複数のカテーテルが接続さ
れ、シリンジ内の各滴下室と各カテーテルとは連
通路により夫々接続され、シリンジ内のゴムキヤ
ツプに多段式翼状針が縦にかつシリンジの回転中
心と一致するように貫挿され、多段式翼状針の各
針が各滴下室に開口するように構成したから、無
拘束下の実験動物に対し、動物に与えるストレス
を極めて少なくしながら、複数種類の輸液を実験
動物の異なつた箇所の血管に輸液注入を行うこと
ができる。
また、実験動物の動きに追従してカテーテルが
自在に動き、複数のカテーテルがからみあうこと
もないため、動物内に挿入したカテーテル先端部
に大きな力は加わらず、カテーテルが抜けてしま
うような事故は防止できる。さらに、構造が簡単
なため安価に製造でき、実用性が高い等の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図は輸液注入
装置の正面図、第2図はカテーテル先端部の拡大
図、第3図はシリンジの拡大断面図、第4図は第
3図の−断面図、第5図は同−断面図、
第6図は他の実施例の同断面図、第7図は2段式
翼状針の斜視図、第8図は他の実施例の2段式翼
状針の斜視図、第9図,第10図はシリンジの他
の実施例の拡大断面図である。 1…カテーテル、16,17…コイルばね状チ
ユーブ、20…シリンジ、23,26…ゴムキヤ
ツプ、24,25…滴下室、27は連通室、30
…ボールベアリング、40…2段式翼状針。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 無拘束状態の実験動物の血管等にカテーテル
    を挿入し長期間連続的に輸液注入を行なう輸液注
    入装置において、 上下にゴムキヤツプにより分割された複数の滴
    下室を有するシリンジがボールベアリングを介し
    て固定支持部に回転自在に支持され、 該シリンジの下端にコイルばね状チユーブを介
    して実験動物に至る複数のカテーテルが接続さ
    れ、 該シリンジ内の各滴下室と各カテーテルとは連
    通路により夫々接続され、 前記シリンジ内のゴムキヤツプに多段式翼状針
    が縦にかつ該シリンジの回転中心と一致するよう
    に貫挿され、該多段式翼状針の各針が各滴下室に
    開口する構成とした実験動物用輸液注入装置。
JP4707588A 1988-02-29 1988-02-29 実験動物用輸液注入装置 Granted JPH01221156A (ja)

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JP4707588A JPH01221156A (ja) 1988-02-29 1988-02-29 実験動物用輸液注入装置

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JP4707588A JPH01221156A (ja) 1988-02-29 1988-02-29 実験動物用輸液注入装置

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JPH01221156A JPH01221156A (ja) 1989-09-04
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ID=12765050

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JP4707588A Granted JPH01221156A (ja) 1988-02-29 1988-02-29 実験動物用輸液注入装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5656146B2 (ja) * 2010-05-19 2015-01-21 学校法人 久留米大学 薬剤投与デバイスおよび薬剤投与方法

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JPH01221156A (ja) 1989-09-04

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