JPH03280862A - 水産練製品及びその製造方法 - Google Patents

水産練製品及びその製造方法

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JPH03280862A
JPH03280862A JP2078891A JP7889190A JPH03280862A JP H03280862 A JPH03280862 A JP H03280862A JP 2078891 A JP2078891 A JP 2078891A JP 7889190 A JP7889190 A JP 7889190A JP H03280862 A JPH03280862 A JP H03280862A
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JP
Japan
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lactic acid
fermentation
fish paste
paste product
results
Prior art date
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JP2078891A
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English (en)
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Satoru Kano
哲 加納
Yoshinao Ito
伊藤 芳直
Umeyuki Doi
土井 梅幸
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SANEI TOUKA KK
Original Assignee
SANEI TOUKA KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水産練製品及びその製造方法に関し、詳細に
は乳酸発酵による酸味を有する水産練製品及びその製造
方法に関する。
〔従来の技術〕
水産練製品は、通常、解凍した原料すり身に、少量の食
塩及びその他の調味用添加物を配合し、擢漬、坐り、殺
菌工程を経て弾性を有する構造の製品が形成される。
従来より、水産練製品として、独自の嗜好性を有する種
々の製品が存在しているが、乳酸発酵による酸味を有す
る水産練製品は存在しない。
なお、従来より乳酸発酵を利用した食品としては、ヨー
グルト、乳酸菌飲料等の例がある。
また、乳酸発酵を利用した練製品としては、欧米に発酵
ソーセージの例があるが、該発酵ソーセージは魚肉を利
用しておらず水産練製品ではない。
一方、酸を利用して酸味を与えた水産練製品としては、
元側熊本地方の「しめ蒲鉾」の例があるが、該蒲鉾は、
すり身を成形した後、酢に浸漬して製造するものであり
、乳酸発酵を利用したものではない。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来より種々の水産練製品が製造されているが、新しい
嗜好性、特に酸味を有する水産練製品の開発が望まれて
いた。
しかしながら、仮に、搭潰時に単に酸を添加して酸味を
与えると、同時にpHが低下し、−旦形成されたゲルが
描漬により破壊され、ゲル形成が出来なくなる。従って
、この方法は弾性が重要な水産練製品の製造方法として
は適当でない。
従って、本願は、十分な弾性を有し、かつ、良好な酸味
を有する水産lll1.製品及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の課題を解決するための手段は、下記のとおりで
ある。
第1に、乳酸発酵による酸味を有することを特徴とする
。水産練製品である。
第2に、水産練製品を製造するに際し、描潰時に乳酸菌
を添加し、坐り工程で乳酸発酵させたことを特徴とする
、水産練製品の製造方法である。
ここで、乳酸発酵の際には、乳酸菌として、ラクトバチ
ルス ブランタルム(Lactobaci I Ius
己堕参口県)に属する菌や、ラクトバチルス カゼイ(
Lactobaci ] lus casei )に属
する菌等を使用することができる。
ラクトバチルス ズランタルムに属する菌としては、サ
ンエイ糖化−製のMMF401. MMP−103等を
使用することができる。
他方、ラクトバチルス カゼイに属する菌としては、サ
ンエイ糖化■製のMMF−141等を使用することがで
きる。
本発明で使用する乳酸菌としては、ラクトバチルス カ
ゼイに属する菌であるMMF−141が好ましい 該MMF−141を用いる場合、温度的30℃、時間約
30時間、添加量2.5 X 10’個/gの粂件で発
酵を行なうと良い。
なお、乳酸発酵の際には、乳酸菌の栄養補強剤として、
例えばトウモロコシの抽出液等を使用することができる
該栄養補強剤を使用する場合、添加量は0.5%位とす
ると良い。
〔作用〕
本発明によれば、信涜時に添加した乳酸菌は未発育のた
めp)Iが中性付近に保たれたまま、坐り工程の初期段
階でアクトミオシンによる網目構造が形成され、強固な
ゲルが形成される。
そして、その後、坐り工程で発酵の進行に伴う乳酸菌の
増殖によりpHが低下し、製品に酸味が付与されること
になる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
夾m、 スケトウダラの冷凍すり身(大洋漁業■製、 SA級)
を、4℃以下で一晩放置して解凍した後、ミートチョッ
パーで細断する。
次に、自動乳鉢で5分間描潰(空ずり)した後、すり身
に対して、コーンスターチ10%1食塩3%、蔗糖1%
、グルコース1%、グルタミン酸ナトリム0.5%、氷
水20%を加え、25分間描潰(本ずり)する。
更に、すり身に、乳酸菌としてラクトバチルスカゼイ(
Lactobacillus casei)に属するM
MF−141(サンエイ糖化−製)を、5X10フ個/
g加え、よく混合する。
そして、該すり身を成形し、ポリ塩化ビニールケーシン
グに充填した後、30℃で30時間発酵させる。
その後、80℃で30分間加熱し、水浴中で冷却後−晩
冷蔵して水産練製品を得た。
該水産練製品について、乳酸菌数、pH1物性について
測定した。
ここで、乳酸菌数の測定は、乳酸発酵後に80℃で加熱
する前のすり身を生菌数測定用試料とし、酢酸でpH5
,4に調整したMRS寒天培地を用い、30℃で48時
間平板培養後、出現したコロニー数より試料1mg当り
の乳酸菌数を算出した。
なお、MR3寒天培地は、ポリペプトン(日本製薬■製
)10g、牛肉エキス(極東製薬工業■)5g、酵母エ
キス(デイフコ(Difco)社製)5g。
リン酸二カリウム2g、クエン酸ニアンモニウム1g、
ブドウ糖10g、ツイーン80をIg、酢酸ナトリウム
5g、L−システィン0.1g、[酸マグネシウム七水
和物180mg、塩化マンガン四水和物33mg、硫酸
第一鉄七水和物13mg、寒天15gに蒸留水を加えて
IQとしたものを用いた。
また、pHの測定は、試料10gに、それと同量の蒸留
水を加え、乳鉢でホモジナイズして、30QQrpmで
5分間遠心分離した後、上澄みをpH計(HM−5A 
、東亜電波工業■製)で測定した。
また、物性測定は、レオメータ−(NRM−2010J
−CW型、不動工業■製)を用い、径8mmの球形プラ
ンジャを高さ15mmの試料に6 cm/ main、
の速度で押し込み、記録チャートから破断強度および破
断歪を読み取った。
その結果、乳酸菌数は、6.0X109個/g、pH5
,7、破断強度1791g、破断歪11.8mmとテク
スチャーも良好なものが得られた。
え胤■ユ 発酵時間を24時間とし、発酵の際の温度条件を変化さ
せた以外は、実施例1と同様の条件で水産練製品を製造
した。
そして、実施例1と同様に、乳酸菌数、pH1物性を測
定した。
それらの結果を第1図及び第1表に示す。
なお、図の結果は測定値の平均とその標準偏差を示す。
(以下余白) 結果を考察すると、40℃では、乳酸菌数1゜3X10
9個/glpl(4,5に達し、発酵は順調に進んでい
るが、破断強度316g、破断歪6.4m腸と低く、蒲
鉾として脆いものになっている。
一方、30℃では、乳酸菌数4.2X10’個/g、p
H5,1と乳酸菌の発育も良く、破断強度1271 g
、破断歪9 、9 amとテクスチャーも良好なものが
得られる。
火見■ユ 発酵時間を24時間とし、発酵の際の温度条件を変化さ
せ、乳酸菌としてラクトバチルス ブランタルム(La
ctobaci ] lus  ] antarum 
)に属するMMF−101(サンエイ糖化■製)を用い
た以外は、実施例1と同様の条件で水産練製品を得た。
そして、実施例1と同様に、乳酸菌数、pn、物性を測
定した。
それらの結果を、第2図に示す。
なお、図の結果は測定値の平均とその標準偏差を示す。
罠1勇A 発酵時間を24時間とし、発酵の際の温度条件を変化さ
せ、乳酸菌として、ラクトバチルス プランタルム(L
actobacillus  lantarum)に属
するMMP−103(サンエイ糖化−製)を用いた以外
は、実施例1と同様の条件で水産練製品を得た。
そして、実施例1と同様に、乳酸菌数、pH1物性を測
定した。
それらの結果を、第3図に示す。
なお、図の結果は測定値の平均とその標準偏差を示す。
火臣旦5 発酵の際の時間条件を変化させた以外は、実施例1の条
件で水産練製品を得た。
そして、実施例1と同様に、乳酸菌数、p)I、物性を
測定した。
それらの結果を、第4図及び第2表に示す。
なお、 図の結果は測定値の平均とその標準偏差を示す。
( 以 下 余 白 ) 結果を考察すると、乳酸菌数は48時間まで経時的に増
加して9.9 X 10’個/gに達し、また、pHは
4.5まで低下したが、破断強度は866g破断歪は8
.1u++と低く、蒲鉾としては脆く、発酵時間は36
時間が良好であった。
え施贋玉 発酵時間を36時間とし、フL酸菌の添加量を変化させ
た以外は、実施例1の条件で水産練製品を得た。
そして、実施例1と同様に、乳酸菌数、pH1物性を測
定した。
それらの結果を、第5図及び第3表に示す6なお、図の
結果は測定値の平均とその標準偏差を示す。
(以下余白〉 結果を考察すると、乳酸菌の添加量の増大に伴ってpH
は低下し、発酵の程度は増大したが、最大添加量5XI
O’個/gではPH4、0と酸味が強すぎるため、2.
5X10’個/gを適量とした。
火蓋■ユ 乳酸菌の添加量を2.5X10”個/gとし、発酵時間
を変化させた以外は、実施例1と同様の条件で水産練製
品を得た。
そして、実施例1と同様に、乳酸菌数、pH5物性を測
定した。
それらの結果を、第6図に示す。
なお、図の結果は測定値の平均とその標準偏差を示す。
結果を考察すると、36時間では十分に発酵は進行する
が、水産練製品としては脆くなる。
一方、30時間では乳酸菌数2.3X109個/g、p
H4,8と乳酸発酵も比較的進行し、テクスチャーも良
好であった。
従って、乳酸菌添加量2.5X10’個/g、発酵時間
30時間が条件として適当である。
え1■1 乳酸菌の添加量を2.5X10’個/gとし、トウモロ
コシを亜硫酸で抽出した栄養補強剤の固形分を、乳酸発
酵した水産練製品に対して0〜5%を播漬時に添加した
以外は、実施例1と同様の条件で水産練製品を得た。
そして、実施例1と同様に、乳酸菌数、pH1物性を測
定した。
それらの結果を、第7図に示す。
なお、図の結果は測定値の平均とその標準偏差を示す。
結果は、第7図に示すように、栄養補強剤の増加に伴い
発酵が進み、1%でpH4,6に達したが、それ以上多
く添加すると、逆に発酵は抑制された。
K1■5 乳酸菌の添加量を2.5 x 10’個/gとし、トウ
モロコシを亜硫酸で抽出した栄養補強剤の固形分を、乳
酸発酵した水産練製品に対して0〜2%を描漬時に添加
した以外は、実施例1と同様の条件で水産練製品を得た
そして、実施例1と同様に、乳酸菌数、PH1物性を測
定した。
それらの結果を、第8図に示す。
なお、図の結果は測定値の平均とその標準偏差を示す。
結果は、第8図に示すように、添加量0.5%が適当で
あった。
なお、栄養補強剤としては、上記した以外にも、マグネ
シウムやMRS培地が有効であった。
L藍」 実施例9と同様の条件で得られた水産練製品を本発明品
とした。
本発明品に対して、乳酸菌を添加しない他は実施例9と
同様の条件により得たものを比較孔1とし、市販されて
いる蒲鉾を比較孔2とした。
そして、本発明品を、比較孔1及び比較孔2とそれぞれ
比較した。
まず、物性について比較した。
物性測定は、実施例1と同様に行なった。
その結果、本発明品は、比較孔1と同程度の堅さを示し
、比較孔2と比べると堅さは優れていた。
本官能検査の結果は、レオメータによる測定結果とも良
く一致した。
次に味について比較すると、本発明品は、比較孔1より
旨味について優れ、また、比較孔1及び比較孔2より、
特に酸味がまろやかで優れており、独特の味を醸し出し
ていた。
〔発明の効果〕 本発明は以上説明した通りなので、次のような効果を得
ることができる。
即ち、本発明によれば、十分な弾性を有し、かつ、良好
な酸味を有する、独特な味を醸し出す全く新規な水産練
製品を得ることができる。
そして、該水産練製品は、水産業界に新商品による新し
い分野を開拓することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図:実施例2の結果を示すグラフ 第2図:実施例3の結果を示すグラフ 第3図:実施例4の結果を示すグラフ 第4図:実施例5の結果を示すグラフ 第5図:実施例6の結果を示すグラフ 第6図;実施例7の結果を示すグラフ 第7図;実施例8の結果を示すグラフ 第8図:実施例9の結果を示すグラフ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乳酸発酵による酸味を有することを特徴とする、水
    産練製品。 2 水産練製品を製造するに際し、擂潰時に乳酸菌を添
    加し、坐り工程で乳酸発酵させたことを特徴とする、水
    産練製品の製造方法。
JP2078891A 1990-03-29 1990-03-29 水産練製品及びその製造方法 Pending JPH03280862A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716079A (ja) * 1993-06-30 1995-01-20 Kozo Asano 水産発酵ゲル化食品およびその製造法
US6884455B2 (en) 2001-08-06 2005-04-26 Nippon Suisan Kaisha, Ltd. Process for producing fermented fish food
JP2019076089A (ja) * 2017-10-23 2019-05-23 有限会社佐藤修商店 魚肉練製品及びその製造方法

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EP1415547A4 (en) * 2001-08-06 2005-10-26 Nippon Suisan Kaisha Ltd PROCESS FOR PRODUCING FERMENTED FISH FOOD
JP2019076089A (ja) * 2017-10-23 2019-05-23 有限会社佐藤修商店 魚肉練製品及びその製造方法

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