JPH0331349B2 - - Google Patents

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JPH0331349B2
JPH0331349B2 JP59212081A JP21208184A JPH0331349B2 JP H0331349 B2 JPH0331349 B2 JP H0331349B2 JP 59212081 A JP59212081 A JP 59212081A JP 21208184 A JP21208184 A JP 21208184A JP H0331349 B2 JPH0331349 B2 JP H0331349B2
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JP
Japan
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hammer
type
rack
paper feed
paper
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JP59212081A
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English (en)
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JPS6189851A (ja
Inventor
Yasuhiko Iwane
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
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Publication of JPS6189851A publication Critical patent/JPS6189851A/ja
Publication of JPH0331349B2 publication Critical patent/JPH0331349B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J1/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies
    • B41J1/20Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies with types or dies mounted on endless bands or the like

Landscapes

  • Impact Printers (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a) 発明の利用分野 本発明はプリンタ特にプリンタ付電卓等に内蔵
される小型軽量のシリアルプリンタに関する。
〔発明の背景〕
最近プリンターに対する印字スピードの高速化
の要求は大きく、そのためにはいわゆるフライン
グ方式を用いることが有効である。しかしなが
ら、フライング方式のプリンタにおいては、通常
活字が高速で常時動いているため、所定の位置で
所望の活字をタイミングよく印字することは、活
字位置の正確な検出や、ハンマ手段の動作スピー
ドと活字の動くスピードとの同期など、技術的に
難しい点が多い。
本発明はこのような技術的難点を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、フ
ライング方式の活字式プリンターにあつて、活字
の位置とハンマリングのタイミングとが安定な関
係が得られることにより、誤印字のない正確な印
字が得られ、信頼性の向上したプリンターを提供
することにある。
(b) 発明の実施例 〔全体の概略構成〕 第1図は、本発明の一実施例を示すプリンタの
概略構成図である。駆動側プーリ1と従動側プー
リ2とが所定の間隔をおいて配置され、その間に
多数の活字部を外側に並設したエンドレス状の活
字ベルト3が掛け渡されている。駆動源となる1
つの直流モータ4の回転軸には、ウオーム5が取
り付けられ、モータ4の駆動力は第1アイドルギ
ア6および第2アイドルギア7を介して遊星歯車
列8に伝達される。該遊星歯車列8は、後述する
ように1つの入力部と、2つの出力部からなつて
おり、入力部には、前記駆動側プーリ1が嵌合さ
れており、また2つの出力部のうちの1つは印字
桁上げギア9と噛合できるようにかさ歯部が形成
されており、残りの1つは、ダミーとして用いら
れる。
印字桁上げギア9には、印字桁上げ軸10の一
端が連結され、この印字桁上げ軸10は、駆動側
プーリ1と従動側プーリ2との間に配置されて、
活字ベルト3と平行に延びている。印字桁上げ軸
10には、ハンマホルダ11が軸方向に摺動自在
に取り付けられ、該ハンマホルダ11には、後述
するようにハンマ、桁上げ紙送りカム、ラツク解
除レバーなどが内蔵、支持されている。また該ハ
ンマホルダ11にはホルダリターンバネ12の一
端が連結され、バネ12の他端はベース(後述す
る)に固定されており、従つてハンマホルダ11
はホルダリターンバネ12の引張力により従動側
プーリ2寄りのホームポジシヨン側に常に弾性的
付勢されている。
印字桁上げ軸10の近傍にはそれと平行にラツ
ク13が配置され、後述のようにハンマホルダ1
1に内蔵されている桁上げ紙送りカムとラツク1
3のラツク歯とが噛合できるようになつているラ
ツクの後方には、紙送りローラ14と、プラテン
を兼ねた平板状のガイド板15が配置され、用紙
16は紙送りローラ14とガイド板15の下方か
ら送り出されて、前記活字ベルト3の外側近傍に
案内される。17は所定のタイミングになつたと
きに、遊星歯車列8の出力部をサンギア43から
リンクギア42に切り換えてリンクギア42の回
転力を印字桁上げギア9に伝達するための選択レ
バーで、電磁ソレノイド18によつて動作され
る。
19は従動側プーリ2の近傍に設けられた位置
検出部で、活字選択のための基準位置ならびに活
字位置を検出する。20はインクローラで、活字
ベルト3の外周側にある活字部と接触して活字面
にインクを塗布する。
このプリンタの一連の基本的動作は、活字選択
動作と印字桁上げ動作と、ハンマホルダリター
ン、紙送り動作とからなつており、これらの各動
作がシーケンシヤルに繰り返されることにより多
数行の印字がなされる。前述の各動作ならびにそ
れに関連した機構については、順次詳細に説明し
ていくが、その前に活字ベルト3の構成について
説明する。
〔活字ベルトの構成〕
活字ベルト3は第3図に示すように、エンドレ
ス状になつており、外周側に所定のピツチで多数
の活字部21が周方向に沿つて個々に設けられ、
内周側には周方向に沿つて個々に設けられ、内周
側には周方向に沿つて所定のピツチで多数のベル
ト歯部22が設けられている。個々の活字部21
とベルト歯部22は互に対になるように、すなわ
ち両者とも同一のピツチで設けられており、活字
部21(ベルト歯部22)と隣の活字部21(ベ
ルト歯部22)との間は、薄肉の連結部23で互
いに連結されている。これら活字部21、ベルト
歯部22、連結部23は例えば合成ゴムや低重合
度の合成樹脂などで形成されて、活字ベルト3全
体として適度の可撓性、伸縮性ならびに弾性を有
している。
第3図に示すように活字ベルト3の全長が、例
えば第1活字グループG1と第2活字グループG
3と第3活字グループG3の3つの領域に分けら
れている。そして例えば第1活字グループG1は
「+」「−」「×」「÷」、メモリ記号「M」、トータ
ル記号「T」、小計記号「◇」、マイテムカウント
記号「#」、各種アルフアベツト記号あるいはそ
の他の特殊記号などのような数値記号に比べて印
字頻度の少ない活字を集めたグループになつてい
る。一方第2活字グループG2および第3活字グ
ループG3は数値記号などのような印字頻度の多
い活字を集めたグループになつており、両グルー
プにはそれぞれ同じ活字が1つずつ設けられ、し
かも活字の配列順序が同じになつている。詳細は
後で述べるが、活字ベルト3上の活字配列を前述
のようにすれば活字選択のロスタイムを可及的に
短縮することができる。
活字グループG1,G3の境界部には、活字部
21およびベルト歯部22は設けられておらず、
その代りに押下げ部片24が取り付けられてい
る。押下げ部片24は例えばポリアセタール樹
脂、ポリエチレン樹脂、ポリアミド樹脂のような
比較的硬質で滑性を有する合成樹脂で成形された
もので、第4図に示すように側面形状がほぼC字
形をしており、活字ベルト3の連結部23に外嵌
させるために途中に切り込み部25が形成されて
いる。なお、押下げ部片24の下端は後述する押
下げ機能上、活字部21およびベルト歯部22よ
りも若干下方へ突出している。一方、押下げ部片
24の前面は、第5図に示すように、活字部21
の前面、すなわち活字面より若干引つ込んでお
り、後述するハンマ66による押出しに際して、
押下げ部材24が用紙16と接触しないようにな
つている。
活字ベルト3は次のようにして作られる。すな
わち第6図に示すように活字ベルト3と同径で、
横幅の広い筒状の活字ベルト3aが成形によつて
作られ、これを所定の幅寸法(活字ベルト3の高
さ寸法)に切断してスライス活字ベルト3bを得
る。そして個々のスライス活字ベルト3bの所定
位置に前記押下げ部片24の切込み部25(第4
図参照)を拡げて外嵌することにより活字ベルト
3を完成する。従つて前記活字ベルト素体3aの
外周部には所定の活字配列を有する活字部21が
幅方向に同じ配列状態で繰り返して設けられ、一
方、内周部にはベルト歯部22が幅方向に連続し
て突条に形成されている。
第1図で説明したように活字ベルト3は駆動側
プーリ1と従動側プーリ2との間に掛け渡され、
活字ベルト3の内周側に設けられたベルト歯部2
2が駆動側プーリ1ならびに従動側プーリ2のプ
ーリ歯部26(第2図参照)とそれぞれ噛合し
て、スリツプがなく確実に活字ベルト3の回転が
行なわれる。第1に示すように駆動側プーリ1
は、同図において反時計回り方向に回連され、活
字ベルト3は、矢印A方向に回転して用紙16と
対向する側の従動側プーリ2と駆動側プーリ1と
の間が張り側となる。さらに従動側プーリ2のプ
ーリ軸27には、後述するコード板28(第2図
参照)が取り付けられ、このコード板28には、
活字位置検出の各接片29が弾接されるなどし
て、従動側プーリ2には常に制動が加えられてい
る。このようなことから、活字ベルト3の用紙1
6と対向する側はたるみがなく、多少振動しても
用紙16の送り方向に沿つて大きく振れることが
ない。そのため印字したときの印字位置の精度が
高く、しかもプリンタの小型化にともなつて活字
ベルト3と用紙16との間隔が狭くなつても不意
に活字部21が用紙16に接触することがない。
次に活字選択機構について説明する。
〔活字選択機構〕
最初、活字ベルト3の駆動機構について主に第
2図を用いて説明する。硬質合成樹脂で成形され
たベース30は平面形状がほぼ長方形をしてお
り、それの手前側中央部にモータ装着凹部31が
設けられ、そこに前記直流モータ4が設置されて
いる。モータ装着凹部31の左側に、ピン形のギ
ア支軸32と筒状のギア支持筒体33とが所定の
間隔をおいてベースから一体に突出されている。
ギア支軸32には第1アイドルギア6が、ギア支
持筒体33には第2アイドルギア7がそれぞれ回
転自在に外嵌される。第1アイドルギア6には直
流モータ4に取り付けられたウオーム5と噛合す
る、はすは部34と第2アイドルギア7と噛合す
る平歯部35とが設けられている。一方、第2ア
イドルギア7には第1アイドルギア6の平歯部3
5と噛合する平歯部36が形成されている。従つ
て、第1アイドルギア6をギア支軸32に第2ア
イドルギア7をギア支持筒体33にそれぞれ外嵌
することにより、ウオーム5と第1アイドルギア
6と第2アイドルギア7とが互いに噛み合わされ
る。
ギア支持筒体33の後方には、ピン形のメイン
ギア支軸38とインクローラ支軸39とがそれぞ
れ立設され、メインギア支軸38には、遊星歯車
列8と駆動側プーリ1とが、一方、インクローラ
支軸39にはインクローラ20がそれぞれ回動自
在に支持されている。
ここで遊星歯車列8の形状ならびに構造につい
て、第7図イ,ロおよび第8図を用いて説明す
る。第7図イ,ロは歯車列8に駆動側プーリ1を
加えた分解斜視図で、それぞれ、斜め下方、斜め
上方からみた状態を示す。また第8図は、遊星歯
車列8の概略の位置関係を示す、第7図イ,ロに
示すように遊星歯車列8は、支持板40、3個の
プラネツトギア41、リングギア42およびサン
ギア43で構成されている。支持板40は軸方向
に沿つて前記第2アイドルギア7の平歯部36と
噛合する平歯部40aと、上面中央部に支持軸4
0b、上面の外周寄りの同心円上に、かつ等間隔
に3個のピン形のプラネツトギア支持軸40cを
有している。前記支持軸40bの先部40dは六
角形で、更にその先端部40eは六角すい状にな
つている。プラネツトギア41は前記支持板40
のプラネツトギア支持軸40cに回動自在に支持
される。リングギア42は、つば部42aを有す
る略円筒状で、該つば部42aに前記印字桁上げ
ギア9と噛合するかさ歯部42bと、該つば部4
2aの上部に外周部を5分割して、5つの切欠部
42cと該つば部42a内壁面に軸方向に沿つて
前記プラネツトギア41の支持板40上における
外側部と噛合する平歯部42dを有している。サ
ンギア43は中央に径が前記支持板40の支持軸
よりも若干大きめの透孔43aを有し、外形は上
部から、径が小さくなる3段形状であり、最小径
部には、軸方向と平行に前記プラネツトギア41
の支持板40上における内側部と噛合する平歯部
43bを、最大径部の外周部には5分割する位置
に5つの爪部43cを有している。前記支持板4
0に3個のプラネツトギア41を支持し、支持軸
40bにリンクギア42、サンギア43を支持し
た後、駆動側プーリ1を嵌入して組み立てられ
る。尚、駆動側プーリ1の中央の透孔1aは、下
部は径が支持軸40bの径より若干大きく、上部
は、支持軸40bの先部40dと嵌合するように
六角形で形成されている。前述した様に、この遊
星歯車列8はリングギア42の平歯部42dとプ
ラネツトギア41の外側部、サンギア43の平歯
部43bとプラネツトギア41の内側部がそれぞ
れ噛合する(第8図参照)ことにより、支持板4
0が入力部としてリンクギア42、サンギア43
が出力部として使用されるが、その切換えは、後
述するように選択レバー17及び電磁ソレノイド
18によつてなされる。
前記遊星歯車列8をメインギア支軸38に外嵌
させることにより、支持板40と第2アイドルギ
アとが噛み合い、直流モータ4の回転駆動力は、
ウオーム5、第1アイドルギア6、第2アイドル
ギア7を介して、支持板40が一定の方向、すな
わち、第1図において、反時計回り方向に定速で
回転駆動されるように伝達される。
支持板40の回転駆動力は、支持板40に嵌入
された駆動側プーリ1に直接伝達されるため、駆
動側プーリ1は常に支持板40と連結して回動
し、これにともなつて活字ベルト3も回動する。
活字選択するために、最初活字ベルト3の基準
位置を検出する必要がある。次にこの基準位置の
検出機構について述べる。第1図で説明したよう
に、位置検出部19は従動側プーリ2の近傍に設
けられている。この位置検出部19は第2図に示
すように球状のボタン51と、弾性金属片52
と、コード板28と接片ブロツク53とから主に
構成されている。前記ボタン51は金属あるいは
硬質の合成樹脂で作られ、第2図、第9図、第1
0図に示すように従動側プーリ2のプーリ軸27
が挿入される軸穴54の近傍で活字ベルト3の移
動軌跡上に設けられたボタン穴55に挿入され
る。ボタン穴55の下方には弾性金属片52の先
端部が配置されているから、ボタン51は弾性金
属片52に支持され、第9図に示すように通常の
状態ではボタン51の上部がベース30の上面よ
り若干突出している。弾性金属片52の基端は上
方に向けて垂直に折り曲げられて金属片端子56
を構成しており、点線で示すようにベース30に
形成された端子配列溝57の下方から上方へ向け
て貫通している。
コード板28の中央孔には、従動側プーリ2の
プーリ軸27が密に嵌入して、コード板28が従
動側プーリ2と一体回動するようになつている。
コード板28の下面には図示していないが、従動
側プーリ2の回転角、換言すれば活字ベルト3の
移動量を検知するための所定の形状を有する導電
パターンが形成されている。導電パターンは例え
ば、印刷などによつて形成されるか、あるいは金
属薄片を貼合するなどしてつくられる。接片ブロ
ツク53は、リセツト接片58と二股状のコモン
接片59とセツト接片60とこれらをインサート
モールド等によつて取り付けた取付け板61とか
ら構成されている。各接片、58,59,60の
基端は、上方に向けて垂直に折り曲げられて、リ
セツト端子62、コモン端子63、セツト端子6
4を構成しており、点線で示すように前記金属片
端子56と並んで、端子配列溝57から上方へ突
出している。各端子56,62,63,64は図
示していないが、リード線によつて制御部に接続
されている。
リセツト接片58、短い方のコモン接片59な
らびにセツト接片60の先端部はコード板28の
下面に弾接されており長い方のコモン接片59が
第10図に示すように弾性金属片52の下方に所
定の間隔をおいて対向している。
駆動側プーリ1の回転にともなつて、活字ベル
ト3が矢印A方向に回動し(第1図、第3図参
照)活字ベルト3に取り付けた押下げ部片24が
ボタン51上を通過しない間は第9図に示すよう
に、ボタン51は弾性金属片52に支持されてベ
ース30より若干突出しており、弾性金属片52
とコモン接片59とは離れている。さらに活字ベ
ルト3が回動して押下げ部片24がボタン51の
上に来ると、押下げ部片24の上面が従動側プー
リ2の外フランジ65に当接し、結果的には第1
0図に示すように弾性金属片52の弾性に抗して
ボタン51を押し下げ、そのため弾性金属片52
がコモン接片59と接触する。この接触により、
金属片端子56とコモン端子59との間が瞬時電
気的に導通状態になり、その信号により、現在活
字ベルト3が基準位置にあることを検知すること
ができる。
活字ベルト3が基準位置にあるときにハンマ6
6と対向している活字部21(あるいは押下げ部
片24)からの各活字部21の距離が予め分つて
いるから、基準位置検出後に活字ベルト3の移動
量、換言すれば従動側プーリ2の回転角を位置検
出部19で電気的に信号をカウントすることによ
り、制御部から指令された活字部21がハンマ6
6と対向する位置まで、活字ベルト3を回動させ
ることができる。
桁上げにともなう活字ベルト3の移動量の変化
を、第11図イ,ロを用いて具体的に説明する。
同図のイは前述の活字ベルトの移動量の変化を示
す説明図、同図のロは、この具体例によつてプリ
ントされた用紙16の一部正面図である。
最初、ハンマ66が実線で示すように最下桁に
ある場合の活字ベルト3の移動量について述べ
る。プリント開始信号により活字ベルト3が所定
方向に回動し、第11図イに示すように第3活字
グループG3と第1活字グループG1との境にあ
る押下げ部片24がボタン51を押下げて基準位
置を検出したとする。そのときハンマ66と対向
している活字部21sから最下桁で印字しようと
している記号「+」の活字部21までの移動量l1
を制御部で演算処理し、位置検出部19で活字ベ
ルト3がl1移動するまでカウントし、記号「+」
を有する活字部21がハンマ66と対向するわず
か前にハンマ66が駆動し始め、ハンマ66が活
字ベルト3を叩くときには「+」であるようにタ
イミングをとつて印字がなされる。このように常
に活字ベルトを回動させて印字する方式は一般に
フライング方式と呼ばれる。最下桁で記号の印字
動作が終了し、引き続いて数値の印字がなされる
わけであるが、第11図ロに示すように記号桁6
7と数値桁68との間を1桁相当分離せば記号桁
67と数値桁68との区別が明確にできて非常に
見易い。そのため最下桁の印字を行なつた後、次
の上位桁は印字を行なわず(詳細は後述する)第
11図イにおいて点線で示すように、さらに上位
桁にハンマ66を移動させることになる。従つて
次に「3」の数値を印字したい場合には、活字ベ
ルト3の回動方向において第1活字グループG1
から最も近い(活字ベルト3の移動量が最も少な
くてすむ)第2活字グループG2より数値記号
「3」の活字部21が選択される。そして基準位
置検出時にハンマ66と対向していた印字部21
sから第2活字グループG2で選択された活字部
21までの距離と、ハンマ66が最下桁から2桁
分移動した距離とを加えた移動量l2が制御部で演
算される。そして位置検出部19で活字ベルト3
の移動量がカウントされ数字記号「3」の活字部
21がハンマ66と対向したところで印字がなさ
れるように、ハンマ66の駆動タイミングが演算
されハンマ66が駆動される。
さらに、次に数値「3」を印字したい場合には
第2活字グループG2から最も近い第3活字グル
ープG3より数値記号「3」の活字部21が選択
される。そして基準位置検出時にハンマ66と対
向していた印字部21sから第3活字グループG
3で選択された活字部21までの距離とハンマ6
6が1桁分移動する距離とを加えた移動量l3が同
様に演算され、その演算結果に基づいて、活字ベ
ルト3の移動量がカウントされると同時にハンマ
66の駆動タイミングが演算され、印字動作がな
される。このように1桁分の印字が終了するまで
は原則的には基準位置検出時にハンマ66と対向
していた印字部21sの位置を基準にして、活字
選択毎に活字ベルト3の移動量lが演算され、タ
イミングを見測つて(ハンマ66の駆動開始から
活字ベルト3を叩くまでの時間を計算して)ハン
マ駆動を行なうわけであるが、実際には、前の下
桁で選択された活字部21までの移動量lnがすで
に演算されているから、それに加算する形で、次
桁の運動量と、ハンマ66の駆動タイミングが演
算される。
第12図及び第13図は基準位置検出手段の他
の例を示す図である。第12図に示す基準位置検
出手段は、活字ベルト3を成形する際に、基準位
置検出用の導電性可動接点部69が導電性ゴムあ
るいは導電性合成樹脂によつて一体に形成され
る。この可動接点部69は活字部21やベルト歯
部22などよりも若干下方へ突出しており、可動
接点部69の回動軌跡下に設けられ2つの固定接
片70a,70bと接触するようになつている。
従つて活字ベルト3の回動にともなつて導電性可
動接点部69が固定接片70a70b上を通過す
るとき、両接片70a,70bが電気的に導通し
て、それによつて活字ベルト3の基準位置を検知
することができる。
第13図に示す基準位置検出手段は、基準位置
検出用の導電性可動接点部69が金属部片からつ
くられており、活字ベルト3の所定位置にかしめ
によつて取り付けられる。第13図で説明した基
準位置検出手段と同様に可動接点部69が活字部
21やベルト歯部22よりも若干下方へ突出して
おり、間隔をおいて配置された固定接片70a,
70bと接触できるようになつている。
この他に、反射型、あるいは透過型のフオトセ
ンサーを活字ベルト3の近傍に設けて光学的に基
準位置ならびに/あるいは活字ベルト3の移動量
を検知することもできる。次に印字桁上げ機構に
ついて述べる。
〔印字桁上げ機構〕
第2図に示すように、ベース30の手前側でモ
ータ装着凹部31の左側には、ソレノイド取付台
71が突設され、取付片72を介して電磁ソレノ
イド18が前記取付台71によつて固定される。
電磁ソレノイド18のアクチユエータ73は平面
形状がL字形をしており、それの基端部73aと
自由端73bとの間に設けられた水平部には透孔
74が形成されている。一方、ベース30のギア
支持筒体33の横には、アクチエータ支持軸75
が突設され、それの上側小径部が前記透孔74に
挿通されて、アクチエータ73は、この支持軸7
5を中心にして所定角度回動するようになつてい
る。アクチエータ支持軸75の下側大径部には、
アクチエータ付勢バネ76が遊嵌され、それの一
端76aは点線で示すようにベース30の端縁に
他端76bは点線で示すようにアクチエータ73
の基端73aにそれぞれ係止されている。
第2図に示すように選択レバー17の下方に
は、レバー回動軸77が延びており、その回動軸
77がギア支持筒体33の中央凹部に嵌入され
る。この選択レバー17には前記遊星歯車列8の
サンギア43の爪部43cと係合する第1爪部5
0の他に、リングギア42の切欠部42cと係合
する第2爪部78と、前記アクチエータ73の自
由端73bが若干のクリアランスをもつて挿入さ
れる縦型の係合溝79が設けられている。
次に印字桁上げギア9の形状について、第14
図乃至第16図を用いて説明する。第14図は、
印字桁上げギア9の正面図、第15図はそれの一
部を切断した右側面図、第16図はそれの背面図
である。印字桁上げギア9は、それの軸方向にお
いて前歯部80が設けられており、該前歯部80
は前記遊星歯車列8のリングギア42のかさ歯部
42bと噛み合うようになつている。中心部に
は、軸方向に沿つて正面形状が小判形をした軸穴
84が形成され、断面小判形をした印字桁上げ軸
10の一端が強嵌合されるようになつている。印
字桁上げギア9の後部外周には、第2図および第
15図に示すように円周溝85が形成され、この
円周溝85の部分をベース30に設けられた軸受
86に嵌め込み、印字桁上げ軸10の他端を軸受
87に挿入することにより、印字桁上げ軸10が
ベース30上に回転自在に支承される。
この印字桁上げギア9は、遊星歯車列8のリン
グギア42のかさ歯部4と噛み合つている。
次に遊星歯車列8の支持板40→サンギア43
の駆動伝達から支持板40→印字桁上げ軸10の
駆動伝達の切換えについて説明する。第18図は
支持板40からサンギア43へ駆動伝達がなされ
ている状態を示している。すなわちこの状態で
は、電磁ソレノイド18に通電されていないか
ら、第18図に示すようにアクチエータ73の基
端73aがアクチエータ付勢バネ76により引つ
張られる。それによつてアクチエータ73はアク
チエータ支持軸75を中心にして時計回り方向に
回動しており、それの自由端73bにより選択レ
バー17の係合溝79が図面に向つて手前側に押
しつけられている。この押し付けにより選択レバ
ー17は、レバー回動軸77を中心にして反時計
回り方向に回動されており、第18図に示すよう
に第2爪部78がリングギア42の切欠部42c
に入り込み、一方第1爪部50はサンギア43の
爪部43cから離れている。従つてモータ4から
第1アイドルギア6および第2アイドルギア7を
介して、支持板40へ伝達された回転力は支持板
40に直接嵌入された駆動側プーリ1とサンギア
43へ伝達され、駆動側プーリ1とサンギア43
は支持板40と同方向へ回動する。よつて活字ベ
ルト3が移動して前述のように基準位置の検知、
ならびにそれに基づく印字選択がなされる。ま
た、サンギア43の回転力は本実施例においては
ダミーとして使用されるのみである。
指定の活字部21の選択のために、制御部から
指令がなされ、それに基づいて電磁ソレノイド1
8が通電励磁される。この励磁で第19図に示す
ようにアクチエータ付勢バネ76の弾性に抗し
て、アクチエータ73の基端73a側が電磁ソレ
ノイド18に吸引され、それによつてアクチエー
タ73が反時計回り方向に、選択レバー17が時
計回り方向にそれぞれ回動する。この回動動作で
選択レバー17の第2爪部78がリングギア42
の切欠部42cから離れ、その代りに第1爪部5
0がサンギア43の爪部43cに噛み合う。これ
によつてサンギア42の回転が阻止され、支持板
40の回転力は、駆動側プーリ1およびリングギ
ア42に伝達される。従つて、リングギア42の
変形かさ部42bと噛み合つた印字桁上げギア9
が回転し、該印字桁上げギア9を介して、印字桁
上げ軸10に伝達され矢印C方向に回転する。
印字・桁上げ軸10に摺動自在に取り付けられ
るハンマホルダ11には、第2図および第20図
に示すように後方の両側板に印字桁上げ軸10が
自由に回転できる挿通穴91,91が形成され、
それの上方内側には、ハンマ載置部92が後方か
ら前方に向けて水平に延びている。一方の側板の
後方には、バネ掛けピン93が突設され、それの
前方には、長溝94がバネ掛けピン93の方向に
向けて水平に切り込まれている。この長溝94の
斜め下前方には 形に切り込まれたレバー支承部
95が両側板にそれぞれ形成され、さらにハンマ
ホルダ11の前方には、隔壁部96が垂下されて
いる。この隔壁部96は第21図に示すように中
間に選択された活字部21の1つが突出できる大
きさの突出口97が形成されており、その両側に
隔壁部96が設けられている。なお第22図に示
すように隔壁部96の内側で突出口97寄りの端部
にテーパ98をつけておけば、突出口97からの
活字部21の突出がスムーズに行なわれる。
ハンマホルダ11の前記ハンマ載置部92の下
方には、印字桁上げ軸10とスプライン結合され
る、桁上げ紙送りカムが内蔵される。このカムは
第23図乃至第25図に示す如く、中心部から外
周に向けて一方向に延びたハンマ駆動部1010
と外周部に1条の突条101を有する桁上げカム
部102と、紙送りのためにラツク13を復帰す
る橢円形のラツク回動部103とから構成され、
これらは合成樹脂の成形によつて一体に形成され
ている。第26図は桁上げカム部103のカム面
展開図で、前記突条101は周方向の約半分の部
分にわたつて設けられた周方向に延びる円周条突
条101aと、周方向の残り約半分の部分にわた
つて設けられた螺旋状に延びる螺旋状突条101
bとから構成され、これら突条101aと101
bは連続している。この突条101は、ラツク1
3の一方の側面に等間隔に設けられたラツク歯1
04と噛み合うようになつている。
ハンマ66は押出部105を隔壁部96側にし
て、ハンマ載置部92上に載置され、上部に突出
した凸部106がハンマホルダ11の上面に形成
されたガイド溝107にスライド可能に嵌入され
ている。ハンマ66の一方の側面には、バネ掛け
ピン108がハンマホルダ11の長溝94から外
側へ突出している。そしてハンマホルダ11のバ
ネ掛けピン93とハンマ66のバネ掛けピン10
8との間に引張りバネ109が掛け渡され、それ
の引張り力によりハンマ66は活字ベルト3から
離れる方向(後方)に弾性的付勢されている。バ
ネ掛けピン108の下方には、桁上げ紙送りカム
99のハンマ駆動部100が回転によつて当接す
る受部110が設けられている。
第27図および第28図は印字動作を説明する
ための図で、第27図は、印字前の状態を、第2
8図は印字した状態をそれぞれ示す図である。印
字前の状態では、第27図に示すように、引張り
バネ109によつてハンマ66は後方へ引き寄せ
られており、図示しないストツパーによつて位置
決めされている。従つて活字ベルト3(活字部2
1)は、ハンマホルダ11の隔壁部96とハンマ
66の押出部105との間にあつて、押出部10
5とは若干離れている。またハンマ駆動部100
は下方に向いておりハンマ66の受部110とは
接している。
印字桁上げ軸10は、リングギア42からの駆
動伝達で、矢印C方向に1回転する訳であるが、
前の半周で印字動作が、後の半周で桁上げ動作が
連続して行なわれるようになつている。すなわ
ち、印字桁上げ軸10が矢印C方向に回転する
と、それにスプライン結合されている桁上げ紙送
りカム99も一体回転するが、前の半周では円周
状突状101aがラツク歯部104と噛み合つて
いるから、桁上げ紙送りカム99(ハンマホルダ
11やハンマ66なども一緒)の移送はなく、そ
の場で半周しているだけである。この桁上げ紙送
りカム99の半周でハンマ駆動部100は第28
図に示すようにハンマ66の受部110に当接
し、引き続くハンマ駆動部100の回動でハンマ
66は引張りバネ109の弾性に抗して前方に押
し出される。選択されて用紙16と対向している
活字部21は、ハンマ66の押し出しによりそれ
の突出口97から前方へ突出して用紙16に押し
付けられて所望の印字がなされる。なお第21図
に示すように突出口97の両側には隔壁部96が
それぞれ設けられているから、サイドプリントな
どの不要なプリントはなされない。印字桁上げカ
ム99の回転にともないハンマ駆動部100が、
第28図に示すように真横の位置から上側に移動
することにより、ハンマ66は引張りバネ109
により後方へ引き寄せられ、ハンマ66は活字ベ
ルト3から離れる。このハンマ66の往復動の
際、ハンマ載置部92、凸部106とガイド溝1
07の係合、ならびにバネ掛けピン108と長溝
94の係合によりハンマ66は適正にガイドされ
る。
引き続いて印字桁上げカム99が回転すると、
今度は前述の螺旋状突条101bがラツク歯10
4と噛み合い、回転にともないハンマリターンバ
ネ12の弾性に抗してハンマホルダ11、ハンマ
66、印字桁上げカム99などが1桁相当分だけ
上桁方向(第1図において左側)へ移動し桁上げ
がなされる。
このような活字選択、印字動作ならびに桁上げ
動作の繰り返しによつて一行分のプリントがなさ
れる。
第2図において、軸受86の斜め下方には、ラ
ツク受け透孔111が穿設され、そこにラツク1
3の一端円柱部112が回転可能に挿入され、一
方軸受87の斜め下方に設けられた円弧状のラツ
ク受け凹部114には、ラツク13の他端円柱部
が回転可能に嵌入されて、ラツク13の位置決め
がなされる。ラツク受け透孔111ならびにラツ
ク受け凹部の奥側には、下部に紙送り軸115の
両端をそれぞれ回転自在に支承するアーム116
を2本所定の間隔をおいて設けた紙ガイド壁11
7が立設されている。
第29図イ,ロは、紙ガイド壁117の上部の
形状を示す一部正面図ならびに実施例によつてプ
リントされた用紙の一部正面図である。前述した
ように下桁側の記号桁67と、それよりも上桁側
の数値桁68との間を所定の距離、例えば1桁相
当分離せば、記号桁67と数値桁68との区別が
明確にできて非常に見易い。そのため紙ガイド壁
117の上部には記号桁67に相当するところに
印字を行なうための印字用切欠部118と、数値
桁に相当するところに印字を行なうための印字用
切欠部119との間に、1桁相当分の横幅を有す
るマスク部120が設けられている。そしてハン
マが最下桁である記号桁67からそれより上位桁
の数値桁68に移動する途中で前記マスク部12
0と対向する位置で停止し、通常の印字動作と同
じ動作が行なわれるが、ハンマ66によつて押し
出された印字部21は、マスク部120に当接す
るため、用紙16への印字はなされない。従つて
この桁位置での活字選択は、次の上位桁で選択さ
れる活字部21の若干手前の活字部21が選択さ
れる。次にハンマホルダリターン紙送り機構につ
いて説明する。
〔ハンマホルダリターン紙送り機構〕
前述のように1行分のプリントが終了すると、
ハンマホルダ11を再びホームポジシヨンに帰し
て次の行のプリントに備える必要がある。前記
〔印字桁上げ機構〕の項では説明を省略したが、
前記ハンマホルダ11のレバー支承部95,95
には、ラツク解除レバー121の両端が回動自在
に支承されている。このラツク解除レバー121
には、上方に向いて突出した受爪122と、下方
に向いて突出したスライド突部123が設けられ
ている。第30図、第31図に示すようにラツク
解除レバー121はハンマ66とラツク13との
間に配置されており、ラツク13を回動する前の
状態では、前記受爪122は、第30図に示すよ
うに活字ベルト3の下方斜め前方に位置してい
る。一方、前記スライド突部123はラツク13
の上面に、それの長手方向に沿つて形成された引
掛け溝124に挿入され、ハンマホルダ11の移
送にともなつてスライド突部123は、引掛け溝
124内でスライドすることになる。
第30図は、ハンマホルダリターンを開始する
前の状態を示している。この状態では、押下げ部
片24がハンマ66と対向するように位置選択さ
れ、押下げ部片24は活字ベルト3よりも下方へ
突出しているため、受爪122の上端部は押下げ
部片24の下端よりも若干上方に位置している。
通常の印字動作と同様にハンマ駆動部100が矢
印C方向に回動し、それによつてハンマ66を介
して押下げ部片24が用紙16側へ押される。こ
の押下げ部片24の水平移動にともない第31図
に示すようにラツク解除レバー121が矢印D方
向に回動し、ラツク解除レバー121のスライド
突部123とラツク13の引掛け溝124とが係
合しているから前記ラツク解除レバー121の回
動にともなつてラツク13は矢印E方向に回動さ
れる。このようにして矢印E方向に倒されたラツ
ク13は、後述のラツク回動部103で元の位置
に回動復帰されるまでは、倒されたままの状態に
なつている。そしてラツク歯104は印字桁上げ
カム99の突条101から離れ、ラツク13と印
字桁上げカム99との係合関係が解除される。す
るとハンマ66、印字桁上げカム99ならびにラ
ツク解除レバー121を内蔵したハンマホルダ1
1が、ホルダリターンバネ12の引張力により印
字桁上げ軸10に沿つてホームポジシヨン側へリ
ターンされる。
第2図に示すように、ラツク13の向つて右端
には、ラツク13の軸方向に沿つて段差を有す
る、2つの山形をした紙送り中間レバー部125
が突設されている。一方、第2図、第24図およ
び第25図に示すように桁上げ、紙送りカム99
におけるラツク回動部103の端面には、ほぼ円
板状の中間ストツパー部126が一体に設けら
れ、それの所定位置には、第25図に示すように
前記ラツク13の紙送り中間レバー部125が挿
通する大きさの扇形切除部127が形成されてい
る。従つてハンマホルダ11がホームポジシヨン
側へリターンしたとき、紙送り中間レバー部12
5のラツク歯104側端面と中間ストツパー部1
26の外側面とが当接して、ハンマホルダ11の
移動が停止される。このようにして、ハンマホル
ダ11がホームポジシヨン寄りの中間位置で停止
されているため、桁上げ紙送りカム99のラツク
回動部103とラツク13の紙送り中間レバー部
125とは互いにずれた位置にあつて対向してい
ない。
このハンマホルダリターン動作と併行して紙送
り動作が行なわれるようになつており、次にこの
動作について説明する。第2図に示すように、ラ
ツク13のラツク歯104とは反対側には、係合
ピン128がラツク13の軸方向と平行に突出し
て設けられている。このラツク13の後方には、
それと平行に紙送り軸115が配置され、そのほ
ぼ左半分には、所定の間隔をおいて2つのゴム環
129を弾性的に外嵌した紙送りローラ14が固
着されている。第2図および第32図に示すよう
に紙送りローラ14の右端面には、従動型紙送り
ラチエツト130が取り付けられており、紙送り
軸115に回転自在に支承された駆動側紙送りラ
チエツト131と対向している。第32図に示す
ように駆動側紙送りラチエツト131は、それと
一方のアーム116との間に介挿されたラチエツ
ト付勢バネ132の弾性により従動側紙送りラチ
エツト130と常に噛み合う方向に付勢されてい
る。第2図、第33図および第34図に示すよう
に駆動側紙送りラチエツト131の側面が一部突
出しており、そこに前記ラツク13の係合ピン1
28が横になつて回動可能に嵌入されるピン溝1
33が設けられている。また第34図に示すよう
に紙送りローラ14の斜め上方には、それと連れ
回わりする従動ローラ134が配置され、用紙1
6が紙送りローラ14と従動ローラ134との間
で挾持されている。
第33図は、紙送りが開始される前の状態を示
している。この状態では、活字選択あるいは印字
桁上げ動作などが行なわれている訳であり、ラツ
ク13と桁上げ紙送りカム99とが係合してい
る。
前述のようにハンマホルダリターン動作で第3
4図に実線で示すようにラツク13矢印E方向に
回動すると、係合ピン128とピン溝133との
係合で駆動側紙送りラチエツト131が紙送り軸
115を中心にして、実線で示すように、矢印F
方向に所定角度回動する。この矢印F方向の回動
では、駆動側紙送りラチエツ131と従動側紙送
りラチエツト130とは、噛み合わないような歯
形状になつておりラツク13が倒れ切つたときに
は、第34図に示すように駆動側紙送りラチエツ
ト131のピン溝133が若干斜め上方を向いて
停止し、紙送りの待機状態にある。
一方、ラツク13が回動すると、ラツク13の
ラツク歯104と桁上げ紙送りカム99との係合
が外れるので、前述したホルダリターンバネ12
の引張力で、ハンマホルダ11は急速にホームポ
ジシヨンに復帰する。なお、下位桁からハンマホ
ルダ11がホームポジシヨンに復帰する場合、桁
上げ紙送りカム99の残りの約3/4回転の途上
でハンマホルダ11はホームポジシヨン近傍まで
達するが、この場合、桁上げ紙送りカム99の回
転途上では、該桁上げ紙送りカム99の中間スト
ツパー部126がラツク13の紙送り中間レバー
部125の側面に当接して、ラツク回動部103
と紙送り中間レバー部125とが位置的にずれて
いるから、ラツク回動部103によつてラツク1
3が掻き上げられることがなく、従つて第34図
に示すラツク13の倒れた状態ならびに駆動側紙
送りラチエツト131の待機状態はそのまま保持
される。そして、桁上げ紙送りカム99が1回転
し終ると、中間ストツパー部126の扇形切除部
127がラツク13の紙送り中間レバー部125
と対向し、この時初めてハンマホルダ11はホー
ムポジシヨンまで完全に復帰可能となる。
上述のように、ハンマホルダリターンのため
に、印字桁上げ軸10が1回転し終ると(このと
きすでに電磁ソレノイド18は、非励磁状態にな
つている)第17図イに示すように選択レバー1
7の第2爪部78は、アクチエータ付勢バネの引
張力により遊昇歯車列8のリングギア42の切欠
部42cに落ち込み、それによつてリングギア4
2の回転および印字桁上げギア9(印字桁上げ軸
10)の回転が阻止されて静止状態になる。なの
このときも常に活字ベルトは回動しているが、こ
の活字ベルト3の回動の間もラツク13のラツク
歯104と桁上げ紙送りカム99との係合が外れ
ているので、上述したハンマホルダリターンのた
めの時間は充分にとれることになる。そして次に
押下げ部片24がハンマ66と対向するように活
字ベルト3の位置選択がなされ、押下げ部片24
がハンマ66と対向した位置で電磁ソレノイド1
8が励磁されて、前述と同様に印字桁上げ軸10
が約1/4回転することにより、第28図に示す
ようにハンマ66により押下げ部片24が押し出
される。ハンマホルダリターン動作の場合と相異
する点は、ラツク13が倒れて駆動側紙送りラチ
エツト131が紙送り待機状態にあるから、単に
押下げ部片が前後進するのみである。一方、この
ときにはホルダリターンバネ12の引張力でハン
マホルダ11が移動して完全にホームポジシヨン
に戻つているので、桁上げ紙送りカム99のラツ
ク回動部103がラツク13の紙送り中間レバー
部125と係合(噛合)可能な状態にあり、引き
続いて桁上げ紙送りカム99が回転するのにとも
ない、ラツク回動部103が紙送り中間レバー部
125に突き当り、その紙送り中間レバー部12
5を介して倒れているラツク13を第34図で点
線で示すように矢印G方向に回動する。この回動
でラツク13は元の位置に戻り、ラツク歯104
が桁上げ紙送りカム99の突条101と噛み合う
とともに、ラツク13の回動にともなつて駆動側
紙送りラチエツト131が矢印H方向に回動す
る。この矢印H方向へ回動するとき駆動側紙送り
ラチエツト131と従動側紙送りラチエツト13
0とが噛み合うような歯形状になつているから、
紙送りローラ14も同じように矢印H方向に回動
し、それによつて用紙16が矢印I方向に押し出
されて半行分に相当する量の紙送りがなされる。
桁上げ紙送りカム99が1回転すると選択レバ
ー17によつて駆動力の伝達が切り替えられ、回
動している活字ベルト3の押下げ部片24がハン
マ66と対向するように位置選択がなされる。そ
して桁上げ紙送りカム99が1回転する間に、第
34図に示すようにラツク13が矢印E方向およ
び矢印G方向に往復動し、それにともなつて駆動
側紙送りラチエツト131(紙送りローラ14)
が矢印F方向に回動することにより紙送り待機状
態となり、引き続き矢印H方向に回動することに
よつて用紙16が矢印I方向に押し出されて残り
の半行分に相当する量の紙送りがなされる。
本実施例では紙送りローラ14を2度回転する
ことにより、1行分に相当する量の紙送りがなさ
れるが、例えば紙送りローラ14の径を大きくし
て1度の回転で1行分に相当する量の紙送りをす
ることもできる。
第34図に示すように紙送りローラ14と従動
ローラ134との共働で送り出された用紙16
は、例えば第27図に示すように、ガイド板15
と紙ガイド壁117との隙間を通つて次に印字さ
れる個所がハンマ66と対向するように押し上げ
られる。前述のように紙ガイド壁117はベース
30と一体に形成されているがガイド板15は第
2図に示すように紙ガイド壁117の両端の上部
後方に形成されたガイド板支持凹部135,13
5にその両端部が強嵌合されることにより、ぐら
つかないように固定されている。このガイド板1
5は厚手の金属板よりなりプラテンを兼用してい
る。
前述した様にこのプリンタでは、ハンマホルダ
11のリターンが開始されてから、倒れたラツク
13が掻き上げられるまでの間に、活字選択動作
が入るため、ハンマホルダ11がホームポジシヨ
ンに帰るまでの間に時間的な余裕があり、しかも
ハンマホルダ11(桁上げ紙送りカム99)が完
全にホームポジシヨンに戻らないと、ラツク13
の桁上げ可能位置への回動ができない機構になつ
ているから、ハンマホルダ11のリターン途中で
ラツク13が回動して、中途の位置でラツク13
と桁上げ紙送りカム99とが噛み合つてハンマホ
ルダ11のリターン動作が阻止されるようなこと
はない。
(c) 効果 本発明は以下のような効果を有する。
本発明によるプリンタは、フライング方式によ
る印字を行うために、非常に高速印字が可能とな
り、また印字の際、活字ベルト3が急激に静止し
たり動き出したりすることがないために、印字の
際の活字ベルトの振動が極端に小さくなり、この
活字ベルト3の振動における用紙の汚れがなくな
りきれいな印字が得られる。
また、フライング方式の場合、活字の位置とハ
ンマリングのタイミングが重要であるが、本発明
の如く遊星歯車列を用いた場合、プーリとハンマ
駆動軸とが常時ギア連結されているため、一定の
位置関係が安定して得られるため誤印字のない正
確な印字が得られ、信頼性が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
図はすべて本発明の実施例に係るプリンタを説
明するためのもので、第1図はプリンタの平面か
らみた概略構成図、第2図はプリンタの分解斜視
図、第3図は活字ベルトの平面説明図、第4図は
その活字ベルトの一部拡大斜視図、第5図は、そ
の活字ベルトの一部拡大平面図、第6図は活字ベ
ルトの作り方を説明するための平面説明図、第7
図イ,ロは遊星歯車列の構成を示す分解斜視図、
第8図は遊星歯車列の各部位置関係を示す概略説
明図、第9図および第10図は基準位置検出部の
拡大断面図、第11図イは桁上げにともなう活字
ベルトの移動量の変化を示す説明図、同図ロは具
体例によつてプリントされた用紙の一部正面図、
第12図および第13図は基準位置検出手段の他
の例を示す一部拡大斜視図、第14図は印字桁上
げギアの正面図、第15図はそれの一部を切断し
た右側面図、第16図はその背面図、第17図は
印字桁上げギアの配置状態を示す説明図、第18
図および第19図は選択レバーの動作を示す説明
図、第20図はハンマホルダの斜視図、第21図
はハンマホルダの一部正面図、第22図はハンマ
ホルダにおける隔壁部の拡大切断平面図、第23
図は桁上げカム部の正面図、第24図はそれの側
面図、第25図はそれの背面図、第26図はそれ
のカム面展開図、第27図および第28図は印字
動作を説明するための印字部の側面図、第29図
イは紙ガイド壁の一部正面図、同図ロは具体例に
よつてプリントされた用紙の一部正面図、第30
図および第31図はラツクの回動動作を説明する
ための要部側面図、第32図は紙送り部の要部平
面図、第33図および第34図は紙送り動作を示
す説明図である。 1…駆動側プーリ、2…従動側プーリ、3…活
字ベルト、4…直流モータ、8…遊星歯車列、9
…印字桁上げギア、10…印字桁上げ軸、11…
ハンマホルダ、13…ラツク、14…紙送りロー
ラ、15…ガイド板、16…用紙、17…選択レ
バー、18…電磁ソレノイド、19…位置検出
部、21…活字部、24…押下げ部片、28…コ
ード板、29…接片、40…支持板、41…プラ
ネツトギア、42…リングギア、43…サンギ
ア、50…第1爪部、51…ボタン、52…弾性
金属片、53…接片ブロツク、66…ハンマ、6
7…記号桁、68…数値桁、69…可動接点部、
70…固定接片、73…アクチエータ、78…第
2爪部、96…隔壁部、97…突出口、99…桁
上げ紙送りカム、100…ハンマ駆動部、101
…突条、102…桁上げカム部、103…ラツク
回動部、104…ラツク歯、115…紙送り軸、
117…紙ガイド壁、118…印字用切欠部、1
20…マスク部、121…ラツク解除レバー、1
22…受爪、125…紙送り中間レバー部、12
6…中間ストツパー部、128…係合ピン、13
0…従動側紙送りラチエツト、131…駆動側紙
送りラチエツト、134…従動ローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多数の活字部を外側に並設した無端ベルト状
    活字担体と、その活字担体を回動させる活字担体
    回動手段と、前記無端ベルト状活字担体の外側に
    用紙を供給する供給手段と、前記無端ベルト状活
    字担体の内側で前記用紙の供給方向と直交する方
    向に移送されるとともに選択された活字部を用紙
    に押し付けるハンマ手段と、遊星歯車列と、この
    遊星歯車列を介して前記活字担体回動手段を常時
    回転させることにより前記無端ベルト状活字担体
    を常時回動させる1つの駆動源と、前記遊星歯車
    列の出力部を切替えて所望の活字位置で前記ハン
    マ手段を選択的に駆動せしめかつこのハンマ手段
    を桁方向に移送するトリガ手段と、を備えるとと
    もに、前記活字担体回動手段とハンマ手段とが前
    記遊星歯車列を介して歯車結合してなることを特
    徴とするプリンター。
JP21208184A 1984-10-09 1984-10-09 プリンタ− Granted JPS6189851A (ja)

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JP21208184A JPS6189851A (ja) 1984-10-09 1984-10-09 プリンタ−

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Publication Number Publication Date
JPS6189851A JPS6189851A (ja) 1986-05-08
JPH0331349B2 true JPH0331349B2 (ja) 1991-05-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58145484A (ja) * 1982-02-22 1983-08-30 Seiko Epson Corp 印刷装置
JPS58199179A (ja) * 1982-05-14 1983-11-19 Alps Electric Co Ltd 印字装置

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JPS6189851A (ja) 1986-05-08

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