JPH0330678A - ルシフェラーゼをコードするdna化合物およびそれを含有する発現ベクター - Google Patents
ルシフェラーゼをコードするdna化合物およびそれを含有する発現ベクターInfo
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- JPH0330678A JPH0330678A JP1167689A JP16768989A JPH0330678A JP H0330678 A JPH0330678 A JP H0330678A JP 1167689 A JP1167689 A JP 1167689A JP 16768989 A JP16768989 A JP 16768989A JP H0330678 A JPH0330678 A JP H0330678A
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- luciferase
- dna
- cypridina
- cypridina luciferase
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、海洋性甲殻類であるウミホタル(Vargu
la hilgendorfii、以前はCyprid
tna hilgendorriiと分類されていた)
の発光現象を触媒する酵素であるウミボタルルシフェラ
ーゼをコードするDNA化合物および該DNA化合物を
含有する発現ベクター、並びに該発現ベクターを用いて
適当な宿主細胞を形質転換し、得られた形質転換体を培
養することからなるウミボタルルシフェラーゼの製造方
法に関するものである。
la hilgendorfii、以前はCyprid
tna hilgendorriiと分類されていた)
の発光現象を触媒する酵素であるウミボタルルシフェラ
ーゼをコードするDNA化合物および該DNA化合物を
含有する発現ベクター、並びに該発現ベクターを用いて
適当な宿主細胞を形質転換し、得られた形質転換体を培
養することからなるウミボタルルシフェラーゼの製造方
法に関するものである。
[従来技術と発明が解決すべき課題]
ルシフェラーゼは様々な生物種で観察されている化学発
光反応を触媒する酵素である。この発光反応は、酸素の
存在下、基質ルシフェリンがルシフェラーゼの酵素作用
によってオキジルシフェリンに酸化される反応であって
、下記式で示される。
光反応を触媒する酵素である。この発光反応は、酸素の
存在下、基質ルシフェリンがルシフェラーゼの酵素作用
によってオキジルシフェリンに酸化される反応であって
、下記式で示される。
ルシフェリン+O1→
オキジルシフェリン+CO1十光
反応機構は生物種によって異なっており、補助因子とし
てATPなどのヌクレオチドを必要とするものもある。
てATPなどのヌクレオチドを必要とするものもある。
近縁種間では相互に反応し得ることも知られているが、
基質特異性が極めて高く、同一種生物から得られたルシ
フェリンとルシフェラーゼとは反応するが、異種実物に
由来する酵素と基質とは原則として、交差反応しないと
されている。
基質特異性が極めて高く、同一種生物から得られたルシ
フェリンとルシフェラーゼとは反応するが、異種実物に
由来する酵素と基質とは原則として、交差反応しないと
されている。
このようにルシフェラーゼの基質(ルシフェリン)特異
性は極めて高く、その発光は鋭敏であることから、この
酵素−基質の化学発光反応を利用して様々な物質の検出
および/または定量を行うことができると考えられる。
性は極めて高く、その発光は鋭敏であることから、この
酵素−基質の化学発光反応を利用して様々な物質の検出
および/または定量を行うことができると考えられる。
一般に酵素反応は、その基質特異性に起因して高感受性
であり、かつ反応条件が温和であるために、様々な分野
で応用されている。例えば、過酸化水素の存在下で酸化
反応を触媒する西洋ワサビのベルキシダーゼは、極めて
広範囲に利用されている酵素の1つである。
であり、かつ反応条件が温和であるために、様々な分野
で応用されている。例えば、過酸化水素の存在下で酸化
反応を触媒する西洋ワサビのベルキシダーゼは、極めて
広範囲に利用されている酵素の1つである。
とりわけ、この酵素は過酸化水素の発生を伴う反応を通
じて検出し得る物質の分析には重要である。
じて検出し得る物質の分析には重要である。
これ以外にも有用な酵素が抽出、単離されているが、様
々な分野で、多様化する目的に応じて更に多くの利用可
能な酵素が必要とされている。従って、発光反応を触媒
する酵素であるルシフェラーゼを安定的に供給し得る方
法が確立されれば、該酵素の新たな用途が開発されると
考えられる。
々な分野で、多様化する目的に応じて更に多くの利用可
能な酵素が必要とされている。従って、発光反応を触媒
する酵素であるルシフェラーゼを安定的に供給し得る方
法が確立されれば、該酵素の新たな用途が開発されると
考えられる。
ところでルシフェラーゼには、その触媒活性の発現に、
酸素およびルシフェリン以外の補助物質(微量のATP
などのヌクレオチド)を必要とするものと、必要としな
いものがある。前者に属するルシフェラーゼは補助物質
(微量のATP)の検出などに利用されている。これに
対して後者に属する酵素、例えばウミボタルルシフェラ
ーゼは酸素と基質(この場合はウミホタルルシフェリン
)以外の物質を必要としないことから、反応が単純であ
り、従って応用範囲が広く、有用性が高いと推測される
。ウミボタルルシフェラーゼの応用分野の開発研究、並
びに実用化を推進するためには、高純度のウミボタルル
シフェラーゼが安定的に供給される必要がある。しかし
ながら、他の生物由来の酵素と同様に、生物からの酵素
の抽出、単離および精製には、多くの時間と経費を要す
るので上記の需要を満たすことは困難である。従って、
簡便かつ効率のよい、ウミボタルルシフェラーゼの製造
方法の確立が望まれている。
酸素およびルシフェリン以外の補助物質(微量のATP
などのヌクレオチド)を必要とするものと、必要としな
いものがある。前者に属するルシフェラーゼは補助物質
(微量のATP)の検出などに利用されている。これに
対して後者に属する酵素、例えばウミボタルルシフェラ
ーゼは酸素と基質(この場合はウミホタルルシフェリン
)以外の物質を必要としないことから、反応が単純であ
り、従って応用範囲が広く、有用性が高いと推測される
。ウミボタルルシフェラーゼの応用分野の開発研究、並
びに実用化を推進するためには、高純度のウミボタルル
シフェラーゼが安定的に供給される必要がある。しかし
ながら、他の生物由来の酵素と同様に、生物からの酵素
の抽出、単離および精製には、多くの時間と経費を要す
るので上記の需要を満たすことは困難である。従って、
簡便かつ効率のよい、ウミボタルルシフェラーゼの製造
方法の確立が望まれている。
[課題を解決するための手段]
本発明者らは、このような状況に鑑み、ウミボタルルシ
フェラーゼを遺伝子工学により製造することに着目し、
該酵素をコードするcDNAをクーニングし、そのDN
A配列を決定した。次いで、このようにして得たDNA
化合物を含有する発現ベクターを構築し、該発現ベクタ
ーを哺乳類の細胞で発現させ、培地中にウミボタルルシ
フェラーゼを分泌させることに成功した。
フェラーゼを遺伝子工学により製造することに着目し、
該酵素をコードするcDNAをクーニングし、そのDN
A配列を決定した。次いで、このようにして得たDNA
化合物を含有する発現ベクターを構築し、該発現ベクタ
ーを哺乳類の細胞で発現させ、培地中にウミボタルルシ
フェラーゼを分泌させることに成功した。
即ち、本発明は、ウミボタルルシフェラーゼをコードす
るDNA化合物を提供するものである。
るDNA化合物を提供するものである。
また、本発明は、該DNA化合物を含有する発現ベクタ
ーを提供するものである。
ーを提供するものである。
また本発明は、該発現ベクターを用いて宿主細胞をトラ
ンスフェクトし、培養して培地からウミボタルルシフェ
ラーゼを回収することからなるウミボタルルシフェラー
ゼの製造方法を提供するものである。
ンスフェクトし、培養して培地からウミボタルルシフェ
ラーゼを回収することからなるウミボタルルシフェラー
ゼの製造方法を提供するものである。
ウミボタルルシフェラーゼと基質ウミホタルルシフェリ
ンの化学発光反応は十分に研究されている[ハーベイ(
Harvey、 E、 N、 )、 Am、 J 、
P hysiol。
ンの化学発光反応は十分に研究されている[ハーベイ(
Harvey、 E、 N、 )、 Am、 J 、
P hysiol。
42318−341. 1917およびジョンソン(J
ohnson、 F 。
ohnson、 F 。
H,)ら、Methods Enzymol、 57
331−364. 1978]。
331−364. 1978]。
その反応は下記の反応式で示される。
ジオキセタノン中間体
オキシルシフェリン
R3=−CH(CH,)CH,CH,を表す。)なお、
λ□え一460nmである。
λ□え一460nmである。
ウミボタルルシフェラーゼのcDNAのスクーニング、
ヌクレオチド配列の決定、発現ベクターの構築、宿主細
胞のトランスフェクションおよび培養は当該技術分野で
既知の方法を用いて行なわれた。その概要を以下に示す
。
ヌクレオチド配列の決定、発現ベクターの構築、宿主細
胞のトランスフェクションおよび培養は当該技術分野で
既知の方法を用いて行なわれた。その概要を以下に示す
。
文献[ツジ(T suj i、 F 、 I 、 )M
ethods E nzymol。
ethods E nzymol。
(57,364−372,1978)]記載の方法で部
分精製したウミボタルルシフェラーゼをアフィニティー
カラムを用いて完全に精製した。この標本を、そのまま
エドマン分解法に付した場合にはアミノ酸を帰属するこ
とができなかった。これはペプチドのN末端アミノ酸の
アミ7基がブロックされていることを意味する。そこで
、精製ウミボタルルシフェラーゼをエンドペプチダーゼ
で消化し、得られたペプチド断片をエドマン分解法に付
すことによりアミノ酸配列を決定した。次いで、適当な
部分を用いてオリゴヌクレオチドプローブを設計し、D
NA合成装置(Applied Biosystems
I nc、、 M。
分精製したウミボタルルシフェラーゼをアフィニティー
カラムを用いて完全に精製した。この標本を、そのまま
エドマン分解法に付した場合にはアミノ酸を帰属するこ
とができなかった。これはペプチドのN末端アミノ酸の
アミ7基がブロックされていることを意味する。そこで
、精製ウミボタルルシフェラーゼをエンドペプチダーゼ
で消化し、得られたペプチド断片をエドマン分解法に付
すことによりアミノ酸配列を決定した。次いで、適当な
部分を用いてオリゴヌクレオチドプローブを設計し、D
NA合成装置(Applied Biosystems
I nc、、 M。
de1381A)を用い、ホスホラミダイト法(pho
sphoramidite method)[カルーサ
ーズ(Caruthers。
sphoramidite method)[カルーサ
ーズ(Caruthers。
M、H,)+ 5ynthesis and App
lications of DNA and RNA、
編集二ナラング(N arang、 SA、)(Aca
demic Press、 New York)、
pp、47−94r1987]によりオリゴヌクレオチ
ドプローブを合成した。
lications of DNA and RNA、
編集二ナラング(N arang、 SA、)(Aca
demic Press、 New York)、
pp、47−94r1987]によりオリゴヌクレオチ
ドプローブを合成した。
他方、千葉系で採集したウミホタル(ツジ、前掲)を液
体窒素中で微粉末に粉砕し、この粉末をチオシアン酸グ
アニジン/塩化セシウム法[チグイン(Chigwin
、 J 、 M、 )ら、BiocheIlistry
L8. 5294−5299.1979]で処理して
全細胞RNAを抽出した。次いで、オリゴ(dT)セル
ロースカラムクロマトグラフィ[アビブ(A viv、
H、)ら、P roc、 Natl、 Acad、
S ci、 U S A 69.1408−°1412
.1972]にかけてポリ(A)RNAを精製し、モリ
シタ(Morishita、 K、)らによるJ 、
B iol、 Chem、 (262,3844385
1、1987)の記載に準じてcDNAライブラリーを
構築した。
体窒素中で微粉末に粉砕し、この粉末をチオシアン酸グ
アニジン/塩化セシウム法[チグイン(Chigwin
、 J 、 M、 )ら、BiocheIlistry
L8. 5294−5299.1979]で処理して
全細胞RNAを抽出した。次いで、オリゴ(dT)セル
ロースカラムクロマトグラフィ[アビブ(A viv、
H、)ら、P roc、 Natl、 Acad、
S ci、 U S A 69.1408−°1412
.1972]にかけてポリ(A)RNAを精製し、モリ
シタ(Morishita、 K、)らによるJ 、
B iol、 Chem、 (262,3844385
1、1987)の記載に準じてcDNAライブラリーを
構築した。
このcDNAライブラリーを上記オリゴヌクレオチドプ
ローブを用い、プラークハイブリダイゼーション法[ヘ
ントンおよびデイビス(B enton、 W。
ローブを用い、プラークハイブリダイゼーション法[ヘ
ントンおよびデイビス(B enton、 W。
D、 & Davis、R,W、)、 5cienc
e 196. 180−182゜1977]でスクリー
ニングした。陽性を示す8個のクローンから2個のクロ
ーンVL16およびVL18を選択し、制限酵素地図を
作成した。クローン■L16はルシフェラーゼのN−末
端側を、VL13 はC−末端側を夫々コードしており
、互いに830ヌクレオチドの重複部分を有する(第2
図すおよびC)。そこでこれらの2断片をEcoR1消
化し、得られた断片をサブクローニングし、7−Dea
za D N A配列決定キット(宝酒造)、および[
α−31P]dcTP(222TBq/imol)(N
ewEngland Nuclear)を用いるジデオ
キシヌクレオチド鎖成長停止反応[サンガー(S an
ger、 F 、 )ら、P roc、 Natl、
Acad、 S ci、 U S A 74.5463
−5487゜1977およびチェノ(Chen、 E、
Y、)ら、DNA4゜165−170.1985]によ
ってヌクレオチド配列を決定した。完全長のcDNAの
制限酵素地図を第2図aに、ヌクレオチド配列および推
定のアミノ酸配列を第3図に示す。この推定のアミノ酸
配列は上記のエドマン分解法で決定したアミノ酸配列と
完全に一致していた。
e 196. 180−182゜1977]でスクリー
ニングした。陽性を示す8個のクローンから2個のクロ
ーンVL16およびVL18を選択し、制限酵素地図を
作成した。クローン■L16はルシフェラーゼのN−末
端側を、VL13 はC−末端側を夫々コードしており
、互いに830ヌクレオチドの重複部分を有する(第2
図すおよびC)。そこでこれらの2断片をEcoR1消
化し、得られた断片をサブクローニングし、7−Dea
za D N A配列決定キット(宝酒造)、および[
α−31P]dcTP(222TBq/imol)(N
ewEngland Nuclear)を用いるジデオ
キシヌクレオチド鎖成長停止反応[サンガー(S an
ger、 F 、 )ら、P roc、 Natl、
Acad、 S ci、 U S A 74.5463
−5487゜1977およびチェノ(Chen、 E、
Y、)ら、DNA4゜165−170.1985]によ
ってヌクレオチド配列を決定した。完全長のcDNAの
制限酵素地図を第2図aに、ヌクレオチド配列および推
定のアミノ酸配列を第3図に示す。この推定のアミノ酸
配列は上記のエドマン分解法で決定したアミノ酸配列と
完全に一致していた。
次にクローンVL16およびVL18から構築した完全
長のcDNAクローン(第2図d参照)を用いて発現ベ
クターを構築した。発現ベクターは原核性または真核性
のいずれであってもよい。当業者にとっては、適当な出
発物質としてのベクターを選択し、これに所望のペプチ
ドをコードするDNA化合物を挿入し、該ペプチドの発
現ベクターを構築する方法は周知である。本明細書では
、生成物が培地に分泌されるために処理が容易であるこ
とから、哺乳類の細胞で発現可能な発現ベクターを例示
した。本発明の例示ベクターであるプラスミドpRS
V V Lは、ウミボタルルシフェラーゼをコードする
cDNAをラウス肉腫ウィルスのロングターミナルリピ
ートのプロモーターの下流に含有している。このプラス
ミドpRS V V Lを用い、常法通り宿主細胞をト
ランスフエフ:・する。
長のcDNAクローン(第2図d参照)を用いて発現ベ
クターを構築した。発現ベクターは原核性または真核性
のいずれであってもよい。当業者にとっては、適当な出
発物質としてのベクターを選択し、これに所望のペプチ
ドをコードするDNA化合物を挿入し、該ペプチドの発
現ベクターを構築する方法は周知である。本明細書では
、生成物が培地に分泌されるために処理が容易であるこ
とから、哺乳類の細胞で発現可能な発現ベクターを例示
した。本発明の例示ベクターであるプラスミドpRS
V V Lは、ウミボタルルシフェラーゼをコードする
cDNAをラウス肉腫ウィルスのロングターミナルリピ
ートのプロモーターの下流に含有している。このプラス
ミドpRS V V Lを用い、常法通り宿主細胞をト
ランスフエフ:・する。
トランスフェクションの方法および宿主細胞は適宜選択
し得るが、本発明においては、リン酸カルシウム法(G
raham、 F 、 L 、ら、Virology
52. 456467、 1973およびWigle
r、M ら、Ce1l 14.725−731.197
8)によりサルのCOS細胞[グルラマン(Gluzm
an、Y、)、 Ce1l 23. 175−182
. 1981゜(7XIO’)]をトトランスフエフし
た。ウミボタルルシフェラーゼの発現に適した培地でイ
ンキュベートした後、培地を回収し、細胞を収穫して細
胞抽出物を調製した。
し得るが、本発明においては、リン酸カルシウム法(G
raham、 F 、 L 、ら、Virology
52. 456467、 1973およびWigle
r、M ら、Ce1l 14.725−731.197
8)によりサルのCOS細胞[グルラマン(Gluzm
an、Y、)、 Ce1l 23. 175−182
. 1981゜(7XIO’)]をトトランスフエフし
た。ウミボタルルシフェラーゼの発現に適した培地でイ
ンキュベートした後、培地を回収し、細胞を収穫して細
胞抽出物を調製した。
このようにして得られた培地および細胞抽出物のウミボ
タルルシフェラーゼ活性をMitchellHasti
ngs光度計により測定した[ミッチェル(Miteh
el I、 G 、 W、 )ら、A nal、 B
iochem、 39. 243−250]。
タルルシフェラーゼ活性をMitchellHasti
ngs光度計により測定した[ミッチェル(Miteh
el I、 G 、 W、 )ら、A nal、 B
iochem、 39. 243−250]。
その結果、細胞抽出物から検出されるウミボタルルシフ
ェラーゼ活性は僅かであったが、培地からは明確なトラ
ンスフェラーゼ活性が検出されたく第4図)。この発光
は極めて鋭敏であって、培地1〇−中の5μQを用いバ
ックグラウンドよりも明らかに高いシグナルが検出され
た。
ェラーゼ活性は僅かであったが、培地からは明確なトラ
ンスフェラーゼ活性が検出されたく第4図)。この発光
は極めて鋭敏であって、培地1〇−中の5μQを用いバ
ックグラウンドよりも明らかに高いシグナルが検出され
た。
このように、本発明によればウミボタルルシフェラーゼ
を遺伝子工学的に、容易に製造することができる。
を遺伝子工学的に、容易に製造することができる。
本発明によりホタルルシフェラーゼをコードするDNA
化合物のヌクレオチド配列か明らかにされたので、当業
者は遺伝子工学における既知の手段を用いて容易にホタ
ルルシフェラーゼを製造することができる。本発明のウ
ミボタルルシフェラーゼをコードするDNA化合物の発
現に適した発現ベクターの構築のための出発物質(プロ
モーター等を含む発現ベクター)および宿主細胞は多数
知られており、本明細書に例示したプロモーター−宿主
系以外の系を選択して本発明方法と同様の効果をあげる
ことができる。当業者にとって、適当なプロモーター−
宿主系を選択し、発現ベクターを構築し、得られた発現
ベクターを用いて宿主細胞を形質転換し、培養して生成
物を単離する方法は既知である。従って、当業者ならば
、本発明が例示のプラスミド、pRSVVLに限定され
るものではな(、本発明のウミボタルルシフェラーゼを
コードするDNA化合物の発現に適したあらゆる発現ベ
クターを包含するものであるということを容易に理解す
るであろう。そのような他の発現ベクターに適するプロ
モーターとして、下記のものを挙げることができる。
化合物のヌクレオチド配列か明らかにされたので、当業
者は遺伝子工学における既知の手段を用いて容易にホタ
ルルシフェラーゼを製造することができる。本発明のウ
ミボタルルシフェラーゼをコードするDNA化合物の発
現に適した発現ベクターの構築のための出発物質(プロ
モーター等を含む発現ベクター)および宿主細胞は多数
知られており、本明細書に例示したプロモーター−宿主
系以外の系を選択して本発明方法と同様の効果をあげる
ことができる。当業者にとって、適当なプロモーター−
宿主系を選択し、発現ベクターを構築し、得られた発現
ベクターを用いて宿主細胞を形質転換し、培養して生成
物を単離する方法は既知である。従って、当業者ならば
、本発明が例示のプラスミド、pRSVVLに限定され
るものではな(、本発明のウミボタルルシフェラーゼを
コードするDNA化合物の発現に適したあらゆる発現ベ
クターを包含するものであるということを容易に理解す
るであろう。そのような他の発現ベクターに適するプロ
モーターとして、下記のものを挙げることができる。
即ち、動物細胞での発現のプロモーターとしては、サル
5V4Qウイルスプロモーター、サイトメガロウィルス
プロモーター、アデノウィルスプロモーター、AIDS
ウィルスプロモーター、蚕多角形ウィルスプロモーター
などである。この際、マウスNIH3T3細胞、C12
7細胞、L細胞、ハムスターCHO細胞、ヒトHeLa
細胞や蚕などを宿主細胞として用いることができる。ま
た、原核細胞での発現プロモーターとしては、λファー
ジPLプロモーター、Tacプロモーター、T7プロモ
ーター、lacプロモーターなどが知られており、大腸
菌を宿主として発現させることができる。さらに、酵母
や枯草菌を宿主として、それに適するプロモーターを使
用して、ウミボタルルシフェラーゼを発現させることも
可能である。
5V4Qウイルスプロモーター、サイトメガロウィルス
プロモーター、アデノウィルスプロモーター、AIDS
ウィルスプロモーター、蚕多角形ウィルスプロモーター
などである。この際、マウスNIH3T3細胞、C12
7細胞、L細胞、ハムスターCHO細胞、ヒトHeLa
細胞や蚕などを宿主細胞として用いることができる。ま
た、原核細胞での発現プロモーターとしては、λファー
ジPLプロモーター、Tacプロモーター、T7プロモ
ーター、lacプロモーターなどが知られており、大腸
菌を宿主として発現させることができる。さらに、酵母
や枯草菌を宿主として、それに適するプロモーターを使
用して、ウミボタルルシフェラーゼを発現させることも
可能である。
以下に実施例を示し、本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 ウミホタルcDNAのクローニング1、ウミ
ボタルルシフェラーゼの精製および配列決定 ッジ(Tsuji、 F、 1.)の方法[Metho
ds Enzymol、(57,364−372,19
78)コに従って部分精製したウミボタルルシフェラー
ゼを2.0M NaCQ10゜07M Tris−HC
C(pH7,2)中で平衡させたトリブタミンアフイニ
ティカラム(P 1erce Chemical)を用
い、30%エチレングリコール10.17M NaCl
210.07M Tris−HCC(pH7,2)で段
階的に溶離した。次いで、限外濾過によって濃縮した後
、p−アミノベンズアミジンアフィニティ力ラム(P
1erce Chemical)を用い、同様のクロマ
トグラフィ条件下、均質になるまで精製した。
ボタルルシフェラーゼの精製および配列決定 ッジ(Tsuji、 F、 1.)の方法[Metho
ds Enzymol、(57,364−372,19
78)コに従って部分精製したウミボタルルシフェラー
ゼを2.0M NaCQ10゜07M Tris−HC
C(pH7,2)中で平衡させたトリブタミンアフイニ
ティカラム(P 1erce Chemical)を用
い、30%エチレングリコール10.17M NaCl
210.07M Tris−HCC(pH7,2)で段
階的に溶離した。次いで、限外濾過によって濃縮した後
、p−アミノベンズアミジンアフィニティ力ラム(P
1erce Chemical)を用い、同様のクロマ
トグラフィ条件下、均質になるまで精製した。
精製したウミボタルルシフェラーゼのドデシル硫酸ナト
リウム/勾配ポリアクリルアミドゲル電気泳動にかけた
。勾装置0−15%ファストゲル(PhastGelX
Pharmacia)により試料を分析し、ファストゲ
ル銀染色キット(P harmacia)でタンパク質
を観察すると、Mr68,000の一本の帯を示した。
リウム/勾配ポリアクリルアミドゲル電気泳動にかけた
。勾装置0−15%ファストゲル(PhastGelX
Pharmacia)により試料を分析し、ファストゲ
ル銀染色キット(P harmacia)でタンパク質
を観察すると、Mr68,000の一本の帯を示した。
結果を第1図に示す。図中、レーン1はファルマシア製
の低分子量マーカーであり、レーン2はアフィニティク
ロマトグラフィで精製したウミボタルルシフェラーゼ(
50r+9)である。マーカータンパク質の分子量は牛
ロダルトンで示されている。
の低分子量マーカーであり、レーン2はアフィニティク
ロマトグラフィで精製したウミボタルルシフェラーゼ(
50r+9)である。マーカータンパク質の分子量は牛
ロダルトンで示されている。
精製したタンパク質120μ9を、トリプシン(Boe
hringer−MannheiIll)、リシルエン
ドペプチダーゼ(和光純薬)またはアルギニルエンドペ
プチダーゼ(宝酒造)によってエンドペプチダーゼ消化
した。
hringer−MannheiIll)、リシルエン
ドペプチダーゼ(和光純薬)またはアルギニルエンドペ
プチダーゼ(宝酒造)によってエンドペプチダーゼ消化
した。
この消化物をC1a−タンパク質−ペプチドHPLCカ
ラム(V ydac)を用いる逆相クロマトグラフィに
かけ、各々のペプチド断片を単離した。次いで気相タン
パク質シークエネーター(Applied Biosy
stems I nc、、 Model 477 A
)を用いるエドマン分解法によって、未消化のルシフェ
ラーゼと精製ペプチドのN−末端アミノ酸配列を決定し
た。
ラム(V ydac)を用いる逆相クロマトグラフィに
かけ、各々のペプチド断片を単離した。次いで気相タン
パク質シークエネーター(Applied Biosy
stems I nc、、 Model 477 A
)を用いるエドマン分解法によって、未消化のルシフェ
ラーゼと精製ペプチドのN−末端アミノ酸配列を決定し
た。
2、 lllRNAの調製およびcDNAのライブラリ
二〇桿茅 千葉県で採集したウミホタル(ツジ、前掲)を即座に液
体窒素中で凍結させた。このウミホタル(オスタコッズ
、ostacods) (重量59)を、ウルトラター
ラックスホモジナイザー(ultraturrax h
omogenizerXJ anke & Kunke
l)を用い、液体窒素中で微粉砕した。この微粉末をチ
オシアン酸グアニジン/塩化セシウム法[チグイン(C
higwin、 J 、 M、)ら、Biochemi
stry 1g、 5294−529L 1979コに
付して全細胞RNAを抽出した。次いで、オリゴ(dT
)セルロースカラムクロマトグラフィ法[アビブ(Av
iv、H,) ら、Proc、Natl、Acad、
Sci、USA 69、1408−1412.1972
]によってボ1バA)RN Aを精製した。このmRN
Aを用いてcDNAライブラリーを構築したが、その際
低融解アガロース(BioRad)を用いる2回の精製
で二本鎖のEcoR1消化cDNAをサイズ選別する外
は、モリシタ(Morishita、 K、)らの方法
[J 、 B iol、 Chem、 (262,3g
44−3851. 1987コに従った。
二〇桿茅 千葉県で採集したウミホタル(ツジ、前掲)を即座に液
体窒素中で凍結させた。このウミホタル(オスタコッズ
、ostacods) (重量59)を、ウルトラター
ラックスホモジナイザー(ultraturrax h
omogenizerXJ anke & Kunke
l)を用い、液体窒素中で微粉砕した。この微粉末をチ
オシアン酸グアニジン/塩化セシウム法[チグイン(C
higwin、 J 、 M、)ら、Biochemi
stry 1g、 5294−529L 1979コに
付して全細胞RNAを抽出した。次いで、オリゴ(dT
)セルロースカラムクロマトグラフィ法[アビブ(Av
iv、H,) ら、Proc、Natl、Acad、
Sci、USA 69、1408−1412.1972
]によってボ1バA)RN Aを精製した。このmRN
Aを用いてcDNAライブラリーを構築したが、その際
低融解アガロース(BioRad)を用いる2回の精製
で二本鎖のEcoR1消化cDNAをサイズ選別する外
は、モリシタ(Morishita、 K、)らの方法
[J 、 B iol、 Chem、 (262,3g
44−3851. 1987コに従った。
3、 cDNAクローンのスクリーニング上記1.で
調製したペプチドフラグメントの一部分はコドンアンビ
ギュイティが最小であるペプチド配列、T hr−Me
t−G 1u−A 5n−L eu−A 5p−G I
yGln−Lysを有していた。これを用い、コドン縮
重性が高い3箇所にデオキシイノシンを含ませ[オーツ
カ(Ohtsuka、 E、)ら、J 、 B iol
、 Chera、 260゜2605−2608.19
85]、下記の相補オリゴヌクレオチドプローブを設計
した: 5°(T/C)TT (T/C)TG I CC(A/
G )TCI AGGTT (T/C)TCCAT I
GT 3’さらに、15位にGの代わりにAを有する
第2の相補プローブを合成した。オリゴヌクレオチドプ
ローブの合成はDNAシンセサイザー(Applied
B iosystems I nc、、 Model
381 A)により、ホスホラミダイト法[カルーサー
(Caruthers、 M。
調製したペプチドフラグメントの一部分はコドンアンビ
ギュイティが最小であるペプチド配列、T hr−Me
t−G 1u−A 5n−L eu−A 5p−G I
yGln−Lysを有していた。これを用い、コドン縮
重性が高い3箇所にデオキシイノシンを含ませ[オーツ
カ(Ohtsuka、 E、)ら、J 、 B iol
、 Chera、 260゜2605−2608.19
85]、下記の相補オリゴヌクレオチドプローブを設計
した: 5°(T/C)TT (T/C)TG I CC(A/
G )TCI AGGTT (T/C)TCCAT I
GT 3’さらに、15位にGの代わりにAを有する
第2の相補プローブを合成した。オリゴヌクレオチドプ
ローブの合成はDNAシンセサイザー(Applied
B iosystems I nc、、 Model
381 A)により、ホスホラミダイト法[カルーサー
(Caruthers、 M。
H,)+ 5ynthesis and Appli
cations of DNAand RNA、 Na
rang、S、A、編、(Academic Pres
s、 New York)、 p9.47−94.
1987]で行った。
cations of DNAand RNA、 Na
rang、S、A、編、(Academic Pres
s、 New York)、 p9.47−94.
1987]で行った。
このオリゴヌクレオチドプローブを、T4ポリヌクレオ
チドキナーゼ(宝酒造)および[γ−”P]AT P(
222T Bq/*mol、 New England
Nuclear)を用いて5゛末端標識しく比活性:
5−6xlO”cpIIl/ pmot)、得られた2
プローブの混合物を用いてプラークハイブリッド法[ベ
ントンおよびデイビス(Benton、W、 D、
& Davis、 R,W、)+5cience 1
96.180−182.1977]により、上記2゜で
調製したウミホタルcDNAライブラリーをスクリーニ
ングした。即ち、このプローブを用いてlXl0@個の
組換えファージをスクリーニングした。ハイブリダイゼ
ーションは、温度を28℃に下げ、フィルターを37°
C−??S S C(0,15MNaCQ、15aMク
エン酸ナトリウム、pH7,0)により洗浄する外は、
ウオール(Wahl、 G、 M、 )らの方法[Pr
oc、Natl、Acad、Sci、USA(76、3
683−3687,1979)]に従って行われた。ラ
イブラリーから8つの陽性クローンを単離し、その内、
挿入長さ1 、2 kbおよび1.5kbのクローンV
L15およびクローンVL18を選択してさらに分析し
、制限酵素地図を作成した。これらのクローンの制限酵
素地図を第2図に示す。
チドキナーゼ(宝酒造)および[γ−”P]AT P(
222T Bq/*mol、 New England
Nuclear)を用いて5゛末端標識しく比活性:
5−6xlO”cpIIl/ pmot)、得られた2
プローブの混合物を用いてプラークハイブリッド法[ベ
ントンおよびデイビス(Benton、W、 D、
& Davis、 R,W、)+5cience 1
96.180−182.1977]により、上記2゜で
調製したウミホタルcDNAライブラリーをスクリーニ
ングした。即ち、このプローブを用いてlXl0@個の
組換えファージをスクリーニングした。ハイブリダイゼ
ーションは、温度を28℃に下げ、フィルターを37°
C−??S S C(0,15MNaCQ、15aMク
エン酸ナトリウム、pH7,0)により洗浄する外は、
ウオール(Wahl、 G、 M、 )らの方法[Pr
oc、Natl、Acad、Sci、USA(76、3
683−3687,1979)]に従って行われた。ラ
イブラリーから8つの陽性クローンを単離し、その内、
挿入長さ1 、2 kbおよび1.5kbのクローンV
L15およびクローンVL18を選択してさらに分析し
、制限酵素地図を作成した。これらのクローンの制限酵
素地図を第2図に示す。
4、ウミボタルルシフェラーゼのヌクレオチド配列の決
定 第2図すおよびCから分かるように、クローン■L16
およびクローンVL18には夫々、単一の内部EcoR
1部位があり、830個のヌクレオチド配列の重複部分
がある。これらの両クローンのEcoR1断片をpUC
3でサブクローニングした。7−Deaza DNA配
列決定キット(T akaraS huzo)を使用し
、[a−”P]dCTP(222TBq/zmol)(
New England Nuclear)を用いるジ
デオキシヌクレオチド鎖成長停止反応[サンガー(Sa
nger+ F 、 )ら、P roc、 N at
1.Δcad、 S ci、 U 5A74、5463
−5467、1977およびチェノ(Chen、EY、
)ら、DNA 4. 165−170. 1985)]
に付してヌクレオチド配列を分析した結果、クローンV
L16はルシフェラーゼのN−末端部分をコードし、ク
ローンVL18はC−末端部分をコードしていることが
わかった。これらのクローンから構築される完全長のウ
ミボタルルシフェラーゼcDNΔの制限地図を第2図a
に、ヌクレオチド配列および推定のアミノ酸配列を第3
図に示す。第2図aにおいて、斜線部分は、推定のシグ
ナル配列である。第3図において、各列の上に記した番
号はヌクレオチド位置であり、各列の下に記した番号は
アミノ酸位置である。水平方向の矢印は、エンドペプチ
ダーゼ消化によって得られたアミノ酸配列と同一のアミ
ノ酸配列を有する領域を表す。N−グリコジル化に適合
する配列を四角で囲み、ポリアデニル化シグナルAAT
AAAを下線で示した。
定 第2図すおよびCから分かるように、クローン■L16
およびクローンVL18には夫々、単一の内部EcoR
1部位があり、830個のヌクレオチド配列の重複部分
がある。これらの両クローンのEcoR1断片をpUC
3でサブクローニングした。7−Deaza DNA配
列決定キット(T akaraS huzo)を使用し
、[a−”P]dCTP(222TBq/zmol)(
New England Nuclear)を用いるジ
デオキシヌクレオチド鎖成長停止反応[サンガー(Sa
nger+ F 、 )ら、P roc、 N at
1.Δcad、 S ci、 U 5A74、5463
−5467、1977およびチェノ(Chen、EY、
)ら、DNA 4. 165−170. 1985)]
に付してヌクレオチド配列を分析した結果、クローンV
L16はルシフェラーゼのN−末端部分をコードし、ク
ローンVL18はC−末端部分をコードしていることが
わかった。これらのクローンから構築される完全長のウ
ミボタルルシフェラーゼcDNΔの制限地図を第2図a
に、ヌクレオチド配列および推定のアミノ酸配列を第3
図に示す。第2図aにおいて、斜線部分は、推定のシグ
ナル配列である。第3図において、各列の上に記した番
号はヌクレオチド位置であり、各列の下に記した番号は
アミノ酸位置である。水平方向の矢印は、エンドペプチ
ダーゼ消化によって得られたアミノ酸配列と同一のアミ
ノ酸配列を有する領域を表す。N−グリコジル化に適合
する配列を四角で囲み、ポリアデニル化シグナルAAT
AAAを下線で示した。
この配列から計算されるウミボタルルシフェラーゼの分
子量は62,171ダルトンであり、555個のアミノ
酸からなるタンパク質をコードする、1665個のヌク
レオチドからなるオーブンリーディングフレームを含ん
でいる。このオープンリーディングフレームには、オリ
ゴヌクレオチドプローブの構築に用いたアミノ酸配列が
含まれている。また、エドマン分解法によって決定した
他の7個のペプチドのアミノ酸配列は、ヌクレオチド配
列から推定されるアミノ酸配列と完全に一致していた。
子量は62,171ダルトンであり、555個のアミノ
酸からなるタンパク質をコードする、1665個のヌク
レオチドからなるオーブンリーディングフレームを含ん
でいる。このオープンリーディングフレームには、オリ
ゴヌクレオチドプローブの構築に用いたアミノ酸配列が
含まれている。また、エドマン分解法によって決定した
他の7個のペプチドのアミノ酸配列は、ヌクレオチド配
列から推定されるアミノ酸配列と完全に一致していた。
翻訳開始コドンを16番目のヌクレオチドから始まるA
TGコドンに当てた。この推定の開始コドンの周囲のヌ
クレオチド配列は、多くの真核生物のmRNAに特徴的
なコンセンサス配列CC(A/G)CCAUGGと一致
している[コザック(K。
TGコドンに当てた。この推定の開始コドンの周囲のヌ
クレオチド配列は、多くの真核生物のmRNAに特徴的
なコンセンサス配列CC(A/G)CCAUGGと一致
している[コザック(K。
zak、M、)、 Ce1l 15.1109−112
3.1978]。N−末端のアミノ酸配列は、分泌タン
パク質としてのルシフェラーゼの生物学的役割を果すた
めに、シグナル配列の特徴を多数有している[フォノ・
ハイネ(von He1jne、G、)、 Eur、
J、Biochem、 133゜17−21.19
83]。なお、ブロックされているN−末端は後述の方
法で予想された。
3.1978]。N−末端のアミノ酸配列は、分泌タン
パク質としてのルシフェラーゼの生物学的役割を果すた
めに、シグナル配列の特徴を多数有している[フォノ・
ハイネ(von He1jne、G、)、 Eur、
J、Biochem、 133゜17−21.19
83]。なお、ブロックされているN−末端は後述の方
法で予想された。
過ヨウ素酸−シッフ反応によるルシフェラーゼ陽性染色
によっても示されたが、アミノ酸残基186および40
8位に2つのN−グリコジル化部位(A 5n−X −
S er/ T hr)がある。残基258位には配列
A 5n−P ro−3etが存在しているが、一般に
この配列は効率良くグリコジル化されない[マーシャル
(Marshall、 R,D、)、 Ann、 R
ev、 B iochem虹、 673−702. 1
972]。N−グリコシダーゼFを作用させるとルシフ
ェラーゼ分子の大きさは2000−3000ダルトン減
少するが、0−グリコジル化部位に特異的な消化酵素で
はこのような減少は認められない。これらの結果は、ウ
ミボタルルシフェラーゼがN−グリコジル化されること
、ならびにヌクレオチド配列から推定されるポリペプチ
ドの理論分子量と、ゲル電気泳動(第1図)およびゲル
濾過と沈降平衡分析(ツジら、B 1oche+++1
stry 13.5204−5209. 1974)で
測定した天然タンパク質の分子量との差が炭水化物部分
の非存在または存在に関連していることを示している。
によっても示されたが、アミノ酸残基186および40
8位に2つのN−グリコジル化部位(A 5n−X −
S er/ T hr)がある。残基258位には配列
A 5n−P ro−3etが存在しているが、一般に
この配列は効率良くグリコジル化されない[マーシャル
(Marshall、 R,D、)、 Ann、 R
ev、 B iochem虹、 673−702. 1
972]。N−グリコシダーゼFを作用させるとルシフ
ェラーゼ分子の大きさは2000−3000ダルトン減
少するが、0−グリコジル化部位に特異的な消化酵素で
はこのような減少は認められない。これらの結果は、ウ
ミボタルルシフェラーゼがN−グリコジル化されること
、ならびにヌクレオチド配列から推定されるポリペプチ
ドの理論分子量と、ゲル電気泳動(第1図)およびゲル
濾過と沈降平衡分析(ツジら、B 1oche+++1
stry 13.5204−5209. 1974)で
測定した天然タンパク質の分子量との差が炭水化物部分
の非存在または存在に関連していることを示している。
アミン末端は、ルシフェリンの構造および反応機構が類
似している他の海洋生物の生物発光反応を触媒する酵素
の構造から類推した。そのような生物としてクラゲ(7
v i c t o r i a )を選び、その生物
発光反応と直接比較した[ジョンソン(Johnson
、 F 、 H、)ら、Methods Enzymo
l、 57. 271291、1978]。
似している他の海洋生物の生物発光反応を触媒する酵素
の構造から類推した。そのような生物としてクラゲ(7
v i c t o r i a )を選び、その生物
発光反応と直接比較した[ジョンソン(Johnson
、 F 、 H、)ら、Methods Enzymo
l、 57. 271291、1978]。
クラゲの発光は、カルシウム結合タンパク質、エクオリ
ンによるものであって、このエクオリンがカルシウムイ
オンの存在下で励起されて発光する。エクオリンは、ア
ポエクオリン(アポタンパク質)、コエレンテラジンお
よび酸素分子の錯体であって、エクオリンがカルシウム
イオンと結合すると、配座変化が起こり、タンパク質が
オキシゲナーゼに転換され、次いで、分子内反応により
コエレンテラジンが酸化される。この反応における発光
体はアポエクオリンに結合した励起状態のコエレンテラ
ジンである[シモムラ(S hiIIlomura。
ンによるものであって、このエクオリンがカルシウムイ
オンの存在下で励起されて発光する。エクオリンは、ア
ポエクオリン(アポタンパク質)、コエレンテラジンお
よび酸素分子の錯体であって、エクオリンがカルシウム
イオンと結合すると、配座変化が起こり、タンパク質が
オキシゲナーゼに転換され、次いで、分子内反応により
コエレンテラジンが酸化される。この反応における発光
体はアポエクオリンに結合した励起状態のコエレンテラ
ジンである[シモムラ(S hiIIlomura。
0、)ら、Tetrahedron Lett、 N
o、31. 2963−2966、1973]。
o、31. 2963−2966、1973]。
ウミホタルとクラゲの生物発光反応の基質構造および機
構は相互に類似しているが殆ど交差反応しない。しかし
ながら、両者のアミノ酸配列の比較から、ウミボタルル
シフェラーゼの2領域(残基97〜154および残基3
53〜411)のアミノ酸配列が、アポエクオリンの1
領域(残基82〜144)のアミノ酸配列と有意な類似
性を示すことが分かった(第5図参照)。第5図は、ウ
ミボタルルシフェラーゼ(a)とクラゲ(A equo
rea)のエクオリン(b)とのアミノ酸配列の相同性
を示す図であって、D ayhof4の突然変異データ
ーマトリックス[デイホッフ(DayhofT、M、O
,)、 Schwartz。
構は相互に類似しているが殆ど交差反応しない。しかし
ながら、両者のアミノ酸配列の比較から、ウミボタルル
シフェラーゼの2領域(残基97〜154および残基3
53〜411)のアミノ酸配列が、アポエクオリンの1
領域(残基82〜144)のアミノ酸配列と有意な類似
性を示すことが分かった(第5図参照)。第5図は、ウ
ミボタルルシフェラーゼ(a)とクラゲ(A equo
rea)のエクオリン(b)とのアミノ酸配列の相同性
を示す図であって、D ayhof4の突然変異データ
ーマトリックス[デイホッフ(DayhofT、M、O
,)、 Schwartz。
R,M、ら、 At1as of Protein 5
equence andS tructure(N a
tional B iochemical Resea
rchFoundation、 Washington
、D、C,)、 Vol、5. pp。
equence andS tructure(N a
tional B iochemical Resea
rchFoundation、 Washington
、D、C,)、 Vol、5. pp。
345−352.1978]における同一残基を2つの
点(=)で示し、類似アミノ酸を1つの点(・)で示し
たものである。番号は各タンパク質のN−末端からの位
置を表す。アポエクオリン分子の大きさはウミボタルル
シフェラーゼの約1/3であり、189個のアミノ酸残
基からなっており、ウミボタルルシフェラーゼの類似領
域の一方または両方が発光に関与していると予測される
。
点(=)で示し、類似アミノ酸を1つの点(・)で示し
たものである。番号は各タンパク質のN−末端からの位
置を表す。アポエクオリン分子の大きさはウミボタルル
シフェラーゼの約1/3であり、189個のアミノ酸残
基からなっており、ウミボタルルシフェラーゼの類似領
域の一方または両方が発光に関与していると予測される
。
アポエクオリンの残基87〜144に相当するウミボタ
ルルシフェラーゼの領域は残基97〜154であり、明
らかに10アミノ酸残基のシフトが認められる。このこ
とは、最初の11個のアミノ酸残基が分泌に必要なリー
ダーペプチドであり、ウミボタルルシフェラーゼのN−
末端が12番目のチロシンであることを示唆するもので
ある(第3図参照)。さらに、アラニンと隣接アミノ酸
残基との関係はシグナル配列の開裂部位に適合している
ジオン・ハイネ(von Heijne+ G、 )ら
、E ur。
ルルシフェラーゼの領域は残基97〜154であり、明
らかに10アミノ酸残基のシフトが認められる。このこ
とは、最初の11個のアミノ酸残基が分泌に必要なリー
ダーペプチドであり、ウミボタルルシフェラーゼのN−
末端が12番目のチロシンであることを示唆するもので
ある(第3図参照)。さらに、アラニンと隣接アミノ酸
残基との関係はシグナル配列の開裂部位に適合している
ジオン・ハイネ(von Heijne+ G、 )ら
、E ur。
J 、 B iochem、 133.17−21.1
983]。以上から、ペプチドの開裂部位は11位であ
り、アミノ末端はチロシンであると予想される。
983]。以上から、ペプチドの開裂部位は11位であ
り、アミノ末端はチロシンであると予想される。
ウミボタルルシフェラーゼのアミノ酸配列のもう1つの
特徴は、非常にシスティンに富む領域がN−末端部分に
存在することである。この領域ではアミノ酸残基39〜
82の間に9個のシスティン残基が認められる。しかし
ながら、ウミボタルルシフェラーゼには遊離のスルフヒ
ドリル基が検出されなかった(ツジら、前掲)ことから
、システィン残基はおそらく分子内のジスルフィド架橋
結合を形成していると考えられる。
特徴は、非常にシスティンに富む領域がN−末端部分に
存在することである。この領域ではアミノ酸残基39〜
82の間に9個のシスティン残基が認められる。しかし
ながら、ウミボタルルシフェラーゼには遊離のスルフヒ
ドリル基が検出されなかった(ツジら、前掲)ことから
、システィン残基はおそらく分子内のジスルフィド架橋
結合を形成していると考えられる。
実施例2 ウミボタルルシフェラーゼを含有スる発現ベ
クターの構築 完全長のウミボタルルシフェラーゼのcDNAをラウス
肉腫ウィルスのロングターミナルリピートのプロモータ
ーの下に置いて発現ベクターを構築した。即ち、ウミボ
タルルシフェラーゼcDNAの5°末端および3°末端
に、それぞれHindI[およびBgl IIリンカ−
(宝酒造)を連結した。Dr。
クターの構築 完全長のウミボタルルシフェラーゼのcDNAをラウス
肉腫ウィルスのロングターミナルリピートのプロモータ
ーの下に置いて発現ベクターを構築した。即ち、ウミボ
タルルシフェラーゼcDNAの5°末端および3°末端
に、それぞれHindI[およびBgl IIリンカ−
(宝酒造)を連結した。Dr。
S 、 S ubramaniから得たホタルルシフェ
ラーゼをコードするプラスミドpR3VL[ドウエツト
(deWet、 J 、 R,) ら、Mol、 Ce
l 1. B iol、 7. 725−73断して
得た線状プラスミドと、上記cDNAのHindII[
およびBgl II断片とを連結することにより、ホタ
ルルシフェラーゼcDNAの代わりにウミボタルルシフ
ェラーゼcDNAを含有するHindl[−BglI[
断片を含有する発現プラスミドpRSVVLを得た。こ
のプラスミドで形質転換した大腸菌、E 5cheri
chia coli pRS V V Lは工業技術院
微生物工業技術研究所に寄託されている(受託臼:平成
元年6月15日、受託番号:FERMp−t0782)
。
ラーゼをコードするプラスミドpR3VL[ドウエツト
(deWet、 J 、 R,) ら、Mol、 Ce
l 1. B iol、 7. 725−73断して
得た線状プラスミドと、上記cDNAのHindII[
およびBgl II断片とを連結することにより、ホタ
ルルシフェラーゼcDNAの代わりにウミボタルルシフ
ェラーゼcDNAを含有するHindl[−BglI[
断片を含有する発現プラスミドpRSVVLを得た。こ
のプラスミドで形質転換した大腸菌、E 5cheri
chia coli pRS V V Lは工業技術院
微生物工業技術研究所に寄託されている(受託臼:平成
元年6月15日、受託番号:FERMp−t0782)
。
実施例3 プラスミドpRSVVLにょるc。
S細胞のトランスフェクフーIンおよびウミボタルルシ
フェラーゼの発現 1、 )ランスフェクション 10cyのペトリ皿に入れた10%ウシ胎児血清()(
yclone)を含有するダルベツコ(D ulbec
co)の改良イーグル培地(日永)lozgにサルCO
3細胞[グルラマン(GluzIIlan、Y、、
Ce1l 23.175−182゜1981:ATCC
CRL1650]を播いた(7X108)。この細胞を
、リン酸カルシウム法[グラハム(G raham、
F 、 L、 )ら、Virology 52.456
−467、 1973およびヴイグラー(Wigler
、 M、 )ら、Ce1114、725−731.19
78]を用い、実施例2で調製したプラスミドpR8V
vL DNA 1oμ9でトランスフェクトした。48
時間インキュベートした後、培地を回収し、細胞を収穫
した。次いで、細胞を凍結および解凍を繰り返した後、
遠心分離することによって細胞抽出物を調製した(de
Wet、 J 。
フェラーゼの発現 1、 )ランスフェクション 10cyのペトリ皿に入れた10%ウシ胎児血清()(
yclone)を含有するダルベツコ(D ulbec
co)の改良イーグル培地(日永)lozgにサルCO
3細胞[グルラマン(GluzIIlan、Y、、
Ce1l 23.175−182゜1981:ATCC
CRL1650]を播いた(7X108)。この細胞を
、リン酸カルシウム法[グラハム(G raham、
F 、 L、 )ら、Virology 52.456
−467、 1973およびヴイグラー(Wigler
、 M、 )ら、Ce1114、725−731.19
78]を用い、実施例2で調製したプラスミドpR8V
vL DNA 1oμ9でトランスフェクトした。48
時間インキュベートした後、培地を回収し、細胞を収穫
した。次いで、細胞を凍結および解凍を繰り返した後、
遠心分離することによって細胞抽出物を調製した(de
Wet、 J 。
R1ら、前掲)。
2、ウミボタルルシフェラーゼ活性の測定1、で調製し
た細胞抽出物および培地のウミボタルルシフェラーゼ活
性を、ウミホタルルシフェリンを基質として測定した。
た細胞抽出物および培地のウミボタルルシフェラーゼ活
性を、ウミホタルルシフェリンを基質として測定した。
容ff120++2のシンチレーションバイアル中、上
記1、で得た培地あるいは細胞抽出物を、200mM
T ris−HCQ(pH7、6)により希釈して全1
を1.5xeとし、Mitchell−Hasting
s光度計に入れた[ミッチェル(Mitchell、G
、W、)ら、Anal、BiocheIll、 39.
243−250.1971]。他方、ツジの方法[Me
thods Enzymol、(57,364−372
,1978)]に従って調製したウミホタルルシフェリ
ンを200J!Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH6,8
)に溶解(−/a度50nM)L、その1.51f2を
シンチレーションバイアルに注入した。ルシフェリンを
注入する直前に光度計のシャッターを開放し、注入した
点を0m1nとし、1.5++in後にシャッターを閉
じ、その間の発光を記録した。
記1、で得た培地あるいは細胞抽出物を、200mM
T ris−HCQ(pH7、6)により希釈して全1
を1.5xeとし、Mitchell−Hasting
s光度計に入れた[ミッチェル(Mitchell、G
、W、)ら、Anal、BiocheIll、 39.
243−250.1971]。他方、ツジの方法[Me
thods Enzymol、(57,364−372
,1978)]に従って調製したウミホタルルシフェリ
ンを200J!Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH6,8
)に溶解(−/a度50nM)L、その1.51f2を
シンチレーションバイアルに注入した。ルシフェリンを
注入する直前に光度計のシャッターを開放し、注入した
点を0m1nとし、1.5++in後にシャッターを閉
じ、その間の発光を記録した。
14C−ヘキサデカン光を標準として光度測定し、光度
を1秒当たりの光量子数に変換した[ハツシング(Ha
stings J、W、)ら、J、Opt、Soc、A
m。
を1秒当たりの光量子数に変換した[ハツシング(Ha
stings J、W、)ら、J、Opt、Soc、A
m。
53、1410−1415.・1963コ。その結果、
トランスフェクトされたCO8細胞の細胞抽出物に僅か
なルシフェラーゼ活性が検出された。しかし、CO8細
胞の培養培地には大量のルシフェラーゼ活性が検出され
たく第4図参照)。この培養培地からの発光は被検培地
の容量に正比例しており、発光は極めて鋭敏であった。
トランスフェクトされたCO8細胞の細胞抽出物に僅か
なルシフェラーゼ活性が検出された。しかし、CO8細
胞の培養培地には大量のルシフェラーゼ活性が検出され
たく第4図参照)。この培養培地からの発光は被検培地
の容量に正比例しており、発光は極めて鋭敏であった。
即ち、ウミボタルルシフェラーゼ発現ベクターでトラン
スフェクトされたCos細胞の培養培地10峠から得た
僅か5μQの試料から、バックグランドよりも明らかに
高いシグナルが検出された。これに対して、DNAをト
ランスフェクトしていないCO8細胞の培養液がまたは
psVOcAT[ゴーマン(G orman、 C、M
、 )ら、Mo1. Cell、 B iol、 2
. 1044−1051. 1982]もしくはpR8
vL[ドウウェット(deWet、 J 、 R,)ら
、Mo1.Ce11.Biol、 Z、 725−73
7.1987]でトランスフェクトされたCO8細胞の
培地および細胞抽出物からの発光は、第4図記載・の発
光よりも2桁以上弱かった。
スフェクトされたCos細胞の培養培地10峠から得た
僅か5μQの試料から、バックグランドよりも明らかに
高いシグナルが検出された。これに対して、DNAをト
ランスフェクトしていないCO8細胞の培養液がまたは
psVOcAT[ゴーマン(G orman、 C、M
、 )ら、Mo1. Cell、 B iol、 2
. 1044−1051. 1982]もしくはpR8
vL[ドウウェット(deWet、 J 、 R,)ら
、Mo1.Ce11.Biol、 Z、 725−73
7.1987]でトランスフェクトされたCO8細胞の
培地および細胞抽出物からの発光は、第4図記載・の発
光よりも2桁以上弱かった。
以上の結果は、再構成されたcDNAが完全長のラミボ
タフレルシフェラーゼcDNAであること、そのcDN
Aがタンパク質を分泌するのに必要なシグナル配列をも
コードしていることを示すものである。
タフレルシフェラーゼcDNAであること、そのcDN
Aがタンパク質を分泌するのに必要なシグナル配列をも
コードしていることを示すものである。
[作用]
本発明のウミボタルルシフェラーゼをコードするDNA
化合物を用いて所望の宿主内でホタルルシフェラーゼを
発現させることができる。ウミボタルルシフェラーゼと
ウミホタルルシフェリンとの化学発光反応は酸素分子の
みを必要とする単純な反応である。しかし基質特異性が
高く、発光の測定感度は鋭敏である。しかも、実施例に
示すように、本発明の発現ベクターでトランスフェクト
されたCO8細胞は、ウミボタルルシフェラーゼを培養
培地に分泌することから、生成物の回収が極めて容易で
ある。これらの事実は、本発明のウミボタルルシフェラ
ーゼをコードするDNA化合物の有用性を明確に示すも
のである。従って、本発明のDNA化合物は生物医学の
分野に限らず、環境を始め、様々な分野で有用と思われ
る。
化合物を用いて所望の宿主内でホタルルシフェラーゼを
発現させることができる。ウミボタルルシフェラーゼと
ウミホタルルシフェリンとの化学発光反応は酸素分子の
みを必要とする単純な反応である。しかし基質特異性が
高く、発光の測定感度は鋭敏である。しかも、実施例に
示すように、本発明の発現ベクターでトランスフェクト
されたCO8細胞は、ウミボタルルシフェラーゼを培養
培地に分泌することから、生成物の回収が極めて容易で
ある。これらの事実は、本発明のウミボタルルシフェラ
ーゼをコードするDNA化合物の有用性を明確に示すも
のである。従って、本発明のDNA化合物は生物医学の
分野に限らず、環境を始め、様々な分野で有用と思われ
る。
第1図は、精製したウミボタルルシフェラーゼのドデシ
ル硫酸ナトリウム/勾配ポリアクリルアミドゲル電気泳
動の結果を表す写真の模写図である。第2図は、ウミボ
タルルシフェラーゼcDNへの制限酵素地図および全長
クローンの構築に用いたクローンの制限酵素地図である
。(a)は完全長のウミボタルルシフェラーゼcDNA
、(b)はりo−ンVL16、(c)はクローンVL1
3の制限酵素部位を示す制限酵素地図であり、(d)は
クローンVL16およびVL18から構築された完全長
cDNAの制限酵素地図である。第3図は、ウミボタル
ルシフェラーゼcDNAのヌクレオチド配列および推定
のアミノ酸配列を示す模式図である。第4図は、CO8
細胞によって合成され分泌されたウミボタルルシフェラ
ーゼの活性の測定結果を示すグラフである。第5図はウ
ミボタルルシフェラーゼ(a)とクラゲのエクオリン(
b)アミノ酸配列の相同性を示す模式図である。
ル硫酸ナトリウム/勾配ポリアクリルアミドゲル電気泳
動の結果を表す写真の模写図である。第2図は、ウミボ
タルルシフェラーゼcDNへの制限酵素地図および全長
クローンの構築に用いたクローンの制限酵素地図である
。(a)は完全長のウミボタルルシフェラーゼcDNA
、(b)はりo−ンVL16、(c)はクローンVL1
3の制限酵素部位を示す制限酵素地図であり、(d)は
クローンVL16およびVL18から構築された完全長
cDNAの制限酵素地図である。第3図は、ウミボタル
ルシフェラーゼcDNAのヌクレオチド配列および推定
のアミノ酸配列を示す模式図である。第4図は、CO8
細胞によって合成され分泌されたウミボタルルシフェラ
ーゼの活性の測定結果を示すグラフである。第5図はウ
ミボタルルシフェラーゼ(a)とクラゲのエクオリン(
b)アミノ酸配列の相同性を示す模式図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ウミボタルルシフェラーゼをコードするDNA化合
物。 2、請求項1記載のDNA化合物を含有する発現ベクタ
ー。 3、プラスミドpRSVVLである請求項2記載の発現
ベクター。 4、請求項2または3記載の発現ベクターを用いて宿主
細胞をトランスフェクトし、培養することからなるウミ
ボタルルシフェラーゼの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1167689A JP2834187B2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | ルシフェラーゼをコードするdna化合物およびそれを含有する発現ベクター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1167689A JP2834187B2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | ルシフェラーゼをコードするdna化合物およびそれを含有する発現ベクター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0330678A true JPH0330678A (ja) | 1991-02-08 |
| JP2834187B2 JP2834187B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=15854409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1167689A Expired - Fee Related JP2834187B2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | ルシフェラーゼをコードするdna化合物およびそれを含有する発現ベクター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2834187B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05256074A (ja) * | 1992-03-11 | 1993-10-05 | Seiki Hanbai Kk | スクリーン巻取装置 |
| US5542464A (en) * | 1992-11-30 | 1996-08-06 | Toso Company, Limited | Roller blind with screen rolled up by a spring and rolled down by hand |
| US5632306A (en) * | 1992-12-22 | 1997-05-27 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Operating valve assembly with electromagnetic proportioning pressure reduction valve |
| US5651390A (en) * | 1992-10-23 | 1997-07-29 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Pressurized fluid supply system |
| EP1925320A2 (en) | 1998-03-27 | 2008-05-28 | Prolume, Ltd. | Luciferases, fluorescent proteins, nucleic acids encoding the luciferases and fluorescent proteins and the use thereof in diagnostics |
| US7989621B2 (en) | 2005-09-26 | 2011-08-02 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Method for producing substituted imidazo[1,2-A]pyrazines of (s)-1-(3-(2-sec-butyl-6-(1h-indol-3-yl)-3-oxo-3,7-dihydroimadazo[1,2-a]pyrazin-8-yl)propyl)guanidine |
-
1989
- 1989-06-29 JP JP1167689A patent/JP2834187B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05256074A (ja) * | 1992-03-11 | 1993-10-05 | Seiki Hanbai Kk | スクリーン巻取装置 |
| US5651390A (en) * | 1992-10-23 | 1997-07-29 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Pressurized fluid supply system |
| US5784885A (en) * | 1992-10-23 | 1998-07-28 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Pressurized fluid supply system |
| US5845678A (en) * | 1992-10-23 | 1998-12-08 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Pressurized fluid supply system |
| US5542464A (en) * | 1992-11-30 | 1996-08-06 | Toso Company, Limited | Roller blind with screen rolled up by a spring and rolled down by hand |
| US5632306A (en) * | 1992-12-22 | 1997-05-27 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Operating valve assembly with electromagnetic proportioning pressure reduction valve |
| EP1925320A2 (en) | 1998-03-27 | 2008-05-28 | Prolume, Ltd. | Luciferases, fluorescent proteins, nucleic acids encoding the luciferases and fluorescent proteins and the use thereof in diagnostics |
| US7989621B2 (en) | 2005-09-26 | 2011-08-02 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Method for producing substituted imidazo[1,2-A]pyrazines of (s)-1-(3-(2-sec-butyl-6-(1h-indol-3-yl)-3-oxo-3,7-dihydroimadazo[1,2-a]pyrazin-8-yl)propyl)guanidine |
| US8343729B2 (en) | 2005-09-26 | 2013-01-01 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Luciferin luminescent substrate of marine ostracod crustacean and method for production thereof |
| EP2940020A1 (en) | 2005-09-26 | 2015-11-04 | National Institute of Advanced Industrial Science and Technology | Luciferin luminescent substrate of marine ostracod crustacean and method for production thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2834187B2 (ja) | 1998-12-09 |
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