JPH032799Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH032799Y2 JPH032799Y2 JP12143685U JP12143685U JPH032799Y2 JP H032799 Y2 JPH032799 Y2 JP H032799Y2 JP 12143685 U JP12143685 U JP 12143685U JP 12143685 U JP12143685 U JP 12143685U JP H032799 Y2 JPH032799 Y2 JP H032799Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving
- base
- oil pan
- receiving member
- jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 9
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 2
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 230000002079 cooperative effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Pallets (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本考案は自動車車体への組み込み前におけるエ
ンジン単体を載置するためのエンジン載置台に関
するものである。 (従来技術) 一般に自動車用エンジンにおいては、その下部
に不整定な曲面形状をもつオイルパンが取付けら
れているため、例えば自動車製造工場において、
エンジン組み立てラインにて組み立てられたエン
ジンを自動車組立ラインに搬送する場合、該オイ
ルパン部をそのままトラツクの荷台上に載置した
のではその安定性が悪くて運搬が困難でありしか
もオイルパンの強度面からも好ましくない。この
ため、一般には、第16図に示すように床板状の
基台201の適所に複数の受け治具202,20
3,204…を固定配置してなるエンジン載置台
200を用い、該エンジン載置台200の複数の
受け治具202,203,204…によつてエン
ジン210のオイルパン211の外周部分を複数
個所で支持することによつて該エンジン210
を、そのオイルパン211部分を床面から浮上さ
せた状態で載置するようにしている。 ところが、この種の従来のエンジン載置台は、
基台に取付けられる複数の治具がエンジンの種類
(即ち、オイルパンの外形形状)に応じて固定的
に取付けられていたため、該エンジン載置台がエ
ンジンの種類毎に専用化され、このため、エンジ
ンの種類が少ない場合にはさほど負担にはならな
いが、エンジンの種類が多い場合にはエンジンの
種類毎に専用のエンジン載置台が必要であるとこ
ろから該エンジン載置台の数が膨大となり、非常
に不経済であり、コストアツプの一因にもなつて
いた。 尚、エンジンの種類によつて受面を専用化して
複数の受面を回転胴に設けたものは実開昭55−
124383号公報として知られている。 (考案の目的) 本考案は上記従来技術の項で指摘した問題点を
解決しようとするもので、複数種類のエンジンに
対して汎用的に使用可能でありコストの低廉化に
寄与し得るようなエンジン載置台を提供すること
を目的とするものである。 (目的を達成するための手段) 本考案では、上記の目的を達成するための手段
として、オイルパン部の外形形状の異なる複数種
類のエンジンを載置するエンジン載置台であつ
て、プレート状の基台には、オイルパン部の四辺
のフランジに対応する複数の受け治具が配設さ
れ、上記各フランジの内の少なくとも一つのフラ
ンジに対応して複数の受け治具が起伏可能に設け
られ、且つその内の一つの受け治具は、上記基台
に固定な基部材と下側受部材と上側受部材とから
なり、上記下側受部材は上記基部材に対し、長孔
状のガイド溝とガイドピンにより上下動並びに揺
動可能に支持され、且つ上下方向に嵌挿可能な孔
部とピン部とからなる起立姿勢保持機構により使
用時形態と不使用時形態とに起伏可能になつてお
り、上記上側受部材は上記下側受部材に対し使用
時形態と不使用時形態とに揺動自在にピン支持さ
れ、上記下側受部材並びに上側受部材はそれぞれ
使用時形態の時に水平面内で位置の異なるオイル
パン部のフランジを受ける受け面を有することを
特徴としている。 (作用) 本考案では、上記の手段によつて、一つの受け
治具の下側受部材と上側受部材との形態を適宜に
選択設定することにより、エンジンの支持形態を
複数に設定可能であり、これにより該エンジン載
置台を、オイルパン部の外形形状の異なる(即
ち、支持部の形状の異なる)複数種類のエンジン
の載置台として汎用的に使用することが可能なら
しめられる。 (実施例) 以下、第1図ないし第15図を参照して本考案
の好適な実施例を説明する。 (:全体構成) 第1図及び第2図(第2図は第1図の状態変化
図である)には本考案の実施例に係るエンジン載
置台1が示されている。このエンジン載置台1
は、略矩形床板状の基台2の適所(エンジンのオ
イルパン4の外周形状に沿う位置)に合計8組の
受け治具、即ち、オイルパン4の周方向に沿つて
第1受け治具3Aと第2受け治具3Bと第3受け
治具3Cと第4受け治具3Dと第5受け治具3E
と第6受け治具3Fと第7受け治具3Gと第8受
け治具3H(第2図参照)を配置して構成されて
いる。このエンジン載置台1は、上記各受け治具
3A,3B…の形態を後述する如く使用時形態と
不使用時形態に選択設定することにより、該各受
け治具3A,3B……のうち、使用時形態にある
受け治具によつて形成されるエンジン(即ち、オ
イルパン)の支持形態を広狭複数に選択設定し、
もつてひとつのエンジン載置台1によつてオイル
パン4の外形形状の異なる複数種類のエンジンを
載置可能ならしめるようにしたものである。以
下、これら各受け治具の構成並びにその使用法を
個別に説明する。 (:各受け治具の構成) (−a:第1受け治具) 第1受け治具3Aは、第3図及び第4図に示す
如く上記基台2上に固定された床板状のガイドプ
レート11と、該ガイドプレート11の上面との
間に該ガイドプレート11の前後方向に延びる適
宜のスライド空間15を形成し得る如く該ガイド
プレート11の両側方に固定された左右一対のガ
イドバー12,12と、略L字状の折曲板体で構
成され且つその前端面に取り付けたスライドバー
14を上記スライド空間15内にスライド自在に
嵌挿せしめた治具本体13とを有している。この
治具本体13は、第4図において鎖線図示(符号
13A,13B,13C)する如くガイドプレー
ト11に沿つて前後方向にスライド自在とされる
とともに、鎖線図示(符号13D)する如くスラ
イドバー14を中心として回転自在とされてい
る。 この第1受け治具3Aにおいては、治具本体1
3の上端面13aがオイルパン4に対する受面と
なるものであり、従つて、第4図において実線図
示する如く該受面13aが上方に向いている起立
状態がオイルパン4を支持可能な使用時形態とな
り、鎖線図示(符号13D)する如く該受面13
aが基台2側に向いている倒伏状態が不使用時形
態となる。 又、治具本体13の底部には左右一対の位置決
めピン16,16が下方側に向けて突設されてお
り、該治具本体13は、この位置決めピン16,
16を上記ガイドプレート11側に形成したピン
受け穴17A,17B……に択一的に嵌挿せしめ
ることにより第4図において実線図示する第1ス
ライド位置と鎖線図示(符号13A)する第2ス
ライド位置と第3スライド位置(鎖線図示、符号
13B)と第4スライド位置(鎖線図示、符号1
3C)の前後4位置に択一的に位置決めされるよ
うになつている。 即ち、この第1受け治具3Aは、使用時形態と
不使用時形態の複数の形態に選択可能であり、し
かもその使用時形態においてはその受面13aが
前後(即ち、オイルパン4の内外方向)4位置に
選択設定可能とされたものである。 (−b:第2受け治具) 第2受け治具3Bは、第5図に示す如く基台2
上に立設された支柱21を有している。この支柱
21の上部21aには、上下方向に延びるスライ
ド穴23が形成されている。 この支柱21には、その一端面22aをオイル
パン4に対する受面26とした揺動部材22がそ
の他端部22bに設けたガイドバー24を上記ス
ライド穴23内にスライド自在に嵌挿せしめた状
態で取付けられており、該揺動部材22は、該ス
ライド穴23に沿つて上下方向にスライド可能と
されるとともに、該ガイドバー24を中心として
前後方向(オイルパン4の内外方向)に回転可能
とされている。又、この揺動部材22は、その軸
方向中間位置に、上記支柱21の上端部21aに
対して嵌脱自在に外嵌可能な受部25を形成して
いる。 従つて、この第2受け治具3Bにおいては、第
5図において実線図示する如く揺動部材22が支
柱21の上端部21a上に取付けられてその受面
26を上方に向けた状態が使用時形態であり、こ
れに対して鎖線図示(符号22′)する如く揺動
部材22を支柱21の上端部21aから取り外し
て外側に傾倒させた状態が不使用時形態とされ
る。即ち、この第2受け治具3Bにおいては、揺
動部材22の起伏により使用時形態と不使用時形
態とに択一的に位置決めされる。 (−c:第3受け治具) 第3受け治具3Cは、第6図及び第7図に示す
如く基台2に固定された支持台31と、該支持台
31上に着脱自在に取付けられた支柱32と、該
支柱32に対してスライド自在且つ回動自在に取
付けられた揺動部材33とを有している。 支持台31は、その中央部にピン受け穴34を
形成している。このピン受け穴34には、その下
半部に、その軸方向に延びる長穴37をその径方
向に向けて貫設した垂直ガイドピン35が摺動自
在に取付けられている。また、この垂直ガイドピ
ン35の長穴37内には、支持台31の中央部を
水平方向に貫通させて取り付けた水平ガイドピン
36が貫挿されており、該垂直ガイドピン35は
該水平ガイドピン36によつてその回動と軸方向
摺動範囲が規制されている。尚、この垂直ガイド
ピン35の長さ寸法は、第7図に示す如く水平ガ
イドピン36が長穴37の上端縁部37a付近に
位置している状態において支持台31の上面31
aから上方へ適宜寸法だけ突出し得るような寸法
に設定されている。又、この支持台31の上面3
1aの前後両側部には、該上面31aから上方に
延出させて前後一対のガイド壁38,38が形成
されている。さらに、該上面31aのしかも上記
垂直ガイドピン35を中心としてその両側方へ等
間隔離れた位置には、第6図に示す如く左右一対
の位置決めピン39,39が、その上端部を該上
面31aから上方に突出させた状態で取付けられ
ている。 支柱32は、上記支持台31の上面31aに衝
合可能な形状寸法を有する基板40と、該基板4
0の一側縁部から上方に立設固定された立設板4
1と、該立設板41と基板40の間に跨つて平行
配置された左右一対のリブ42とを有している。
この支柱32の基板40の上記垂直ガイドピン3
5に対応する位置には、該垂直ガイドピン35外
嵌可能な筒体44が立設固定されており、該基板
40を上記支持台31の上面31a上に載置した
状態においては該上面31aから上方に突出する
垂直ガイドピン35の上半部が該筒体44内に嵌
挿され、該基板40が該垂直ガイドピン35を中
心として旋回し得るようになつている。尚、この
垂直ガイドピン35は、上記基板40への嵌挿状
態において該垂直ガイドピン35の上端部に取付
けた止め輪45によつて宙吊り状態で該筒体44
側に支持されている。又、この際、上記支持台3
1側に設けた左右位置決めピン39,39は、支
柱32の基板40側に形成したピン受け穴46,
46内に嵌挿せしめられており、該基板40はこ
の左右一対の位置決めピン39,39と上記支持
台31側に設けた前後一対のガイド壁38,38
の協働作用により水平面内での回動変位が規制さ
れている。尚、上記垂直ガイドピン35に形成さ
れた長穴37の長さ寸法は、上記支柱32の基板
40を支持台31側への載置状態から上方へ持ち
上げて該基板40と上記位置決めピン39,39
及びガイド壁38,38相互間の回動方向におけ
る係合を解除することを許容し得るような寸法に
設定されている。 従つて、この支柱32は、これを上記垂直ガイ
ドピン35に沿つてその載置状態から上方に持ち
上げ、さらに該垂直ガイドピン35を中心として
180゜回転させることにより、第7図において実線
図示する如くエンジン載置台1寄りに位置する第
1の位置と、第7図において鎖線図示(符号32
A)する如く上記第1の位置よりも外側に位置す
る第2の位置の前後2位置に選択設定可能とされ
る。 一方、支柱32のリブ42,42には、上下方
向に延びるガイド溝47が形成されている。この
ガイド溝47内には、後述する揺動部材33の一
端33aに設けたガイドピン48がスライド自在
に嵌挿されている。 揺動部材33は、その一端33aに上記ガイド
ピン48を取付ける一方、その他端面33bを上
記オイルパン4に対する受面49としている。
又、この揺動部材33の軸方向中間部には、上記
支柱32の上端部32a部分に対して着脱自在に
外嵌可能な受部50が形成されている。 従つて、この第3受け治具3Cは、その揺動部
材33が第7図において実線図示あるいは鎖線図
示(符号33A)する如くその受面49を上方に
向けた状態で揺動部材32の上端部32aに外嵌
固定される使用時形態と、第7図において鎖線図
示(符号33B,33C)する如く該揺動部材3
3が該支柱32の上端部から取り外されて支柱3
2の側方に倒伏配置される不使用時形態の複数の
形態に選択設定可能とされる。また、その使用時
形態においても、この第3受け治具3Cは、第7
図において実線図示する如く第1の位置に位置設
定された支柱32に対して揺動部材33が取付け
られる第1の使用時形態と、第7図において鎖線
図示(符号33A)する如く第2の位置に位置設
定された支柱32に対して揺動部材33が取付け
られる第2の使用時形態の前後2位置に選択設定
可能とされる。 (−d:第4受け治具) 第4受け治具3Dは、第8図に示す如く上記基
台2上に立設固定された支柱55と、該支柱55
の上端部55aに着脱自在に取付けられる揺動部
材56とを有している。この揺動部材56は、そ
の一端側56aに軸方向に延びるガイド溝58を
形成する一方、他端面56bを上記オイルパン4
に対する受面57としている。この揺動部材56
のガイド溝58内には、上記支柱55側に横設固
定したガイドピン59がスライド自在に嵌挿され
ており、該揺動部材56は該ガイドピン59を介
して支柱55側に揺動自在に連結されている。
又、この揺動部材56の軸方向中間部には、上記
支柱55の上端部55aを着脱自在に嵌挿可能な
受部60が形成されている。 従つて、この第4受け治具3Dは、その形態を
第8図において実線図示する如く揺動部材56が
その受面57を上方に向けた状態で上記支柱55
の上端部55a上に嵌装固定される使用時形態
と、第8図において鎖線図示(符号56A)する
如くその揺動部材56が上記支柱55から取り外
されて該支柱55の側方に倒伏配置される不使用
時形態の複数の形態に選択可能とされている。 (−e:第5受け治具) 第5受け治具3Eは、第9図及び第10図に示
す如く上記基台2上に固定配置される基部材65
と、該基部材65に対して起伏自在に連結された
支柱66とを有している。 基部材65は、コ字状断面を有する適宜長さの
左右一対の板材67,67を適宜間隔で背向配置
するとともに、該一対の板材67,67をその下
部において左右一対の板状の継ぎ材68で連結し
て構成されている。この基部材65の一対の板材
67,67の水平方向に対応する位置には、第1
0図に示す如く上下方向に延びるガイド溝69が
それぞれ形成されている。 この基部材65のガイド溝69,69内には、
適宜長さの棒状体よりなりしかもその上端部66
aに受板70を取り付けた支柱66が、該支柱6
6の下部66bに突設したガイドピン71をスラ
イド自在に嵌挿せしめた状態で取付けられてお
り、該支柱66は、ガイドピン71を中心として
回動自在で、しかもガイド溝69に沿つて上下方
向に移動可能とされる。 一方、支柱66の上記ガイドピン71取付位置
より下端寄り部分は丸軸部72とされている。こ
の丸軸部72の長さ寸法(即ち、上記ガイドピン
71より下側の長さ寸法は、第10図において実
線図示する如く立設配置された支柱66の上記ガ
イドピン71が基部材65側のガイド溝69の下
端縁部と上下方向において係合して該支柱66の
下動が規制された状態において、該丸軸部72が
上記基部材65に設けた継ぎ板68とその回動方
向に係合してその回動が規制されるような寸法と
されている。又、この状態においては、支柱66
の上記ガイドピン71に対して反対側位置に設け
た左右一対の鈎状のブラケツト73,73がそれ
ぞれ上記基部材65の上端縁部65aとその回転
方向において係合し、該支柱66の回転を規制し
得るようになつている。 又、上記基部材65のガイド溝69の長さ寸法
は、支柱66の丸軸部72と基部材65の継ぎ材
68及びブラケツト73と基部材65との係合を
離脱させる位置まで支柱66を上方に持ち上げる
ことができるような寸法に設定されている。 従つて、この第5受け治具3Eは、第10図に
おいて実線図示する如く支柱66が立設固定され
その受板70が上方に向いた使用時形態と、第1
0図において鎖線図示(符号66A)する如く該
支柱66が倒伏配置された不使用時形態の複数の
形態に選択設定可能とされる。 (−f:第6受け治具) 第6受け治具3Fは、第11図ないし第13図
に示す如く上記基台2上に固定配置された左右一
対のブラケツト78,78よりなる基部材75
と、該基部材75に対して揺回動自在に連結され
た下側受部材76と、該下側受部材76に対して
枢支ピン81を介して枢着固定された上側受部材
77とを有している。 基部材75と下側受部材76は、該基部材75
の左右一対のブラケツト78に形成した略T字状
に延びるガイド溝80内に、下側受部材76の下
端部76aに横設固定したガイドピン79をスラ
イド自在に嵌挿することにより相互に揺動自在に
連結されている。そして、この下側受部材76
は、第12図に示す如くその上端面76cよりな
る受面82を上方に向けた状態で立設固定される
第1の位置と、第13図に示す如く基部材75か
ら側方に向けて倒伏配置される第2の位置の2つ
の位置に選択設定可能とされている。尚、この下
側受部材76の第1の位置での姿勢保持は、基台
2側に突設した左右一対の受筒84,84内に、
下側受部材76側に突設した左右一対のガイド筒
85,85が嵌入することにより行なわれる。 上側受部材77は、上記オイルパン4に対する
受面83を有する受け部材86と該受け部材86
から突出配置されたブラケツト87,87とを有
しており、該ブラケツト87と上記下側受部材7
6とを枢支ピン81によつて連結することによ
り、該下側受部材76の上端部76bに対して枢
動自在に連結固定されている。この上側受部材7
7は、第12図において実線図示する如くその受
面83を上方に向けた状態で下側受部材76の前
面側に延出配置される第1の位置と、同図におい
て鎖線図示(符号77A)する如く該上側受部材
77の外側に傾倒配置される第2の位置の2位置
に選択設定可能とされている。 従つて、この第6受け治具3Fは、第12図に
おいて実線図示する如く下側受け部材76が第1
の位置に設定され且つ上側受部材77が第1の位
置に設定された状態(この状態においては上側受
部材77の受面83がオイルパン4の支持面とし
て機能する)と、同図において鎖線図示(符号7
7A)する如く下側受部材76が第1の位置に設
定され且つ上側受部材77が第2の位置に設定さ
れた状態(この状態においては下側受部材76の
受面82がオイルパン4の支持面として機能す
る)の2つの状態がそれぞれ使用時形態とされ
る。 これに対して、第13図に示す如く下側受部材
76が第2の位置に設定され、且つ上側受部材7
7が第1の位置あるいは第2の位置に設定された
状態が不使用時形態とされる。 (−g:第7受け治具) 第7受け治具3Gは、上記第5受け治具3Eと
ほぼ同様の基本構成を有するものであつて、第1
4図に示す如く基台2に立設固定される基部材9
1と、該基部材91に対してガイドピン93を介
して回動及び摺動変位自在に連結された支柱92
とを有している。この第7受け治具3Gは、同図
において実線図示する如く支柱92が直立してそ
の上端部92aに設けた受板94が上方に向けら
れた使用時形態と、同図において鎖線図示(符号
92A)する如くその支柱92が倒伏された不使
用時形態の複数の形態に選択設定可能とされる。 (−h:第8受け治具) 第8受け治具は、第15図に示す如く、略半円
状断面を有し且つ上記基台2上に固定配置される
受部材96と、該受部材96内に嵌合可能なる如
く略半円状断面をもつ棒状体で構成され且つ上記
受部材96内に相互に非回動に着脱自在嵌挿固定
される支柱97とを有している。この第8受け治
具3Hは、その支柱97が上記受部材96内に嵌
挿固定されてその上端部97aに取付けた受板9
8が上方に向いた使用時形態と、該支柱97が上
記受部材96から取り外された不使用時形態の複
数の形態に選択設定可能とされている。 (:エンジンの支持形態) 上述の如く構成された合計8組の受け治具の形
態をまとめると別掲の第1表が得られる。
ンジン単体を載置するためのエンジン載置台に関
するものである。 (従来技術) 一般に自動車用エンジンにおいては、その下部
に不整定な曲面形状をもつオイルパンが取付けら
れているため、例えば自動車製造工場において、
エンジン組み立てラインにて組み立てられたエン
ジンを自動車組立ラインに搬送する場合、該オイ
ルパン部をそのままトラツクの荷台上に載置した
のではその安定性が悪くて運搬が困難でありしか
もオイルパンの強度面からも好ましくない。この
ため、一般には、第16図に示すように床板状の
基台201の適所に複数の受け治具202,20
3,204…を固定配置してなるエンジン載置台
200を用い、該エンジン載置台200の複数の
受け治具202,203,204…によつてエン
ジン210のオイルパン211の外周部分を複数
個所で支持することによつて該エンジン210
を、そのオイルパン211部分を床面から浮上さ
せた状態で載置するようにしている。 ところが、この種の従来のエンジン載置台は、
基台に取付けられる複数の治具がエンジンの種類
(即ち、オイルパンの外形形状)に応じて固定的
に取付けられていたため、該エンジン載置台がエ
ンジンの種類毎に専用化され、このため、エンジ
ンの種類が少ない場合にはさほど負担にはならな
いが、エンジンの種類が多い場合にはエンジンの
種類毎に専用のエンジン載置台が必要であるとこ
ろから該エンジン載置台の数が膨大となり、非常
に不経済であり、コストアツプの一因にもなつて
いた。 尚、エンジンの種類によつて受面を専用化して
複数の受面を回転胴に設けたものは実開昭55−
124383号公報として知られている。 (考案の目的) 本考案は上記従来技術の項で指摘した問題点を
解決しようとするもので、複数種類のエンジンに
対して汎用的に使用可能でありコストの低廉化に
寄与し得るようなエンジン載置台を提供すること
を目的とするものである。 (目的を達成するための手段) 本考案では、上記の目的を達成するための手段
として、オイルパン部の外形形状の異なる複数種
類のエンジンを載置するエンジン載置台であつ
て、プレート状の基台には、オイルパン部の四辺
のフランジに対応する複数の受け治具が配設さ
れ、上記各フランジの内の少なくとも一つのフラ
ンジに対応して複数の受け治具が起伏可能に設け
られ、且つその内の一つの受け治具は、上記基台
に固定な基部材と下側受部材と上側受部材とから
なり、上記下側受部材は上記基部材に対し、長孔
状のガイド溝とガイドピンにより上下動並びに揺
動可能に支持され、且つ上下方向に嵌挿可能な孔
部とピン部とからなる起立姿勢保持機構により使
用時形態と不使用時形態とに起伏可能になつてお
り、上記上側受部材は上記下側受部材に対し使用
時形態と不使用時形態とに揺動自在にピン支持さ
れ、上記下側受部材並びに上側受部材はそれぞれ
使用時形態の時に水平面内で位置の異なるオイル
パン部のフランジを受ける受け面を有することを
特徴としている。 (作用) 本考案では、上記の手段によつて、一つの受け
治具の下側受部材と上側受部材との形態を適宜に
選択設定することにより、エンジンの支持形態を
複数に設定可能であり、これにより該エンジン載
置台を、オイルパン部の外形形状の異なる(即
ち、支持部の形状の異なる)複数種類のエンジン
の載置台として汎用的に使用することが可能なら
しめられる。 (実施例) 以下、第1図ないし第15図を参照して本考案
の好適な実施例を説明する。 (:全体構成) 第1図及び第2図(第2図は第1図の状態変化
図である)には本考案の実施例に係るエンジン載
置台1が示されている。このエンジン載置台1
は、略矩形床板状の基台2の適所(エンジンのオ
イルパン4の外周形状に沿う位置)に合計8組の
受け治具、即ち、オイルパン4の周方向に沿つて
第1受け治具3Aと第2受け治具3Bと第3受け
治具3Cと第4受け治具3Dと第5受け治具3E
と第6受け治具3Fと第7受け治具3Gと第8受
け治具3H(第2図参照)を配置して構成されて
いる。このエンジン載置台1は、上記各受け治具
3A,3B…の形態を後述する如く使用時形態と
不使用時形態に選択設定することにより、該各受
け治具3A,3B……のうち、使用時形態にある
受け治具によつて形成されるエンジン(即ち、オ
イルパン)の支持形態を広狭複数に選択設定し、
もつてひとつのエンジン載置台1によつてオイル
パン4の外形形状の異なる複数種類のエンジンを
載置可能ならしめるようにしたものである。以
下、これら各受け治具の構成並びにその使用法を
個別に説明する。 (:各受け治具の構成) (−a:第1受け治具) 第1受け治具3Aは、第3図及び第4図に示す
如く上記基台2上に固定された床板状のガイドプ
レート11と、該ガイドプレート11の上面との
間に該ガイドプレート11の前後方向に延びる適
宜のスライド空間15を形成し得る如く該ガイド
プレート11の両側方に固定された左右一対のガ
イドバー12,12と、略L字状の折曲板体で構
成され且つその前端面に取り付けたスライドバー
14を上記スライド空間15内にスライド自在に
嵌挿せしめた治具本体13とを有している。この
治具本体13は、第4図において鎖線図示(符号
13A,13B,13C)する如くガイドプレー
ト11に沿つて前後方向にスライド自在とされる
とともに、鎖線図示(符号13D)する如くスラ
イドバー14を中心として回転自在とされてい
る。 この第1受け治具3Aにおいては、治具本体1
3の上端面13aがオイルパン4に対する受面と
なるものであり、従つて、第4図において実線図
示する如く該受面13aが上方に向いている起立
状態がオイルパン4を支持可能な使用時形態とな
り、鎖線図示(符号13D)する如く該受面13
aが基台2側に向いている倒伏状態が不使用時形
態となる。 又、治具本体13の底部には左右一対の位置決
めピン16,16が下方側に向けて突設されてお
り、該治具本体13は、この位置決めピン16,
16を上記ガイドプレート11側に形成したピン
受け穴17A,17B……に択一的に嵌挿せしめ
ることにより第4図において実線図示する第1ス
ライド位置と鎖線図示(符号13A)する第2ス
ライド位置と第3スライド位置(鎖線図示、符号
13B)と第4スライド位置(鎖線図示、符号1
3C)の前後4位置に択一的に位置決めされるよ
うになつている。 即ち、この第1受け治具3Aは、使用時形態と
不使用時形態の複数の形態に選択可能であり、し
かもその使用時形態においてはその受面13aが
前後(即ち、オイルパン4の内外方向)4位置に
選択設定可能とされたものである。 (−b:第2受け治具) 第2受け治具3Bは、第5図に示す如く基台2
上に立設された支柱21を有している。この支柱
21の上部21aには、上下方向に延びるスライ
ド穴23が形成されている。 この支柱21には、その一端面22aをオイル
パン4に対する受面26とした揺動部材22がそ
の他端部22bに設けたガイドバー24を上記ス
ライド穴23内にスライド自在に嵌挿せしめた状
態で取付けられており、該揺動部材22は、該ス
ライド穴23に沿つて上下方向にスライド可能と
されるとともに、該ガイドバー24を中心として
前後方向(オイルパン4の内外方向)に回転可能
とされている。又、この揺動部材22は、その軸
方向中間位置に、上記支柱21の上端部21aに
対して嵌脱自在に外嵌可能な受部25を形成して
いる。 従つて、この第2受け治具3Bにおいては、第
5図において実線図示する如く揺動部材22が支
柱21の上端部21a上に取付けられてその受面
26を上方に向けた状態が使用時形態であり、こ
れに対して鎖線図示(符号22′)する如く揺動
部材22を支柱21の上端部21aから取り外し
て外側に傾倒させた状態が不使用時形態とされ
る。即ち、この第2受け治具3Bにおいては、揺
動部材22の起伏により使用時形態と不使用時形
態とに択一的に位置決めされる。 (−c:第3受け治具) 第3受け治具3Cは、第6図及び第7図に示す
如く基台2に固定された支持台31と、該支持台
31上に着脱自在に取付けられた支柱32と、該
支柱32に対してスライド自在且つ回動自在に取
付けられた揺動部材33とを有している。 支持台31は、その中央部にピン受け穴34を
形成している。このピン受け穴34には、その下
半部に、その軸方向に延びる長穴37をその径方
向に向けて貫設した垂直ガイドピン35が摺動自
在に取付けられている。また、この垂直ガイドピ
ン35の長穴37内には、支持台31の中央部を
水平方向に貫通させて取り付けた水平ガイドピン
36が貫挿されており、該垂直ガイドピン35は
該水平ガイドピン36によつてその回動と軸方向
摺動範囲が規制されている。尚、この垂直ガイド
ピン35の長さ寸法は、第7図に示す如く水平ガ
イドピン36が長穴37の上端縁部37a付近に
位置している状態において支持台31の上面31
aから上方へ適宜寸法だけ突出し得るような寸法
に設定されている。又、この支持台31の上面3
1aの前後両側部には、該上面31aから上方に
延出させて前後一対のガイド壁38,38が形成
されている。さらに、該上面31aのしかも上記
垂直ガイドピン35を中心としてその両側方へ等
間隔離れた位置には、第6図に示す如く左右一対
の位置決めピン39,39が、その上端部を該上
面31aから上方に突出させた状態で取付けられ
ている。 支柱32は、上記支持台31の上面31aに衝
合可能な形状寸法を有する基板40と、該基板4
0の一側縁部から上方に立設固定された立設板4
1と、該立設板41と基板40の間に跨つて平行
配置された左右一対のリブ42とを有している。
この支柱32の基板40の上記垂直ガイドピン3
5に対応する位置には、該垂直ガイドピン35外
嵌可能な筒体44が立設固定されており、該基板
40を上記支持台31の上面31a上に載置した
状態においては該上面31aから上方に突出する
垂直ガイドピン35の上半部が該筒体44内に嵌
挿され、該基板40が該垂直ガイドピン35を中
心として旋回し得るようになつている。尚、この
垂直ガイドピン35は、上記基板40への嵌挿状
態において該垂直ガイドピン35の上端部に取付
けた止め輪45によつて宙吊り状態で該筒体44
側に支持されている。又、この際、上記支持台3
1側に設けた左右位置決めピン39,39は、支
柱32の基板40側に形成したピン受け穴46,
46内に嵌挿せしめられており、該基板40はこ
の左右一対の位置決めピン39,39と上記支持
台31側に設けた前後一対のガイド壁38,38
の協働作用により水平面内での回動変位が規制さ
れている。尚、上記垂直ガイドピン35に形成さ
れた長穴37の長さ寸法は、上記支柱32の基板
40を支持台31側への載置状態から上方へ持ち
上げて該基板40と上記位置決めピン39,39
及びガイド壁38,38相互間の回動方向におけ
る係合を解除することを許容し得るような寸法に
設定されている。 従つて、この支柱32は、これを上記垂直ガイ
ドピン35に沿つてその載置状態から上方に持ち
上げ、さらに該垂直ガイドピン35を中心として
180゜回転させることにより、第7図において実線
図示する如くエンジン載置台1寄りに位置する第
1の位置と、第7図において鎖線図示(符号32
A)する如く上記第1の位置よりも外側に位置す
る第2の位置の前後2位置に選択設定可能とされ
る。 一方、支柱32のリブ42,42には、上下方
向に延びるガイド溝47が形成されている。この
ガイド溝47内には、後述する揺動部材33の一
端33aに設けたガイドピン48がスライド自在
に嵌挿されている。 揺動部材33は、その一端33aに上記ガイド
ピン48を取付ける一方、その他端面33bを上
記オイルパン4に対する受面49としている。
又、この揺動部材33の軸方向中間部には、上記
支柱32の上端部32a部分に対して着脱自在に
外嵌可能な受部50が形成されている。 従つて、この第3受け治具3Cは、その揺動部
材33が第7図において実線図示あるいは鎖線図
示(符号33A)する如くその受面49を上方に
向けた状態で揺動部材32の上端部32aに外嵌
固定される使用時形態と、第7図において鎖線図
示(符号33B,33C)する如く該揺動部材3
3が該支柱32の上端部から取り外されて支柱3
2の側方に倒伏配置される不使用時形態の複数の
形態に選択設定可能とされる。また、その使用時
形態においても、この第3受け治具3Cは、第7
図において実線図示する如く第1の位置に位置設
定された支柱32に対して揺動部材33が取付け
られる第1の使用時形態と、第7図において鎖線
図示(符号33A)する如く第2の位置に位置設
定された支柱32に対して揺動部材33が取付け
られる第2の使用時形態の前後2位置に選択設定
可能とされる。 (−d:第4受け治具) 第4受け治具3Dは、第8図に示す如く上記基
台2上に立設固定された支柱55と、該支柱55
の上端部55aに着脱自在に取付けられる揺動部
材56とを有している。この揺動部材56は、そ
の一端側56aに軸方向に延びるガイド溝58を
形成する一方、他端面56bを上記オイルパン4
に対する受面57としている。この揺動部材56
のガイド溝58内には、上記支柱55側に横設固
定したガイドピン59がスライド自在に嵌挿され
ており、該揺動部材56は該ガイドピン59を介
して支柱55側に揺動自在に連結されている。
又、この揺動部材56の軸方向中間部には、上記
支柱55の上端部55aを着脱自在に嵌挿可能な
受部60が形成されている。 従つて、この第4受け治具3Dは、その形態を
第8図において実線図示する如く揺動部材56が
その受面57を上方に向けた状態で上記支柱55
の上端部55a上に嵌装固定される使用時形態
と、第8図において鎖線図示(符号56A)する
如くその揺動部材56が上記支柱55から取り外
されて該支柱55の側方に倒伏配置される不使用
時形態の複数の形態に選択可能とされている。 (−e:第5受け治具) 第5受け治具3Eは、第9図及び第10図に示
す如く上記基台2上に固定配置される基部材65
と、該基部材65に対して起伏自在に連結された
支柱66とを有している。 基部材65は、コ字状断面を有する適宜長さの
左右一対の板材67,67を適宜間隔で背向配置
するとともに、該一対の板材67,67をその下
部において左右一対の板状の継ぎ材68で連結し
て構成されている。この基部材65の一対の板材
67,67の水平方向に対応する位置には、第1
0図に示す如く上下方向に延びるガイド溝69が
それぞれ形成されている。 この基部材65のガイド溝69,69内には、
適宜長さの棒状体よりなりしかもその上端部66
aに受板70を取り付けた支柱66が、該支柱6
6の下部66bに突設したガイドピン71をスラ
イド自在に嵌挿せしめた状態で取付けられてお
り、該支柱66は、ガイドピン71を中心として
回動自在で、しかもガイド溝69に沿つて上下方
向に移動可能とされる。 一方、支柱66の上記ガイドピン71取付位置
より下端寄り部分は丸軸部72とされている。こ
の丸軸部72の長さ寸法(即ち、上記ガイドピン
71より下側の長さ寸法は、第10図において実
線図示する如く立設配置された支柱66の上記ガ
イドピン71が基部材65側のガイド溝69の下
端縁部と上下方向において係合して該支柱66の
下動が規制された状態において、該丸軸部72が
上記基部材65に設けた継ぎ板68とその回動方
向に係合してその回動が規制されるような寸法と
されている。又、この状態においては、支柱66
の上記ガイドピン71に対して反対側位置に設け
た左右一対の鈎状のブラケツト73,73がそれ
ぞれ上記基部材65の上端縁部65aとその回転
方向において係合し、該支柱66の回転を規制し
得るようになつている。 又、上記基部材65のガイド溝69の長さ寸法
は、支柱66の丸軸部72と基部材65の継ぎ材
68及びブラケツト73と基部材65との係合を
離脱させる位置まで支柱66を上方に持ち上げる
ことができるような寸法に設定されている。 従つて、この第5受け治具3Eは、第10図に
おいて実線図示する如く支柱66が立設固定され
その受板70が上方に向いた使用時形態と、第1
0図において鎖線図示(符号66A)する如く該
支柱66が倒伏配置された不使用時形態の複数の
形態に選択設定可能とされる。 (−f:第6受け治具) 第6受け治具3Fは、第11図ないし第13図
に示す如く上記基台2上に固定配置された左右一
対のブラケツト78,78よりなる基部材75
と、該基部材75に対して揺回動自在に連結され
た下側受部材76と、該下側受部材76に対して
枢支ピン81を介して枢着固定された上側受部材
77とを有している。 基部材75と下側受部材76は、該基部材75
の左右一対のブラケツト78に形成した略T字状
に延びるガイド溝80内に、下側受部材76の下
端部76aに横設固定したガイドピン79をスラ
イド自在に嵌挿することにより相互に揺動自在に
連結されている。そして、この下側受部材76
は、第12図に示す如くその上端面76cよりな
る受面82を上方に向けた状態で立設固定される
第1の位置と、第13図に示す如く基部材75か
ら側方に向けて倒伏配置される第2の位置の2つ
の位置に選択設定可能とされている。尚、この下
側受部材76の第1の位置での姿勢保持は、基台
2側に突設した左右一対の受筒84,84内に、
下側受部材76側に突設した左右一対のガイド筒
85,85が嵌入することにより行なわれる。 上側受部材77は、上記オイルパン4に対する
受面83を有する受け部材86と該受け部材86
から突出配置されたブラケツト87,87とを有
しており、該ブラケツト87と上記下側受部材7
6とを枢支ピン81によつて連結することによ
り、該下側受部材76の上端部76bに対して枢
動自在に連結固定されている。この上側受部材7
7は、第12図において実線図示する如くその受
面83を上方に向けた状態で下側受部材76の前
面側に延出配置される第1の位置と、同図におい
て鎖線図示(符号77A)する如く該上側受部材
77の外側に傾倒配置される第2の位置の2位置
に選択設定可能とされている。 従つて、この第6受け治具3Fは、第12図に
おいて実線図示する如く下側受け部材76が第1
の位置に設定され且つ上側受部材77が第1の位
置に設定された状態(この状態においては上側受
部材77の受面83がオイルパン4の支持面とし
て機能する)と、同図において鎖線図示(符号7
7A)する如く下側受部材76が第1の位置に設
定され且つ上側受部材77が第2の位置に設定さ
れた状態(この状態においては下側受部材76の
受面82がオイルパン4の支持面として機能す
る)の2つの状態がそれぞれ使用時形態とされ
る。 これに対して、第13図に示す如く下側受部材
76が第2の位置に設定され、且つ上側受部材7
7が第1の位置あるいは第2の位置に設定された
状態が不使用時形態とされる。 (−g:第7受け治具) 第7受け治具3Gは、上記第5受け治具3Eと
ほぼ同様の基本構成を有するものであつて、第1
4図に示す如く基台2に立設固定される基部材9
1と、該基部材91に対してガイドピン93を介
して回動及び摺動変位自在に連結された支柱92
とを有している。この第7受け治具3Gは、同図
において実線図示する如く支柱92が直立してそ
の上端部92aに設けた受板94が上方に向けら
れた使用時形態と、同図において鎖線図示(符号
92A)する如くその支柱92が倒伏された不使
用時形態の複数の形態に選択設定可能とされる。 (−h:第8受け治具) 第8受け治具は、第15図に示す如く、略半円
状断面を有し且つ上記基台2上に固定配置される
受部材96と、該受部材96内に嵌合可能なる如
く略半円状断面をもつ棒状体で構成され且つ上記
受部材96内に相互に非回動に着脱自在嵌挿固定
される支柱97とを有している。この第8受け治
具3Hは、その支柱97が上記受部材96内に嵌
挿固定されてその上端部97aに取付けた受板9
8が上方に向いた使用時形態と、該支柱97が上
記受部材96から取り外された不使用時形態の複
数の形態に選択設定可能とされている。 (:エンジンの支持形態) 上述の如く構成された合計8組の受け治具の形
態をまとめると別掲の第1表が得られる。
【表】
この8種類の受け治具の形態を適宜に選択設定
することにより、使用時形態にある受け治具によ
つて形成されるエンジンの支持形態が複数パター
ンに選択設定され、これによりオイルパン部の外
形形状の異なる複数種類のエンジンを1つのエン
ジン載置台1で載置することが可能ならしめられ
るものである。 例えば、第1図に示したエンジン載置台1にお
いては、8組の受け治具のうち、第1受け治具3
Aと第2受け治具3Bと第3受け治具3Cと第4
受け治具3Dと第6受け治具3Fの5組の受け治
具を使用時形態に設定し、この5組の受け治具に
よつてエンジンのオイルパン4を支持するように
したものであり、これに対して第2図に示したエ
ンジン載置台1においては8組の受け治具のう
ち、第2受け治具3Bと第3受け治具3Cと第4
受け治具3Dと第5受け治具3Eと第8受け治具
3Hの5組の受け治具を使用時形態に設定してこ
れら5組の受け治具によつてエンジンのオイルパ
ン4を支持するようにしたものである。 (考案の効果) 本考案のエンジン載置台は、オイルパン部の外
形形状の異なる複数種類のエンジンを載置するエ
ンジン載置台であつて、プレート状の基台には、
オイルパン部の四辺のフランジに対応する複数の
受け治具が配設され、上記各フランジの内の少な
くとも一つのフランジに対応して複数の受け治具
が起伏可能に設けられ、且つその内の一つの受け
治具は、上記基台に固定な基部材と下側受部材と
上側受部材とからなり、上記下側受部材は上記基
部材に対し、長孔状のガイド溝とガイドピンとに
より上下動並びに揺動可能に支持され、且つ上下
方向に嵌挿可能な孔部とピン部とからなる起立姿
勢保持機構により使用時形態と不使用時形態とに
起伏可能になつており、上記上側受部材は上記下
側受部材に対し使用時形態と不使用時形態とに揺
動自在にピン支持され、上記下側受部材並びに上
側受部材はそれぞれ使用時形態の時に水平面内で
位置の異なるオイルパン部のフランジを受ける受
け面を有することを特徴とするものである。 従つて、本考案のエンジン載置台によれば、一
つの受け治具の下側受部材と上側受部材との形態
を適宜に選択設定することにより、エンジンの支
持形態を二つに設定することができ、このため、
該エンジン載置台を、オイルパン部の外形形状の
異なる(即ち、支持部の形状の異なる)多数種類
のエンジン載置台として用いるにあたり、受け治
具の数をむやみに増やすことなく汎用的に使用す
ることが可能であり、該エンジン載置台がエンジ
ンの種類毎に専用化されている場合に比して経済
的であり、それだけコストの低廉化に寄与し得る
という実用上有益な効果が得られる。
することにより、使用時形態にある受け治具によ
つて形成されるエンジンの支持形態が複数パター
ンに選択設定され、これによりオイルパン部の外
形形状の異なる複数種類のエンジンを1つのエン
ジン載置台1で載置することが可能ならしめられ
るものである。 例えば、第1図に示したエンジン載置台1にお
いては、8組の受け治具のうち、第1受け治具3
Aと第2受け治具3Bと第3受け治具3Cと第4
受け治具3Dと第6受け治具3Fの5組の受け治
具を使用時形態に設定し、この5組の受け治具に
よつてエンジンのオイルパン4を支持するように
したものであり、これに対して第2図に示したエ
ンジン載置台1においては8組の受け治具のう
ち、第2受け治具3Bと第3受け治具3Cと第4
受け治具3Dと第5受け治具3Eと第8受け治具
3Hの5組の受け治具を使用時形態に設定してこ
れら5組の受け治具によつてエンジンのオイルパ
ン4を支持するようにしたものである。 (考案の効果) 本考案のエンジン載置台は、オイルパン部の外
形形状の異なる複数種類のエンジンを載置するエ
ンジン載置台であつて、プレート状の基台には、
オイルパン部の四辺のフランジに対応する複数の
受け治具が配設され、上記各フランジの内の少な
くとも一つのフランジに対応して複数の受け治具
が起伏可能に設けられ、且つその内の一つの受け
治具は、上記基台に固定な基部材と下側受部材と
上側受部材とからなり、上記下側受部材は上記基
部材に対し、長孔状のガイド溝とガイドピンとに
より上下動並びに揺動可能に支持され、且つ上下
方向に嵌挿可能な孔部とピン部とからなる起立姿
勢保持機構により使用時形態と不使用時形態とに
起伏可能になつており、上記上側受部材は上記下
側受部材に対し使用時形態と不使用時形態とに揺
動自在にピン支持され、上記下側受部材並びに上
側受部材はそれぞれ使用時形態の時に水平面内で
位置の異なるオイルパン部のフランジを受ける受
け面を有することを特徴とするものである。 従つて、本考案のエンジン載置台によれば、一
つの受け治具の下側受部材と上側受部材との形態
を適宜に選択設定することにより、エンジンの支
持形態を二つに設定することができ、このため、
該エンジン載置台を、オイルパン部の外形形状の
異なる(即ち、支持部の形状の異なる)多数種類
のエンジン載置台として用いるにあたり、受け治
具の数をむやみに増やすことなく汎用的に使用す
ることが可能であり、該エンジン載置台がエンジ
ンの種類毎に専用化されている場合に比して経済
的であり、それだけコストの低廉化に寄与し得る
という実用上有益な効果が得られる。
第1図は本考案の実施例に係るエンジン載置台
の平面図、第2図は第1図に示したエンジン載置
台の状態変化図、第3図は、第1図に示した第1
の受け治具の拡大平面図、第4図は第3図の−
縦断面図、第5図は第1図に示した第2の受け
治具の拡大縦断面図、第6図は第1図に示した第
3の受け治具の拡大正面図、第7図は第6図の
−縦断面図、第8図は第1図に示した第4の受
け治具の拡大縦断面図、第9図は第1図に示した
第5の受け治具の拡大正面図、第10図は第9図
の−矢視図、第11図は第1図に示した第6
の受け治具の拡大正面図、第12図は第11図の
XII−XII縦断面図、第13図は第12図の状態変化
図、第14図は第1図に示した第7の受け治具の
拡大正面図、第15図は第1図に示した第8の受
け治具の拡大斜視図、第16図は従来の一般的な
エンジン載置台によるエンジン支持状態図であ
る。 1……エンジン載置台、2……基台、{3A,
3B,3C,3D,3E,3F,3G,3H}…
…受け治具、4……オイルパン。
の平面図、第2図は第1図に示したエンジン載置
台の状態変化図、第3図は、第1図に示した第1
の受け治具の拡大平面図、第4図は第3図の−
縦断面図、第5図は第1図に示した第2の受け
治具の拡大縦断面図、第6図は第1図に示した第
3の受け治具の拡大正面図、第7図は第6図の
−縦断面図、第8図は第1図に示した第4の受
け治具の拡大縦断面図、第9図は第1図に示した
第5の受け治具の拡大正面図、第10図は第9図
の−矢視図、第11図は第1図に示した第6
の受け治具の拡大正面図、第12図は第11図の
XII−XII縦断面図、第13図は第12図の状態変化
図、第14図は第1図に示した第7の受け治具の
拡大正面図、第15図は第1図に示した第8の受
け治具の拡大斜視図、第16図は従来の一般的な
エンジン載置台によるエンジン支持状態図であ
る。 1……エンジン載置台、2……基台、{3A,
3B,3C,3D,3E,3F,3G,3H}…
…受け治具、4……オイルパン。
Claims (1)
- オイルパン部の外形形状の異なる複数種類のエ
ンジンを載置するエンジン載置台であつて、プレ
ート状の基台には、オイルパン部の四辺のフラン
ジに対応する複数の受け治具が配設され、上記各
フランジの内の少なくとも一つのフランジに対応
して複数の受け治具が起伏可能に設けられ、且つ
その内の一つの受け治具は、上記基台に固定な基
部材と下側受部材と上側受部材とからなり、上記
下側受部材は上記基部材に対し、長孔状のガイド
溝とガイドピンとにより上下動並びに揺動可能に
支持され、且つ上下方向に嵌挿可能な孔部とピン
部とからなる起立姿勢保持機構により使用時形態
と不使用時形態とに起伏可能になつており、上記
上側受部材は上記下側受部材に対し使用時形態と
不使用時形態とに揺動自在にピン支持され、上記
下側受部材並びに上側受部材はそれぞれ使用時形
態の時に水平面内で位置の異なるオイルパン部の
フランジを受ける受け面を有することを特徴とす
るエンジン載置台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12143685U JPH032799Y2 (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12143685U JPH032799Y2 (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6228994U JPS6228994U (ja) | 1987-02-21 |
| JPH032799Y2 true JPH032799Y2 (ja) | 1991-01-24 |
Family
ID=31010707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12143685U Expired JPH032799Y2 (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH032799Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2571215Y2 (ja) * | 1991-04-26 | 1998-05-18 | スズキ株式会社 | ワーク位置決め治具 |
| JP2559657Y2 (ja) * | 1992-03-06 | 1998-01-19 | ダイハツ工業株式会社 | 自動車ボディーの搬送装置 |
| JPH079699U (ja) * | 1993-07-22 | 1995-02-10 | 株式会社アポロスポーツ | 水中マスク |
| JP2710098B2 (ja) * | 1995-01-13 | 1998-02-10 | セントラル自動車株式会社 | 切り替え式治具 |
-
1985
- 1985-08-06 JP JP12143685U patent/JPH032799Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6228994U (ja) | 1987-02-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH032799Y2 (ja) | ||
| JPS5914305Y2 (ja) | 自動車のリ−フスプリング組付装置 | |
| KR0132800Y1 (ko) | 버스의 크로스멤버 용접용 고정장치 | |
| CN211827412U (zh) | 一种便于移动和放置的无人售货机 | |
| JP2517469Y2 (ja) | 運搬車の荷枠起立保持装置 | |
| JP2564926Y2 (ja) | 作業台車 | |
| JPH0130414Y2 (ja) | ||
| CN213319996U (zh) | 一种用于汽车装配的夹具台车 | |
| CN211960755U (zh) | 一种新型圆形蛋糕抹奶油配套机器 | |
| JPS6145105Y2 (ja) | ||
| JPH0432178Y2 (ja) | ||
| JPH0569780U (ja) | 表示装置の筐体構造 | |
| JPH029598Y2 (ja) | ||
| KR880009821A (ko) | 차량용 조절 및 절첩형 시이트 | |
| CN213318653U (zh) | 一种可移动的旋转拼台 | |
| JPH048434A (ja) | 自動二輪車のエンジン載架治具 | |
| JPH0640126U (ja) | 間仕切りスタッドのアジャスターネジ | |
| JPH067810Y2 (ja) | スプレー用スタンド | |
| JPH057084Y2 (ja) | ||
| JPH0122544Y2 (ja) | ||
| KR0126814Y1 (ko) | 엔진과 크로스 멤버 조립용 지그 | |
| JPH0722977Y2 (ja) | ケーブル送出し装置用ケーブルガイドローラ | |
| JPS6213761Y2 (ja) | ||
| JPH0750326Y2 (ja) | 搬送ハンガーアーム | |
| JPS6116049U (ja) | 棚用柱体 |