JPH03294866A - 電子写真用トナー - Google Patents

電子写真用トナー

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JPH03294866A
JPH03294866A JP2098143A JP9814390A JPH03294866A JP H03294866 A JPH03294866 A JP H03294866A JP 2098143 A JP2098143 A JP 2098143A JP 9814390 A JP9814390 A JP 9814390A JP H03294866 A JPH03294866 A JP H03294866A
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toner
styrene
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義威 清水
Tetsuya Nakano
哲也 中野
Koichi Tsuyama
津山 浩一
Teruaki Teratani
寺谷 輝明
Masatake Inoue
雅偉 井上
Seijirou Ishimaru
聖次郎 石丸
Shigeo Yabe
成男 矢部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は電子写真用トナーに関し、より詳細には、静電
式複写機やレーザービームプリンタ等の、いわゆるカー
ルソンプロセスを応用した画像形成に使用される電子写
真用トナーに関するものである。
〈従来の技術〉 従来、上記画像形成に際しては、まず、電子写真用トナ
ーを含む現像剤を、内部に磁極を備えた現像スリーブの
外周に保持させていわゆる磁気ブラシを形成する。次に
、この磁気ブラシを、表面に静電潜像が形成された感光
体に摺接させて、上記現像剤中の電子写真用トナーを静
電潜像に静電付着させることで、トナー像に顕像化する
。次に、上記トナー像を、感光体表面がら紙上に転写し
、さらに定着ローラによって紙上に定着すれば、画像形
成が完了する。
上記画像形成に使用される電子写真用トナーとしては、
定着用樹脂中に、カーボンブラック等の着色剤や電荷制
御剤等を配合し、これを所定の粒度に造粒したものが用
いられる。
上記電子写真用トナーにおいては、紙からの剥離による
裏写り、裏汚れや、定着ローラの汚れ等の、いわゆるオ
フセットの発生や、特に、定着温度が低い場合における
トナー像の紙への定着不良(低温定着性の悪化)等の問
題が生じるおそれがある。
上記問題点のうち、低温定着性の悪化は、電子写真用ト
ナーに含まれる定着用樹脂の分子量が高い場合に主とし
て発生する。一方、オフセットは、定着用樹脂の分子量
が低い場合に主として発生する。
そこで、上記問題を解消するために、定着用樹脂として
、低分子量の樹脂と高分子量の樹脂とを併用した電子写
真用トナーが種々提案されている(例えば、特開昭56
−16144号公報、特開昭60−3644号公報等参
照)。
特開昭56−16144号公報記載の電子写真用トナー
においては、ビニル系モノマーから合成された重合体も
しくは当該重合体の混合物C、ゲルパーミェーションク
ロマトグラフィーによって測定されたクロマトグラムが
分子量103〜8x104および分子量105〜2×1
04のそれぞれの領域に少なくとも1つの極大値をもつ
定着用樹脂が使用される。
また、特開昭60−3644号公報記載の電子写真用ト
ナーに使用される定着用樹脂においては、主として、 A)重量平均分子量50万以上の成分、B)重量平均分
子量2万〜20万の成分、およびC)重量平均分子量1
000〜2万の成分からなる定着用樹脂が使用されてい
る。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、前記のように、高分子量成分は耐オフセット
性には優れるものの定着性を低下させ、一方低分子量成
分は低温定着性には優れるものの、耐オフセット性を低
下させるという傾向があり、両成分を単に併用しただけ
では、低温定着性と耐オフセット性の両方を同時に満足
させることは実際上困難に近い。さらに、高分子量成分
と低分子量成分との併用系では、樹脂組成が不均質とな
ったり、凝集力が低下したりして耐久性が低下し、電子
写真用トナーが現像操作中に粉砕されたりするおそれが
ある。また、画像形成に寄与しないトナー(スペントト
ナー)が増加して、現像剤の劣化を促進させるおそれも
ある。
さらには、複写機の高速化および消費電力の低減化に伴
い、近時、定着時間は従来よりも短縮され、定着温度は
従来よりも低下する傾向にあるため、上記従来の定着性
樹脂を用いた電子写真用トナーでは、定着性不良、オフ
セット傾向の増大並びにトナー寿命の短縮という問題が
再び生じ、それらに対する有効な解決策は未だ見出され
るに至っていない。
そこで、発明者らは、定着用樹脂の分子量分布とトナー
特性とに関する包括的研究を行った。その結果、定着用
樹脂としてスチレン−アクリル系共重合体を使用すると
共に、このスチレン−アクリル系共重合体として低分子
量の成分と高分子量の成分とを併用する際に、上記両成
分の共通成分、すなわち、両者の中間の分子量を有する
成分の量を多くすれば、均質性が良くなって耐久性が向
上する上、定着不良やオフセットの発生を抑制し得るこ
とを見出した。
しかし、上記電子写真用トナーにおいては、定着後の画
像に荒れや、いわゆる見掛はカブリが生じるおそれがあ
った。見掛はカブリとは、例えば画像解析装置等を用い
て、形成画像を光学的に測定した際のカブリ濃度が低い
にも拘らず、目視ではカブリが観察される状態を言う。
また、上記画像の荒れや見掛はカブリが生じたトナー像
は、表面の平滑度が低いため、定着性が悪く、摩擦によ
って紙から剥離しやすいという問題もあった。
この発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであって
、高い耐久性を有し、且つ定着不良やオフセットの発生
を抑制し得ると共に、定着後の画像に荒れや見掛はカブ
リが生じるおそれのない電子写真用トナーを提供するこ
とを目的としている。
く課題を解決するための手段および作用〉上記課題を解
決するため、発明者らは、画像の荒れや見掛はカブリの
原因について検討を行った。
その結果、上記画像の荒れは、径の大きい粗粒子が多い
ほど生じ易く、また、見掛はカブリは、画像の白地の部
分に、目に見えるような粒径の大きなトナーが付着した
状態において生じるものであることが判明した。そこで
、電子写真用トナーの粒度分布についてさらに検討を行
った結果、本発明を完成するに至った。
したがって、本発明の電子写真用トナーは、分子量分布
を示すゲルパーミェーションクロマトグラム中、分子量
I X 105以上と、分子量500〜2×104の範
囲内とに、それぞれ分子量分布の極大値、両極大値の間
に分子量分布の極小値を有し、且つ両極大値を含む2つ
のピークの面積の合計と、両ピークを共通の接線で結ん
だ際に当該接線より下側の、極小値を含む谷の面積との
比が0.30以下である分子量分布を有するスチレン−
アクリル系共重合体を定着用樹脂として含有し、粒子の
粒度分布のうち、コールカウンターで測定される体積基
準のメジアン径り、。が7〜13μlの範囲内で、且つ
粒径16μ1以上の粒子の占める割合が、粒子の個数の
割合で0.90%以下であることを特徴としている。
なお、本発明において、トナー粒子の粒度分布を上記範
囲に限定するのは、次の理由による。
すなわち、定着前の形成画像の白地の部分について、画
像解析装置により、付着トナー粒子の粒度分布のヒスト
グラムを調べ、画像の荒れや見掛はカブリとの対応関係
を求めた。その結果、上記粒度分布中、コールカウンタ
ーで測定される体積基準のメジアン径Dsomを超える
か、または、上記メジアン径D50が13ρ以下であっ
ても、粒径16μm以上の粒子の、電子写真用トナーに
占める割合が、粒子の個数の割合で0.90%を超える
と、画像の荒れや見掛はカブリとを生じることが判明し
たのである。一方、体積基準のメジアン径り、。が7μ
I未満では、画像の荒れや見掛はカブリはなくなるもの
の、画像濃度が低下するという問題を生じる。したがっ
て、本発明においては、体積基準のメジアン径り、。が
7〜13μmの範囲内で、且つ粒径16μm以上の粒子
の占める割合か、粒子の個数の割合で0.90%以下に
限定されるのである。
電子写真用トナーの粒度分布を上記範囲に調整にするに
は、粉砕、分級法や、懸濁重合法等を適宜実施すれば良
い。
定着用樹脂であるスチレン−アクリル系共重合体として
は、第1図に示すように、分子量分布を示すゲルパーミ
ェーションクロマトグラムにおいて、高分子量側と低分
子量側とに、それぞれ分子量分布の極大値PH,PLを
有すると共に、両極大値PH,PLの間に、分子量分布
の極小値VMを有する分子量分布のものが使用される。
高分子量側の極大値P、の分子量は、I×105以上の
高分子量である必要がある。極大値PHの分子量がlX
l0’未満では、スチレン−アクリル系共重合体中の高
分子量成分が不足して、耐オフセット性に優れた電子写
真用トナーが得られない。
また、低分子量側の極大値PLの分子量は、500〜2
×104の範囲内である必要がある。
極大値PLの分子量か2×104を超える場合には、ス
チレン−アクリル系共重合体中の低分子量の成分が不足
して、低温定着性に優れた電子写真用トナーが得られな
い。一方、極大値PLの分子量か500未満では、スチ
レン−アクリル系共重合体の保形性が不足して、耐久性
に優れた電子写真用トナーが得られない。
なお、分子量分布の極小値VMの分子量は、上記両極大
値PH,PLの分子量の中間値であれば、特に限定され
ない。
上記両極大値PH,PLを含む2つのピークの面積SH
,SLの合計と、両ピークを共通の接線gで結んだ際に
、当該接線gより下側の、極小値VMを含む谷の面積S
vとから、下記式により導かれる比(V/P)は、スチ
レン−アクリル系共重合体の分子量分布曲線が、両極大
値間を共通の接線gで結んでなる四辺形影状にいかに近
似しているかを表すものであり、比(V/P)が小さい
ほど四辺形に近似していることを意味する。このことは
、高分子量成分と低分子量成分との間の中間分子量の成
分がどれだけ多いかを示す上での指標となる。そして、
上記比(V/P)が小さければ小さいほど、中間分子量
の成分が多く、定着性、耐オフセット性および耐久性の
最適の組み合わせを有する電子写真用トナーが得られる
ことになる。
上記比(V/P)は、本発明では0.30以下である必
要があり、特に、0.20以下であることが好ましい。
比(V/P)が0.30を超えた場合には、スチレン−
アクリル系共重合体中の中間分子量成分が不足して、均
質性が悪くなり、電子写真用トナーの耐久性が悪化する
上、定着不良やオフセットの発生を抑制することができ
なくなる。
また、高分子量側の極大値PMを含むピークの面積SH
と、低分子量側の極大値PLを含むピークの面積SLと
の比は、特に限定されないが、合計100として、15
:85〜50 : 50、特に20 : 80〜45:
55の範囲内にあるのが好ましい。
上記分子量分布を有するスチレン−アクリル系共重合体
を製造するには、低分子量成分の分散(分子量分布、M
−/MN)を広げる方法、高分子量成分の分散(Mw/
MN)を広げる方法および両成分の分散(Mw/MN)
を広げる方法があり、要するに両成分の分子量分布の重
なりを大きくしてやれば良い。一般には高分子量成分の
分散(Mw/MN)を大きくするのが電子写真用トナー
の諸特性の点て望ましく、高分子量成分の分散(Mw/
MN)は2.7〜3.7、特に3.0〜3.4の範囲に
あるのが好ましい。一方、低分子量成分の分散(Mw/
MN)は1.5〜2.5の範囲、特に1.8〜2゜2の
範囲にあるのが好ましい。
本発明で用いるスチレン−アクリル系共重合体は、前述
した分子量分布を有するように、分子量分布の異なる複
数種のスチレン−アクリル系共重合体を均密に溶融ブレ
ンドするか、あるいは2段重合法を用いることにより製
造される。
例えば、第2図に示す通り、曲線Aに示す分子量分布の
スチレン−アクリル系共重合体(低分子量のもの)と、
曲線Bに示す分子量分布のスチレン−アクリル系共重合
体(高分子量のもの)とを等量溶融ブレンドすると、曲
線Cに示す本発明範囲内の分子量分布のスチレン−アク
リル系共重合体が得られる。
また、一般に懸濁重合法や乳化重合法によれば、溶液重
合法に比して高分子量の重合体が生成されやすい。した
がって、スチレン−アクリル系共重合体の製造に際し、
懸濁重合法または乳化重合法と、溶液重合法とを、この
順序あるいは逆の順序に組み合わせて多段重合を行い、
しかも各段階での分子量調節を行うことにより、上記分
子量分布を有するスチレン−アクリル系共重合体を得る
ことができる。分子量ないし分子量分布の調整は、開始
剤の種類や量、連鎖移動に関係する溶剤の種類や分散剤
あるいは乳化剤の種類等を選ぶことによって行うことが
できる。
スチレン系単量体としては、スチレンの他に、ビニルト
ルエン、α−メチルスチレン等も使用できる。アクリル
系単量体としては、下記一般式(1)で表されるものを
使用することができる。
式中、R1は水素原子または低級アルキル基、R2は水
素原子、炭素数12までの炭化水素基、ヒドロキシアル
キル基、ビニルエステル基またはアミノアルキル基であ
る。
上記一般式(I)で表されるアクリル系単量体としては
、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸−2−エ
チルヘキシル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸
フェニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸ヘキシル
、メタクリル酸−2−エチルヘキシル、β−ヒドロキシ
アクリル酸エチル、γ−ヒドロキシアクリル酸プロピル
、δ−ヒドロキシアクリル酸ブチル、β−ヒドロキシメ
タクリル酸エチル、γ−アミノアクリル酸プロピル、γ
−N、N−ジエチルアミノアクリル酸プロピル、エチレ
ングリコールジメタクリル酸エステル、テトラエチレン
グリコールジメタクリル酸エステル等が挙げられる。
本発明の目的に好適なスチレン−アクリル系共重合体と
しては、スチレン/メチルメタクリレート/ブチルアク
リレート共重合体があり、特にスチレンを75〜85重
量%、メチルメタクリレートを0.5〜5重量%、およ
びブチルアクリレートを10〜20重量%含有するもの
が好適に使用される。
本発明の電子写真用トナーは、上記スチレン−アクリル
系共重合体に、着色剤と、電荷制御剤その他従来公知の
添加剤とを配合することで製造される。
着色剤としては、トナーの着色に使用される従来公知の
種々の顔料や染料を使用することができる。
着色剤の適当な例は次の通りである。
黒色 ファーネスブラック、チャンネルブラック、サーマル、
ガスブラック、オイルブラック、アセチレンブラック等
のカーボンブラック、ランプブラック、アニリンブラッ
ク。
白色 亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛。
赤色 ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀、カドミ
ウム、パーマネントレッド4R,リソールレッド、ピラ
ゾロンレッド、ウオッチングレッドカルシウム塩、レー
キレッドD1ブリリアントカーミン6B、エオシンレー
キ、ローダミンレーキB1アリザリンレーキ、ブリリア
ントカーミン30 橙色 赤口黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジ
GTR,ピラゾロオレンジ、パルカンオレンジ、インダ
ンスレンブリリアントオレンジRK1ベンジジンオレン
ジG1インダンスレンブリリアントオレンジGK0 黄色 黄鉛、亜鉛華、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネ
ラルファストイエロー、ニラケラチタンイエロー ネー
ブルスイエロー ナフトールイエローS1ハンザ−イエ
ローG、ハンザーイエロー10G1ベンジジンイエロー
G1ベンジジンイエローGR,キノリンイエローレーキ
、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキ。
緑色 クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB1
マラカイトグリーンレーキ、ファナルイエローグリーン
G0 紫色 紺青、コバルトブルー アルカリブルーレーキ、ビクト
リアブルーレーキ、フタロシアニンブルー部分塩素化物
、ファーストスカイブルー インダンスレンブル−BC
また、上記着色剤としては、体質顔料や磁性材料からな
る顔料を使用することもできる。体質顔料としては、パ
ライト粉、炭酸バリウム、クレーシリカ、ホワイトカー
ボン、タルク、アルミナホワイトが挙げられる。また、
磁性材料からなる顔料としては、例えば、 四三酸化鉄(Fe3g4)、 三二酸化鉄(γ−Fe20i)、 酸化鉄亜鉛(ZnFe204 )、 酸化鉄イツトリウム(Y3 Fes 012)、酸化鉄
カドミウム(CdFe x O4)、酸化鉄ガドリニウ
ム(Qdi Fes Oa )、酸化鉄銅CcILFe
20a )、 酸化鉄錯(PbFe 12019)、 酸化鉄ネオジウム(NdFe03)、 酸化鉄バリウム(BaFsz20+、)、酸化鉄マグネ
シウム(MbFez 04 )、酸化鉄マンガン(11
nFe 20 a )、酸化鉄ランタン(LtFeO3
)、 鉄粉、コバルト粉、ニッケル粉等が従来知られているが
、本発明においてもこれら公知の磁性材料の微粉末の任
意のものを用いることができる。
上記着色剤は、電子写真用トナー中、1〜80重量%、
特に5〜60重量%の割合で含有させることができる。
前記電荷制御剤としては、ニグロシン染料、スピロンブ
ラック等の油溶性染料;ナフテン酸金属塩、サリチル酸
金属塩、オクチル酸金属塩、脂肪酸金属塩、樹脂酸金属
塩等の金属石鹸類:金属アゾ染料、ピリミジン化合物、
アルキルサリチル酸金属キレート等が挙げられる。
上記電荷制御剤は、電子写真用トナー中、0.1〜5重
量%の割合で含有させることができる。
上記電荷制御剤以外の添加剤としては、例えば、オフセ
ットを防止するためのオフセット防止剤、例えば、パラ
フィンワックス等の各種ワックス、低分子量ポリプロピ
レン、低分子量ポリエチレン、脂肪酸アミド、シリコー
ンオイル等が挙げられる。
上記オフセット防止剤は、電子写真用トナー中、0.5
〜10重量%含有するのが好ましい。
なお、トナー粒子の表面には、疎水性シリカ微粒子やカ
ーボンブラックをまぶして、その流動性を向上させてお
くこともてきる。
このトナーは、フェライトや鉄粒等の磁性キャリアと混
合し、二成分系現像剤とし°C静電像の現像、転写およ
び定着による画像形成に用いることができる。
〈実施例〉 以下、本発明を実施例、比較例によって詳細に説明する
実施例1 下記の分子量分布を有する、スチレン(St)/メチル
メタクリレート(MMA)/ブチルアクリレート(BA
)共重合体[St:MMA:BA−80:5:15(重
量比)1100重量部に、着色剤としてのカーボンブラ
ック7重量部、電荷制御剤としての負極性染料1重量部
、およびオフセット防止剤としての低分子量ポリプロピ
レン1重量部を混合し、溶融混線後、冷却、粉砕、分級
を行って、体積基準のメジアン径り、Oが10.0岬で
、粒径16−以上の粒子の占める割合が、粒子の個数の
割合で0.40%である電子写真用トナーを作製した。
分子量分布 極大値PHの分子量   : 597000極大値PH
を含むピークの分散 (M、/Ms ): 3.1 極大値PHを含むピークの面積 (SR):25 極大値PLの分子量   :12200極大値PLを含
むピークの分散 (M−/MN )  : 1. 95 極大値PLを含むピークの面積 (SL)ニア5 極小値V、の分子量   : 130000極小値vM
を含む谷の面積 (Sv):14 比(V/P)     :Q、 140実施例2 処方として、実施例1で使用した共重合体100重量部
に代えて、下記の分子量分布を有する、スチレン(St
)/メチルメタクリレート(MMA)/ブチルアクリレ
ート(BA)共重合体[St:MMA:BA−75:5
:20 (重量比)]1100重量を用いたこと以外は
、実施例1と同様にして、体積基準のメジアン径り、。
が11.2μmで、粒径16μm以上の粒子の占める割
合が、粒子の個数の割合で0.55%である電子写真用
トナーを作製した。
分子量分布 極大値P、の分子量   : 240000極大値P□
を含むピークの分散 (M−/MN ): 3.0 極大値P)lを含むピークの面積 (SH):32 極大値PLの分子量   :11000極大値PLを含
むピークの分散 (M、/MN ): 2.2 極大値PLを含むピークの面積 (St):6g 極小値vMの分子量   : 35000極小値vMを
含む谷の面積 (Sv):4.8 比(V/P)     : 0.048実施例3 粉砕、分級の条件を変更したこと以外は、実施例1と同
様にして、電子写真用トナーを作製した。
得られた電子写真用トナーは、体積基準のメジアン径り
、。が7.8戸で、粒径1eEI11以上の粒子の占め
る割合が、粒子の個数の割合で0.35%であった。
実施例4 処方として、実施例1て使用した共重合体100重量部
に代えて、下記の分子量分布を有する、スチレン(St
)/メチルメタクリレート(MMA)/ブチルアクリレ
ート(BA)共重合体[St:MMA:BA−80:1
0:10 (重量比)]1100重量を用いたこと以外
は、実施例1と同様にして、体積基準のメジアン径D5
0が7.8pで、粒径16μm以上の粒子の占める割合
が、粒子の個数の割合で0゜83%である電子写真用ト
ナーを作製した。
分子量分布 極大値PHの分子量   :105000極大値PHを
含むピークの分散 (M、/MN ): 3.1 極大値P)Iを含むピークの面積 (S、):28 極大値PLの分子量   :12500極大値P、を含
むピークの分散 (M、/MN): 1.9 極大値PLを含むピークの面積 (St  )   コ 72 極小値vMの分子量   :45000極小値VMを含
む谷の面積 (Sv):20.2 比(V/P)      :Q、202実施例5 粉砕、分級の条件を変更したこと以外は、実施例4と同
様にして、電子写真用トナーを作製した。
得られた電子写真用トナーは、体積基準のメジアン径I
)soが12.7μ出て、粒径16μm以上の粒子の占
める割合が、粒子の個数の割合で0.83%であった。
実施例6 処方として、実施例1で使用した共重合体100重量部
に代えて、下記の分子量分布を有する、スチレン(St
)/メチルメタクリレート(MMA)/ブチルアクリレ
ート(BA)共重合体[St :MMA:BA−85:
5:10 (重量比)1100重量部を用いたこと以外
は、実施例1と同様にして、体積基準のメジアン径I)
soが12、’lllて、粒径16μm以上の粒子の占
める割合が、粒子の個数の割合で0.76%である電子
写真用トナーを作製した。
分子量分布 極大値PHの分子量   : 350000極大値PH
を含むピークの分散 (M、/MN ): 2.9 極大値P)Iを含むピークの面積 (SO):21 極大値P、の分子量   =620 極大値PLを含むピークの分散 CM、/MN ): 3.1 極大値PLを含むピークの面積 (SL)ニア9 極小値VMの分子量   : 105000極小値VM
を含む谷の面積 (Sv)+22 比(V/P)     :Q、 22 比較例1 処方として、実施例1で使用した共重合体100重量部
に代えて、下記の分子量分布を有する、スチレン(St
)/メチルメタクリレート(MMA)/ブチルアクリレ
ート(BA)共重合体[St :MMA:BA−83:
5:12 (重量比)1100重量部を用いたこと以外
は、実施例1と同様にして、体積基準のメジアン径I)
soが10.5μmで、粒径16μm以上の粒子の占め
る割合が、粒子の個数の割合で0.55%である電子写
真用トナーを作製した。
分子量分布 極大値p、の分子量   : 600000極大値P、
を含むピークの分散 (M−/ Mr+ )  : 3 、 0極大値PMを
含むピークの面積 (So)ニア0 極大値pLの分子量   :12000極大値PLを含
むピークの分散 (Mw/MN ): 2.0 極大値PLを含むピークの面積 (SL):30 極小値vMの分子量   ニア0000極小値vMを含
む谷の面積 (Sv):30.9 比(V/P)     :0.309 比較例2 粉砕、分級の条件を変更したこと以外は、実施例1と同
様にして、電子写真用トナーを作製した。
得られた電子写真用トナーは、体積基準のメジアン径り
、。が10,2μmで、粒径16μm以上の粒子の占め
る割合が、粒子の個数の割合で1.50%であった。
比較例3 粉砕、分級の条件を変更したこと以外は、実施例2と同
様にして、電子写真用トナーを作製した。
得られた電子写真用トナーは、体積基準のメジアン径D
5oが13.5μmで、粒径16μm以上の粒子の占め
る割合が、粒子の個数の割合で1.18%であった。
比較例4 粉砕、分級の条件を変更したこと以外は、実施例1と同
様にして、電子写真用トナーを作製した。
得られた電子写真用トナーは、体積基準のメジアン径I
)soが6.8μmで、粒径16μm以上の粒子の占め
る割合が、粒子の個数の割合で0.95%であった。
比較例5 粉砕、分級の条件を変更したこと以外は、実施例4と同
様にして、電子写真用トナーを作製した。
得られた電子写真用トナーは、体積基準のメジアン径り
、。が11.9μIで、粒径16μm以上の粒子の占め
る割合が、粒子の個数の割合で0.93%であった。
比較例6 処方として、実施例1で使用した共重合体100重量部
に代えて、下記の分子量分布を有する、スチレン<St
)/メチルメタクリレート(MMA)/ブチルアクリレ
ート(BA)共重合体[St:MMA:BA−80ニア
:13 (重量比)1100重量部を用いたこと以外は
、実施例1と同様にして、体積基準のメジアン径I)、
oが11.8μ園で、粒径16μm以上の粒子の占める
割合が、粒子の個数の割合で0.85%である電子写真
用トナーを作製した。
分子量分布 極大値PHの分子量   : 600000極大値PH
を含むピークの分散 (M、/MN ): 2.2 極大値P、を含むピークの面積 (SH):68 極大値PLの分子量   ・22000極大値PLを含
むピークの分散 (M、 / MN )  : 2 、8極大値P、を含
むピークの面積 (SL)+32 極小値VMの分子量   : 85000極小値VMを
含む谷の面積 (Sv):28 比(V/P)      :0.28 比較例7 粉砕、分級の条件を変更したこと以外は、実施例6と同
様にして、電子写真用トナーを作製した。
得られた電子写真用トナーは、体積基準のメジアン径[
)soが13.3μmで、粒径16μm以上の粒子の占
める割合が、粒子の個数の割合で0.87%であった。
上記各実施例並びに比較例で得られた電子写真用トナー
100重量部に疎水性シリカ0.2重量部を混合した後
、平均粒径が80μmのフェライトキャリアを配合し、
均一に攪拌混合して、トナー濃度4.0%の2成分系現
像剤を作製した。得られた現像剤を用いて、以下の各試
験を行った。
画質均一性試験 上記現像剤を電子写真複写機(三田工業株式会社製の型
番DC−5585)に使用して、20鰭×20關の黒べ
た原稿の複写を行った。次に、得られた複写画像の周縁
から21幅の部分を除いた中央部の画像を56個の小画
面に分割し、QTMデイスプレィを用いて、各小画面に
おける黒色部分(または白色部分)の面積率を測定した
。そして、上記測定値より、下記式に基づいて、平均面
積率と、面積率のばらつき(標準偏差)とを求めた。
面積率標準偏差− 上記面積率標準偏差を、複数の被検者による官能試験結
果と比較したところ、相関係数r−0,918で、両者
の結果がほぼ一致することが判明した。そこで、上記面
積率標準偏差の結果をもって画質均一性を評価すること
とし、面積率標準偏差が3以下のものを0,5以下のも
のを△、5を超えるものを×とした。
見掛はカブリ試験 上記現像剤を電子写真複写機(三田工業株式会社製の型
番DC−5585)に使用して原稿の複写を行った。そ
して、定着前の形成画像の白地部分を、画像解析装置(
ケンブリッジインスッルメンツ社製のクオンチメット9
00イメージアナライザー)を用いて測定し、付着トナ
ー粒子の粒度分布のヒストグラムを求めた。そして、上
記ヒストグラムから、粒径が16−より大きい粒子の、
白地部分に付着した全粒子中に占める割合(個数%)を
求めた。
定着性試験I 三田工業株式会社製の電子写真複写機、型番DC−55
85改造機(加熱圧ロール定着方式)の加熱ローラの設
定温度を140”Cから2.5℃ずつ上げていき、黒べ
た原稿に対応するトナー像が形成された転写紙を通紙し
て定着させ、形成された定着像に対して粘着テープを圧
着してから剥離を行い、剥離前と剥離後の定着画像濃度
を反射濃度計(東京重色社製)によって測定し、下記式
により、定着率が上昇して90%を超える最低の温度を
求めて最低定着温度(Fl)とした。その後、さらに昇
温を続け、オフセットが発生する温度を求め高温オフセ
ット発生温度(F2)とした。
また、上記最低定着温度(Fl)と高温オフセット温度
(F2)との差CF2〜F1)を算出し、定着温度幅(
FΔ)とした。
定着性試験■ 三田工業株式会社製の電子写真複写機、型番DC−55
85改造機(加熱圧ロール定着方式)の加熱ローラの設
定温度を140℃から2.5℃ずつ上げていき、黒べた
原稿に対応するトナー像が形成された転写紙を通紙して
定着させ、形成された定着像に対して 前記定着性試験1と同様に、加熱ローラの設定温度を1
40℃から2.5℃ずつ上げて、黒べた原稿に対応する
トナー像を定着させた転写紙をゴム製の台座の上に置き
、高さ26mm、直径50mmの円柱状の軟鋼の底面に
綿布を被覆した錘(20g / aA )を、上記転写
紙の上で5往復させて定着像を強制的に擦り、下記式 により、定着率が上昇して95%を超える最低の温度を
求めて耐摩擦性温度(F、)とした。
耐ブロツキング性試験 60℃のオーブン内で、内径が26.5mmのガラス製
の円筒シリンダにトナー20gを入れ、トナーの上に1
00gの分銅を載せて30分間放置した。その後、シリ
ンダを抜き取ってトナーの状態を観察し、トナーが崩れ
て元の状態になったものをブロッキングなしくO)、ト
ナーの一部でも塊が見られたものをブロッキングあり(
X)とした。
耐衝撃性試験 複写に使用する前の現像剤を十分に混合したのち、上記
現像剤からトナーを脱離させて、キャリア中のカーボン
量CIを測定した。また、2万枚の連続複写後の現像剤
からトナーを脱離させて、キャリア中のカーボン量CE
を測定した。そして、下記式 %式% により、スペントトナーの発生率(%式%)を求めた。
以上の結果を表に示す。
上記表の結果より、実施例1〜6の電子写真用トナーは
、何れも、最低定着温度(Fl)が低く、転写効率が高
く、且つローラ汚れがないことから、低温定着性に優れ
たものであることが判明した。
また、上記実施例1〜6の電子写真用トナーは、高温オ
フセット発生温度(F2)が高く、且つ、耐ブロツキン
グ性試験においてブロッキングが発生しないことから、
耐オフセット性に優れたものであることが判明した。ま
た、上記実施例1〜6の電子写真用トナーは、スペント
トナーの発生率S値が低いことから、耐衝撃性に優れた
ものであることが判明した。さらに、上記実施例1〜6
の電子写真用トナーは、耐摩擦性温度(F3)が低いこ
とや、画質均一性および、見掛はカブリの結果より、定
着後の画像が、平滑性に優れ、荒れや見掛はカブリの生
じないものであることが判明した。
これに対し、スチレン/メチルメタクリレート/ブチル
アクリレート共重合体の分子量分布、および粒子の粒径
分布の何れかが、本発明範囲を外れた比較例1〜7は、
上記特性の何れかに問題を生じることが判明した。
〈発明の効果〉 本発明の電子写真用トナーは、以上のように構成されて
いるため、高い耐久性を有し、且つ定着不良やオフセッ
トの発生を抑制し得ると共に、定着後の画像に荒れや見
掛はカブリが生じるおそれのないものとなっている。
【図面の簡単な説明】
第1図はスチレン−アクリル系共重合体の分子量分布を
示すゲルパーミェーションクロマトグラム、第2図は上
記分子量分布を有するスチレン−アクリル系共重合体を
得るための方法の一例を示すゲルパーミェーションクロ
マトグラムである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分子量分布を示すゲルパーミェーションクロマトグ
    ラム中、分子量1×10^5以上と、分子量500〜2
    ×10^4の範囲内とに、それぞれ分子量分布の極大値
    、両極大値の間に分子量分布の極小値を有し、且つ両極
    大値を含む2つのピークの面積の合計と、両ピークを共
    通の接線で結んだ際に当該接線より下側の、極小値を含
    む谷の面積との比が0.30以下である分子量分布を有
    するスチレン−アクリル系共重合体を定着用樹脂として
    含有し、粒子の粒度分布のうち、コールカウンターで測
    定される体積基準のメジアン径D_5_0が7〜13μ
    mの範囲内で、且つ粒径16μm以上の粒子の占める割
    合が、粒子の個数の割合で 0.90%以下であることを特徴とする電子写真用トナ
    ー。
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