JPH0331121B2 - - Google Patents
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- JPH0331121B2 JPH0331121B2 JP509384A JP509384A JPH0331121B2 JP H0331121 B2 JPH0331121 B2 JP H0331121B2 JP 509384 A JP509384 A JP 509384A JP 509384 A JP509384 A JP 509384A JP H0331121 B2 JPH0331121 B2 JP H0331121B2
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Landscapes
- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、被加工材のむら取り方法およびそ
の装置に関するものである。
の装置に関するものである。
被加工材、例えば長尺の木材をかんな盤にかけ
て定盤面に当接する側の下面および上面を平担に
切削加工するには、一般に手押かんな盤を利用
し、所要厚さに削るために自動一面かんな盤その
他自動多面かんな盤が好適に使用される。ところ
でこの種のかんな盤により、前記被加工材に「か
んな掛け」するに際し重要なのは、被加工材に
「反り」、すなわち固有の曲がりがないことであ
る。被加工材に前記反りがある場合、その反りを
有する面をかんな盤の定盤面に向けて該被加工材
を載置しかんな掛けを行つても、かんな胴の刃部
は被加工材の下面に均一に当接しないため切削不
能個所が生じ、従つて平担な切削面が得られない
ことになる。このように平担面が得られないとい
うことは、結局当該被加工材に引続き別の加工を
施すに当り、基準面が得られないため正確な加工
がなされないことを意味する。
て定盤面に当接する側の下面および上面を平担に
切削加工するには、一般に手押かんな盤を利用
し、所要厚さに削るために自動一面かんな盤その
他自動多面かんな盤が好適に使用される。ところ
でこの種のかんな盤により、前記被加工材に「か
んな掛け」するに際し重要なのは、被加工材に
「反り」、すなわち固有の曲がりがないことであ
る。被加工材に前記反りがある場合、その反りを
有する面をかんな盤の定盤面に向けて該被加工材
を載置しかんな掛けを行つても、かんな胴の刃部
は被加工材の下面に均一に当接しないため切削不
能個所が生じ、従つて平担な切削面が得られない
ことになる。このように平担面が得られないとい
うことは、結局当該被加工材に引続き別の加工を
施すに当り、基準面が得られないため正確な加工
がなされないことを意味する。
そこで前述したように反りを内在している被加
工材の下面を切削するに際して、第1図に示すよ
うに被加工材10の反りを有している下面部12
を定盤14に向けて載置し、かんな胴16におい
て切削する過程いおいて上方からプレスロール群
18により押圧しつつ移送する試みがなされてい
る。しかしこの手段では、かんな胴16により切
削している間だけプレスロール群18によつて被
加工材10の反りを一時的に矯正しているに過ぎ
ないから、下面を切削されかつ前記プレスロール
群18からの押圧を解除された被加工材10には
再び反りが復元し(第1図の左端参照)、従つて
根本的な解決とはなつていない。
工材の下面を切削するに際して、第1図に示すよ
うに被加工材10の反りを有している下面部12
を定盤14に向けて載置し、かんな胴16におい
て切削する過程いおいて上方からプレスロール群
18により押圧しつつ移送する試みがなされてい
る。しかしこの手段では、かんな胴16により切
削している間だけプレスロール群18によつて被
加工材10の反りを一時的に矯正しているに過ぎ
ないから、下面を切削されかつ前記プレスロール
群18からの押圧を解除された被加工材10には
再び反りが復元し(第1図の左端参照)、従つて
根本的な解決とはなつていない。
そこで前記反りを有する被加工材からむら取り
を行うための先行技術として、例えば実開昭56−
76403号公報に開示される考案「かんな盤」が知
られている。これは前述したプレスロール方式の
改良と云い得るものであつて、定盤の上方にはガ
イドレールを配設し、このガイドレールに矯正機
構をガイドレール軸線方向へ移動自在に装着し、
その矯正機構はガイドレールに装着された矯正機
構本体と、この矯正機構本体に下面に定盤面と平
行な面内に位置されるように装着された複数の押
え部材と、これらの押え部材に止着され、押え部
材に押圧される被加工物を移送し得るように押え
部材を回転させ得る駆動輪とで構成し、上記ガイ
ドレールは矯正機構本体を一方へ移動させた状態
では押え部材がかんな胴を跨いでその前後に位置
し、他方へ移動させた状態では押え部材がかんな
胴の直上部を避けた所に位置するように矯正機構
本体を案内可能に構成して成るものである。しか
しこの考案は機構が極めて複雑であつて製造コス
トが嵩み、また部品点数が多いため故障も多発す
る等の難点を有する。
を行うための先行技術として、例えば実開昭56−
76403号公報に開示される考案「かんな盤」が知
られている。これは前述したプレスロール方式の
改良と云い得るものであつて、定盤の上方にはガ
イドレールを配設し、このガイドレールに矯正機
構をガイドレール軸線方向へ移動自在に装着し、
その矯正機構はガイドレールに装着された矯正機
構本体と、この矯正機構本体に下面に定盤面と平
行な面内に位置されるように装着された複数の押
え部材と、これらの押え部材に止着され、押え部
材に押圧される被加工物を移送し得るように押え
部材を回転させ得る駆動輪とで構成し、上記ガイ
ドレールは矯正機構本体を一方へ移動させた状態
では押え部材がかんな胴を跨いでその前後に位置
し、他方へ移動させた状態では押え部材がかんな
胴の直上部を避けた所に位置するように矯正機構
本体を案内可能に構成して成るものである。しか
しこの考案は機構が極めて複雑であつて製造コス
トが嵩み、また部品点数が多いため故障も多発す
る等の難点を有する。
本発明は、従来技術に係る被加工材のむら取り
手段に内在している前記欠点に鑑み、これらの難
点を好適に解決するべく案出されたものであつ
て、反りを有する被加工材をプレスロール等で強
制的に押圧して矯正することに代えて、当該反り
を有する面に後工程での加工を行うに際し基準と
なる溝部を人為的に形成し、この溝部を基準とし
て最終的に基準平担面を得るようにしたものであ
つて、極めて簡単な手順および構成でありなが
ら、容易にむら取りをなし得ることを目的とす
る。
手段に内在している前記欠点に鑑み、これらの難
点を好適に解決するべく案出されたものであつ
て、反りを有する被加工材をプレスロール等で強
制的に押圧して矯正することに代えて、当該反り
を有する面に後工程での加工を行うに際し基準と
なる溝部を人為的に形成し、この溝部を基準とし
て最終的に基準平担面を得るようにしたものであ
つて、極めて簡単な手順および構成でありなが
ら、容易にむら取りをなし得ることを目的とす
る。
前記目的を達成するため本発明に係る被加工材
のむら取り方法は、反りを有する被加工材のむら
取りを行うに際し、前記被加工材の反りを有する
下面部に複数条の縦溝を穿設することにより水平
方向および垂直方向の基準面を得、この基準面に
従つて前記反りを有する下面部を平面切削するこ
とにより当該被加工材の下面部に平担な基準面を
得ることを特徴とする。
のむら取り方法は、反りを有する被加工材のむら
取りを行うに際し、前記被加工材の反りを有する
下面部に複数条の縦溝を穿設することにより水平
方向および垂直方向の基準面を得、この基準面に
従つて前記反りを有する下面部を平面切削するこ
とにより当該被加工材の下面部に平担な基準面を
得ることを特徴とする。
また同じく前記目的を達成する本願の別の発明
に係る被加工材のむら取り装置は、定盤面を水平
に維持しつつ昇降して高さ調節をなし得る定盤
と、前記定盤面から所要の削り代を見込んで刃部
を上方へ臨ませ、かつ当該定盤面を移送される被
加工材の移送方向に対し直角な共通の回転軸に所
定間隔で配設した複数の溝突カツターと、前記複
数の溝突カツターと夫々対応するようにその下流
側に所定間隔で隣接配置され、かつ溝突カツター
により前記被加工材の下面に穿設される複数条の
縦溝が夫々密着的に嵌合するよう位置設定した複
数列の水平定盤と、前記複数列の水平定盤から所
要の削り代を見込んで刃部を上方へ臨ませ、かつ
被加工材の移送方向に対し直角な回転軸を有する
かんな胴と、前記かんな胴の下流側に水平に配設
した平担な定盤とから構成したことを特徴とす
る。
に係る被加工材のむら取り装置は、定盤面を水平
に維持しつつ昇降して高さ調節をなし得る定盤
と、前記定盤面から所要の削り代を見込んで刃部
を上方へ臨ませ、かつ当該定盤面を移送される被
加工材の移送方向に対し直角な共通の回転軸に所
定間隔で配設した複数の溝突カツターと、前記複
数の溝突カツターと夫々対応するようにその下流
側に所定間隔で隣接配置され、かつ溝突カツター
により前記被加工材の下面に穿設される複数条の
縦溝が夫々密着的に嵌合するよう位置設定した複
数列の水平定盤と、前記複数列の水平定盤から所
要の削り代を見込んで刃部を上方へ臨ませ、かつ
被加工材の移送方向に対し直角な回転軸を有する
かんな胴と、前記かんな胴の下流側に水平に配設
した平担な定盤とから構成したことを特徴とす
る。
次に本発明に係る被加工材のむら取り方法につ
き、これを好適に実施し得るむら取り装置との関
連において、添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
き、これを好適に実施し得るむら取り装置との関
連において、添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
本発明に係る被加工材のむら取り装置は、図示
の実施例において、長尺の材木に各種の成型面取
加工を一挙に行い得る多軸モルダーに採用した場
合につき説明するが、それ以外に自動一面かんな
盤その他自動多面かんな盤等にも好適に使用し得
るものであることは勿論である。
の実施例において、長尺の材木に各種の成型面取
加工を一挙に行い得る多軸モルダーに採用した場
合につき説明するが、それ以外に自動一面かんな
盤その他自動多面かんな盤等にも好適に使用し得
るものであることは勿論である。
第2図は本発明をなす被加工材のむら取り装置
の一実施例を示す概略構成図であり、第3図はこ
のむら取り装置を多軸モルダーに組込んだ状態で
の正面図を示すものである。図において参照符号
20は、定盤面を水平に維持した状態を保持した
まま昇降して高さ調節をなし得る定盤を示し、実
施例では多軸モルダー本体の基台22上に平行リ
ンク機構23を介して連接され、図示しない駆動
機構により前記平行リンク機構23の起立および
傾倒を制御して定盤面の水平レベルを調節し得る
ようにしてある。このように定盤20の高さ調節
を可能とすることによつて、後述する被加工材1
0の反りの程度に対応して溝突カツター(後述)
により穿設される縦溝の深さを変化させることが
できる。なお定盤20の昇降機構としては、その
他油圧や空圧の如き流体圧を駆動源とするシリン
ダに接続するラム機構としてもよく、設計仕様に
応じて適宜の機構を採用し得るものである。
の一実施例を示す概略構成図であり、第3図はこ
のむら取り装置を多軸モルダーに組込んだ状態で
の正面図を示すものである。図において参照符号
20は、定盤面を水平に維持した状態を保持した
まま昇降して高さ調節をなし得る定盤を示し、実
施例では多軸モルダー本体の基台22上に平行リ
ンク機構23を介して連接され、図示しない駆動
機構により前記平行リンク機構23の起立および
傾倒を制御して定盤面の水平レベルを調節し得る
ようにしてある。このように定盤20の高さ調節
を可能とすることによつて、後述する被加工材1
0の反りの程度に対応して溝突カツター(後述)
により穿設される縦溝の深さを変化させることが
できる。なお定盤20の昇降機構としては、その
他油圧や空圧の如き流体圧を駆動源とするシリン
ダに接続するラム機構としてもよく、設計仕様に
応じて適宜の機構を採用し得るものである。
前記昇降可能な定盤20の下流側、すなわち被
加工材10の移送される方向には、複数の溝突カ
ツター24が回転自在に配設され、当該カツター
24の刃部はその最高位置において、前記定盤2
0の定盤面に対し所要の削り代αを見込んで上方
に臨ませてある。すなわち定盤20の下流側に
は、この定盤面上を移送される被加工材10の移
送方向に対し直角な軸線を有する回転軸26が、
モータ28の回転軸に接続されて水平に延在し、
この回転軸26を共通回転軸として、複数の溝突
カツター24がその軸方向に所定間隔ずつ離間し
て配設固定されている。このとき溝突カツター2
4の回転時に最上部に順次到来する刃部先端30
は、前述の如く定盤20の水平定盤面より所定の
削り代αを見込んで上方に突出しているから定盤
20上を移送される被加工材10の下面には複数
条の縦溝が穿設されることになる。なお前記複数
の溝突カツター24は、これを支持している回転
軸26およびモーター28を昇降駆動機構(図示
せず)に接続することにより、必要に応じて所定
の範囲内において垂直に昇降させ得るようになつ
ている。
加工材10の移送される方向には、複数の溝突カ
ツター24が回転自在に配設され、当該カツター
24の刃部はその最高位置において、前記定盤2
0の定盤面に対し所要の削り代αを見込んで上方
に臨ませてある。すなわち定盤20の下流側に
は、この定盤面上を移送される被加工材10の移
送方向に対し直角な軸線を有する回転軸26が、
モータ28の回転軸に接続されて水平に延在し、
この回転軸26を共通回転軸として、複数の溝突
カツター24がその軸方向に所定間隔ずつ離間し
て配設固定されている。このとき溝突カツター2
4の回転時に最上部に順次到来する刃部先端30
は、前述の如く定盤20の水平定盤面より所定の
削り代αを見込んで上方に突出しているから定盤
20上を移送される被加工材10の下面には複数
条の縦溝が穿設されることになる。なお前記複数
の溝突カツター24は、これを支持している回転
軸26およびモーター28を昇降駆動機構(図示
せず)に接続することにより、必要に応じて所定
の範囲内において垂直に昇降させ得るようになつ
ている。
前記複数の溝付カツター24の下流側には、各
カツターと夫々対応的に複数列の水平定盤32が
所定間隔で隣接配置されている。この水平定盤3
2は、上流側において前記溝付カツター24によ
り被加工材10の下面に穿設された複数条の縦溝
に夫々密着的に嵌合して、当該被加工材10に水
平方向および垂直方向の基準を与えるように位置
設定されている。図示の実施例では、溝付カツタ
ー24は4枚設けられているので、前記水平定盤
32も対応的に4つ配設されている。
カツターと夫々対応的に複数列の水平定盤32が
所定間隔で隣接配置されている。この水平定盤3
2は、上流側において前記溝付カツター24によ
り被加工材10の下面に穿設された複数条の縦溝
に夫々密着的に嵌合して、当該被加工材10に水
平方向および垂直方向の基準を与えるように位置
設定されている。図示の実施例では、溝付カツタ
ー24は4枚設けられているので、前記水平定盤
32も対応的に4つ配設されている。
前記複数列の水平定盤32の下流側には、被加
工材10の移送方向に対し直角な軸線を有する固
転軸34に取付けたかんな胴36が配設され、こ
のかんな胴36はモータ38に接続して回転駆動
されると共に、その刃部をその最高位置において
前記水平定盤32の定盤面に対し所要の削り代β
を見込んで上方に臨ませてある。また前記かんな
胴36の下流側には、実施例において多軸モルダ
ー本体の定盤そのものをなす平担な定盤40が水
平に配設されている。なお前記かんな胴36も、
図示しない昇降機構に接続されて、所定の範囲内
で垂直に昇降し得るようになつている。
工材10の移送方向に対し直角な軸線を有する固
転軸34に取付けたかんな胴36が配設され、こ
のかんな胴36はモータ38に接続して回転駆動
されると共に、その刃部をその最高位置において
前記水平定盤32の定盤面に対し所要の削り代β
を見込んで上方に臨ませてある。また前記かんな
胴36の下流側には、実施例において多軸モルダ
ー本体の定盤そのものをなす平担な定盤40が水
平に配設されている。なお前記かんな胴36も、
図示しない昇降機構に接続されて、所定の範囲内
で垂直に昇降し得るようになつている。
また第2図および第3図において、符号42は
定盤面上を移送される被加工材10の垂直な両側
部を切削するサイドカツターを示す。また第3図
において符号44は、平担な基準面が得られた被
加工材10の上面を定盤40に対し平行に切削す
るためのかんな胴を示す。なお多軸モルダーに
は、定盤面上を移送される被加工材10を摺動自
在に押圧して定盤面に密着させるためのプレスロ
ールが一般に配設されるが、図面簡略化のために
省略してある。
定盤面上を移送される被加工材10の垂直な両側
部を切削するサイドカツターを示す。また第3図
において符号44は、平担な基準面が得られた被
加工材10の上面を定盤40に対し平行に切削す
るためのかんな胴を示す。なお多軸モルダーに
は、定盤面上を移送される被加工材10を摺動自
在に押圧して定盤面に密着させるためのプレスロ
ールが一般に配設されるが、図面簡略化のために
省略してある。
次に、このように構成したむら取り装置を使用
して、本発明に係る被加工材のむら取り方法を実
施する際の作用および効果について説明する。第
4図に誇張的に示すように、真直な水平ラインl
に対し被加工材10は反りを有しているものと
し、この被加工材10を第2図および第3図に示
すむら取り装置に投入して、当該むら取り加工を
行うものとする。装置の運転に先立ち、複数の溝
突カツター24の最高位置にある刃先レベルは、
下流側に位置する複数条の水平定盤32の定盤面
レベルに一致させておく。また昇降定盤20は、
溝突カツター24の最高位置にある刃先30のレ
ベルよりも所要の削り代αを見込んで、当該寸法
分αだけ下降させておく。なおこの削り代αは、
第4図において被加工材10の湾曲下面最高位と
水平レベルlとの間における垂直距離γよりも大
きく設定(α>γ)しておく必要がある。さもな
いと、被加工材10の下面に反りを有したまま下
流側でかんな胴36によりかんな掛けされること
になり、下面部における前記反りの一部が残留し
て矯正されないことになるからである。またかん
な胴36の最高位置にある刃先のレベルは、複数
列の水平定盤32の定盤面に対し、前述した如く
削り代βを見込んで上方に臨ませると共に、下流
側に配置した平担な定盤40の定盤面のレベルと
は略一致するように設定しておく。
して、本発明に係る被加工材のむら取り方法を実
施する際の作用および効果について説明する。第
4図に誇張的に示すように、真直な水平ラインl
に対し被加工材10は反りを有しているものと
し、この被加工材10を第2図および第3図に示
すむら取り装置に投入して、当該むら取り加工を
行うものとする。装置の運転に先立ち、複数の溝
突カツター24の最高位置にある刃先レベルは、
下流側に位置する複数条の水平定盤32の定盤面
レベルに一致させておく。また昇降定盤20は、
溝突カツター24の最高位置にある刃先30のレ
ベルよりも所要の削り代αを見込んで、当該寸法
分αだけ下降させておく。なおこの削り代αは、
第4図において被加工材10の湾曲下面最高位と
水平レベルlとの間における垂直距離γよりも大
きく設定(α>γ)しておく必要がある。さもな
いと、被加工材10の下面に反りを有したまま下
流側でかんな胴36によりかんな掛けされること
になり、下面部における前記反りの一部が残留し
て矯正されないことになるからである。またかん
な胴36の最高位置にある刃先のレベルは、複数
列の水平定盤32の定盤面に対し、前述した如く
削り代βを見込んで上方に臨ませると共に、下流
側に配置した平担な定盤40の定盤面のレベルと
は略一致するように設定しておく。
このようにむら取り準備が完了したところで、
被加工材10の反りを有する下面部を昇降定盤2
0の定盤面に載置して送りを与えれば、前記反り
を有する下面部は複数の溝突カツター24により
穿設されて、複数条の縦溝46が穿設される(第
5図参照)。そして夫々の縦溝46の頂面には、
被加工材10が現実に有する反りとは無関係に厳
密に水平の基準面が得られており、また縦溝46
の対向し合う両内壁面には、厳密に垂直の基準面
が得られている。前記複数条の縦溝46が下面部
に穿設された被加工材10は、引続き下流側に配
置した複数の水平定盤32に送られ、ここにおい
て夫々の縦溝46は各水平定盤32に密着的に嵌
合する。これにより前記反りを有する被加工材1
0は、縦溝46および水平定盤32により形成さ
れる水平方向および垂直方向の正確な基準面に沿
つて移送され、下流側に配置したかんな胴36に
より所要の削り代βだけその下面部全域を切削さ
れ、平担な基準面が得られる(第6図参照)。な
お前記削り代βは、第5図において縦溝46の最
も深い垂直寸よりも大きくなるよう設定しておく
ものとする。
被加工材10の反りを有する下面部を昇降定盤2
0の定盤面に載置して送りを与えれば、前記反り
を有する下面部は複数の溝突カツター24により
穿設されて、複数条の縦溝46が穿設される(第
5図参照)。そして夫々の縦溝46の頂面には、
被加工材10が現実に有する反りとは無関係に厳
密に水平の基準面が得られており、また縦溝46
の対向し合う両内壁面には、厳密に垂直の基準面
が得られている。前記複数条の縦溝46が下面部
に穿設された被加工材10は、引続き下流側に配
置した複数の水平定盤32に送られ、ここにおい
て夫々の縦溝46は各水平定盤32に密着的に嵌
合する。これにより前記反りを有する被加工材1
0は、縦溝46および水平定盤32により形成さ
れる水平方向および垂直方向の正確な基準面に沿
つて移送され、下流側に配置したかんな胴36に
より所要の削り代βだけその下面部全域を切削さ
れ、平担な基準面が得られる(第6図参照)。な
お前記削り代βは、第5図において縦溝46の最
も深い垂直寸よりも大きくなるよう設定しておく
ものとする。
このようにして、当初反りを有していた被加工
材10の下面部には、むら取りがなされて正確な
平担面が形成され、従つてこの平担面を基準面と
して次の加工、例えば第3図において別のかんな
胴44により被加工材10の反りを有する上面を
切削加工すれば、完全に反りの矯正された均一な
厚みの長尺板材が得られることになる。
材10の下面部には、むら取りがなされて正確な
平担面が形成され、従つてこの平担面を基準面と
して次の加工、例えば第3図において別のかんな
胴44により被加工材10の反りを有する上面を
切削加工すれば、完全に反りの矯正された均一な
厚みの長尺板材が得られることになる。
このように本発明に係るむら取り方法は、被加
工材が反りを有する状態のまま下面部に縦溝を穿
設することにより水平方向および垂直方向の基準
面を得、これを基準として反りを有する下面部を
切削して平担面を得るようにしたものあつて、従
来技術に係るもののように反りを強制的に押圧し
て一時的に矯正するものではないから、加工後に
反りが復元することはない。またこの方法を実施
する装置は、極めて構成が簡単で部品点数も少な
くて済み、従つて製造コストの低減と故障の減少
に多大の貢献をするものである。
工材が反りを有する状態のまま下面部に縦溝を穿
設することにより水平方向および垂直方向の基準
面を得、これを基準として反りを有する下面部を
切削して平担面を得るようにしたものあつて、従
来技術に係るもののように反りを強制的に押圧し
て一時的に矯正するものではないから、加工後に
反りが復元することはない。またこの方法を実施
する装置は、極めて構成が簡単で部品点数も少な
くて済み、従つて製造コストの低減と故障の減少
に多大の貢献をするものである。
第1図は従来技術に係るむら取り手段の一実施
例を示す説明図、第2図は本発明に係る被加工材
のむら取り装置の一実施例の概略構成を示す斜視
図、第3図は第2図に示す装置を多軸モルダーに
組込んだ構造の正面図、第4図は反りを有する被
加工材の斜視図、第5図は第4図に示す被加工材
の下面に縦溝を穿設した状態を示す斜視図、第6
図は第5図に示す被加工材の下面から縦溝を穿設
した部分ごと切削して平担面に形成した状態を示
す斜視図である。 10……被加工材、20……定盤、24……溝
突カツター、26……回転軸、32……水平定
盤、36……かんな胴、40……平担な定盤、4
6……縦溝。
例を示す説明図、第2図は本発明に係る被加工材
のむら取り装置の一実施例の概略構成を示す斜視
図、第3図は第2図に示す装置を多軸モルダーに
組込んだ構造の正面図、第4図は反りを有する被
加工材の斜視図、第5図は第4図に示す被加工材
の下面に縦溝を穿設した状態を示す斜視図、第6
図は第5図に示す被加工材の下面から縦溝を穿設
した部分ごと切削して平担面に形成した状態を示
す斜視図である。 10……被加工材、20……定盤、24……溝
突カツター、26……回転軸、32……水平定
盤、36……かんな胴、40……平担な定盤、4
6……縦溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 反りを有する被加工材のむら取りを行うに際
し、前記被加工材の反りを有する下面部に複数条
の縦溝を穿設することにより水平方向および垂直
方向の基準面を得、この基準面に従つて前記反り
を有する下面部を平面切削することにより当該被
加工材の下面部に平担な基準面を得ることを特徴
とする被加工材のむら取り方法。 2 定盤面を水平に維持しつつ昇降して高さ調節
をなし得る定盤と、 前記定盤面から所要の削り代を見込んで刃部を
上方へ臨ませ、かつ当該定盤面を移送される被加
工材の移送方向に対し直角な共通の回転軸に所定
間隔で配設した複数の溝突カツターと、 前記複数の溝突カツターと夫々対応するように
その下流側に所定間隔で隣接配置され、かつ溝突
カツターにより前記被加工材の下面に穿設される
複数条の縦溝が夫々密着的に嵌合するよう位置設
定した複数列の水平定盤と、 前記複数列の水平定盤から所要の削り代を見込
んで刃部を上方へ臨ませ、かつ被加工材の移送方
向に対し直角な回転軸を有するかんな胴と、 前記かんな胴の下流側に水平に配設した平担な
定盤 とから構成したことを特徴とする被加工材のむら
取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP509384A JPS60147301A (ja) | 1984-01-13 | 1984-01-13 | 被加工材のむら取り方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP509384A JPS60147301A (ja) | 1984-01-13 | 1984-01-13 | 被加工材のむら取り方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60147301A JPS60147301A (ja) | 1985-08-03 |
| JPH0331121B2 true JPH0331121B2 (ja) | 1991-05-02 |
Family
ID=11601773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP509384A Granted JPS60147301A (ja) | 1984-01-13 | 1984-01-13 | 被加工材のむら取り方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60147301A (ja) |
-
1984
- 1984-01-13 JP JP509384A patent/JPS60147301A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60147301A (ja) | 1985-08-03 |
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