JPH03290193A - 生理活性物質tan―1323、その製造法および用途 - Google Patents

生理活性物質tan―1323、その製造法および用途

Info

Publication number
JPH03290193A
JPH03290193A JP32777890A JP32777890A JPH03290193A JP H03290193 A JPH03290193 A JP H03290193A JP 32777890 A JP32777890 A JP 32777890A JP 32777890 A JP32777890 A JP 32777890A JP H03290193 A JPH03290193 A JP H03290193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tan
angiogenesis
physiologically active
active substance
culture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32777890A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Muroi
室井 正之
Tsuneaki Hida
飛田 恒明
Yukimasa Nozaki
野崎 幸正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP32777890A priority Critical patent/JPH03290193A/ja
Publication of JPH03290193A publication Critical patent/JPH03290193A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は血管新生の異常増殖を伴う各種疾患に対する予
防・虐療に有効な生理活性物質TAN1323、その製
造法および用途に関する。
従来の技術 血管新生は、胚発生、女性性周期による排卵または胎盤
形成なと、ヒトまたは動物の通常の生理的状態、創傷治
癒、炎症などの修復過程および毛細血管が急激に増殖、
増大して組織に対して重篤な損傷をもたらす多くの病的
状態などに起ることが知られている。このような毛細血
管の病的増加による疾患としては、眼科領域における糖
尿病性網膜症、後水晶体線維増殖症、角膜移植に伴う血
管新生、線内症、眼腫瘍およびトラコーマなどが、皮膚
科領域における乾せんおよび化膿性肉芽腫なとか、小児
科領域における血管睡および線維性血管腫などか、外科
領域における肥大性はん痕および肉芽なとか、内科領域
におけるリューマチ性関節炎および浮腫性硬化症などが
、心臓疾患におけるアテローム性動脈硬化症および各種
腫瘍なとが知られている。
特に、糖尿病性網膜症およびトラコーマにおける異常な
血管新生の増加は多くの人々を失明に追いやり、また、
リューマチ性関節炎においては関節における異常な血管
新生か関節中の軟骨の破壊を起こし多くの人を悩まして
いる。したかって、このような血管新生の異常増殖を伴
う疾患の治療、予防薬として有用な化合物の開発が望ま
れている。
また、腫瘍の急速な増殖進展は、腫瘍細胞の産生ずる血
管新生因子により誘導される新生血管形成によると考え
られており、血管新生阻害剤は各種腫瘍に対する新しい
虐療薬になると期待され、血管新生阻害剤の探索研究か
開始されている[ジェイ・フォルクマン(J 、  F
 olkman)、  アドバンンス・イン・キャンサ
ー・リサーチ(A dvances  i nCanc
er  Re5erach)、  43  ] 75.
 1985シヨージ・クライン(George  Kl
ein)およびシトニー・ワインハウス(S 1dne
y  Weinhouse)編集]。
すてに、ヘパリンまたはヘパリンフラグメントとコーチ
リンをはじめとする、いわゆる、血管新生阻害ステロイ
ド(angiosLatic  5teroid)との
併用によって血管新生か阻害されることが知られている
[/エイ・フォルクマンら(J 、  F olkma
net  al、)、 サイエンス(Science)
、  221719(1983); ジェイ・フォルク
マンら(J。
F olkman  et  al、 )、エナルズ・
オブ・サーンエリー(A nnals  of  S 
urgery)、  206374(1987)コ。
さらに、アセチンンカルホン酸(L −azetidi
ne2−carboxylic  acid)やンスー
ハイドロキシブロリン(cis−hydroxypro
line)なとのコラ−ケン合成阻害剤、およびコラ−
ケン・フロリン・ハイドロキンラーセ(collage
n proline hydroxylase)の阻害
剤やコラーゲン架橋形成阻害剤とβ−サイクCデキスト
リン・テトラデカサルフェート(βcyclodext
rin−tetradecasulfate)またはヘ
パリンとの併用によって血管新生阻害作用を示すことか
報告されている[ティ・イングハーおよびンエイ・フォ
ルクマン(D 、  l ngber  and  J
F olkman)、ラホラトリー・インへスティゲー
ション(Laboratory  I nvestig
ation)、  59 44(+988)]。
また、基底膜および基底膜中のコラーゲン合成か血管新
生において重要な役割をはたすことか指摘されている[
エム・イー・マラゴウタキス、エム・サーモニカおよび
エム・バノウトサコポラス(M、  E、 Marag
oudakis、 M、  Sarmonika  a
ndM、  P anoutsacopoulous)
、  シャーナル1オブ0フアーマコロンー・アンド・
エクスペリメンタル・テラボウティックス(J 、  
P harmacol、  E xp。
Ther、)、  244  729(1988)、デ
イ・イー・イングハー、シェイ・エイ・マトリ−および
ンエイ・フォルクマン(D、 E、 l ngber、
、J=4 A 、  Madri  and  J 、  F o
lkman)、  エンドクリノロン(Endocri
nology)、  1 ] 9 1768(1986
)]。
さらに、アスペルキウス・フミガタス (Aspergillus  fumigatus)か
産生じ、従来、抗菌剤および抗原虫剤として知られてい
るフマギリン(fumagilin)か強力な血管新生
阻害作用を示し、かつヘパリンまたはβ−サイクロデキ
ストリンテトラテカ硫酸塩との併用によって一層効果的
に血管新生阻害作用を示すことか認められている[シェ
イ・フォルクマンおよびティ・カナマル(JF olk
manおよびT、  K anamaru)ら、EP−
A325199号公報]。
その他、合成黄体ホルモンとして開発されたステロイド
ホルモン剤メドロキンプロケステロン・アセテート(m
edroxyprogesterone  aceta
te)かウサキ角膜を用いた血管新生評価系で各種腫瘍
によって誘発される血管新生を阻害することが報告され
ている[ブロン−デインゲス・オブ・ザ・ナンヨナル・
アカテミー・オブ・サイエンス・ニー・工ス9エイ(P
roceedings  or  the  Nati
onalAcademy  of  5cience、
  U、S、A、)、  781176(1981)]
。また、インドメタンン(I ndomethacin
)、シクロツェナyり◆ソジウム(diclofena
c  sodium)、アスピリン(aspirin)
などのプロスタグランジン合成阻害剤[アンチキャンサ
ー1ノサーチ(Anticancer  Re5ear
ch)6 251(1986)]やマイトキサントロン
(mitoxantrone)、ビサントレン(bis
antrene)などのアンスラセン系の抗ガン剤[バ
イオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・
コミュニケーションCB iochemical  &
  B 1ophysicalResearch  C
ommunication)、  140 901(1
986)]にも血管新生阻害活性が認められている。
また、最近になり、ゴールド・ソシウム・チオマレイド
(gold  sodium  thiomalate
)、オーラノフィン(auranof in)などの金
を含有する抗すューマチ薬が血管新生阻害活性を示すこ
とが明らかにされ、これらの化合物の抗リューマチ作用
の少なくとも一部は血管新生阻害活性が関与しているこ
とか示唆された[ジャーナル・オフ・クリニカル・イン
ベステイケーション(J ournal of C1i
nicaC11nicalInvesti、  79 
1440(1987):バイオケミカル・アンド・バイ
オフィジカル・リサーチ・コミュニケーション(B i
ochemical  &Biophysical  
Re5earch  Communication)1
54 205(1988)]。
以上の非タンパク性の血管新生阻害剤の他に、タンパク
性の血管新生阻害剤についても幾つかの報告、例えば、
軟骨由来の因子[サイエンス(Science)、  
193 70(1976)]、プロタミン(prota
mine) [8イチ+ −(N ature)、  
297307(19B2)]、ヒト網膜色素上皮細胞由
来因子[アーカイブズ・オフ・オフタルモロジー(Ar
ch、 Ophthalmol、)、  103 18
70(1985)]、インターフェロン[キャンサー・
リサーチ(Cancer  Re5earch)、  
47 5155(1987)]などが知られているが、
医薬としての実用性には乏しいと考えられる。
7 発明が解決しようとする課題 血管新生阻害作用を示す化合物については、前記のごと
くいくつかの報告があるが、未だその阻害活性は臨床応
用に洪するには不充分であると考えられる。したがって
、臨床的に使用しうる、低分子の強い血管新生阻害剤の
取得が強く望まれている。
課題を解決するための手段 このような事情に鑑み、本発明者らは阻害活性がより強
力で副作用の少ない新規な血管新生阻害剤を目的として
多数の微生物を分離、探索したところ、ある種の微生物
が新規な血管新生阻害剤を産生ずることを見い出した。
該微生物がストレプトミセス属に属すること、該微生物
を適宜の培地に培養することによって血管新生を強く抑
制する4種の活性物質(TAN−1323A、B、C。
D)を菌体中に蓄積しうることなどを認めた。これら活
性物質を単離し、その物理化学的性質から、当該活性物
質のうち2種(TAN−1323cおよびD)が 次式 で表わされる新規物質であることを確かめ、これらの知
見に基づいて、さらに研究を続けた結果、本発明を完成
するにいたった。
すなわち、本発明は、 (1)新規生理活性物質TAN−1323cおよびDま
たはその塩、 (2)ストレプトミセス属に属し、生理活性物質TAN
−1,323cおよび/またはDを生産する能力を有す
る微生物を培地に培養!2、培養物中に生理活性物質T
AN−1323Cおよび/またはDを生成、蓄積せしめ
、これを採取することを特徴とする生理活性物質TAN
−1323Cおよび/またはDの製造法、および (3)生理活性物質TAN−1323A、B、Cおよび
/またはDまたはその塩を含有する血管新生阻害剤、 に関するものである。
本発明の生理活性物質TAN−1323A、B。
Cおよび/またはD(以下、単にTAN−1323と略
称することもあ る)を生産する菌としては、ストレプトミセス(S t
reptomyces)属に属し、TAN−1323を
産生ずる能力を有する微生物であればいずれのものでも
よい。
その例としては、たとえば宮崎県の海岸て採集された土
壌から分離されたストレプトミセス・エスピー(S t
reptomyces  sp、 )S −45628
株(以下rS−45628株」と略称することもある)
が挙げられる。
S−45628株について、インターナンヨナル・ンで
−ナル・オフ・ンスティマティノク・ハタテリオロシ−
[I nternational  J ournal
  ofSystematic  Bacteriol
ogy)、  16(3)313−340(1966)
]記載の方を去に準して検討した性状は下記のとおりで
ある。なお、培地上の所見は、特に記載のないかきり、
28°Cにおいて14日間培養し、観察したものである
(1)形態的特徴 本菌株の気菌糸はよく沖長分技した基土菌糸から単純分
枝状に伸長しており、その先端には開放したらせん状の
胞子の連鎖(通常10個以上)か認められるか、輪生糸
は認められない。胞子は卵形で大きさは0.6 X 0
.8〜0.9μmで、その表面はとげ状である。
(2)各種培地上の生育状態 各種培地における生育の程度(G)、気菌糸(A M)
の着色と色調、裏面の色調(R)、可溶性色素の有無と
その色調(sp)などについては第1表に示すとおりで
ある。なお、色の記載についてt カッコ内に示す標準色調記号はコンテイナー・コーボレ
ー/ヨン・オフ・アメリカ(Contaii+erCo
rporation  of  America)のす
0カラー3ハーモニー0マニユアル(T he  Co
lor  HarmonyManual)第4版、19
58年によった。
2 (3)生理的性質 ア)生育温度範囲(酵母エキス・麦芽エキス寒天培地、
1週間観察)= 13〜44°Cイ)セラチンの液化 
 、陰性 つ)澱粉の加水分解  ・陽性 工)脱脂乳の凝固   、陰性 脱脂乳のペプトン化・陽性 オ)メラニン様色素の生成 チロ7ン寒天 陽性 ペプトン・酵母エキス・鉄寒天:陽性 (4)炭素源の同化性(プリートノ\ム・ゴツトリーブ
寒天培地) 各種炭素源に対する同化性は第2表に示すとおりである
第2表 十二同化する   −・同化しない (5)細胞壁組成 全細胞加水分解物中の2,6−ジアミノピメリン酸はエ
ルエル型(L L  type)である。
以上の性状から、S−45628株はストレプトミセス
属に属することが明らかである。
このストレプトミセス・エスピー・5 45628株は財団法人発酵研究所に平成1年12月1
3日から寄託番号IF0149B、0として寄託されて
おり、また、本微生物は、日本国通商産業省工業技術院
微生物工業技術研究所(FRY、日本国茨木県つくば不
束1丁目1番3号)に平成2年1月10日からブタペス
ト条約の5 下、寄託番号FERM  Bl”271Bとして寄託さ
れている。
本発明方法に用いられるストレプトミセス属放線菌は、
一般にその性状が変化しやすく、例えば紫外線、X線、
化学薬品(例、ニトロソグアニジン、エチルメタンスル
ホン酸)などを用いる人工変異手段で容易に変異しうる
ちのであるが、どの様な変異株であっても、本発明の対
象とするTAN−1323の生産能を有するものはすべ
て本発明方法に使用することができる。
TAN−1323を生産する菌の培養に際しては、炭素
源としては、例えば、グルコース、麦芽糖、乳糖、廃糖
蜜、油脂類(例、大豆油、オリーブ油など)、有機酸類
(例、クエン酸、コハク酸、グルコン酸など)など生産
菌が資化しうるものが適宜用いられる。窒素源としては
、例えば、大豆粉、綿実粉、コーン・ステイープ・リカ
ー、乾燥酵母、酵母エキス、肉エキス、ペプトン、尿素
、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、塩化アンモニ
ウム、リン酸アンモニウムなどの有ta窒素化6 合物や無機窒素化合物が利用できる。また、無機塩とし
ては、例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、炭酸カ
ルシウム、硫酸マグネシウム、リン酸−カリウム、リン
酸二ナトリウムなどの通常放線菌の培養に必要な無機塩
類が単独もしくは適宜、組合せて使用される。また、T
AN−1323を生産する菌の資化しうる硫黄化合物、
例えば硫酸塩(例、硫酸アンモニウムなど)、チオ硫酸
塩(例、チオ硫酸アンモニウムなど)、亜硫酸塩(例、
亜硫酸アンモニウム)などの無機硫黄化合物、含硫アミ
ノ酸(例、シスチン、システィン、L−チアゾリジン−
4−カルボン酸)、ヒポタウリン、含硫ペプチド(例、
グルタチオン)などの有機硫黄化合物またはこれらの混
合物を培地に添加すると、目的物の生成量が増大する場
合がある。
また、硫酸第1鉄、硫酸銅などの重金属類、ビタミンB
、、ビオチンなどのビタミン類なども必要に応じて添加
される。さらに、シリコーンオイルやポリアルキレング
リコールエーテルなどの消泡剤や界面活性剤を培地に添
加してもよい。その他、生産菌の発育を助け、TAN−
1323の生産を促進するような有機物や無機物を適宜
に添加してもよい。
培養方法としては、一般に、抗生物質の生産方法と同様
に行なえばよく、固体培養でも1flk体培養てもよい
。液体培養の場合は静置培養、撹拌培養、振盪培養、通
気培養などいずれを実施してもよいか、特に、通気撹拌
培養が好ましい。また、培養温度は約15℃ないし35
°Cの範囲が好ましく、さらに好ましくは約24°Cな
いし28°Cてあり、培地のpHは約4ないし8の範囲
、さらに好ましくは約6ないし7の範囲であり、約8時
間ないし168時間、好ましくは約24時間ないし14
4時間培養する。
生成した生理層性物質TAN71323は、培養濾液中
よりも、むしろ菌体中に主に存在するので、培養物を遠
心分離あるいは濾過などの方法て上清液と菌体とに分離
した後、その菌体をメタノール、アセトン、ブタノール
、酢酸エチルなどの有機溶媒を用いて抽出、精製するか
、または、培養物に直接上記のような有機溶媒を添加し
て得られる抽出l戊から精製することも出来る。
TAN−1323を培養液から採取するには、当該物質
か中性あるいは酸性脂溶性物質であるので、そのような
微生物代謝産物を採取する為に通常用いられる分離・精
製手段か適宜利用される。
例えば、夾雑物との溶解度の差を利用する方法、活性炭
、非イオン性ハイポーラス樹脂、ンl)カケル、アルミ
ナ、デキストランゲル等の各種担体を用いるクロマトグ
ラフィーなどかそれぞれ単独または組合わせて利用され
る。
培養物中に生産されるTAN−1323を採取する方法
を具体的に説明すると、まず、培養液をハイフロス−パ
ーセルなとの濾過助剤ヲ用いて濾過して得られた菌体に
、メタノールまたはアセトンのような当該化合物を溶解
し得る有機溶媒を加えて撹拌、抽出した後、濾過助剤を
用いて濾過する。抽出l慮肢を濃縮し、pHを中性とし
て酢酸エチルのような水と混和しない有機溶媒で抽出す
る。
抽出に用いられる有機溶媒としては、酢酸エチル、9 酢酸ブチルのようなエステル類、クロロポルム、塩化メ
チレンのようなハロケン化炭化水素類、nブタノール、
1−ブタノールのようなアルコール類なとが挙げられる
抽出岐を水洗した後、ta縮して得られる粗粉末をシリ
カケルのカラムクロマトグラフィーに付す。
展開溶媒としては、例えば、クロロホルム−メタノール
、あるいはヘキサン−酢酸エチルなどの屏合溶媒か用い
られ、順次、各々の溶媒系中の極性溶媒の比率を増して
いくことにより、他の夾雑物と分離して溶出することが
できる。
例えば、りロロホルムーメタノールの混合溶媒を用いた
場合には、最初に化合物TAN1323Aが、ついで、
TAN−1323B。
TAN−1323C,最後にTAN−1323Dの順に
溶出される。各々の成分は、溶出画分を濃縮した後、メ
タノール−水のような溶媒から結晶化することにより単
離される。生産量が少なく夾雑物が多くて、−同で精製
が困難な場合、さらにソリ力ゲルのクロマトグラフィー
を繰返すことに0 より、結晶を得ることかてきる。
このようにして単離されたTAN−1323cおよびD
の物理化学的性質は次に示す通りである。
(])TAN−1323C 1)形状 無色結晶 2)融点 167〜1685°C 3)比旋光度・[α1ドー31.9°(C=0.41D
MF) 4)分子式・C458740,4 5)元素分析値(C45H7,○1.−1/2H20と
して)・計算値: C,63,73,H,8,91実測
値・C,63,76H,8,98 6)紫外線吸収スペクトル λ’:gH(Eに): 244(490)、284(2
30)nm 7)赤外線吸収スペクトル(KBr錠法による)第1図
に示す通り。
8)’H核磁気共鳴スペクトル(300M Hzd、、
−DMSO中)第2図に示す通り。
9) 13C核磁気共鳴スペクトル(75MHzd6−
DMSO中でのケミカルシフト、δppm)164.0
(s)、 142.1 (s)、 141.6(s)1
41.0(d)、 132.、9(d)、 130.8
(d)129.9(s)、 129.0(d)、 12
7.3(d)126、6(d)、 122.4(d)、
 99.3(d)。
95.4(d)、 82.0(d)、 78.2(d)
、 74.6(d)、74.3(d)、72.1(d)
、72.1(d)。
71.8(d)、 71.0(d)、 70.7(d)
、 69.3(d)、 68.7(d)、 58.6(
q)、 55.1 (Q)。
45.5(t)、43.7(d)、42.3(d)、4
1.0(d)、 37.9(d)、 36.7(t)、
 34.7(d)。
34.6(d)、22.1(t)、21.9(q)、 
17.8(q)、 17.4(q)、 17.2(q)
、 16.2(q)13.9(q)、 13.5(q)
、 11.9(q)、 9.8(q)。
6.9(q) ただし、S:シングレット(singlet)、d:ダ
ブレット(doublet)、t・トリプレット(tr
iplet)、q、クアルテット(quartet)を
示す。
10)呈色反応 陽性ニリンモリブデン酸、ヨウ素、硫酸陰性、ニンヒド
リン、バートン 11)溶解性 易溶:酢酸エチル、メタノール、ジメチルスルホキシド
、ジメチルホルムアミド 難溶:へキサン、水 12)薄層クロマトグラフィー(担体、シリカゲルガラ
スプレート60 F tsa、0.25mm、西独メル
ク社製): 13)酸性、中性、塩基性の別:中性 14)構造式: %式%() ) 4)分子式: C43H66013 5)元素分析値(C4sHeeo1*・l/2H,Oと
して):計算値: C,64,56,H,8,44実測
値: C,64,48,H,8,706)紫外線吸収ス
ペクトル λ丑H(E巴): 211(375)、243(560
)、 284(250)nm 7)赤外線吸収スペクトル(KBr錠法による):第3
図に示す通り。
8)1H核磁気共鳴スペクトル(300MHz、重DM
SO中):第4図に示す通り。
9)13c核磁気共鳴スペクトル(75MHz、重DM
SO中てのケミカルシフト、δppm) :165.6
(s)、164.2(s)、164.1(s)。
142.2(s)、 141.6(s)、 141.1
(d)4 134、7(d)、 133.0(d)、 132.6
 (d)。
130.3(d)、 130.0(s)、 129.2
(d)。
127.8(d)、 126.6(d)、 122.5
(d)99.3(s)、81.9(d)、78.2(d
)、74.4(d)、74.4(d)、74.1(d)
、72.1(d)。
69.4(d)、58.6(q)、55.1(q)、4
5.6(t)、 43.8(d)、 42.1 (d)
、 40.2(d)。
38.0(t)、37.9(d)、34.7(d)、3
4.7(d)、 22.2(t)、 22.0(q)、
 17.4(q)。
17.2(q)、 16.2(q)、 13.9(q)
、 13.0(q)、 11.9(q)、 9.8(q
)、 6.9(q)10)呈色反応: 陽性ニリンモリブデン酸、ヨウ素、硫酸陰性:ニンヒド
リン、バートン 11)溶解性: 易溶:酢酸エチル、メタ/−ル、ジメチルスルホキシド
、ジメチルホルムアミド 難溶:へキサン、水 12)薄層りロマトグラフィ−(担体、シリカゲルガラ
スプレート60 F 、、、、0.25mm、西独メル
ク社製) 13)酸性、中性、塩基性の別・酸性 14)構造式 化合物TAN−1323CおよびDは、18員環マクロ
ライドであるコンカナマイシン(concanamyc
in)系に属する新規物質てあ1り、また、併産される
TAN 1323AおよびBはそれぞれコンカナマイシン(co
ncanamycin)CおよびAと同定された[ンで
−ナル・オフ・アンチビオティクス(JAntibio
tics)、  87 1333(1984)]。
化合物TAN−1323Dは酸性物質であるので、それ
自体公知の方法て、ナトリウム塩、カリウム塩、カル/
ラム塩等の金属塩、アンモニウム塩あるいはトリエチル
アミン塩などの有機アミンとの塩など、生理学的に許容
される塩を形成させることかできる。
TAN−1323(A、BXCおよびD)は強力な血管
新生阻害活性を示し、先に記載した血管新生の異常増殖
に基つく多くの疾患の予防治療薬として極めて有用であ
る。また、強い血管新生阻害作用に基つく抗腫瘍活性も
期待しうる。
該化合物は経口的または非経口的に哺乳動物(例えば、
う、1・、うさぎ、さるおよびヒト)に錠剤、顆粒剤、
カプセル剤、ンロノブ剤、散剤、注射剤、局所投与のク
リームまたは点眼薬などの形態に調剤されて投与される
。形削により活性物質と共に用いられる製薬組成物には
、慣用されている適当な添加剤(製剤原料)、例えば、
賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、着色剤、矯味剤、安
定化剤などか含まれていてもよい。また組成物は徐放性
ポリ7 マーなとを用いたサスティント・レリーズ(susLa
ined  release)の手法を用いて投与され
てもよい。例えば、組成物をエチレン−酢酸ビニル共重
合体ベレット(ethylene  vinyl  a
cetatecopolymer  pellet)に
取り込ませて、そのペレットを治療すべき組織中に外利
的に移植することかてきる。
例えば、腫瘍や糖尿病性網膜症の治療に用いる場合、薬
理学的に許容されるキャリで−を含有する組成物を経口
的または静脈内圧射て投与される。
さらに具体的には、患者の状態、疾患の程度によるか、
例えば1日50μ9〜50mgを2〜3回に分けて経口
的または非経口的に投与するのが望ましい。TAN−1
323A、B、CまたはDはこのような投与量において
重篤な毒性は認められない。前記網膜症およびトラコー
マの治療には点眼薬としても用いられ、患者の状態によ
り日に1〜4回の頻度で眼に滴下作用することができる
作用 本発明化合物の血管新生阻害活性を、無数鶏胚28 漿尿膜(S hell −1ess chorioal
lantoic membrane。
CAM)を用い、ンエイ・フォルクマン(JFolkm
an)らの方を去[アール・クラムら(R,Crume
t、 al)、 サイエンス(S cience)、 
 2301375(+985)]を若干改変した方法に
よって測定した。すなわち、3日間培養した鶏受精卵の
卵殻を割って、得られた鶏胚をプラスチック製カップ内
てポリエチレンを用いてハンモック状につるし、無菌的
にさらに6日間培養を続けた。
検定試料の調製は以下の通りに行った。すなわち、無菌
的に調製した本発明化合物のメタノール溶酸と1%メチ
ルセルロース水溶液を等容にまぜ合セ、その混合溶液1
0μQをポリプロピレンシート上に静かに滴下して、こ
れを無菌的に風乾すると、試料を含有する直径約4++
+mのメチルセルロース・ティスフか得られる。卵割後
培養6日目の鶏胚上に、前記の方法で調製したメチルセ
ルロース・ティスフを静かにのせて、さらに鶏胚の培養
を無菌的に続け24時間後及び48時間後に、ティスフ
の周辺に形成された血管新生阻止ソー7を顕微鏡下(X
20SSMZ−10SNikon)に観察した。血管新
生阻害活性(%)は、試験に用いた全ティスフの数当り
、血管新生阻害ゾーンか認められたディスクの比で算出
した。
本発明化合物の血管新生阻害活性を前記の無殻鶏胚漿尿
膜(CAM)法により測定したところ、第3表に示すと
おり、極めて強い血管新生阻害作用を有することか明ら
かにされた。
*24時間後の測定値 寒施週 以下に、実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明す
る。なお、実施例中、特に断らない限り「%」は重量%
である。
実施例1 グルコース2%、可溶性澱粉3%、コーン・スチープ・
リカーi%、生大豆粉1%、ポリペプトン0.5%、塩
化ナトリウム0.3%および沈降性炭酸カルシウム0.
5%(pH7,0)からなる種培養培地500mQを2
Q容坂ロフラスコに分注し、1200Cで20分間l威
菌したのち、ストレプトミセス・エスピーS−4562
8株(IF○14980、FERM  BP−2718
)を接種し、28°Cて40時間往復振盪機上で培養し
た。
かくして得られた種培養物500mf2を上記と同一組
成の種培養培地3ON(たたし、消泡剤アクトコール0
.05%含む)を含む50Q容タンクに移植し、28°
Cで42時間通気撹拌培養[通気量100%(30C/
分)、撹拌・毎分280回転コした。
かくして得られた種培養物6Qをグルコース05%、デ
キストリン5%、脱脂大豆2%、コーン・グルテン・ミ
ール15%、沈降性炭酸力1 ルシウム0.7%およびアクトコール0.05%(pH
7,0)からなる主培養培地120(を含む200Q、
容タンクに移植味28℃で66時間通気撹拌培養[通気
量ioo%(120M分)、撹拌。
毎分150回転コし、培養物95Qを得た。
実施例2 実施例1で得られた培養液(95Q)をハイフロス−バ
ーセル(J ohns−Manville社、米国)を
濾過助剤として用いて濾過した。菌体にメタノール(1
0012)を加え、室温で1時間撹拌し、ハイフロス−
バーセルを用いて濾過し、得られた抽出濾波を約2’O
Q迄濃縮した後、pHを70として酢酸エチル(10Q
)で2回抽出した。
酢酸エチル層(18Q)を水洗(1012)した後、濃
縮して粗粉末(43,59)を得た。この粗粉末をシリ
カゲル(5009、メルク社、西独)のカラムクロマト
グラフィーに付し、クロロホルムーメタノールノ混合溶
媒(30:1.3.0(1,rr、 1−6・201.
3.0(、fr、7−12;  ] O:1.3.0Q
、fr、13−18; 5:I、3.0Q、 fr、 
192 24)で展開した。フラクションNo、6に;よ化合物
TAN−1323A、フラクションNo7〜11にはT
AN−1323Bか溶出された。
フラクションNo、17〜24の画分を集めて濃縮する
と、TAN−1323Dの粗結晶(158g)か得られ
、これをざらにメタノール−水から再結晶すると、TA
N−1323Dの無色鱗片状結晶(915xy)が得ら
れた。
フラクションNo、13〜15の画分を集め濃縮すると
、TAN−1323Cを含む粉末(1,480が得られ
た。これをシリカゲル(509)カラムクロマトグラフ
ィーに付し、クロロホルム−メタノール(30:1.3
00+(!、fr、1−6: 20:1.600mQ、
 rr、 ? −]、 8)の混合溶媒で展開し、フラ
クションNo、16〜18の画分を集めて濃縮し、メタ
ノール−水から結晶化すると、TANl 323C(1
41m9:が無色鱗片状結晶として得られた。
発明の効果 本発明の生理活性物質TAN−1323A、B。
CおよびDは血管新生阻害作用を有しており、血管新生
の異常増殖を伴う各種疾患、とりわけ腫瘍の予防・治療
に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図はTAN−1323Cの赤外線吸収スペクトルを
、第2図はTAN−1323Cの1HNMRスペクトル
を、第3図はTAN−1323Dの赤外線吸収スペクト
ルを、第4図はTANl、 323 Dの’HNMRス
ペクトルをそれぞれ示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式で表わされる生理活性物質TAN−1323
    CまたはDあるいはその塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中Rは、式▲数式、化学式、表等があります▼また
    は 式▲数式、化学式、表等があります▼で表わされる基を
    示す。]
  2. (2)ストレプトミセス属に属し、生理活性物質TAN
    −1323Cおよび/またはDを生産する能力を有する
    微生物を培地に培養し、培養物中に生理活性物質TAN
    −1323Cおよび/またはDを生成、蓄積せしめ、こ
    れを採取することを特徴とする生理活性物質TAN−1
    323Cおよび/またはDの製造法。
  3. (3)生理活性物質TAN−1323A、B、Cおよび
    /またはDを含有する血管新生阻害剤。
JP32777890A 1990-01-23 1990-11-27 生理活性物質tan―1323、その製造法および用途 Pending JPH03290193A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32777890A JPH03290193A (ja) 1990-01-23 1990-11-27 生理活性物質tan―1323、その製造法および用途

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1302290 1990-01-23
JP2-13022 1990-01-23
JP32777890A JPH03290193A (ja) 1990-01-23 1990-11-27 生理活性物質tan―1323、その製造法および用途

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03290193A true JPH03290193A (ja) 1991-12-19

Family

ID=26348745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32777890A Pending JPH03290193A (ja) 1990-01-23 1990-11-27 生理活性物質tan―1323、その製造法および用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03290193A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6403347B1 (en) HIV integrase inhibitors
WO1997039999A1 (en) Novel terphenyl compounds and medicines containing the same
JP6249415B2 (ja) 新規光線過敏症抑制剤トレハンジェリン物質及びその製造法
WO2009101959A1 (ja) 新規化合物ラクノクロモニン(lachnochromonin)類化合物
JPWO1997039999A1 (ja) 新規テルフェニル化合物およびそれを含有する医薬
KR0135600B1 (ko) 항암 항생물질 mi43-37f11, 그 제조방법 및 그 용도
KR100611265B1 (ko) 신규 뎁시펩티드 화합물
US6645996B1 (en) Physiologically active substances
JP2779652B2 (ja) 生理活性物質tan―1120,その還元体,それらの製造法および用途ならびに微生物
JPH03290193A (ja) 生理活性物質tan―1323、その製造法および用途
DK170617B1 (da) Pyrazinoxidforbindelse NF-1616-904, fremgangsmåde til fremstilling heraf og farmaceutiske præparater indeholdende denne
CN102020649A (zh) 二酮哌嗪类化合物、其组合物、其制备方法和用途
JPH0394692A (ja) 生理活性物質be―18257類
JPWO1999060000A1 (ja) 新生理活性物質
KR20050109958A (ko) Gm-95 물질을 함유하는 항종양 효과 증강제, 항종양용조합 제제 및 항종양제
JP3502655B2 (ja) 制癌性抗生物質チアジノトリエノマイシン及びその製造法
JP2003503412A (ja) 海洋放線菌に由来する新規のインドロカルバゾールアルカロイド
CN117486882B (zh) 苦参碱类生物碱衍生物及其在制备多靶点多器官组织细胞损伤抑制剂中的应用
JPH02289532A (ja) 生理活性物質tan―1085,そのアグリコン,製造法及び用途
EP0525361A1 (en) Novel antibiotics NK374186A, NK374186B, NK374186B3 and NK374186C3, process for producing the same, and use of the same
JP3610422B2 (ja) Fu40a物質、その製造方法及びその用途
JP2003113192A (ja) 抗生物質wap−2607b、その製造法及び抗菌剤
CN103387596B (zh) 一种原人参二醇衍生物及其应用
JPH1129561A (ja) 新規化合物am6105及びその製法
JP3875024B2 (ja) ヒト免疫不全ウイルス(hiv)増殖を抑制する新規生理活性物質