JPH03287601A - パイプ成形法 - Google Patents

パイプ成形法

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JPH03287601A
JPH03287601A JP9066190A JP9066190A JPH03287601A JP H03287601 A JPH03287601 A JP H03287601A JP 9066190 A JP9066190 A JP 9066190A JP 9066190 A JP9066190 A JP 9066190A JP H03287601 A JPH03287601 A JP H03287601A
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JP
Japan
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polymerizable substance
substance
pipe
centrifugal force
mold
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Pending
Application number
JP9066190A
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English (en)
Inventor
Kakutaro Ganai
賀内 覚太郎
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、円筒体のモールドを回転してモールド中の重
合性物質に遠心力を与えつつパイプ形成を行うパイプ成
形法に関し、特に空気中の酸素による重合性物質への重
合阻害を防止し、耐候性、耐薬品性、硬度、光学特性お
よび表面平滑度の優れたパイプが得られるパイプ成形法
に関する。
〈発明が解決しようとする課題〉 鉄パイプ等の内面を研磨し、めっき等の表面処理を行っ
て表面精度を出してモールド(注型型)とし、この中に
モノマーを入れて、両端をフランジ等で閉じて、このモ
ールドを回転し、遠心力下で、モールド中の七ツマ−を
重合してパイプを成形するパイプの遠心成形法が知られ
ている。
一方、ジエチレングリコールビスアリルカーボネート、
メチルメタアクリレート等のモノマー、オリゴマーを円
筒型のモールドに注入じてパイプ等の形状に注型重合す
ると、耐候性、耐薬品性等の優れた重合体が得られるこ
とち知られている。
ところが、円筒型のモールドに注型するパイプ成形法で
は、重合時に体積が収縮するので、この体積収縮にモー
ルドの形状を追従させながら重合を行なわなければなら
ない。
モールドの一部を空気中に開放して重合を行わ°なくて
はならない場合、空気中の酸素によって重合に必要なラ
ジカルが消費されてしまい、空気と接触している面は、
充分な重合度を得ることができず、ゲル状になってしま
うという問題もある。
また、表面平滑度の高い重合成型品を得るためには、高
価な、表面平滑度の高いモールドを用いる必要がある。
く課題を解決するための手段〉 本発明の目的は、従来技術における問題点を解決し、耐
候性、耐薬品性、硬度、光学特性および表面平滑度の優
れたパイプが得られるパイプ成型法を提供することにあ
る。
すなわち本発明は、遠心力によってパイプ成形を行う遠
心成形機に設けられたモールド中に、ジアリル系化合物
および/またはジ(メタ)アクリル系化合物を必須成分
として含むモノマーまたはオリゴマーまたはこれらの混
合物を含有する重合性物質(A)と前記重合性物質(A
)との溶解性が小さく、かつ前記重合性物質(A>より
小さな密度を有する液状物(C)とを存在させて、遠心
力下で、前記重合性物質(A)を重合して、パイプ形状
とすることを特徴とするパイプ成形法を提供する。
また、遠心力によってパイプ成形を行う遠心成形機に設
けられたモールド中に、ジアリル系化合物および/また
はジ(メタ)アクリル系化合物を必須成分として含むモ
ノマーまたはオリゴマーまたはこれらの混合物を含有す
る重合性物質(A)を入れ、 前記重合性物質(A)の表面を、酸素濃度1%以下の不
活性ガス雰囲気と接触させて、遠心力下で前記重合性物
質(A)を重合して、パイプ形状とすることを特徴とす
るパイプ成形法を提供する。
遠心力によってパイプ成形を行う遠心成形機に設けられ
たモールド中に、ジアリル系化合物および/またはジ(
メタ)アクリル系化合物を必須成分として含むモノマー
またはオリゴマーまたはこれらの混合物を含有する重合
性物質(A)と、 前記重合性物質(A)との溶解性が小さく、かつ前記重
合性物質(A)より小さな密度を有する液状物(C)と
、 前記重合性物質(A)の密度より大きな密度を有する液
状物(B)とを存在させて、遠心力下で、前記重合性物
質(A)を重合して、パイプ形状とすることを特徴とす
るパイプ成形法を提供する。
前記重合性物質(A)が、下記式(I)式(I) (式中Rは二価アルコールの残基であり、nの値または
nの平均値は1ないし10)で表わされる脂肪族、脂環
式または芳香族二価アルコールのジ(アリルカーボネー
ト)のモノマーまたはオリゴマーまたはこれらの混合物
を含むのが好ましい。
液状物(C)は、好ましくは、数平均分子量(vrn)
500〜5000のエチレン・α−オレフィンランダム
共重合体油である。
なお、本発明においてジアリル系化合物および/または
ジ(メタ)アクリル系化合物を必須成分として含むモノ
マーまたはオリゴマーまたはこれらの混合物とは、モノ
マー単独、オリゴマー単独、モノマーとオリゴマーとの
混合物、モノマー2種以上の混合物、オリゴマー2種以
上の混合物またはモノマー1種または2種以上とオリゴ
マー1種または2種以上の混合物を含むちのである。
また、本発明において重合体とは、単独重合体であって
ち、共重合体であってもよい。
〈発明の構成〉 以下、本発明の詳細な説明する。
第1図〜第3図に本発明のパイプ成形法の好適な一実施
例が示される。
本発明のパイプ成形法は、ジアリル系化合物および/ま
たはジ(メタ)アクリル系化合物を必須成分として含む
七ツマ−またはオリゴマーまたはこれらの混合物を含む
重合可能な重合用物質(A)の重合方法であり、以下の
3つの方法で示される。
第1図に示す第1の発明は、好ましくは、あらかじめ不
活性ガス5雰囲気に置換された円筒状のモールド1中に
、重合性物質(A)と、液状物(C)とを、同時に又は
別々に入れ、フランジ6等で密封する。 このモールド
1を、例えば、第1図に示す円筒軸のまわりに5回転方
向7で回転する。 この回転による遠心力で、重合性物
質(A)と液状物(C)は、その比重差によってモール
ド1内で円筒状に分離し、比重の重い重合性物質(A)
 N2の内表面を、比重の軽い液状物(C)層3が覆い
円筒状形状に保持される。 この状態で、加熱等により
重合性性物質(A)の重合を行う。
重合性物質(A)と空気が接触していると、酸素によっ
て活性なラジカルが消費され、重合体の空気との接触面
は分子量が上がらず粘稠な液体ないしゲル状でとどまり
、その結果、重合体内部より硬度が劣る場合がある。 
モールド1内の雰囲気をあらかじめ不活性ガスと置換し
ておいても市販の工業用の不活性ガスでは酸素含有量が
かなり高く、このような問題がさけられない。
以上の第1の発明の方法を用いると、重合性物質(A)
層2の表面を液状物(C)層3で覆って重合するので、
重合体表面の硬度が充分高い重合体が得られる。 また
、重合時の樹脂の収縮による形状変形に対しても充分追
随することができ、内部歪の少ない重合体が得られる。
第2図に示す第2の発明は、遠心力によってパイプ成形
を行う遠心成形機に設けられたモールドl中に、重合性
物質(A)を入れ、この表面に酸素濃度1%以下の不活
性ガス15を接触させる。 好ましくは不活性ガスを導
入しつつ、遠心力下で重合性物質を重合してパイプ形状
とするパイプ成形法である。
不活性ガス雰囲気は、酸素濃度1%以下、好ましくは0
.5%以下、より好ましくは0.01%以下の不活性ガ
スである。
重合性物質(A)を重合する場合、重合性物質(A)が
空気と接触していると、酸素によって活性なラジカルが
消費されるため、重合体の空気との接触面は分子量が上
がらず粘稠な液体ないしゲルにとどまることがある。
重合を均一に完結させ表面の硬度を鉛筆硬度で2B以上
に、好ましくはHB組以上するためには、重合を行う雰
囲気の酸素濃度が1%以下、好ましくは0.5%以下、
より好ましくは0.01%以下の窒素、アルゴン等の不
活性ガスが好ましい。
以上の第2の発明の方法を用いると、第1の発明と同様
に重合体表面の硬度が充分高い重合体が得られ、また重
合体の内部歪も少ない。
第3図に示す第3の発明は、好ましくは、あらかじめ不
活性ガス5雰囲気に置換された円筒状のモールド1中に
、重合性物質(A)と、液状物(C)と、液状物(B)
とを、同時に又は別々に入れ、第1の発明と同様に回転
方向7で回転する。 この回転による遠心力で、重合性
物質(A)層2と液状物(C)層3と液状物(B)層4
とは、その比重差によってモールド1内で円筒状に分離
し、円筒状形状を保持しつつ、重合性物質(A)層2の
内表面を液状物(C)層3が覆い、外表面を液状物(B
)層4が覆う状態で重合される。
以上の第3の発明の方法を用いると、重合体表面の硬度
が充分高く、また内部歪の少ない重合体が得られるばか
りでなく、重合体の外表面の平滑度が、モールド1の内
表面の凹凸に左右されずに充分高い平滑度が得られる。
 さらにモールド1から重合体をとり出すことが容易で
、とり出す際に不要な歪を受けることがない。
第2の発明に於て、モールドl中に、さらに液状物CB
)を入れ、第3の発明と同様の効果を得ることもできる
本発明に用いる重合性物質(A)に用いられるジアリル
系化合物としては、ジアリル系化合物であれば特に限定
されないが、例として以下のものが挙げられる。
一般式 (式中、Rは二価アルコールの残基であり、nの値また
はnの平均値は1ないし10(好ましくは2〜10)で
ある)で表わされる脂肪族、脂環式または芳香族二価ア
ルコールのジ(アリルカーボネート)の七ツマ−または
オリゴマーまたはこれらの混合物(a)’ 、を含有す
る組成物(■)があげられる。
成分(a)′は、好ましくは、ジアリルカーボネートと
二価アルコールとのモル比4:1以下、より好ましくは
、モル比2:1における反応生成物であるのが良い。
二価アルコールは、好ましくは、エチレングリコール、
1.3−プロパンジオール、1゜4−ブタンジオール、
1.6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、ポ
リエチレングリコール、ジプロピレングリコール、プロ
ピレングリコール、ネオペンチルグリコール、トリメチ
ルベンタンジオール、シクロヘキサンジメタツール、ビ
ス(ヒドロキシメチル)トリシクロデカン、2,7−ノ
ルボルナンジオール、a。
α′−キシレンジオール、1,4−ビス(ヒドロキシエ
トキシベンゼン)および2,2−ビス〔4−(ヒドロキ
シエトキシ)フェニル〕プロパンの1種または2種以上
を用いる。
重合性物質(A)は、好ましくは、下記に示す成分(a
)″  (b) !3よび(c)を含有する液状組成物
(■)′であるのが良く、特開昭59−140214号
公報の記載を引用して、本明細書中に包含する。
成分(a)”は、−数式、 (式中、Rは二価アルコールの残基であり、nの値また
はnの平均値は1ないし10(好ましくは2〜10)で
ある)で表わされる脂肪族、脂環式または芳香族二価ア
ルコールのジ(アリルカーボネート)のオリゴマーまた
はオリゴマー混合物(ただし、前記式において該オリゴ
マー中に任意に含有される二価アルコールのジ(アリル
カーボネート)単量体は50重量%以下である)10な
いし90重量%、成分(b)は、−数式 (式中、R″は二価または三価アルコールの残基であり
、n″は2または3である)で表わされる脂肪族、脂環
式または芳香族二価アルコールまたは三価アルコールの
ジまたはトリ(アリルカーボネート)単量体または混合
物(該単量体または混合物中に任意に含有される二価ま
たは三価アルコールのジ(アリルカーボネート)オリゴ
マーまたはポリ(アリルカーボネート)は30重量%以
下である)、−数式 (式中、R″はジカルボン酸またはトリカルボン酸の残
基であり、n″は2または3である)で表わされる脂肪
族または芳香族ジカルボン酸またはトリカルボン酸のア
リルエステル、およびシアヌル酸トリアリルおよびイン
シアヌル酸トリアリルの中から選ばれる化合物Oないし
90重量%、および成分(C)は、アクリル系単量体ま
たはビニル系単量体Oないし30重量%からなり、前記
化合物(b)および(c)の合計がOより大である。
成分(a ) ”は、ジアリルカーボネートと二価アル
コ、−ルとのモル比4:1以下、好ましくは2:1にお
ける反応の生成物であるのが好ましく、二価アルコール
がエチレングリコール、l 3−プロパンジオール、1
.4−ブタンジオール、16−ヘキサンジオール、ジエ
チレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピ
レングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチル
グリコール、トリメチルベンタンジオール、シクロヘキ
サンジメタツール、ビス(ヒドロキシメチル)トリシク
ロデカン、27−ノルボルナンジオール、a、a’ −
キシレンジオール、14−ビス(ヒドロキシエトキシベ
ンゼン)、および2.2−ビス[4−(ヒドロキシエト
キシ)フェニル]プロパンの中から選ばれるのが好まし
い。
成分(b)は、ジアリルカーボネートと二価または三価
アルコールとのモル比6:1以上、好ましくは12:1
における反応の生成物であるのが好ましく、二価または
三価アルコールがエチレングリコール、1.3−プロパ
ンジオール、14−ブタンジオール、1.6−ヘキサン
ジオール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、ブロビレングリコール
、ネオペンチルグリコール、トリメチルベンタンジオー
ル、シクロヘキサンジメタツール、ビス(ヒドロキシメ
チル)トリシクロデカン、2,7−ノルボルナンジオー
ル、α、α′−キシレンジオール、1,4−ビス(ヒド
ロキシエトキシベンゼン)、22−ビス〔4−(ヒドロ
キシエトキシ)フェニル〕プロパン、トリメチルオール
プロパンおよびインシアヌル酸トリ(ヒドロキシエチル
)の1種または2種以上が好ましい。
また、成分(b)は、フタル酸ジアリル、コハク酸ジア
リル、アジピン酸ジアリル、ジアリルクロレンデート、
ジアリルグリコレート、ジアリルナフタレンジカルボキ
シレートおよびトリアリルメリテートであるのが良い。
成分(c)は、酢酸ビニル、安息香酸ビニル、メタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸フェニル、アクリル酸メチル
、マレイン酸メチル、無水マレイン酸、および塩化ビニ
リデンの1種または2種以上が好ましい。
また、重合性物質(A)は、好ましくは、ジエチレング
リコールビスアリルカーボネート、14ビス(ヒドロキ
シエトキシ)ベンゼンビスアリルカーボネート、2,4
−ジクロロテレフタル酸ビスアリルエステル等のビスア
リル化合物とフェニルメタクリレート、ベンジルメタク
リレート等の芳香環を有するビニルモノマーとの共重合
性組成物をあげることができる。
特開昭59−45312号記載の核ハロゲン置換ベンゼ
ンジカルボン酸のシアリレングリコールジアリルカーボ
ネートとの共重合性組成物(I)、 特開昭59−8709号記載の、核ハロゲン置換ベンゼ
ンジカルボン酸のエステル類(例えば2,4−ジクロロ
テレフタル酸ビスアリルエステル等)の1種以上と、単
独重合体としての屈折率が1.55以上であるラジカル
重合可能で芳香環含有の単官能性単量体(例えばフェニ
ルメタクリレート等)の1種以上との共重合との共重合
性組成物(II)、 特開昭59−8710号記載の、特定のビスアリルカー
ボネートまたはビスβ−メチルアリルカーボネート[例
えば、1.4−ビス(ヒドロキシエトキシ)ベンゼンビ
スアリルカーボネート等コの1種以上と、単独重合体と
しての屈折率が1.55以上であるラジカル重合可能で
芳香環含有の単官能性単量体(例えばフェニルメタクリ
レート等)の1種以上との共重合との共重合性組成物(
III)、 特開昭59−96109号記載の、モノオール”(例え
ば4−ベンジル−フェノール)と、不飽和カルボン酸(
クロライド)[例えばアクリル酸(クロライド)]とを
反応させたモノマーと、単独重合体の屈折率が1.55
以上であるラジカル重合可能なモノマー(例えばスチレ
ン)との共重合との共重合性組成物(rV)、特開昭5
9−96113号記載の、クロロ安息香酸のアリルエス
テル(例えば23−ジクロロ安息香酸ジアリルエステル
)と、2官能性単量体(例えばテトラブロモフタル酸の
ジアリルエステル)との共重合との共重合性組成物(V
) 特開昭59−184210号記載の共重合との共重合性
組成物(Vl)、 ジエチレングリコールビスアリルカーボネート(■)が
、例示される。
また、重合性物質(A)として用いられるジ(メタ)ア
クリル系化合物としては、特に制限はないが、下記の構
造式で示されるジ(メタ)アクリレートが好適に用いら
れる。
ここでRはHまたはCHsであり、Aは以下の式を示す
−O−(CH,)、−0− 重合性物質(A)には生成する重合体の物性を損なわな
い程度に他のモノマー、他の充填剤を加えることができ
る。 例えば重合体基準で30重量%までの割合でモノ
(メタ)アクリル系化合物、モノアリル系化合物、ある
いは無水マレイン酸等の不飽和カルボン酸、又は10重
量%までの割合でビニルトリエトキシシランのようなシ
ランカップリング剤を加えることもできる。
本発明方法では、重合性物質(A)に重合開始剤を含有
させてもよい。
重合性物質(A)を重合する際用いられる重合開始剤と
しては、光重合開始剤、熱重合開始剤、光・熱併用重合
開始剤またはこれらの組合せ等いかなるものを用いても
よい。
光重合開始剤には、光重合開始剤の他、電子線、放射線
重合開始剤等がある。
光重合開始剤としては、例えば2−ヒドロキシ−2−メ
チル−1−フェニル−プロパン−1−オンが挙げられる
熱重合開始剤としては、ジイソプロピルパーオキシジカ
ーボネート、ジセカンダリブチルバーオキシジカーボネ
ート、ジシクロヘキシルパーオキシジカーボネート、過
安息香酸第3ブチル等のパーオキシジカーボネート類、
ペンゾイルベーオキシド、アセチルパーオキシド、t−
ブチルヒドロペルオキシド、クメンヒドロペルオキシド
、ジ−t−ブチルペルオキシド、ペルオキシ安息香酸−
t−ブチル、過酸化ラウロイル、ジイソプロピルペルオ
キシジカーボネート、メチルエチルケトンペルオキシド
、ジアシルパーオキシド類等の有機過酸化物、無機過酸
化物及び、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスメチ
ルイソバレロニトリル等のラジカル開始剤が挙げられる
光・熱併用重合開始剤としては、例えば下記式、 の化合物が挙げられる。
重合性物質(A)を重合する際用いられる重合開始剤の
使用量は、重合性物質(A)に対して、0.1〜10w
t%、好ましくは1〜6wt%とする。
重合性物質(A)は、必要により半硬化状態(Bステー
ジ)で用いることもよい。
本発明に用いる液状物(C)は、重合性物質(A)との
溶解性が小さく、かつ重合性物質(A)の密度より小さ
な密度を有する液状物であればいかなるものでもよい。
液状物(C)の密度は、好ましくは0.7〜Ig/cm
”より好ましくは0.8〜0.95g / c m ”
とするのがよい。
液状物(C)は、重合性物質(A)の開放部分をシール
して酸素を遮断するための層を形成すればよく、そのた
め重合性物質(A)との溶解性の小さな物質を用いる。
 液状物(C)は、例えば水であり、水は蒸気圧が高い
ため、比較的低い温度で重合性物質(A)を重合させる
場合に適している。
また、低分子量の液状合成炭化水素重合体や、鉱油等の
液状炭化水素混合物であってもよい。
合成炭化水素重合体としては、ポリデセン−1等のポリ
(α−オレフィン)油、アルキルベンゼン等のアルキル
芳香族油、ポリブテン油(液状ポリブテン)、ポリヘキ
セン、2.4−ジシクロへキシル−2−メチルペンタン
油等のアルキルナフテン油、及びエチレン−プロピレン
ランダム共重合油等のエチレン・α−オレフィンランダ
ム共共合重合体制使用される。
これらの中で分子量が500以上、好ましくは1000
〜10000のものが好ましい。
さらに数平均分子量(TX n )が500〜5000
、特に1500〜3000のエチレン・α−オレフィン
ランダム共共重合体制好ましい。
また、エチレン成分単位30〜70モル%およびα−オ
レフィン成分単位30〜70モル%からなり、数平均分
子量(7Vn)が1000〜5000の範囲にあり、Q
値(重量平均分子量/数平均分子量)が3以下である液
状低分子量エチレン・α−オレフィン共重合体が好まし
い。
液状物(C)に、液状ポリオレフィン等を用いると、重
合後には、液状ポリオレフィンは、ヘキサン、灯油、ト
リクレン等の有機溶媒で容易に除去できる。
液状物(B)は、重合性物質(A)との溶解性が小さく
、かつ重合性物質(A)の密度より大きな密度を有する
液状物であれば特に制限はない。
この場合、液状物(B)の重合性物質(A)への溶解性
は、形成する樹脂の透明性、耐候性、表面性等に悪影響
を及ぼさない程度に小さくしておく必要があり、例えば
、溶解度で表わした場合には通常5%以下、好ましくは
3%以下であることが好ましい。
溶解度がこのような場合、特に得られる重合体の外表面
の硬度が高い。
また、液状物(B)の密度は特に制限はないが、通常1
.1以上、好ましくは1.1〜1.5程度である。
このようなl筏状物(B)の好ましい例としては、金属
のハロゲン化塩、硫酸塩、硝酸塩等の水溶液で、密度が
、使用する重合性物質(A)より6大きくなるように無
機塩の濃度を調整したちの、あるいは、水銀等の常温で
液体の金属等を挙げることができる。  重合は、重合
性物質(A)の組成や、用いる重合開始剤に応じて、種
々の条件で重合させることができる。
用いるモールドは、鉄パイプ、ステンレスパイプ、アル
ミニウムチューブ、ガラス管、硬質塩ビパイプ等の円筒
体が例示され、内面を研磨し、めっき等でさらに表面精
度を出して用いるのがよい。
モールド中の空気はあらかじめ不活性ガスでパージして
おくのが好ましく、重合中もモールド内の不活性ガスが
所望の圧力となるようにガス圧をかけておくか、ガスを
流しておく方が良い。
重合性物質(A)、液状物(C)およびl筏状物(B)
は、あらかじめ混合したものを入れてもよいし、別々に
モールド中に注入してらよい。
モールドは、遠心成形機中に設置され、回転されて内部
の重合性物質(A)の重合を行う。
遠心力は、重合性物質(A)の種類や量によって異なる
熱重合では、形状、大きさによって異なるが、例えば加
熱槽に入れたり、モールドにブロダラムコントロールさ
れたスチームをかけて30〜150℃、好ましくは40
〜90℃、0.5〜72時間、好ましくは2〜7時間、
加熱するのが良い。 光重合では、例えば60W/cm
〜150 W/cmの高圧水銀灯下で1〜2時間、好ま
しくは3〜30分、40〜120℃、好ましくは60〜
100℃の条件で重合するのが良い。
本発明の成形法で得られるパイプは、表面の硬度が高く
、かつ、歪のない表面平滑度の高い均質なちので、しか
も耐薬品性、光学特性にすぐれ、ガソリンローターメー
ター等に広く利用することができる。
〈実施例〉 以下に実施例により本発明を具体的に説明する。
(実施例1) 内径20mm、外径30mm、長さ500mmの鉄パイ
プの内面を研磨し、ニッケルめつきして、表面精度をR
a=2μmとして遠心注型成形機のモールドとして用い
た。
このモールド内を、あらかじめN2ガス(酸素濃度5%
)で置換し、ここに下記重合性物質(A)−1,50g
および液状物(C)−1゜35gを注入した。
モールドを、回転させつつ、温度、50〜90℃と流量
、20β/分にプログラムコントロールした温水をかけ
ながら、7時間で良好なパイプを成形した。
(A)−1 ジアリルカーボネートとジエチレングリコールを、モル
比2:1でナトリウムエトキサイドの存在下に特開昭5
6−133246号に記載された条件で反応させ調製し
たもの(30wt%は、ジエチレングリコールビスアリ
ルカーボネート、70wt%はオリゴカーボネート、n
=3〜10)       ・・・・・・55重量%ジ
アリルカーボネートとイソシアヌル酸トリス(ヒドロキ
シエチル)とをモル比12:1で反応させることにより
調製したインシアヌル酸トリス(ヒドロキシエチル)の
トリス(アリルカーボネート)     ・・・・・・
12.4重量%ジエチレングリコールビスアリル カーボネート    ・・・・・・27.5重量%酢酸
ビニル        ・・・・・・5重量%重合開始
剤(以上100重量部に対して)ジイソプロピルパーオ
キシジカーボネート・・・2.5重量部 (C−1) 液状エチレン・プロピレン共重合体(Mn2500、Q
値2.0、比重0.846)(実施例2) 重合性物質として、下記(A)−2を用い、液状物(C
)−1以外に、さらに液状物(B)−1をモールド中に
40g量注入した以外は、実施例1と同様の方法で表面
平滑なパイプを成形した。
(A)−2 ジアリルカーボネートとジエチレングリコールを、モル
比2:1で、ナトリウムエトキサイドの存在下に特開昭
56−133246号に記載された条件で反応させ調製
したもの(30wt%は、ジエチレングリコール、ビス
アリルカーボネート、70wt%はオリゴカーボネート
、n=3〜10)     ・・・・・・58重量%ジ
アリルカーボネートとイソシアヌル酸トリス(ヒドロキ
シエチル)とをモル比12:1で反応させることにより
調製したイソシアヌル酸トリス(ヒドロキシエチル)の
トリス(アリルカーボネート)      ・・・・・
・13重量%ジエチレングリコールビスアリル カーボネート      ・・・・・・29重量%重合
開始剤(以上100重量部に対して)ジイソプロピルパ
ーオキシジカーボネート・・・・・・2.7重量部 (B)−1 密度l、30に調整した塩化マグネシウム水溶液 (実施例3) 実施例1と同様に、ただし液状物(C)−1を注入せず
に、モールド内の雰囲気を酸素濃度が0.01%となる
までN2で置換して良好なパイプを成形した。 酸素濃
度はカルバニ電池法にて測定した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の成形法の一実施例を示す断面図であ
る。 第2図は、本発明の成形法の他の実施例を示す断面図で
ある。 第3図は、本発明の成形法の他の実施例を示す断面図で
ある。 〈発明の効果〉 本発明のパイプの成形法によれば、重合時に均等に重合
収縮が進むため、得られる成形物の内部歪が極めて少な
くなる。 また、表面平滑度の高い成形物へと容易に重合し、かつ
モールドの取り外しが容易である。 また、成形物の表面および内部共に十分な硬度を得るこ
とができる。 符号の説明 1・・・モールド、 2・・・重合性物質(A)層、 3・・・液状物(C)層、 4・・・液状物(B)層、 5・・・不活性ガス、 6・・・フランジ、 7・・・回転方向、 15・・・不活性ガス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遠心力によってパイプ成形を行う遠心成形機に設
    けられたモールド中に、ジアリル系化合物および/また
    はジ(メタ)アクリル系化合物を必須成分として含むモ
    ノマーまたはオリゴマーまたはこれらの混合物を含有す
    る重合性物質(A)と、前記重合性物質(A)との溶解
    性が小さく、かつ前記重合性物質(A)より小さな密度
    を有する液状物(C)とを存在させて、遠心力下で、前
    記重合性物質(A)を重合して、パイプ形状とすること
    を特徴とするパイプ成形法。
  2. (2)遠心力によってパイプ成形を行う遠心成形機に設
    けられたモールド中に、ジアリル系化合物および/また
    はジ(メタ)アクリル系化合物を必須成分として含むモ
    ノマーまたはオリゴマーまたはこれらの混合物を含有す
    る重合性物質(A)を入れ、 前記重合性物質(A)の表面を、酸素濃度1%以下の不
    活性ガス雰囲気と接触させて、遠心力下で前記重合性物
    質(A)を重合して、パイプ形状とすることを特徴とす
    るパイプ成形 法。
  3. (3)遠心力によってパイプ成形を行う遠心成形機に設
    けられたモールド中に、ジアリル系化合物および/また
    はジ(メタ)アクリル系化合物を必須成分として含むモ
    ノマーまたはオリゴマーまたはこれらの混合物を含有す
    る重合性物質(A)と、 前記重合性物質(A)との溶解性が小さく、かつ前記重
    合性物質(A)より小さな密度を有する液状物(C)と
    、 前記重合性物質(A)との溶解性が小さくかつ重合性物
    質(A)の密度より大きな密度を有する液状物(B)と
    を存在させて、遠心力下で、前記重合性物質(A)を重
    合して、パイプ形状とすることを特徴とするパイプ成形
    法。
  4. (4)前記重合性物質(A)が、下記式( I )式( I
    ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは二価アルコールの残基であり、nの値または
    nの平均値は1ないし10)で表わされる脂肪族、脂環
    式または芳香族二価アルコールのジ(アリルカーボネー
    ト)のモノマーまたはオリゴマーまたはこれらの混合物
    を含むものである請求項1〜3のいずれかに記載のパイ
    プ成形法。
  5. (5)前記液状物(C)が、数平均分子量 (@M@n)500〜5000のエチレン・α−オレフ
    ィンランダム共重合体油である請求項1〜4のいずれか
    に記載のパイプ成形法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0800119A1 (en) * 1996-04-03 1997-10-08 Konica Corporation Cylindrical substrate for image formation, production method thereof, and image forming apparatus
US6302494B1 (en) * 2000-03-31 2001-10-16 Mckechnie Vehicle Components (Usa), Inc. Composite wheel cover

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0800119A1 (en) * 1996-04-03 1997-10-08 Konica Corporation Cylindrical substrate for image formation, production method thereof, and image forming apparatus
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