JPH0330996A - 感熱穿孔性フィルムおよびそれを用いた感熱孔版用原紙 - Google Patents

感熱穿孔性フィルムおよびそれを用いた感熱孔版用原紙

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JPH0330996A
JPH0330996A JP16388889A JP16388889A JPH0330996A JP H0330996 A JPH0330996 A JP H0330996A JP 16388889 A JP16388889 A JP 16388889A JP 16388889 A JP16388889 A JP 16388889A JP H0330996 A JPH0330996 A JP H0330996A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感熱穿孔製版などの印刷に用いる熱穿孔性が優
れた感熱穿孔性フィルム、および該フィルムを用いた高
解像度の感熱孔版用原紙に関する。
〔従来の技術〕
従来より、感熱穿孔性フィルムと多孔質状支持体とを積
層して感熱孔版用原紙とし、リーマルヘッドやキセノン
フラッシュ、ハロゲンランプ、フラッシュバルブなどの
閃光照射、或いはレーザー(ガスレーザー、固体レーザ
ー、半導体レーザー)などを熱源として16dot/I
M1程度の高品質製版を1qる技術が知られている(特
開昭62−282983号公報)。
また従来公知のこれらの製版には多くの場合結晶性のポ
リエステルを2軸延伸して成膜したフィルムが感熱穿孔
用フィルムとして用いられている。
例えば特開昭63−312192号公報には結晶性のポ
リエチレンテレフタレートを2軸延伸したものが開示さ
れているが、低熱源の感熱穿孔では穿孔感度が不十分で
高画質の印刷物が得られないという問題点を有していた
また、特開昭62−282983号公報及び特開昭63
286398号公報には高感度感熱穿孔性フィルムが記
載されているが、これらのフィルムを用いると低熱源で
の穿孔性は確かに改良されているものの熱穿孔時に若干
開孔部が広がり過ぎる傾向があり、印刷物も16dat
/ mtn以上の高密度の画像を持つ高解像度のものは
得られなかった。
〔発明が解決しようとづる課題〕
上記した従来の高感度フィルムは穿孔感度を高めるため
にフィルムに高度の配向をかけていたのでフィルムの熱
収縮特性が大きくなっていた。そのため熱穿孔時に大き
な収縮応力が急激にフィルムにかかり、開孔部が広がり
過ぎる傾向にあった。
従って得られた印刷物の解像度もあまり良くなかった。
そればかりでなく、この高度な配向は感熱孔版用原紙に
した際、フィルムのカールの原因にもなっていた。
本発明は、これらの課題を解決し感熱穿孔製版にした際
に、高感度で且つt8dat/#以上の高密度画像が再
現性よく得られる高解像度感熱穿孔性フィルムを提供す
ることを課題とするものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明者らは
上述の課題を解決すべく研究した結果、フィルムの厚み
及び加熱収縮特性を特定することにより16dOt/#
以上の解像度をもつ穿孔性フィルムが得られること及び
カールの発生を押さえられることを見出だし、本発明に
到達した。
すなわら、本発明はビカット軟化点が20〜150℃の
範囲内であり且つ結晶化度が30%以下である熱可塑性
樹脂からなる加熱収縮率の最大値XmaXが5〜50%
の範囲内で加熱収縮応力の最大値Y□aXが5〜150
 g/mm”の範囲内であり且つ感熱穿孔性フィルム、
およびそれに多孔質状支持体をはりあわせた感熱孔版用
原紙を提供づるものである。(但し上記においてXma
x(%〕は温度Tdにおける加熱収縮率の最大値を表わ
し、Y〔97111m2〕は温度Tdにおける加熱収縮
応力の最大値を表わし、Td(’C)はYIOが” m
axより高温で初めて2g/u2LX下となる温度を表
わし、Y、。3k(ff/mm”)は測定条例下で加熱
収縮応力の発現開始後20秒間の時間Tdにおける最大
値を表わす。またY、。(g/n+m”)は測定条例下
で加熱収縮応力の発現開始後10秒後の値を表わし、”
max〔℃〕はYpeakが最大値となる温度を表わす
。)一般にビカツト軟化点は結晶化度或いは混合づる他
の重合体、添加剤などに影響され、フィルムの特に解像
度と穿孔性の因子となっている。本発明においてこのフ
ィルムのビカット軟化点は20〜150′Cの範囲内に
なければならず、好ましくは30〜140℃、より好ま
しくは40〜120°C,最も好ましくは45〜100
℃の範囲である。
すなわち、上記範囲の上限を越えるとフィルムに加工(
特に延伸)する場合の温度が高くなり、結晶性樹脂では
結晶化が高度に進みやすくなって耐熱性が付与されるの
で、低熱源穿孔性の面からは好ましくはない。また下限
より低いとフィルムの寸法安定性、経時的な特性の安定
性、解像度に悪い影響を与えるばかりでなく、原子の製
造工程と原稿および゛リーマルヘッドとの穿孔時のフィ
ルム変形成いは熱融着などの問題を生じ好ましくない、
又そのような問題の結果として解像度も低下する。
次にフィルムの結晶性について説明する。
本発明のフィルムは低熱源のリーマルヘッドなどを用い
て感熱穿孔製版することをおらな目的とするものである
から、使用する熱可塑性樹脂もそのような低熱源で感熱
穿孔するようなものが望ましい。そのようなポリマーと
しては特開昭62282983M公報に開示されている
ように、その結晶化度が実質的に非晶質なレベルから3
0%以下までのものでなければならない。好ましくは2
0%以下、より好ましくは10%、最も好ましくは実質
的に非晶質なレベルが望ましい。このような低結晶性あ
るいは非晶質のフィルムは、感熱穿孔時に熱溶融する際
に結晶部分の融解エネルギーが非常に小さいために低熱
源で良好に穿孔されるのである。
本発明のフィルムの作製に用いられる熱可塑性樹脂はフ
ィルムに成膜した際のビカット軟化点、結晶化度が上述
の特性範囲にはいっていればその種類は問わない。これ
らは単一成分からなる必要はなく数種類の熱可塑性樹脂
からなるコポリマーや混合物であってもよい。またこれ
らの熱可塑性樹脂にグリセリンエステルなどの添加剤、
シリコーン、シリカなどの滑剤、可塑剤、Aリゴマ−な
どを添加、混合したものでもよい。
フィルムに成膜された際これらの条イ1を満たす熱可塑
性樹脂としては、例えば非結晶性から低結晶↑4までの
、ポリエステル(特に非晶質のイーストマンコダック社
のPETG6763相当品)、共重合ナイロン(好まし
くは非結晶性)、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸ビ
ニルの]ポリマー、塩化ビニリデン系共重合樹脂などが
好ましい。
本発明のフィルム成膜法は公知の方法が用いられ、例え
ば、テンター法による同時または逐次2軸延伸、チュー
ブラ法、溶液流延法、ダイレクトインフレーション法、
■ダイキャスト法などの方法、あるいはそれらの方法で
成膜したフィルムに延伸処理、熱処理及び表面処理など
施したものでも良い。いずれにしてもそのフィルムの最
終段階で前記の請求項に記載した条イ1を満足していれ
ばよいのである。
つぎに、本発明の高解像度感熱穿孔性フィルムは、加熱
収縮応力の湿度変化をとったときの最大値Y   (9
/mm2)が5〜1509/mm2(7)範囲aX 内、好ましくは5〜100g/mm2、最も好ましくは
10〜80g/ml112の範囲内であることが必要で
ある。この加熱収縮応力の最大値YITlaxとは、各
測定温度に設定されたシリコーンバス中にシンプルを浸
漬直後から20秒間の間に観測される加熱収縮応力の最
大値(Ypeak (9/mm2) )を各温度Tに対
してグラフ化した際の、王TdにおけるYpeakの最
大値である(図11図2参照)。
又、本発明のフィルムが該最大値YlIlaxを示す温
度であるTll1axは50〜180℃の範囲内である
ことが好ましく、より好ましくは60〜160℃、最も
好ましくは70〜130℃である。この温度’maXは
、本来ビカット軟化点、ガラス軟化点などのポリマーに
固有の性質と、フィルム成膜温度などの加工条付とによ
って左右されるものである。つまりこの上限値を越える
フィルムというのは、もともと主に結晶化度が高いポリ
マーやフィルム成膜の際に高温処理され結晶化の進んだ
フィルム等である。従ってそのようなフィルムは結晶化
度が高いフィルムと同じになるので、結晶化度の上限と
同じ理由で制限される。下限については特にフィルムの
j法衣定性から制限され、この温度’maxがあまり低
温であると常温側近から熱収縮がおこり低温での1法安
定性が悪くなる。
また加熱収縮率(X(%〕)は、その温度変化に対づる
最大値Xmaxが5・〜50%の範囲内であることが必
要で、好ましくは10〜40%、より好ましくは12〜
35%、最も好ましくは12〜30%の範囲内である。
加熱収縮特性(Y   、X   )がこれらの下ma
x      max 限値よりも小さければ感熱穿孔の際、熱溶融したフィル
ムを周囲に広げる力が小さくなるので、例えば多孔質状
支持体上のフィルムの穿孔カスがあまり収縮しないで大
ぎく残ったり、或いは開孔部も完全に開孔しきらなかっ
たりして開孔部上にフィルムが残る。残ったフィルムは
印刷時のインクの通りを妨げ、いわゆる「白ヌケ」のあ
る画像(本来全面にインクが着いて印刷されるべき画面
「黒ベタ」に、インクが着いていない部分が白く残って
印刷されているような画像)になつでしまい良好な画像
が1″、7られない。また上限値はフィルムの穿孔の際
の開孔部の広がり過ぎが起こらず高密度穿孔が可能な限
界である。
しかし本発明のような高密度穿孔が可能な高解像性能を
持つ感熱穿孔性フィルムは以上のように加熱収縮特性を
押さえるだCノではまだjqられない。
本発明者らは、実際の穿孔時の温度条例において極短時
間にフィルムにかかる熱収縮応力が大きいほど開孔部が
広がり過ぎる傾向にあるという点に着目し、高密度穿孔
が可能になるためには熱穿孔時にフィルムにかかる応力
が小さいだけでなく、特定の性質を持つ必要があること
を見出した。そこで、その点で更に検討の結果この熱穿
孔時の応力の特定の性質とは次に述べるような加熱収縮
応力の性質で表されることをつぎとめた。なお特にルー
リ゛−1LED等の手段で非接触又は軽接触で穿孔する
場合、孔部の広がりが重要な問題となり、リーマルヘッ
ドで高押■で穿孔する場合より影響が大きい。本発明は
好ましくは、後者のみならず、前者の場合のように、非
接触ないし軽接触で極短時間穿孔(例えばμsec 、
 n5ecオーダー)に特に有効である。
各測定温度で加熱収縮応力の測定時間中(20秒)に観
測される最大(m (Ypeak (9/mm” ) 
)(℃〕)よりも高い温度(−rd  (’C) )で
加熱収縮応ツノを測定時間に対してグラフ化し読みとる
。なお、このTdという温度は、各測定温度における加
熱収縮応力の測定開始後10秒後の値発明のフィルムは
、温度下dにお(Jる加熱収縮応g/mm2以下、さら
に好ましくは60g/mm2以下、最も好ましくは40
g/mm2以下であるのがよい。
つまり加熱収縮応力の測定の際、フィルムが感熱穿孔す
るぐらいの高温(結晶性のポリマーならその融点、非結
晶性のポリマーならそれが溶融してしまう温度近く)ま
で加熱すると、本発明に用いられるようなポリマーでは
測定開始後10秒後の加熱収縮応力の値YIOは29/
In2以下となる。
これはこのような高温では加熱収縮応力は発生するが直
ぐに脱応力してしまうためと考えられる。
いよこの温度をTd(℃)とする。従来のフィルムはこ
の湿度Tdにおいて加熱収縮応力を測定した際、測定時
間中に現れる最大価Y、。akは浸漬直後に発現し、値
が大きいものであった。このようなフィルムは熱穿孔の
時リーマルヘッドなどで高温に急加熱される際にも同じ
ように急激な応力がかかり開孔部が広がり過ぎるのであ
る。
本発明者らはこのような開孔部の広がり過ぎを防ぐため
には、本発明で使用されるようなポリマーの溶融特性で
は、温度Tdにおいて該応力Ypeakhり100g/
IM12以下でなく T ハ”; ’) j; L’ 
コとを見出した。このような特性を満たづようなフィル
ムであれば熱穿孔時に急激に応力がかからず開孔部が広
がり過ぎないのである。
また高感度で高所(!!度穿孔を可能にするためにはフ
ィルム1tみ(d〔μTrL〕)は0.2〜3.0 t
lTn。
の範囲内にあることが必要で、好ましくは0.3〜2.
5μ7Lより好ましくは0.4〜2.0 μ7r?、、
最も好ましくは0.5〜1.8μmの範囲内である。該
厚みの上限3μ瓦よりb厚いものは穿孔感度が大ぎく低
下し、また1ノーマルヘツドなどの熱源からの信号(熱
)に正確に反応しにくくなる。下限は加工性(延伸、巻
取、ラミネートなど)、耐刷性、フィルム強度、フィル
ム取扱いやづざなどから制限される。
本発明の感熱孔版用原紙は、上記に示された感熱穿孔性
フィルムを多孔質状支持体に貼り合Uることにより得ら
れる。ここで使用される多孔質状支持体とは印刷インク
の透過が可能で、フィルムが穿孔されるような加熱条イ
1では実質的に熱変形を起こさない天然繊維、再生繊維
、合成繊維又はこれ等の混合体などを原料(こした多孔
質状支持体である。そのようなものには不織布、織布な
とまたはその他のインク透過性多孔体などが用いられる
。薄葉紙状の不織布の場合は3〜30び/尻の目付のも
のが好ましく、4〜15g/mのものがさらに好ましい
。メツシュ状の織布の場合は、15〜500メツシユ、
好ましくは50〜300メツシユ、より好ましくは80
〜250メツシユである。これらはインクの通り易さも
考慮して適当なものを選んで使用すれば良い。
感熱穿孔性フィルムと多孔質状支持体との貼り合わせは
フィルムの穿孔特性を妨げないならば特に限定されるも
のではなく、一般的には接着剤などを用いて行う。その
場合は、接着剤を溶媒に溶かしてラミネートするか、ま
たはホットメルト型、■マルジョン・ラテックス型、反
応型、粉末型など各種の接着剤を通常公知の方法でラミ
ネートすればよい。好ましい接着剤けは0.1〜8g/
Td、より好ましくは0.4〜4g/m、ざらに好まし
くは0.6〜4g/TIt1最も好ましくは0.6〜3
g/尻である。
本発明のフィルムに用いられる熱可塑性樹脂に関する好
ましい場合の溶融粘度の温度係数(ΔT/ΔIooVI
)は、剪断速度が6.08sec−’の条イ1で測定し
た樹脂の溶融粘度(Vl (Doise ) )の対数
値(10gvI:この場合Vlの単位は考えず係数部分
のみを考える)が5から4に変化するのに要する温度差
(ΔT(°C))をその溶融粘度の差(ΔIogVI(
−)この場合は1になる)で除したものである。ただし
この場合のように“係数″と表示づる場合は潰例により
単位は省略する。本発明のフィルムに用いられる熱可塑
性樹脂において好ましいΔT/Δlog Vlはこの値
が3〜2501もしくは5−150の範囲内のものであ
る。これらの上限値はシャープな熱穿孔に必要なフィル
ムの流動性及びフィルムの成膜、加工性などによって制
限され、下限値は本来、ポリマーの分子構造や重合度に
由来し、フィルム押し出し、延伸などの加工性が阻害さ
れない程度で必り、またフィルム強度が実用的にラミネ
ート、穿孔、印刷に耐え得る範囲までであり、取り扱い
やすさに関わってくるものである。
また上記条11で10(]VI=5を与える測定温度条
件が90℃〜300℃の範囲内にあることが好ましく、
より好ましくは120〜280℃の範囲内である。あま
り上限温度が高いとサーマルヘッドおよびレージ“−1
特に半導体レージ“−などのような低熱源での穿孔には
適さない。また下限はフィルムが感熱穿孔哨にノイズを
拾わないこと、低温での1法安定性が良いことなどによ
り制限される。
〈測定方法〉 以下に前記の各項目の測定法についてのべる。
■フィルムの結晶化度 測定方法はX線法で結晶化度を明確に固定したリンプル
を標準とし密度法で求めるか、または上記標準シンプル
と被測定リンプルをDSC法で測定し、両者の融解エネ
ルギーの面積比で求めても良い。ただしこのときは10
℃/minの速度で昇降温して測定するものとする。一
般にポリエチレンテレフタレート(P[ET>の場合の
結晶化度(Xo (%〕)は加工茶11により異なり、
25℃での密度(ρ(g/cm”))と結晶化度との関
係式%式%) であることが知られており、実施例ではこれに測定密度
(ρ)を代入して線用した。ここではフィルム密度はJ
IS K−7112に準じて密度勾配管法により23°
Cで測定し湿度換算して上記式に代入した。
■ヒカット軟化点 AST)l D1525−82により測定した(荷車1
Kg、2°C/分の昇温スピードで測定)。
■溶融粘度の温度係数 ■東洋精機製作所製キVピログラフ(毛管流動性試験機
・キャピラリー径1.0#・長さ10、O履(形式E型
))を用いて、加熱温度を10’Cピツチで変化させ、
各温度にお(プる溶融粘度(VI(poise ) )
 ヲ剪断速度が6.08sec−1(押し出し速度0.
5m/5ec−1)の条(41で測定し、樹脂の溶融粘
度の対数値と加熱温度の関係をグラフ化し、そのグラフ
からl0CI Vlが5.0から4.0に変化するのに
要した温度差(Δ丁)を溶融粘度の温度勾配として読み
取った。
■加熱収縮応力 フィルムを縦方向、及びそれに垂直な方向にそれぞれ2
部m幅で1ノンプリングしチャック間50.でストレイ
ンゲージにセットした。それをあらかじめ各温度に加熱
しておいたシリコーンバス中に10cm/Secの速度
で浸漬し、発生した荷重(g)を横河北辰電機製バーチ
カルペンレ]−ダー(type3056、lミネベア株
式会社yu −GAGE typeUT)で記録した。
ヂャート速度は60CIR/min 。
加熱収縮応力の測定はシンプルの1部でもシリコーンバ
スに浸漬した瞬間から20秒間行う。加熱収縮応力はこ
の値から非出した。
なお、測定温度は、60.80. 100. 120.
 140゜160 、180℃とした。
■ 加熱収縮率 該フィルムを4o[x4o=に1ノンプリングする。
あらかじめ測定温度に加熱しておいたシリコーンオイル
バスに浸漬し、その開始10秒後の寸法変化量をもって
加熱収縮率の値とする。こちらも縦横2方向の平均をと
った。
■穿孔感度 1)サーマルヘッド製版 実施例1〜4の感熱孔版用原紙を理想科学工業社製リソ
グラフ007−DPE(印刷スピード目盛り「4」〉を
用いて製版・印刷を行なった。この画像を肉眼及び顕微
鏡で観察しその解像度を調べ、本発明の目的であるIB
dO1/Irun以上の解像度が19られるかどうかを
評価した。また穿孔感度に関しては製版エネルギーを0
.07mj / dotに調整して、製版し、印刷を行
ない、印刷部分の黒ベタ部(6姻四方程度の正方形の面
積の全面を穿孔し)の濃度が十分であるかどうかで判断
した。以上の解像度と穿孔感度を指標として感熱孔版用
原紙の性能を評価した。そのランクは以下のようにした
穿孔感度(黒ベタ部の′a度)に関して◎(良好):1
度が濃く非常に良好。
○(十分):◎はとではないが通常の印刷なら十分な濃
度を持つ。
△(可能):ややかすれているが判別可能である。
X(不可):かすれがひどく判別不可能である。
高解像性に関して A : 16dat/馴以上の解像度が得られる。
B : 16dat/m以上の解像度が得られなかった
このうら穿孔感度に関しては◎、O1Δを合格とし、高
解像性に関してはAを合格とした。
2)レーデ−製版 波長1.064μmのY A Gルーリ゛−(ビーム径
=3順φ)を用いて、半導体レーザー並みの低エネルギ
ーにしてパルス穿孔を行なった。パルス時間は、10n
SeC,lパルスの照射面積を20μTrL×20μ面
とし1ffill+当り40ドツトの照射を行ない、エ
ネルギーを変えて1ノ一マルヘツド製版と同様に印刷後
評価を行なった。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらに限定
されるものではない。
実施例 1 酸成分としてテレフタル酸を主体とし、ジオール成分と
して1.4−シクロへキリンジメタツール30モル%、
エチレングリコール70−[ル%を主体とした成分より
なる実質的に非晶質な共重合ポリエステル(ビカツ1〜
軟化点:82℃、Tg:81℃、密B : 1.27g
/cm” 、平均分子126000 、極限粘度0.7
5、イーストマンコダック社のPE丁G6763相当品
)をインフレーションダイによる押出操作によりいった
/υ原反を作製した後、これをデユーブラー法により1
14℃で同時2軸延伸してフィルムを成膜した。延伸倍
率は縦3倍、横3倍で、厚みは、1.3μmであった。
該フィルムのビカツ(〜軟化点はポリマーの該値と変わ
らずフィルム成膜による結晶化もなかった。
加熱収縮率の最大値は35%、または加熱収縮応力の最
大値Y  は1509/s2であり、さらにmax 加熱収縮応力がYmaxとなる温度” maxが、85
°C1T、1が151℃、l−dにお【)る” pea
kは80g/#2であった。
このフィルムに支持体として目付8 g/mのマニラ麻
製繊維を主体とする薄葉紙を、酢酸ビニル系接着剤のメ
タノール溶液(固形成分が2g/TItとなるように濃
度、塗45量を調整)を用いて貼り合わけ、乾燥さけて
感熱孔版原紙とした。前述の方法で測定した、この感熱
孔版用原紙の穿孔感度は◎、高解像性はAであった。
実施例 2 実施例1と同じ熱可塑性樹脂を用い実施例と同様な条例
下でインフレーション法により厚み2.5μrnのフィ
ルムを成膜した。
該フィルムのビカット軟化点は、ポリマーの該値と変わ
らずまた結晶化もしていなかった。
加熱収縮率の最大値は30%、加熱収縮応力の最大値Y
  は1179/s”であり、さらにmax 加熱収縮応力がY  となる温度’maxが85℃、m
ax Tll1axよりも高温のYIOが2’;J/mm2以
下となるこのフィルムを用いて実施例1と同様の方法で
感熱孔版用原紙を得た。この感熱孔版用原紙の穿孔感度
はΔ、高解像性はAであった。
実施例 3 実施例1と同じ熱可塑性樹脂をこの樹脂に対して良溶媒
であるり1コロホルムに溶解し10ii%溶液を調製し
た。これを平滑面上に流延し高速乾燥してフィルムを成
膜した。
該フィルムのビカット軟化点はポリマーの該値と変わら
ず、また結晶化はしていなかった。
加熱収縮窓ツノの最大値Y  は17g/#2またma
x 加熱収縮率の最大値は14%であり、ざらに加熱収縮応
力がYIIl、xとなる温度’ maxが80℃、Td
が130°C,TdにおけるYpeakは9g/rM1
2であった。またフィルム厚みは0.5μm/1μIr
L/2μmになるように調製した。
このフィルムを用いて実施例1と同様の方法で感熱孔版
用原紙を得た。この感熱孔版用原紙の穿孔感度は0.5
t1m/”I u7rL/211mの順に◎/○/△、
高解像性はすべてAであった。
実施例 4 熱可塑性ポリマーとしてポリ塩化ビニル(ビカット軟化
点=74℃、平均分子fu64000)をこの樹脂に対
して良溶媒であるTHF(テトラヒドロフラン)に溶解
し10重♀%溶液を調製した。これを平滑面上に流延し
高速乾燥してフィルムを成膜した。
該フィルムのビカット軟化点はポリマーの該値と変わら
ず、また実質的に非晶質であった。
該フィルムの加熱収縮応力の最大値YllI8xは18
g/#2、また加熱収縮率の最大値は25%であり、さ
らに加熱収縮応力がY  となる温度’maxがmax 82°C,Tdが138℃、ぞのときのYpeakは1
0g/Irun2であった。またフィルム厚みは0.5
μm/1μm/2μmになるように調製した。
このフィルムを用いて実施例3と同様の方法で感熱孔版
用原紙を作製した。この感熱孔版用原紙の穿孔感度は0
.5μTrL/1μTrL/2μmの順に◎10/Δ、
高解像性はづべてAであった。
実施例 5 熱可塑性ポリマーとして塩化ビニル90wt%、耐酸ビ
ニル10wt%の共小合ポリマー(ビカット軟化点二6
5℃)をこの樹脂に対して良溶媒であるTI−IF(テ
トラヒドロフラン)に溶解し10重量%溶液を調製した
。これを平滑面上に流延し高速乾燥してフィルムを成膜
した。
該フィルムのビカット軟化点はポリマーと変わらず、ま
た実質的に非晶質であった。
このフィルムの加熱収縮応力の最大値Ymaxは15g
/m12、また加熱収縮率の最大値は28%であり、ざ
らに加熱収縮応力がYmaxとなる温度T  が78°
C,Tdh(128°C1そのとぎのYpeakaX は8g/m”であった。またフィルム厚みは0.5μm
/1μTrL/2μmになるように調製した。
このフィルムを用いて実施例3と同様の方法で感熱孔版
用原紙を作製した。この感熱孔版用原紙の穿孔感度は0
.511m1’I uTrL/2tlTnの順に◎/○
/△、高解像性はすべてAであった。
実施例 6 熱可塑性ポリマーとして実施例1と同じポリマーを用い
て、これを1−ダイキVス1〜法にて押出し成膜した。
フィルム厚みは1.3μm/2..4μmであったく押
出し温度230℃、チルロール温度60℃)。
該フィルムのビカット軟化点、結晶化度はボリマー自身
の値と変わらなかった。
このフィルムの加熱収縮応力の最大値”maXは1.3
/ 2.4μの順に110/45g/m” 、また加熱
収縮率の最大値はいずれも35%であり、さらに加熱収
縮応力がY  となる温度’ maxが80℃、maX Tdが130℃、そのときのYpeakは1.3/ 2
.4μの順に15/10g/  であった。
これを用いてて実施例1と同様の方法で原紙を作製した
。この感熱孔版用原紙の穿孔感度は1.3μm/ 2.
4μmの順に◎/○、高解像性はすべてAであった。
実施例 7 熱可塑性ポリマーとして実施例1と同じポリマーを用い
て、これをインフレーション法にて縦横それぞれ5倍に
延伸成膜(延伸温度115℃)したフィルムを、170
℃で10分間緊張下熱風処理を施した。該フィルムのビ
カット軟化点はポリマーの該値と変わらず、また実質的
に非晶質であった。
該フィルムの厚みは0.5μm/’1m/2μmに調製
した。
であり、さらに加熱収縮応力がYmaxとなる温度’m
axが125°C5Tdが165℃、ソノトキノYpe
akは29/#12であった。
これを用いて実施例]と同様の方法にて感熱孔版用原紙
を作製した。この感熱孔版用原紙の穿孔感度は0.5μ
7??、/ 111m/ 2 tlTHの順に◎10/
Δ、高解像性はすべてAであった。
実施例 8 熱可塑性ポリマーとして実施例1と同じポリマーにアセ
チレンブラックを3%添加したものを同時2@延伸法に
て100°Cで縦横それぞれ4倍に延伸し成膜したフィ
ルムを170℃で10分間緊張下熱風処理を施した。該
フィルムのビカット軟化点はポリマー自身の値と変わら
ず、また実質的に非晶質であった。該フィルムの厚みは
1μm/3μmに調製した。
このフィルムの加熱収縮応力の最大値Ymaxは189
/履2、また加熱収縮率の最大値は18%であり、さら
に加熱収縮応力がYlilaxとなる温度−[1Tla
xが125℃、−rdが165°C1そのとぎのYpe
akは2g/IM42であった。
これを用いて実施例1と同様の方法にて感熱孔版用原紙
を作製した。この原紙を用いてレーザー製版を行なった
ところ、穿孔感度は1μm/2μmの順に◎/◎、高解
像性はすべてAであった。
比較例 1 熱可塑性ポリマーとして実施例1と同じポリマーを用い
て、これをインフレーション法にて105℃で縦横それ
ぞれ5倍に延伸しフィルムを成膜した。
該フィルムのビカット軟化点、結晶化度はポリマー自身
の値とほぼ同じであった。
Y  は450ヒ/!rt!n2であり、加熱収縮率の
maX 最大値は75%、ざらにYが温度に対して最大値YII
、axとなる温度Tmaxは88℃、T、が156℃、
そのときY、。、には250g/sI2あった。フィル
ム厚みは0.5μTrt/1 μTrt/2μmであっ
た。
このフィルムを用いて実施例1と同様の方法にて原紙を
作製した。この感熱孔版用原紙の穿孔感度(よ0.5μ
m/1 um/2 μmの順に◎/◎/○、高解像性に
ついては、通常の文字や記号に関しては十分であったが
16dOL/g以上の解@度という点ではプベてBであ
った。
比較例 2 フィルム厚みを3.5μm15μmとしたほかは実施例
1と同じ熱可塑性樹脂を用い、実施例1と同様の方法で
フィルムを作製した。ビカット軟化点、結晶化度、加熱
収縮特性の8値などは実施例1と変わらなかった。
このフィルムを実施例1と同様の方法で作製した感熱孔
版用原紙の穿孔感度は3.5μTrt/5μmの順にQ
/△、高m像性については通常の文字や記号に関しても
十分とはいえずづべてBであった。
比較例 3 フィルム厚みを3.5μTrt/5μmとしたほかは実
施例3と同様に行なった。
ビカット軟化点、結晶化度、加熱収縮特性の8値などは
実施例3と変わらなかった。
このフィルムを用いて実施例3と同様の方法で感熱孔版
原紙を作製した。この原紙の穿孔感度は3.5μmrL
15μTnとしに×、印刷物の濃度が薄く、従って解像
度はBであった。
比較例 4 フィルム厚みを3.5μ7rL15μmとした他は実h
%例7と同様の方法でフィルムを成膜した。ビカツ1へ
軟化点、結晶化度、加熱収縮特性の8値などは実施例7
と変わらなかった。
このフィルムを用いて感熱孔版川原紙を作製した。この
原紙の穿孔感度は3.5μTrL15μmの順に×/X
1従ってこれも印刷物の濃度が薄く、従って解@度はB
であった。
比較例 5 熱可塑性ポリマーとして実施例1と同様なポリマーにア
レチレンブラックを3wt%添加したものを100°C
で縦横人々4倍に同時21NI延伸を行ない、フィルム
を成膜した。該フィルムのビカット軟化点はポリマー自
身の値と変わらず、また実質的に非晶質であった。該フ
ィルムの厚みは1μTrL/3μmに調製した。
このフィルムの加熱収縮応力の最大値Ymaxは400
g/履2、また加熱収縮率の最大値は67%であり、さ
らに加熱収縮応力が7m8xとなる温度これを用いて実
施例1と同様の方法にて感熱孔版用原紙を作製した。こ
の原紙を用いてレーデ−製版を行ない印刷したところ、
穿孔感度は1μb/3μmの順に◎/◎であったが孔が
広がる傾向に有り、従って印刷物の高解像性はすべてB
であった。
(発明の効果〕 本発明の感熱穿孔性フィルムは、感熱孔版用原紙に用い
られたとき低エネルギーの製版機でも高エネルギーの製
版別でも高感度かつ高密度穿孔が可能であり、従って高
品質画像の印刷物が得られる。
また、レーザー等により微細且つ高密度に穿孔された該
フィルムは光学フィルター、透気性フィルムとして使用
され、本発明フィルムを使用することにより安価で且つ
高精度に製造することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図1は加熱収縮応力の時間θ変化をとったときの8値Y
Y  の関係を図示したものであり、peak゛10 図2は加熱収縮応力の温度変化をとったとぎのYpea
k、Yloの挙動、及びY、Hさらmax      
max に、”maxよりも高温で初めてYIO≦2となる温度
−I−dとそのときの応力を図示したものである。 図 〔加熱収縮応力の時間依存〕

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ビカツト軟化点が20〜150℃の範囲内であり且
    つ結晶化度が30%以下である熱可塑性樹脂からなる加
    熱収縮率の最大値X_m_a_xが5〜50%の範囲内
    で、加熱収縮応力の最大値Y_m_a_xが5〜150
    g/mm^2の範囲内であり、且つ温度T_dにおける
    加熱収縮応力Y_p_e_a_kが100g/mm^2
    以下で、厚みが0.2〜3.0μmの範囲内である感熱
    穿孔性フィルム。 (但し、上記において X_m_a_x〔%〕は温度に対する加熱収縮率の最大
    値を表わし、 Y_m_a_x〔g/mm^2〕は温度に対する加熱収
    縮応力の最大値を表わし、 T_d〔℃〕はY_1_0がT_m_a_xより高温で
    初めて2g/mm^2以下となる温度を表わし、 Y_p_e_a_k〔g/mm^2〕は測定条件下で加
    熱収縮応力の発現開始後20秒間の時間に対する最大値
    を表わす。 また、 Y_1_0〔g/mm^2〕は測定条件下で加熱収縮応
    力の発現開始後10秒後の値を表わし、 T_m_a_x〔℃〕はY_p_e_a_kが最大値と
    なる温度を表わす。) 2、請求項1記載の感熱穿孔性フィルムに、多孔質状支
    持体をはりあわせた感熱孔版用原紙。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5466521A (en) * 1993-03-25 1995-11-14 Diafoil Hoechst Company, Ltd. Film for high heat-sensitive stencil paper
US5514462A (en) * 1993-08-17 1996-05-07 Diafoil Hoechst Company, Limited Polyester film comprising a mixture of polyesters for highly heat sensitive original sheet for stencil printing
WO2004060691A1 (ja) 2002-12-26 2004-07-22 Mitsubishi Polyester Film Corporation 高感度感熱孔版印刷原紙用ポリエステルフィルム

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US5514462A (en) * 1993-08-17 1996-05-07 Diafoil Hoechst Company, Limited Polyester film comprising a mixture of polyesters for highly heat sensitive original sheet for stencil printing
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