JPH0331148Y2 - - Google Patents

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JPH0331148Y2
JPH0331148Y2 JP1984166975U JP16697584U JPH0331148Y2 JP H0331148 Y2 JPH0331148 Y2 JP H0331148Y2 JP 1984166975 U JP1984166975 U JP 1984166975U JP 16697584 U JP16697584 U JP 16697584U JP H0331148 Y2 JPH0331148 Y2 JP H0331148Y2
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pine
pulp
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mushrooms
wood
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  • Mushroom Cultivation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ヒラタケ、ナメタケ、エノキダケ
などのキノコ栽培用マツトに関するもので、更に
詳しくは、機械的にパルプ化したフエノール成分
を有する樹皮パルプおよび木材パルプを使用して
形成したものである。
(従来の技術) ヒラタケ、エノキダケなどのキノコ栽培におい
て、これまで次のような方法が行なわれている。
原木に種菌を植付ける方法。
この方法は、需要の増大に伴い、原木の入手が
困難になつてきている。
鋸歯、わら、米糠、もみがら、あるいはこれ
らの混合物を箱やびんにつめて種菌を植付ける
方法。
この方法では大量栽培が困難という問題があつ
た。
鋸屑、わらなどをデンプン糊で結着し、これ
に種菌を植える方法。
この方法は、デンプン糊が水溶性のため栽培に
あたり、散水を行なうと固形化した鋸屑が崩壊さ
れてしまう問題があつた。一方、木質パルプに
は、リグニンやヘミセルロース等の成分を残して
パルプ化する機械的な解繊によるパルプ化法と、
リグニンを除去してしまう化学的な解繊によるパ
ルプ化法があるが、後者はパルプ同士の結合が弱
くて、板状に形成し難いため瓶栽培には使えても
板状のマツトにして培地とするのが困難である。
他方、前者の機械的パルプ化によるものは、リ
グニン成分等を結合剤として利用して厚い板状の
マツトに形成することが可能であるが、木材腐朽
菌等の雑菌を含みやすいという問題があつた。
(考案の目的) この考案は、散水を行なつても崩壊することが
なく、また軽量で強度を有し、大版サイズの製作
が容易で大量栽培ができ、しかも製造が容易で多
量生産することができるキノコ栽培用マツトの提
供を目的とする。
(考案の構成) この考案は、機械的な解繊による杉、檜等の針
葉樹の樹皮パルプ20〜98重量%および、木材パル
プを1〜79重量%含む木質繊維の抄造マツトに、
キノコ栄養源を含有させたキノコ栽培用マツトで
あることを特徴とするものである。
(考案の実施例) この考案の実施例を図面について説明する。
実施例の1 (第1図参照) でんぷん糊3と米糠4を水に溶解させた濃度3
%の溶液をスプレーにて塗布した機械的な解繊に
よる樹皮パルプと木材パルプの混合パルプ2を乾
式抄造機で抄造することにより、厚さ20mmのマツ
ト1を形成し、さらに180℃で1時間乾燥し、樹
脂パルプ50%木材パルプ30%、でんぷん糊5%、
米糠15%(以上、全て絶乾重量比)で比重0.15の
キノコ栽培用マツトを得た。
このように、乾燥したパルプ(含水率5%以
下)の繊維質成分を使用するので、繊維のからみ
合いが悪く若干の結合剤を必要とする。
結合剤の量は経済的に見て10%以下がよく、ま
た本例でもバインダーの効果を発現させるため
と、殺菌処理のために加熱処理を行なつた。
このマツト1を用いてナメタケの栽培を行なつ
たところ、菌糸の生育は良好で、ナメタケの子実
体が生長した。
実施例の2 (第2図参照) 樹皮パルプ…50%(絶乾重量比) 木材パルプ…35%( 〃 ) 米糠 …15 ( 〃 ) 上記の樹皮パルプおよび木材パルプは機械的な
解繊によるものであり、上記成分を水中に分散さ
せて濃度2%にさせ、湿式抄造機で抄造して厚さ
20mmのマツトを形成し、これを180℃、3時間乾
燥し、比重0.3のキノコ栽培用マツト1を得た。
このようにマツトを湿式抄造することにより、
樹皮パルプ、木材パルプ、米糠などの成分が水中
に充分に分散され、抄造時に繊維質がからみ合う
ため、結合剤を殆んど加えなくても充分に丈夫な
マツトが成形される。
この湿式抄造にて、抄造後ドライヤーで乾燥さ
せて成形マツトするが、その際に乾燥と同時に殺
菌処理の両方の役割が果たれる。
このマツトを用いてエノキダケの栽培を行なつ
たところ、菌糸の生育は良好で、エノキダケの子
実体が生長した。
なお、ハンドリング時に形くずれのないマツト
を形成するには最低30%の繊維質材料が必要とな
る。
以上の実施例におけるマツトおよびこれに類す
るマツトについて種々実施した結果、以下説明す
ることが望まれる。
マツトの物性について、 サイズ…3×6尺以下がハンドリングの面で適す
る。
比重…0.1〜0.3がキノコの生育に良好である。
厚さ…12mm前後 強度…10Kgf/cm2以上 マツトの組成について 樹皮パルプ…20〜98% 重量比 木材パルプ…79〜1% 〃 でんぷん……10%以下 〃 米糠…10〜30% 〃 鋸 屑…10%以下 〃 もみがら…10%以下 〃 わ ら …10%以下 〃 上記、組成中わら、もみがら、鋸屑等の繊維質
材料は充填材であり、必要に応じて添加すればよ
い。
各成分の添加理由 樹皮パルプ、木材パルプ…培地形成のため生育
に必要な養分となる。
樹皮パルプ…樹皮成分中にフエノール成分が含
まれており、このフエノール成分が雑菌の生育阻
害の働きを行なう。
木材パルプ…マツトの強度を出すため。
でんぷん…結合剤(栄養源にもなる)。
米糠…栄養源→種菌接種後の短期間の生育に必
要、あまり量が多いと腐敗しやすくなり、また雑
菌に侵れやすい。
他の栄養源について、 米糠の他にアルギン酸ソーダ、グルコース、天
然たん白質(コラーゲン、、ゼラチン)等が使用
できる。
これら米糠やアルギン酸ソーダ等の栄養源は、
木材パルプ等の繊維物質のみではキノコの菌を植
えても、すぐ繊維質を栄養として生育できないの
で、キノコの菌がとりこみやすい多糖類のような
栄養源を添加しておくものである。
使用する樹皮の種類としては、杉、桧などの針
葉樹の樹皮がフエノール成分を多く含んでいて雑
菌の生育を抑制できて好ましい。また、針葉樹樹
皮の方が入手しやすく、安価に製造できて好まし
い。
栄養物はマツト成形時にパルプスラリー中に添
加してもよいし、またマツト成形後に栄養物水溶
液中に浸漬してマツト中に含浸させてもよく、さ
らにスプレー散布でもよい。
(考案の効果) この考案によれば、機械的な解繊による杉、檜
等の針葉樹の樹皮パルプ20〜98重量%および、木
材パルプを1〜79重量%含む木質繊維の抄造マツ
トに、キノコの栄養源を含有させてなるキノコ栽
培用マツトに係るものであるから、針葉樹皮パル
プと木材パルプのパルプ同志の絡み合いで木質材
が結合し合つているので、接着剤を使用しなくて
もマツトの形状が保持でき、軽量でかつ強度があ
り、運搬時等での取扱い性にも優れ、さらに大版
サイズの製作が簡単にでき、大量栽培が可能とな
る。
また、キノコの生長に好ましくない合成樹脂接
着剤を全く使用せずに、または、わずかの使用量
にしてキノコの生長に適した組成で形成できる。
さらに、針葉樹の樹皮に多く含まれているフエ
ノール成分で、木材腐朽菌等の雑菌がマツトに繁
殖するのを防止して、キノコの成育を良好にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の2種の実施例を示し、第1図
はキノコ栽培用マツトの例1の簡略断面図、第2
図は例2の簡略断面図である。 1……キノコ栽培用マツト、2……パルプ、3
……でんぷん糊、4……米糠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機械的な解繊による杉、檜等の針葉樹の樹皮パ
    ルプを20〜98重量%および木材パルプを1〜79重
    量%含む木質繊維の抄造マツトに、キノコの栄養
    源1重量%以上含有させてなるキノコ栽培用マツ
    ト。
JP1984166975U 1984-11-02 1984-11-02 Expired JPH0331148Y2 (ja)

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JP1984166975U JPH0331148Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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JP1984166975U JPH0331148Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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Publication Number Publication Date
JPS6180641U JPS6180641U (ja) 1986-05-29
JPH0331148Y2 true JPH0331148Y2 (ja) 1991-07-02

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522078A (en) * 1978-08-03 1980-02-16 Haruo Kitayama Fabrication of clothes convertible to plural forms
JPS5622490A (en) * 1979-07-31 1981-03-03 Nippon Telegraph & Telephone Plane figure generator

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6180641U (ja) 1986-05-29

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