JPH0329748B2 - - Google Patents

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JPH0329748B2
JPH0329748B2 JP60270129A JP27012985A JPH0329748B2 JP H0329748 B2 JPH0329748 B2 JP H0329748B2 JP 60270129 A JP60270129 A JP 60270129A JP 27012985 A JP27012985 A JP 27012985A JP H0329748 B2 JPH0329748 B2 JP H0329748B2
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glaze
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐火、断熱性、耐水性等に優れた新
規な戸建外装壁材に関する。
(従来の技術) 戸建外装壁は、自然環境に直接接するところで
あるため、雨、風、熱等に耐えるものであること
が要求される。
従来、戸建外装壁材は、旧来の左官による塗り
壁を始めとして、各種のものがあるが、現在主な
ものは第4図に示すごとく、間柱、胴縁11に張
つた板材12の上にラス13を張り、それにモル
タルを塗り込んで製作されるものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら前記従来のものにおいては、未だ
戸建外装壁として必要な多くの要求に答えられる
ものは見当たらない。
例えば、前記ラス入りモルタル外壁において
は、断熱性が低く、またモルタルの乾燥収縮によ
りクラツクが入りそれから雨水が侵入するために
耐水性が悪く、そして現場における鏝塗仕上に手
間がかかり、さらに外観のデザイ的表現の自由度
がない。このように、断熱性がよく、防火性があ
り、耐水性がよく、かつ軽量であるというような
理想的な戸建外装壁材は存在しない。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記現状に鑑みなされたもので、防火
性、断熱性、耐水性、意匠性、遮音性に優れた戸
建外装壁材を提供することを目的とするものであ
る。本発明の戸建外装壁材を用いて建築施工する
ことにより、従前のものに比し、より優れた建築
物が容易に建造されるのである。
すなわち、本発明は戸建外装壁材において、そ
の配合組成が、セメント20〜65重量%及び骨材80
〜35重量%よりなる混合物の総量100重量%に対
し、生コークス4.5〜14重量%、鱗片状マイカ4.5
〜9重量%、硼砂5〜15重量%、低熔融点釉薬、
中熔融点釉薬及び高熔融点釉薬の中から選択され
た2種の釉薬の合量5〜30重量%及び有機発泡性
接着剤20〜45重量%とが配合されてなるものであ
ることを特徴とする戸建外装壁材である。
次ぎに本発明の戸建外装壁材について詳細に説
明する。
戸建外装壁材の配合組成においては、セメント
としては市販のアルミナセメント、ポルトランド
セメント等種々のセメントが用いられ、骨材とし
ては、珪砂、方解石、大理石、フライアツシユ等
を、生コークスには250℃以上の高温時に熱分解
重縮合が起きて光学的異方性の液晶メソフエース
を生成するピツチコークス、タールピツチ、直留
残渣油等を、鱗片状マイカには黒雲母、白雲母等
の偏平な雲母を、ほう砂には5水和物、10水和物
等の結晶粉末を、有機発泡性接着剤にはイソシア
ネート系、ウレタン系等のもの(自己発泡性のも
のがよい)等を、そして釉薬には比較的高熔融点
の釉薬、普通の熔融点の釉薬、及びほう酸鉛系、
タリウムほう酸鉛系、リン酸塩系等の熔融温度の
低いものが用いられる。
上記配合物を戸建外装壁材とするには、適当量
の水を添加、混練すればよいのであるが、水の添
加量は通常上記配合物100重量%に対し16〜30重
量%添加する。
上記配合物において、セメントは結合材として
高強度化に寄与するほか、火炎加熱を受けた際に
耐火材として作用する。そして、特にセメントと
してアルミナセメントを使用すると、流し込み成
形体の均一、微細な発泡化が増進され、可撓性が
あり強度の高い戸建外装壁材が得られ、そしてそ
の耐火性が上昇する。さらに生コークス(ピツチ
コークス)は250℃以上の非酸化性雰囲気におい
て、耐火性で高温強度の高いメソフエース結晶構
造の炭素質物を生成し、配合物組織中へ浸透して
パネル全体を耐火性で高強度のものとする働きが
ある。鱗片状マイカは本来その厚さ方向には伝熱
性が低いものであるため、壁材面外部より急激な
加熱を受けても、壁材面に沿つて層状に配列され
た鱗状マイカがその熱を壁材内部へ多くは伝熱せ
ず、壁材内部を保護するものである。
ほう砂の添加は、ほう砂が5あるいは10水和物
を形成して多量の結晶水を保有していることか
ら、温度が100℃以上になるとその結晶水の放出
による、吸熱反応と放出水とにより壁材の燃焼を
阻止し、さらに高温上昇時にはアルミナ、珪石、
石灰、鱗片状マイカ等の無機質成分と反応してガ
ラス組成物を生成し、結合剤あるいは高熱遮断材
を形成する。
骨材として石灰石を用いると、昇温環境下にお
かれた場合、熱分解してCO2ガスを発生し、気泡
内のO2含有率を低下させるのでパネル中に残留
して難燃性向上に寄与するとともに生コークスが
メソフエースとなるのを助長する。
有機発泡性接着剤としては、イソシアネート
系、ウレタン系、エポキシ系のものなどが用いら
れ、壁材を多孔質軽量化する役割と製品を可撓化
して、ある程度柔軟性として乾燥収縮によるクラ
ツクの発生を阻止する役割を果たす。
これらはまた該壁材製造時及び通常温度におい
て、各配合組成物成分相互の接着、形状保持剤と
して作用する。さらに発泡剤として例えばポリシ
ロサン系の自己発泡性のものを用いてもよい。
本発明で使用される前記イソシアネート系のも
のの具体例を挙げると、それらは、トリレンジイ
ソシアネート、ジフエニルジイシアネート、フエ
ニレンジイソシアネート、ジフエニールメタンジ
イソシアネート、水添加トリレンジイソシアネー
ト、水添加ジフエニルメタンジイソイアネート、
ヘキサメチレンジイソイアネート、キリシレンジ
イソシアネートなどのジイソシアネート化合物や
上記ジイソシアネート化合物とポリエステルポリ
オール、ポリエテールポリオール、アクリルポリ
オール、エポキシポリオール、ひまし油などのポ
リオールをNCO基がOH基に対して過剰な割合で
反応させて得られる末端にNCO基を有するポリ
イソシアネート化合物、である。
釉薬としては、1種類のものを使用するのでは
なく、比較的高熔融点のもの、中熔融点のもの及
び低熔融点のものというように、数種の熔融点の
ものを組み合わせ使用することが好ましい。本発
明ではこれら各種熔融点の釉薬の中から2種を選
択して使用する。低熔融点のものとしては例え
ば、PbO−B2O3系、B2O3−PbO−Tl2O系、
NaO−P2O5系、P2O5−PbO系、NaO−P2O5
SiO2系のものあるいはゼーゲル錐組成の各種融
点のもの等のものを選択、使用することができ
る。
この低熔融点釉薬は、戸建外装壁材が火災等に
より加熱された際に、まず前記ほう砂が100〜200
℃ではその結晶水を放出して耐火(防火)作用を
発揮した後、200℃以上になつたときに耐火作用
を果たすことになるものである。なお、他の配合
成分の中にも釉薬として作用させることのできる
ものもあり、例えばほう砂は無水物が740℃付近
で熔融してガラスとなるのでその温度での耐火釉
薬として作用させることができる。
普通熔融点、高熔融点の釉薬としては、周知の
ほうろう釉薬、陶磁器釉薬等の中から適宜に選
択、使用すればよい。
釉薬の使用は、各種熔融点の釉薬粉末、例え
ば、400、600、800、℃のものを用意し、これら
の中から2種を選択して同時に建材用配合物中に
混和して行う。この場合、外部からの加熱に対し
ては、例えば400℃程度の加熱に対しては熔融点
400℃の釉薬が熔融してガラス膜を形成し、600℃
程度の加熱に対しては熔融点600℃の釉薬により
ガラス膜を形成することによつて、外熱から内部
を保護する。
このため、該壁材は外部高温熱から内部を保護
する効果が非常に大きく、火炎等により加熱され
たときに壁材内に釉薬の加熱、熔融によりガラス
層を形成して外界からの加熱をシヤツトアウトす
る作用をするので、耐火、断熱性の優れた戸建外
装壁材構築物を提供することができる。
本発明の戸建外装壁材によれば、第1図に示す
ように、該外装壁材15を間柱、胴縁11に直接
取り付けることによつて、あるいはその上に仕上
げ剤の吹き付け、タイル貼り等をして戸建外装壁
を完成することができるものである。
実施例 1 アルミナセメント200Kg、石灰岩粉砕物400Kg、
生コークス(軟化点約430℃、固定炭素88.8%、
揮発分10.7%、灰分0.5%)25Kg、鱗片状雲母25
Kg、ほう砂(10水和物)70Kg、PbO−B2O3
Tl2O系釉薬15Kg、PbO−B2O3−SiO2系釉薬15
Kg、イソシアネート系発泡性接着剤(水溶性ウレ
タンプレポリマー)250Kgとからなる粉末混合物
に水250Kgを添加混合して得られた餅状のものを、
24時間、室温で乾燥し、長さ1.8m、幅0.9m、厚
さ40mmのパネルを製造した。
このパネルの物理特性は以下のとおりである。
圧縮強度:28.2Kg/cm2、 カサ比重:1.09、 遮音性:1級合格(「日本建築学会」、建築物の遮
音性能基準、1級D50に相当) 次に以上のごとくして別に厚さ100mmのパネル
を製作してその内に、第3図図示のごとく表面部
から裏面にかけて、深さ(厚さ)15mmの位置(第
1地点)、深さ32.5mmの位置(第2地点)、深さ
50.0mmの位置(第3地点)、深さ67.5mmの位置
(第4地点)及び深さ85.0mmの位置(第5地点)
に、それぞれ温度センサーを埋設したものに対
し、その表面部に火炎を当てて、耐火、断熱性を
測定した。
その結果を第2図に示す。図中、線1は第1地
点、線2は第2地点、線3は第3地点、線4は第
4地点、線5は第5地点における時間−温度曲線
であり、線Pはパネル表面温度曲線、線Jは日本
工業規格(JIS)に定められたパネルの耐火試験
加熱温度曲線である。
このグラフから、加熱面が1000℃程度になつて
も、その反対側付近の第5地点における本発明の
戸建外装壁材の温度は殆ど上昇せず、耐火断熱性
が非常に優れていることが判る。
実施例 2 ポルトランドセメント240Kg、石灰岩粉末90Kg、
生コークス(軟化点430℃、固定炭素88.8%、揮
発分10.7%、灰分0.5%)35Kg、鱗片状雲母29Kg、
ほう砂(10水和物)40Kg、イソシアネート系発泡
性接着剤(水溶性ウレタンプレポリマー)90Kg、
熔融点300℃のB2O3−PbO−Tl2O系釉薬45Kg、
熔融点480℃のPbO−B2O3−SiO2系釉薬40Kgとか
らなる粉末混合物に水250Kgを添加混合して、24
時間放置し、長さ1.8m、幅0.9m、厚さ40mmのパ
ネルを製造した。
その物理特性は以下のとおりであつた。
抗折強度:21.0Kg/cm2、 圧縮強度:27.0Kg/cm2、 カサ比重:1.10、 遮音性:1級合格(「日本建築学会」、建築物の遮
音性能基準、1級D50に相当) 以上のように、本発明の戸建外装壁材は、耐
火、断熱性の点においても非常に優良でJIS規格
品(日本工業規格A1304、(2時間耐火))をはる
かに凌駕するものであり、抗折強度も充分であ
り、遮音性も周波数125Hz〜4KHz域で平均音響透
過損失57.4bB(1級合格)程度で良好であり、比
重も低いものである。
そして耐震性では1/125の変形にも堪えられる。
また、耐薬品性も極めて高く、耐水性、気密性に
も優れている。
遮音性については、本発明戸建外装壁材におい
ては、f0は低周波数域に、fcは従来品より高周波
数域へ移行しており、同一質量の他の戸建外装壁
材よりも遮音性能が大いに向上している。すなわ
ち本発明の戸建外装壁材は、遮音性における質量
則に一致する範囲が一層拡大したものとなつてい
る。
(発明の効果) 以上詳述したごとく、本発明の戸建外装壁材
は、高耐火性であつて防火性に優れ、断熱性、耐
水性、遮音性等にも優れ、かつ軽量で、現場施工
性も良いなど、従来品に比し新規で優れたもので
ある。
また、本発明の配合物を成形型内に流し込み充
填した際には、自己発泡して隅々まで充填される
ため、成形型内面に凹凸のリリーフ模様等を設け
ておけば、それら模様を再現性良く、製品戸建外
装壁材表面に形成することができるので、形状美
観の良い意匠性に優れた外観の戸建外装壁材とな
るのである。
そして、本発明の戸建外装壁材は人造木材と類
似の物性を有し、ALCでは不可能とされる、在
来工具によるノコギリひき、ビヨウ止め、くぎ打
ち、カンナかけ等ができ、釘、ねじ等アンカーの
保持力も高いので、組み立て、仕上げ作業が容易
である。
したがつて本発明の戸建外装壁材は、戸建家屋
の外装壁材として非常に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明戸建外装壁材の使用例平面図、
第2図は本発明実施例の戸建外装壁材の耐火、断
熱性テストのグラフ、第3図は同材の耐火、断熱
試験における温度センサー埋設状態を示し、第4
図は従来戸建外装壁材の使用例平面図である。 11:間柱、胴縁、12:板材、13:ラス、
14:モルタル、15:本発明戸建外装壁材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 戸建外装壁材において、その配合組成が、セ
    メント20〜65重量%及び骨材80〜35重量%よりな
    る混合物の総量100重量%に対し、生コークス4.5
    〜14重量%、鱗片状マイカ4.5〜9重量%、硼砂
    5〜15重量%、低熔融点釉薬、中熔融点釉薬及び
    高熔融点釉薬の中から選択された2種の釉薬の合
    量5〜30重量%及び有機発泡性接着剤20〜45重量
    %とが配合されてなるものであることを特徴とす
    る戸建外装壁材。
JP27012985A 1985-11-30 1985-11-30 戸建外装壁材 Granted JPS62128982A (ja)

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JPH0228551B2 (ja) * 1985-09-02 1990-06-25 Shimizu Construction Co Ltd Kenzaiyososeibutsuoyobikenzaiseikeitai

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