JPH03287686A - 酸化クロムを添加した微結晶構造アルミナ焼結研摩材及びその製法 - Google Patents

酸化クロムを添加した微結晶構造アルミナ焼結研摩材及びその製法

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JPH03287686A JP2088159A JP8815990A JPH03287686A JP H03287686 A JPH03287686 A JP H03287686A JP 2088159 A JP2088159 A JP 2088159A JP 8815990 A JP8815990 A JP 8815990A JP H03287686 A JPH03287686 A JP H03287686A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は研削砥石、研摩布紙等として利用されるアルミ
ナ質研摩材、及びその製法に関する。
[従来技術及び課題] 従来、アルミナ質研摩材はアルミナ原料を電気炉で溶融
する方法(溶融法)、又は原料の融点より充分に低い温
度で焼成する方法(焼結法)によって製造されていた。
焼結法の典型例としては、ボーキサイト粉を原料として
用い、これを射出成形した後、 1500〜1600℃
で焼成する方法があるが、−船釣にこの研摩材は、スラ
ブ研削等の重研削にしか利用されていない。近年より低
温で焼成されたアルミナ質研摩材を得るために種々の研
究、提案がなされている。例えば、特開昭56−323
89には、原料(アルミナ−水和物)を−旦ゲル化した
後、焼成することが開示されている。しかし、この方法
によって得られた研摩材は研摩布紙としては有効である
が、研削砥石用としては不向きである。又、特開昭60
−231462にも、同様にいわゆるゾル−ゲル法によ
る研摩材料の製法が開示されている。しかし、ゾル−ゲ
ル法は工程が複雑であり、不安定な因子が多く、概して
量産に不向きである。
本発明は精密研削に好ましく利用できる高硬度、高密度
なアルミナ質研摩材を簡易に製造できる方法を開発する
ことを課題とする。
〔解決手段及び作用] 本発明は上述の課題を下記手段によって解決した。
即ち1本発明のアルミナ質研摩材の製造方法は、アルミ
ニウムアンモニウム炭酸塩を熱分解してなる微細α−ア
ルミナ粉体に該アルミナ粉体に対して酸化クロムを0.
01〜0.5重量%加えたものを原料とし、 1400
℃以下の温度で焼成することを特徴とする。
二のようにアルミナ原料として特定の微細α−アルミナ
粉体を用い、かつ所定量の酸化クロムを添加剤とするこ
とにより、アルミナの結晶成長を顕著に抑制して、得ら
れるアルミナ質研摩材の密度、硬度を著しく高めること
ができる。ここで。
一般にアルミナの焼結助剤として用いられるマグネシア
(MgO)では同様な焼結性の改善は得られない。
尚、成形法としては鋳込み成形等のスリップ成形、焼成
法としては加圧焼成が好ましい。
こうして得られる本発明のアルミナ質研摩材は、アルミ
ナ含有量99.5%以上、平均結晶粒径0.1〜1.D
#、相対密度(実測密度/理論密度)95%以上、及び
硬度210Pa  (2,14X103kg/j)以上
の特性を存する焼結体であることを特徴とする。そして
、この研摩材を用いてなる研削砥石又は研摩布紙は極め
て優れた研削性能を有する。
[好適な実施態様及び作用] A、研摩材の製法 例えば第1図に示すような手順で行なうとよい。但し1
本発明の要旨を変更しない限り、他の態様を包含するこ
とは勿論である。
(1)原料の用意 アルミニウムアンモニウム炭酸塩を熱分解してなる微細
α−アルミナ粉体を主原料とする(例えば特公昭5B−
9447)。特に、特開昭61−201619で開示さ
れた易焼結性アルミナ粉体、即ち(a) 1350℃以
下の温度で常圧または加圧下に焼結したときに、理論密
度の98%以上の緻密質焼結体を与えるものであること
、(b)直径0.2卿以下の一次粒子が80%以上(個
数基準)が含まれていること。
(e)平均二次粒子径が0.25−以下であり2かつ粒
径0.2−以下の粒子が40重量%以上含まれているこ
と、(d)アルミナが実質的にα−アルミナであること
、を充足するものが好ましい。
このαアルミナ粉体に酸化クロムを0.01〜0.5重
量%(対α−アルミナ)添加する。これによってより低
温での焼結が可能となり、緻密化を促進でき、高硬度、
高密度のアルミナ質研摩材を提供できる。ここで、 0
.01%未満ではその添加効果が殆んど得られず、一方
0.5%を越えると本来のアルミナの特性、即ち機械的
強度、耐摩耗性、耐化学的安定性等を阻害する。好まし
くは0.05〜[1,3重量%である。
(2)混合 上記(1)の微細α−アルミナ粉体を水1分散剤(解膠
剤)と混合して、スラリー化する。分散剤は、公知の有
機系のものを適宜使用し アニオン系のもの1例えばポ
リカルボン酸アンモニウム塩が良い。結合剤例えばエチ
ルセルロース、ポIJ km’ニルブチラールを適宜少
量で添加してもよいが。
高密度の研摩材とするためには無添加が好ましい。又、
他の焼結助剤例えばMgOをIvt%以下適宜添加して
もよい。混合手段としてはボールミル等が利用され+a
−Af1203媒体を用いる。媒体の粒径は5〜25■
mの範囲のものを選択するとよい。
混合時間は、媒体の粒径等によって異なるが、 10時
間以上が好ましい。
(3)成形 成形方法としては、−船釣に従来は、射出成形又は加圧
成形によって行なわれ、これによって塊状、板状等に成
形されていた。本発明によれば。
これらの方法でもよいが、前記原料については特に鋳込
み成形等のスリップ成形が好ましく適用できることを見
い出した。このスリップ成形は。
射出成形又は加圧成形等に比して薄いシート状のものを
容易に得ることができ、又不純物が入りにくい為、高純
度かつ微細α−Mh03研摩材を得るために好適である
。しかも、工程的にも簡便であり、後の工程で篩分けし
た後の所望の粒度以外のものについては1回収、再利用
できる為、低コストで製造でき、工業的量産の見地から
も好ましい。この鋳込み成形は1例えばポリエチレンシ
ート上にスラリーを流出させることにより 0.2〜0
.3關のひも状又は細い帯状に成形する。
(4)乾燥 温度は例えば50〜150℃に設定するとよい。
(5)予備焼成 処理物について多少強度を出し圧潰を容易にするため、
又樹脂波きのために適宜行なわれる。
600〜800℃の温度範囲で9例えば20〜30分行
なえば充分である。
(6)圧潰 この圧潰は、衝撃による粉砕によらず圧することにより
2例えば5 )Cg / c−程度の圧力で処理物を容
易に500趨以下の粒度まで粉末化できる場合をいう。
例えば、不純物の混入を防ぐためセラミックローラ等を
用い、300〜350−の程度の粉体を得るとよい。
(7)篩分は 振動フルイなど通常のものが使用できる。製品としての
研摩材の粒径よりも多少大きく目開きを設定するとよい
。焼成収縮を考慮すべきだからである。例えば60番の
研摩材の場合45〜55番に設定される。所望の粒径範
囲外のものについては回収・再利用する。
(8)焼成 1200〜1400℃、好ましくは1250〜1350
℃で行なう。結晶粒径を適度にコントロールし、異常粒
成長の防止の為、低温で行われる。従って、省エネルギ
ーの見地からも好適であり、酸化雰囲気でよい。
加圧焼結によって焼成する場合、アルミナ原料であるα
−アルミナとして粉体粒度0.05〜0.5−1好まし
くは0.05〜0.IIIJaのものを用いるとよい。
又、加圧焼結時の圧縮媒体として、六方晶窒化ホウ素(
HBN) 、黒鉛<C>などの粒子を混合するとよい。
例えば、 HBNの場合1粒度2〜5−程度のものを3
0〜100%(対α−アルミナ重量比)で配合すること
が好ましい。加圧焼結は通常のホットプレス、静水圧ホ
ットプレス(HIP) 、真空HP(V)!P) 、粉
末ビヒクル法等種々のものを、用途・目的に応じて適宜
採用できる。
加圧焼結における温度条件等については9例えば(普通
)ホットプレスの場合 温度  1100〜1300℃ 圧力  200〜400kg f/ cj雰囲気 Ar
、 N2又は空気 又、 )IIPの場合 温度  1000〜1300℃ 圧力  200〜1500kg f/ cj雰囲気 A
r、 N2又は空気 にするとよい。
尚、原料としてのα−fiJ!20s粉末の高純度化(
99,99%以上)によって従来の低純度の場合に比し
、より低い温度(1200℃程度)でアルミナの焼結が
可能になった。
(9)篩分は 製品としての整粒のため、適宜行なわれる。たとえば5
0〜60番(300〜250n)に整粒される。
B、研摩材 こうして得られる本発明の研摩材は、その全体に亘って
コランダム(α−アルミナ)の微細かつ均一な構造とな
っている。即ち、アルミナ含有量(純度) 99.5%
以上、平均結晶粒径0.1〜1,0趨、更には0.2〜
0.4M、相対密度95%以上、更には98%以上、硬
度21GPa 、更には23GPa以上の研摩材として
得ることができる。しかも、各結晶について、その粒径
が揃っているもの、特に全結晶の80%以上が上下限の
幅0.2Jamの範囲に含まれるもの(例えば、平均結
晶粒径が0.5traの場合。
0.3〜0.7g1)を容易に得ることができる。この
研摩材は、白色半透明で外観につやがあり、また特に高
性能精密研削に適している。
C0砥石 上記研摩材を用い1例えば次のようにして優れた研削性
能を有する砥石を得ることができる。結合剤としては、
ビトリファイド結合剤を使用するとよい。特に1200
℃以下、好ましくは1100℃以下で焼成可能なものを
使用するとよい。ビトリファイド結合剤の組成例として
は1例えばホウケイ酸ガラス系、鉛−ホウケイ酸ガラス
系のガラスが挙げられる。又、結晶化ガラスでもよい。
砥石の結合剤として有機接着剤例えばデキストリン等を
添加するとよい。これらの調合割合は、用途等に応じて
適宜選択される。
次に、これらの配合物を混合した後、成形に供する。成
形は好ましくは2〜3g/aA程度の密度にするとよい
。保持体表面に薄膜状のものとして形成させる場合には
、鋳込み成形を利用してもよい。次に、 1200℃以
下、好ましくは1100℃以下の低温で焼成される。酸
化雰囲気で行ってもよい。
こうして得られる研削砥石は、砥粒率20〜50%、気
孔率40〜80%の広範囲のものとして得る事ができる
本発明の研削砥石は、耐熱合金、ファインセラミックス
等からなる工具等の精密研削に好適に利用できる。尚、
研摩布紙等、他の研摩材としても有用である。
[実施例] 内容積1でのプラスチック重合体容器の中にα−アルミ
ナ微粉(天明化学工業■製:タイミクロンTM−DAR
) 273部、純水100部、焼結助剤として酸化クロ
ム(関東化学■製:試薬1級)0.3部1分散剤として
ポリカルボン酸アンモニウム塩(東亜合成■製ニアロン
A−6114) 3部、及び媒体としてアルミナボール
546部を入れて約20時間分散混合処理を行い、アル
ミナのスラリーを調整した。その後、このスラリーと媒
体とを分離した後真空容器中にスラリーを移し、約20
分間真空脱泡を行ない試験用のスラリーとした。そのス
ラリーをポリエチレン製シートの上に、厚さ 0 、3
 +u程度に延ばした後、直ちに乾燥機(約100℃)
中で乾燥した。この乾燥物をローラーで圧潰し、所望の
粒度(300〜500n )にふるい分は後、−旦電気
炉で約20℃/winの昇温速度で700℃迄加熱し、
同温度で約20分間脱脂した。この脱脂品350gと圧
搾用媒体として平均粒径2〜5Mの六方晶窒化ホウ素H
BN粉(宇部化学工業■製: tlBN) 200gを
ビニル袋の中へ入れて手でよく振り混合品を直径250
+u、内径80關の円筒形の高温ホットプレス用の黒鉛
型へ入れ高温加圧焼成炉(富士電波工業■製)の中へセ
ットし、20℃/■lnの昇温速度で1175℃迄加熱
し、同温度で約400kgf/cjの圧力をかけ酸化性
雰囲気にて60分間焼成した。焼成後、焼成物はフルイ
によって圧縮用媒体のHBN粉と分けられ水で超音波洗
浄し、乾燥して製品とした。又、ホットプレスの条件を
変えて表1の様に試料&2.3も同様に製造した。この
様にして得られた焼成物の特性を表1に示す。
表1 上記の様にNα1〜3の焼成物は全て0.2〜1.0μ
m範囲内のα−アルミナの微結晶構造を有し、硬さ22
GPa  (2,24X103kg/mj)以上、密度
3.92g/cIII以上であり、その色調は薄桃色で
あった。
これらの焼成物より60番をふるい分けて研摩材(砥粒
)とし、ビトリファイド砥石を次の様に製造した。砥粒
89.7重量部、ビトリファイド結合剤10.3重量部
、デキストリン(有機バインター)3.1重量部を添加
、混合後、加圧して成形密度2.20g / cjlに
成形し1合計4ヶ製造した。次にこれらの生砥石を電気
炉に入れ、 50’C/Hrの昇温速度で1100℃迄
加熱し、同温で6時間焼成した。
その後加熱を止め、炉内で密閉放冷した。ビトリファイ
ド結合剤としては、長石、粘土及びフリットガラス(ホ
ウケイ酸ガラス)から成るものを用いた。得られた研削
砥石は、砥粒(率) 48.9体積%、結合剤8.1体
積%、残部気孔であり、比重は2.07であった。尚、
研削砥石寸法は、外径200關×厚み19mmx内径7
6.2關とした。
次に、この研削砥石について、研削試験を行なった。尚
、比較の為、砥粒として溶融型アルミナ単結晶(太平洋
ランダム■製、 32A)を用いることを除き実施例と
同様な研削砥石を製造し、同じく研削試験に供した。
試験条件は次の通りである。
機  械;岡本平研CFG −52AN砥石周速: 2
000rn / sin切込み:ΔR20n / pa
ssの乾式プランジDown Cut 被削材: SKD −1(H,C) 寸  法:長さ100×高さ50×幅10(ms)被削
幅:10mm ド し ス:単石ドレッサー この結果を表2に示す。尚、最大電力値は砥石幅10m
m当りの値であり、最大騒音は27〜130dBの範囲
内であるのでA特性値であるUIS)。
表2 傘砥石幅10關当り 表2から明らかなように2本実施例の研削砥石は単結晶
溶融アルミナ砥粒から成る比較例の研削砥石に比べて、
研削比が4.0〜4.7倍であり9面粗さ及び電力消費
量は同程度、騒音は低く、シかも研削焼けが少ない等き
わめて優れた研削性能を示した。
[発明の効果] 本発明によれば高硬度で緻密な微細結晶構造の(透光性
のある)アルミナ質研摩材を簡便に得ることができる。
又、かかるアルミナ質研摩材を用いてなる研削砥石は、
耐熱合金、ファインセラミックス等からなる工具等の精
密研削に好適に利用でき、市販の溶融アルミナ砥粒から
砥石に比べて研削性能において格段に優れる。従って、
大変高価な超砥粒にも変わり得る精密研削用研摩材(砥
粒)として有望である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る製法の一例を示すフローチャート
を表わす。 !R1図 0−AI、 O,l@扮

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミニウムアンモニウム炭酸塩を熱分解してな
    る微細α−アルミナ粉体に該アルミナ粉体に対して酸化
    クロムを0.01〜0.5重量%加えたものを原料とし
    ,1400℃以下の温度で焼成することを特徴とするア
    ルミナ質焼結研摩材の製造方法。
  2. (2)1400℃以下の温度で加圧焼結する請求項1記
    載の製法。
  3. (3)アルミニウムアンモニウム炭酸塩を熱分解してな
    る微細α−アルミナ粉体に該アルミナ粉体に対して酸化
    クロムを0.01〜0.5重量%加えたものからなり,
    アルミナ含有量99.5%以上,平均結晶粒径0.1〜
    1.0μm,相対密度95%以上,及び硬度21GPa
    以上の特性を有する焼結体であることを特徴とするアル
    ミナ質研摩材。
  4. (4)請求項3記載の研摩材を用いてなることを特徴と
    する研削砥石。
  5. (5)請求項3記載の研摩材を用いてなることを特徴と
    する研摩布紙。
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