JPH03282338A - トルクセンサの製造方法 - Google Patents
トルクセンサの製造方法Info
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- JPH03282338A JPH03282338A JP8465490A JP8465490A JPH03282338A JP H03282338 A JPH03282338 A JP H03282338A JP 8465490 A JP8465490 A JP 8465490A JP 8465490 A JP8465490 A JP 8465490A JP H03282338 A JPH03282338 A JP H03282338A
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- Japan
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- magnetic
- torque
- transmission shaft
- magnetic body
- torque transmission
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
本発明は回転軸などに加えられたトルクを非接触で検出
するトルクセンサを製造する方法に関する。
するトルクセンサを製造する方法に関する。
(従来の技術)
電動機、自動車などの回転駆動部において制御又は監視
を行う場合、トルクは最も基本的なパラメータとして利
用される。例えば、開発の盛んな各種車載電装システム
(パワーステアリングシステム、トランスミッション制
御システム、エンジン制御システム、4輪駆動システム
、操舵システム)においても、トルク検出の重要性は高
い。
を行う場合、トルクは最も基本的なパラメータとして利
用される。例えば、開発の盛んな各種車載電装システム
(パワーステアリングシステム、トランスミッション制
御システム、エンジン制御システム、4輪駆動システム
、操舵システム)においても、トルク検出の重要性は高
い。
近年、非晶質磁性合金の薄帯に生じる磁気歪み効果を利
用し、トルクを非接触で検出することができるトルクセ
ンサが提案されている(電気学会マグネティックス研究
会資料MAG−81−72)。
用し、トルクを非接触で検出することができるトルクセ
ンサが提案されている(電気学会マグネティックス研究
会資料MAG−81−72)。
このトルクセンサの原理を第11図を参照して説明する
。第12図において、トルクを検出すべき回転軸、すな
わちトルク伝達軸1には非晶質磁性合金薄帯からなる磁
性体2か巻回されて固定されている。この磁性体2には
、予めトルク伝達軸1の周方向3に対して角度θ(≠0
)の方向を磁化容易軸とする一軸磁気異方性K。。が付
与されている。
。第12図において、トルクを検出すべき回転軸、すな
わちトルク伝達軸1には非晶質磁性合金薄帯からなる磁
性体2か巻回されて固定されている。この磁性体2には
、予めトルク伝達軸1の周方向3に対して角度θ(≠0
)の方向を磁化容易軸とする一軸磁気異方性K。。が付
与されている。
また、この磁性体2に近接して励磁コイル及び検出コイ
ルが配置され、この検出コイルは図示し、ない検出回路
に接続されている。
ルが配置され、この検出コイルは図示し、ない検出回路
に接続されている。
このような構成のトルクセンサを用い、以下のようにし
てトルクを検出することができる。ここで、説明を簡単
にするために、θ−45@、飽和磁歪定数λ5〉0とす
る。いま、軸1に破線矢印で示すトルクTが加わると、
軸1に発生した表面歪み応力σが磁性体2に伝達され、
磁性体2にはトルク伝達軸1の周方向に対して+45″
の方向に張力σが、−45”の方向に圧縮応力−σがそ
れぞれ発生する。これに伴って、磁性体2には磁気歪み
効果によって、+45°の方向に応力誘起磁気異方性に
、、(K、、−3λ、・σ)が誘導される。この結果、
K、。とに1.とが合成されて一軸磁気異方性はK w
xに変化する。この場合、磁性体2の内部を通過する磁
束の向きが一定であれば、−軸磁気異方性が変化するこ
とにより、磁性体2における磁束貫通方向の透磁率が変
化する。したがって、この透磁率変化を、検出コイル及
びこれに接続された検出回路により測定することができ
、その値から軸1に加えられたトルクTを求めることが
できる。
てトルクを検出することができる。ここで、説明を簡単
にするために、θ−45@、飽和磁歪定数λ5〉0とす
る。いま、軸1に破線矢印で示すトルクTが加わると、
軸1に発生した表面歪み応力σが磁性体2に伝達され、
磁性体2にはトルク伝達軸1の周方向に対して+45″
の方向に張力σが、−45”の方向に圧縮応力−σがそ
れぞれ発生する。これに伴って、磁性体2には磁気歪み
効果によって、+45°の方向に応力誘起磁気異方性に
、、(K、、−3λ、・σ)が誘導される。この結果、
K、。とに1.とが合成されて一軸磁気異方性はK w
xに変化する。この場合、磁性体2の内部を通過する磁
束の向きが一定であれば、−軸磁気異方性が変化するこ
とにより、磁性体2における磁束貫通方向の透磁率が変
化する。したがって、この透磁率変化を、検出コイル及
びこれに接続された検出回路により測定することができ
、その値から軸1に加えられたトルクTを求めることが
できる。
ところで、前述した原理に基づくトルクセンサにおいて
は、磁性体2に予め一軸磁気異方性Ku。
は、磁性体2に予め一軸磁気異方性Ku。
を付与しておく必要がある。特に、このトルクセンサに
より、正転時及び逆転時のトルクを直線性よく検出する
ためには、トルク伝達軸の周方向に対してそれぞれ+θ
及び−θ(0°、90″180″270@を除く)の方
向に予め一軸磁気異方性に6゜を付与した1対の磁性体
と、これらの磁性体の磁気特性変化を検出するための差
動結合された1対の検出コイル又は検出ヘッドを用いて
トルクセンサを構成する必要がある。
より、正転時及び逆転時のトルクを直線性よく検出する
ためには、トルク伝達軸の周方向に対してそれぞれ+θ
及び−θ(0°、90″180″270@を除く)の方
向に予め一軸磁気異方性に6゜を付与した1対の磁性体
と、これらの磁性体の磁気特性変化を検出するための差
動結合された1対の検出コイル又は検出ヘッドを用いて
トルクセンサを構成する必要がある。
磁性体に一軸磁気異方性に5oを付与するには、従来、
以下のような方法が知られているが、これらの方法には
いずれも問題がある。
以下のような方法が知られているが、これらの方法には
いずれも問題がある。
■トルク伝達軸の径に合わせて非晶質磁性合金からなる
環状の磁性体を作製し、熱処理して内部応力を除去した
後、これをトルク伝達軸に挿着し、軸にねじりを与えた
状態で接着し、軸のねじりを戻す方法。しかし、この方
法では、予め軸の径に合わせて環状の磁性体を作製する
必要がある、軸にねじりを与える必要がある、など工程
の煩雑化を招くという問題がある。
環状の磁性体を作製し、熱処理して内部応力を除去した
後、これをトルク伝達軸に挿着し、軸にねじりを与えた
状態で接着し、軸のねじりを戻す方法。しかし、この方
法では、予め軸の径に合わせて環状の磁性体を作製する
必要がある、軸にねじりを与える必要がある、など工程
の煩雑化を招くという問題がある。
■磁性体を軸に接着固定する前に、予め磁性体に磁界中
熱処理・冷却を施すことにより、−軸磁気異方性を導入
する方法。しかし、この方法では、非常に手間がかかり
量産性に欠ける上、長尺磁性体には適用が困難であるな
ど磁性体の寸法及び形状が制限される。
熱処理・冷却を施すことにより、−軸磁気異方性を導入
する方法。しかし、この方法では、非常に手間がかかり
量産性に欠ける上、長尺磁性体には適用が困難であるな
ど磁性体の寸法及び形状が制限される。
■軸に非晶質合金を例えば熱間静水圧圧縮法(HI P
)により接合して結晶化した後、この合金の一部にレー
ザパルスを照射して縞状に非晶質化する方法(特開昭6
3−2H478号公報)。この方法では、磁性体は結晶
質及び非晶質が交互に縞状に配列された構造となるため
、磁気異方性を付与することができる。また、この方法
では、磁性体の接合耐久性が良好となる。しかし、この
方法では、高価なレーザ照射装置が必要になる、レーザ
で磁性体の表面を改質すると程度の差はあれ磁性体がも
ろくなる、などの問題がある。
)により接合して結晶化した後、この合金の一部にレー
ザパルスを照射して縞状に非晶質化する方法(特開昭6
3−2H478号公報)。この方法では、磁性体は結晶
質及び非晶質が交互に縞状に配列された構造となるため
、磁気異方性を付与することができる。また、この方法
では、磁性体の接合耐久性が良好となる。しかし、この
方法では、高価なレーザ照射装置が必要になる、レーザ
で磁性体の表面を改質すると程度の差はあれ磁性体がも
ろくなる、などの問題がある。
■気相成長法を用いて軸の表面に磁性体を形成する方法
(特願昭5111−150988号公報)。この方法は
軸の表面への磁性体の固定という点では優れている。し
かし、この公報には、軸の表面に形成された磁性体に磁
気異方性を付与する具体的な手段が開示されておらず、
この点に問題がある。
(特願昭5111−150988号公報)。この方法は
軸の表面への磁性体の固定という点では優れている。し
かし、この公報には、軸の表面に形成された磁性体に磁
気異方性を付与する具体的な手段が開示されておらず、
この点に問題がある。
トルクセンサを車載電装システムなどに応用するにあた
っては、磁性体への磁気異方性の導入に対する対策が非
常に重要である。
っては、磁性体への磁気異方性の導入に対する対策が非
常に重要である。
(発明が解決しようとする課題)
本発明の目的は、磁性体への磁気異方性の導入に付随す
る問題がなく、しかも感度の高いトルクセンサを製造し
得る方法を提供することにある。
る問題がなく、しかも感度の高いトルクセンサを製造し
得る方法を提供することにある。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段)
本発明のトルクセンサの製造方法は、磁歪を有する磁性
体をトルク伝達軸表面に回定し、該軸に加えられたトル
クにより、前記磁性体の磁気特性が変化することを利用
してトルクの検出を行うトルクセンサを製造するにあた
り、前記トルク伝連軸の表面にその周方向に対して所定
の方向に沿って溝加工又は化学的下地処理を施した後、
磁性体を成膜することにより、所定方向に磁気異方性を
生じさせることを特徴とすることを特徴とするものであ
る。
体をトルク伝達軸表面に回定し、該軸に加えられたトル
クにより、前記磁性体の磁気特性が変化することを利用
してトルクの検出を行うトルクセンサを製造するにあた
り、前記トルク伝連軸の表面にその周方向に対して所定
の方向に沿って溝加工又は化学的下地処理を施した後、
磁性体を成膜することにより、所定方向に磁気異方性を
生じさせることを特徴とすることを特徴とするものであ
る。
本発明において、トルク伝達軸に溝を形成する具体的な
加工方法としては、■旋盤加工によりトルク伝達軸の表
面に螺旋状の溝を形成する方法、■比較的粗粒の研磨紙
などを用い、トルク伝達軸を研磨して研摩傷をつける方
法、■トルク伝達軸にフォトレジストを塗布し、露光・
現像して所定のレジストパターンを形成した後、露出し
たトルク伝達軸をエツチングする方法、などが挙げられ
る。
加工方法としては、■旋盤加工によりトルク伝達軸の表
面に螺旋状の溝を形成する方法、■比較的粗粒の研磨紙
などを用い、トルク伝達軸を研磨して研摩傷をつける方
法、■トルク伝達軸にフォトレジストを塗布し、露光・
現像して所定のレジストパターンを形成した後、露出し
たトルク伝達軸をエツチングする方法、などが挙げられ
る。
溝の形状は、角型、V型、U型などいずれでもよく、特
に限定されない。溝の幅及び間隔は、10#−10■l
程度が好ましい。また、溝の深さはlIn〜1鰭程度が
好ましい。
に限定されない。溝の幅及び間隔は、10#−10■l
程度が好ましい。また、溝の深さはlIn〜1鰭程度が
好ましい。
また、トルク伝達軸に化学的下地処理を施す方法として
は、トルク伝達軸に磁性体が成長しにくい油膜、樹脂な
どを塗布し、所定の方向に沿ってレーザなどの高エネル
ギー密度ビームを照射して、その部分の油膜、樹脂など
を除去する方法、などが挙げられる。この場合、後の工
程で磁性体を成膜する際に、油膜、樹脂などがある部分
とない部分とで、磁性体の成長速度が異なるので、成膜
される磁性体に凹凸が生じる。
は、トルク伝達軸に磁性体が成長しにくい油膜、樹脂な
どを塗布し、所定の方向に沿ってレーザなどの高エネル
ギー密度ビームを照射して、その部分の油膜、樹脂など
を除去する方法、などが挙げられる。この場合、後の工
程で磁性体を成膜する際に、油膜、樹脂などがある部分
とない部分とで、磁性体の成長速度が異なるので、成膜
される磁性体に凹凸が生じる。
化学的下地処理の幅及び間隔は、l−〜5■■程度が好
ましい。
ましい。
このような溝加工や化学的下地処理は、後の工程で成膜
される磁性体に一輪磁気異方性が生じるように、トルク
伝達軸の周方向に対して所定の方向に沿って施される。
される磁性体に一輪磁気異方性が生じるように、トルク
伝達軸の周方向に対して所定の方向に沿って施される。
溝加工や化学的下地処理の方向は、主応力方向、すなわ
ちトルク伝達軸の周方向に対して±45″の方向が望ま
しいが、周方向に対して0°より大きく、90″未満の
任意の角度をなす方向であればよい。
ちトルク伝達軸の周方向に対して±45″の方向が望ま
しいが、周方向に対して0°より大きく、90″未満の
任意の角度をなす方向であればよい。
本発明において、トルク伝達軸上に磁性体を成膜する具
体的な方法としては、■メツキ法、■スパッタ法などの
気相成長法、などが挙げられる。
体的な方法としては、■メツキ法、■スパッタ法などの
気相成長法、などが挙げられる。
ただし、軟磁気特性の示す磁性体が得られるように、製
造に関するパラメータ(例えばスパッタ法におけるAr
圧など)を適当に選択することが好ましい。また、膜の
厚さは、l 00nm−1■m程度が好ましい。
造に関するパラメータ(例えばスパッタ法におけるAr
圧など)を適当に選択することが好ましい。また、膜の
厚さは、l 00nm−1■m程度が好ましい。
(作 用)
本発明の方法では、トルク伝達軸の表面にその周方向に
対して所定の方向に沿って溝加工又は化学的下地処理を
施した後、磁性体を成膜すると、磁性体がトルク伝達軸
表面の凹凸にならって均一な膜厚で形成されるか、又は
磁性体がトルク伝達軸表面の凹凸又は化学的下地処理に
応じて異なる膜厚で形成される。磁性体の膜が前記のい
ずれの状態になるかは、溝の幅、深さ、磁性体の膜厚な
どによって決まる。そして、前者の場合には、磁性体に
所定の方向に形状磁気異方性が生じる。また、後者の場
合には、磁性体の膜厚の違いによって、磁気特性、特に
透磁率に差が生じ、所定の方向に磁気異方性が生じる。
対して所定の方向に沿って溝加工又は化学的下地処理を
施した後、磁性体を成膜すると、磁性体がトルク伝達軸
表面の凹凸にならって均一な膜厚で形成されるか、又は
磁性体がトルク伝達軸表面の凹凸又は化学的下地処理に
応じて異なる膜厚で形成される。磁性体の膜が前記のい
ずれの状態になるかは、溝の幅、深さ、磁性体の膜厚な
どによって決まる。そして、前者の場合には、磁性体に
所定の方向に形状磁気異方性が生じる。また、後者の場
合には、磁性体の膜厚の違いによって、磁気特性、特に
透磁率に差が生じ、所定の方向に磁気異方性が生じる。
本発明の方法を用いれば、従来、磁性体に磁気異方性を
導入するために必要とされていた処理、例えば環状磁性
体の作製と軸にねじりを与える作業、磁界中熱処理・冷
却、レーザビーム照射などが不必要となり、しかもトル
ク伝達軸に磁性体を強固に固定することができる。また
、磁界中熱処理、レーザビーム照射などによる磁性体の
脆化の問題も生じない。
導入するために必要とされていた処理、例えば環状磁性
体の作製と軸にねじりを与える作業、磁界中熱処理・冷
却、レーザビーム照射などが不必要となり、しかもトル
ク伝達軸に磁性体を強固に固定することができる。また
、磁界中熱処理、レーザビーム照射などによる磁性体の
脆化の問題も生じない。
なお、本発明の方法と同様な方法として、トルク伝達軸
の一部をマスキングして磁性体を選択的に成膜する方法
が考えられる。しかし、トルク伝達軸の一部をマスキン
グする方法は、本発明における溝加工や化学的下地処理
に比べてはるかに煩雑であり、実用性に劣る。また、ト
ルク伝達軸の一部をマスキングして磁性体を選択的に成
膜すると、磁性体の膜が非連続的に形成された状態とな
り、磁気回路中に大きな磁気抵抗が入るため、トルク検
出感度が低下する。これに対して本発明の方法では、磁
性体の膜が連続的に形成されるため、トルク検出感度が
低下することはない。
の一部をマスキングして磁性体を選択的に成膜する方法
が考えられる。しかし、トルク伝達軸の一部をマスキン
グする方法は、本発明における溝加工や化学的下地処理
に比べてはるかに煩雑であり、実用性に劣る。また、ト
ルク伝達軸の一部をマスキングして磁性体を選択的に成
膜すると、磁性体の膜が非連続的に形成された状態とな
り、磁気回路中に大きな磁気抵抗が入るため、トルク検
出感度が低下する。これに対して本発明の方法では、磁
性体の膜が連続的に形成されるため、トルク検出感度が
低下することはない。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
実施例1
第1図は本発明の一実施例に係るトルクセンサの概略的
な構成図である。第1図において、図示しないモータな
どの駆動源によって回転する直径20 amのトルク伝
達軸11の表面の2個所には、旋盤加工により、第2図
に示すような幅0.5鰭、深さ0.5mmのV溝が、0
.1mm間隔で、トルク伝達軸11の周方向に対して+
456及び−45@の方向に1対設けられている。トル
ク伝達軸11の溝が形成された部分には、磁性体12が
成膜されている。
な構成図である。第1図において、図示しないモータな
どの駆動源によって回転する直径20 amのトルク伝
達軸11の表面の2個所には、旋盤加工により、第2図
に示すような幅0.5鰭、深さ0.5mmのV溝が、0
.1mm間隔で、トルク伝達軸11の周方向に対して+
456及び−45@の方向に1対設けられている。トル
ク伝達軸11の溝が形成された部分には、磁性体12が
成膜されている。
この磁性体12は、スパッタ法により形成された、(F
eo、2 C00,8) 711S i s B14
なる組成を有する磁歪定数10−5程度の合金膜からな
っている。その膜厚は約201である。
eo、2 C00,8) 711S i s B14
なる組成を有する磁歪定数10−5程度の合金膜からな
っている。その膜厚は約201である。
このような構造により、溝の走る方向が磁性体12の磁
化容易軸となり、磁性体12にトルク伝達軸11の周方
向に対してそれぞれ+45° −45°の方向に一軸磁
気異方性に3゜、K−〇が導入される。
化容易軸となり、磁性体12にトルク伝達軸11の周方
向に対してそれぞれ+45° −45°の方向に一軸磁
気異方性に3゜、K−〇が導入される。
トルク伝達軸11の溝が形成された部分の外周には、磁
性体12に非接触の状態で、円筒状の検出巻線131
132が施されている。また、検出巻線131 13□
の外周には、円筒状の励磁巻線14が施されている。こ
れら検出巻線131 132及び励磁巻線14は、図示
しない非磁性体からなる巻枠に0.3+am径の導線を
、検出巻線131 132の場合100回、励磁巻線1
4の場合300回巻回したものである。
性体12に非接触の状態で、円筒状の検出巻線131
132が施されている。また、検出巻線131 13□
の外周には、円筒状の励磁巻線14が施されている。こ
れら検出巻線131 132及び励磁巻線14は、図示
しない非磁性体からなる巻枠に0.3+am径の導線を
、検出巻線131 132の場合100回、励磁巻線1
4の場合300回巻回したものである。
第9図は本実施例のトルクセンサの回路構成を示すブロ
ック図である。第5図において、発振器21により10
0kHzの正弦波励磁電流を発生させ、増幅器22によ
り増幅し、励磁巻線14に印加する。
ック図である。第5図において、発振器21により10
0kHzの正弦波励磁電流を発生させ、増幅器22によ
り増幅し、励磁巻線14に印加する。
この結果、磁性体12+ 、12□には交番磁界が加わ
る。そして、前述した原理に従って、検出巻線13+
、13□により得られる検出信号が、差動増幅器23.
24.25を介して同期検波器26により整流されて、
トルク変化に応じて変化する直流のトルク信号が得られ
る。
る。そして、前述した原理に従って、検出巻線13+
、13□により得られる検出信号が、差動増幅器23.
24.25を介して同期検波器26により整流されて、
トルク変化に応じて変化する直流のトルク信号が得られ
る。
以上のような構成のトルクセンサを用い、トルクの検出
特性を測定した結果を第10図に示す。第10図から明
らかなように、本実施例のトルクセンサは、広いトルク
範囲にわたって良好な直線性を示す。
特性を測定した結果を第10図に示す。第10図から明
らかなように、本実施例のトルクセンサは、広いトルク
範囲にわたって良好な直線性を示す。
実施例2
旋盤加工によりトルク伝達軸11の表面に第2図に示す
V溝を形成する代わりに、フオトエ・ソチングによりト
ルク伝達軸11の表面に第3図に示すような幅0.05
+nm、深さ0.1wのU溝が、0.05+am間隔で
、トルク伝達軸11の周方向に対して+45″及び−4
5″の方向に1対設けた以外は、実施例1と同様にして
第1図に示す構造を形成した。
V溝を形成する代わりに、フオトエ・ソチングによりト
ルク伝達軸11の表面に第3図に示すような幅0.05
+nm、深さ0.1wのU溝が、0.05+am間隔で
、トルク伝達軸11の周方向に対して+45″及び−4
5″の方向に1対設けた以外は、実施例1と同様にして
第1図に示す構造を形成した。
その他の検出巻線13113□、励磁巻線14及び回路
構成は実施例1の場合と同様である。このトルクセンサ
でも、第1O図と同様な直線性の良好なトルク検出特性
が得られた。
構成は実施例1の場合と同様である。このトルクセンサ
でも、第1O図と同様な直線性の良好なトルク検出特性
が得られた。
なお、実施例1の場合には、第4図に示すように、磁性
体12はトルク伝達軸11表面の凹凸にならって均一な
膜厚で形成されている。一方、実施例2の場合には、第
6図に示すように、磁性体12はトルク伝達軸11表面
の凹凸に応じて異なる膜厚で形成されている。また、第
4図と第6図との中間的な状態として、第5図に示すよ
うに磁性体12が形成される場合もある。これらの違い
は、溝の幅、深さ、磁性体12の膜厚によって決まるが
、いずれの場合も磁性体12には磁気異方性が生じる。
体12はトルク伝達軸11表面の凹凸にならって均一な
膜厚で形成されている。一方、実施例2の場合には、第
6図に示すように、磁性体12はトルク伝達軸11表面
の凹凸に応じて異なる膜厚で形成されている。また、第
4図と第6図との中間的な状態として、第5図に示すよ
うに磁性体12が形成される場合もある。これらの違い
は、溝の幅、深さ、磁性体12の膜厚によって決まるが
、いずれの場合も磁性体12には磁気異方性が生じる。
また、トルク伝達軸11に化学的下地処理を施した後、
磁性体12を成膜することにより、磁性体12に磁気異
方性を導入してもよい。この方法を第7図及び第8図を
参照して説明する。第7図に示すように、トルク伝達軸
11の表面に油膜35を塗布する。そして、トルク伝達
軸11を回転しながら、その表面の油膜35に、レーザ
発振器32からのレーザ光をミラー33及びレンズ34
により走査させながら照射する。この結果、トルク伝達
軸11表面では、その周方向に対して所定方向に沿って
、油膜35が除去された部分36が形成される。この後
、磁性体12をスパッタすると、油膜35がある部分と
ない部分36とで、磁性体12の成長速度が異なるので
、第8図に示すように、成膜される磁性体12に凹凸が
でき磁性体12に磁気異方性が生じる。
磁性体12を成膜することにより、磁性体12に磁気異
方性を導入してもよい。この方法を第7図及び第8図を
参照して説明する。第7図に示すように、トルク伝達軸
11の表面に油膜35を塗布する。そして、トルク伝達
軸11を回転しながら、その表面の油膜35に、レーザ
発振器32からのレーザ光をミラー33及びレンズ34
により走査させながら照射する。この結果、トルク伝達
軸11表面では、その周方向に対して所定方向に沿って
、油膜35が除去された部分36が形成される。この後
、磁性体12をスパッタすると、油膜35がある部分と
ない部分36とで、磁性体12の成長速度が異なるので
、第8図に示すように、成膜される磁性体12に凹凸が
でき磁性体12に磁気異方性が生じる。
また、前記実施例では励磁巻線I4を用い、第9図に示
す回路構成でトルク検出を行ったが、励磁巻線を用いず
に、第11図に示す回路構成でトルク検出を行ってもよ
い。第11図において、発振器21て発生された正弦波
電流は増幅器22て増幅される。
す回路構成でトルク検出を行ったが、励磁巻線を用いず
に、第11図に示す回路構成でトルク検出を行ってもよ
い。第11図において、発振器21て発生された正弦波
電流は増幅器22て増幅される。
増幅器22の出力端には検出巻線13.と抵抗R1との
直列回路及び検出巻線132と抵抗R2(R2−R+)
との直列回路からなるブリッジ回路が接続されている。
直列回路及び検出巻線132と抵抗R2(R2−R+)
との直列回路からなるブリッジ回路が接続されている。
また、発振器21で発生された正弦波電流は参照信号発
生器27に入力され、ここで発生した信号が位相検波器
28に出力される。そして、ブリッジ回路の検出端には
差動増幅器23が接続され、その出力が位相検波器28
で検波されてトルク出力を得ることができる。
生器27に入力され、ここで発生した信号が位相検波器
28に出力される。そして、ブリッジ回路の検出端には
差動増幅器23が接続され、その出力が位相検波器28
で検波されてトルク出力を得ることができる。
[発明の効果コ
以上詳述したように本発明のトルクセンサの製造方法で
は、トルク伝達軸の表面にその周方向に対して所定の方
向に沿って溝加工又は化学的下地処理を施した後、磁性
体を成膜するという簡便な手段で、磁性体に磁気異方性
を導入することができる。また、磁性体への磁気異方性
の導入に伴う脆化などの問題を生じることがなく、トル
ク検出特性も優れている。
は、トルク伝達軸の表面にその周方向に対して所定の方
向に沿って溝加工又は化学的下地処理を施した後、磁性
体を成膜するという簡便な手段で、磁性体に磁気異方性
を導入することができる。また、磁性体への磁気異方性
の導入に伴う脆化などの問題を生じることがなく、トル
ク検出特性も優れている。
第1図は本発明の実施例におけるトルクセンサの概略構
成図、第2図及び第3図はそれぞれ本発明の実施例1.
2でトルク伝達軸に形成された溝の形状を示す断面図、
第4図〜第6図は本発明の実施例におけるトルク伝達軸
に形成された溝の形状による磁性体の被覆状態を示す説
明図、第7図は本発明の他の実施例におけるトルク伝達
軸の化学的下地処理の方法を示す説明図、第8図はトル
ク伝達軸の化学的下地処理後に成膜された磁性体の状態
を示す説明図、第9図は本発明に係るトルクセンサの回
路構成を示すブロック図、第10図は本発明に係るトル
クセンサによるトルク検出特性を示す喪性図、第11図
は本発明の他の実施例におけるトルクセンサの回路構成
を示すブロック図、第12図は本発明に係るトルクセン
サの原理を示す説明図である。 11・・・トルク伝達軸、12・・・磁性体、13.
13□・・検出巻線、14・・・励磁巻線、21・・・
発振器、22・・・増幅器、23.24.25・・・差
動増幅器、26・・・同期検波器、27・・・参照信号
発生器、28・・・位相検波器。 第1図
成図、第2図及び第3図はそれぞれ本発明の実施例1.
2でトルク伝達軸に形成された溝の形状を示す断面図、
第4図〜第6図は本発明の実施例におけるトルク伝達軸
に形成された溝の形状による磁性体の被覆状態を示す説
明図、第7図は本発明の他の実施例におけるトルク伝達
軸の化学的下地処理の方法を示す説明図、第8図はトル
ク伝達軸の化学的下地処理後に成膜された磁性体の状態
を示す説明図、第9図は本発明に係るトルクセンサの回
路構成を示すブロック図、第10図は本発明に係るトル
クセンサによるトルク検出特性を示す喪性図、第11図
は本発明の他の実施例におけるトルクセンサの回路構成
を示すブロック図、第12図は本発明に係るトルクセン
サの原理を示す説明図である。 11・・・トルク伝達軸、12・・・磁性体、13.
13□・・検出巻線、14・・・励磁巻線、21・・・
発振器、22・・・増幅器、23.24.25・・・差
動増幅器、26・・・同期検波器、27・・・参照信号
発生器、28・・・位相検波器。 第1図
Claims (1)
- 磁歪を有する磁性体をトルク伝達軸表面に固定し、該
軸に加えられたトルクにより、前記磁性体の磁気特性が
変化することを利用してトルクの検出を行うトルクセン
サを製造するにあたり、前記トルク伝達軸の表面にその
周方向に対して所定の方向に沿って溝加工又は化学的下
地処理を施した後、磁性体を成膜することにより、所定
方向に磁気異方性を生じさせることを特徴とするトルク
センサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8465490A JPH03282338A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | トルクセンサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8465490A JPH03282338A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | トルクセンサの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03282338A true JPH03282338A (ja) | 1991-12-12 |
Family
ID=13836704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8465490A Pending JPH03282338A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | トルクセンサの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03282338A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0634458A (ja) * | 1992-07-20 | 1994-02-08 | Hitachi Powdered Metals Co Ltd | 磁歪式トルクセンサ用磁歪検出体およびその製造方法 |
| WO1994004896A1 (fr) * | 1992-08-24 | 1994-03-03 | Kubota Corporation | Procede de fabrication d'un arbre a capteur de couple du type magnetostrictif, et arbre produit selon ce procede |
| US7363827B2 (en) | 2005-10-21 | 2008-04-29 | Stoneridge Control Devices, Inc. | Torque sensor system including an elliptically magnetized shaft |
| US7469604B2 (en) | 2005-10-21 | 2008-12-30 | Stoneridge Control Devices, Inc. | Sensor system including a magnetized shaft |
| WO2021187479A1 (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-23 | 臼井国際産業株式会社 | 磁歪式トルクセンサー用シャフトおよびその製造方法 |
| JP2021196292A (ja) * | 2020-06-16 | 2021-12-27 | 臼井国際産業株式会社 | トルクセンサシャフトの製造方法およびそのトルクセンサシャフト |
| JP2021196294A (ja) * | 2020-06-16 | 2021-12-27 | 臼井国際産業株式会社 | トルクセンサシャフトの製造方法およびそのトルクセンサシャフト |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP8465490A patent/JPH03282338A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0634458A (ja) * | 1992-07-20 | 1994-02-08 | Hitachi Powdered Metals Co Ltd | 磁歪式トルクセンサ用磁歪検出体およびその製造方法 |
| WO1994004896A1 (fr) * | 1992-08-24 | 1994-03-03 | Kubota Corporation | Procede de fabrication d'un arbre a capteur de couple du type magnetostrictif, et arbre produit selon ce procede |
| US5491369A (en) * | 1992-08-24 | 1996-02-13 | Kubota Corporation | Magnetostrictive torque sensor shaft |
| US7363827B2 (en) | 2005-10-21 | 2008-04-29 | Stoneridge Control Devices, Inc. | Torque sensor system including an elliptically magnetized shaft |
| US7469604B2 (en) | 2005-10-21 | 2008-12-30 | Stoneridge Control Devices, Inc. | Sensor system including a magnetized shaft |
| US7895906B2 (en) | 2005-10-21 | 2011-03-01 | Stoneridge Control Devices, Inc. | Sensor system including a magnetized shaft |
| US8001850B2 (en) | 2005-10-21 | 2011-08-23 | Stoneridge Control Devices, Inc. | Sensor system including a magnetized shaft |
| WO2021187479A1 (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-23 | 臼井国際産業株式会社 | 磁歪式トルクセンサー用シャフトおよびその製造方法 |
| JP2021148556A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | 臼井国際産業株式会社 | 磁歪式トルクセンサー用シャフトおよびその製造方法 |
| JP2021196292A (ja) * | 2020-06-16 | 2021-12-27 | 臼井国際産業株式会社 | トルクセンサシャフトの製造方法およびそのトルクセンサシャフト |
| JP2021196294A (ja) * | 2020-06-16 | 2021-12-27 | 臼井国際産業株式会社 | トルクセンサシャフトの製造方法およびそのトルクセンサシャフト |
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