JPH03281774A - 表面硬化法 - Google Patents

表面硬化法

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JPH03281774A
JPH03281774A JP8076590A JP8076590A JPH03281774A JP H03281774 A JPH03281774 A JP H03281774A JP 8076590 A JP8076590 A JP 8076590A JP 8076590 A JP8076590 A JP 8076590A JP H03281774 A JPH03281774 A JP H03281774A
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JP
Japan
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substrate
base material
vapor
ion
ratio
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Application number
JP8076590A
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English (en)
Inventor
Kokichi Ohata
大畠 耕吉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属の表面改質に係り、特に表面硬化法に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、金属材料の表面を改質して、例えば表面を硬くし
て用途拡大を図るためにPVDやCVDにより1′1N
や1” i Cなどをコーティングすることがなされて
いるが、PVDによる膜は400〜500℃で作製して
も剥離しやすい、CVDによる膜は処理温度がさらに高
いため母材の変形や変質を生じやすい北にアルミ合金な
ど軽合金には処理温度が高すぎて適用できず、いずれも
その効果を期待できない。
これらに対して、イオン照射を利用することが提案され
ている。例えば、時開’PI  215965号公報に
は「蒸着とイオン照射の併用によりI” i N膜を形
成して耐食性や高緻密性を付与するには、膜の結晶が(
111)面に配向していることが必要で、10〜120
eVのイオンを照射すること」が記載されている。また
、特開平1 215966号公報には[蒸着とイオン照
射の併用によりTiN膜を形成して高硬度を付与するに
は、膜の結晶が(200)面に配向していることが必要
で、100〜2000eVのイオンを照射すること」が
記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
公報による方法にてTiN膜を形成する場合、イオンの
加速エネルギーが小さくて基材との混ぞ物層(ミキシン
グ層)が薄く、膜が剥離しやすしということが懸念され
ていた。
TiN膜の特性はその結晶の配向性に依存し、前記公報
に対して、表面の硬さを高めるには膜σ結晶が(111
)面に配向していることが必要であることを見いだした
したがって、本発明の目的は、基材との明瞭ろ境界がな
くて密着性(耐剥離性)がすぐれ、砂川を大幅に向上さ
せる表面硬化法を提供することにあり、とくに低温度で
処理できるためアルミ合徐等に適用するとより効果的で
ある。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成させるために、Tiを基材表mに蒸着さ
せながら、その金属原子との比が0.5〜5.5のイオ
ン化した窒素を基材表面に照射または注入して、蒸着金
属と反応させ窒化物層を形成した。すなわち、蒸着金属
粒子は基材表面に伺着する前に加速された窒素イオンと
衝突して窒化物になって基材に注入されるか、または基
材表面に付着した後に窒素イオンと反応して窒化物にな
って層を形成する。従って、基材表面に注入された状態
になるために基材と窒化物層とは原子的結合状態になり
、基材との密着性は非常に良好であり、表面には結晶構
造からみて(1,11)面に強く配向して硬さの大きい
状態が比較的低い温度で得られるために、従来の課題を
解決することができる。
ここで、Tiを蒸着しながら窒素イオンを照射するとい
うことは、これらを同時に併用または交互に行うことを
指している。
〔作用〕
本発明の表面硬化法によるアルミ合金は、その表面に硬
度の高い窒化物が形成されており、その窒化物層は基材
近傍で濃度が減少して基材との混合物層となり、さらに
内部は基材になっている。
すなわち、加速された窒素イオンは蒸着金属粒子と衝突
して局部的に発熱して蒸着金属粒子と反応して窒化物を
形成して基材中に注入されるか、蒸着金属粒子が窒素イ
オンによって加速されて基材中に注入されて基材中で局
部的に発熱して反応し窒化物を形成して基材との混合物
層が形成されるこの混合物層上に蒸着金属が付着、窒素
イオンによって窒化物層が形成されていく。この窒化物
層を形成する場合、蒸着金属の原子1個あたり注入する
イオンの数が1.0〜1.5以下ではX線回折による結
晶構造(111)面からの信号1目1が強< (200
)面からの信号I zooが弱い。そして1.5〜5.
5の範囲ではその数が大きくなるにつれて(111)面
からの信号I tttが弱くなり(200)面からの信
号I zooが強くなって、その比率I zoo/ I
 xxsが大きくなる。さらに5.5〜6.0以上では
(200)面からの信号I2o。
が強くなるが、照射するイオンによって蒸着金属がほと
んどスパッタアウトしてしまい成膜しにくくなってしま
う。また、蒸着金属の原子1個あたりの注入するイオン
の数(両者の比)が一定でも、注入するイオンの数が増
加するとI zoo/ I 111の比が大きくなる。
これらの関係を第5図に示す。
本発明は、これらの研究結果から生れたものである。す
なわち、蒸着する金属原子と注入するイオンの比率また
は量を制御して、前記窒化物の結晶の(200)面およ
び(111)面からのX線回折ピーク値の比率(I 2
00/ I 111)が変えた試料を作製し、硬さを1
ltq定した結果、第6図に示すように、硬さは膜の結
晶の配向性に依存すること、特に1200/ I il
lの比率が1以下の領域にて1200/ I 111の
比率に対して硬さが一意的に決定されるのでI ZOO
/ I 11工の比率を制御することによって有効な表
面硬化法になることを見いだしたもので、比較的低温度
で変質・変態してしまう材料を適用して好結果を得たも
のである。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
(実施例:1) 第2図は本発明による一実施例における窒化チタン膜を
形成する方法を示す概略説明図である。
第2図に示すように、真空ポンプ1により真空排気した
チャンバー2内で水冷回転式の基板ホルダー:3に対し
て互いに45°の角度から窒素イオン4を照射するイオ
ン源5とチタン蒸気6を蒸発する蒸発源7を設け、基材
8の表面にチタンを蒸着させながら、窒素イオンビーム
を照射して、基材8の表面に窒化チタン膜を形成する。
基材はAト」1%Si系合金板(φl 25mnX t
 5nmi)であり、成膜条件はチタンの蒸着速度12
〜]3人/ s +加速電圧20 kV、窒素イオン電
流0.11A (1、4m A / al )である。
これらの条件で作製した試料を180°折曲げ試験して
、その表面をS EMで1ltFJした。また、AES
で表面から基材側へ分析した。これらの比較に、同じ基
材にPVD処理によりTiN成膜したものを用いた。S
EMにより表面をIl察した結果、本発明材では表面に
割れは生じているが表面層の剥離は生じていない。
それに対して、比較材では表面層が剥離していた。
これらのことから、本発明材は基材との密着性が極めて
良好なことがわかる。また、AESにより断面を分析し
た結果を第3図に示す。本発明材は、表面に”I” i
 Nが形成されており、表面から基材までの間にTiN
が徐々に減少してAQが徐々に増加している部分、が比
較的長く形成されている。これは表面層と基材間にTi
NとAQの混合層が形成されていることを示している。
これに対して。
比較材のPVD処理品ではTiN層が急激に減少し、基
材も急激に増加しており、混合層の形成がなく、はとん
ど機械的結合状態になっていることがわかる。従って、
本発明材の窒化物層は基材との明瞭な境界がなく、原子
的結合状態になって濃度勾配をもっており、密着性がき
わめて良好であることがわかる。
(実施例:2) 基板として実施例1と同様の板製用い、Tiの蒸着速度
を1〜23人/ s +加速電圧20kV。
窒素イオン電流0.05〜0.24A (−3mA/c
d)の範囲の条件でTiNの成膜処理を施した。
第4図は、本発明の一実施例のTiN膜のX線回折によ
る特性曲線である。ここで、同図(a)はT1の蒸着速
度7人/Sと窒素イオン電流0.11Aで成膜しI 2
00/ I 111の比がi 、 Oの場合であり、同
図(b)は4人/Sと0.07A で成膜しI 200
/ I tttの比が0.6 の場合であり、硬度が増
えている。そして、窒素イオン電流とTi蒸着速度の両
者の比(N/’I”i)やN値を変えることにより、第
5図に示すようにTiN結晶の配向性のちがう膜を任意
に作製できること、第6図に示すようにT i N膜の
I zoo/ I 111の比を制御することにより任
意の硬さを付与できること、特にI 200/ I t
ttの比率が1以下の領域でI 200/I 111の
比率に対して硬さが一意的に決定され、ピンカース硬さ
が1−〇〇程度のアルミ合金の表面の硬さ&500〜1
000に向上できることがわかった。第1図は、本発明
の一実施例のアルミ合金の基材8に、混合層9を介して
I zoo/ I 111の比率が1以下のT j N
層10がコーティングされている状況を示している。T
iN膜形成時の基材表面部分の温度は90〜120℃程
度であり、冷却手段を改善することで30〜50℃でも
可能である。
以下、具体例の一部を述べたが、本発明は実施例の記述
のみに制限されるものではなく、例えば、軽合金や超硬
合金に適用した場合、第6図の特性曲線が基材の硬さだ
けシフトした結果を示したので、アルミ合金ばかりでは
なく他の材料の表面硬化法として適用可能である。また
、蒸着金属としてTjの例を示したが、Cr、B、AQ
、Si。
7、 rについても同じことがいえることはいうまでも
ない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、基材との明瞭な境界がなくて密着性(
耐剥離性)がすぐれ、高い硬度のアルミ合金を作る表面
処理法が実現でき、軽合金や超硬その他一般材料にも低
い温度で処理できる効果があり、工業上非常に有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のアルミ合金に混合層を介し
てTiN膜が形成されている基材の断面図、第2図は本
発明の窒化チタン膜を形成する装置を示す説明図、第3
図は本発明材および比較材のAES分析結果を示す特性
図、第4図は本発明の一実施例を示すTiN膜のX線回
折による特性曲線図、第5図は本発明の一実施例のTi
N膜形成条件とTiN膜結晶の配向性との関係を示す特
性図、第6図は本発明の一実施例のTiN膜のI zo
o/ I zltの比と硬さとの関係を示す特性図であ
る。 1・・・真空ポンプ、2・・・真空チャンバー、3・・
基板ホルダー、4・・・イオンビーム、5・・・イオン
源、6・・・金属蒸気、7・・・蒸発源、8・・・基材
、9・・・混合層、第 図 躬 スパッタ時間(mlrI) (0L) riJ肪 角 (2θ) 第 図 チター、/ /)蒸1逮度(A/s)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.基板表面に金属を蒸着しながら窒素イオンを同時に
    照射することによつて、前記表面に蒸着金属との窒化物
    が形成され、該窒化物が表面から内部にわたつて濃度が
    減少し、かつ、前記窒化物の(200)面および(11
    1)面からのX線回折による特性値の比(I_2_0_
    0/I_1_1_1)が1.0以下であることを特徴と
    する表面硬化法。
  2. 2.前記基材がアルミ,アルミ合金,軽合金,工具鋼,
    超硬,または構造材であることを特徴とする請求項1記
    載の表面硬化法。
JP8076590A 1990-03-30 1990-03-30 表面硬化法 Pending JPH03281774A (ja)

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