JPH0331529B2 - - Google Patents
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- JPH0331529B2 JPH0331529B2 JP61136309A JP13630986A JPH0331529B2 JP H0331529 B2 JPH0331529 B2 JP H0331529B2 JP 61136309 A JP61136309 A JP 61136309A JP 13630986 A JP13630986 A JP 13630986A JP H0331529 B2 JPH0331529 B2 JP H0331529B2
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- band
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D51/00—Making hollow objects
- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/38—Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures
- B21D51/383—Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures scoring lines, tear strips or pulling tabs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D51/00—Making hollow objects
- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/38—Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures
- B21D51/44—Making closures, e.g. caps
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、易開口性蓋の製造方法に関するもの
で、より詳細には、開口時におけるスコア破断部
のケガからの保護作用及びスコア部の防錆性に優
れた易開口性蓋の製造方法に関する。 (従来の技術) 従来、罐詰用の易開口性罐蓋としては、フルオ
ープン罐と一般に言われているものが知られてい
る。この罐蓋は罐蓋に開口すべき部分を区画する
開封用スコアを設けると共に、この開口すべき部
分に開口用タブを設けたものであり、開封に際し
てはスコアが剪断されて開口すべき部分が罐蓋周
辺部から取外される。この取外れた部分の周囲に
は鋭利な切断端縁があり、これに指を触れること
によりケガをするという事故が屡々生ずる。 スコア切断により形成される鋭利な剪断端縁
を、予じめ罐蓋に施した樹脂被覆帯で覆うことに
より、前述したケガを防止することについても多
くの提案が行われており、例えば、特公昭54−
20907号公報には、プレス加工により蓋材に破断
用切溝(スコア)を刻設すると共に把手取付部
(開封用タブ)を一体成形し、巻締部にシーリン
グ剤を施こし、蓋板を予熱後前記切溝上及び切溝
の両周辺にかけて加熱溶融状態の肉盛材を被着
し、蓋板を容器胴部に被蓋して巻締めることから
なる簡易開封可能の容器の製法が記載されてい
る。 (発明が解決しようとする問題点) 従来の易開口性蓋の開封用タブの固定はリベツ
ト打ちで行われており、この工程は、一般にバブ
ル、バブルリフオーム、ボタン、スコア及びステ
イクの順に行うことがスコア破損防止及び位置決
め上必須不可欠であり、このため開封用タブを取
付けた後のスコアに保護用樹脂を施こすことが必
要であつた。 しかして、開封開始部のスコア上には開封用タ
ブの押裂用先端(ノーズ)を位置させる必要があ
ることからこの押裂用先端の下のスコア部には、
有機樹脂被覆を設けることができず、スコア部全
体を完全に被覆することは困難であつた。このた
め、スコア破断後の切断端縁の保護が不完全なも
のとなり、また未被覆のスコア部における発錆や
孔食という問題を生じる。 樹脂被覆の塗装を高速化するためには、蓋又は
ライニングガンの回転速度を高くして、塗布を短
時間で終了させる必要があるが、蓋又はライニン
グガンの回転速度を上げると、開封用タブの影と
なつた部分に未塗布の部分を生じ、安全性、スコ
ア部の防錆性及び防食性の点で問題を生じる。 また、有機樹脂の塗布工程で、開封用タブ先端
にも樹脂が施され蓋又はライニングの回転速度を
上げると、タブに衝突した樹脂の一部がはじき飛
ばされて蓋のチヤツクウオール部に付着し、後工
程、特に蓋を巻締る工程に悪影響を与える。 更に、前述した回転塗布工程では、ガンノズル
先端と蓋の距離を少なくともタブの厚み分だけ離
さなければならないが、蓋又はライニングガンの
回転速度を上げると、蓋に付着する直前の有機樹
脂が遠心力で外方へ飛散し、有機樹脂被覆帯の巾
が一様でなくなり、外観不良により商品価値を大
きく減じることになる。 従つて、本発明は、従来のスコア保護型易開口
性蓋の従来の製法における上記諸欠点を解消し、
スコア全体が完全に保護樹脂被覆帯で被覆され、
安全性、防錆性及び防食性に優れ、しかも外観特
性にも優れたスコア保護型易開口性蓋の製法を提
供することを課題とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明者等は、スコア保護型易開口性蓋の製造
を下記の工程順、すなわち蓋用の両面塗装金属素
材を蓋に成形し且つ該蓋のパネル部の大部分と一
致する開口すべき部分を区画する少なくとも一条
のスコアを刻設すると共に該スコアの内側のもの
よりも小間隔をおいて更に内側にリム部乃至段差
部を形成する工程と、開封用タブの固定に先立つ
て、スコアを跨ぎ且つスコア部及びリム部乃至段
差部にスコア防錆用をも兼ねしかも指をスコア切
断端縁から保護するエラストマー樹脂の被覆(以
下単に有機樹脂被覆帯と呼ぶことがある)を帯状
に施す工程と、被覆されたスコア乃至その近傍上
に押裂用先端が位置するように開封用タブを開口
すべき部分に接着固定する工程とで行うことによ
り、上記課題が達成されることを見出した。 (作用) 本発明によれば、開封用タブの蓋への取付け及
び固定を接着により行うことによりり、リベツト
形成の各工程(バルブ、バルブリフオーム、ボタ
ン及びステイク)が不要となり、開封用タブの位
置決めの厳密性を緩和されることから、スコア刻
設工程と開封用タブの固着工程とを分離すること
が可能となり、スコア刻設工程と開封用タブ固着
工程との間に、有機樹脂被覆帯の塗布工程を設け
ることが可能となる。 しかも、開封用タブの固着に先立つて有機樹脂
被覆帯を塗布するため、スコア全周にわたつて、
厚み、巾が一様で完全な被覆帯を形成させること
ができる。 また、蓋やライニングガンの高速回転で被覆帯
の塗布工程を高速化する場合にも、タブが付いて
いないため、タブの影になる部分がなく、被覆の
完全さが維持されると共に、塗布時におけるタブ
による有機樹脂のはじき飛ばしを生ずることもな
くなる。更に、タブが付いていないため、ライニ
ングガン・ノズルと蓋との距離を十分に近ずける
ことが可能となり、意図したパターン及び寸法内
の有機樹脂被覆帯の形成が可能となる。 更に、スコアの内側のものよりも小間隔をおい
て更に内側にリブ部乃至段差部が形成されている
ので、このリブ部乃至段差部がエラストマー樹脂
から成る帯状の被覆と係合し、この被覆が径外方
向に引張られて移動するのが防止され、被覆の外
周部から剥離が進行する。従つて、缶蓋の開口に
際して、被覆は途中で破断されることがなく、開
口用部分の切断端縁よりも外方に突出した状態と
なり、この突出部分によつて切断端縁の保護が有
効に行われるのである。 (発明の作用効果) 本発明によれば、以上の作用により、スコア全
体が保護樹脂被覆帯で被覆され、安全性、防錆性
及び防食性に優れ、しかも外観特性にも優れたス
コア保護型易開口性蓋を提供することができる。
また、上記易開口性蓋を、高速でしかも少ない工
程数で製造することが可能となる。 (発明の好適実施態様) 第一工程で得られる蓋の上面を示す第1図、そ
の側断面を示す第2図及び要部の拡大断面を示す
第3図において、この罐蓋1は、第3図に示す通
り、金属素材2とその外面全面に施された外面保
護塗膜3a及びその内面全面に施された内面保護
塗膜3bとから成る断面構造を有している。 この蓋1は、外周に周状の溝部4と溝部に環状
リム部(チヤツクウオール部)5を介して連なる
パネル部6とを備えており、溝部4には罐胴フラ
ンジ(図示せず)との二重巻締に際して、これと
密封係号されるシーリングコンパウンド層7が設
けられている。環状リム部5の内方には、スコア
8で区画される開口されるべき部分9がある。こ
の開口用部分9はパネル部6の大部分と実質上一
致していてもよいし、パネル部6の一部が開口用
部分であつてもよい。スコア8は、第3図の拡大
断面図に示す通り、金属素材2の厚み方向の途中
に達するように設けられている。スコア8は開封
に際して破断されるものであるが、スコア8の残
留厚みを薄くするために、開封用スコア8の内側
及び/又は外側に第二スコア10を設けていても
よい。 図面に示す具体例では、開口用部分9を区画す
るスコア8よりも内側には第二スコア10と、更
に第二スコアよりも小間隔をおいて内側にリム部
乃至段差部11とが設けられている。 第1乃至第3図に示す蓋への成形及びスコア刻
設は、それ自体公知の罐蓋成形用プレス装置を用
いて行うことができる。また、シーリングコンパ
ウンド層7の形成は、シーリングコンパウンドの
水性ラテツクスや溶液を、ライニングノズルを介
して回転下にある蓋の溝へ施こし、乾燥すること
により行なわれる。このシーリングコンパウンド
の施用工程は、第1工程と第2工程との間、第2
工程と第3工程との間或いは第3工程後等の任意
の段階で行い得ることが理解されるべきである。 第二工程で得られる蓋の上面を示す第4図、そ
の側断面を示す第5図及び要部の断面を示す第6
図において、罐蓋1の外面側には、スコア8を跨
ぐようにエラストマーから成るスコア切断端縁保
護用樹脂被覆帯12が設けられている。この樹脂
被覆帯12はスコア8の全周にわたつて設けられ
ており、しかも第6図によく示される通り、スコ
ア8よりも外側には比較的小さい巾で、且つスコ
ア8よりも内側には、第二スコア10及びリム部
11を完全に覆うように比較的広い巾で設けられ
ている。また、樹脂被覆帯12は開封用スコア8
の内部にも充填されると共にその両側辺にも密着
しており、開封用スコア8に対する防錆及び防食
用被覆としての作用をも兼ねていることが了解さ
れよう。これは、第二スコア10に関しても同様
である。 第4乃至6図に示す保護用樹脂被覆帯の塗布
は、この樹脂を塗布可能な形状、例えば溶融乃至
軟化状態或いは分散液乃至溶液可能な状態におい
て、ライニングガンを介して第1乃至3図の蓋に
施こし、樹脂を固化させることにより形成され
る。 第三工程で得られる蓋の上面を示す第7図、そ
の側断面を示す第8図及びその要部拡大断面を示
す第9図において、この開封用タブ13は、一端
にスコア押裂き用先端14、他端に把持部(リン
グ)15及びこれらの間に位置し且つ蓋に対して
接合される支点部分16を有している。この具体
例において、支点部分16は、先端14とリング
15との間でタブに、形状がほぼU字形の切目1
7を、支点部分16と先端14との間に接続部1
8が存在するように設けて舌片状とすることによ
り形成されている。開封用タブ13の押裂き用先
端14は、蓋体のスコア8とその位置がほぼ一致
するように、舌片状の支点部分16において、蓋
体の開口用部分9と、熱可塑性樹脂接着剤層19
を介して熱接着されることにより固定されてい
る。 第7乃至9図に示す蓋体は、蓋体1と開封用タ
ブ13の支点部分16とを、両者の間に位置する
接着剤層19が溶融状態にある条件下で押圧し、
しかる後加圧下に接着剤層19を冷却固化させる
ことにより得られる。この工程で、接着剤層19
の加熱溶融は蓋体の対応する部分を高周波誘導加
熱することにより極めて短時間の内に行われ、一
方電源をカツトした状態で押圧を持続することに
より、熱の伝熱放散により、接着剤の冷却固化が
比較的短時間の内に生じる。 第7乃至9図に示す罐蓋の開口に際しては、開
封用タブ13のリング15を指で撮み、これを上
方に持上げると、この力が支点部分16を介して
押裂用先端14に下向きの力として伝達され、ス
コア8に下向きの押裂力が加わり、スコア8の剪
断が開始される。次いで開封用タブ13を更に上
に持ち上げることにより、開口用部分9も上方に
持ち上げられ、スコア8の剪断が更に進行して、
開口用部分の取外しが行われる。この開口途中の
段階を説明する第10図において、スコア8の剪
断開口時には開口用部分9とその外周部20との
間には段差が生じていることがわかる。前述した
第二スコア10やリム部11は、樹脂被覆帯12
と係合して、この被覆帯12が径外方向に引張ら
れて移動するのを阻止し且つ固定する作用を有し
ていることが理解されよう。また、開口用部分9
とその外周部20との間に形成される段差によ
り、被覆帯12の開口用部分の切断端縁21より
も外方に突出した部分22では外周部20との間
に剥離が進行し、且つこの突出部分22が切断端
縁21と指との接触を防止するプロテクターとし
て作用することも了解されよう。 罐蓋を形成する金属素材は、表面処理鋼板やア
ルミニウム板或いはアルミニウム箔等の金属箔と
樹脂フイルムとの積層体であつてよいが、本発明
は剛性のある鋭利な切断端縁が形成され易い表面
処理鋼板から成る易開封性罐蓋に特に有用であ
る。表面処理鋼板としては、電解クロム酸処理鋼
板(TFS)、錫メツチ鋼板(ブリキ)、ニツケル
メツキ鋼板、錫ニツケル合金メツキ鋼板、アルミ
メツキ鋼板等を挙げることができるが、これらの
例に限定されない。金属素材は、一般に0.10乃至
0.40mm、特に0.12乃至0.35mmの厚みを有するもの
がよい。 保護塗膜としては、前述した金属素材に対して
優れた密着性を示すそれ自体公知の任意の保護塗
料が使用される。この塗料としては、熱硬化性或
いは熱可塑性の樹脂塗料、例えばフエノール・エ
ポキシ塗料、アミノ・エポキシ塗料、エポキシ・
エステル塗料等の変性エポキシ塗料;例えば塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体部分ケン化物、塩化ビニル−酢酸
ビニル−無水マレイン酸共重合体、エポキシ変性
−、エポキシアミノ変性−或いはエポキシフエノ
ール変性−ビニル樹脂塗料等のビニル又は変性ビ
ニル塗料;アクリル樹脂系塗料;油性塗料;アル
キツド塗料;ポリエステル塗料;スチレン−ブタ
ジエン系共重合体等の合成ゴム系塗料等が使用さ
れる。 密着性と耐腐食性とに優れたプライマー塗料の
代表的なものは、種々のフエノール類とホルアル
ビトから誘導されるレゾール型フエノール−アル
デヒド樹脂と、ビスフエノール型エポキシ樹脂と
から成るフエノール−エポキシ系塗料であり、特
にフエノール樹脂とエポキシ樹脂とを90:10乃至
5:95の重量比で含有する塗料である。この塗料
は更に加工性にも優れており、スコア加工に付し
た場合にも、スコア加工部(スコアの裏面)の耐
腐食性が良好であるという利点を有している。こ
のタイプの塗料は、タブの固定に用いるポリアミ
ド系接着剤にも優れた密着性を有している。 密着性及び耐腐食性に優れた保護塗料の他の代
表例は、極性基を有する塩化ビニル共重合樹脂塗
料である。この塗料は、カルボキシル基、酸無水
物基、エポキシ基等の極性基を、樹脂100g当り
50乃至2000ミリモルの濃度で含有するものであ
り、アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン
酸、アクリル酸又はメタクリル酸のヒドロキシ−
プロピル又はエチルエステル、グリシジルアクリ
レート(メタクリレート)等を、必要に応じ酢酸
ビニル等の他のコモノマーと共に、塩化ビニルと
共重合させることにより得られる樹脂を含有する
塗料である。水酸基は共重合体中の酢酸ビニル単
位をケン化することによつても供給されうるし、
またエポキシ基はエポキシ樹脂やエポキシフエノ
ール塗料で共重合体を変性することによつても供
給し得る。 勿論、これらの塗膜は、単層構成でもよく、ま
たベースコートとトツプコートの組合せのように
複層構成であつても何等差支えない。 更に、ベースコート上に印刷を施こし、その上
に仕上ニスを施こすことも勿論可能である。 塗膜の厚みは、前述した目的が達成される限
り、特に制限はないが、一般的に言つて、0.2乃
至30μm、特に1乃至20μmの範囲にあるのが望
ましい。 開封用タブは、罐蓋を構成する素材と同種或い
は異種の素材から形成されていてもよい。例えば
アルミニウム或いはアルミニウム合金のような軽
金属板から形成されていてもよいし、また表面処
理鋼板から形成されていてもよい。また十分な剛
性を有するものであれば、プラスチツク材料から
形成されたものであつてもよい。 開封用タブの固定を熱可塑性接着剤で行う場
合、アミド反復単位及び/又はエステル反復単位
含有樹脂が好ましく、融点或いは軟化点が50乃至
300℃、特に80乃至270℃の範囲にあるホモ乃至コ
ポリアミド、コポリエステル或いはこれらの2種
以上のブレンド物が使用される。 開封用スコア8は、スコア部における残留厚み
が、素板厚の1/8乃至1/2で且つ絶対的厚みが0.2
乃至0.9mm、特に0.3乃至0.8mmの範囲となるような
ものであることが望ましい。 一方、罐蓋−樹脂被覆帯係合機構となる第二ス
コアは、樹脂の充填と両者の係合とが可能となる
ような該寸法を有するべきであり、スコアの開口
部巾が0.03mm以上好ましくは0.05mm以上、より好
ましくは0.07mm以上であり、且つスコアのテーパ
角度が150度以下、特に135度以下の範囲にあるこ
とが望ましい。また、係合機構となるリム部乃至
段差部の段差寸法は0.10乃至1.00mm、特に0.15乃
至0.60mmの範囲にあることが望ましく、水平面に
対してなす角度は20乃至90度、特に30乃至85度で
あることが望ましい。 樹脂被覆帯としては、多くにエラストマー、例
えば軟質塩化ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、スチレン−ブタジエンブロツク共重合
体、ポリウレタン等の熱可塑性エラストマーの他
に、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロ
ピレン−ジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴ
ム、ニトリル−ブタジエンゴム、ポリブタジエ
ン、ポリイソプレン、ブチルゴム等のゴムも使用
し得る。樹脂被覆帯の単位幅当りの接着強度(A)は
例えば粘着付与剤の添加によつて一定の範囲内に
することができる。粘着付与剤としてはクマロン
樹脂、フエノール、テルペン系樹脂、石油系炭化
水素樹脂、ロジン誘導体等を用いることができ
る。また樹脂被覆帯の単位幅当りの強さ(T)も
樹脂被覆帯の引張り強度及び厚さを選ぶことによ
り一定の範囲内にすることができる。 本発明において、用いる樹脂被覆帯が下記式 2000g/cm>A>10g/cm ……(1) T>20g/cm ……(2) T>2/3(A−C) ……(3) 式中、Aは樹脂被覆帯と蓋との単位巾(cm)当
りの接着強度であり、Tは樹脂被覆帯の単位巾
(cm)当りの強さであり、Cは定数(900)である を満足する樹脂被覆帯である場合には、樹脂被覆
帯の破断を防止しながら開封に際し、開口すべき
部分への被覆帯の固定と罐蓋周辺部からの被覆帯
の剥離とを確実に行い得るので好ましい。 これらの樹脂は、溶液、ラテツクス、プラスチ
ゾル、オルガノゾル等の形で罐蓋の表面に施こ
す。スコア内への充填を確実に行うためには、塗
布液の粘度は40000cps以下とするのが望ましい。 樹脂被覆帯の厚みは、巾方向に平均して一般に
0.005乃至0.5mm、特に0.01乃至0.30mmとすること
が望ましく、また保護効果の点で、スコア8から
外方への突出寸法は0.005乃至3mm、特に0.01乃
至2mmの範囲とすることが望ましい。 (実施例) 本発明を更に、次の実施例で具体的に説明す
る。 実施例、比較例の評価は次の様に行なつた。 1 有機樹脂被覆帯の状態 1−1 スコア上の被覆度 有機樹脂を蓋外面スコア周辺上に塗布する
ことにより有機樹脂被覆帯を得た後、全スコ
ア長を完全に被覆しているものを評点3、被
覆されていないスコア長の全スコア長に対す
る割合が99〜95%のものを評点2、この割合
が95%未満のものを評点1と評価した。 1−2 被覆帯の均一性 1−1で得た有機樹脂被覆帯の巾を全長に
亘り測定し、(被覆帯の最小巾)÷(被覆帯の
最大巾)が1〜0.70の範囲を評点3、0.69〜
0.50の範囲を評点2、0.50未満の範囲を評点
1と評価した。 2 実罐でのスコア部の発錆状態 2−1 加熱殺菌直後 有機樹脂被覆帯を設けた蓋を常法によりカ
ツオ味付を充填したツナ3号罐の罐胴に巻締
し116℃で90分間加熱殺菌後、蓋外面スコア
上の発錆状態を実体顕微鏡で観察し、スコア
部に発錆が無いものを評点3、発錆している
スコア長に対する割合が99〜95%のものを評
点2、この割合が95%未満のものを評点1と
評価した。 2−2 2−1で得た加熱殺菌処理をした実罐を室
温で1年間貯蔵後、2−1と同様にして評価
を行なつた。 3 安全性 有機樹脂被覆帯を設けた蓋を開口し、開口片
の切断端面上の有機樹脂帯を肉眼観察し、切断
端面上を有機樹脂帯が完全に被覆しているもの
を評点3、被覆されていない切断端面部の長さ
の全切断端面長に対する割合が99〜95%のもの
を評点2、この割合が95%未満のものを評点1
と評価した。 実施例 1 金属クロム量が100mg/m2、非金属クロム層中
のクロム量が15mg/m2である市販の電解クロム酸
処理鋼板(厚み0.20mm)の両面にエポキシ−フエ
ノール系塗料を乾燥後の厚さが5μmになるよう
に塗布し、210℃で10分間焼付を行つた。この塗
装電解クロム酸処理鋼板を、第2図に示すような
形状の211径用蓋に成形すべく、プレス成形し、
カール部には常法によりシーリングコンパウンド
を塗布乾燥した。次に蓋の外面側に直径58mmの円
状にスコア残厚45μmになるようにスコア加工を
行つた。 この様にして得た蓋、外面スコア部分の周辺
に、ノズルライニング装置を用い、蓋の回転速度
800RPM、ノズル先端と蓋との距離約1mmの条件
で塩ビ・プラスチゾルコンパウンド(粘度
2000cps)を60mg/蓋に厚みで塗布した後、150℃
で2分間加熱した。 この様にして得た蓋に、両面にエポキシ−フエ
ノール系プライマーを塗装したアルミニウム合金
製タブをナイロン系接着剤を用いて220℃で接着
した。この蓋の内面側にエポキシ−フエノール系
塗料を乾燥後の厚みが60mg/蓋になる様にスプレ
ー塗装し、200℃で4分加熱焼付を行なつた。 こうして得た易開口性罐蓋について、有機樹脂
被覆帯の状態評価、実罐でのスコア部の発錆状態
評価、安全性評価を行なつた。その結果を表1に
示す。 実施例 2、3、4 実施例2、3及び4は、塩ビ・プラスチゾルコ
ンパウンドの厚みをそれぞれ100mg/蓋、140mg/
蓋、200mg/蓋に変更する以外は実施例1と同様
にして易開口性蓋を製造し、実施例1と同様にし
て、各評価を行なつた。結果を表1に示す。 比較例 1 実施例1と同様にしてスコア加工を行なつた
後、常法によりリベツトでアルミニウム合金製タ
ブを蓋に接合した。 この様にして得た蓋にノズル先端と蓋との距離
を約3mmに変更する以外は実施例1と同様にして
塩ビ・プラスチゾルコンパウンドを塗布、乾燥及
びエポキシ−フエノール系塗料をスプレー塗装、
焼付した後、各評価を行なつた。結果を表1に示
す。 比較例 2、3及び4 比較例2、3及び4は、塩ビ・プラスチゾルコ
ンパウンドの厚みをそれぞれ100mg/蓋、140mg/
蓋、200mg/蓋に変更する以外は比較例1と同様
にして各評価を行なつた。結果を表1に示す。 実施例 5 りん酸クロム酸処理(クロム量が200mg/dm2)
をした市販のアルミニウム板(0.25mm厚、5052
材)の両面にエポキシ−フエノール系塗料を乾燥
後の厚みが5μmになる様に塗布し、210℃で10分
間焼付を行なつた。 この塗装アルミニウム板をプレスを用いて211
径用の蓋成形を行ない次いでカール部に常法によ
りシーリングコンパウンドを塗布乾燥した。次に
蓋の外面側に直径58mmの円状にスコア残厚80μm
になる様にスコア加工を行なつた。 この様にして得た蓋外面スコア部分の周辺に、
スプレーガンを用い、蓋の回転速度400RPM、ス
プレーガンノズル先端と蓋との距離約1mmの条件
で塩ビ・オルガノゾル(粘度150cps)を60mg/蓋
に厚みで塗布した後150℃で2分間加熱した。 この様にして得た蓋に両面にエポキシ−フエノ
ール系プライマーを塗装したアルミニウム合金製
タブをナイロン系接着剤を用いて220℃で接着し
た。 この蓋の内面側にエポキシ−フエノール系塗料
を乾燥後に厚みが60mg/蓋になる様にスプレー塗
装し、200℃で4分加熱焼付を行なつた。 こうして得た易開口性罐蓋について、実施例1
と同様の各評価を行なつた。結果を表1に示す。 実施例 6、7、8 実施例6、7及び8は、塩ビ・オルガノゾルの
厚みをそれぞれ100mg/蓋、140mg/蓋、200mg/
蓋に変更する以外は実施例5と同様にして易開口
性蓋を製造し、実施例5と同様の各評価を行なつ
た。結果を表1に示す。 比較例 5 比較例5は、実施例5と同様にしてスコア加工
を行なつた後、常法によりリベツトでアルミニウ
ム合金製タブを蓋に接合した。 この様にして得た蓋に、スプレーガンノズル先
端と蓋との距離を約3mmに変更する以外は実施例
5と同様にして、塩ビ・オルガノゾルを塗布、乾
燥及びエポキシ−フエノール系塗料をスプレー塗
装、焼付した後各評価を行なつた。結果を表1に
示す。 実施例1〜8、比較例1〜8より、スコア部周
辺に有機樹脂被覆帯を設けた後、タブを接合する
方法は、タブを接合後に有機樹脂被覆帯を設ける
方法に比べ、有機樹脂被覆帯の状態、スコア部の
発錆状態、開口時の安全性全てに優れた易開口性
蓋が得られるばかりでなく、高速生産性にも優れ
ていることが判る。 【表】
で、より詳細には、開口時におけるスコア破断部
のケガからの保護作用及びスコア部の防錆性に優
れた易開口性蓋の製造方法に関する。 (従来の技術) 従来、罐詰用の易開口性罐蓋としては、フルオ
ープン罐と一般に言われているものが知られてい
る。この罐蓋は罐蓋に開口すべき部分を区画する
開封用スコアを設けると共に、この開口すべき部
分に開口用タブを設けたものであり、開封に際し
てはスコアが剪断されて開口すべき部分が罐蓋周
辺部から取外される。この取外れた部分の周囲に
は鋭利な切断端縁があり、これに指を触れること
によりケガをするという事故が屡々生ずる。 スコア切断により形成される鋭利な剪断端縁
を、予じめ罐蓋に施した樹脂被覆帯で覆うことに
より、前述したケガを防止することについても多
くの提案が行われており、例えば、特公昭54−
20907号公報には、プレス加工により蓋材に破断
用切溝(スコア)を刻設すると共に把手取付部
(開封用タブ)を一体成形し、巻締部にシーリン
グ剤を施こし、蓋板を予熱後前記切溝上及び切溝
の両周辺にかけて加熱溶融状態の肉盛材を被着
し、蓋板を容器胴部に被蓋して巻締めることから
なる簡易開封可能の容器の製法が記載されてい
る。 (発明が解決しようとする問題点) 従来の易開口性蓋の開封用タブの固定はリベツ
ト打ちで行われており、この工程は、一般にバブ
ル、バブルリフオーム、ボタン、スコア及びステ
イクの順に行うことがスコア破損防止及び位置決
め上必須不可欠であり、このため開封用タブを取
付けた後のスコアに保護用樹脂を施こすことが必
要であつた。 しかして、開封開始部のスコア上には開封用タ
ブの押裂用先端(ノーズ)を位置させる必要があ
ることからこの押裂用先端の下のスコア部には、
有機樹脂被覆を設けることができず、スコア部全
体を完全に被覆することは困難であつた。このた
め、スコア破断後の切断端縁の保護が不完全なも
のとなり、また未被覆のスコア部における発錆や
孔食という問題を生じる。 樹脂被覆の塗装を高速化するためには、蓋又は
ライニングガンの回転速度を高くして、塗布を短
時間で終了させる必要があるが、蓋又はライニン
グガンの回転速度を上げると、開封用タブの影と
なつた部分に未塗布の部分を生じ、安全性、スコ
ア部の防錆性及び防食性の点で問題を生じる。 また、有機樹脂の塗布工程で、開封用タブ先端
にも樹脂が施され蓋又はライニングの回転速度を
上げると、タブに衝突した樹脂の一部がはじき飛
ばされて蓋のチヤツクウオール部に付着し、後工
程、特に蓋を巻締る工程に悪影響を与える。 更に、前述した回転塗布工程では、ガンノズル
先端と蓋の距離を少なくともタブの厚み分だけ離
さなければならないが、蓋又はライニングガンの
回転速度を上げると、蓋に付着する直前の有機樹
脂が遠心力で外方へ飛散し、有機樹脂被覆帯の巾
が一様でなくなり、外観不良により商品価値を大
きく減じることになる。 従つて、本発明は、従来のスコア保護型易開口
性蓋の従来の製法における上記諸欠点を解消し、
スコア全体が完全に保護樹脂被覆帯で被覆され、
安全性、防錆性及び防食性に優れ、しかも外観特
性にも優れたスコア保護型易開口性蓋の製法を提
供することを課題とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明者等は、スコア保護型易開口性蓋の製造
を下記の工程順、すなわち蓋用の両面塗装金属素
材を蓋に成形し且つ該蓋のパネル部の大部分と一
致する開口すべき部分を区画する少なくとも一条
のスコアを刻設すると共に該スコアの内側のもの
よりも小間隔をおいて更に内側にリム部乃至段差
部を形成する工程と、開封用タブの固定に先立つ
て、スコアを跨ぎ且つスコア部及びリム部乃至段
差部にスコア防錆用をも兼ねしかも指をスコア切
断端縁から保護するエラストマー樹脂の被覆(以
下単に有機樹脂被覆帯と呼ぶことがある)を帯状
に施す工程と、被覆されたスコア乃至その近傍上
に押裂用先端が位置するように開封用タブを開口
すべき部分に接着固定する工程とで行うことによ
り、上記課題が達成されることを見出した。 (作用) 本発明によれば、開封用タブの蓋への取付け及
び固定を接着により行うことによりり、リベツト
形成の各工程(バルブ、バルブリフオーム、ボタ
ン及びステイク)が不要となり、開封用タブの位
置決めの厳密性を緩和されることから、スコア刻
設工程と開封用タブの固着工程とを分離すること
が可能となり、スコア刻設工程と開封用タブ固着
工程との間に、有機樹脂被覆帯の塗布工程を設け
ることが可能となる。 しかも、開封用タブの固着に先立つて有機樹脂
被覆帯を塗布するため、スコア全周にわたつて、
厚み、巾が一様で完全な被覆帯を形成させること
ができる。 また、蓋やライニングガンの高速回転で被覆帯
の塗布工程を高速化する場合にも、タブが付いて
いないため、タブの影になる部分がなく、被覆の
完全さが維持されると共に、塗布時におけるタブ
による有機樹脂のはじき飛ばしを生ずることもな
くなる。更に、タブが付いていないため、ライニ
ングガン・ノズルと蓋との距離を十分に近ずける
ことが可能となり、意図したパターン及び寸法内
の有機樹脂被覆帯の形成が可能となる。 更に、スコアの内側のものよりも小間隔をおい
て更に内側にリブ部乃至段差部が形成されている
ので、このリブ部乃至段差部がエラストマー樹脂
から成る帯状の被覆と係合し、この被覆が径外方
向に引張られて移動するのが防止され、被覆の外
周部から剥離が進行する。従つて、缶蓋の開口に
際して、被覆は途中で破断されることがなく、開
口用部分の切断端縁よりも外方に突出した状態と
なり、この突出部分によつて切断端縁の保護が有
効に行われるのである。 (発明の作用効果) 本発明によれば、以上の作用により、スコア全
体が保護樹脂被覆帯で被覆され、安全性、防錆性
及び防食性に優れ、しかも外観特性にも優れたス
コア保護型易開口性蓋を提供することができる。
また、上記易開口性蓋を、高速でしかも少ない工
程数で製造することが可能となる。 (発明の好適実施態様) 第一工程で得られる蓋の上面を示す第1図、そ
の側断面を示す第2図及び要部の拡大断面を示す
第3図において、この罐蓋1は、第3図に示す通
り、金属素材2とその外面全面に施された外面保
護塗膜3a及びその内面全面に施された内面保護
塗膜3bとから成る断面構造を有している。 この蓋1は、外周に周状の溝部4と溝部に環状
リム部(チヤツクウオール部)5を介して連なる
パネル部6とを備えており、溝部4には罐胴フラ
ンジ(図示せず)との二重巻締に際して、これと
密封係号されるシーリングコンパウンド層7が設
けられている。環状リム部5の内方には、スコア
8で区画される開口されるべき部分9がある。こ
の開口用部分9はパネル部6の大部分と実質上一
致していてもよいし、パネル部6の一部が開口用
部分であつてもよい。スコア8は、第3図の拡大
断面図に示す通り、金属素材2の厚み方向の途中
に達するように設けられている。スコア8は開封
に際して破断されるものであるが、スコア8の残
留厚みを薄くするために、開封用スコア8の内側
及び/又は外側に第二スコア10を設けていても
よい。 図面に示す具体例では、開口用部分9を区画す
るスコア8よりも内側には第二スコア10と、更
に第二スコアよりも小間隔をおいて内側にリム部
乃至段差部11とが設けられている。 第1乃至第3図に示す蓋への成形及びスコア刻
設は、それ自体公知の罐蓋成形用プレス装置を用
いて行うことができる。また、シーリングコンパ
ウンド層7の形成は、シーリングコンパウンドの
水性ラテツクスや溶液を、ライニングノズルを介
して回転下にある蓋の溝へ施こし、乾燥すること
により行なわれる。このシーリングコンパウンド
の施用工程は、第1工程と第2工程との間、第2
工程と第3工程との間或いは第3工程後等の任意
の段階で行い得ることが理解されるべきである。 第二工程で得られる蓋の上面を示す第4図、そ
の側断面を示す第5図及び要部の断面を示す第6
図において、罐蓋1の外面側には、スコア8を跨
ぐようにエラストマーから成るスコア切断端縁保
護用樹脂被覆帯12が設けられている。この樹脂
被覆帯12はスコア8の全周にわたつて設けられ
ており、しかも第6図によく示される通り、スコ
ア8よりも外側には比較的小さい巾で、且つスコ
ア8よりも内側には、第二スコア10及びリム部
11を完全に覆うように比較的広い巾で設けられ
ている。また、樹脂被覆帯12は開封用スコア8
の内部にも充填されると共にその両側辺にも密着
しており、開封用スコア8に対する防錆及び防食
用被覆としての作用をも兼ねていることが了解さ
れよう。これは、第二スコア10に関しても同様
である。 第4乃至6図に示す保護用樹脂被覆帯の塗布
は、この樹脂を塗布可能な形状、例えば溶融乃至
軟化状態或いは分散液乃至溶液可能な状態におい
て、ライニングガンを介して第1乃至3図の蓋に
施こし、樹脂を固化させることにより形成され
る。 第三工程で得られる蓋の上面を示す第7図、そ
の側断面を示す第8図及びその要部拡大断面を示
す第9図において、この開封用タブ13は、一端
にスコア押裂き用先端14、他端に把持部(リン
グ)15及びこれらの間に位置し且つ蓋に対して
接合される支点部分16を有している。この具体
例において、支点部分16は、先端14とリング
15との間でタブに、形状がほぼU字形の切目1
7を、支点部分16と先端14との間に接続部1
8が存在するように設けて舌片状とすることによ
り形成されている。開封用タブ13の押裂き用先
端14は、蓋体のスコア8とその位置がほぼ一致
するように、舌片状の支点部分16において、蓋
体の開口用部分9と、熱可塑性樹脂接着剤層19
を介して熱接着されることにより固定されてい
る。 第7乃至9図に示す蓋体は、蓋体1と開封用タ
ブ13の支点部分16とを、両者の間に位置する
接着剤層19が溶融状態にある条件下で押圧し、
しかる後加圧下に接着剤層19を冷却固化させる
ことにより得られる。この工程で、接着剤層19
の加熱溶融は蓋体の対応する部分を高周波誘導加
熱することにより極めて短時間の内に行われ、一
方電源をカツトした状態で押圧を持続することに
より、熱の伝熱放散により、接着剤の冷却固化が
比較的短時間の内に生じる。 第7乃至9図に示す罐蓋の開口に際しては、開
封用タブ13のリング15を指で撮み、これを上
方に持上げると、この力が支点部分16を介して
押裂用先端14に下向きの力として伝達され、ス
コア8に下向きの押裂力が加わり、スコア8の剪
断が開始される。次いで開封用タブ13を更に上
に持ち上げることにより、開口用部分9も上方に
持ち上げられ、スコア8の剪断が更に進行して、
開口用部分の取外しが行われる。この開口途中の
段階を説明する第10図において、スコア8の剪
断開口時には開口用部分9とその外周部20との
間には段差が生じていることがわかる。前述した
第二スコア10やリム部11は、樹脂被覆帯12
と係合して、この被覆帯12が径外方向に引張ら
れて移動するのを阻止し且つ固定する作用を有し
ていることが理解されよう。また、開口用部分9
とその外周部20との間に形成される段差によ
り、被覆帯12の開口用部分の切断端縁21より
も外方に突出した部分22では外周部20との間
に剥離が進行し、且つこの突出部分22が切断端
縁21と指との接触を防止するプロテクターとし
て作用することも了解されよう。 罐蓋を形成する金属素材は、表面処理鋼板やア
ルミニウム板或いはアルミニウム箔等の金属箔と
樹脂フイルムとの積層体であつてよいが、本発明
は剛性のある鋭利な切断端縁が形成され易い表面
処理鋼板から成る易開封性罐蓋に特に有用であ
る。表面処理鋼板としては、電解クロム酸処理鋼
板(TFS)、錫メツチ鋼板(ブリキ)、ニツケル
メツキ鋼板、錫ニツケル合金メツキ鋼板、アルミ
メツキ鋼板等を挙げることができるが、これらの
例に限定されない。金属素材は、一般に0.10乃至
0.40mm、特に0.12乃至0.35mmの厚みを有するもの
がよい。 保護塗膜としては、前述した金属素材に対して
優れた密着性を示すそれ自体公知の任意の保護塗
料が使用される。この塗料としては、熱硬化性或
いは熱可塑性の樹脂塗料、例えばフエノール・エ
ポキシ塗料、アミノ・エポキシ塗料、エポキシ・
エステル塗料等の変性エポキシ塗料;例えば塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体部分ケン化物、塩化ビニル−酢酸
ビニル−無水マレイン酸共重合体、エポキシ変性
−、エポキシアミノ変性−或いはエポキシフエノ
ール変性−ビニル樹脂塗料等のビニル又は変性ビ
ニル塗料;アクリル樹脂系塗料;油性塗料;アル
キツド塗料;ポリエステル塗料;スチレン−ブタ
ジエン系共重合体等の合成ゴム系塗料等が使用さ
れる。 密着性と耐腐食性とに優れたプライマー塗料の
代表的なものは、種々のフエノール類とホルアル
ビトから誘導されるレゾール型フエノール−アル
デヒド樹脂と、ビスフエノール型エポキシ樹脂と
から成るフエノール−エポキシ系塗料であり、特
にフエノール樹脂とエポキシ樹脂とを90:10乃至
5:95の重量比で含有する塗料である。この塗料
は更に加工性にも優れており、スコア加工に付し
た場合にも、スコア加工部(スコアの裏面)の耐
腐食性が良好であるという利点を有している。こ
のタイプの塗料は、タブの固定に用いるポリアミ
ド系接着剤にも優れた密着性を有している。 密着性及び耐腐食性に優れた保護塗料の他の代
表例は、極性基を有する塩化ビニル共重合樹脂塗
料である。この塗料は、カルボキシル基、酸無水
物基、エポキシ基等の極性基を、樹脂100g当り
50乃至2000ミリモルの濃度で含有するものであ
り、アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン
酸、アクリル酸又はメタクリル酸のヒドロキシ−
プロピル又はエチルエステル、グリシジルアクリ
レート(メタクリレート)等を、必要に応じ酢酸
ビニル等の他のコモノマーと共に、塩化ビニルと
共重合させることにより得られる樹脂を含有する
塗料である。水酸基は共重合体中の酢酸ビニル単
位をケン化することによつても供給されうるし、
またエポキシ基はエポキシ樹脂やエポキシフエノ
ール塗料で共重合体を変性することによつても供
給し得る。 勿論、これらの塗膜は、単層構成でもよく、ま
たベースコートとトツプコートの組合せのように
複層構成であつても何等差支えない。 更に、ベースコート上に印刷を施こし、その上
に仕上ニスを施こすことも勿論可能である。 塗膜の厚みは、前述した目的が達成される限
り、特に制限はないが、一般的に言つて、0.2乃
至30μm、特に1乃至20μmの範囲にあるのが望
ましい。 開封用タブは、罐蓋を構成する素材と同種或い
は異種の素材から形成されていてもよい。例えば
アルミニウム或いはアルミニウム合金のような軽
金属板から形成されていてもよいし、また表面処
理鋼板から形成されていてもよい。また十分な剛
性を有するものであれば、プラスチツク材料から
形成されたものであつてもよい。 開封用タブの固定を熱可塑性接着剤で行う場
合、アミド反復単位及び/又はエステル反復単位
含有樹脂が好ましく、融点或いは軟化点が50乃至
300℃、特に80乃至270℃の範囲にあるホモ乃至コ
ポリアミド、コポリエステル或いはこれらの2種
以上のブレンド物が使用される。 開封用スコア8は、スコア部における残留厚み
が、素板厚の1/8乃至1/2で且つ絶対的厚みが0.2
乃至0.9mm、特に0.3乃至0.8mmの範囲となるような
ものであることが望ましい。 一方、罐蓋−樹脂被覆帯係合機構となる第二ス
コアは、樹脂の充填と両者の係合とが可能となる
ような該寸法を有するべきであり、スコアの開口
部巾が0.03mm以上好ましくは0.05mm以上、より好
ましくは0.07mm以上であり、且つスコアのテーパ
角度が150度以下、特に135度以下の範囲にあるこ
とが望ましい。また、係合機構となるリム部乃至
段差部の段差寸法は0.10乃至1.00mm、特に0.15乃
至0.60mmの範囲にあることが望ましく、水平面に
対してなす角度は20乃至90度、特に30乃至85度で
あることが望ましい。 樹脂被覆帯としては、多くにエラストマー、例
えば軟質塩化ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、スチレン−ブタジエンブロツク共重合
体、ポリウレタン等の熱可塑性エラストマーの他
に、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロ
ピレン−ジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴ
ム、ニトリル−ブタジエンゴム、ポリブタジエ
ン、ポリイソプレン、ブチルゴム等のゴムも使用
し得る。樹脂被覆帯の単位幅当りの接着強度(A)は
例えば粘着付与剤の添加によつて一定の範囲内に
することができる。粘着付与剤としてはクマロン
樹脂、フエノール、テルペン系樹脂、石油系炭化
水素樹脂、ロジン誘導体等を用いることができ
る。また樹脂被覆帯の単位幅当りの強さ(T)も
樹脂被覆帯の引張り強度及び厚さを選ぶことによ
り一定の範囲内にすることができる。 本発明において、用いる樹脂被覆帯が下記式 2000g/cm>A>10g/cm ……(1) T>20g/cm ……(2) T>2/3(A−C) ……(3) 式中、Aは樹脂被覆帯と蓋との単位巾(cm)当
りの接着強度であり、Tは樹脂被覆帯の単位巾
(cm)当りの強さであり、Cは定数(900)である を満足する樹脂被覆帯である場合には、樹脂被覆
帯の破断を防止しながら開封に際し、開口すべき
部分への被覆帯の固定と罐蓋周辺部からの被覆帯
の剥離とを確実に行い得るので好ましい。 これらの樹脂は、溶液、ラテツクス、プラスチ
ゾル、オルガノゾル等の形で罐蓋の表面に施こ
す。スコア内への充填を確実に行うためには、塗
布液の粘度は40000cps以下とするのが望ましい。 樹脂被覆帯の厚みは、巾方向に平均して一般に
0.005乃至0.5mm、特に0.01乃至0.30mmとすること
が望ましく、また保護効果の点で、スコア8から
外方への突出寸法は0.005乃至3mm、特に0.01乃
至2mmの範囲とすることが望ましい。 (実施例) 本発明を更に、次の実施例で具体的に説明す
る。 実施例、比較例の評価は次の様に行なつた。 1 有機樹脂被覆帯の状態 1−1 スコア上の被覆度 有機樹脂を蓋外面スコア周辺上に塗布する
ことにより有機樹脂被覆帯を得た後、全スコ
ア長を完全に被覆しているものを評点3、被
覆されていないスコア長の全スコア長に対す
る割合が99〜95%のものを評点2、この割合
が95%未満のものを評点1と評価した。 1−2 被覆帯の均一性 1−1で得た有機樹脂被覆帯の巾を全長に
亘り測定し、(被覆帯の最小巾)÷(被覆帯の
最大巾)が1〜0.70の範囲を評点3、0.69〜
0.50の範囲を評点2、0.50未満の範囲を評点
1と評価した。 2 実罐でのスコア部の発錆状態 2−1 加熱殺菌直後 有機樹脂被覆帯を設けた蓋を常法によりカ
ツオ味付を充填したツナ3号罐の罐胴に巻締
し116℃で90分間加熱殺菌後、蓋外面スコア
上の発錆状態を実体顕微鏡で観察し、スコア
部に発錆が無いものを評点3、発錆している
スコア長に対する割合が99〜95%のものを評
点2、この割合が95%未満のものを評点1と
評価した。 2−2 2−1で得た加熱殺菌処理をした実罐を室
温で1年間貯蔵後、2−1と同様にして評価
を行なつた。 3 安全性 有機樹脂被覆帯を設けた蓋を開口し、開口片
の切断端面上の有機樹脂帯を肉眼観察し、切断
端面上を有機樹脂帯が完全に被覆しているもの
を評点3、被覆されていない切断端面部の長さ
の全切断端面長に対する割合が99〜95%のもの
を評点2、この割合が95%未満のものを評点1
と評価した。 実施例 1 金属クロム量が100mg/m2、非金属クロム層中
のクロム量が15mg/m2である市販の電解クロム酸
処理鋼板(厚み0.20mm)の両面にエポキシ−フエ
ノール系塗料を乾燥後の厚さが5μmになるよう
に塗布し、210℃で10分間焼付を行つた。この塗
装電解クロム酸処理鋼板を、第2図に示すような
形状の211径用蓋に成形すべく、プレス成形し、
カール部には常法によりシーリングコンパウンド
を塗布乾燥した。次に蓋の外面側に直径58mmの円
状にスコア残厚45μmになるようにスコア加工を
行つた。 この様にして得た蓋、外面スコア部分の周辺
に、ノズルライニング装置を用い、蓋の回転速度
800RPM、ノズル先端と蓋との距離約1mmの条件
で塩ビ・プラスチゾルコンパウンド(粘度
2000cps)を60mg/蓋に厚みで塗布した後、150℃
で2分間加熱した。 この様にして得た蓋に、両面にエポキシ−フエ
ノール系プライマーを塗装したアルミニウム合金
製タブをナイロン系接着剤を用いて220℃で接着
した。この蓋の内面側にエポキシ−フエノール系
塗料を乾燥後の厚みが60mg/蓋になる様にスプレ
ー塗装し、200℃で4分加熱焼付を行なつた。 こうして得た易開口性罐蓋について、有機樹脂
被覆帯の状態評価、実罐でのスコア部の発錆状態
評価、安全性評価を行なつた。その結果を表1に
示す。 実施例 2、3、4 実施例2、3及び4は、塩ビ・プラスチゾルコ
ンパウンドの厚みをそれぞれ100mg/蓋、140mg/
蓋、200mg/蓋に変更する以外は実施例1と同様
にして易開口性蓋を製造し、実施例1と同様にし
て、各評価を行なつた。結果を表1に示す。 比較例 1 実施例1と同様にしてスコア加工を行なつた
後、常法によりリベツトでアルミニウム合金製タ
ブを蓋に接合した。 この様にして得た蓋にノズル先端と蓋との距離
を約3mmに変更する以外は実施例1と同様にして
塩ビ・プラスチゾルコンパウンドを塗布、乾燥及
びエポキシ−フエノール系塗料をスプレー塗装、
焼付した後、各評価を行なつた。結果を表1に示
す。 比較例 2、3及び4 比較例2、3及び4は、塩ビ・プラスチゾルコ
ンパウンドの厚みをそれぞれ100mg/蓋、140mg/
蓋、200mg/蓋に変更する以外は比較例1と同様
にして各評価を行なつた。結果を表1に示す。 実施例 5 りん酸クロム酸処理(クロム量が200mg/dm2)
をした市販のアルミニウム板(0.25mm厚、5052
材)の両面にエポキシ−フエノール系塗料を乾燥
後の厚みが5μmになる様に塗布し、210℃で10分
間焼付を行なつた。 この塗装アルミニウム板をプレスを用いて211
径用の蓋成形を行ない次いでカール部に常法によ
りシーリングコンパウンドを塗布乾燥した。次に
蓋の外面側に直径58mmの円状にスコア残厚80μm
になる様にスコア加工を行なつた。 この様にして得た蓋外面スコア部分の周辺に、
スプレーガンを用い、蓋の回転速度400RPM、ス
プレーガンノズル先端と蓋との距離約1mmの条件
で塩ビ・オルガノゾル(粘度150cps)を60mg/蓋
に厚みで塗布した後150℃で2分間加熱した。 この様にして得た蓋に両面にエポキシ−フエノ
ール系プライマーを塗装したアルミニウム合金製
タブをナイロン系接着剤を用いて220℃で接着し
た。 この蓋の内面側にエポキシ−フエノール系塗料
を乾燥後に厚みが60mg/蓋になる様にスプレー塗
装し、200℃で4分加熱焼付を行なつた。 こうして得た易開口性罐蓋について、実施例1
と同様の各評価を行なつた。結果を表1に示す。 実施例 6、7、8 実施例6、7及び8は、塩ビ・オルガノゾルの
厚みをそれぞれ100mg/蓋、140mg/蓋、200mg/
蓋に変更する以外は実施例5と同様にして易開口
性蓋を製造し、実施例5と同様の各評価を行なつ
た。結果を表1に示す。 比較例 5 比較例5は、実施例5と同様にしてスコア加工
を行なつた後、常法によりリベツトでアルミニウ
ム合金製タブを蓋に接合した。 この様にして得た蓋に、スプレーガンノズル先
端と蓋との距離を約3mmに変更する以外は実施例
5と同様にして、塩ビ・オルガノゾルを塗布、乾
燥及びエポキシ−フエノール系塗料をスプレー塗
装、焼付した後各評価を行なつた。結果を表1に
示す。 実施例1〜8、比較例1〜8より、スコア部周
辺に有機樹脂被覆帯を設けた後、タブを接合する
方法は、タブを接合後に有機樹脂被覆帯を設ける
方法に比べ、有機樹脂被覆帯の状態、スコア部の
発錆状態、開口時の安全性全てに優れた易開口性
蓋が得られるばかりでなく、高速生産性にも優れ
ていることが判る。 【表】
第1図は本発明の第1工程で得られる蓋の上面
図、第2図は第1図の断面図、第3図は第2図の
要部の拡大断面図、第4図は本発明の第二工程で
得られる蓋の上面図、第5図は第4図の側断面
図、第6図は第5図の要部の拡大断面図、第7図
は本発明の第三工程で得られる蓋の上面図、第8
図は第7図の側断面図、第9図は第8図の要部の
拡大断面図、第10図は開口途中の段階を説明す
る図である。 1は罐蓋、2は金属素材、3aは外面保護塗
膜、3bは内面保護塗膜、4は外周の周状の溝
部、5は環状リム部、6はパネル部、7はシーリ
ングコンパウンド層、8はスコア、9は開口され
るべき部分、10は第二スコア、11はリム部乃
至段差部、12は切断端縁保護用樹脂被覆帯、1
3は開封用タブ、14はスコア押裂き用先端、1
5は把持部(リング)、16は支点部分、17は
U字形の切目、18は接続部、19は熱可塑性樹
脂接着剤層、20は外周部、21は切断端縁、2
2は外方に突出した部分。
図、第2図は第1図の断面図、第3図は第2図の
要部の拡大断面図、第4図は本発明の第二工程で
得られる蓋の上面図、第5図は第4図の側断面
図、第6図は第5図の要部の拡大断面図、第7図
は本発明の第三工程で得られる蓋の上面図、第8
図は第7図の側断面図、第9図は第8図の要部の
拡大断面図、第10図は開口途中の段階を説明す
る図である。 1は罐蓋、2は金属素材、3aは外面保護塗
膜、3bは内面保護塗膜、4は外周の周状の溝
部、5は環状リム部、6はパネル部、7はシーリ
ングコンパウンド層、8はスコア、9は開口され
るべき部分、10は第二スコア、11はリム部乃
至段差部、12は切断端縁保護用樹脂被覆帯、1
3は開封用タブ、14はスコア押裂き用先端、1
5は把持部(リング)、16は支点部分、17は
U字形の切目、18は接続部、19は熱可塑性樹
脂接着剤層、20は外周部、21は切断端縁、2
2は外方に突出した部分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 蓋用の両面塗装金属素材を蓋に成形し且つ該
蓋のパネル部の大部分と一致する開口すべき部分
を区画する少なくとも一条のスコアを刻設すると
共に該スコアの内側のものよりも小間隔をおいて
更に内側にリム部乃至段差部を形成する工程と、 開封用タブの固定に先立つて、スコアを跨ぎ且
つスコア部及びリム部乃至段差部にスコア防錆用
をも兼ねしかも指をスコア切断端縁から保護する
エラストマー樹脂の被覆を帯状に施す工程と、 被覆されたスコア乃至その近傍上に押裂用先端
が位置するように開封用タブを開口すべき部分に
接着固定する工程と から成ることを特徴とする易開口性蓋の製造方
法。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61136309A JPS62292229A (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | 易開口性蓋の製造方法 |
| AU75171/87A AU597682B2 (en) | 1986-06-13 | 1987-06-12 | Easy-to-open can lid able to protect cut edge of score and producing process thereof |
| KR1019880700175A KR920007804B1 (ko) | 1986-06-13 | 1987-06-12 | 스코어 절단 단연이 보호될 수 있는 개봉이 용이한 뚜껑 및 그 제조법 |
| DE8787903915T DE3784019T2 (de) | 1986-06-13 | 1987-06-12 | Leicht zu oeffnender behaelterdeckel mit geschuetztem kerblinienrand und verfahren zur herstellung desselben. |
| PCT/JP1987/000382 WO1987007581A1 (fr) | 1986-06-13 | 1987-06-12 | Couvercle de boite facile a ouvrir et permettant une protection du bord de coupe de l'entaille, et procede de production |
| US07/188,793 US4887732A (en) | 1986-06-13 | 1987-06-12 | Easy-open lid in which score cut edge can be covered and process for preparation thereof |
| EP87903915A EP0268690B1 (en) | 1986-06-13 | 1987-06-12 | Easy-to-open can lid able to protect cut edge of score and producing process thereof |
| DK076288A DK76288A (da) | 1986-06-13 | 1988-02-15 | Letoplukkeligt beholderlukke |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61136309A JPS62292229A (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | 易開口性蓋の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62292229A JPS62292229A (ja) | 1987-12-18 |
| JPH0331529B2 true JPH0331529B2 (ja) | 1991-05-07 |
Family
ID=15172182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61136309A Granted JPS62292229A (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | 易開口性蓋の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62292229A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4829581A (ja) * | 1971-08-14 | 1973-04-19 | ||
| JPS5420907A (en) * | 1977-07-15 | 1979-02-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Charging apparatus for mud to mud gun |
| FR2459239A1 (fr) * | 1979-06-20 | 1981-01-09 | Logeais Labor Jacques | Nouveaux derives amines du benzothiazole, leur procede de preparation et leur application en therapeutique |
-
1986
- 1986-06-13 JP JP61136309A patent/JPS62292229A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62292229A (ja) | 1987-12-18 |
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