JPH0331516B2 - - Google Patents
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- JPH0331516B2 JPH0331516B2 JP57220314A JP22031482A JPH0331516B2 JP H0331516 B2 JPH0331516 B2 JP H0331516B2 JP 57220314 A JP57220314 A JP 57220314A JP 22031482 A JP22031482 A JP 22031482A JP H0331516 B2 JPH0331516 B2 JP H0331516B2
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- Japan
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- fiber
- water
- fibers
- present
- aqueous solution
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Description
本発明はグラム陰性菌で汚染された水または水
溶液から、該菌体および該菌体細胞壁成分を除去
する方法に関する。 グラム陰性菌は大腸菌、サルモネラ菌、赤痢
菌、緑膿菌あるいは霊菌などとして知られるごく
身近に存在する細菌であるが、その細胞壁のリポ
多糖体は生体内で発熱作用を示す物質すなわちパ
イロジエンとして知られている。 したがつて、消化管を経ないで生体内に直接投
与する注射用の水、生理的食塩水、ブドウ糖やビ
タミンなどの栄養成分を含む輸液、血液透析用の
透析液、点眼液のほか、無菌動物飼育用の水およ
び栄養液からはグラム陰性菌の生菌は勿論、死菌
およびその細胞壁成分をも厳密に除去しなければ
ならない。 通常、無菌水の製造には高分子膜による逆浸透
圧法が用いられているが、この方法は溶液からの
パイロジエンの除去には用いることができない。
また、タンパク質などの水溶液からの菌体の除去
には孔径0.5μm程度の多孔質膜によるろ過が行な
われているが、菌体が存在する場合にはリポ多糖
体も共存するのが普通であり、リポ多糖体の分子
量は千数百(Eschericia coli 0111 B4のリピツ
ドAの分子量は1700)乃至数百分(会合状態)で
あるので、この場合はパイロジエンの完全除去に
はならない。 このように膜によるろ過法は、大きさの分布の
狭い物質の除去には適しているが、大きさの分布
の広い物質の除去には適さない。また、同じ大き
さの物質を分離することは出来ない。 そこで本発明者らは、溶質が存在しても有効な
リポ多糖体の除去方法を見い出すべく鋭意検討し
た結果、本発明に到達した。 即ち、本発明は、グラム陰性菌で汚染された水
または水溶液を、アミノ基含有繊維と接触させる
ことを特徴とする水または水溶液中のグラム陰性
菌および該細胞壁成分の除去方法を提供するもの
である。 本発明の特徴は、溶質の分子量の大小に関係な
く、水溶液中のグラム陰性菌及び該死菌及び該菌
体細胞壁成分を吸着除去できることにある。ま
た、繊維状であるため、樹脂状である場合のよう
に、微粒子の放出のないこと、および、の過膜と
異なり再生による再使用が可能であることも本発
明の特徴である。 本発明で用いるアミノ基含有繊維は、第1級ま
たは第2級または第3級アミノ基または第4級ア
ンモニウム基を0.01ミリモル/g以上、より好ま
しくは1ミリモル/g以上の密度で有する繊維で
あつて、使用条件において物理的および化学的に
安定であることのほかには特に制限は無いが、使
用済繊維の再生・再使用を行なうためには耐酸・
耐アルカリ性に富むことが好ましい。また、繊維
中のアミノ基の結合状態は、幹ポリマに直接結合
している場合より、炭素数4個以上、より好まし
くは、12個以上のメチレン鎖に相当する長さの置
換基を介して結合している方が、リポ多糖体に対
する吸着用量が大きいので好ましい。また、該ア
ミノ基は第1〜3級アミノ基であるより、第4級
アンモニウム基である方が吸着容量が大きい。 本発明で用いるアミノ基含有繊維の一例をあげ
るとセルロース繊維にアミノ基を導入したもの、
ポリビニルアルコール・アセタール繊維にアミノ
基を導入したもの、ポリ塩化ビニル繊維にアミノ
基を導入したもの、および、ポリスチレン繊維に
アミノ基を導入したもの等があるが、とりわけ、
ポリスチレン繊維にアミノ基を導入したものは化
学的に安定である特徴があり、かつ、該繊維をポ
リα−オレフインで補強した繊維は機械的特性に
優れる。 該アミノ化ポリスチレン繊維の具体例をあげる
と、多芯海島型構造でポリプロピレンにより補強
したポリスチレン繊維をホルムアルデヒドで架橋
したのち、ポリスチレンの芳香核置換基として、
アミノメチル基、ジメチルアミノメチル基、ジメ
チルアミノアセトアミドメチル基、ジエチルアミ
ノアセトアミドメチル基、N′−メチルピペラジ
ノアセトアミドメチル基、トリメチルアンモニウ
ムアセトアミドメチル基、トリエチルアンモニウ
ムアセトアミドメチル基、トリn−ブチルアンモ
ニウムアセトアミドメチル基、ω−アミノヘキシ
ルアミノアセトアミドメチル基、ω−アミノウン
デカノアミノアセトアミドメチル基などを導入し
た繊維があげられる。 本発明で用いるアミノ基含有繊維の太さには特
に制限はないが、細い方が表面積が大きくなり、
吸着容量および速度が大きくなる。該繊維の断面
形状は真円のほか、T形、三角形などの種々の異
形断面であつてもよく、また、中空繊維状であつ
てもよい。また、織物、編物、紙などの高次形態
でも用いうる。繊維が水に対してよくなじむと、
繊維を乾燥して保存しても、必要なときにすぐ使
うことができるので、繊維の含水度は0.3より大
きいことが好ましい。また、該繊維は、予め、処
理されるべき水または水溶液と同一のPHの緩衝液
で処理しておくのが良い。 本発明の実施におけるアミノ基含有繊維は通常
クロマトカラムに充填するか、あるいは、ろ布、
または、ろ紙の形で用いられる。 本発明の実施の温度は低い方が除去効率が高い
ので、通常0〜40℃である。 本発明の実施は多孔質膜によるろ過と組み合せ
て行なうことができる。また、一度使用したアミ
ノ基含有繊維は酸またはアルカリで洗浄すれば、
再び使用することができる。 以下、本発明の実施例により、さらに具体的に
説明する。 実施例 1 Eschericia coli strain B(Sigma社)を0.06
mg/mlの濃度で分散させた水10mlに表1の各試料
0.09gを入れ、20〜25℃で2時間振とうしたの
ち、No.2の定性ろ紙でろ過し、ろ液について濁度
法で水中の菌体濃度を求めた。濁度は280mμの
吸光度測定によつた。結果を表1に示す。表から
アミノ基含有繊維が、市販のイオン交換樹脂IRA
−938に比べ、2倍以上の吸着能を有することが
わかる。いずれの試料も実験に先立つて、007M
−リン酸緩衝液で洗浄して、PH7.4に調整したの
ち、真空乾燥して用いた。 各試料は以下のように調製した。 〔原料繊維〕 ポリプロピレン(三井“ノーブレン”J3HG)
溶液から、該菌体および該菌体細胞壁成分を除去
する方法に関する。 グラム陰性菌は大腸菌、サルモネラ菌、赤痢
菌、緑膿菌あるいは霊菌などとして知られるごく
身近に存在する細菌であるが、その細胞壁のリポ
多糖体は生体内で発熱作用を示す物質すなわちパ
イロジエンとして知られている。 したがつて、消化管を経ないで生体内に直接投
与する注射用の水、生理的食塩水、ブドウ糖やビ
タミンなどの栄養成分を含む輸液、血液透析用の
透析液、点眼液のほか、無菌動物飼育用の水およ
び栄養液からはグラム陰性菌の生菌は勿論、死菌
およびその細胞壁成分をも厳密に除去しなければ
ならない。 通常、無菌水の製造には高分子膜による逆浸透
圧法が用いられているが、この方法は溶液からの
パイロジエンの除去には用いることができない。
また、タンパク質などの水溶液からの菌体の除去
には孔径0.5μm程度の多孔質膜によるろ過が行な
われているが、菌体が存在する場合にはリポ多糖
体も共存するのが普通であり、リポ多糖体の分子
量は千数百(Eschericia coli 0111 B4のリピツ
ドAの分子量は1700)乃至数百分(会合状態)で
あるので、この場合はパイロジエンの完全除去に
はならない。 このように膜によるろ過法は、大きさの分布の
狭い物質の除去には適しているが、大きさの分布
の広い物質の除去には適さない。また、同じ大き
さの物質を分離することは出来ない。 そこで本発明者らは、溶質が存在しても有効な
リポ多糖体の除去方法を見い出すべく鋭意検討し
た結果、本発明に到達した。 即ち、本発明は、グラム陰性菌で汚染された水
または水溶液を、アミノ基含有繊維と接触させる
ことを特徴とする水または水溶液中のグラム陰性
菌および該細胞壁成分の除去方法を提供するもの
である。 本発明の特徴は、溶質の分子量の大小に関係な
く、水溶液中のグラム陰性菌及び該死菌及び該菌
体細胞壁成分を吸着除去できることにある。ま
た、繊維状であるため、樹脂状である場合のよう
に、微粒子の放出のないこと、および、の過膜と
異なり再生による再使用が可能であることも本発
明の特徴である。 本発明で用いるアミノ基含有繊維は、第1級ま
たは第2級または第3級アミノ基または第4級ア
ンモニウム基を0.01ミリモル/g以上、より好ま
しくは1ミリモル/g以上の密度で有する繊維で
あつて、使用条件において物理的および化学的に
安定であることのほかには特に制限は無いが、使
用済繊維の再生・再使用を行なうためには耐酸・
耐アルカリ性に富むことが好ましい。また、繊維
中のアミノ基の結合状態は、幹ポリマに直接結合
している場合より、炭素数4個以上、より好まし
くは、12個以上のメチレン鎖に相当する長さの置
換基を介して結合している方が、リポ多糖体に対
する吸着用量が大きいので好ましい。また、該ア
ミノ基は第1〜3級アミノ基であるより、第4級
アンモニウム基である方が吸着容量が大きい。 本発明で用いるアミノ基含有繊維の一例をあげ
るとセルロース繊維にアミノ基を導入したもの、
ポリビニルアルコール・アセタール繊維にアミノ
基を導入したもの、ポリ塩化ビニル繊維にアミノ
基を導入したもの、および、ポリスチレン繊維に
アミノ基を導入したもの等があるが、とりわけ、
ポリスチレン繊維にアミノ基を導入したものは化
学的に安定である特徴があり、かつ、該繊維をポ
リα−オレフインで補強した繊維は機械的特性に
優れる。 該アミノ化ポリスチレン繊維の具体例をあげる
と、多芯海島型構造でポリプロピレンにより補強
したポリスチレン繊維をホルムアルデヒドで架橋
したのち、ポリスチレンの芳香核置換基として、
アミノメチル基、ジメチルアミノメチル基、ジメ
チルアミノアセトアミドメチル基、ジエチルアミ
ノアセトアミドメチル基、N′−メチルピペラジ
ノアセトアミドメチル基、トリメチルアンモニウ
ムアセトアミドメチル基、トリエチルアンモニウ
ムアセトアミドメチル基、トリn−ブチルアンモ
ニウムアセトアミドメチル基、ω−アミノヘキシ
ルアミノアセトアミドメチル基、ω−アミノウン
デカノアミノアセトアミドメチル基などを導入し
た繊維があげられる。 本発明で用いるアミノ基含有繊維の太さには特
に制限はないが、細い方が表面積が大きくなり、
吸着容量および速度が大きくなる。該繊維の断面
形状は真円のほか、T形、三角形などの種々の異
形断面であつてもよく、また、中空繊維状であつ
てもよい。また、織物、編物、紙などの高次形態
でも用いうる。繊維が水に対してよくなじむと、
繊維を乾燥して保存しても、必要なときにすぐ使
うことができるので、繊維の含水度は0.3より大
きいことが好ましい。また、該繊維は、予め、処
理されるべき水または水溶液と同一のPHの緩衝液
で処理しておくのが良い。 本発明の実施におけるアミノ基含有繊維は通常
クロマトカラムに充填するか、あるいは、ろ布、
または、ろ紙の形で用いられる。 本発明の実施の温度は低い方が除去効率が高い
ので、通常0〜40℃である。 本発明の実施は多孔質膜によるろ過と組み合せ
て行なうことができる。また、一度使用したアミ
ノ基含有繊維は酸またはアルカリで洗浄すれば、
再び使用することができる。 以下、本発明の実施例により、さらに具体的に
説明する。 実施例 1 Eschericia coli strain B(Sigma社)を0.06
mg/mlの濃度で分散させた水10mlに表1の各試料
0.09gを入れ、20〜25℃で2時間振とうしたの
ち、No.2の定性ろ紙でろ過し、ろ液について濁度
法で水中の菌体濃度を求めた。濁度は280mμの
吸光度測定によつた。結果を表1に示す。表から
アミノ基含有繊維が、市販のイオン交換樹脂IRA
−938に比べ、2倍以上の吸着能を有することが
わかる。いずれの試料も実験に先立つて、007M
−リン酸緩衝液で洗浄して、PH7.4に調整したの
ち、真空乾燥して用いた。 各試料は以下のように調製した。 〔原料繊維〕 ポリプロピレン(三井“ノーブレン”J3HG)
上記で得られた原料繊維3gを100mlの50%ジ
メチルアミン水溶液中に浸し、40℃で10時間加熱
したのち、水で十分に洗浄して、ジメチルアミノ
アセトアミドメチル化ポリスチレン繊維(本発明
繊維1)を得た。このものの交換容量は2.68ミリ
当量/gであり、PH7.4の0.07M−リン酸緩衝液
中の含水度は2.4であつた。ただし、含水度とは、
繊維を十分に膨潤させたのち、遠心脱水したあと
の湿重量(W1)と乾燥重量(W0)とから次式に
より算出した値を意味する。 含水度=W1/W0−1 〔本発明繊維2〕 原料繊維3gを100mlの20%N−メチルピペラ
ジン・ジメチルスルホキサイド溶液に浸し、100
℃で3時間加熱したのち、水で十分に洗浄して、
N′−メチルピペラジノアセトアミドメチル化ポ
リスチレン繊維(本発明繊維2)を得た。このも
のの交換容量は2.09ミリ当量/gであり、PH7.4
における含水度は2.3であつた。 〔本発明繊維3〕 ヨウ化カリウム3gを水10mlに溶解し、これに
90mlのエタノールを混合して得た溶液中に原料繊
維3gを浸し、50℃で5時間加熱した。次に、こ
の繊維をトリエチルアミン50mlと水50mlの混合液
に浸し、50℃で15時間加熱した。繊維を水、1N
−水酸化ナトリウム、水、1M−食塩水で順次洗
つて、トリエチルアンモニウムアセトアミドメチ
ル化ポリスチレン繊維(本発明繊維3)を得た。
この繊維の中性塩分解容量は1.56ミリ当量/g、
全交換容量1.65ミリ当量/g、含水度(PH7.4)
は1.2であつた。 〔本発明繊維4〕 原料繊維5gを6N−塩酸に浸し、15時間還流
加熱した。次に、繊維をギ酸20mlとホルマリン20
mlのおよび水60mlの混合液中に浸し、90℃で2時
間加熱したのち、水、1N−水酸化ナトリウム水
溶液、水、1N−塩酸、水で順次洗つて、ジメチ
ルアミノメチル化ポリスチレン繊維(本発明試料
4)を得た。この繊維の全交換容量は2.70ミリ当
量/gで、含水度(PH7.4)は4.0であつた。 実施例 2 リポ多糖体E.Coli 026:B6(フエノール抽出
法、デイフコラボラトリーズ社製)を0.1mg/ml
の濃度で分散させた水10mlに表2の各試料0.20g
を入れ、37℃で2時間振とうしたのち、No.2の定
性ろ紙でろ過し、ろ液についてリポ多糖体の濃度
をフエノール・硫酸法(検体2ml、5%フエノー
ル水 1ml、濃硫酸5ml:485mμ)で求めた。
結果を表2に示す。いずれの試料も、0.07M−リ
ン酸緩衝液で洗浄して、PH7.4に調整したのち、
真空乾燥して用いた。 表からアミノ基含有繊維が、リポ多糖体(グラ
ム陰性菌細胞壁成分)の吸着に優れていることが
わかる。 各試料は以下のように調製した。
メチルアミン水溶液中に浸し、40℃で10時間加熱
したのち、水で十分に洗浄して、ジメチルアミノ
アセトアミドメチル化ポリスチレン繊維(本発明
繊維1)を得た。このものの交換容量は2.68ミリ
当量/gであり、PH7.4の0.07M−リン酸緩衝液
中の含水度は2.4であつた。ただし、含水度とは、
繊維を十分に膨潤させたのち、遠心脱水したあと
の湿重量(W1)と乾燥重量(W0)とから次式に
より算出した値を意味する。 含水度=W1/W0−1 〔本発明繊維2〕 原料繊維3gを100mlの20%N−メチルピペラ
ジン・ジメチルスルホキサイド溶液に浸し、100
℃で3時間加熱したのち、水で十分に洗浄して、
N′−メチルピペラジノアセトアミドメチル化ポ
リスチレン繊維(本発明繊維2)を得た。このも
のの交換容量は2.09ミリ当量/gであり、PH7.4
における含水度は2.3であつた。 〔本発明繊維3〕 ヨウ化カリウム3gを水10mlに溶解し、これに
90mlのエタノールを混合して得た溶液中に原料繊
維3gを浸し、50℃で5時間加熱した。次に、こ
の繊維をトリエチルアミン50mlと水50mlの混合液
に浸し、50℃で15時間加熱した。繊維を水、1N
−水酸化ナトリウム、水、1M−食塩水で順次洗
つて、トリエチルアンモニウムアセトアミドメチ
ル化ポリスチレン繊維(本発明繊維3)を得た。
この繊維の中性塩分解容量は1.56ミリ当量/g、
全交換容量1.65ミリ当量/g、含水度(PH7.4)
は1.2であつた。 〔本発明繊維4〕 原料繊維5gを6N−塩酸に浸し、15時間還流
加熱した。次に、繊維をギ酸20mlとホルマリン20
mlのおよび水60mlの混合液中に浸し、90℃で2時
間加熱したのち、水、1N−水酸化ナトリウム水
溶液、水、1N−塩酸、水で順次洗つて、ジメチ
ルアミノメチル化ポリスチレン繊維(本発明試料
4)を得た。この繊維の全交換容量は2.70ミリ当
量/gで、含水度(PH7.4)は4.0であつた。 実施例 2 リポ多糖体E.Coli 026:B6(フエノール抽出
法、デイフコラボラトリーズ社製)を0.1mg/ml
の濃度で分散させた水10mlに表2の各試料0.20g
を入れ、37℃で2時間振とうしたのち、No.2の定
性ろ紙でろ過し、ろ液についてリポ多糖体の濃度
をフエノール・硫酸法(検体2ml、5%フエノー
ル水 1ml、濃硫酸5ml:485mμ)で求めた。
結果を表2に示す。いずれの試料も、0.07M−リ
ン酸緩衝液で洗浄して、PH7.4に調整したのち、
真空乾燥して用いた。 表からアミノ基含有繊維が、リポ多糖体(グラ
ム陰性菌細胞壁成分)の吸着に優れていることが
わかる。 各試料は以下のように調製した。
実施例1の原料繊維3gを20%ジエチルアミ
ン・ジメチルスルホキサイド溶液中、50℃で7時
間加熱したのち、繊維をよく水洗して、ジエチル
アミノアセトアミドメチル化ポリスチレン繊維
(本発明繊維5)を得た。この繊維の交換容量は
2.21ミリ当量/gで、含水度(PH7.4)は0.4であ
つた。 〔本発明繊維6〕 実施例1の原料繊維から、本発明繊維3を作る
際のトリエチルアミンの代りにトリメチルアミン
30%水溶液を用い、本発明繊維3と同様に処理し
て、トリメチルアンモニウムアセトアミドメチル
化ポリスチレン繊維(本発明繊維6)を得た。こ
の繊維の中性塩分解容量は1.80ミリ当量/g、全
交換容量は2.52ミリ当量/g、含水度(PH7.4)
は2.2であつた。 〔本発明繊維7〕 本発明繊維6を作る際のトリメチルアミン水溶
液の代りにトリn−プロピルアミン30g、エタノ
ール60gおよびジメチルスルホキサイド60gの混
合溶液を用い、同様に処理して、トリn−プロピ
ルアンモニウムアセトアミドメチル化ポリスチレ
ン繊維(本発明繊維7)を得た。この繊維の中性
塩分解容量は1.64ミリ当量/gであり(全交換容
量も同じ)、含水度(PH7.4)は1.6であつた。 〔本発明繊維8〕 原料繊維を6N−塩酸中、15時間還流加熱した
のち、水洗して得た。アミノメチル化ポリスチレ
ン繊維である。交換容量は3.13ミリ当量/gで含
水度(PH7.4)は2.1であつた。 〔比較繊維1〕 本発明繊維8を過剰量の無水コハク酸・ピリジ
ン(5g/100ml)で処理したのち、水洗して調
整した。含水度(PH7.4)は1.3であつた。 実施例 3 本発明繊維3を5gとり、内径1.5cmのクロマ
トカラムにつめ、無菌生理的食塩水1で洗浄し
た。次に、Escheria coli strain B(sigma社)
1mgとリポ多糖体E.Coli 055:B5(デイフコ社)
1mgを溶解した生理的食塩水1を上記カラムに
20℃で5ml/minの速度で通液した。溶出液につ
いてリムラス・プレゲル法でエンドトキシンの存
在量を調べたところ、10mg/ml以下であつた。 実施例 4 各試料毎に6本の試験管(外径24mm)を用意
し、その中に15mg、30mg、50mg、80mg、160mgお
よび300mgの試料を入れ、つぎに、10mlのリポ多
糖体水溶液(E・Coli 055:B5、トリクロル酢
酸抽出法、デイフコラボラトリーズ社製、0.11
mg/ml)を入れて、20℃で6時間振とうしたの
ち、No.2の定性ろ紙でろ過し、ろ液についてリポ
多糖体の濃度を求め、残存法で吸着能を算出し
て、等温吸着線を求めた。各試料の吸着能を比較
するため、等温吸着線から残存濃度が0.05mg/ml
のときの吸着能を求め、表3に示した。また、各
試料について、牛血清アルブミン0.6mg/mlと牛
血清γ−グロブリン0.6mg/mlの混合水溶液から
のアルブミン吸着能(試料0.3g、タンパク水溶
液20ml:20℃、20時間振とう:アルブミンB−テ
スト・ワコーによるアルブミン定量法による残存
法で算出)をあわせて示す。 表から、本発明繊維はイオン交換樹脂IRA−
938と比較して、アルブミン吸着能が低いにもか
かわらず、リポ多糖体の吸着能は非常に大きいこ
とがわかる。とりわけ、アミノ基が主鎖と長い鎖
を介して結合しているもの(本発明繊維9,10)
がすぐれていた。 各試料は以下のように調製した。
ン・ジメチルスルホキサイド溶液中、50℃で7時
間加熱したのち、繊維をよく水洗して、ジエチル
アミノアセトアミドメチル化ポリスチレン繊維
(本発明繊維5)を得た。この繊維の交換容量は
2.21ミリ当量/gで、含水度(PH7.4)は0.4であ
つた。 〔本発明繊維6〕 実施例1の原料繊維から、本発明繊維3を作る
際のトリエチルアミンの代りにトリメチルアミン
30%水溶液を用い、本発明繊維3と同様に処理し
て、トリメチルアンモニウムアセトアミドメチル
化ポリスチレン繊維(本発明繊維6)を得た。こ
の繊維の中性塩分解容量は1.80ミリ当量/g、全
交換容量は2.52ミリ当量/g、含水度(PH7.4)
は2.2であつた。 〔本発明繊維7〕 本発明繊維6を作る際のトリメチルアミン水溶
液の代りにトリn−プロピルアミン30g、エタノ
ール60gおよびジメチルスルホキサイド60gの混
合溶液を用い、同様に処理して、トリn−プロピ
ルアンモニウムアセトアミドメチル化ポリスチレ
ン繊維(本発明繊維7)を得た。この繊維の中性
塩分解容量は1.64ミリ当量/gであり(全交換容
量も同じ)、含水度(PH7.4)は1.6であつた。 〔本発明繊維8〕 原料繊維を6N−塩酸中、15時間還流加熱した
のち、水洗して得た。アミノメチル化ポリスチレ
ン繊維である。交換容量は3.13ミリ当量/gで含
水度(PH7.4)は2.1であつた。 〔比較繊維1〕 本発明繊維8を過剰量の無水コハク酸・ピリジ
ン(5g/100ml)で処理したのち、水洗して調
整した。含水度(PH7.4)は1.3であつた。 実施例 3 本発明繊維3を5gとり、内径1.5cmのクロマ
トカラムにつめ、無菌生理的食塩水1で洗浄し
た。次に、Escheria coli strain B(sigma社)
1mgとリポ多糖体E.Coli 055:B5(デイフコ社)
1mgを溶解した生理的食塩水1を上記カラムに
20℃で5ml/minの速度で通液した。溶出液につ
いてリムラス・プレゲル法でエンドトキシンの存
在量を調べたところ、10mg/ml以下であつた。 実施例 4 各試料毎に6本の試験管(外径24mm)を用意
し、その中に15mg、30mg、50mg、80mg、160mgお
よび300mgの試料を入れ、つぎに、10mlのリポ多
糖体水溶液(E・Coli 055:B5、トリクロル酢
酸抽出法、デイフコラボラトリーズ社製、0.11
mg/ml)を入れて、20℃で6時間振とうしたの
ち、No.2の定性ろ紙でろ過し、ろ液についてリポ
多糖体の濃度を求め、残存法で吸着能を算出し
て、等温吸着線を求めた。各試料の吸着能を比較
するため、等温吸着線から残存濃度が0.05mg/ml
のときの吸着能を求め、表3に示した。また、各
試料について、牛血清アルブミン0.6mg/mlと牛
血清γ−グロブリン0.6mg/mlの混合水溶液から
のアルブミン吸着能(試料0.3g、タンパク水溶
液20ml:20℃、20時間振とう:アルブミンB−テ
スト・ワコーによるアルブミン定量法による残存
法で算出)をあわせて示す。 表から、本発明繊維はイオン交換樹脂IRA−
938と比較して、アルブミン吸着能が低いにもか
かわらず、リポ多糖体の吸着能は非常に大きいこ
とがわかる。とりわけ、アミノ基が主鎖と長い鎖
を介して結合しているもの(本発明繊維9,10)
がすぐれていた。 各試料は以下のように調製した。
ヘキサメチレンジアミンの50%水溶液25mlと50
%ジメチルアミン水溶液1975mlの混合溶液78mlを
とり、この中に原料繊維5.4gを入れ、25〜30℃
で24時間反応させた。繊維をよく水洗したのち、
PH7.4の0.07M−リン酸緩衝液で緩衝化し、50℃
で真空乾燥した。繊維1g中のジメチルアミノ基
の量は2.17ミリモル、ヘキサメチレンジアミン単
位量は0.22ミリモル(無水酢酸によるアセチル化
法で求めた)であつた。含水度(PH7.4)は1.4で
あつた。 〔本発明繊維10〕 ウンデカメチレンジアミン1.2gを50%ジメチ
ルアミン水溶液140mlに溶解し、この中に、4.5g
の原料繊維を入れ、25〜30℃で48時間反応させ
た。繊維を0.1N−塩酸および水でよく洗つたの
ち、0.07M−リン酸緩衝液(PH7.4)で緩衝化し、
次に、50℃で真空乾燥した。繊維1g中のジメチ
ルアミノ基量は2.31ミリモル、ウンデカメチレン
ジアミン単位量は0.086ミリモル(アセチル化法)
であつた。含水度(PH7.4)は1.4であつた。
%ジメチルアミン水溶液1975mlの混合溶液78mlを
とり、この中に原料繊維5.4gを入れ、25〜30℃
で24時間反応させた。繊維をよく水洗したのち、
PH7.4の0.07M−リン酸緩衝液で緩衝化し、50℃
で真空乾燥した。繊維1g中のジメチルアミノ基
の量は2.17ミリモル、ヘキサメチレンジアミン単
位量は0.22ミリモル(無水酢酸によるアセチル化
法で求めた)であつた。含水度(PH7.4)は1.4で
あつた。 〔本発明繊維10〕 ウンデカメチレンジアミン1.2gを50%ジメチ
ルアミン水溶液140mlに溶解し、この中に、4.5g
の原料繊維を入れ、25〜30℃で48時間反応させ
た。繊維を0.1N−塩酸および水でよく洗つたの
ち、0.07M−リン酸緩衝液(PH7.4)で緩衝化し、
次に、50℃で真空乾燥した。繊維1g中のジメチ
ルアミノ基量は2.31ミリモル、ウンデカメチレン
ジアミン単位量は0.086ミリモル(アセチル化法)
であつた。含水度(PH7.4)は1.4であつた。
Claims (1)
- 1 グラム陰性菌で汚染された水または水溶液
を、アミノ基含有繊維と接触させることを特徴と
する水または水溶液中のグラム陰性菌および該細
胞壁成分の除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57220314A JPS59112888A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 水溶液中のパイロジエンの除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57220314A JPS59112888A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 水溶液中のパイロジエンの除去方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59112888A JPS59112888A (ja) | 1984-06-29 |
| JPH0331516B2 true JPH0331516B2 (ja) | 1991-05-07 |
Family
ID=16749195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57220314A Granted JPS59112888A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 水溶液中のパイロジエンの除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59112888A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01117823A (ja) * | 1987-10-29 | 1989-05-10 | Daicel Chem Ind Ltd | 生化学物質の分離剤 |
| FR2657076B1 (fr) * | 1990-01-15 | 1992-09-04 | Inst Textile De France | Utilisation de cellulose greffee pour l'epuration des eaux. |
| EP3329989B1 (en) * | 2015-07-30 | 2022-08-31 | Nagase ChemteX Corporation | Use of endotoxin adsorbent |
-
1982
- 1982-12-17 JP JP57220314A patent/JPS59112888A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59112888A (ja) | 1984-06-29 |
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