JPH03291363A - 電解コンデンサ陰極用アルミニウム箔の製造方法 - Google Patents
電解コンデンサ陰極用アルミニウム箔の製造方法Info
- Publication number
- JPH03291363A JPH03291363A JP1393890A JP1393890A JPH03291363A JP H03291363 A JPH03291363 A JP H03291363A JP 1393890 A JP1393890 A JP 1393890A JP 1393890 A JP1393890 A JP 1393890A JP H03291363 A JPH03291363 A JP H03291363A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- foil
- ingot
- aluminum foil
- electrolytic capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 70
- 239000011888 foil Substances 0.000 title claims abstract description 42
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 title claims abstract description 17
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 69
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 34
- 238000000137 annealing Methods 0.000 claims abstract description 19
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims abstract description 13
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 claims abstract description 11
- 238000005097 cold rolling Methods 0.000 claims abstract description 10
- 238000000265 homogenisation Methods 0.000 claims description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 6
- 238000005530 etching Methods 0.000 abstract description 6
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 9
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 8
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N Hydrochloric acid Chemical compound Cl VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- MUBZPKHOEPUJKR-UHFFFAOYSA-N Oxalic acid Chemical compound OC(=O)C(O)=O MUBZPKHOEPUJKR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 3
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N Sulfuric acid Chemical compound OS(O)(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000004090 dissolution Methods 0.000 description 2
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 2
- GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N Nitric acid Chemical compound O[N+]([O-])=O GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 description 1
- 229910017604 nitric acid Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000006408 oxalic acid Nutrition 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 230000001376 precipitating effect Effects 0.000 description 1
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 1
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/40—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling foils which present special problems, e.g. because of thinness
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、静電容量の高い陰極を得ることのできる電解
コンデンサ陰極用アルミニウム箔の製造方法に関するも
のである。
コンデンサ陰極用アルミニウム箔の製造方法に関するも
のである。
従来より、電解コンデンサ陰極用アルミニウム箔を製造
する方法としては、一般のアルミニウム箔の製造方法と
同様の方法が採用されていた。即ち1.アルミニウム鋳
塊を面前、均質化処理、熱間圧延、中間焼鈍及び冷間圧
延して製造していた。 しかし、このようにして得られた電解コンデンサ陰極用
アルミニウム箔は、エツチング処理してコンデンサの陰
極として用いたとき、静電容量が低いという欠点があっ
た。これは、アルミニウム箔中に不純物(FeやSi等
)が析出若しくは晶出しており、これがエツチング時に
局部電池のカソードとして働き、アルミニウム箔表面に
過溶解を生じさせるからである。過溶解が生じると、ア
ルミニウム箔表面に大きな孔が形成されて、表面積の十
分な拡大が図れず、高い静電容量の陰極が得られないの
である。 この欠点を除去するためには、アルミニウム箔中に不純
物の析出等が生しないようにすればよい。 従って、従来よりアルミニウム鋳塊を高温で均質化処理
して不純物を固溶させたり、また固溶した不純物が析出
しないように、熱間圧延中に析出する温度領域を速く通
過させて圧延したりしている。 しかしながら、それでもなお十分に静電容量を高めるこ
とができなかった。
する方法としては、一般のアルミニウム箔の製造方法と
同様の方法が採用されていた。即ち1.アルミニウム鋳
塊を面前、均質化処理、熱間圧延、中間焼鈍及び冷間圧
延して製造していた。 しかし、このようにして得られた電解コンデンサ陰極用
アルミニウム箔は、エツチング処理してコンデンサの陰
極として用いたとき、静電容量が低いという欠点があっ
た。これは、アルミニウム箔中に不純物(FeやSi等
)が析出若しくは晶出しており、これがエツチング時に
局部電池のカソードとして働き、アルミニウム箔表面に
過溶解を生じさせるからである。過溶解が生じると、ア
ルミニウム箔表面に大きな孔が形成されて、表面積の十
分な拡大が図れず、高い静電容量の陰極が得られないの
である。 この欠点を除去するためには、アルミニウム箔中に不純
物の析出等が生しないようにすればよい。 従って、従来よりアルミニウム鋳塊を高温で均質化処理
して不純物を固溶させたり、また固溶した不純物が析出
しないように、熱間圧延中に析出する温度領域を速く通
過させて圧延したりしている。 しかしながら、それでもなお十分に静電容量を高めるこ
とができなかった。
本発明者等は、上記の原因を究明すべく、種々検討した
結果、以下の如き知見を得た。即ち、アルミニウム鋳塊
のアルミニウム純度にもよるが、アルミニウム純度が高
いと均質化処理により却って析出物等が生じること、及
び熱間圧延終了後に急冷しても、その際の材料の寸法が
大きいと、材料の温度は急速に低下せず、析出物等が生
じること、という知見を得たのである。 そこで、本発明はこの知見に基づき、ある特定のアルミ
ニウム鋳塊を用い且つある特定の方法で電解コンデンサ
用アルミニウム箔を製造することにより、エツチング時
に過溶解が生じにくく、静電容量の高い陰極を得ること
ができる電解コンデンサ用アルミニウム箔を提供しよう
というものである。
結果、以下の如き知見を得た。即ち、アルミニウム鋳塊
のアルミニウム純度にもよるが、アルミニウム純度が高
いと均質化処理により却って析出物等が生じること、及
び熱間圧延終了後に急冷しても、その際の材料の寸法が
大きいと、材料の温度は急速に低下せず、析出物等が生
じること、という知見を得たのである。 そこで、本発明はこの知見に基づき、ある特定のアルミ
ニウム鋳塊を用い且つある特定の方法で電解コンデンサ
用アルミニウム箔を製造することにより、エツチング時
に過溶解が生じにくく、静電容量の高い陰極を得ること
ができる電解コンデンサ用アルミニウム箔を提供しよう
というものである。
【課題を解決するための手段及び作用】即ち、本発明は
基本的には、アルミニウム鋳塊を、面削工程,均質化処
理工程、熱間圧延工程。 中間焼鈍工程及び冷間圧延工程に通してアルミニウム箔
を得る方法において、前記アルミニウム鋳塊としである
特定の組成のものを用い、前記均質化処理工程及び中間
焼鈍゛工程を省略すると共に温度250℃以下で熱間圧
延を行うことを特徴とする電解コンデンサ陰極用アルミ
ニウム箔の製造方法に関するものである。 本発明において使用する第一のアルミニウム鋳塊の組成
は、Fe 0.010〜0.070%、 Si 0.0
10〜0゜100%、 4199.7%以上からなるも
のである。ここで、FeやSiの量が0.010%未満
になると、得られるアルミニウム箔の強度が低く、実用
可能な陰極箔が得られないため、好ましくない。また、
FeO量が0.070%を超えたり、或いはSiの量が
0.100%を超えると、本発明の製造方法においても
析出物等が多量に生し、静電容量の高い陰極が得られな
くなるため、好ましくない。また、アルミニウム純度は
、低温即ち250℃以下でも圧延によって十分に望性加
工できる程度に高くした。なお、アルミニウム鋳塊中に
、Fe及びSiO外に不可避的不純物(例えば、Znや
Mg等)が若干量添加、含有されていてもよいことは勿
論である。 また、本発明において使用する第二のアルミニウム鋳塊
の組成は、Fe 0.010〜0.200%、 Si
0.010〜0.250%、 Cu 0.2〜0.5%
、へ199.0%以上からなるものである。この第二の
アルミニウム鋳塊は、第一のアルミニウム鋳塊と異なっ
て、Cuが添加されている。Cuを一定量添加すると、
基地の電位が高くなって、エツチングが良好に行われる
と共に、基地にCuがよく固溶して材料の強度向上が図
れる。即ち、Feが0.200%を超えたり、或いはS
4が0.250%を超えたりすると、析出物等が生じや
すくなり、好ましくない。また、FeやSiO量を一定
量以上としたのは、第一のアルミニウム鋳塊の場合と同
様の理由である。なお、Cuが0.2%未満であると、
強度向上の効果があまり現れず、またCuが0.5OA
を超えると、陰極箔としての耐久性が劣ることや、エツ
チング形態が容量の出にくい形態になる可能性があるた
め、好ましくない。また、アルミニウム純度も、低温即
ち250℃以下でも圧延によって十分に塑性変形しうる
程度に高くした。なお、第二のアルミニウム鋳塊中にも
、Fe。 Si及びCuの外に不可避的不純物(例えば、ZnやM
g等)が若干量混入していてもよいことは勿論である。 また、本発明で使用するこれらのアルミニウム鋳塊の寸
法は任意に決定しうる事項であるが、比較的寸法の大き
い鋳塊を使用することができ、−船釣には厚さ100m
m以上、好ましくは400mm程度の鋳塊を用いること
ができる。 次に、これらのアルミニウム鋳塊に均質化処理を施すこ
となく、圧延を施す。本発明で使用するアルミニウム鋳
塊の場合、アルミニウム純度が比較的高いため、均質化
処理すると却って析出物等が生じるからである。本発明
においては、いずれの圧延工程でも鋳塊若しくは厚板の
材料温度を250℃以下にする必要がある。圧延中の材
料温度が250℃を超えると、圧延中に析出物が生じる
恐れがあるからである。 この後、中間焼鈍を施すことなく、冷間圧延を施す。中
間焼鈍も250℃を超える温度で行われるため、析出物
等が生じるからである。しかしながら、第二のアルミニ
ウム鋳塊を使用した場合には、添加したCuをよく固溶
させるため、中間焼鈍を施す。この場合の中間焼鈍の条
件は、板厚6mm以下。 温度200℃以上8時間5時間以上とすることが必要で
ある。板厚が6mmを超えると、材料の冷却が緩やかに
なって、析出物等が生じる恐れがあるので好ましくない
。また、温度が200℃以下であったり、或いは時間が
5時間未満であると、焼鈍の効果が現れないので好まし
くない。この中間焼鈍によって、材料が柔らかくなり圧
延しやすくなり、またCuの固溶が十分になる。そして
、この後冷間圧延が施される。冷間圧延は、任意の回数
行われ、アルミニウム箔が所望の厚さになるようにTる
。 以上のようにして、電解コンデンサ陰極用アルミニウム
箔が得られ、これをエツチング処理して陰極箔として使
用するのである。
基本的には、アルミニウム鋳塊を、面削工程,均質化処
理工程、熱間圧延工程。 中間焼鈍工程及び冷間圧延工程に通してアルミニウム箔
を得る方法において、前記アルミニウム鋳塊としである
特定の組成のものを用い、前記均質化処理工程及び中間
焼鈍゛工程を省略すると共に温度250℃以下で熱間圧
延を行うことを特徴とする電解コンデンサ陰極用アルミ
ニウム箔の製造方法に関するものである。 本発明において使用する第一のアルミニウム鋳塊の組成
は、Fe 0.010〜0.070%、 Si 0.0
10〜0゜100%、 4199.7%以上からなるも
のである。ここで、FeやSiの量が0.010%未満
になると、得られるアルミニウム箔の強度が低く、実用
可能な陰極箔が得られないため、好ましくない。また、
FeO量が0.070%を超えたり、或いはSiの量が
0.100%を超えると、本発明の製造方法においても
析出物等が多量に生し、静電容量の高い陰極が得られな
くなるため、好ましくない。また、アルミニウム純度は
、低温即ち250℃以下でも圧延によって十分に望性加
工できる程度に高くした。なお、アルミニウム鋳塊中に
、Fe及びSiO外に不可避的不純物(例えば、Znや
Mg等)が若干量添加、含有されていてもよいことは勿
論である。 また、本発明において使用する第二のアルミニウム鋳塊
の組成は、Fe 0.010〜0.200%、 Si
0.010〜0.250%、 Cu 0.2〜0.5%
、へ199.0%以上からなるものである。この第二の
アルミニウム鋳塊は、第一のアルミニウム鋳塊と異なっ
て、Cuが添加されている。Cuを一定量添加すると、
基地の電位が高くなって、エツチングが良好に行われる
と共に、基地にCuがよく固溶して材料の強度向上が図
れる。即ち、Feが0.200%を超えたり、或いはS
4が0.250%を超えたりすると、析出物等が生じや
すくなり、好ましくない。また、FeやSiO量を一定
量以上としたのは、第一のアルミニウム鋳塊の場合と同
様の理由である。なお、Cuが0.2%未満であると、
強度向上の効果があまり現れず、またCuが0.5OA
を超えると、陰極箔としての耐久性が劣ることや、エツ
チング形態が容量の出にくい形態になる可能性があるた
め、好ましくない。また、アルミニウム純度も、低温即
ち250℃以下でも圧延によって十分に塑性変形しうる
程度に高くした。なお、第二のアルミニウム鋳塊中にも
、Fe。 Si及びCuの外に不可避的不純物(例えば、ZnやM
g等)が若干量混入していてもよいことは勿論である。 また、本発明で使用するこれらのアルミニウム鋳塊の寸
法は任意に決定しうる事項であるが、比較的寸法の大き
い鋳塊を使用することができ、−船釣には厚さ100m
m以上、好ましくは400mm程度の鋳塊を用いること
ができる。 次に、これらのアルミニウム鋳塊に均質化処理を施すこ
となく、圧延を施す。本発明で使用するアルミニウム鋳
塊の場合、アルミニウム純度が比較的高いため、均質化
処理すると却って析出物等が生じるからである。本発明
においては、いずれの圧延工程でも鋳塊若しくは厚板の
材料温度を250℃以下にする必要がある。圧延中の材
料温度が250℃を超えると、圧延中に析出物が生じる
恐れがあるからである。 この後、中間焼鈍を施すことなく、冷間圧延を施す。中
間焼鈍も250℃を超える温度で行われるため、析出物
等が生じるからである。しかしながら、第二のアルミニ
ウム鋳塊を使用した場合には、添加したCuをよく固溶
させるため、中間焼鈍を施す。この場合の中間焼鈍の条
件は、板厚6mm以下。 温度200℃以上8時間5時間以上とすることが必要で
ある。板厚が6mmを超えると、材料の冷却が緩やかに
なって、析出物等が生じる恐れがあるので好ましくない
。また、温度が200℃以下であったり、或いは時間が
5時間未満であると、焼鈍の効果が現れないので好まし
くない。この中間焼鈍によって、材料が柔らかくなり圧
延しやすくなり、またCuの固溶が十分になる。そして
、この後冷間圧延が施される。冷間圧延は、任意の回数
行われ、アルミニウム箔が所望の厚さになるようにTる
。 以上のようにして、電解コンデンサ陰極用アルミニウム
箔が得られ、これをエツチング処理して陰極箔として使
用するのである。
【実施例】
実施例1
第1表に示す組成を持つ厚さ400mmの第一のアルミ
ニウム鋳塊を、250℃に予熱した後、第2表に示した
温度条件で熱間粗圧延して厚さ20〜250に圧延し、
続いて第2表に示した温度条件で熱間仕上圧延して厚さ
7■に圧延してコイル状に巻き上げた。この後、コイル
状に巻き上げたアルミニウム板を、巻き戻して冷間圧延
し、厚さ20μm又は50μmのアルミニウム箔とした
。このアルミニウム箔の静電容量を測定し、第2表に示
した。 (以下余白) 第1表 (以下余白) 第2表 (注) 1)静電容量は、次のようにして測定した。 即ち、得られたアルミニウム箔を、4.5%塩酸及び0
.5%蓚酸の水溶液中で電流密度Q、3A/allの交
流で2分間電解工・ノチングした後、Ovf、の静電容
量を測定した。 以上の結果から実施例と比較例を比較すると、高温で均
質化処理するよりしない方が(比較例IA)、250℃
を超える温度で熱間圧延を開始するより、250℃以下
で開始した方が(比較例1−A、1−B、1−C) 、
静電容量が向上していることが判る。 また、その他の条件が同一でも、アルミニウム鋳塊の組
成中FeやStの量が多すぎても(比較例1−D)、静
電容量が低下していることが判る。 実施例2 第3表に示す組成を持つ厚さ400mmの第二のアルミ
ニウム鋳塊を、250℃に予熱した後、第4表に示した
温度条件で粗圧延して厚さ20〜25mmに圧延し、続
いて第4表に示した温度条件で厚さ7鵬に圧延してコイ
ル状に巻き上げた。この後、冷間で箔圧延し、厚さ20
μm又は50μmのアルミニウム箔とした。このアルミ
ニウム箔の静電容量を測定し、第5表に示した。なお、
中間焼鈍を行う場合は、冷間圧延の途中で(板厚が0.
3〜61TIDIで)行った。 第3表 (以下余白) 第4表 第5表 (注) 2)静電容量は次のようにして測定した。即ち、得られ
たアルミニウム箔を、3.5%塩酸及び0.03%硫酸
の水溶液中で電流密度0.2A/Cl1lの直流で1分
15秒間電解エツチングした。このエンチング処理後の
試料2枚(大きさは1 cm X 2(−m)を8,3
%硝酸水溶液中に浸漬して、Ovf、の静電容量を測定
した。 以上の結果から実施例と比較例を比較する、高温で均質
化処理するよりしない方が(比較例2−A)、250℃
を超える温度で熱間圧延を開始するより、250℃以下
で開始した方が(比較例2−A、2−B。 2−CL静電容量が向上していることが判る。また、そ
の他の条件が同一でも、アルミニウム鋳塊の組成中Fe
の量が多すぎても(比較例2−D ) 、静電容量が低
下していることが判る。
ニウム鋳塊を、250℃に予熱した後、第2表に示した
温度条件で熱間粗圧延して厚さ20〜250に圧延し、
続いて第2表に示した温度条件で熱間仕上圧延して厚さ
7■に圧延してコイル状に巻き上げた。この後、コイル
状に巻き上げたアルミニウム板を、巻き戻して冷間圧延
し、厚さ20μm又は50μmのアルミニウム箔とした
。このアルミニウム箔の静電容量を測定し、第2表に示
した。 (以下余白) 第1表 (以下余白) 第2表 (注) 1)静電容量は、次のようにして測定した。 即ち、得られたアルミニウム箔を、4.5%塩酸及び0
.5%蓚酸の水溶液中で電流密度Q、3A/allの交
流で2分間電解工・ノチングした後、Ovf、の静電容
量を測定した。 以上の結果から実施例と比較例を比較すると、高温で均
質化処理するよりしない方が(比較例IA)、250℃
を超える温度で熱間圧延を開始するより、250℃以下
で開始した方が(比較例1−A、1−B、1−C) 、
静電容量が向上していることが判る。 また、その他の条件が同一でも、アルミニウム鋳塊の組
成中FeやStの量が多すぎても(比較例1−D)、静
電容量が低下していることが判る。 実施例2 第3表に示す組成を持つ厚さ400mmの第二のアルミ
ニウム鋳塊を、250℃に予熱した後、第4表に示した
温度条件で粗圧延して厚さ20〜25mmに圧延し、続
いて第4表に示した温度条件で厚さ7鵬に圧延してコイ
ル状に巻き上げた。この後、冷間で箔圧延し、厚さ20
μm又は50μmのアルミニウム箔とした。このアルミ
ニウム箔の静電容量を測定し、第5表に示した。なお、
中間焼鈍を行う場合は、冷間圧延の途中で(板厚が0.
3〜61TIDIで)行った。 第3表 (以下余白) 第4表 第5表 (注) 2)静電容量は次のようにして測定した。即ち、得られ
たアルミニウム箔を、3.5%塩酸及び0.03%硫酸
の水溶液中で電流密度0.2A/Cl1lの直流で1分
15秒間電解エツチングした。このエンチング処理後の
試料2枚(大きさは1 cm X 2(−m)を8,3
%硝酸水溶液中に浸漬して、Ovf、の静電容量を測定
した。 以上の結果から実施例と比較例を比較する、高温で均質
化処理するよりしない方が(比較例2−A)、250℃
を超える温度で熱間圧延を開始するより、250℃以下
で開始した方が(比較例2−A、2−B。 2−CL静電容量が向上していることが判る。また、そ
の他の条件が同一でも、アルミニウム鋳塊の組成中Fe
の量が多すぎても(比較例2−D ) 、静電容量が低
下していることが判る。
以上説明したように、本発明は、ある特定の組成を持つ
アルミニウム鋳塊を用いて、ある特定の方法で電解コン
デンサ陰極用アルミニウム箔を製造するというものであ
る。このようにして得られた電解コンデンサ陰極用アル
ミニウム箔を用いて、エツチング処理し陰極を得ると、
静電容量の高い陰極箔が得られるという効果を奏するも
のである。 また、本発明に係る方法は、アルミニウム鋳塊の大きさ
を問わずに使用できるため、比較的太きな鋳塊を使用し
た場合には、大量生産が可能になり、電解コンデンサ陰
極用アルミニウム箔の価格が低度になるという効果を奏
する。
アルミニウム鋳塊を用いて、ある特定の方法で電解コン
デンサ陰極用アルミニウム箔を製造するというものであ
る。このようにして得られた電解コンデンサ陰極用アル
ミニウム箔を用いて、エツチング処理し陰極を得ると、
静電容量の高い陰極箔が得られるという効果を奏するも
のである。 また、本発明に係る方法は、アルミニウム鋳塊の大きさ
を問わずに使用できるため、比較的太きな鋳塊を使用し
た場合には、大量生産が可能になり、電解コンデンサ陰
極用アルミニウム箔の価格が低度になるという効果を奏
する。
Claims (3)
- (1)アルミニウム鋳塊を、面削工程,均質化処理工程
,熱間圧延工程,中間焼鈍工程及び冷間圧延工程に通し
てアルミニウム箔を得る方法において、前記アルミニウ
ム鋳塊としてFe0.010〜0.070%,Si0.
010〜0.100%,A199.7%以上の組成のも
のを用い、前記均質化処理工程及び中間焼鈍工程を省略
すると共に温度250℃以下で圧延を行うことを特徴と
する電解コンデンサ陰極用アルミニウム箔の製造方法。 - (2)アルミニウム鋳塊を、面削工程,均質化処理工程
,熱間圧延工程,中間焼鈍工程及び冷間圧延工程に通し
てアルミニウム箔を得る方法において、前記アルミニウ
ム鋳塊としてFe0.010〜0.200%,Si0.
010〜0.250%,Cu0.2〜0.5%,Al9
9.0%以上の組成のものを用い、前記均質化処理工程
及び中間焼鈍工程を省略すると共に温度250℃以下で
圧延を行うことを特徴とする電解コンデンサ陰極用アル
ミニウム箔の製造方法。 - (3)アルミニウム鋳塊を、面削工程,均質化処理工程
,熱間圧延工程,中間焼鈍工程及び冷間圧延工程に通し
てアルミニウム箔を得る方法において、前記アルミニウ
ム鋳塊としてFe0.010〜0.200%,Si0.
010〜0.250%,Cu0.2〜0.5%,Al9
9.0%以上の組成のものを用い、前記均質化処理工程
を省略すると共に温度250℃以下で熱間圧延を行い、
且つ前記中間焼鈍の条件を板厚6mm以下,温度200
℃以上,時間5時間以上とすることを特徴とする電解コ
ンデンサ陰極用アルミニウム箔の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1393890A JP2907392B2 (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 電解コンデンサ陰極用アルミニウム箔の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1393890A JP2907392B2 (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 電解コンデンサ陰極用アルミニウム箔の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03291363A true JPH03291363A (ja) | 1991-12-20 |
| JP2907392B2 JP2907392B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=11847145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1393890A Expired - Fee Related JP2907392B2 (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 電解コンデンサ陰極用アルミニウム箔の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2907392B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013018164A1 (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | 古河スカイ株式会社 | 電極集電体用アルミニウム合金箔及びその製造方法 |
| CN103748713A (zh) * | 2011-07-29 | 2014-04-23 | 株式会社Uacj | 电极集电体用铝合金箔及其制造方法 |
| CN105908021A (zh) * | 2016-05-18 | 2016-08-31 | 登电集团铝加工有限公司 | 一种电容器用纯铝阴极箔及其制造方法 |
-
1990
- 1990-01-24 JP JP1393890A patent/JP2907392B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013018164A1 (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | 古河スカイ株式会社 | 電極集電体用アルミニウム合金箔及びその製造方法 |
| CN103748713A (zh) * | 2011-07-29 | 2014-04-23 | 株式会社Uacj | 电极集电体用铝合金箔及其制造方法 |
| EP2738850A4 (en) * | 2011-07-29 | 2014-09-03 | Uacj Corp | ALUMINUM ALLOY FILM FOR ELECTRODE COLLECTORS AND MANUFACTURING METHOD THEREFOR |
| JPWO2013018164A1 (ja) * | 2011-07-29 | 2015-02-23 | 株式会社Uacj | 電極集電体用アルミニウム合金箔及びその製造方法 |
| US9847530B2 (en) | 2011-07-29 | 2017-12-19 | Uacj Corporation | Aluminum alloy foil for electrode collector and production method therefor |
| US10916357B2 (en) | 2011-07-29 | 2021-02-09 | Uacj Corporation | Aluminum alloy foil for electrode collector and production method therefor |
| CN105908021A (zh) * | 2016-05-18 | 2016-08-31 | 登电集团铝加工有限公司 | 一种电容器用纯铝阴极箔及其制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2907392B2 (ja) | 1999-06-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7938916B2 (en) | Aluminum alloy sheet for lithographic printing plate and method of producing the same | |
| JPH03291363A (ja) | 電解コンデンサ陰極用アルミニウム箔の製造方法 | |
| JP4060493B2 (ja) | 電解コンデンサ陰極用アルミニウム合金箔の製造方法 | |
| JP2970852B2 (ja) | 電解コンデンサ陰極用アルミニウム合金箔の製造方法 | |
| JPH02270928A (ja) | 電解コンデンサ陽極用アルミニウム箔及びその製造方法 | |
| JPS58221265A (ja) | 電解コンデンサ陽極用アルミニウム箔地材の製造方法 | |
| JP2803762B2 (ja) | 電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法 | |
| JPH1136054A (ja) | 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔の製造方法 | |
| JP2001172754A (ja) | 電解コンデンサ用高純度アルミニウム箔の製造方法 | |
| JP2004149835A (ja) | 交流エッチングに供する中・低圧電解コンデンサ用軟質アルミニウム箔 | |
| JPH0251210A (ja) | 電解コンデンサ陰極用アルミニウム合金箔及びその製造方法 | |
| JP3203666B2 (ja) | 電解コンデンサ陽極用アルミニウム合金箔の製造方法 | |
| JP2000144352A (ja) | 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔の製造方法 | |
| JPH04247855A (ja) | 電解コンデンサ陽極用アルミニウム箔の製造方法 | |
| JPH05311360A (ja) | 電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔の製造方法 | |
| JPH0133546B2 (ja) | ||
| JP3355529B2 (ja) | 電解コンデンサ用アルミニウム合金箔の製造方法 | |
| JPH0489118A (ja) | 電解コンデンサ陽極用アルミニウム箔の製造方法 | |
| JP2000226627A (ja) | 電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔及びその製造方法 | |
| JP4916698B2 (ja) | 電解コンデンサ用アルミニウム材とその製造方法、電解コンデンサ用電極材の製造方法、電解コンデンサ用陽極材及びアルミニウム電解コンデンサ | |
| JP3085541B2 (ja) | 電解コンデンサ陰極用アルミニウム箔の製造方法 | |
| JP3203678B2 (ja) | 電解コンデンサ陰極用アルミニウム合金箔の製造方法 | |
| JP3496160B2 (ja) | 電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔の製造方法 | |
| JP5053539B2 (ja) | 電解コンデンサ用アルミニウム合金材及びその製造方法、電解コンデンサ用電極材の製造方法、電解コンデンサ用陽極材並びにアルミニウム電解コンデンサ | |
| JPH03130340A (ja) | 電解コンデンサ陰極用アルミニウム合金箔及びその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |