JPH03294514A - 防虫効果を有するポリビニルアルコール系繊維及びそれを用いた繊維シート状物及び掃除機用集塵袋 - Google Patents

防虫効果を有するポリビニルアルコール系繊維及びそれを用いた繊維シート状物及び掃除機用集塵袋

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JPH03294514A
JPH03294514A JP2096792A JP9679290A JPH03294514A JP H03294514 A JPH03294514 A JP H03294514A JP 2096792 A JP2096792 A JP 2096792A JP 9679290 A JP9679290 A JP 9679290A JP H03294514 A JPH03294514 A JP H03294514A
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fiber
fibers
polyvinyl alcohol
insect repellent
ethoxyphenyl
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Hideo Hayashi
英男 林
Shoichi Nishiyama
正一 西山
Akio Mizobe
溝辺 昭雄
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、日用雑貨用品・インテリア用品・農業用品・
水産用品等の、主として病害虫の生息・接近しやすい環
境で用いられる1m維及び繊維製品であって、防虫効果
の極めて高い繊維及び繊維製品に関するものである。
〈従来の技術〉 病害虫の生息・接近が嫌われるような分野に使用される
繊維製品には1例えば衣料品収納箱等の日用MM用品、
カーペット等のインテリア用品、果実袋等の農業用品、
漁網等の水産用品等様々なものがある。
このような繊維製品に病害虫が生息・接近した場合、例
えば衣料品収納箱であればゴキブリ・蝿の幼虫等による
衣料の、虫食い、またカーペットであれば蚤・ダニ・蟻
等による人体への害、果at袋であればヨコバイ・アブ
ラムシ等による病害と商品価値の低下等、大きな障害を
きたすこととなる。
このような病害虫の生息・接近から繊維製品を守る対策
として、従来以下のような方法が採用されていた。
最も一般的な方法としては、有II燐類・ピレスロイド
類・ニコチン類・ロチノン類等の揮発性防虫薬剤で繊維
製品を後処理する方法で、具体的には薬剤への繊維製品
の含浸である。しかしながらこれらの方法では含浸作業
時に激しい不快臭や刺激臭を伴う弊書があり、また薬剤
が付着しているだけのものであるため極めて揮発しやす
く、効果の持続性に欠ける。さらに大きな欠点としては
、これらの薬剤は揮発速度のコントロールができないた
め、空気中に大量に揮発することにより人体に神経系阻
害・呼吸阻害等の障害を招くことである。特に最近は掃
除機用気塵袋において、加工されている薬剤が掃除機の
吸引排気によって部屋中に飛散し、薬剤濃度が異常に高
まるため人体への悪影響が懸念されるとの報告もある。
この欠点を補うための手段として、上記の薬剤をマイク
ロカプセル化し、これを油樹脂性バインダー等で繊維に
付着させ、繊維製品とする方法が挙げられる。これらの
方法では、ある程度薬剤の揮発速度をコントロールする
ことが可能であるため効果の持続期間が長くなるが、薬
剤が付着しているだけのものであるため、ビータ−・カ
ード・撚糸11等の加工工程での摩擦、ある−1は使用
時の屈曲・引っ張り・摩擦・水洗等によって薬剤が損傷
・脱落するという欠点がある。さらには掃除機用気塵袋
に使用した場合、マイクロカプセルごと薬剤が飛散し、
含浸の場合と同じく室内・人体汚染が起こることに変わ
りはない。
ここにおいて、防虫剤を繊維内部に含有させることによ
り、効果の持続性のコントロールと、薬剤の飛散防止性
能を得ようとする方法が考えられる。しかしこの検討は
現在まで全く行われていない、この理由としては、先に
述べた公知の薬剤の昇華・分解温度が一般的に80℃以
下と極めて低いものであり、従来の合成繊維の製造温度
に耐えないため、混合紡糸ができないということが挙げ
られる。また仮に例えば変性ポリエチレン等のm造温度
が低い合成繊維に混合可能であったとしても、薬剤は揮
発することによって効果を発現するため、繊維表面付近
の薬剤が揮発した後は、内部に存在するものは移動でき
ないため効果に寄与せず、効果の持続性に欠けるという
ことが挙げられる。
以上のように、防虫薬剤を繊維内部に含有したもので、
防虫効果とその持続性が極めて高く、かつ繊維加工・使
用時の薬剤の損傷・脱落・飛散の懸念が少ない安全な繊
維、及びそれを用いた繊維製品は現在まで得られていな
かった。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、病害虫の生息・接近しやすい環境で用いられ
る繊維製品を構成するm維として極めて優れている繊維
、すなわち防虫薬剤を繊維内部に含有し、その防虫効果
と持続性が極めて高く、かつ繊維加工・使用時の薬剤の
損傷・脱落・飛散の懸念が少ない安全な繊維、及びそれ
を用いた繊維製品を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明の目的は、2−(P−エトキシフェニル)−2−
メチルプロピル−3−フェノキシベンジルエーテルを繊
維内部に含有することを特徴とする、防虫効果を有する
ポリビニルアルコール系繊維。
あるいはこの繊維を0.5重量%以上含有することを特
徴とする繊維シート状物によって達成される。
また本発明の繊維を、0.5重量%以上含有させた掃除
機用気塵袋は、高い防虫効果と室内・人体汚染が少ない
という安全性の面から極めて有効である。
本発明に用いられる防虫薬剤としては、2−(p−エト
キシフェニル)−2−メチルプロピル−3−フェノキシ
ベンジルエーテルであるが、これは一般名工トフェンブ
ロックスとして公知のものであり、人体にとって極めて
低毒性であることが明らかにされており、近年滴下・散
布・含浸等の処理に用いられ始めているものである。
本発明者等の検討の結果、この2−(p−エトキシフェ
ニル)−2−メチルプロピル−3−フェノキシベンジル
エーテルを混合する繊維としては。
防虫効果の発現性・持続性さらには繊維化の容易さ等の
点において、ポリビニルアルコール系繊維が最も優れて
いることが明かとなった。
すなわち、2−(p−エトキシフェニル)−2−メチル
プロピル−3−フェノキシベンジルエーテルを例えばポ
リエチレン等の疎水性繊維に混合紡糸した場合には防虫
効果を何等発現しないが、これはポリエチレン繊維内部
に封じ込められた2−(p−エトキシフェニル)−2−
メチル10ピル−3−フェノキシベンジルエーテルが繊
維表面に移行しないためである。これに対して、ポリビ
ニルアルコールに混合紡糸した場合には有効な効果を発
現し、かつ効果に持続性がある。この理由については詳
細は不明であるが、ポリビニルアルコール系繊維は公定
水分率5%と極めて親水性の高いものであるため、空気
中の湿気を吸湿あるいは放湿する際に、繊維内部に存在
する2−(p−エトキシフェニル)−2−メチル10ビ
ル−3−フェノキシベンジルエーテルが徐々に繊維表面
に移行し長期間に渡って効果を発現するためであると推
定している。同様の考えであれば、例えば公定水分率4
5%のナイロン繊維に混合することも提案されるが、2
−(p−エトキシフェニル)=2−メチルプロピル−3
−フェノキシベンジルエーテルは分解温度が230℃で
、160℃付近から昇華が激しくなるため、紡糸温度の
高い通常のナイロン繊維には混合することができない、
これに対して、ポリビニルアルコール系繊維の紡糸温度
は100℃以下であり、熱処理を施す場合も2−(p−
エトキシフェニル)−2−メチル70ビル−3−フェノ
キシベンジルエーテルの分解温度以下で行うことが可能
である。
以上述べてきたように、2−(p−エトキシフェニル)
−2−メチルプロピル−3−フェノキシベンジルエーテ
ルとポリビニルアルコール系繊維とを組合せた場合のみ
に、高い防虫効果とその持続性が発現し、かつ繊維化も
容易であることが明かとなった。
次に2−(p−エトキシフェニル)−2−メチルプロと
ルー3−フェノキシベンジルエーテルをポリビニルアル
コール系繊維に含有さ亡る方法としては、ポリビニルア
ルコールを溶解した紡糸原液に2−(p−エトキシフェ
ニル)−2−メチルプロピル−3−フェノキシベンジル
エーテルを混合し、ノズルから吐出させて紡糸する方法
がある。
この際の含有量については、繊維重量に対して1重量%
以下であると防虫効果が低いこと、また70重量%以上
であると紡糸性が著しく阻害されることにより、好跋し
くは1〜78重量%、より好ましくは5〜40重量%で
ある。
紡糸方法としてはポリビニルアルコール系l1111i
について一般に知られている湿式あるいは乾式紡糸法が
挙げられる。得られた紡糸原糸は、水溶解温度40℃以
上の範囲で設定が可能であり、用途によって適宜選択で
きる0例えば製紙用バインダーm維として用いる場合は
、原糸のままあるいは軽い熱処理を施して通常40〜9
0℃に設定し、また例えば糸・綿・m物生地・パイル生
地−不織布−紙等に使用するのに充分な形態安定性を必
要とする場合は通常90〜110℃に設定する。
充分な強度及び形態安定性・耐水性を付与するための手
段として一つには延伸・熱処理を施しても良い、方法は
共に一般的に知られているもので良いが、好ま°しい条
件を示すと、延伸・熱処理温度としては200〜230
℃であり、延伸性と2−(p−エトキシフェニル)〜2
−メチルプロピルー3−フェノキシベンジルエーテルの
分解温度を考慮するとより好ましくは210〜220℃
である。延伸倍率としては4倍以上特に7〜18倍であ
ることが充分な繊維強度を得る上で望ましい、他の手段
としては、ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド等のア
ルデヒド類によるアセタール化が挙゛げられるが、この
場合の条件についても一般に知られている方法で良く、
例えば2〜lO重量%のホルマリンの[酸酸性溶液に2
0〜90℃で数分から数十分浸漬した後、水洗・乾燥す
る。
繊維の形態については、防虫効果は繊維の太さには特に
関係せず、05〜+01][1[1デニールの範囲内で
自由に調整が可能であるため、紙や衣料・インテリア用
品あるいは農業用品・水産用品・工業用品等、用途によ
って適宜選択される。特に05〜50デニールの範囲は
湿式紡糸法で、3〜10000デニールの範囲は乾式紡
糸法でv造することが望ましい。
以上の方法を採用することにより得られたポリビニルア
ルコール系繊維は、病害虫の生息・接近しやすい環境で
用いる際に、防虫効果が極めて高く、効果に持続性があ
り、かつ繊維加工・使用時の薬剤の損傷・脱落・飛散の
少ないものとなる。
特に製紙用バインダー繊維として用いる場合は、通常の
ポリビニルアルコール系バインダー繊維と防虫効果を単
に組み合わせたものとしてではなく、抄紙時に繊維がフ
ィルム化するため有効範囲が広がり、主体繊維として用
いる場合と比較して低配合率で有効なものとすることが
可能である。
本発明の防虫効果を有するポリビニルアルコール系繊維
には、必要により他の添加剤・抗菌剤・処理剤・改質剤
等が添加されていても良い、なお本発明において「繊維
」なる語は、フィラメント・単繊維あるいはこれらの糸
状物の撚糸・加工糸・紡績糸等を総称する。
本発明の防虫効果を有するポリビニルアルコール系繊維
を含有する繊維シート状物については、とりうる形態と
して一般的な織物・編物・組物・不織布・紙・人工皮革
等が挙げられる。繊維の含有率としては通常の用途では
05重量%以上で有効であるが、充分な効果を考慮する
とより好ましくは5重量%以上であり、特に病害虫が生
息しやすい場所での使用などでは適宜増加させる。繊維
シート状物を構成する他の繊維については、パルプ・麻
・綿・絹・羊毛等の天然繊維、レーヨン・ナイロン・ビ
ニロン・ポリエステル・アクリル・ポリエチレン等の化
合ILガラス・金属・カーボン等の無機繊維等、一般に
知られているもので良い、またシート状物の製法につい
ても、抄紙法・エアーレイド法・カード法・ニードルパ
ンチ法・スパンレース法等、一般に知られているもので
良い。
次に本発明の防虫効果を有するポリビニルアルコール系
繊維を含有する掃除機用気層袋については、主な要求性
能として吸引時のダスト捕集効率が高いこと、強度が高
いこと等が挙げられるため、袋を構成する繊維及び形態
・製法が限られる。繊維としては例えばパルプ・麻・レ
ーヨン・ポリエステル・ビニロン・マイクロガラス等で
あり、製法・形態としては湿式抄造した紙である0本発
明の繊維の含有率としては、先に述べた一般的な繊維シ
ート状物の場合と同様に05重量%以上、より好ましく
は5重量%以上であり、他の繊維の配合率は補薬効率等
を考慮して適宜選択する。
以上のように本発明の繊維シート状物ある1)は掃除機
用薬塵袋は、従来の防虫薬剤に含浸したもの、あるいは
防虫薬剤をマイクロカプセル化して付着させた繊維製品
と比較して、防虫効果の持続性が極めて高く、かつ薬剤
の飛散による室内・人体汚染が極めて少ないものとなる
本発明における防虫効果を有するポリビニルアルコール
系繊維を用いた具体的な繊IIW品としては、掃除II
 * II! Hのほかに、例えば衣料品包装紙。
押し入れ収納箱・食料品袋等の日用蓋貨用品及びそれら
の生地、畳下敷きシート・壁紙・布団・カーペット等の
インテリア用品及びそれらの生地、寒冷紗、果実袋・苗
床ポット等の農業用品及びそれらの生地、漁網・ビク・
輸送用ケース等の水産用品及びそれらの生地等への展開
が可能である。
本発明の原理・実施態様及び効果を以下の実施例により
さらに詳細に説明するが、これらの実施例は単に例とし
て取り上げたものに過ぎず、これらの実施例は本発明を
何等限定するものではない。
なお実施例中のダニ増殖抑制率は、次の試験方法に従っ
て行った。すなわち、l+tg中に1個体のコナヒヨウ
ヒダニが生存するようにダニ培地を調整し、その200
mgを内径40m■のガラスシャーレに投入した。検体
としては、繊維状物は2hgを、シート状物は直径4Q
+mの円形に切ったものをガラスシャーレの中央に置い
た。25℃の恒温恒温下で2週間培養した後、ガラスシ
ャーレよりダニ培地を取り出して、飽和食塩水浮遊法に
より生存ダニを抽出し、実体類v&鏡下で生存ダニを計
数した。検体を入れないものを対照として、下記の式に
よりダニ増殖抑制率を算出した。
一般にダニ増殖抑制率が80%以上の場合に防虫効果が
あるものと判定される。
実施例1 ポリビニルアルコールを16重量%の水溶液とし、油状
2−(p−エトキシフェニル)−2−メチルプロピル−
3−フェノキシベンジルエーテルをポリビニルアルコー
ルに対して20重量%混合して均一に分散させて紡糸原
液とした。これを金板から硫酸ナトリウム洛中に吐出し
て通常の湿式紡糸し、乾燥した後215℃において7倍
に乾熱延伸し、単繊維2デニール、水溶解温度99℃の
繊維を得た。
この繊維のダニ増殖抑制率は97,5%であった。
実施例2 ポリビニルアルコールを16重量%の水溶液とし、油状
2−(p−エトキシフェニル)−2−メチルプロピル−
3−フェノキシベンジルエーテルをポリビニルアルコー
ルに対して20重量%混合して均一に分散させて紡糸原
液とした。これを金板から硫酸ナトリウム浴中に吐出し
て通常の湿式紡糸し、乾燥して単繊維2デニール、水溶
解温度60℃のバインダー繊維を得た。
この繊維のダニ増殖抑制率は98.7%であった。
比較例1 高密度ポリエチレンチップに油状2−くp−エトキシフ
ェニル)−2−メチルプロピル−3−フェノキシベンジ
ルエーテルをポリエチレンに対して20重量%混合して
150℃で溶融したものを金板から押し出して通常の溶
融紡糸し、単繊維5デニルの繊維を得た。
この繊維のダニ増殖抑制率は36%であった。
比較例2 油状2−(p−エトキシフェニル)−2−メチルプロピ
ル−3−フェノキシベンジルエーテルをエポキシ樹脂/
アミンの界面重合法によって平均粒子径5μのマイクロ
カプセルとし、単繊維2デニールのポリエステル繊維に
対して20重量%となるようにアクリル樹脂で付着させ
た。
この繊維のダニ増殖抑制率は946%であった。
以上の実施例・比較例についてシート化し、下記の試験
1〜3を行って防虫効果の持続性と耐洗濯性、及び掃除
機用集塵袋とした場合の薬剤の飛散程度を調査した。
試験1 実施例1及び比較例2で得られた繊維を、通常の方法で
10番手に紡績し、50本/45本/インチで平織にし
た。
得られたシート状物について防虫効果の持続性試験を行
った。
試験方法は、これらのシート状物を25℃の恒温恒湿下
で放1し、0・1・3・6ケ月後にそれぞれダニ増殖抑
制率を評価した。
放置後にダニ増殖抑制率の低下がないものが、防虫効果
の持続性があると判定する。
試験2 実施例1及び比較例2で得られた繊維を1通常の方法で
10番手に紡績し、50本/45本/インチで平織にし
た。
得られたシート状物について耐洗濯性試験を行った。
試験方法は、J I S L0217−103法であり
、40℃の水1リットルに2gの割合で衣料用合成洗剤
を添加溶解したものを洗濯液とする。この洗濯液に浴比
が1対30となるように試料及び必要に応じて負荷布を
投入して運転を開始する。5分間処理した後運転を止め
、試料及び負荷布を脱水し、次に洗濯液を常温の新しい
水に変えて同一の浴比で2分間濯ぎ洗いをした後脱水し
、再び2分間濯ぎ洗いを行い風乾させる方法である。
この試験を0・lO・50回行ってそれぞれダニ増殖抑
制率を評価した。
洗濯後にダニ増殖抑制率の低下がないものが、薬剤の損
傷 脱落がないと判定する。
試験3 実施例1及び比較例2で得られた繊維をそれぞれ3mm
に切断した。単繊M1デニール・繊維長3■の製紙用ポ
リエステルと製紙用麻及び単繊維1デニール・繊維長3
■の製紙用ビニロンバインダーを、防虫繊維/ポリエス
テル/麻/バインダーの重量配合比10 : 30 :
 50 : Inで混合してビータ−にて離解し、坪量
60g/■゛となるように抄紙した。
実施例2については同様に、防虫バインダー繊Ii/ポ
リエステル/麻の重量配合比10 : 30 : 60
で抄紙した。
次にこれらの紙を家庭用掃除機の排気口にはりつけ、0
・30・180分運転してそれぞれダニ増殖抑制率を評
価した。
運転後にダニ増殖抑制率の低下がないものが、薬剤の飛
散がないと判定する。
参考例 単繊維2デニールのポリエステル繊維を、通常の方法で
lO番手に紡績し、50本/45本/インチで平織にし
た。
この織物に対して、油状2−(p−エトキシフェニル)
−2−メチルプロピル−3−フェノキシベンジルエーテ
ルを20重量%となるように含浸させた。
これについて試験1〜3と同様の試験を行いそれぞれダ
ニ増殖抑制率を評価した。
以上、防虫繊維のダニ増殖抑制率、及び試験1〜3にお
けるダニ増殖抑制率を表1に示す。
表1の結果より、混合紡糸の場合は本発明品の2−(p
−エトキシフェニル)−2−メチルプロピル−3−フェ
ノキシベンジルエーテルをポリビニルアルコールに含有
させたもののみが有効な防虫効果を発現することが明ら
かである。また本発明の防虫効果を有するポリビニルア
ルコール系繊維及びそれを用いた繊維製品の防虫効果と
その持続性が極めて優れており、がつ繊維加工・使用時
において薬剤の損傷・脱落・飛散が極めて少ないもので
あることが明らかである。
以下余白 手 続 補 正 書 (方式) %式% (l O8)株式会社 り ラ し 代舞締役中村尚夫 株式会社 ク ラ レ 平成2年7月31 日 補正の対象 タイプ印書によ り鮮明に浄書した明細書(21 頁) 補正の内容 願書に最初に添付した明細書第2 1頁の浄書。
別紙のとおり 内容に変更な し)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2−(p−エトキシフェニル)−2−メチルプロ
    ピル−3−フェノキシベンジルエーテルを繊維内部に含
    有することを特徴とする、防虫効果を有するポリビニル
    アルコール系繊維。
  2. (2)請求項第一項に記載の防虫効果を有するポリビニ
    ルアルコール系繊維を0.5重量%以上含有することを
    特徴とする、繊維シート状物。
  3. (3)請求項第一項に記載の防虫効果を有するポリビニ
    ルアルコール系繊維を0.5重量%以上含有することを
    特徴とする、掃除機用集塵袋。
JP2096792A 1990-04-11 1990-04-11 防虫効果を有するポリビニルアルコール系繊維及びそれを用いた繊維シート状物及び掃除機用集塵袋 Pending JPH03294514A (ja)

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